◇◆◇◆◇ふるさとメール能美◇◆◇◆◇                     2010.3.25≪No.62≫ 皆さんこんにちは。「ふるさとメール能美」≪No.62≫をお届けします。 さて、ふるさとメール能美は、勝手ながら今回を持って終了します。長い間ご利用いただき、ありがとうございました。今後は、ホームページなどの充実を図り、皆さんへ情報を発信していきます。これからも能美市をよろしくお願いします。 ◇ ◆◇今月のニュース◇◆◇ ◇ 辰口温泉街に無料の足湯がオープンします ◇ 鈴木雄介選手が学生日本新記録で、全日本競歩能美大会初優勝 ◇ のみでん桜フェスティバル ●辰口温泉街に無料の足湯がオープンします  3月28日、辰口温泉街に辰口温泉足湯がオープンします。さらに周辺の無電柱化工事も行われ、観光地にふさわしい美しい街並みになりました。これらの完成によって、平成16年から行われてきた辰口地区の中心街活性化事業が完了します。  完成した足湯は、昨年7月にオープンした里山の湯と温泉街を結ぶ散策路の途中に位置しています。散策路からは、文豪・泉鏡花が愛した辰口温泉の街並みや豊かな自然など、風情漂う景色を楽しむことができ、温泉地ならではの施設が加わることで、散策の魅力がより深まります。 日ごろの疲れを癒し、リフレッシュする場として、ぜひお立ち寄りください。 ■温泉はかけ流し、女性更衣スペースもあります  足湯は、歴史ある温泉街に調和する和風の造りになっています。寒さや雨風に影響されずに利用できるよう屋根や壁を設け、女性専用の更衣スペースも設置しています。利用できる時間帯は扉を開放し、だれもが自由に出入りできるようになっています。  湯槽は、温泉をかけ流し、常に清潔な状態を保っています。湯の深さ30センチ、温度は40〜42℃で、底には足つぼを刺激する玉砂利が敷き詰めてあります。  利用者が顔を合わせて会話を楽しめるよう、足湯のベンチはコの字型に設置しています。大人9人がゆったりと座れるスペースで、高齢者や障害のある人も安全に利用できるよう、手すりのある席も設けています。 ■問い合わせ 都市計画課(55・8508) ●鈴木雄介選手が学生日本新記録で、全日本競歩能美大会初優勝  3月14日、市役所根上庁舎前発着の周回2qコースで第34回全日本競歩能美大会が開催され、国内外から328人の選手が出場しました。  男子20qでは、地元松が岡出身の鈴木雄介選手(順天堂大)が見事、1時間20分6秒の日本学生新記録をマーク、初優勝を飾りました。このレースは、今年11月に中国広州で開かれる第16回アジア競技大会代表選手選考競技会とアジア陸上競技選手権大会、日本学生選手権大会を兼ねて行われ、アジアの強豪たちの中で、鈴木選手は終始先頭で日本記録に迫る積極的なレースを展開し、途中計時の10qでも39分53秒の日本新記録をマークしました。  鈴木選手は、2月に母校の辰口中学校で教育実習を行っており、多くの生徒たちから大きな声援を受けました。レース後のインタビューでは、その声援が心の支えになったと話し、「勝てる選手、勝負強い選手になりたい。2011年の世界選手権では入賞、12年のロンドン五輪ではメダルを取れる選手に成長したい」と力強く答えていました。今春大学を卒業、実業団で世界を目指していきます。 ●のみでん桜フェスティバル  子どもたちの太鼓演奏や南京玉すだれなどの舞台発表のほか、各種模擬店では「ごはんば〜が」などの軽食を販売。暖かい日差しの下で、能美の旬を味わいながら春を楽しんでください。また、いしかわ動物園でトキの分散飼育が始まったことを記念し、トキをデザインした九谷焼の盃(作家 山近剛さん作、3,000円税込)を販売するほか、博物館ではトキに関する資料を展示します。 ■日時 10時〜13時 ■場所 のみでん広場(能美市立博物館隣)  ■問い合わせ 能美市立博物館(52・8050) 「ふるさとメール能美」 お問い合わせ・・・ 能美市市民生活部まちづくり推進課 рO761・52・8006 E-mail machisui@city.nomi.lg.jp                  URL http://www.city.nomi.ishikawa.jp ---------------------------------------------------------------------- 01:しおりやブローチ押し花の作品並ぶ 能美市根上でアート展 02:大正琴の優雅な調べ響かせる 能美市でおさらい会 03:トキ、待望の産卵 いしかわ動物園 国内3カ所目 4月下旬にも「2世」    04:小物入れや鮮やかリース 能美市で展示 05:3人の個性光る陶芸や絵画、書 能美市で叢生会 06:71施設廃止、転用へ 能美市が行革案を提示 07:来年7月に操業開始 能美市で日本ガイシ、石川工場着工  08:松井選手に紅白の千羽鶴 小松市の鈴さんが手作り、贈る 09:研修の成果披露 能美市で九谷焼技能向上発表会 10:「ふるさとも応援」 松井選手 能美市根上に応援懸垂幕 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年03月28日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎しおりやブローチ押し花の作品並ぶ 能美市根上でアート展  能美市根上地区の押し花教室「かたかごの会」の押し花アート展(本社後援) は26日、同市大成町のブティック「しのぶの店」で始まり、約40点が並び 来場者の目を楽しませた。  コチョウランやバラ、ユリなどを使った作品やしおり、ブローチなどが展示 されている。4月4日まで。 〈02〉2010年03月28日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大正琴の優雅な調べ響かせる 能美市でおさらい会  能美市大正琴の会のおさらい会(本社後援)は27日、同市寺井地区公民館 で開かれ、会員約80人が優雅な調べを響かせた。  「大漁まつり」「大正琴一代」など6グループに分かれて披露した。総会で は事業計画案などを承認した。 〈03〉2010年03月28日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎トキ、待望の産卵 いしかわ動物園 国内3カ所目 4月下旬にも「2世」  いしかわ動物園(能美市)で27日、分散飼育しているトキが卵1個を産ん だことが確認された。産卵は同動物園では初めてで、佐渡トキ保護センター (新潟県佐渡市)、多摩動物公園(東京都日野市)に次いで3カ所目。有精卵 であれば、4月下旬にも2世が誕生する。「おめでた」を祝うように同日、加 賀市で40年ぶりに石川の空を飛ぶトキの姿が目撃された。  産卵したのは、1月8日に移送された2組4羽のうち、佐渡トキ保護センタ ーで繁殖実績のある8歳雄と6歳雌のペア。飼育員が巣の中に縦約7センチ、 横約4センチ、重さ約80グラムの卵を見つけた。  今後1週間で3〜4個の卵を断続的に産むと見られ、温度と湿度を調整でき るふ卵器に入れ、有精卵であるか判別する。  4羽のトキは首回りから背中の羽が黒灰色に変化し、産卵したペアは20日 から交尾行動が確認されていた。一方、同動物園で新たにペアになった5歳雄 と2歳雌も、雄が雌の背に覆いかぶさる擬(ぎ)交尾を行い、産卵に期待が高 まっている。  動物学習センター内に設けられた「展示・映像コーナー」では27日、雄と 雌が代わる代わる抱卵する様子が見られ、拍手を送る来園者も。羽咋市から家 族で訪れた岡野美咲さん(7)は「モニターで小さい卵が見えた。かわいい赤 ちゃんが産まれるといいな」と笑顔で話した。美馬(みま)秀夫園長は「産卵 という一つのハードルを越えたが、慎重に飼育を続け、2世が誕生すればうれ しい」と話した。 ●「孵化が楽しみ」 有精卵願う 羽咋市の村本さん  NPO法人日中朱鷺(とき)保護協会名誉会長の村本義雄さん(84)=羽 咋市上中山町=は「有精卵であってほしいし、孵化(ふか)を楽しみにしたい。 いしかわ動物園で順調に繁殖し、自然放鳥され、石川の空にトキが舞う日をぜ ひこの目で見たいとの思いを強くした」と話した。 ●40年ぶり希望の飛来 加賀市内で確認 その後黒部市へ  加賀市内で27日に確認されたトキは、佐渡市で2008年9月に放鳥され た10羽のうちの1羽とみられる。  トキを見つけた加賀市塩屋町の寺谷泰彦さん(56)によると、トキは同日 午前7時50分ごろ、同市大聖寺瀬越町の田んぼの用水路付近でしばらく羽を 休め、飛び去った。同じ個体とみられるトキは同日午後、黒部市で確認された。 寺谷さんは「長く野鳥観察を続けてきたが、まさか加賀でトキを見つけるとは。 驚いた」と話した。  08年に放鳥されたトキのうち4歳の雌1羽は、昨年5月中旬ごろから黒部 市や魚津市にいた。今月23日には加賀市に隣接するあわら市内に移動したこ とが判明している。  いしかわ動物園では「福井にいたので石川に来てもおかしくはない。見掛け た場合、驚かせないように節度を持って見守ってほしい」としている。  佐渡トキ保護センターによると、トキは3月下旬から6月下旬ごろまでが繁 殖期で、雌は雄を探して活動範囲を広げる傾向がある。「トキは背後に山があ る谷間を好み、餌を探す習性がある」(同センター野生復帰ステーション)と いう。 〈04〉2010年03月27日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小物入れや鮮やかリース 能美市で展示  リース&GLASS展(本社後援)はこのほど、能美市西二口町の根上勤労 青少年ホーム内喫茶トロイカで始まり、手作りの約100点が来場者の目を楽 しませた。  北國新聞文化センターアピタ松任スタジオの講師米田敦子さん=白山市村井 町=と能美市緑が丘の村田順子さんが出品し、バラのプリザーブドフラワーを 使った色鮮やかなリースや、ガラスやアクリル板を使った小物入れなどを展示 している。4月3日まで。 〈05〉2010年03月27日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎3人の個性光る陶芸や絵画、書 能美市で叢生会  能美市文化協会叢(そう)生(せい)会の3人展(本社後援)は26日、能 美市寺井地区公民館で始まり、陶芸と絵画、書の分野から1人ずつ出品し、秀 作を並べた。  松や竹を描いた香炉や杯のほか、雄大な白山を描いた絵画や、力強い書など が展示されている。4月4日まで。 〈06〉2010年03月27日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎71施設廃止、転用へ 能美市が行革案を提示  能美市議会全員協議会は26日開かれ、市側が行財政改革の素案を市議に提 示した。旧3町にある体育館などの似通った施設の統廃合では、156施設の うち71施設を廃止または転用、譲渡する必要があるとした。  協議会は非公開で開かれた。市側は体育館や公民館などの年間運営経費が一 般会計の1割にあたる約20億円に上ると説明。このまま推移すれば歳出が税 収を上回る状態が3年後に訪れるとし、類似施設の統廃合や合併前に策定した 新市建設計画(能美市合併まちづくり計画)の見直しが急務だと強調した。  新市建設計画については、合併特例債の使用を見込んで当初策定した約47 6億円の事業計画を約333億円に縮小する素案を提示した。市は2020年 度(平成32)年度までの10年計画で行革に取り組む。 〈07〉2010年03月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎来年7月に操業開始 能美市で日本ガイシ、石川工場着工   日本ガイシ(名古屋市)石川工場の起工式は25日、能美市新工業団地内で 行われた。自動車排ガス浄化用セラミックスの生産工場で、来年7月に操業を 始める。フル稼働で年間約800万個を生産し、売上高は100億円近くにな る見通し。  会見した松下雋社長は能美市に進出した理由について、大地震などの災害に 備えたリスク分散の狙いが大きいとし、「県、市の熱意もあった」と語った。  今後の見通しについては「自動車業界の回復は来年いっぱいまで掛かる」と 慎重な見方を示した。一方で排ガス規制によって今後、トラックや建機向けの 需要が伸びるとした。  石川工場は敷地面積約10万9千平方メートル、延べ床面積約1万9千平方 メートルで、投資額は約100億円。従業員はフル生産時で約100人を見込 み、3年以内に地元採用する予定。リーマン・ショック後の自動車市場の縮小 で半年遅れの着工となった。本社工場に並ぶ国内拠点となり、将来的には増設 も見込む。  式では松下社長のあいさつに続き、森喜朗元首相、谷本正憲知事が祝辞を述 べた。酒井悌次郎能美市長の発声で乾杯した。 〈08〉2010年03月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎松井選手に紅白の千羽鶴 小松市の鈴さんが手作り、贈る  日本絵手紙協会公認講師で北國新聞文化センター講師の鈴淑枝さん(61) =小松市高堂町=は25日、能美市の松井秀喜ベースボールミュージアムを訪 れ、米大リーグ・エンゼルスの松井秀喜選手の活躍を祈って紅白の千羽鶴を贈 った。  鈴さんは2005年からシーズン開幕前に千羽鶴を折っており、今回贈った 分を合わせると計6千羽となった。今回はエンゼルスのチームカラーである紅 白の千羽鶴を2月上旬から折り始めた。千羽鶴には「エンゼルスの天使になっ て」「ご健康で活躍願う」とのメッセージが添えられている。  鈴さんは「思いが届けばうれしい。松井選手が守備に就く姿が楽しみ」と開 幕を待ちわびている。 〈09〉2010年03月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎研修の成果披露 能美市で九谷焼技能向上発表会  県九谷焼陶磁器商工業協同組合連合会の「九谷焼技能向上研修発表会」は2 5日、能美市九谷焼資料館で始まった。1年間の研修を受けた同組合員ら約6 0人が研修中に制作した皿や陶板、つぼなど約200点を出品し、研修の成果 を披露した。28日まで。 〈10〉2010年03月26日(金)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎「ふるさとも応援」 松井選手 能美市根上に応援懸垂幕  能美市は26日、松井選手のエンゼルスでの活躍を願い、応援懸垂幕を同市 根上総合文化会館に設置した。  懸垂幕は高さ7・5メートル、幅1・2メートルで、エンゼルスのチームカ ラーである赤を基調とした。「新天地で感動を再び!」「ふるさとも応援して います」などのメッセージが書かれている。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「能美ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・能美の申し込みや解除は能美市や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   能美市のホームページは http://www.city.nomi.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------