□◆□◆□◆□ 第114号『ふるさとの薫り・七尾情報』 □◆□◆□◆□                        平成25年11月22日  冬の七尾は、海の幸が勢ぞろい。七尾湾で育った肉厚で甘みのある能登 かき、七尾沖の定置網で獲れる脂ののった寒ブリ、たらなど能登のまいもん が楽しめます。  今年4月にリニューアルオープンした「道の駅のとじま」では、座席数 120席があるフロアでゆっくりお食事が楽しめます。  また、七尾湾に浮かぶ能登島で、最大の漁港「F目漁港」から毎朝直送さ れる新鮮な魚介類が堪能できる「浜焼きコーナー」が好評です。自分たちで 選んだ魚介類をその場で焼いて食べれば、磯の香りと海の幸が口いっぱいに 広がります。    冬の味覚を味わいにぜひ能登・七尾へお越しください。  それでは、「第114号」をお届けします。 ---------------------------------------------------------------------- 七尾市は、市政を身近に感じ、たくさんの人に”ななおファン”になっていた だくきっかけづくりとして、七尾市公式『facebook(フェイスブック)』と 『Twitter(ツイッター)』を運用しています。 これまで以上に新鮮な情報を皆さんにお届けしますので、「いいね!」や「フ ォロー」をよろしくお願いします。 ■フェイスブック(表示名「七尾市役所」) ■ツイッター(表示名「七尾市」「@nanaocity」) 詳しくは↓ http://www.city.nanao.lg.jp/koho/shise/koho/sns/index.html ----------------------------------------------------------------------                                  ご意見、ご要望などは下記まで                ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●                 発行:七尾市市民生活部広報広聴課                   電話   0767−53−8423                   ファクス 0767−52−2812                   E-mail  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電話0767−53−8424    http://www.su-si.net/ =================================== ☆★☆ 3.和倉温泉スイーツめぐり ☆★☆        和倉温泉街でしか味わえない自慢のスイーツが勢ぞろいします!  スイーツめぐり券1枚につき、対象店舗の内3店のオススメ商品と引き換え できます。  各店イチ押しのスイーツでハッピーなひとときをお過ごしください。 ■開催期間 平成26年3月31日(月)まで       ※定休日、年末年始の営業日を確認してください。 ■対象店舗 和倉温泉街       ・和倉まかない食堂・・・ほっこりくんアイス       ・焼きたてベーカリーアンリス・・・和芋シュー       ・菓子工房シャールベルベ・・・わくたまごロール       ・能登ミルクホリカワミルクショップ・・・能登ミルク小瓶or                          のむヨーグルト       ・ルミュゼドゥアッシュ・・・N-ドーナツ&YUKIZURI       ・能登海鮮丼みとね・・・ソフトクリーム       ・ブロッサム・・・ブロッサム・シフォンヌ       ・欧風食堂エピス・・・能登ミルクのクレームブリュレ       ・能登珍味なまこや…KINKOぷりん       ・和倉温泉観光会館・・・和倉温泉わくたまくん3つ子の塩プリン ■料  金 スイーツめぐり券1枚500円(3枚綴り)       (ただし、1店舗につき1枚の引き換えとなります。) ■スイーツめぐり券販売先 旅館フロント、和倉温泉観光会館、和倉じばん館 問 和倉温泉観光協会・和倉温泉旅館協同組合    TEL0767-62-1555   http://www.wakura.or.jp/p462.html ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ★★★ 市内各施設のイベントはこちら ★★★ ◎ 能登島ガラス美術館 電話 0767−84−1175   → http://www.city.nanao.lg.jp/glass/index.html  ◎ 七尾美術館  電話 0767−53−1500   → http://nanao-art-museum.jp/ ◎ 七尾フラワーパーク のと蘭ノ国  電話0767−54−0300   → http://www.notorannokuni.com/ ◎ 能登演劇堂  電話 0767−66−2323   → http://www.engekido.com/schedule2008.html   ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ☆北國新聞ニュース ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 01:タイの家族と七尾市を再訪/ジャパンテント参加のスリプラマイさん 02:姉妹都市へ土産制作/七尾市国際交流協会/わくたまくんキーホルダー 03:「竹垣の里」復活へ修繕/旧火宮神社跡地で氏子会/800周年記念碑設置 04:能登なまこで創作料理を/レシピ募集/家庭の消費拡大へ 05:能登フグ需要、首都圏で調査/認知度、食べ方…/商工会議所と事業協組 06:等伯カレンダー作製へ/生誕の地、七尾の魅力発信/学校、観光施設に配布 07:「菜の花米」食べて/七尾東雲高であす販売/七尾市高階小 08:祖母の遺志、孫娘が継ぐ/東日本大震災で死去/交通安全人形寄贈へ 09:横断歩道では必ず止まって/七尾市中島小/校下に看板設置 10:豪壮なかやぶき再び/七尾市中島「明治の館」/7年越しの修繕完了 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〈01〉2013/11/01付朝刊――――――――――――――☆ ◎タイの家族と七尾市を再訪/ジャパンテント参加のスリプラマイさん   2010年の「第23回JAPAN TENT」に参加したタイ出身の元留学 生スィリマ・スリプラマイさん(37)は30日、夫と義妹とともに、ホームス テイした七尾市を再訪した。ホスト家族との再会を喜ぶスリプラマイさんは「他 の家族や友人も連れてきたい」と話し、七尾とタイの末永い草の根交流を誓った。  バンコク市で英会話講師として働くスリプラマイさんは、夫で消防士のキーラ ティさん(41)と夫の妹で歯科医のアピラディーさん(39)と七尾入りし、 ホスト家族の良川郵便局長上田忍さん(61)=三引町=と再会した。  31日は、上田さん所有の船で能登島の周囲を1周してイカ釣りを楽しみ、能 登島ガラス工房で吹きガラスのコップ作りを体験した。スリプラマイさんは「バ ンコク市内では見られない田畑が広がる風景や七尾の穏やかな海は心が落ち着く。 この癒やしが七尾の魅力」と話し、里山里海を満喫した。  スリプラマイさんはジャパンテントで初めて七尾を訪れ、座禅などを経験した。 「何よりも普段着で接してくれた上田さんや飾らない交流がうれしかった」と振 り返る。以来、七尾を「第二の故郷」と思っている。  スリプラマイさんらは3日まで七尾に滞在し、白山スーパー林道の紅葉や七尾 市内の散策を楽しむ予定。上田さんは「英語を話せないが気持ちは通じ合う」と 交流の継続を喜んだ。 〈02〉2013/11/04付朝刊――――――――――――――☆ ◎姉妹都市へ土産制作/七尾市国際交流協会/わくたまくんキーホルダー  七尾市国際交流協会は、設立15周年を記念して、和倉温泉のゆるキャラ「わ くたまくん」をデザインしたキーホルダーを制作した。海外の姉妹都市側への土 産とし、友好交流をさらに促進する。  デザインは、姉妹都市のモントレー市とモーガンタウン市があるアメリカ、金 泉市がある韓国の2種類があり、わくたまくんが両国と日本の国旗を持っている。 協会に加盟する和倉温泉観光協会が協力した。  非売品で、七尾の訪問団が姉妹都市へ行った際や、姉妹都市からの訪問団が七 尾を訪れた際に、姉妹都市側の関係者に贈る。今後、姉妹都市のブラーツク市が あるロシアや、友好都市の大連市金州新区がある中国のデザインも作る。 〈03〉2013/11/05付朝刊――――――――――――――☆ ◎「竹垣の里」復活へ修繕/旧火宮神社跡地で氏子会/800周年記念碑設置  七尾市万行町の旧火宮(ひのみや)神社氏子親睦会の約40人は4日、同神社 造営800周年を祝い、明治期に同神社など3社が合祀(ごうし)された萬行 (まんぎょう)神社境内に植樹し、記念碑を設置した。萬行神社に隣接する火宮 神社跡地の竹垣の修繕も行い、今後、跡地に樹木を植えるなどして「竹垣の里」 のシンボルだった景観を復活させる。  旧火宮神社氏子親睦会の会員は神社の跡地約870平方メートルから竹を切り 出し、跡地を囲む延長約300メートルの竹垣を修繕した。800周年記念事業 として萬行神社の拝殿前に高さ約1メートルのサカキを植えた。作業後の総会で は、雑草の生い茂った旧神社跡地を整備し、来年からイチョウや桜を植えること を申し合わせた。  同親睦会代表理事で元七尾市史編さん専門委員の山口和人さん(53)による と、火宮神社は火の神「軻遇突智神(かぐつちのかみ)」をまつり、鎌倉時代の 1211(建暦(けんりゃく)元)年に造営された。1907(明治40)年に 八幡(はちまん)、清水(きよみず)の両社と合祀され、萬行神社となった後、 火宮神社は取り壊された。  万行町は古くから竹の産地で、鎌倉時代以降は竹垣に囲われた民家が軒を連ね、 昭和50年代から「竹垣の里」と呼ばれるようになった。山口さんは「節目を好 機とし、子どもたちにふるさとの美しい景観を残せるよう活動したい」と意気込 んだ。 〈04〉2013/11/06付夕刊――――――――――――――☆ ◎能登なまこで創作料理を/レシピ募集/家庭の消費拡大へ  能登なまこ加工協同組合(七尾市)は、能登沿岸で捕れる「能登なまこ」の家 庭での消費を促すため、創作料理のレシピの募集を始めた。能登なまこは北陸や 首都圏の飲食店、中国への流通が多く、「一般家庭での消費は少ない」(同組合) 状況にある。川柳やキャッチフレーズ、なまこに関する思い出なども寄せてもら い、能登なまこの認知度向上を図って、地元の食卓に並ぶ回数を増やす。  レシピの募集は初めてで、滋養強壮効果のあるナマコを家庭でも調理できる創 作料理とする。和食、中華、洋食のジャンルは問わない。  同組合によると、能登なまこは七尾湾を中心に年間300〜400トンが水揚 げされる。歯触りや食感の良さで、首都圏の市場で評価が高く、旅館や飲食店で の消費は多いが、見た目や調理方法での親しみにくさから、七尾でも一般家庭の 消費は少ないという。  ナマコに親しんでもらうため、味や魅力などを五七五にまとめた川柳や、ナマ コにまつわる思い出などの作文、能登なまこのキャッチフレーズも募る。  いずれの応募作も、最優秀賞や優秀賞など入賞作を決め、来年3月20、21 日に七尾市内で開催予定の全国なまこサミットで表彰する。入賞作はパンフレッ トにまとめ、能登なまこのPR活動に活用する。募集は来年1月31日まで。  杉原省理事長は「能登なまこのおいしさを一人でも多くの人に知ってもらいた い」と話す。 〈05〉2013/11/12付朝刊――――――――――――――☆ ◎枕木の花壇で彩る/のと鉄道田鶴浜駅/守る会が花植え   のと鉄道田鶴浜駅(七尾市)の整備に取り組む「ふるさとの駅を守る会」(同 市)は10日、同駅ホーム内で、不要となった枕木で作った花壇に色とりどりの 花を植え、駅を彩った。  同会や田鶴浜ライオンズクラブのメンバー、のと鉄道の職員ら約30人が花壇 にパンジーやビオラ、ヒガンバナの球根などを植え、周辺の草刈りを行った。  花壇は10月下旬、殺風景な上りホームに彩りを添えようと、同会がのと鉄道 (穴水町)から譲り受けた枕木約20本を活用して2カ所に設置した。  花は季節ごとに植え替える予定で、仙石輝雄会長(77)は「いろいろな花が 楽しめる美しい駅にしたい」と話した。 〈06〉2013/11/13付朝刊――――――――――――――☆ ◎等伯カレンダー作製へ/生誕の地、七尾の魅力発信/学校、観光施設に配布   等伯生誕の地PR事業支援委員会は、七尾出身の絵師長谷川等伯をアピールす るカレンダーを初めて作製することを決めた。県七尾美術館などが所蔵する等伯 の作品を掲載する予定で、市内の学校や観光施設に配布し、市民や観光客に等伯 や生誕地七尾の魅力を発信する。  カレンダーは2014年用。大きさはB3判で、1枚に2カ月分の日付や等伯 の作品写真を掲載する。2月24日の欄には等伯の命日であることも記載する。 200〜300部を作製する計画。  県七尾美術館では、等伯が京都移住後間もない頃に武神(ぶしん)・愛宕権現 (あたごごんげん)を正面から描いたとされる「愛宕権現図」や、「山水図」な ど4作品が所蔵されている。また、JR七尾駅前の等伯像「青雲」や山の寺寺院 群内の寺院で所蔵する「達磨(だるま)図」なども掲載したい考え。  カレンダーは年内に完成予定。同委員会事務局は「人の目に付く場所にカレン ダーを掲げ、等伯のまちを多くの人に知ってもらいたい」としている。 ●ゆかりの地マップ、人気で1万部増刷  等伯生誕の地PR事業支援委員会は、長谷川等伯のゆかりの地を記したマップ を1万部増刷する。  A3判に等伯の作品や関係する名所などを掲載しており、昨年11月に1万部 を初めて作製。観光施設などに置いたところ、全国的な等伯人気で、約1年間で 1万部が観光客らに配布されたという。 〈07〉2013/11/15付朝刊――――――――――――――☆ ◎「菜の花米」食べて/七尾東雲高であす販売/七尾市高階小  七尾市高階小児童は16日、七尾東雲高の収穫祭に出展し、菜の花を肥料とし、 農薬を使わずに栽培したコシヒカリ80キロを販売する。14日は高階小で試食 会が開かれ、保護者や地域住民らが味を確かめた。  「菜の花黄金米」と名付け、5、6年生14人が児童がデザインした米袋を使 って、2キロ入り千円で販売する。コメの栽培から販売までを体験することで、 農家の仕事の喜びと苦労を味わうために、高階小が企画した。  同校は7年前から、地元農家に協力してもらい、田んぼに菜の花をすき込んだ 「菜の花米」を栽培している。今年は5月に5、6年生が約千平方メートルに苗 を植え、9月下旬に稲刈りし、240キロを収穫した。 〈08〉2013/11/16付朝刊――――――――――――――☆ ◎祖母の遺志、孫娘が継ぐ/東日本大震災で死去/交通安全人形寄贈へ  七尾市出身の主婦岩下優美子さん(44)=東京都日野市=は、東日本大震災 で亡くなった祖母の思いを受け、交通安全人形を作り始めた。児童の安全を人形 に託した優しい祖母の生きた証しを残したいと、岩下さんは制作を継承し、15 日までに七尾市の友人にも人形を贈ったことから、七尾時代の同級生の間で話題 となっている。  岩下さんの祖母佐藤千秋さん=享年(86)、宮城県気仙沼市=は、自宅を津 波にさらわれ、2011年10月5日に死亡が確認された。  佐藤さんは20年ほど前から趣味を生かしてクマのマスコットを作り、9年前 から地元の小学生の安全を願い、寄贈を続けてきた。マスコットは布製。反射材 付きの手足が動き、児童はランドセルにつけて喜んでいたという。  「初孫の私をかわいがってくれた祖母に何もしてあげられなかった」と悔やん だ岩下さんは祖母が寄贈してきた気仙沼市鹿折(しかおり)小と大谷小に贈るた め、マスコット作りを始めた。  これまでに約600点を仕上げた。岩下さんは東部中時代の友人に贈り「無事 に家族の元に帰ってという祈りを託した。祖母もそう願っていると思う」と胸の 内を語った。 〈09〉2013/11/18付朝刊――――――――――――――☆ ◎横断歩道では必ず止まって/七尾市中島小/校下に看板設置  七尾市の中島町建築組合青年部と中島小PTAは、信号機のない横断歩道での 一旦停止を呼び掛ける看板6枚を作成した。17日、同校周辺の通学路3カ所に 2枚ずつ設置した。  看板は縦60センチ、横30センチ。白地に黒と赤で「かならず止まろう」 「止まってみぎひだり」などと書かれている。  青年部員6人と児童3人が、交通量の多い道路や車のスピードが出やすい場所 を選んで設置した。6年の花田唯那君は「看板を見て、みんなが安全に登下校し てほしい」と話した。 〈10〉2013/11/19付朝刊――――――――――――――☆ ◎豪壮なかやぶき再び/七尾市中島「明治の館」/7年越しの修繕完了  七尾市は、同市中島町にある市指定文化財「明治の館」のかやぶき屋根の修繕 を終えた。修繕は2007(平成19)年から3年で終える計画だったが、同年 の能登半島地震による被害の修復で中断した。開始から7年越しの修繕が完了し、 豪壮な屋根が観光客らの目を楽しませている。  明治の館は庄屋を務めた大地主・室木家の屋敷で1879(明治12)年から 10年がかりで造られた。当時の豪農の生活を知る貴重な遺産として旧中島町が 第1号の文化財に指定した。  かやぶきは20年に1度修繕しており、今回の修繕前はカヤが腐り、陥落する 恐れがあった。市は修繕費を予算計上していた07、08年は作業を行ったが、 09年からは地震被害の復旧に着手。11年に復旧が完了し、今年9月に残りの 屋根の修繕に取り掛かった。