□◆□◆□◆□◆ 第112号『ふるさとの薫り・七尾情報』 □◆□◆□◆□                          平成25年9月27日    十月が近づき、秋の気配がいっそう濃くなってきました。秋といえば収穫の秋、 実りの秋、食欲の秋、芸術の秋ですね。  七尾市内では、毎週のように秋祭りが行われ収穫の喜びを神様に感謝します。 七尾市で過ごす秋は、訪れる皆様をとれたての山海の幸で、心からのおもてなし をいたします。秋の味覚を堪能し、祭りやイベントを楽しんでいただけたらと思 います。  また、9月28日から能登演劇堂ロングラン公演 無名塾「ロミオとジュリエ ット」が幕開けします。市民エキストラも仮面舞踏会シーンやラストシーンなど に出演します。まだ日によって空席もあるそうなので、ぜひご覧ください。  それでは、「第112号」をお届けします。 ---------------------------------------------------------------------- 七尾市は、市政を身近に感じ、たくさんの人に”ななおファン”になっていた だくきっかけづくりとして、七尾市公式『facebook(フェイスブック)』と 『Twitter(ツイッター)』を運用しています。 これまで以上に新鮮な情報を皆さんにお届けしますので、「いいね!」や「フ ォロー」をよろしくお願いします。 ■フェイスブック(表示名「七尾市役所」) ■ツイッター(表示名「七尾市」「@nanaocity」) 詳しくは↓ http://www.city.nanao.lg.jp/koho/shise/koho/sns/index.html ----------------------------------------------------------------------                                  ご意見、ご要望などは下記まで                ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●                 発行:七尾市市民生活部広報広聴課                   電話   0767−53−8423                   ファクス 0767−52−2812                   E-mail  koho@city.nanao.lg.jp                ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○                   〜〜〜●第112号メニュー●〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1.能登和倉万葉の里マラソン2014 まもなく受付開始                  【10月1日(火)】 2.徳田まつりin能登国分寺                  【10月13日(日)】 2.島のクラフトマーケット のとじま手まつり2013                     【10月19日(土)・20日(日)】 4.七尾検定2012 締め切り間近                        【10月18日(金)】 5.第19回寺町サミットin七尾                  【10月25日(金)・26日(土)】 6.堪能!のとじまのまいもん 第8回おつけ祭                  【10月27日(日)】 ※ 市内各施設のイベントについて ☆ 北國新聞「七尾ニュース」 ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ☆★☆ 1.能登和倉万葉の里マラソン2014 まもなく受付開始 ☆★☆        「能登和倉万葉の里マラソン2014」の参加申し込みを10月1日(火) から開始します。  風光明媚な七尾湾岸沿いを走り、走り終わった後はおいしい能登かきでお腹 を満たし、和倉温泉でゆったりと疲れを癒してください。一人でも多くの皆さ んのご参加お待ちしております。 ■日時   平成26年3月23日(日)       10:00スタート(マラソンの部) ■場所   和倉温泉周辺 ■種目   マラソン、10km、5km、親子ペア(1.2km) ■参加賞  スポーツタオル、かき鍋、殻付かき ■申込方法 インターネットから大会エントリーページの指示に従ってお申し       込みください。 ■宿泊のお問い合わせ       トップツアー且オ尾支店 電話0767-52-3526 (問)能登和倉万葉の里マラソン大会組織委員会   (七尾市観光交流課内) 電話0767-53-8436       能登和倉万葉の里マラソン2013ホームページ    http://www.city.nanao.lg.jp/marathon/index.html     〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ☆★☆ 2.徳田まつりin能登国分寺 ☆★☆  今年で27回目を迎える徳田地区のイベント『徳田まつり』。この祭りは昭 和60年頃に、地元の壮年団がまちおこしの一環として始めました。  ステージでは、普段見ることのできない獅子舞やふるさと太鼓の競演があり、 ふるさとの伝統芸能を堪能できます。 ■日時 10月13日(日) 10:00〜      ■場所 能登国分寺公園 ■内容 保育園児遊戯、ふるさと太鼓競演、獅子舞競演、模擬店横丁、     防災・防犯フェア、ちびっこランド、お茶席など (問)徳田まつり実行委員会 電話0767-57-1252 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ☆★☆ 2.島のクラフトマーケット のとじま手まつり2013 ☆★☆        能登半島と穏やかな七尾北湾を見下ろす、自然豊かな最高のロケーションで 行われるクラフトマーケットです。県内外からさまざまなジャンルの作家が集 まり、それぞれの作品を展示・販売します。    能登の味覚ブース、体験コーナーなどもあります。能登島で素敵な秋の休日 をお過ごしください。 ■日時 10月19日(土)・20日(日) 10:00〜16:00     ※雨天決行 ■場所 能登島家族旅行村Weランド芝生広場 ■入場料(各日):大人200円 小人(小・中学生)100円           幼児(小学生未満)無料 ※入場料はのとじま手まつりの運営協力金とさせて頂きます。 ■内容 クラフトブース 80組/体験ブース約 10組/飲食ブース約 20組 (問)のとじま手まつり実行委員会 電話0767-84-1173    http://tematsuri.com/craftmarket/tematsuri/ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ☆★☆ 4.七尾検定2013 締め切り間近 ☆★☆  ふるさとを知り、地域の魅力を再発見するための機会として、今年も七尾 検定を行います。 ■日 時  11月17日(日)10:00〜11:30                (受付9:00〜9:45) ■場 所  七尾サンライフプラザ第24会議室 ■受験資格 どなたでも受験できます。 ■検定料  無料 ■試験方法 四者択一・マークシート ■試験項目    初級  50問 制限時間45分(基本的な知識) 合格点70点以上   中級 100問 制限時間90分(応用もきく知識)合格点80点以上   上級 100問 制限時間90分(かなりの知識) 合格点80点以上   ※上級95点以上の方は、七尾マイスターに認定します。 ■出題範囲 最近の七尾の出来事、歴史、生活、料理、芸能、産業など ■申込期限 10月18日(金)まで ■申込方法 申込書に必要事項を記入し郵送やファクス、持参してください。       申込書は、インターネットから『七尾検定2013(第5回)』       と検索してください。 (問)七尾検定実行委員会(七尾市文化課内)電話0767−53−8437                      FAX0767-52-5194    〒926-8611 石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地              七尾市教育委員会 文化課内(七尾市役所5階) 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ☆★☆ 5.第19回寺町サミットin七尾 ☆★☆  寺院(群)を活かしたまちづくりについて、寺院(群)にゆかりのある都市 が集まり、毎年開催される「寺町サミット」。今年は七尾市で開催します。 ■日 時  10月25日(金)13:15〜17:30                 ■場 所  宝幢寺 ■内 容  山の寺寺院群の歴史と文化に関する基調講演(講師 東四柳史明       氏(金沢学院大学教授))や、加盟8都市による事例発表やパネ       ルディスカッションなど。      ※また、25日(金)、26日(土)山の寺寺院群の各お寺では、       境内開放・寺宝公開をしています。この機会にぜひご覧ください。 (問)七尾市観光交流課 電話0767−53−8424 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ☆★☆ 6.堪能!のとじまのまいもん 第8回おつけ祭り ☆★☆    海に囲まれた、自然いっぱいの能登島にお誘い合わせの上、お越し ください。 ■日時 10月27日(土) 9:00〜14:00 ■場所 F目(えのめ)漁港(七尾市能登島F目町) ■内容 ・直売 おつけ(海鮮、山菜)、鮮魚市場、浜焼きコーナーなど     ・体験 魚つり体験、移動水族館(のとじま水族館)ペンギン登場      シーカヤック体験(小学5年生以上対象、先着24名限定)           ・アトラクション 保育園児による踊りなど      (問) のとじまおつけ祭り開催委員会(能登島観光協会)     電話0767-84-1113     http://www.notojima.org/information/6825.html ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ★★★ 市内各施設のイベントはこちら ★★★ ◎ 能登島ガラス美術館 電話 0767−84−1175   → http://www.city.nanao.lg.jp/glass/index.html  ◎ 七尾美術館  電話 0767−53−1500   → http://nanao-art-museum.jp/ ◎ 七尾フラワーパーク のと蘭ノ国  電話0767−54−0300   → http://www.notorannokuni.com/ ◎ 能登演劇堂  電話 0767−66−2323   → http://www.engekido.com/schedule2008.html   ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ☆北國新聞ニュース ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 01:子育てポスト、交流の糸口に/NPO法人/七尾ミナ・クル内に設置 02:ミニ花嫁のれん、土産に/長谷川等伯の松林図など題材/和倉の呉服店 03:鉄道郵便車、9日から公開/全国に2両「オユ10」/能登中島駅 04:新キャラ「おたまちゃん」/オタマジャクシ落下騒動から4年… 05:ビッグバンド奏者足りず/石川ジュニア・ジャズ・アカデミー/勧誘急ぐ 06:七尾城に長谷川等伯パネル設置/まつりに合わせ/散策路に42枚 07:七尾市中島中の生徒がボランティア隊/ロングラン公演など支援 08:上杉謙信の落城再現/七尾城まつり/本丸跡周辺で前夜祭 09:敬老演芸会、節目盛大に/七尾市石崎地区/50回目 10:七尾市和倉温泉に昭和の名車/フェスタで全国から27台 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〈01〉2013/09/02付朝刊――――――――――――――☆ ◎子育てポスト、交流の糸口に/NPO法人/七尾ミナ・クル内に設置   子育て支援活動を行うNPO法人「ぽっかぽか」(七尾市)は、活動拠点「親 子ふれあいランドあい・あい・あい」前に「子育てポスト」を設置した。育児に 関する悩みを記入して投函(かん)すると、子育てを経験した保育士が返事を書 いて郵送する。ささいな悩みでも気軽に相談できるようにという配慮と、ポスト まで足を運ぶことを施設利用の糸口にしたいとの思いから開設した。  子育てポストは誰でも利用できる。ポスト横の用紙に悩み事と氏名、住所を記 入して投函すると、職員が手書きで返事をしたため、自宅に郵送する。対応する 職員は約20人で、子育て経験のある30〜60代の保育士が務める。  同ランドはJR七尾駅前の再開発ビル「ミナ・クル」3階にあり、遊具などを 備えた親子交流広場や一時保育施設などがある。ランド内の地域子育て支援セン ターでは、子どもを遊ばせながら参加できる育児講座などを開き、親同士の情報 交換の場ともなっている。  ビルの3階でガラス張りという構造に対し、若い母親から「ガラス張りのため 外から丸見え。相談に行くといろんな人に見られる」という声があがったことや、 「寝付きの悪さや排せつ物の処理などあまりにもささいな悩みなので、相談する 相手がいない」という話を聞いたNPO職員がポスト設置を企画した。  滝恵美子理事長(65)は「小さなことでも独りで悩まず、気軽にポストを使 ってほしい。同じような悩みを持つ親は多いから、ポストを利用したついでにラ ンドにも寄って、子育て仲間と話してみて」と話した。 〈02〉2013/09/06付朝刊――――――――――――――☆ ◎ミニ花嫁のれん、土産に/長谷川等伯の松林図など題材/和倉の呉服店  七尾市和倉町の呉服店「いしざきや」の女将(おかみ)石崎律子さん(63) は、石川、富山両県に伝わる嫁入り道具「花嫁のれん」を基にした「ミニ花嫁の れん」を考案した。石崎さんが七尾出身の画聖長谷川等伯をイメージした絵柄な どをデザインし、新たな土産物としての定着を目指す。  のれんは縦70センチ、幅75センチでポリエステルちりめん製。絵柄は、国 宝「松林図屏風(びょうぶ)」を基に、和倉温泉にちなんだ白鷺(さぎ)をあし らった「松林図に夫婦鷺」と、オシドリの雄と雌が寄り添う「花紋におしどり」 の2種類を用意した。タペストリーとしても使える。  石崎さんは、花嫁のれんを気軽に楽しめる方法がないか考え、土産物にもなる よう、昨年4月から製作を始めた。加賀友禅作家の奥田加津さんが描いた。  石崎さんはミニ花嫁のれんを見せながら、店を訪れた観光客に花嫁のれんや合 わせ水などの嫁入りの儀式を説明。県外の観光客からは「花嫁のれんの奥深さに 感動した。家でも楽しみたい」などと好評という。  縦120センチ、幅75センチで、ドアに掛けて使えるサイズも作った。石崎 さんは「七尾再訪へのきっかけになればうれしい」と話した。のれんは、同店な どで3万1500円で販売している。ドアに掛ける品は3万3600円。 〈03〉2013/09/07付朝刊――――――――――――――☆ ◎鉄道郵便車、9日から公開/全国に2両「オユ10」/能登中島駅  のと鉄道(穴水町)とボランティア団体「ふるさと鉄道保存協会」は9日から、 七尾市ののと鉄道能登中島駅に保存されている鉄道郵便車「オユ10」を、平日 限定で公開する。北陸新幹線金沢開業後の交流人口拡大を見据え、全国に2両し か現存しない「オユ10」を能登観光の拠点の一つとする考えだ。  オユ10型の鉄道郵便車は、旧郵政省が全国で72両を製造し、東京―北海道 間の郵便輸送に活躍し、86年に廃止された。能登中島駅に保存されている車両 は1969(昭和44)年に製造され、引退後は穴水町の旧国鉄能登線甲駅に置 かれ、2004(平成16)年に能登中島駅に移転された。  1998年以降、のと鉄道から車両の譲渡を受けた同協会が保存活動を続け、 年2回だけ、車内を公開している。9日からは、駅職員に見学を希望すれば平日 午前9時〜午後3時に無料で見ることができる。  車体のさびや塗装のはがれが目立ってきたため、のと鉄道が修繕し、現役当時 の青色に塗装した。車内には、郵便物を仕分けする区分棚などが当時のまま残さ れており、現役時代の写真も展示されている。  同市中島公民館の鴻野俊雄館長は「郵便車は能登中島駅のシンボル。多くの人 が中島へ見に来てほしい」と話した。 〈04〉2013/09/08付朝刊――――――――――――――☆ ◎新キャラ「おたまちゃん」/オタマジャクシ落下騒動から4年…  オタマジャクシが大量に空から落下した4年前の騒動にちなみ、七尾市の市民 グループ「なかじまにぎわいプロジェクト」が、マスコットキャラクター「おた まちゃん」を考案し、グッズ製作に乗り出した。  2009年6月、中島市民センターの駐車場にオタマジャクシ約100匹が降 ったのを皮切りに、同様の目撃情報が県内各地のほか、宮城や埼玉、鹿児島など 全国各地で相次ぎ、話題となった。  プロジェクトは昨夏、地元の方言でオタマジャクシを指す「じゃりご」から名 付けた「じゃりごだより」という会報の発行を開始。挿絵用のキャラクターとし て、メンバーで市職員の山田沙織さん(35)が丸くて愛らしい「おたまちゃん」 を考案した。  飲食店主の坂本聖子さん(53)が7月、人形を試作して店頭に飾ったところ、 好評だったため、プロジェクトでキーホルダーやステッカーなどを作ることにし た。地域のイベントなどで販売する。  山田さんは「オタマジャクシ落下のニュースが全国に広がったように、おたま ちゃんも全国的に有名なキャラに育てたい」と話した。 〈05〉2013/09/08付朝刊――――――――――――――☆ ◎ビッグバンド奏者足りず/石川ジュニア・ジャズ・アカデミー/勧誘急ぐ   七尾などの小中高生でつくるジャズバンド「石川ジュニア・ジャズ・アカデミ ー(IJJA)」が、大編成のビッグバンド形式で演奏できない状態となった。 高校3年生が学業に専念するため引退し、トランペット奏者が小学6年生2人だ けとなったため。依頼があってもイベント出演を辞退するしかなく、事務局は新 メンバーの勧誘を急いでいる。  現在のメンバーは、七尾市、中能登町、輪島市、羽咋市の小学6年から高校3 年の男女21人。ビッグバンドを編成するには十分な人数だが、ビッグバンドと して演奏するには、トランペット奏者が4、5人必要なため、編成できない。  7月の七尾で行われたモントレージャズフェスティバルイン能登や、8月の神 戸市での全国大会には、IJJAと交流のある鶴来高ジャズバンド部員を臨時メ ンバーに迎え、出演した。しかし、臨時メンバーの日程が合わず、10月に浜松 市で開催される学生ビッグバンドのフェスティバルや、地元イベントへの出演は 辞退した。  IJJAは2006(平成18)年に8人で結成。毎週土曜に七尾産業福祉セ ンターで練習に励み、3年前には最大29人に増えた。  事務局は「多くの市民がIJJAの元気で迫力ある演奏を楽しみにしている。 子どもたちの意欲のためにも、発表の場に早く立たせてあげたい」としている。  問い合わせは事務局=0767(54)8820=まで。 〈06〉2013/09/13付朝刊――――――――――――――☆ ◎七尾城に長谷川等伯パネル設置/まつりに合わせ/散策路に42枚  七尾城本丸跡へ向かう散策路に12日、七尾出身の絵師長谷川等伯の生涯を紹 介するパネルが設置された。15日に本丸跡周辺で開催される七尾城まつりに合 わせて設けられ、早速、県内外から訪れた観光客らがパネル42枚に見入り、七 尾が生んだ画聖や地元の歴史を学んだ。  パネルは縦約70センチ、横約50センチで、26歳の等伯が絵仏師として七 尾で水墨画の修業に励んでいる場面をはじめ、京都へ向かう場面、国宝「楓図 (かえでず)」など傑作を描く場面などをイラストと文章で表現した。上杉謙信 が七尾城を攻め落とす場面など能登守護・畠山家の歴史が分かるパネルも設けた。  七尾城本丸北駐車場と本丸跡をつなぐ散策路約300メートルの片側には、畠 山家の紋「丸に二引(にび)き」をあしらった白幕を張り巡らせ、白幕の前にパ ネルを設けた。  七尾市や観光団体などでつくる「七尾の里山里海文芸紀行実行委員会」が多く の人に七尾の歴史に親しみを持ってもらおうと企画した。 〈07〉2013/09/14付朝刊――――――――――――――☆ ◎七尾市中島中の生徒がボランティア隊/ロングラン公演など支援  七尾市中島中の生徒は、ボランティアチーム「ぼらんちNAKAJIMA」を 結成した。能登演劇堂で28日に始まるロングラン公演「ロミオとジュリエット」 の準備を皮切りに、そろいのジャンパー姿で地域奉仕に励む。  生徒会役員が中心となり、活動ごとに全校生徒151人の中から有志を募る。 「ぼらんち」は、サッカーで積極的に攻守に絡むポジション「ボランチ」にちな んでおり、何でも精力的に取り組もうという思いを託した。  最初の活動は15日、能登演劇堂で行う。「ロミオとジュリエット」を見に来 た人に気持ちよく過ごしてもらうため、花壇の除草や窓ふきを行う。公演期間中 は、チケットもぎりなどを手伝うほか、冬には雪かきなども行う予定だ。  チームのユニホームとなるジャンパーは青色で、背面にサッカーボールを蹴る 人の姿を描いた。美術教諭の出ア哲弥さん(48)がデザインした。  生徒会長の山本祥伍(しょうご)君(3年)は「中島の皆さんに必要とされる 存在になれるよう、積極的に活動していきたい」と意気込んだ。 〈08〉2013/09/15付朝刊――――――――――――――☆ ◎上杉謙信の落城再現/七尾城まつり/本丸跡周辺で前夜祭  第72回七尾城まつりの前夜祭「九月十三夜陣中の作」は14日、七尾城本丸 跡周辺で行われ、上杉謙信が七尾城を落とした際に詠んだとされる漢詩「九月十 三夜陣中の作」が詩吟で披露された。当時の様子が再現され、来場者約300人 が地元の歴史に思いをはせた。  本丸跡の特設会場では、甲冑(かっちゅう)を着た上杉謙信役の濱暉元(てる もと)七尾市観光協会長ら武者3人が登場。七尾豊年太鼓を皮切りに、創作民謡 「等伯さん」や七尾まだらなどの歌や踊り、演奏が次々と披露された。  最後に、吟道錦城流宗家の前濱錦城さんが「九月十三夜陣中の作」を吟じた後、 濱協会長が落城を示す軍配を上げ、前夜祭を締めくくった。  本丸跡へ続く散策路はあんどん200個でライトアップされ、幻想的な雰囲気 を演出した。懐古館「飯田家」では、大正琴やしの笛などの演奏が行われた。 〈09〉2013/09/16付朝刊――――――――――――――☆ ◎敬老演芸会、節目盛大に/七尾市石崎地区/50回目  七尾市石崎地区町会連合会の第50回石崎地区敬老演芸会は15日、石崎小体 育館で開かれ、地域住民が踊りや楽器演奏でお年寄り約150人の長寿を盛大に 祝った。  演芸会は、能登香島中の吹奏楽の演奏で開幕。開催50年の節目を記念して、 これまでの演芸会のステージ企画を振り返る写真スライドが上映された。婦人会 長経験者でつくる「ほほえみの会」の7人は「ロイヤルハワイアンホテル」で、 平均年齢70歳のチームワークにより息の合ったフラダンスを披露した。  浜岡、石崎の両保育園児による愛らしいダンスや石崎小児童のマーチングバン ド、香島津太鼓の迫力あふれるばちさばきなどが彩りを添えた。  席上、ほほえみの会が石崎小にピアノのカバーを寄贈した。 〈10〉2013/09/24付朝刊――――――――――――――☆ ◎七尾市和倉温泉に昭和の名車/フェスタで全国から27台  クラシックカーフェスタin和倉温泉2013は23日、七尾市和倉町のわく わくプラザで開かれ、昭和の名車が温泉街を彩った。七尾湾を背にした会場には 国内外の27台がずらりと並び、大勢の愛好家や親子連れが車に見入った。  会場に集まったのは、1979(昭和54)年までに生産された自動車で、県 内や富山、岐阜、神奈川、福島など全国各地のオーナーが持ち寄った。来場者は 69年式の希少車種「トヨタ2000GT」などをじっくりと眺め、車体ととも に記念撮影する姿が多く見られた。  開会式後には、全27台が総湯前やJR和倉温泉駅前など約6キロの道のりで パレードした。ボンネットバスや和倉温泉のゆるキャラ「わくたまくん」を描い たボンネットバスわくたま号の試乗会も人気を集めた。会場の舞台では地元ジャ ズバンドによる演奏がフェスタに花を添えた。