□◆□◆□◆□◆ 第91号『ふるさとの薫り・七尾情報』 □◆□◆□◆□                         平成23年12月23日 今年も残すところわずかとなりました。 1年間を振り返ると、6月に『能登の里山里海』が国内で初めて「世界農業遺 産」に認定されたことが思い出されます。このことは、私たちが知らない、ま た、十分に認識していない地域の自然、祭り、文化、伝統などの「宝」に光を 当て、これからの新しいまちづくりにどのように活かしていくのかを考えさせ られる出来事でもありました。 平成24年は「辰年」です。皆さんにとって、天高く昇る龍のごとく、大きく 飛躍する年になることをお祈りします。 それでは、今年最後のふるさとメール「第91号」をお届けします。                 ご意見、ご要望などは下記まで                ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●                 発行:七尾市企画経営部広報広聴課                   電話   0767−53−8423                   ファクス 0767−52−2812                   E-mail  koho@city.nanao.lg.jp                ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○                   〜〜〜●第91号メニュー●〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1.和倉温泉冬花火と海鮮まるごと大鍋とうまいもん市                  【開催日:平成24年1月8日(日)】 2.能登島ごっつおまつり 【平成24年2月29日(水)まで開催中】 3.能登和倉万葉の里マラソン2012 申込締切迫る                 【申込期限:平成24年1月9日(月)】                       ※ 市内各施設のイベントについて   ☆北國新聞「七尾ニュース」 ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ☆★☆ 1.和倉温泉冬花火と海鮮まるごと大鍋とうまいもん市 ☆★☆      和倉温泉冬花火は、雪に映える幻想的な絵模様を夜空に描く新作のスターマイ ンや、打ち上げ花火が冬の能登の澄んだ空気を大きく震わせます。毎年変わる フィナーレも圧巻です。どうぞお楽しみに! 冬花火と同時に開催されるのが「海鮮まるごと大鍋とうまいもん市」。和倉温 泉の料理長たちが一堂に会し、一度に2000食分を作る海鮮大鍋は、和倉温 泉冬の名物となっています。 直径2m以上の大鍋は、カニ、カキ、甘エビ、イカだんごなど日本海の冬の味 覚を存分に味わえます。花火を見ながらフーフーと食べるアツアツのうまさは 体も心も温まり格別です。 ■開催日  1月8日(日) ■場 所  和倉温泉シーサイドパーク(七尾市和倉町) (問)和倉温泉観光協会 TEL 0767−62−1555    http://www.wakura.or.jp/p163.html =================================== ☆★☆ 2.能登島ごっつおまつり 開催中  ☆★☆        地元産の魚ならではの、納得の鮮度と価格!! 能登島に泊まって「ぴんぴん鍋」と「ぴんぴん膳」を食べましょう。 ■開催期間 平成24年2月29日(水)まで      【特別イベント】 ■日 時 平成24年2月5日(日)午前10時から午後3時まで ■場 所 道の駅のとじま 特設会場(七尾市能登島向田町) ■内 容 タラ料理、カキ貝炭火焼、特産品販売など (問)能登鹿北商工会能登島支所  電話 0767−84−1087    http://n.rokuhoku.shoko.or.jp/contents/local/744    =================================== ☆★☆ 3.能登和倉万葉の里マラソン2012 申込締切迫る ☆★☆      「能登和倉万葉の里マラソン」(開催日:平成24年3月11日開催)の参加 申し込みの締め切りが迫っています。まだ申し込みをされていない人は、お早 めにどうぞ! 今年6月、国内で初めて「世界農業遺産」に認定された『能登の里山里海』を 周回するコースは見どころ満載。 一人でも多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、スタッフ一同、心よりお待 ちしています。 ■インターネットでの申込締切:1月9日(月) (問)能登和倉万葉の里マラソン大会組織委員会   (七尾市観光交流課内) TEL 0767−53−8436       能登和倉万葉の里マラソン2012ホームページ    http://www.city.nanao.lg.jp/marathon/index.html      ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ★★★ 市内各施設のイベントはこちら ★★★ ◎ 能登島ガラス美術館  TEL 0767-84-1175   → http://www.city.nanao.lg.jp/glass/index.html  ◎ 七尾美術館  TEL 0767-53-1500   → http://nanao-art-museum.jp/ ◎ 七尾フラワーパーク のと蘭ノ国  TEL 0767-54-0300   → http://www.notorannokuni.com/ ◎ 能登演劇堂  TEL 0767-66-2323   → http://www.engekido.com/schedule2008.html   ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 01:ブランド野菜で町おこし/七尾市山崎町/来年はショウガ栽培 02:七尾の魚レシピ集/定置網漁業振興会/消費拡大狙う/地元鮮魚店が監修 03:炭作りで効能伝える/七尾市豊川地区の竹などを活用/実年会の会長OB会 04:すくすく、コツメカワウソの赤ちゃん人気 七尾市ののとじま水族館 05:七尾市にコウノトリ再び/昨季越冬の一羽か 06:お笑い芸人が「先生」/七尾市中島小/ツィンテルの勢登さんら 07:車「ちゅーい」手作り看板の製作始める/七尾鹿島交通事故ゼロを願う会 08:長谷川等伯の「楓図」をジャズに/流水、枝ぶり、軽やかに表現 09:育てた古代米、本宮保育園児が箱詰め/南相馬市の子どもに贈り物 10:東京ガールズコレクションに「わくたまくん」登場/和倉温泉がブース出展 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〈01〉2011/11/26付朝刊――――――――――――――☆ ◎ブランド野菜で町おこし/七尾市山崎町/来年はショウガ栽培  今年9月から町ぐるみで野菜栽培を始めた七尾市山崎町は、来年、町ぐるみで ショウガを育てる方針を固めた。ショウガ以外にも栄養価の高い機能性野菜を多 く育て「食彩効(しょくさいこう)」のブランド名で将来の産直販売に備えるほ か、町内外から賛同者を募り、有機栽培野菜による地域おこしを目指す。  今年は町内54戸中14戸が参加。前JA能登わかば組合長の田中雅晴さんか ら栽培法を習い、赤いダイコン「能登むすめ」などを収穫した。  このほど山崎町集会所で開かれた品評会では「能登むすめ」のほか各戸が育て たカブやチャムスール、ハクサイなどの野菜が並び、田中さんが栄養成分などを 解説した。  続く会合では、野菜栽培の普及を図る新組織に町内16戸が加盟、会長に田中 さんが就いた。組織名は後日決める。また、山崎町産野菜のブランド名として、 田中さんと親交がある東洋大の下村講一郎教授が名付けた「食彩効」、スローガ ンに「力を合わせ、元気で、楽しく、百菜へ」を掲げることにし、来年は機能性 野菜栽培に適した土壌づくりなども学ぶことにした。  町民は、自分たちで育てた野菜で作った「大根餅の揚げ出し」「大根のブリし ゃぶ」「能登むすめのシャーベット」など野菜のフルコース料理に舌鼓を打ちな がら、来年の栽培へ意欲を高めた。 〈02〉2011/11/29付朝刊――――――――――――――☆ ◎七尾の魚レシピ集/定置網漁業振興会/消費拡大狙う/地元鮮魚店が監修  七尾・能登島定置網漁業振興会(七尾市)は来年にも、七尾で水揚げされた魚 介を使った料理レシピ集を発行する。比較的簡単で、大人や子どもが好きな味の 料理の作り方を提案することで、若い世代などに敬遠されがちな家庭での魚料理 を見直してもらい、魚の消費拡大を図る。  料理レシピは、同市の鮮魚店「川端鮮魚」の川端海富理(みどり)さん(40 )が監修する。川端さんは、地元の定置網で捕れる七尾の魚の旬に合わせた料理 に精通していることから、同振興会が昨年5月から、ブログやホームページで、 旬の魚を使った川端さんの料理を随時紹介。ブログ閲覧数は2万件を超え、関心 を集めているという。  ブログなどに掲載したレシピは現在10品。11月は、アオリイカを使い、金 沢の麸(ふ)などをつなぎにしたイカハンバーグなどを紹介した。川端さんは、 11月27日に同振興会が同市内で開いた「いきいき七尾魚親子料理教室」でも 、親子13組30人に、このイカハンバーグやカマスをすり身団子にした「お魚 ぼーる入りコンソメスープ」の作り方を指導した。  同振興会は今後、魚臭さを抑えたブリ大根の作り方なども紹介し、1年分のレ シピを整える。 〈03〉2011/12/4付朝刊――――――――――――――☆ ◎炭作りで効能伝える/七尾市豊川地区の竹などを活用/実年会の会長OB会  七尾市豊川地区の豊川実年会会長OB会は3日までに、同地区の竹や雑木林の 樹木を材料とした炭作りを始めた。出来上がった炭は一人暮らしのお年寄りや介 護施設に配布する予定で、山林の荒廃を防ぎ、公民館で子どもたちに炭作りの楽 しさや炭の効能を伝えるなど地域活性化に役立てていく。  同会は、地区を流れる日用(ひよう)川沿いの桜並木を整備する豊川実年会の 会長を退任した10人でつくる団体。日本宝くじ協会の助成を得て、大阪府の業 者から炭焼き機を購入した。内容量405リットルのステンレス製で、最大で竹 炭約40キロを焼き上げることができる。  炭には、空気中の臭い成分を吸収する消臭効果や、粉末にして畑などにまくこ とで土中の酸を中和し植物が育ちやすい土壌を整備できるなど、役立つ効能が多 くある。会長OB会では、地区のお年寄りや施設へ無償で配布したり、地域行事 で住民に炭の効能を伝えていく予定だ。  3日は会員が前日に火入れし、約10時間かけて焼き上げた試作の竹炭約40 キロを業者とともに炭焼き機から取り出し、確認した。福原征三会長は「出来栄 えは上々。素晴らしい効果を持つ炭を多くの人に伝えていきたい」と話した。 〈04〉2011/12/7付朝刊――――――――――――――☆ ◎すくすく、コツメカワウソの赤ちゃん人気 七尾市ののとじま水族館  七尾市ののとじま臨海公園水族館で11月3日に生まれたコツメカワウソの赤 ちゃん3匹がすくすくと育ち、来園者の人気を集めている。  コツメカワウソは世界一小さなカワウソとして知られ、同水族館では2009 年から飼育している。赤ちゃんは雄の「ヨツバ」と雌の「レベッカ」の間に初め て生まれ、約10センチだった体長は1カ月で15センチほどに成長した。まだ 自力で動くことはできず、親にくわえられて巣から出てくる愛らしい姿を見るこ とができる。  同水族館によると、赤ちゃんは来年1月初旬に目が見えるようになり、動き始 めるという。2月には白い毛が黒い毛に生え替わり、生後2年で体長約50セン チの成獣になる。コツメカワウソは1年に2回出産することがあり、池口新一郎 副館長は「これを機に水族館内での繁殖を期待したい」と話した。 〈05〉2011/12/7付朝刊――――――――――――――☆ ◎七尾市にコウノトリ再び/昨季越冬の一羽か  国の特別天然記念物のコウノトリが6日までに、七尾市田鶴浜地区に飛来した のを、環境省中部希少野生動植物種保存活動員である日本野鳥保護連盟石川県支 部の時国公政(ときくにこうせい)支部長が確認した。時国支部長は、顔の模様 の特徴から、昨冬に同市内で越冬した個体と同じとみており、七尾が国内最北の コウノトリ越冬地として定着するよう期待した。  コウノトリは6日、同市の田鶴浜野鳥公園周辺で餌を探し、田んぼや水路の虫 などをついばんでいた。同連盟によると、コウノトリは4日午前から田鶴浜地区 で目撃されていたという。  今年飛来したコウノトリには、昨年の個体と同じく足輪が着いていない。兵庫 県立コウノトリの郷(さと)公園によると七尾市は国内最北のコウノトリ越冬地 で、時国支部長は「雪が降る地域での越冬は珍しい。コウノトリを静かに見守り 、七尾での越冬が定着してほしい」とした。 〈06〉2011/12/8付朝刊――――――――――――――☆ ◎お笑い芸人が「先生」/七尾市中島小/ツィンテルの勢登さんら  東京を拠点に活動するお笑い芸人「ツィンテル」の勢登健雄(せとたけお)さ ん(31)=旧中島町出身=と倉沢学(がく)さん(33)は7日、七尾市中島 小でワークショップを行い、芸人としての経験を基に、気持ちを表現する方法を 児童に教えた。  6年生49人が、同級生になりきって人柄を紹介する他己紹介や寸劇「桃太郎 」などに挑戦。勢登さんらは「全体を見て、周囲に目を配って」「お互いに声を 掛け合って」などと、雰囲気を感じてタイミングよく演じる芸人の鉄則に基づい て、丁寧にアドバイスした。  恥ずかしがりながら演じていた児童も授業が進むにつれ声が大きくなり、生き 生きと動き始めた。  勢登さんは「気持ちを表現することに挑戦すると毎日が楽しくなる」と話し、 個性を出す大切さを児童に呼び掛けた。  同市能登演劇堂のアウトリーチ事業の一環として行われた。 〈07〉2011/12/11付朝刊――――――――――――――☆ ◎車「ちゅーい」手作り看板の製作始める/七尾鹿島交通事故ゼロを願う会  七尾鹿島交通事故ゼロを願う会(七尾市)は、子どもを交通事故から守ること を目指し、看板30枚と横断旗入れ30個の製作に乗り出した。看板には、20 年前に開かれた石川国体のマスコット「元気くん」が反射材を身に着けて再登場 、旗入れは里山の厄介者とされる竹を活用した手作り品。会員は安全を願いなが ら、一つ一つ丁寧に仕上げている。  会員は、20年前に活躍した「元気くん」の看板を型に使い、ベニヤ板を切り 抜いて顔と「とびだしちゅーい」の言葉を描き、幼児に親しんでもらおうと工夫 を凝らしている。  旗入れには、同会の川淵稔会長(42)がPTA副会長を務める七尾市天神山 小の高野正人校長(55)が「交通安全」の文字を書き入れた。  七尾署管内では今年、死亡事故が4件発生した。これを受け、同会は七尾市と 中能登町の小学校や保育園付近を中心に交差点などに看板と旗入れを設置し、注 意を呼び掛けることにした。川淵会長は「地道な取り組みだが事故減少の後押し をしたい」と話した。22日は同市徳田小前に設置した。 〈08〉2011/12/16付朝刊――――――――――――――☆ ◎長谷川等伯の「楓図」をジャズに/流水、枝ぶり、軽やかに表現  七尾出身の画聖長谷川等伯の傑作の一つ国宝「楓図(かえでず)」が、七尾ゆ かりのジャズ音楽家守屋純子(じゅんこ)さん(46)=東京都=によって、軽 やかなジャズに生まれ変わった。楓図に魅せられた守屋さんが作曲したメロディ ーは、コンサートで人気を集めており、「色あせない等伯の魅力を、ジャズで広 めたい」と意気込んでいる。  楓図をイメージした曲「Maple」(メープル)は、大編成の「ビッグバン ド」形式のジャズ。6分50秒の曲は、守屋さんが奏でるピアノをはじめ、サッ クスやクラリネットの音色で、楓図に描かれている流水の優美さや枝ぶりの躍動 感などが表現されている。  守屋さんは2009年9月に、七尾市を拠点に活動する石川ジュニア・ジャズ ・アカデミー(IJJA)音楽監督に就任し、小中高生を指導するとともに、演 奏者として毎夏七尾市で開かれる「モントレージャズフェスティバルイン能登」 に出演。七尾との縁が深まる中で「七尾にまつわる曲を作りたい」と思い至った という。  考えを巡らせていた6月、等伯の図録を贈られ、国宝「楓図」の美しさに心奪 われた守屋さんは、譜面台に図録を置いて一気に「Maple」を作曲。9月の 東京での初演で聴衆の高い評価を得たことから、来年1月に国内で販売するCD に収録し、世界同時配信することを決めた。  守屋さんは、ジャズ界で権威ある「セロニアス・モンク・コンペティション」 作曲部門で6年前に女性初、東洋人初の優勝を果たした実績があり、演奏でも国 内外の多くのファンを魅了する。  Mapleについて守屋さんは400年を経ても色あせない等伯、楓図の魅力 をジャズに融合させ、個性的な曲に仕上がったとし「多くの人に愛され、石川で も多くのバンドに演奏してもらえたらうれしい」と話した。 〈09〉2011/12/18付朝刊――――――――――――――☆ ◎育てた古代米、本宮保育園児が箱詰め/南相馬市の子どもに贈り物  七尾市本府中町の本宮保育園年長児20人は17日、種植えから脱穀まで携わ った古代米35キロを東日本大震災で被災した福島県南相馬市の子どもたちへ発 送する準備を整えた。  園児は、栽培を指導した山田重隆さん(67)=七尾市藤橋町=と一緒に米袋 を段ボール箱に詰め「私たちは小学校で勉強などを頑張ります。東日本の皆さん も一緒に頑張りましょう」と声をそろえた。  古代米は南相馬市役所を通じて来年1月、同市の小中学校や保育園で給食とし て提供される。園児が応援メッセージを書いた手紙や、水田に稲の色で「がんば ろう東日本」などの文字や漫画キャラクター「タイガーマスク」のイラストを浮 かび上がらせた「古代米アート」の写真も同封する。  山田さんは「園児と一緒に育てた古代米を食べて元気になってほしい」と話し た。 〈10〉2011/12/21付朝刊――――――――――――――☆ ◎東京ガールズコレクションに「わくたまくん」登場/和倉温泉がブース出展  七尾市の和倉温泉観光協会と同温泉旅館協同組合は、来年3月3日に横浜市の 横浜アリーナで開かれる「第14回東京ガールズコレクション(TGC)201 2 SPRING/SUMMER」会場に観光ブースを出展する。同温泉のゆる キャラ「わくたまくん」が登場するほか、人気読者モデルのブログで温泉の旅体 験リポートも合わせて発信し、これからの旅行市場を牽引(けんいん)する20 代女性層への認知度向上と誘客促進を目指す。  TGCは約80人のモデルやゲストが出演し、最先端の流行服を紹介する国内 最大規模のファッションの祭典。会場では毎年、大手企業などのブースが並ぶが 、温泉地からの出展は初めてとなる。  県産業創出支援機構(ISICO)などからの補助事業で、和倉のブースでは 温泉を使った「手湯」サービスや、「わくたまくん」との記念撮影、グッズ販売 、観光パンフの配布などを計画。来場者に和倉の魅力をアピールする。  ブログ発信では人気読者モデルの梅村妃奈子さん、山内あいなさんを起用。2 人は今月中旬、既に1泊2日の日程で和倉温泉を訪れ、それぞれのブログで体験 リポートを公開しており、近く続編も紹介する予定という。  このほかTGC出展ブースで「わくたまくん」が身に着ける「晴れ着衣装」の デザインを一般から募るコンテストも計画している。期限は2月までで、年内に 募集を開始する。