□◆□◆□◆□◆ 第88号『ふるさとの薫り・七尾情報』 □◆□◆□◆□                          平成23年9月23日  9月も終わりに近づき、少し前までは黄金色に輝いていた水田の稲穂も多く は刈り取りを終え、食卓には新米がお目見えしています。  四季折々、一年を通して海の幸が味わえる七尾ですが、秋から冬にかけて 『旬』の食材が登場します。カマス、アオリイカ、サワラ、カキ、ナマコ、寒 ブリなど、他にもたくさんの味覚が楽しめます。  各種イベントに参加するもよし、市内の飲食店で食べるもよし。魚屋さんや スーパーなどで新鮮な食材を買い、家庭で楽しむという方法もあります。  生(刺身)で食べる、焼いて食べる、煮て食べるなど、食べる人の好みに合 わせて能登・七尾の味覚を堪能していただければと思います。  それでは、第88号をお届けします。                 ご意見、ご要望などは下記まで                ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●                 発行:七尾市企画経営部広報広聴課                    TEL 0767−53−8423                    FAX 0767−52−2812                    E-mail koho@city.nanao.lg.jp                ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○                   〜〜〜●第88号メニュー●〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (1) 能登和倉万葉の里マラソン2012 まもなく受付開始  (2) 日本経済新聞掲載小説『等伯』 安部龍太郎氏 講演会  (3) クリエイターズマーケット のとじま手まつり2011  (4) 第6回 のとじまおつけまつり    ※ 市内各施設のイベントについて   ☆北國新聞「七尾ニュース」 ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ☆★☆(1)能登和倉万葉の里マラソン2012 まもなく受付開始 ☆★☆       今年で4回目を迎える「能登和倉万葉の里マラソン」の参加申し込みを10 月1日(土)より開始します。  風光明媚な「七尾湾」、渚のいで湯「和倉温泉」、冬の風物詩「能登かき」 と、魅力がたっぷりの大会です。今年6月、『世界農業遺産(ジアス)』に、 国内で初めて登録された「能登の里海里山」を周回するコースは見どころ満載 です。  一人でも多くの皆さんにご参加いただけるよう心からお待ちしております。 ■日時 平成24年3月11日(日)10時スタート(マラソンの部) ■場所 和倉温泉周辺 (問)能登和倉万葉の里マラソン大会組織委員会   (七尾市観光交流課内) TEL 0767−53−8436       能登和倉万葉の里マラソン2012ホームページ    http://www.city.nanao.lg.jp/marathon/index.html =================================== ☆★☆(2)日本経済新聞掲載小説『等伯』 安部龍太郎氏 講演会 ☆★☆        国宝「松林図屏風」の傑作で知られる能登出身の画家長谷川等伯と、400 年の時を超え、故郷を同じくして現代に生きる挿絵画家・西のぼる氏。能登の 風土に育まれ、地方のハンディを克服して全国に名を馳せ、人の心を打つ作品 を世に送り出す絵師という点で、ふたりは共通します。  日本経済新聞掲載小説『等伯』の原作者が、生誕の地で語ります。どうぞお 楽しみに。 ■日時 9月30日(金) 13:00〜16:00 ■場所 七尾サンライフプラザ 中ホール(七尾市本府中町) ■入場料 無料 ■内容 (ア) オープニングイベント 13:00〜          「等伯」を詠む            朗読 新宅安紀子氏、薩摩琵琶 三宅 博氏     (イ) 安部龍太郎氏 講演会 13:30〜          演題「等伯の生涯」      (ウ) 等伯を語るパネルトーク 14:50〜          パネラー 安部龍太郎氏、西のぼる氏          コーディネーター 関 優子氏(日本経済新聞記者)  (問)七尾市文化振興課 TEL 0767−66−6222  http://www3.city.nanao.lg.jp/event-topics/svEveDtl.aspx?servno=3871      =================================== ☆★☆(3)クリエイターズマーケット のとじま手まつり2011 ☆★☆             能登半島と穏やかな七尾北湾を見下ろす、自然豊かな最高のロケーションで 行われるクラフトマーケットです。県内外からさまざまなジャンルの作家が集 まり、それぞれの作品を展示・販売します。  能登の味覚ブース、音楽イベント、その他体験コーナーなどもあります。能 登島で素敵な秋の休日をお過ごしください。 ■日時 10月15日(土)〜16日(日) 10:00〜16:00 ■場所 能登島家族旅行村Weランド 芝生広場 (問)のとじま手まつり実行委員会 TEL 0767−84−1173    http://www.tematsuri.com =================================== ☆★☆ (4)第6回 のとじまおつけ祭り ☆★☆ ■日時 10月30日(日) 9:00〜14:00 ■場所 淀k棔覆┐里瓠傍t繊頁重佚逞・楪・ヒ ■内容 ●ふれあい直売  ・おつけ(海鮮、山菜)、さかな市場、浜焼きコーナー ●ふれあい体験  ・クルージング体験、魚さばき体験、魚つり体験(釣竿づくり、補修体験   含む)、足湯体験、陶芸体験、ガラス細工体験         ●アトラクション  ・保育園児による踊り、獅子舞など ●その他               ・移動水族館(のとじま水族館) ■■■お得な前売り券販売中■■■ 11枚綴り1,000円(1枚100円) (問) のとじまおつけ祭り開催委員会(能登島観光対策室内)     TEL 0767−84−1113     http://www.nanaoh.net/c68.html      ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ★★★ 市内各施設のイベントはこちら ★★★  ◎ 能登島ガラス美術館  TEL 0767-84-1175    → http://www.city.nanao.lg.jp/glass/index.html   ◎ 七尾美術館  TEL 0767-53-1500    → http://nanao-art-museum.jp/  ◎ 七尾フラワーパーク のと蘭ノ国  TEL 0767-54-0300    → http://www.notorannokuni.com/  ◎ 能登演劇堂  TEL 0767-66-2323    → http://www.engekido.com/schedule2008.html   ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 01:新「本はともだち号」発車/移動図書館車、有磯小でお披露目 02:地元天鳴覇、5年連続ダブル受賞/YOSAKOIソーラン日本海 03:田鶴浜幻想の夜/あかりまつりであんどん2千基 04:古代米で「がんばろう」/七尾の山田さん/田んぼに激励メッセージ 05:こころ耕す華麗な音色/七尾特別支援学校/宮谷さんら学校訪問 06:赤ちゃんイルカ、野生の姿/内灘の重原さん能登島で撮影 07:中島町筆染/62年ぶり太鼓新調/24日六保祭で初披露 08:七尾産物県内外でPR/能登の里山里海前面に/市が野菜、魚にシール 09:等伯生誕地の石碑お披露目/古屋敷町で除幕式 10:能登島民話、紙芝居に/昔むかしのお話会/島内外で伝承活動へ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〈01〉2011/09/02付朝刊――――――――――――――☆ ◎新「本はともだち号」発車/移動図書館車、有磯小でお披露目 七尾市教委は1日、新たな移動図書館車「本はともだち号」をお披露目した。 新車両は、従来より500冊多い4千冊の蔵書を積んでおり、巡回先で児童は好 きな絵本や小説などを手にし、笑顔で貸し出し手続きを済ませた。  2学期初日を移転先の新校舎で迎えた同市有磯小で同車両のオープン式が行わ れ、武元文平市長のあいさつを受け、同小図書館委員長の森下愛羅さん=6年= が「本を読んで心を豊かにしたい」とお礼の言葉を述べた。三浦光雄教育長らが 加わりテープカットした。  同市の移動図書館車は1980(昭和55)年に初代車両が導入され、今車両 が4代目。購入費は1344万円で、後部に身体障害者用リフトを備えた。  同号は市内延べ50カ所を、毎月または隔月で巡回する。県の読書活動推進モ デル校である有磯小では、1学期中の図書貸し出し数が、校内図書館と同号合わ せて児童1人平均97冊と読書熱が高く、月2回同車両が巡回する計画である。 〈02〉2011/09/02付朝刊――――――――――――――☆ ◎地元天鳴覇、5年連続ダブル受賞/YOSAKOIソーラン日本海  第11回YOSAKOIソーラン日本海のと会場の最終日は4日、七尾市の七 尾マリンパークを主会場に行われ、地元七尾の天鳴覇(てんめいは)が5年連続 で大賞、のと支部大会大賞のダブル受賞を成し遂げた。出場した県内20チーム の約900人の演舞は、雨雲を吹き飛ばすかのような熱気で会場を包んだ。  出場したチームは4日午前、サテライト会場のJR七尾駅前ミナ・クルで演舞 を披露。午後から七尾マリンパークに会場を移し、悪天候に負けぬ晴れやかなパ レード演舞で日ごろの研鑽(けんさん)の成果を発揮した。  続くステージ演舞の予定は悪天候のため一部短縮されたものの、踊り子たちは 七尾湾や能登島をバッグに一糸乱れぬ舞を見せ、優雅さと迫力で来場者を魅了し た。天鳴覇は、ツルをモチーフとしたたおやかな動きで女性の美しさと力強さを 表現、縦横無尽の動きで能登の絆(きずな)への感謝を示した。  「The日本海&北國新聞」「北國ソーランズ」などゲストチーム6チームも 華麗な舞で会場を沸かせた。最後はステージに踊り子全員が登場、総踊りで「絆 」「踊れ日本海」の大演舞を繰り広げ、2日間を締めくくった。 〈03〉2011/09/10付朝刊――――――――――――――☆ ◎田鶴浜幻想の夜/あかりまつりであんどん2千基  能登鹿北商工会の田鶴浜あかりまつりは10日、同市田鶴浜町で行われ、来場 者がろうそくと行灯(あんどん)約2千基の優しい光で幻想的に彩られた路地や 寺社を歩いた。  同市田鶴浜町の曹洞宗東嶺寺では、ろうそくで「絆」の文字が浮かび上がり、 通りには田鶴浜小児童が「夢」「興」などと記した行灯を飾り、東日本大震災復 興への祈りを表現した。  さつき苑ではダンスやよさこいなどが繰り広げられた。同施設では、田鶴浜建 具の伝統の技を生かした行灯が展示され、来場者が細やかな職人技に見入った。 田鶴浜建具工業協同組合による「能登行灯市」も行われた。 〈04〉2011/09/12付夕刊――――――――――――――☆ ◎古代米で「がんばろう」/七尾の山田さん/田んぼに激励メッセージ  七尾市藤橋町の農業山田重隆さん(67)の水田で11日、東日本大震災の被 災地への激励メッセージを古代米などで作った「田んぼアート」が園児や住民ら 約50人にお披露目され、震災からの早期復興を願った。  6月の田植えで4種類の苗を植え分け、縦約45メートル、横約15メートル の水田に「がんばろう東日本」のメッセージと能登半島、東日本の地図が浮かび 上がった。  11日は、田植えをした同市本宮保育園の年長児20人らが高所作業車で水田 を見学した。山田さんは近く水田をとらえた写真と、「東日本のみなさんがんば って下さい」の文字と園児の絵が書かれた画用紙4枚を福島県南相馬市に贈る。 〈05〉2011/09/14付夕刊――――――――――――――☆ ◎こころ耕す華麗な音色/七尾特別支援学校/宮谷さんら学校訪問  「こころを耕す」ボランティア・コンサート〜宮谷理香のふるさと学校訪問パ ート14〜(財団法人石川県芸術文化協会主催)は14日、県立七尾特別支援学 校を皮切りに3日間の日程で始まった。金沢市出身のピアニスト宮谷さんらが、 洗練された演奏を披露し、子どもたちと心豊かな時間を共有した。  前日に金沢市の北國新聞赤羽ホールでリハーサルを行った宮谷さんが登場する と、児童生徒約170人が大きな拍手で出迎えた。宮谷さんはエルガーの「愛の 挨拶(あいさつ)」など3曲で多彩な音色を響かせたほか、チェロ奏者江口心一 さんとポッパーの「ハンガリアンラプソディー」で共演した。児童生徒が宮谷さ んらの演奏に合わせて「故郷」を合唱する一幕もあった。 〈06〉2011/09/16付朝刊――――――――――――――☆ ◎赤ちゃんイルカ、野生の姿/内灘の重原さん能登島で撮影  内灘町ハマナスの自営業重原誠さん(57)がこのほど、七尾市の能登島沖の七 尾北湾で、8月に生まれた野生のミナミバンドウイルカの赤ちゃんの姿を水中写真 でとらえた。  重原さんは10日、友人2人と七尾北湾のイルカが頻繁に出没する入り江を訪れ た。赤ちゃんイルカを写真に収めるために素潜りをしたところ、何度も群れと水中 で遭遇し、撮影に成功した。  重原さんは、赤ちゃんイルカが群れに守られながら元気に泳ぐ様子を確認し「一 瞬だが、小さくて白い赤ちゃんが見えた」と話した。 〈07〉2011/09/17付朝刊――――――――――――――☆ ◎中島町筆染/62年ぶり太鼓新調/24日六保祭で初披露  七尾市豊川地区で24日に行われる枠旗行事「六保祭」に向けて、同市中島町筆 染町会の祭り太鼓が62年ぶりに新調された。16日は新調された太鼓2張りが同 市筆染集会所に届き、町民や壮年団員は真新しい太鼓を前に、祭りを盛り上げる気 概を新たにした。  新調されたのは長胴太鼓2張りで、ともに高さ60センチ、打面の直径45セン チ、胴部分はケヤキで牛の皮が張られている。8月1日に筆染町会が白山市の浅野 太鼓楽器店に製作を依頼した。  昨年まで使用していた太鼓2張りのうち一方には1949(昭和24)年9月に 寄進されたことが記されている。もう一方は町民によると大正初期から使用されて いたという。  長年、夏の奉燈祭(ほうとうまつり)と秋の枠旗行事で使用されてきた太鼓は、 胴回りにひびや虫食いなど傷が目立ち、革が伸びて音が悪くなっていたため新調を 決めた。  祭りの中で太鼓は、鉦(かね)と一緒に独特なリズムを響かせ、猿田彦の先導で みこしや枠旗が町を練り歩く行事には欠かせない。筆染町会は今年の六保祭でみこ しの渡御順が1番手で、担ぎ手となる壮年団員らは気合が入っている。  水上順一町会長は「新しい太鼓を大いに響かせ、祭りを盛り上げたい」と意気込 みを語った。 〈08〉2011/09/17付朝刊――――――――――――――☆ ◎七尾産物県内外でPR/能登の里山里海前面に/市が野菜、魚にシール  七尾市は、「能登の里山里海」の世界農業遺産認定を前面に打ち出し、同市内か ら出荷される農水産物の魅力を全国に発信する。今秋から七尾産の魚や野菜などす べての農水産物に特製の「能登の里山里海シール」を貼って県内外に流通させ、各 種イベントで認定をアピールし、販路拡大につなげる。 ●ポスターも作成  16日の同市議会産業建設常任委員会で市側が方針を示した。シールに加えて、 「能登の里山里海」の世界農業遺産認定と農水産物アピールを兼ねたポスターやの ぼり、ちらしも作成する。 ●デザインを検討  計画では、市が県漁協やJR能登わかば、各種の生産加工団体などと連携し、地 元で生産されるすべての農水産物にシールを貼る。デザインや大きさ、文言は今後 検討する。  秋以降、七尾から能登野菜の一つ「能登白ねぎ」や定置網のブリ、七尾湾のカキ ナマコなどが全国に出荷されるほか、県内では能登野菜が流通する。シールを貼っ た農水産物を各種イベントなどで紹介し、販路開拓を推進する。  冬には東京築地市場で七尾・能登島定置網漁業振興会などが「いきいき七尾魚」 の販促キャンペーンを行う予定で、その際にも「能登の里山里海」のPR活動を 展開する。市は「七尾産物の認知度や安心感を高め、消費拡大につなげる」(農林 水産課)としている。 〈09〉2011/09/18付朝刊――――――――――――――☆ ◎等伯生誕地の石碑お披露目/古屋敷町で除幕式  七尾市能登島のボランティアグループ「昔むかしのお話会」は18日までに、地 元に伝わる民話の大型紙芝居を製作した。日ごろの語り部活動に絵を加えることで 聞く人にさらに民話に親しんでもらい、幅広い年代に伝承することを目指す。  同会は2005(平成17)年4月に結成。メンバー12人が毎月、地元の保育 園や小中学校で子どもたちに民話を語って聞かせている。しかし、大人に対して語 る機会が少ないため、幅広い世代への地元民話の普及を目指し、紙芝居化に乗り出 した。  出来上がった紙芝居は、縦約40センチ、横約60センチの12枚1組。能登島 半浦町に伝わる「みすず」というカッパと和尚の話を描いた。9月初めから構成を 考え、下書きは在澤侑里子さん(51)、清書は桂満子さん(66)が担当した。 全員で絵の具や顔彩、クレヨンを使って彩色した。  今後、語りの練習も行い、10月16日に同市能登島向田町の「伝承の館」で開 かれる「里の秋のお話会」で初披露する。  同会は5年かけて20話を紙芝居にする予定。代表の木下眞由美さん(59)は 「民話の中に入り込んでもらいたい。島外にも紙芝居を持って行き、能登島を大切 に思う心を広めたい」と意欲を見せた。 〈10〉2011/09/19付朝刊――――――――――――――☆ ◎能登島民話、紙芝居に/昔むかしのお話会/島内外で伝承活動へ  七尾市能登島のボランティアグループ「昔むかしのお話会」は18日までに、地 元に伝わる民話の大型紙芝居を製作した。日ごろの語り部活動に絵を加えることで 聞く人にさらに民話に親しんでもらい、幅広い年代に伝承することを目指す。  同会は2005(平成17)年4月に結成。メンバー12人が毎月、地元の保育 園や小中学校で子どもたちに民話を語って聞かせている。しかし、大人に対して語 る機会が少ないため、幅広い世代への地元民話の普及を目指し、紙芝居化に乗り出 した。  出来上がった紙芝居は、縦約40センチ、横約60センチの12枚1組。能登島 半浦町に伝わる「みすず」というカッパと和尚の話を描いた。9月初めから構成を 考え、下書きは在澤侑里子さん(51)、清書は桂満子さん(66)が担当した。 全員で絵の具や顔彩、クレヨンを使って彩色した。  今後、語りの練習も行い、10月16日に同市能登島向田町の「伝承の館」で開 かれる「里の秋のお話会」で初披露する。  同会は5年かけて20話を紙芝居にする予定。代表の木下眞由美さん(59)は 「民話の中に入り込んでもらいたい。島外にも紙芝居を持って行き、能登島を大切 に思う心を広めたい」と意欲を見せた。