_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.214     _/ _/              令和元年 11月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.214をお届けします。    2020年のオリンピック・パラリンピック開催と市制80周年を記念し、 九谷焼を使用したモニュメントを小松運動公園に設置します。2020人みん なの力で完成させましょう。 ●みんなで参加!九谷焼タイルづくり  記念モニュメントの制作にご協力・ご支援をお願いします。  協力金 一口5千円 協力特典 一口当たり2人まで九谷焼タイルの制作に参加できます。また、モ ニュメントに設置する銘板に氏名(団体名)が記載されます。応募方法など詳 しくは、市ホームページをご覧ください。 応募期間 11月1日(金)〜令和2年2月29日(土)  問い合わせ スポーツ育成課 0761・24・8139 ◆◆文化ガイド◆◆ ●オータムコンサート 〜うたごえGallery〜  宮本三郎の作品とともに、歌声のハーモニーとピアノの音色をお楽しみくだ さい。 とき 11月16日(土)14時〜15時 ところ 宮本三郎ふるさと館 出演 歌:唐木鈴子、ピアノ:東美峰子 定員 50人(当日先着順) 参加費 コンサート中は入館無料 問い合わせ 宮本三郎ふるさと館 0761・43・3032 ●特別展「ENJOY!日本画 〜本陣記念美術館所蔵東山魁夷作品一斉公開 〜」  「日本画」の再生を目指した画家たちの作品の中から、意表をつく表現や新 鮮な印象を見つけ出し、個性的な新生日本画をエンジョイしてみましょう。本 陣記念美術館所蔵の作品のほか、雑誌「日本」(講談社刊)より東山魁夷の表 紙原画8点(紙本彩色)を特別公開します。 会期 11月19日(火)〜令和2年1月26日(日)9時〜17時(入館は 16時30分まで) ところ 本陣記念美術館 観覧料 300円、高校生以下無料 休館日 月曜日、祝日の翌日 ◎ギャラリートーク とき 11月30日(土)11時〜、14時〜 問い合わせ 小松市埋蔵文化財センター 0761・47・5713 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ---------------------------------------------------------------------- 01:加賀トンネルが貫通 北陸新幹線、福井とつながる 現地で式典 02:「まつ家別邸吉祥庵」に国文化財登録を伝達 小松・安宅町 03:幼児の健康おやつから 8品を考案、健診で普及 小松市×金沢学院大  04:木場潟誕生は5300年前 従来説の2千年以上早く 05:桜の名所へ植樹着々 小松市マウンテンバイク場 1千本まで150本 06:リフトの設置始まる 降雪を期待 小松・大倉岳スキー場  07:2020年に記念モニュメント 東京五輪×小松市制80周年 08:AIで顔パス、診察券いらず 小松市民病院の患者再来受付 09:石切り場にアート 小松・観音下 英国作家が作品「上昇」 10:小松市が北陸で初登録 五輪・パラ、共生社会ホストタウン ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2019年10月29日(火)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎加賀トンネルが貫通 北陸新幹線、福井とつながる 現地で式典  石川、福井県境をまたぐ北陸新幹線加賀トンネル(延長約5・5キロ)の貫 通式は29日、加賀市奥谷町の現地で行われ、地元自治体や鉄道建設・運輸施 設整備支援機構(鉄道・運輸機構)などの関係者約130人が2023年春の 敦賀開業へ工事の節目を祝った。  加賀トンネルは加賀市細坪町と、あわら市樋山をつなぐ。金沢−敦賀間では 12本あるトンネルのうち、新北陸トンネル(約19・8キロ、福井県)に次 ぐ長さで、直径は9・5メートル。15年12月に着工し、16年8月から掘 削してきた。土木工事は20年12月に完了する。  式では、渡邉修鉄道・運輸機構大阪支社長、向出勉石川県議、和田慎司小松 市長、山下正純加賀市副市長らが除幕し、トンネルを貫通させた。石川、福井 両県側からそれぞれ地元区長らが歩み寄り握手した。鏡開きに続き、渡邉氏が あいさつし、和田市長らが祝辞を贈った。室谷弘幸石川県議の発声で乾杯した。  金沢−敦賀間の工事進捗率は10月1日現在、50%となっている。 〈02〉2019年10月29日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「まつ家別邸吉祥庵」に国文化財登録を伝達 小松・安宅町  国の登録有形文化財になった小松市安宅町の「まつ家(や)別邸吉祥庵(き っしょうあん)」(旧米谷銀行安宅支店)の登録証伝達式は28日、同所で行 われ、まつ家専務の森泰二さん(37)、若女将(おかみ)の高野雅世さん (38)に和田慎司市長から登録プレートなどが手渡された。市内の国登録有 形文化財は13件目となる。  まつ家別邸吉祥庵は1891(明治24)年、北前船主の米谷半平家別邸と して建てられた。出格子や下見板張りなど創建時の特徴を残しており、9月1 0日付で国文化財に登録された。  森さんは「日本遺産の『北前船寄港地・船主集落』である安宅を発信する建 物として大切に維持管理していきたい」と話した。 〈03〉2019年10月29日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎幼児の健康おやつから 8品を考案、健診で普及 小松市×金沢学院大   金沢学院大人間健康学部の学生3人は28日までに、同大と包括連携協定を 結ぶ小松市と共同で幼児の健康に優しいおやつのレシピを考案した。子どもに 不足しがちな野菜や乳製品を取り入れたドーナツ、プリンなど8品で、食べや すい味わいと彩りを両立させた。市は11月から幼児健診の際に保護者にレシ ピを配布し、栄養指導に活用していく。  レシピは健康栄養学科の佐喜眞未帆助教の指導で管理栄養士を志す川口純奈 さん、宮島彩さん、吉田羽織さん(いずれも4年)が春から試行錯誤して完成 させた。  絹ごし豆腐を使ってカロリーを抑えたプリンやチーズケーキ、アレルギーに 配慮して卵を使わず、野菜を食べやすく加工したドーナツなどを用意。材料や 調理法、ポイント、栄養成分、完成写真をまとめた。  小松市が幼児の保護者を対象に行っているアンケート結果では、全般的な傾 向として、菓子の間食による砂糖の摂取量が多い一方、乳製品が足りず、野菜 の好き嫌いも目立った。  市はこうした課題を反映させたおやつを、1歳6カ月児、3歳児を対象にし た健診の際に普及し、食生活の改善に役立ててもらう。来年度以降は小学生の 親子向けに開く夏休み料理教室でもレシピを紹介する。  28日は学生3人が市すこやかセンターを訪れ、枡野喜代美館長ら職員にレ シピに込めた工夫や考案までの苦労を説明し、意見交換した。枡野館長は「身 近な調理器具で作りやすい。不足しがちな栄養素も補えるだけでなく色彩もよ く、子どもも喜んで食べるだろう」と話した。 〈04〉2019年10月29日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎木場潟誕生は5300年前 従来説の2千年以上早く  北陸新幹線敦賀延伸工事で採取された土壌の分析によって、木場潟(小松市) が約5300年前の縄文中期には誕生していたとみられることが、同市埋蔵文 化財センターの28日までの調査で明らかとなった。従来考えられていた形成 時期を2千年以上さかのぼる。弥生時代に南加賀で採掘された碧玉(へきぎょ く)を運搬する際、木場潟が重要な水上ルートとして確立していた可能性が、 現代の交通インフラ整備で浮かび上がった。  北陸新幹線のルートは木場潟の西側を通る。センターは建設主体の鉄道建設 ・ 運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の協力を得て、2017年から約1 00カ所のボーリング調査で採取された土壌サンプルの分析を進めてきた。  木場潟一帯は約7千年前は海だったことが分かっている。分析では土中の木 片や貝の化石が含んでいる炭素を測定して地層の年代を突き止めた。その結果、 海水面が下がった縄文中期には木場潟は日本海と隔てられたことが判明した。 ●柴山潟は同時期、今江潟は3千年前  センターは木場潟の調査結果を補強材料に、柴山潟(加賀市)、昭和の干拓 事業で消えた今江潟の形成時期についても推定作業を進めた。柴山潟は木場潟 と同時期、木場潟よりも海側にあった今江潟は約3千年前にはできたとみられ ることが分かった。分析には市史編纂(へんさん)に協力する弘前大も参加し た。  小松市中心部にある弥生中期(約2300〜2千年前)の環濠(かんごう) 集落「八日市地(じ)方(かた)遺跡」からは碧玉製の管玉や木製品などが出 土し、千点以上が国の重要文化財に指定されている。  センターの樫田誠所長は「碧玉を日本海へ運ぶため、木場潟など加賀三湖に 舟を浮かべた弥生人の姿が容易にイメージできる」と話し、潟の誕生時期を解 明した意義を強調する。  北陸新幹線金沢―敦賀間(延長約125キロ)は2023年春の開業へ工事 が進む。鉄道・運輸機構によると、進捗(しんちょく)率は予算ベースで55 % で、用地取得率は10月1日現在99%、トンネルの進捗率は68%、高架橋 ・ 橋梁は40%となっている。石川県内区間の工事進捗率は57%となっている。 〈05〉2019年10月28日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎桜の名所へ植樹着々 小松市マウンテンバイク場 1千本まで150本  小松市マウンテンバイク場を桜の新名所にするプロジェクトが大詰めを迎え ている。地元・東山町の住民でつくる「東山里山自然の森構想推進委員会」は 27日、八重桜など240本を植え、1千本の目標まで残り150本とした。 市制80周年と東京五輪・パラリンピックが重なる来年の完成を目指し、記念 植樹を行う企業、団体を募る。  マウンテンバイク場は1998年、廃棄物処分場だった丘陵地に開設された が、利用者数が減り、イノシシ被害も深刻化していたため、2017年から植 樹による里山再生を進めている。今年は小松、小松中央、小松青雲ライオンズ クラブ(LC)などが参加し、大掛かりな用地整備や土壌改良を行った。 〈06〉2019年10月24日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎リフトの設置始まる 降雪を期待 小松・大倉岳スキー場   小松市の大倉岳高原スキー場で23日、リフトの設置が始まり、市まちづく り財団の職員14人がいすをワイヤロープで固定する作業に励んだ。昨年は降 雪に恵まれず、営業日数がわずか6日間にとどまったことから、職員は降雪に 期待しながら12月22日の営業開始に向け、準備を進めた。  現在改修中の第3ペアリフトを含め、11月末までに計308個を取り付け る。十分な積雪が得られなかった昨季は入場者数も4844人と低調だった。 難波修平所長は「今季は例年の3万7千〜8千人を超え、4万人以上に来場い ただけたらありがたい」と話した。 〈07〉2019年10月22日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2020年に記念モニュメント 東京五輪×小松市制80周年  小松市は東京五輪・パラリンピックと市制80周年が重なる2020年に向 け、記念モニュメントの制作に乗り出した。節目の西暦にちなんで市内の子ど もら2020人が手掛けた九谷焼のタイルを貼り合わせ、手をつないで輪にな る5人の姿を表したモザイク調の作品を仕上げる。来年6月までに市弁慶スタ ジアム前の芝生広場に設置し、五輪ムードを盛り上げる。  21日は同市の九谷焼創作工房「九谷セラミック・ラボラトリー(セラボ・ クタニ)」で月津小の5年生33人がタイルに緑色の絵の具を塗る作業に取り 組んだ。初めて九谷焼制作を体験した重田瑛夢君(11)は「完成が楽しみ。 東京五輪も見に行きたい」と期待を膨らませた。  月津小を皮切りに市内の全小学校、特別支援学校の児童らが制作に参加する。  モニュメントは直径、高さ各2・6メートル。東京五輪の基本コンセプトで ある「全員が自己ベスト」「多様性と調和」「未来への継承」の思いを込めて、 5人が手をつないで輪になった姿を表現し、中心には市の花である梅をかたど ったポールを配する。九谷焼の伝統色「九谷五彩」で彩る。三つのデザイン候 補から絞られた。  弁慶スタジアムの近くには1964年東京大会を記念した「若い力像」のレ リーフ、「オリンピック花壇」などもあり、市スポーツ育成課の担当者は「多 くの市民にレガシー(遺産)づくりに参加してもらうことで、来年に向けた機 運を高めたい」と話した。 〈08〉2019年10月20日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎AIで顔パス、診察券いらず 小松市民病院の患者再来受付  小松市民病院は来年1月、人工知能(AI)による顔認証を使った「診察券 レス」システムを稼働させる。患者が再来受付機の前に立つと、AIがカメラ に写った顔と、事前に登録してある顔写真を照合、電子カルテに自動的に接続 される仕組み。診察券なしでも受け付けや精算ができ、救急搬送された場合は 本人確認の精度がさらに高まる。診察券レス化は全国で2例目、公立病院では 初めての導入となる。  顔認証技術は全国の病院で徐々に利用が広がっているが、その用途は患者が 無断で外出する事故の防止のほか、医師や看護師による本人確認などセキュリ ティー対策が大半となっている。  小松市民病院は、電子カルテシステムの更新に合わせ、患者の利便性向上に つながる診察券レス化に取り組むこととした。市民病院によると、同様のシス テムは神奈川県内の民間病院でも採用している。  1月中旬から、3台ある再来受付機のうち2台を顔認証対応とする。患者が 顔認証を利用する場合は、初診時に顔写真を登録してもらい、次回から診察券 なしで受診手続きを済ませることができる。既に診察券を持つ患者に対しては、 新システム稼働後、顔認証への切り替えを受け付ける。  現行のシステムでは、再来患者が診察券を忘れた場合、あらためて診察申込 書を記入するなど、初診時と同様の手続きを取る必要があった。新システムで は診察券が不要となるほか、顔認証の段階で患者の電子カルテに自動的に接続 されるため、患者の取り間違え防止にもつながるという。  現在、顔認証と電子カルテの接続作業など新システムの稼働に向けた準備を 進めている。病院総務課の担当者は「診察券レス化で患者の満足度を上げ、よ り安全な医療を提供したい」としている。 〈09〉2019年10月17日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石切り場にアート 小松・観音下 英国作家が作品「上昇」  小松市観音下(かながそ)町の石切り場で創作活動に取り組んできた英国の 女性アーティスト、ジュリー・ブルークさん(57)が15日、地元住民ら約 30人を前にアート作品「上昇」を披露した。  日本遺産「小松の石文化」を象徴する観音下石を階段状に配した作品で、幅 約1メートル、高さ約20センチずつにカットした全58段を登り切ると、垂 直に切り立つ岩肌が頭上に広がる。ブルークさんは8月末から創作活動を続け、 「黄色みを帯びた観音下石の美しさと代々引き継がれてきた石切り場を祝福し たい」と話した。 ●「花道を飾ってくれた」 採石業・橋本さん  アートの舞台となった石切り場は地元で採石業を営む橋本康容(やすとし) さん(78)が所有する。橋本さんは2023年春の北陸新幹線敦賀延伸に合 わせ、新幹線小松駅舎で採用される観音下石の内装を最後に引退する予定で、 昨年春に採石を取りやめた。観音下町で唯一の採石業者で、市を通じて石切り 場の見学を受け入れている。ブルークさんの作品の披露に立ち会い「石切り場 の花道を飾ってくれた」と感無量の様子だった。 〈10〉2019年10月12日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市が北陸で初登録 五輪・パラ、共生社会ホストタウン  2020年東京五輪・パラリンピックで4カ国のパラ・カヌー選手を迎える 小松市は11日、選手との交流を機にバリアフリーを推進する「共生社会ホス トタウン」に登録された。北陸三県の自治体では初めて。  五輪・パラリンピックの参加国・地域との交流を目指すホストタウンを対象 に国が登録する。市はブラジル、イギリス、フランス、カナダの選手を受け入 れる。木場潟カヌー競技場でカヌーの乗降用スロープを設置したほか、市内で 多目的トイレを整備し、バリアフリー観光マップの作成などに取り組む。  全国の総登録件数は37件となった。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------