_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.200    _/ _/              平成30年 9月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.200をお届けします。  この秋は小松が誇る乗りものと自然を満喫できるイベントがたくさん。行楽 シーズンにぴったりです。家族や友人などみんなでお出掛けください。 ●こまつ乗りもの動物園 とき 9月24日(月・休)10時〜16時 ところ こまつドーム ※駐車場の混雑が予想されますので、日本自動車博物 館駐車場もご利用ください。30分毎にボンネットバスが運行します(無料)。 内容 いろんな乗りものが大集合するエリアやミニセグウェイ乗車、VR宇宙 体験などの乗りものとサイエンスのエリア、ミニショベルカーの操縦などのこ ども乗りものチャレンジエリア、ドローンや電動ラジコンのデモ飛行などのフ リープレインエリア、フードエリアなど。 そのほか 9月4日(火)〜11月4日(日)の期間は「こまつ乗りものフェ スティバル 秋の便」と題し、市内で様々な乗りもののイベントが開催されま す。 問い合わせ 観光文化課 0761・24・8076 ●スマイル木場潟2018 とき 9月23日(日・祝)9時〜15時 (荒天中止) ところ 木場潟公園中央園地 ※臨時駐車場(南加賀公設地方卸売市場)あり、 無料送迎バス運行 内容 林業体験、ステージ、ファーマーズマーケット、雑貨販売、里山体験、 グルメコーナーなど。 問い合わせ スマイル木場潟実行委員会(農林水産課内) 0761・24・ 8078 ◆◆文化ガイド◆◆ ●市史講座「芭蕉二百回忌追善俳句集の世界」  明治の俳壇は江戸時代からの伝統を引き継ぐ「旧派」と正岡子規らの「新派 」に分かれました。今回この「旧派」の俳人たちが「芭蕉二百回忌」を通して どのような活動を行ったのかを探ります。  とき 9月15日(土)10時30分〜 ところ 公会堂3階第5、6会議室 講師 綿抜豊昭(筑波大学教授、小松市史専門委員) 参加費 無料 そのほか 事前申し込み不要 問い合わせ 市史編纂事務局 0761・24・5315 ●ミュージアムコンサート「マリンバデュオで奏でる名曲」  マリンバ奏者の2人がトルコ行進曲、ずいずいずっころばし、情熱大陸など を演奏します。宮本三郎の美しい絵画とともにお楽しみください。 とき 9月8日(土)14時〜 ところ 宮本三郎美術館 演奏 稲瀬祐衣、城田絵里子 定員 50人(当日先着順) 参加費 無料(別途入館料が必要) 問い合わせ 宮本三郎美術館 0761・20・3600 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:小松うどんを発信 地域ブランド総選挙に参加 星稜大生 02:道路を拡幅、無電柱化 小松市の粟津温泉、街なか線完成 03:安宅中生が魅力発信 日本遺産・北前船の里ガイドデビュー 04:小松市の外国人が過去最多 2179人、技能実習生増える  05:航空祭、子どもに優しく 初の優先エリア設置 空自小松基地 06:盂蘭盆法要、取りやめ 小松市遺族会 高齢化で負担軽減、体調に配慮 07:北前船文化で新名物づくり 「安宅」 日本遺産認定を追い風に 08:アンガルスクで友好記念、マツ植樹 小松市代表訪問団 09:木場潟の眺望で誘客 北陸新幹線・敦賀延伸を見据え仕掛け 石川県 10:地物ニンジンでジュース 小松商高3年が商品化 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2018年08月28日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松うどんを発信 地域ブランド総選挙に参加 星稜大生  地域ブランド保護を目的とした「地域団体商標制度」の活用促進へ、特許庁 と中部経済産業局が企画する「東海・北陸地域ブランド総選挙」に参加する金 沢星稜大3年の女子3人が27日、同商標に登録される「小松うどん」のPR 活動を始めた。  同総選挙は大学生が商標の取得団体を取材し、写真共有アプリ「インスタグ ラム」で発信する企画で、「いいね!」の数などで審査が行われ、12月に最 優秀賞が決まる。総選挙を通じ、団体側も新商品や新ビジネスのアイデアを探 る。  金沢星稜大の3人は若松優香さんと田中美帆さん、伍嶋沙季さん。27日は 商標取得団体の「小松うどんつるつる創研」(小松市)の石田弘榮理事長に小 松うどんの歴史や製法、めんの特徴などを聞き取った。市内で小松うどんを提 供する飲食店を巡り、スマートフォンで投稿する写真も撮影した。 〈02〉2018年08月24日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎道路を拡幅、無電柱化 小松市の粟津温泉、街なか線完成  小松市の粟津温泉街区まちなみ協議会の「都市計画道路粟津街なか線完成を 祝う会」は23日、粟津温泉交流広場(仮称)で開かれ、関係者約100人が 完成を祝った。  片山隆義会長と谷本正憲知事、和田慎司市長があいさつし、福村章県議が祝 辞を述べた。鏡開きの後、地元の粟津温泉こども園の園児が和太鼓演奏を披露 した。  粟津街なか線は延長385メートルで、2007年に着工し、今年7月に完 成した。温泉街の道路を拡幅し、無電柱化工事も実施した。  同市粟津温泉観光協会の開湯1300年記念祝賀会も同所で開かれた。辻井 祐紀恵会長が式辞を述べ、和田市長があいさつした。福村県議、宮川吉男市議 会議長、山本陽一県観光戦略推進部長が祝辞を述べ、西正次小松商工会議所会 頭の主唱で万歳三唱した。 〈03〉2018年08月24日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎安宅中生が魅力発信 日本遺産・北前船の里ガイドデビュー  日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に認定された小松市安宅町の魅力を発 信しようと6月に結成された安宅中のグループ「地域活性化クラブ」が23日、 観光ガイドとしてデビューした。  そろいのシャツを着た同クラブの1、2年生8人が市立中央児童センターや 稚松小児童クラブの2〜6年生31人を北前船主の邸宅・瀬戸家に案内し、家 財道具にまつわる逸話などを紹介した。  メンバーは、曳船(ひきぶね)保存会の橋本紀之会長や安宅活性化倶楽部の 藤野朝子代表、瀬戸家の瀬戸照子さんらに教わった知識をもとに、ガイドの台 本を作成するなど準備を積んできた。  2年生の白尾香穂さん(13)は「小学生に分かりやすい言葉で説明するの は大変だったけど、喜んでもらえた」と手応えを語った。 〈04〉2018年08月20日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市の外国人が過去最多 2179人、技能実習生増える   小松市内に暮らす外国人が、8月に入って過去最多の2179人となったこ とが19日までの市の集計で分かった。好景気を背景とした求人増で、市内に 集積する製造業が多くの海外人材を受け入れているとみられ、特に年数を限っ て滞在する技能実習生の増加が顕著となっている。国際都市を掲げる市は今後 も在住外国人が増えるとみて、住みやすいまちづくりを推進する。  外国人登録者数は、統計の残る1997年が1072人で、2008年に1 966人まで増えた。しかし、同年に発生したリーマンショックのほか、ブラ ジル人が母国でのワールドカップ、リオ五輪に伴う公共工事の増加を見込んで 帰国したことなどが理由で14年に1246人まで減少した。  その後は上昇に転じ、ことし6月に2054人で過去最多を更新し、8月に 入った時点では2179人と増え続けている。国籍はブラジルが950人で最 も多く、中国が362人、ベトナムが265人と続く。  市によると、製造業を中心に人手不足に悩む企業が多い。国内の人材難もあ って出稼ぎに来るブラジル人を製造業者が大量に雇用している。とりわけ近年 は技能実習生としてベトナム人の増加が目立つという。 ●市が生活や子ども就学を支援  市内に暮らすブラジル人の増加に対応するため、同市国際交流協会は4月か ら、毎週日曜だけだった日本語教室の初級クラスを平日にも開いている。在住 外国人に防災訓練への参加を促したり、防災士や「しみん救護員」の資格取得 を後押ししたりもしている。  市は今年度の組織改正で、市内在住外国人の生活支援など、国際関係の業務 を複数の課で担当する仕組みにした。全庁挙げて目標に掲げる国際都市を推進 する目的で、庁内の関係課でつくる会議が毎月1回、部局横断で情報を共有、 アイデアを出し合っている。  全国的には、言葉が通じないことで学校現場が対応に苦慮するなどの理由で、 外国人の子どもが特別支援学級に就学するケースが問題とされているが、小松 市では、第一小と芦城小に外国人児童を対象にした教室を設けるなど、日本語 を指導し、日常生活をサポートしている。  市の担当者は「外国人が安心して過ごせる、やさしいまちを目指したい」と 話した。 〈05〉2018年08月18日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎航空祭、子どもに優しく 初の優先エリア設置 空自小松基地  航空自衛隊小松基地は、9月17日に同基地で開催する航空祭で、初めて子 どもの優先観覧エリアを設ける。展示する機体やパフォーマンスが見づらかっ たことへの配慮で障害者も対象とする。転倒や人にぶつかる恐れがある脚立や 踏み台の持ち込みも禁止し、1日で10万人超を集める小松市最大級のイベン トを、誰もが安心して楽しめるよう工夫を凝らす。  優先エリアは駐機場最前列に設け、中学生以下の子どもと保護者、障害者手 帳の保持者と介助者が入れるようにする。これまで車いす利用者の観覧場所は あったが、子どもにまで対象を広げるのは初めてとなる。  航空祭では戦闘機が繰り広げる航空ショーや地上に並ぶ機体を見学できるが、 例年、身長の低い子どもは飛行機が見えにくいとの声が寄せられていた。  今回はアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の駐機場所前方に優先 エリアを置き、人気の部隊を間近で見てもらう。 ●脚立や踏み台禁止  人混みでの事故やトラブルの防止策にも力を入れ、脚立や踏み台の使用も初 めて禁止する。転落したり、持ち運ぶ際に人にぶつけたりする危険があり、特 に子どもに接触すると大けがにつながりかねないためだ。 ●公共交通の利用を  航空祭では例年、道路渋滞や駐車場不足が課題となっており、今回は公共交 通機関の利用を促すため、当日、JR小松駅改札内で手荷物検査優先チケット を配る。鉄道利用者は、基地に入る際、もらったチケットを提示すると専用レ ーンで検査が受けられ、スムーズに入場できる仕組みだ。小松駅―基地間はシ ャトルバスを運行する。  航空祭は昨年、台風の影響で中止したため、2年ぶりとなる。今年はブルー インパルスが訪れることもあり、基地は多数の来場を想定しており、警備犬の 訓練を披露するなど、新たな見どころも増やす計画となっている。基地渉外室 の担当者は「子どもの安全や周辺地域に気を配り、より楽しんでもらえるよう にしたい」と話した。 〈06〉2018年08月15日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎盂蘭盆法要、取りやめ 小松市遺族会 高齢化で負担軽減、体調に配慮  小松市遺族会は14日までに、毎年8月16日に同市芦城公園内の平和塔前 で営んでいる盂蘭盆(うらぼん)法要を取りやめることを決めた。真夏に行う 屋外行事のため、高齢化が進む会員の体調に配慮するとともに法要を準備する 役員の負担をなくす。当日は平和塔の門扉を開放し遺族が各自で参拝できる形 式に変え、戦没者をしのび、平和の尊さをかみしめる機会を継続する。  同会によると、盂蘭盆法要は1949(昭和24)年から始まった。日清戦 争以来の戦没者3116柱が安置されている平和塔の前で、遺族らが冥福を祈 ってきた。終戦記念日の8月15日に営まれる戦没者追悼式への参列や先祖の 墓参りを優先させるため、1日遅らせている。  法要では、これまで参列者が黙とうし、会長が追悼の言葉をささげ、参列者 は読経の中、祭壇に進んで焼香してきた。時間がかかるこうした儀式を炎天下 で行えば、会員の体調に影響する恐れがある。  加えて、法要を営むために役員約20人がテントや椅子を会場に運んで並べ るなどの準備、片付けも含め作業は半日を要する。平均年齢76歳の役員にと って負担になってきたため、今回から一連の儀式を省略し、遺族が自由に参拝 できるようにする。  会員約560人の平均年齢も75歳を超え、多いときは200人が出席した 盂蘭盆法要の参列者も近年、50〜60人に減っている。森脇位泰(たかひろ) 会長(78)は「法要を取りやめるのは残念だが、どこかで決断しなければな らなかった。無理をせずに参拝できる形にしたい」と話した。 〈07〉2018年08月08日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎北前船文化で新名物づくり 「安宅」 日本遺産認定を追い風に  小松商工会議所は7日までに、北前船の寄港地として栄えた小松市安宅町の 地域資源などを活用した新名物づくりに乗り出した。3年計画で、今年度は新 名物のコンセプトを絞り込むための調査を実施し、他の寄港地との連携も探る。 日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に認定されたことを追い風に「安宅」の ブランド力を高め、北前船文化の発信と誘客につなげる。  北前船主だった住民や地域活性化団体代表、市担当者らでつくる新名物開発 調査事業プロジェクト委員会が発足し、西正次会頭が委員長に就いた。アイデ アを寄せ合う組織として、食品加工や菓子、絹織物製造などの地元の事業所や 住民でつくる分科会も設けた。  小松商工会議所によると、開発する新名物は食品になるかなどは未定で、市 内にある資源を組み合わせたものにしたいとしており、担当者は「北前船や小 松の魅力が伝わるものにしたい」と話した。  新名物に活用する地域資源には、北前船を描いた絵馬が奉納された安宅住吉 神社や、北前船主や回船問屋の旧家、北前船交易で発展した発酵食、安宅まつ りなどを想定している。  北前船ゆかり以外でも、歌舞伎「勧進帳」の舞台「安宅の関」や九谷焼など の伝統文化、安宅漁港で水揚げされる魚介類や北陸三県最大の生産量を誇るト マトなど農産物の活用も視野に入れる。  今年度は他にない地域資源の価値をどう商品に反映させるか探り、新商品の コンセプトやターゲットを絞り込むための市場調査を首都圏などで行う。市内 でも事業所や大学生を対象に、新名物づくりに向けた意見を聞き取る。来年1 月にも試作品をつくる予定だ。  取り組みは、中小企業庁や日本商工会議所による「小規模事業者地域力活用 新事業全国展開支援事業」の補助金を活用する。 〈08〉2018年08月05日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎アンガルスクで友好記念、マツ植樹 小松市代表訪問団  友好都市協定を結ぶロシア・アンガルスク市に滞在している小松市代表訪問 団(団長・和田慎司市長)は4日、アンガルスク10周年記念公園で行われた 記念植樹に臨み、交流の発展を誓ってマツ1本を植えた。  小松市によると、マツは樹齢15年で、同公園内に整備中の日本庭園「アン ガルスク・小松友情の庭」入り口に植えられた。和田市長は「木が大きく成長 する頃には両市の友情はさらに深くなる」と話し、ペトロフ・セルゲイ市長は 「新名所として市民が小松を身近に思う場所になる」と語った。  この日、訪問団一行はロシアとの友好の礎を築いた森茂喜旧根上町長の遺骨 を納めたシェレホフ市にある墓などを訪れた。6日に小松に戻る。 〈09〉2018年08月04日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎木場潟の眺望で誘客 北陸新幹線・敦賀延伸を見据え仕掛け 石川県  2023年春の北陸新幹線敦賀開業を見据え、県は小松市の木場潟公園の高 台2カ所に、潟越しの新幹線を一望できるスポットを設けることを決めた。一 方、新幹線から潟と白山のパノラマを楽しめるよう、高架橋の防音壁が乗客の 目線より低く設けられることが決定。木場潟では湖岸1周を桜で囲む桜回廊の 整備事業も始まり、「第2の開業」効果を生むための仕掛け作りが本格化して きた。  県は木場潟の周遊路6・4キロのうち、桜が植えられていない2・2キロに ソメイヨシノ約370本を植える。寄付を募って11月ごろに植樹を行う。敦 賀開業までには樹木が6〜7メートルに育つ見込みで、見応えのある桜回廊を 完成させる。  県はこの事業に並行し、潟の東園地計画地と中央園地の高台2カ所を眺望ス ポットとして整備し、白山を背に潟越しの新幹線を眺めることができる憩いの 場をつくる。東園地には木製の展望デッキを新設する予定で、中央園地の「見 晴らし園地」でも眺望環境を整える。これにより、潟でのカヌーの練習風景も 見学できることになる。  北陸新幹線は金沢以西の県内区間51・3キロのうち、約9割に当たる46 ・ 5キロがトンネルがない「明かり区間」となっている。県は沿線の屋外広告物 の規制を強化するなど新幹線からの眺めの確保に取り組み、南加賀の自然豊か な風景を見てもらうことで来訪につなげたい考えだ。  県によると、木場潟沿いの新幹線の高架(延長約2・5キロ)は、防音壁が 車窓より低い位置に整備される。新幹線が最高速度の時速260キロで走行し た場合、乗客は35秒間、地上11〜13メートルの高さから木場潟の桜回廊 と白山のコントラストを目にすることになるという。  県公園緑地課の担当者は「桜回廊と眺望スポットの整備を一体的に進め、敦 賀開業に向けた機運を盛り上げていきたい」と話している。 〈10〉2018年08月02日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地物ニンジンでジュース 小松商高3年が商品化  小松商高3年生は1日までに、小松産ニンジンを使ったジュースをイオンモ ール新小松内にある専門店とともに完成させ、同日、店舗で販売を始めた。ニ ンジンのピューレを新鮮なフルーツと混ぜ合わせ、さっぱりと飲みやすい味わ いに仕上げており、市内外から若者や家族連れが集まる同モールで、小松の農 産物をアピールする。  発売した「パイン&キャロット」は、3年生17人が課題研究の授業で考案 し、フルーツジュースバーの「果汁工房果琳(かりん)」がレシピ作成に協力 した。JA小松市が製造したニンジンピューレに、店舗でカットしたパイナッ プルと搾りたてのレモン果汁、氷などを加え、ミキサーで混ぜて仕上げる。  レシピを作成する際、生徒はジュースの材料に小松産野菜を使うことを決め、 果汁工房果琳に試作を依頼し、さまざまな果物との組み合わせを試した。小松 産トマトとの相性も確かめるなど試飲を重ねた結果、甘みが強く、果物に合う ニンジンのピューレを選んだ。  商品は1杯390円で、8月いっぱい店頭で販売する予定だ。本田早羽店長 は「当店が自信を持って提供している果物を通して、地域貢献できればうれし い」と話した。  開発に取り組んだ渡邉月(るな)さん(17)は「夏らしい爽やかな味わい で、ニンジンが苦手という人でもおいしく飲める。小松の野菜のPRにもつな がってほしい」とアピールした。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/  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