_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.196     _/ _/              平成30年 5月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.196をお届けします。  小松に初夏の訪れを告げるお旅まつりがいよいよ始まります!絢爛豪華な曳 山が勢ぞろいする曳山曳揃えは5月12日(土)。子供歌舞伎の上演のほか、 曳山250年を記念してつくられた「曳山八基祝い唄」に合わせて祝いの舞の 披露もあります。また「こまつDE歌舞伎」と銘打った様々なイベントやこまつ 曳山交流館みよっさの5周年記念セレモニーなど盛りだくさん。ぜひお出掛け ください。 【お旅まつり 5月11日(金)〜13日(日)】 ●曳山子供歌舞伎上演  寺町:五郎 十郎誉の仇討 蝶千鳥 曽我物語中村閑居の場  八日市町:絵本 太功記十段目「尼ヶ崎の段」 ●曳山五基曳揃え とき 5月12日(土)9時40分〜みよっさ5周年記念セレモニー、10時 〜第6回みよっさ口上大会、11時10分〜寺町上演、12時10分〜八日市 町上演 ところ 花道広場よろっさ(こまつ曳山交流館みよっさ前) ●曳山八基曳揃え とき 5月12日(土)15時〜オープニングセレモニー(曳山八基祝い唄、 祝いの舞、お練り)、15時30分〜寺町上演、16時30分〜八日市町上演、 17時30分〜幕間(日吉神社お神輿、山王日吉太鼓)、18時〜寺町上演、 19時〜八日市町上演、 20時〜フィナーレ ところ JR小松駅前 問い合わせ 観光文化課 0761・24・8076 ◆◆文化ガイド◆◆ ●美人画と花鳥のコラボレーション  花・鳥・虫などを描く花鳥画と、花鳥を着物、小物などの柄や背景に取り入 れた美人画が織りなす魅惑の世界をお楽しみください。 会期 6月24日(日)まで ところ 本陣記念美術館 入館料 一般300円、高校生以下無料 休館日 月曜日、祝日の翌日 ◎学芸員による解説会 とき 5月19日(土)11時〜、14時〜 問い合わせ 本陣記念美術館 0761・22・3384 ●クラシックコンサート「対話〜五線譜からのメッセージ〜」  企画展「宮本三郎 色彩の魔術」とともにお楽しみください。 とき 5月20日(日)14時〜15時 ところ 宮本三郎ふるさと館 演奏 チェロ:小南友飛、ピアノ:岡本恵生子 定員 50人(当日先着順) 参加費 コンサート中は入館無料 問い合わせ 宮本三郎美術館 0761・20・3600 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:養殖ドジョウを初出荷 小松市西俣の団体 市内の料理店に 02:石切り場跡でカフェ 8月に初イベント 小松市の鵜遊立活性化委員会 03:職場で法被、歌舞伎フェスをPR、小松市役所 5月、お旅まつりも開催 04:曳山祝い唄、舞で彩る お旅まつり みよっさが振り付け制作 05:勧進帳を九谷焼の模型で 小松市が今秋 三役、舞台を絵付け 06:松東みどり学園が開校 児童128人、歌声一つに 小松市  07:鉄道利用者に500円補助 会議やスポーツ合宿など対象に 小松市 08:新生活に期待 公立小松大で入学式 09:郷土芸能の保護を手厚く 小松市が助成制度拡充 道具修繕、衣装購入に 10:まちづくり市民財団発足 小松市、名称を変更 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2018年04月26日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎養殖ドジョウを初出荷 小松市西俣の団体 市内の料理店に  小松市西俣町の地域おこし団体「西俣創造の森振興会」会長の北光弘さん (61)は25日、同町で養殖したドジョウを初めて出荷し、市内の老舗料理 店に卸した。これまではイベントで唐揚げやつみれにして販売していたが、 「料亭の味」としてかば焼きや柳川鍋に使われる。目標としていた養殖3年目 の出荷を実現した北さんは「西俣のドジョウを知ってもらう良い機会になる」 と期待している。  ドジョウを仕入れたのは、安宅町にある創業80年の料理店「まつ家」で、 北さんが森泰二専務に打診した。森専務によると、店では代々、ドジョウを使 った料理を出している。これまでは産地にこだわっていなかったが「地の物を 大切にしたい」と、北さんの申し出を快諾した。  25日は、北さんがドジョウ約150匹(約1キロ)をまつ家に運んだ。森 専務は、体長10センチ前後、重さ6〜7グラムに育ったドジョウを手にし、 「元気が良く、大きさは申し分ない」と太鼓判を押し、継続して仕入れること を約束した。  「ドジョウを名物にして西俣を活性化しよう」と考えた北さんは2016年、 山間部に位置する西俣町の耕作放棄地に池を造成して養殖を始めた。今冬の記 録的な大雪で、土中で冬眠するドジョウが大量に死んでしまわないか心配した が先月、雪が解けた池を確認すると、元気に動き回っていた。今年も昨年同様、 6月に稚魚2万匹を池に放つ。  北さんは「老舗料理店で使ってもらうことは信用の証し。他の料理屋からの 引き合いを増やしたい」と話した。 〈02〉2018年04月23日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石切り場跡でカフェ 8月に初イベント 小松市の鵜遊立活性化委員会  小松市の鵜遊立(うゆうりつ)地域活性化委員会は8月、日本遺産「小松の 石文化」をPRするため、同市鵜川町の石切り場跡で、来場者が見学と飲み物 を楽しめるイベントを開く。同遺産を構成する石切り場跡がカフェとして活用 されるのは初めてとなる。運営や石切り場のパンフレット作成は金沢学院大の 学生が協力する予定で、神秘的な空間で過ごす貴重なひとときを提供して人を 呼び込み、地域を元気付ける。  鵜遊立地域活性化委員会は2016年3月、鵜川、遊泉寺、立明寺(りゅう みょうじ)の隣接3町が連携してにぎわい創出に取り組む目的で設立された。 昨年11月の「WaiWaiまつり」(北國新聞社後援)では、金沢学院大生 がコースを考案したスタンプラリーを実施した。約200人が鵜川町の石切り 場跡の内部など5カ所を巡り、クイズに答えながら地域の歴史に触れた。  活性化委員会によると、石切り場跡の内部は季節に関係なく、温度は常時1 4〜15度で夏場は涼しく感じられる。たまった地下水が緑や青に輝く幻想的 な光景が人気を集めており、見学希望者は増えているという。  8月に開くイベントでは、学生の提案を受けて、石切り場跡にテーブルと椅 子を並べ、コーヒーやジュースを飲んで一服するカフェスペースを設ける。来 場者に配布するパンフレットは、切り出した石が江戸初期の小松城改修で石垣 に使われたことや、石切り場跡が戦時中、軍需物資の貯蔵庫として利用された ことなどを紹介する。  西尾皓史委員長は「地元の人や若い人が参加できるイベントを通じ、交流人 口を増やしたい」と話した。 ●今年度もWaiWaiまつり  鵜遊立地域活性化委員会の総会は22日、立明寺町のハニベ岩窟院事務所で 開かれ、昨年好評だったWaiWaiまつりや会員制交流サイト(SNS)を 活用した広報活動など今年度事業計画を承認した。西尾委員長があいさつし、 村上正史遊泉寺銅山再生パートナーシップ会長、和田慎司市長らが祝辞を述べ た。 〈03〉2018年04月17日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎職場で法被、歌舞伎フェスをPR、小松市役所 5月、お旅まつりも開催  小松市役所の職員は16日、5月4、5日の全国子供歌舞伎フェスティバル (北國新聞社特別協力)と同11〜13日のお旅まつりをPRするため、そろ いの法被を着用して業務に当たり、ムードを盛り上げた。  市役所のにぎわい交流部と総合案内、こまつ曳山(ひきやま)交流館、県こ まつ芸術劇場うらら内「ぶっさんや」などの約50人が法被を羽織った。背面 には歌舞伎の隈(くま)取(ど)りをイメージしたマークをあしらっている。 お旅まつり最終日の5月13日まで着用する。  お旅まつりを前に、小松市の曳山八基曳揃(ひきぞろ)え実行委員会は17 日、JR小松駅前などにのぼり旗120本を設置した。  旗は縦2メートル、横0・6メートルで、「歌舞伎のまち小松」と記して新 調した赤、緑、黒色の旗をはじめ、「曳山250年」のロゴを入れた赤、茶色 の旗、「お旅まつり」と書いただいだい色の旗を、駅前や市役所前などに取り 付けた。  全国子供歌舞伎フェスティバルとお旅まつりを紹介するポスターは小松駅構 内と小松空港ビル内に掲示された。 〈04〉2018年04月14日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎曳山祝い唄、舞で彩る お旅まつり みよっさが振り付け制作  5月のお旅まつりに向け、小松市のこまつ曳山(ひきやま)交流館みよっさ は市内の日本舞踊家に依頼し、曳山子供歌舞伎上演250年を記念して2年前 に作成した民謡「曳山八基祝い唄」の振り付けを制作した。曳山の華やかさを 歌詞に沿って表現しており、伝統を次の250年へつなぐ。祭りのメイン行事 「曳山八基曳揃(ひきぞろ)え」で披露する。  祝い唄は2016年の曳山250年本祭に合わせて、小松郷土民謡会の岸泰 (た)二央(にお)主宰が作詞、民謡山本会の山本正之会主が作曲して制作さ れた。16、17年のお旅まつりで歌われた。  今年は「ネクスト250年」への幕開けとして華々しく演出しようと、祝い 唄に「祝いの舞」と名付けた振り付けを組み合わせる。  日本舞踊「瑠璃の会」会主の菊池瑠璃子さん(70)=同市千代町=が振り 付けを担当した。当日の踊り手は、瑠璃の会で踊りを習っている市立高1年の 早松美(み)歓(かん)さん、松陽中3年の来(くる)海(み)さんの姉妹が 務める。  舞は、8町それぞれの曳山の特徴を詠んだ歌詞に沿ったしぐさとなる。「佐 吉の墨絵 龍が舞い」と歌う場面は、墨をする所作やうねる龍の動きを扇で表 す。「十と五枚の花鳥図」の歌詞には細やかな手の動きで花と鳥をイメージし、 締めくくりは歌舞伎の口上のポーズを取り入れた。早松さん姉妹は本番に向け て稽古に励んでいる。  祝い唄と舞は、5月12日にJR小松駅前で行う八基曳揃えで、各町の曳山 が一列に並んだ前で上演する。みよっさ前での五基曳揃えに合わせて行うみよ っさ5周年記念セレモニーでも披露する。  菊池さんは「歌詞に合わせた振り付けに苦労した。お祝いの気持ちを込めて 踊れるようにしたい」と指導に力を入れている。みよっさの橘雅江館長(64) は「唄も舞も、曳山と一緒に次の250年まで引き継がれてほしい」と話した。 〈05〉2018年04月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎勧進帳を九谷焼の模型で 小松市が今秋 三役、舞台を絵付け  歌舞伎十八番「勧進帳」の舞台「安宅の関」がある小松市は今秋、九谷焼の 絵付けで装飾した勧進帳の舞台模型を制作する。物語に登場する弁慶、富樫、 義経の人形を色鮮やかに描き、舞台には絵付け作家の技術が光る陶板を飾り付 ける。毎年5月に勧進帳が上演される全国子供歌舞伎フェスティバルin小松 (北國新聞社特別協力)が今年で20周年を迎えるのを祝い、小松で受け継が れる伝統の芸能と工芸の魅力を伝える。  勧進帳の舞台模型の制作は、九谷焼の絵付け作家でつくる小松九谷工業協同 組合(小松市)が、市の委託を受けて手掛ける。組合は一昨年と昨年、九谷焼 の陶板を取り付けた「五彩曳(ひき)山(やま)」を制作しており、勧進帳の 舞台模型は同様の取り組みの第3弾となる。  構想では、弁慶ら主要三役をかたどった人形は、鳥や花、コイなどの絵柄を 描く技法「色絵」や金を使う「金襴手(きんらんで)」など異なる手法で絵付 けする。人形1体の絵付けは、同じ技法を得意とする作家3〜4人が担当する。  組合によると、一つの作品を複数の作家が絵付けするのは珍しい。同じ技法 でも作り手によって焼き上げる温度が異なるため、高水準で仕上げるのは技術 的に難しく、宮本雅夫副理事長は「九谷焼の歴史にない作品になる」と話す。  人形を飾る舞台は、中田建築(小松市安宅町)が制作する木製で、各作家が それぞれの技法を駆使して陶板を1枚ずつ作り、飾り付ける。人形と舞台の大 きさ、形状は今後決めるが、舞台は、実物の曳山の約8分の1である高さ約8 0センチとした五彩曳山と同程度のスケールとする予定だ。  勧進帳の舞台模型は、全国子供歌舞伎フェスティバルの会場である県こまつ 芸術劇場うらら、市役所など公共施設に展示し、九谷焼と歌舞伎のコラボ作品 を通じて小松の伝統文化を発信する。 ●過去の出演者の メッセージを展示  5月4、5日に開催される全国子供歌舞伎フェスティバルin小松実行委員 会の今年度第1回総会は12日、小松市役所で開かれた。第20回記念特別企 画として、過去に弁慶など三役を演じた子供役者OB・OGからのメッセージ を会場に展示することを決めた。  今年のフェスティバルには地元の子供歌舞伎「勧進帳」実行委員会のほか、 出町子供歌舞伎曳山東曳山会(砺波市)、米原曳山祭保存会松翁山組(滋賀県 米原市)、長浜曳山まつり本町組春日山(同県長浜市)が出演する。 〈06〉2018年04月07日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎松東みどり学園が開校 児童128人、歌声一つに 小松市   小松市の金野小、西尾小、波佐谷小の3校を統合した松東みどり学園小学部 で6日、開校式と入学式が行われ、新1年生24人を含む全校児童128人が 新たな学校生活の始まりに期待を膨らませた。  開校式は旧波佐谷小を活用した新校舎の体育館で行われ、石黒和彦市教育長 が式辞、和田慎司市長、宮川吉男市議会議長が祝辞を述べた。後藤修平校長が 「皆で力を合わせて新しい学校の歴史を築いていきたい」と抱負を語った。各 校出身の児童代表3人も続けてあいさつし、波佐谷小出身の岡嶋准大君(6年 生)は「それぞれの学校の良さを合わせて頑張りたい」と決意を述べた。  引き続き、入学式が行われ、小松市立高芸術コース卒で作曲・編曲家の三國 浩平さんが作曲し、松東中の歌詞を基に補作した校歌を児童が斉唱した。  松東みどり学園は2021年度、松東中と統合して小中一貫の義務教育学校 となる計画になっている。 〈07〉2018年04月07日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎鉄道利用者に500円補助 会議やスポーツ合宿など対象に 小松市  小松市は4月から、市内での宿泊を伴うイベントやスポーツ選手による合宿、 各種学会に参加するため、JR小松駅などの公共交通機関を利用する人に、1 人当たり一律500円を補助する制度を始めた。北陸新幹線敦賀開業を見据え、 大型の会議や学会の誘致につなげるとともに、鉄道利用の拡大を図る。速達型 「かがやき」停車を狙ったアピールだ。  補助の対象になるのは、小松駅と粟津駅、明峰駅の小松市内3駅と能美市の 能美根上駅のほか、小松空港を利用した場合となる。従来あった補助制度を拡 充した。市によると、コンベンション開催支援で公共交通機関の利用を条件と して補助する自治体は「聞いたことがない」(担当者)という。  「かがやき」の停車に向け、加賀温泉駅を抱える加賀市と知恵比べを繰り広 げる中、今回の制度拡充は小松、能美両市が昨年12月に発足させた「小松・ 能美鉄道利用連携会議」が打ち出す観光戦略の一環となる。  小松、粟津、明峰、能美根上4駅の1日当たりの乗車人員は2016年度が 計7212人。両市は、JR側は利用者数を重視して新幹線の停車本数などを 判断するとみており、乗車人員を20年度には1万人に引き上げる目標を掲げ る。  小松市はこれまでもコンベンションや合宿などの開催団体に対して手当を講 じている。参加人数と宿泊日数を掛けた「人泊数」が50人泊以上だった場合、 規模などに応じて300〜5千円を補助してきたが今回、この要件も30人泊 以上に引き下げた。  補助の上限額は据え置き、国際学会が400万円、その他の学会が300万 円、文化・スポーツイベント、学生の合宿、修学旅行が50万円となる。  市によると、制度の利用実績は、17年度が50件、延べ宿泊者数は943 0人の見込みとなっている。このうち、カヌーなど学生のスポーツ合宿が40 件を占め、過去4年間で学会への補助はわずか3件にとどまる。  市は、3日に公立小松大が開学したことで大学関連の学会や研修、学生の合 宿が増えることを期待しており、担当者は「鉄道利用と交流人口を合わせて増 やしたい」と話した。 〈08〉2018年04月04日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新生活に期待 公立小松大で入学式  小松短大とこまつ看護学校を再編・統合して新設された公立小松大の開学式 と入学宣誓式は3日、小松市の石川県こまつ芸術劇場うららで行われた。新入 生250人は第1期生の誇りを胸に小松で過ごす新生活の一歩を踏み出した。  石田寛人理事長が開学を宣言し、大学設置者である小松市の和田慎司市長が 式辞を述べた。入学生代表の川崎慎平さん(生産システム科学部)が宣誓した。  山本博学長が告辞、文部科学省高等教育局の義本博司局長、知事代理の吉住 秀夫県企画振興部長、宮川吉男市議会議長、学長特別補佐で宇宙飛行士の山崎 直子さんが祝辞を述べた。  入学者250人のうち県内出身者は144人(58%)、県外出身者は10 6人(42%)となった。 〈09〉2018年04月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎郷土芸能の保護を手厚く 小松市が助成制度拡充 道具修繕、衣装購入に  小松市は地域に根付いた郷土芸能を保護、継承するため、今年度から道具や 楽器の修理、衣装の購入に掛かる費用の一部を補助する。郷土芸能に携わる人 材の育成を図ってきた従来の助成制度を拡充し、古くなった道具の修理など環 境整備も充実させることで活動を後押しする。  市は補助対象となる郷土芸能として、子供歌舞伎が上演される県指定民俗文 化財「お旅まつりの曳山(ひきやま)行事」や向本折白山神社の市指定民俗文 化財「悪魔祓(ばら)い」を想定する。指定文化財以外では、市内各地に伝わ る獅子舞や、関所音頭で知られる安宅まつりといった伝統行事などを挙げる。  補助額は経費の2分の1で、上限額は県指定文化財を100万円、市指定文 化財を50万円、指定文化財以外を20万円とする。具体的な修理品には太鼓 や笛、三味線などの楽器、獅子頭などとなり、そろいの衣装の新調なども対象 とする。各種保存会や町内会などの団体が申請し、市の審査会が補助するかど うか決める。  市によると、獅子舞は市内全246町内会の6割近い141町内会に伝承さ れている。南加賀は獅子舞が盛んな土地柄だが年々、担い手が不足しているこ とに加え、古くなった獅子頭や太鼓を乗せる台車などの修理費を賄えずに、や むなく休止する地域があるという。  2014年度に創設した郷土芸能人材育成支援金制度では、お旅まつりで子 供歌舞伎を披露する各町に対し、子供役者に稽古を付ける師匠への講師料や台 本の制作費などを補助してきた。道具の修理などで補助を求める声が多いこと から、制度の名称を郷土芸能継承支援金制度に改め、支援内容の充実を図った。  市の担当者は「郷土芸能を継承するとともに、途絶えた地域で復活する動き にもつながってほしい」と話した。 〈10〉2018年04月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎まちづくり市民財団発足 小松市、名称を変更  小松市施設管理公社から名称変更した市まちづくり市民財団の発足式は2日、 事務局がある市末広体育館前で行われ、関係者約30人がスポーツ振興や文化 活動を支える人材育成、地域間交流などを担う決意を新たにした。  山上重幸理事長と村上修常務理事が同体育館正面に掲げた看板を除幕した。 施設マネジメント、スポーツ・文化振興、地域活性化の各グループ長が抱負を 示した。財団は体育・文化施設の管理運営や市から委託を受けたスポーツ関連 事業、こまつ市民大学の運営参画などを進める。 ●体育協も変更スポーツ協に  小松市体育協会から名称を変えた市スポーツ協会は2日、事務局のある市末 広体育館前で看板除幕式を行った。名称変更は日本体育協会が日本スポーツ協 会に変わったことに加え、市体育協会が5月に創立70周年を迎える節目に合 わせた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------