_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.186    _/ _/              平成29年 7月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.186をお届けします。    空とこども絵本館及びサイエンスヒルズこまつで、大人気「ティラノサウル スシリーズ」の絵本作家・宮西達也さんのおはなし会と講演会を開催します。 講演会では、軽快なトークで分かりやすく思いやりや優しさについて語ってい ただきます。ユニークな人柄と優しさが凝縮した心温まる講演会です。ぜひ親 子でご参加ください! ●おはなし会とワークショップ とき・内容 7月15日(土)13時30分〜ぱくぱく恐竜の工作、14時3 0分〜宮西さんによるおはなし会 ところ 空とこども絵本館 1階ラウンジ 参加費 無料 問い合わせ 空とこども絵本館 0761・23・0033 ●講演会「ニャーゴのやさしさ ティラノのおもいやり」  とき 7月16日(日)13時30分〜15時 ところ サイエンスヒルズこまつ わくわくホール 定員 300人(先着順) 参加費 無料 申し込み サイエンスヒルズこまつホームページ申し込み専用フォームから 問い合わせ ひととものづくり科学館 0761・22・8610  ◆◆文化ガイド◆◆ ●ナイトミュージアム&ライブラリー  小松市内の5つの文化施設を夜も特別開放して、様々なイベントを行います。 参加費は無料です。 とき 7月29日(土)17時〜20時 ◎図書館  世界の文学にふれてみよう。 時間・内容 17時30分〜カフェタイム、上映会「蜜のあわれ」 問い合わせ 図書館 0761・24・5311 ◎空とこども絵本館 時間・内容 9時〜20時 絵本館検定、17時30分〜18時 おはなし会、 18時〜19時 工作「うちわ作り」(対象:2歳以上の子供とその保護者、 定員:30人、先着順、要申し込み) 問い合わせ 空とこども絵本館 0761・23・0033  ◎博物館  企画展「発掘品から見る城下町のくらし―大川遺跡出土品より―」のほか学 芸員のコレクションや写真展示、オリジナルの塗り絵や懐かしい遊び道具で楽 しめます。 問い合わせ 博物館 0761・22・0714  ◎本陣記念美術館  企画展「艶と煌きの美―漆工と金工の技―」開催中。 時間・内容 17時〜19時30分 夜間開館スペシャル「ギャラリートーク &美術サロン」 問い合わせ 本陣記念美術館 0761・22・3384  ◎宮本三郎美術館  企画展「一枚の白紙と一本の木炭があれば〜宮本三郎のデッサン〜」開催中。 問い合わせ 宮本三郎美術館 0761・20・3600 ※博物館、本陣記念美術館・宮本三郎美術館は17時以降入館料が無料になり ます。 ●第6回小松ビジュアル俳句コンテスト作品募集 「俳句」と「写真または絵」を組み合わせたビジュアル俳句を募集します。 募集期限 10月31日(火) 募集部門とテーマ @歌舞伎のまち小松の部「白山」、A芭蕉の部「憧憬」、B北枝の部、C曾良 の部(高校生以下) ※B、Cのテーマは自由です。 選者 @〜Bは森村誠一、黛まどか、織作峰子 Cは俳文学協会 投句料 無料(各部門1人3作品まで) 応募方法 応募票に必要事項を記入し、メール、郵送または持参で。応募票は 小松市内公共施設にあるほか、小松市ホームページからもダウンロードできま す。  問い合わせ 文化創造課 0761・24・8130 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:木場潟合宿を歓迎 ニュージーランドカヌー代表、小松市でレセプション 02:校名は「松東みどり学園」 小松市金野、西尾、波佐谷の統合小  03:エコ農業普及へ新講座 里山自然学校こまつ滝ケ原 バイオマス技術紹介 04:茂みを刈り死角なくす 小松市串小 100本を伐採、枝打ち 05:学生証に電子マネー機能 公立小松大で導入へ 小松市議会代表質問 06:農業「お助け」紹介所を開設 JA小松市 「援農隊」を組織 07:創建360周年で能楽奉納 小松市の小松天満宮で22年ぶり 08:鞍掛山、安全登山へ看板 小松の愛する会が24枚新設、ルートで色分け 09:道の駅「こまつ木場潟」来場者300万人を達成 10:遊泉寺銅山跡を整備 煙突、炉を巡る遊歩道 小松市6月補正予算案 ---------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年06月26日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎木場潟合宿を歓迎 ニュージーランドカヌー代表、小松市でレセプション  26日〜7月6日に小松市の木場潟でカヌー日本代表チームと合宿するニュ ージーランド代表のコーチ、選手は25日、同市のホテルサンルート小松で開 かれた歓迎レセプションに出席し、谷本正憲知事らから激励を受けた。ニュー ジーランド代表は、2020年の東京五輪に向けた強化合宿を今年から4年連 続で木場潟で実施する。  ニュージーランドカヌー23歳以下代表の主力5選手、グレッグ・オーウェ ン選手強化部長、フレデリック・ロワイエコーチは、小松市内の高校カヌー部 員がカヌーのかいで作ったアーチをくぐって会場に入った。谷本知事は木場潟 に来年、トレーニングセンターが新設されることを紹介して「木場潟で練習し て素晴らしい成績を挙げてほしい」と歓迎し、和田慎司市長があいさつした。  日本カヌー連盟の山口徹正副会長をはじめ、合同合宿する松下桃太郎選手 (小松市出身)ら日本代表選手も出席した。オーウェン部長は木場潟が東京五 輪のカヌー競技会場と風向など気象条件が似ていることを挙げ「日本の気候に 慣れ、しっかりトレーニングしたい」と述べた。  レセプション前の懇談で、谷本知事は合宿実現に歓迎の意を示し、オーウェ ン部長からニュージーランド代表選手も身に着けている石のペンダントを受け 取った。合宿期間中、小松の高校生との交流を予定する。 〈02〉2017年06月22日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎校名は「松東みどり学園」 小松市金野、西尾、波佐谷の統合小   小松市議会福祉文教常任委員会は21日開かれ、松東地区にある金野、西尾、 波佐谷3小が統合して来年4月に誕生する小学校について、市教委は校名を 「松東みどり学園」にする方針を示した。「みどり」には「緑」「翠」「碧」 の3種類の意味を持たせ、たくましい生命力や清らかで澄んだ心、磨かれて光 る知性を育んでほしいとの願いを込めたと説明した。  統合小は2021年4月、松東中と統合して小中一貫の義務教育学校となる 予定で、市教委は地域に親しまれている「松東」を校名に継続して使うとした。  統合小の校歌については、作曲・編曲家の三國浩平氏=小松市立高芸術コー ス卒=が作曲を手掛け、歌詞は松東中の歌詞を基に補作するとした。校章は松 東中の校章をベースに小松市立高芸術コースの生徒がデザインすると報告した。 〈03〉2017年06月21日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎エコ農業普及へ新講座 里山自然学校こまつ滝ケ原 バイオマス技術紹介  小松市滝ケ原町の里山自然学校こまつ滝ケ原は7月、炭化した生ごみを肥料 に使う新たなエコ農業「炭化農業」を紹介する講座を新設する。生ごみなどを 活用することで、環境負荷を抑えるバイオマス(生物資源)技術に関する知識 の普及を図る。市内では企業などがバイオマスによる省エネに取り組む中、講 座を通じて市民にバイオマスへの関心を持ってもらい、市全体で環境保全の機 運を高める。  バイオマス技術は、生ごみや木くずなどの有機物からエネルギーを取り出し たり、肥料などとして再利用したりできる。  同学校の新講座「バイオマス資源活用塾」は、環境関連技術の明和工業(金 沢市)の北野滋代表が塾長を務める。受講生は2カ月に1回程度、滝ケ原町内 の畑で炭化農業による野菜の栽培を実践し、生ごみから炭を作る技術や炭の効 果的な使い方を学ぶ。同社によると炭化農業は金沢や白山、津幡などで農業関 係者が試験導入しているという。  同社は下水汚泥や生ごみを自然肥料に変えるバイオマス炭化装置を開発し、 ケニアなどでごみ処理を手掛けている。北野代表によると、生ごみを炭化させ た肥料は、生ごみを発酵させて作る堆肥に比べ、河川などの富栄養化の原因と される窒素の含有量が少なく、環境負荷を抑えられる。  バイオマス技術に関して市内では、コマツが粟津工場内の電気供給のエネル ギー源として、かが森林組合が生産するチップを活用している。4月に市がリ ニューアルした里山健康学校「せせらぎの郷」では、間伐材を利用した浴場の バイオマスボイラーが稼働した。  活用塾では、炭化農業に加え、将来的にバイオマスを活用した新ビジネス創 出や、付加価値がある農産物の販売などを後押しし、環境保全だけでなく、里 山地域の活性化を目指す。川畠平一校長は「住民の意識啓発に加え、これまで にない取り組みでビジネスチャンスにつなげたい」と話した。 〈04〉2017年06月18日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎茂みを刈り死角なくす 小松市串小 100本を伐採、枝打ち  小松市串小の保護者有志と教職員は17日、学校の敷地に生える雑木約10 0本の伐採や枝打ちに取り組んだ。児童を狙った事件が市内で相次いだのを受 け、不審者が身を潜めたり、子どもの姿が周囲から隠れたりする可能性がある 「死角」をなくそうと実施した。同校による防犯対策の第3弾で、長年うっそ うとしていた茂みを片付け、参加者は子どもたちを守る決意を新たにした。  児童の父親13人と教職員3人が参加した。西校門付近やプール裏など約5 00平方メートルで、チェーンソーやのこぎり、枝切りばさみを使って作業に 当たった。  校舎の窓や正面玄関付近から登下校する児童の姿が見えやすくなるよう、低 い位置にある枝を刈るとともに、植え込みの低木など約30本を伐採した。  同校は、昨年5月と今年2月、市内で小学生が被害に遭う誘拐や連れ去り未 遂が発生したことを受け、防犯対策に力を入れている。今年5月からは活動第 1弾として保護者全員が自家用車に「防犯パトロール中」と記したカードを掲 示する取り組みを始めた。  今月1日には第2弾の地域安全マップ作りを行い、5、6年生が通学路の危 険箇所を確認した。マップ作りを指導した北陸大経済経営学部の山本啓一教授 はその際、串小の周辺を視察し「この茂みは、不審者が近づきやすい環境をつ くり出してしまう」と指摘したことから、周囲からの見通しを良くするために、 刈り込みを行った。  同校は今後、校下の「こども110番の家」の数や場所を再確認し、看板の 新調や新規登録を呼び掛ける。防犯を訴えるのぼり旗も設置し、地域全体で子 どもの安全を見守る機運を高める。川場慶二校長は「茂みの整理で、子どもた ちの様子が見えるようになった。地域と保護者、学校が協力して、防犯対策を 進めていく」と話した。 〈05〉2017年06月13日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎学生証に電子マネー機能 公立小松大で導入へ 小松市議会代表質問  小松市議会6月定例会は12日、本会議を再開し、浅野清利(会派自民)、 宮西健吉(自民党こまつ)、宮川吉男(みどりの風)の3氏が代表質問した。 和田慎司市長は答弁で、来年4月に開学予定の公立小松大に、電子マネー機能 を備えた学生証を導入する考えを示した。防災活動などに参加した際にポイン トが得られる市独自の制度とも連動させ、利用を促す。  公立小松大の開学準備について、浅野氏が質問した。学生証には電子マネー の「FeliCa(フェリカ)ポケット」の機能が付加され、学内の売店など で買い物をする際に利用できる。市内の公共施設を利用したり、防災、環境、 健康づくりなどの活動に参加した際にポイントがもらえる市の「カブッキーポ イント」も使えるようにする。8月から本格運用を始める計画で、たまったポ イントで地元産品を買えるようになる。  学生証にFeliCaポケットの機能を付けることで市は、学生の入退室や 授業の出席管理だけでなく、市主催のさまざまなイベントに学生が参加するこ とを期待している。  公立小松大の客員教授について、和田市長は宇宙飛行士、大企業のトップそ れぞれ2人のほか、科学ジャーナリスト、国際教育で著名な人物から、就任の 内諾を得ていることを明らかにした。校歌については、小松市ゆかりの有名な 作詞家に要請しているとした。 〈06〉2017年06月09日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎農業「お助け」紹介所を開設 JA小松市 「援農隊」を組織  JA小松市は、農業に興味のある人でつくるグループを「援農隊」として登 録し、農繁期の生産者に派遣する無料職業紹介所を開設した。同JAによると、 県内初の取り組みで、後継者不足などに悩む生産者を支援するとともに、援農 隊のメンバーが栽培技術を学ぶ機会も設けることで、新たな担い手を育成する。  短期間労働を希望する主婦や家庭菜園を趣味とする高齢者など数人で構成す る援農隊が、それぞれ働ける時間帯や期間などを無料職業紹介所に登録する。 紹介所は、生産者から求人の情報を集め、援農隊に仕事をあっせんする。  同JAは、農家にも援農隊への登録を呼び掛ける。作物ごとに農繁期にずれ があることを生かし、農家が農家を応援する仕組みにもつなげる。トマトの収 穫を稲作農家が手伝うことなどを想定し、農閑期の収入増にもつなげる狙いだ。  同JAによると、野菜栽培は定植や収穫の際、一時的に多くの労働力が必要 となる。各農家は人材派遣会社を利用しているが、雇用が短期間で早朝の作業 が多いため、派遣を得にくい。ダイコン、ニンジンなど重い野菜の栽培は体力 面で負担が大きく、技術ややる気はあっても高齢化のために農業を辞めざるを 得ない生産者も目立つという。  援農隊事業の一環として、新たに農業塾を開く。栽培体験や農業機械の運転 講習などで隊員に専門技術を教え、新規就農を促す。隊員以外の農業未経験者 も受け入れ、修了生に援農隊結成を働き掛ける。  同JA営農部の南出耕市部長は「多くの人が援農隊に登録して農業を生きが いにしてもらいたい。農家が農業を続けやすい環境を目指す」と話した。 〈07〉2017年06月04日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎創建360周年で能楽奉納 小松市の小松天満宮で22年ぶり  小松市天神町の小松天満宮で3日、加賀藩3代藩主前田利常が天満宮を創建 してから360周年を記念して能楽が奉納された。境内にある加賀藩ゆかりの 能舞台での能楽奉納は22年ぶりで、関係者は小松の文化や歴史のシンボルで ある天満宮の節目を祝った。  能舞台には、加賀藩能楽師の名門波吉家が金沢に残した能舞台の鏡板が用い られている。天満宮を浮島化する梯川改修事業に伴い、社殿西側から再び社殿 正面に移設された。  能楽奉納では、約150人が見守る中、小松能楽会が素謡「翁(おきな)」 と仕舞(しまい)「老松(おいまつ)」のほか、1896(明治29)年の能 舞台開きで最初に演じられた舞囃(ばやし)子「高砂」を上演した。  境内で移転、新築された宝物館も5年ぶりに一般公開され、連歌界の第一人 者として知られた初代宮司能順ゆかりの品など20点が披露された。宝物の調 査、研究を続ける綿抜豊昭筑波大教授による記念講演会が市公会堂で開かれた。 〈08〉2017年06月03日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎鞍掛山、安全登山へ看板 小松の愛する会が24枚新設、ルートで色分け  小松市の滝ケ原町鞍掛山を愛する会は、小松、加賀両市にまたがる鞍掛山 (標高477メートル)の三つの主要登山道に、計24枚の案内看板を新設し た。鞍掛山には年間約1万人が登り、小松市消防本部によると、熱中症やけが、 道に迷うなどの理由で年2、3件の救助出動がある。登山者を安全に誘導でき るようルートごとに看板を色分けし、要救助者の迅速な発見へ座標の記載も進 めていく。  愛する会によると、鞍掛山は白山や日本海を一望でき、山頂まで1時間半程 度で登れる手軽さが人気で近年、登山者が増加している。一方で、標高が低い ため登山に不慣れな人が訪れることも多い。  市消防本部によると、救助要請は増加傾向にある。場所によっては携帯電話 で通報できるが、登山者が居場所を伝えられず、消防隊員が複数の道から同時 に登山して捜索に時間がかかることもあった。  愛する会は市消防本部から助言を受け、小松側からの主要3ルートの看板を 赤、青、黄色に分けて新設した。登山口から順に番号を付け、登山道の名称と 頂上までの距離も書いた。  3ルートの途中1カ所ずつと山頂の計4カ所の看板には、緯度と経度による 座標を記した。県消防防災ヘリに座標を知らせれば、救出が容易となる。市消 防本部によると、登山道の看板に座標を記載するのは県内で例がないという。  看板には英語表記も取り入れた。このほか第1駐車場の大型看板は付け替え、 新たに登山届の提出箱と、環境維持活動への協力金を入れる箱も設けた。  看板設置は、愛する会の設立20周年記念事業として市の助成を受けて実施 された。山下豊会長(70)は「道に迷った人が、看板の色だけでも覚えてい れば早く救助できる」と効果に期待を寄せた。 〈09〉2017年06月02日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎道の駅「こまつ木場潟」来場者300万人を達成 胡摩さん夫婦に記念品  小松市の道の駅「こまつ木場潟」は1日、2010年のオープン以来の来場 者300万人を達成し、記念セレモニーが行われた。300万人目の来場者は 中能登町の胡摩清さん(71)、なつ子さん(65)夫婦で、記念品と花束を 受け取って「今後ともこまつ木場潟がにぎわいますように」と感謝した。  JA小松市が運営するこまつ木場潟は市内農家の農産品直売、地元食材を使 ったレストランが好評で、2466日目での大台達成となった。  セレモニーでは、竹村信一副市長が祝辞を述べ、山根清弘JA小松市代表理 事専務があいさつし、胡摩さん夫婦とともにくす玉を割った。JA小松市マス コットキャラクター「こまとちゃん」、市イメージキャラクター「カブッキー 」 が花を添えた。  300万人記念切符を限定300枚発行し、それぞれ先着300人で3日は 天田の赤飯パック、4日は記念チョコレートを来場者に贈る。 〈10〉2017年06月01日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎遊泉寺銅山跡を整備 煙突、炉を巡る遊歩道 小松市6月補正予算案  小松市は今年度、同市鵜川町の遊泉寺銅山跡の整備に乗り出す。巨大煙突や 真(ま)吹炉(ぶきろ)などを巡る遊歩道を設け、緑豊かな空間で散策を楽し めるようにする。建機大手コマツ発祥の地である遊泉寺銅山は日本遺産「小松 の石文化」を構成する資源の一つで、小松の産業発展の礎を築いた銅山の歴史 を発信し、観光誘客へ魅力を高める。6月補正予算案に5千万円を盛り込んだ。  計画では、巨大煙突や真吹炉、堅坑(たてこう)跡など銅山を象徴する遺構 の周辺に公園を整備し、梅林苑や記念碑などを含めた見どころ計7カ所を遊歩 道でつなぐ。小松の産業発展に尽力した先人に感謝する慰霊碑も設置し、銅山 の歴史と技術を後世に伝える。  整備事業の主体は、市内の鉄工業界や商工会議所、住民らでつくる実行委員 会となる。整備費は市への企業版ふるさと納税を活用し、市が実行委員会に補 助金を出して、今年度から5年間で整備を終える計画だ。  江戸後期に開坑した遊泉寺銅山は、コマツ創業者の竹内明太郎氏の経営手腕 で明治期に発展した。銅山跡には記念碑や竹内氏の銅像が建立され、コマツや 小松商工会議所、地元町内会などでつくる「遊泉寺銅山再生パートナーシップ 」 が毎年、清掃活動や梅林苑の整備などに取り組んでいる。  市の担当者は「遊泉寺銅山跡は自然豊かで小松のものづくりの聖地。この地 域の資源を次世代につなげていきたい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------