_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.182     _/ _/              平成29年 3月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.182をお届けします。  春休みは小松市で宇宙と科学、そして乗りものの世界を楽しみませんか。3 月で3周年を迎えるサイエンスヒルズこまつでは、記念イベントのほか、各種 体験教室が開催されます。また、様々な乗りものを見学・体験できる「こまつ 乗りものフェスティバル〜春の便〜」など、子供達の好奇心をくすぐるイベン トがいっぱいです。 ●サイエンスヒルズこまつ3周年記念イベント  ※3月25日(土)は3Dスタジオ・ワンダーランド観覧料が無料 ○3周年記念講演&スペシャル対談 とき 3月25日(土) ところ サイエンスヒルズこまつ  ◎記念式典 12時〜12時30分  ところ エントランスホール  ◎記念講演「宇宙開発新世代〜これからの宇宙飛行士に求められるもの〜」  13時〜13時50分  ところ わくわくホール  講師 JAXA宇宙飛行士 油井亀美也さん  ◎スペシャル対談 14時〜14時30分   「銀河鉄道999」の心に残るワンシーンについて油井亀美也さんと松本 零士さんがトークショーを  行います。  ところ わくわくホール 対象 どなたでも(小学生以下は保護者同伴) 参加費 無料 申込方法 サイエンスヒルズこまつホームページの専用メールフォームからお 申し込みください。 ○名探偵コナンリアル宝探し「失われたゴールド・ウエストの財宝」  名探偵コナンとサイエンスヒルズこまつがコラボした体験型謎解きイベント。 コナンたち少年探偵団と一緒に暗号を解いて、お宝を見つけよう! とき 3月18日(土)〜5月7日(日) 参加受付 エントランスホール 参加費 500円(別途ワンダーランド観覧料が必要) そのほか 他にも春休み期間に様々なイベントを行っています。詳しくはサイ エンスヒルズこまつホームページをご覧ください。 問い合わせ いずれもひととものづくり科学館 0761・22・8610 ●こまつ乗りものフェスティバル〜春の便〜  航空教室や乗りもの関連の施設を巡るスタディツアー、バッテリーカーやセ グウェイの体験など、市内各所で乗りものイベントを開催します。 とき 3月25日(土)〜4月5日(水) ところ 航空プラザ、小松空港、日本自動車博物館、JR小松駅周辺町内など そのほか 申し込みが必要なイベントもありますので、詳しくは小松市ホーム ページをご覧ください。 問い合わせ 観光交流課 0761・24・8076   ◆◆文化ガイド◆◆ ●第19回全国子供歌舞伎フェスティバルin小松チケット販売開始  小松市の子供達による「歌舞伎十八番の内勧進帳」と今回は東京都台東区  浅草こども歌舞伎、三重県東員町 松の会こども歌舞伎の2団体が出演。子供 達の迫真の演技をご堪能ください。 とき 5月4日(木・祝)、5日(金・祝) ところ こまつ芸術劇場うらら 大ホール 電話先行予約 3月3日(金)10時〜18時 こまつ芸術劇場うらら専用ダ イヤル 0761・20・5501 ※先行予約では座席を選ぶことはできま せん。 窓口販売 3月4日(土)〜こまつ芸術劇場うらら 0761・20・550 1(10時〜18時、水曜日休館)、チケットぴあ 0570・02・999 9 Pコード456―363(サークルK・サンクス、セブン−イレブン) チケット料金(前売り) 桟敷席(1マス2席):7,000円、SS席:2 ,500円、S席:2,000円、自由席:1,500円、自由席(高校生以 下):500円 ※当日券は残席がある場合のみ取扱います。また、前売り料 金と当日料金は異なります。 ●小松の民話絵本おひろめ会と原画展  平成28年に250年の節目を迎えた曳山子供歌舞伎。その記念として小松 に伝わる曳山を題材とした絵本を制作しました。そのお披露目と原画展を開催 します。 とき おひろめ会:3月19日(日)10時30分〜11時10分 原画展:3月19日(日)13時〜15時、20日(月・祝)〜31日(金) 10時〜15時 ※21日(火)、27日(月)は休館 ところ 空とこども絵本館 絵本館ホール夢の本棚 参加費 無料 問い合わせ 空とこども絵本館 0761・23・0033 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:ごみ新制度の現状をチェック 小松市、全町内会にアンケート 02:一般会計438億1千万円 小松市当初予算案 市長選控え「骨格」 03:3月24日、160店で開業 イオンモール新小松、北陸最大級    04:屋根や土間、風景に調和 隈研吾氏が設計発表 小松市・九谷焼創作工房     05:「グランキャブ」いざ発車 観光12コース オール加賀会議が運行 06:木場潟にトレーニングセンター 小松市 カヌーの聖地、機能を強化  07:「小松の石文化」を食器でPR 市、飲食店に利用呼び掛け 08:石文化紹介のすごろく発売 小松市 09:西房浩二さんが特別講師に 小松市立高芸術コース 10:ヘルパー通じ防火呼び掛け 小松市消防本部が高齢者に ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年02月21日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ごみ新制度の現状をチェック 小松市、全町内会にアンケート  小松市は、市の指定袋「ごみダイエット袋」を使ったごみ回収の新制度につ いて、導入前後で、集積所のごみや分別違反件数の変化を掌握するため、全2 46町内会へのアンケートを初めて実施する。指定袋を使わないなどマナー違 反が多い町を把握して対策を講じるほか、負担が大きい町会長を支援し、円滑 な制度運営とごみの減量化推進に生かす。  市の新たなごみ出し制度は、昨年10月から実施されている。ごみダイエッ ト袋は、一般家庭の可燃ごみを入れる袋で、標準的な家庭の年間使用量に相当 する枚数を無償配布する。使い切った場合は、市内の取扱店で購入する。  アンケートは、集積所のごみ出し状況や管理方法、町内会の負担をはじめ、 ごみの量や指定袋を使っていないごみ、分別違反のごみの増減などを聞く。各 町の町内会長やリサイクルリーダーが管理を担当する集積場については、管理 しやすくなったか、集積場の清掃が楽になったかなど、計20問を選択式で尋 ねる。  記述式では、集積場管理での新たな試みや新制度導入で困っていること、ご み減量化やリサイクル率向上に向けた取り組みの3問を答えてもらう。  市はアンケート用紙を全町内会に既に郵送しており、3月中旬までに集計す る。市は、集積場管理で負担が増えたと感じたり、マナー違反がある集合住宅 に困ったりしている町内会に対し、個別に相談に応じて、問題解消へ対応を助 言する。  市の担当者は「マナー違反が減れば町内会の負担も減る。市内全体の傾向を 知り、新制度の運営に役立てたい」と話した。 〈02〉2017年02月17日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎一般会計438億1千万円 小松市当初予算案 市長選控え「骨格」  16日発表された小松市新年度当初予算案は、一般会計が前年度当初比3・ 4%増の438億1千万円となった。工事がピークを迎えるクリーンセンター の建設費46億円が計上されたため増額となったものの、市側は、3月に市長 選を控えているため必要経費中心の骨格予算にしたとしており、同センター建 設費を除く一般会計は5・2%減の392億1千万円となった。  歳入では、市税は1・3%増の153億7千万円を見込んだ。法人市民税は 6・8%減の10億9千万円、個人市民税は3・5%増の56億7千万円、固 定資産税は1・5%増の66億8千万円と見積もった。市債残高は新年度末で 1241億円となる見込みで、和田慎司市長就任から8年間で193億円減少 する見込みとなった。  特別会計などを合わせた全会計は1・7%増の993億4290万円となっ た。  今年度3月補正予算案も発表され、一般会計は3億6873万円(累計44 0億2296万円)となった。20日開会の市議会3月定例会に提出される議 案は予算案など32件となる。主な事業は次の通り。  ▽胃カメラ導入などがん対策費8170万円▽公立4年制大学設立準備費6 830万円▽九谷焼創作工房(仮称)整備費5千万円▽曳山250年記念事業 費900万円▽カヌー競技施設整備費1億680万円▽木曽町住宅建替費26 00万円 〈03〉2017年02月17日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎3月24日、160店で開業 イオンモール新小松、北陸最大級     衣料品や食など約160店の専門店で構成する「イオンモール新小松」は3 月24日、小松市沖周辺土地区画整理事業地で開業する。16日、小松市のホ テルサンルート小松で概要説明会が開かれ、北陸初のブランドや地元で人気の ショップなど、入居テナントが発表された。ファッションでは人気の「H&M 」 がテナントを構え、「ZARA」が今夏のオープンを予定する。  イオンモール新小松に入居する専門店は、男性、女性向けファッション、雑 貨、飲食など幅広い。このうち、県内で初めて登場するのは46店で、北陸の 企業は石川30店、富山11店、福井7店の計48店となる。  核店舗の「イオンスタイル新小松」は、橋立港(加賀市)直送の鮮魚や小松 市近郊生産者のブランド「なんかがいい野菜」、地元の菓子や地酒などを取り そろえる。  北陸に展開するイオンモールはかほく、高岡、となみの3店舗で、新設の新 小松の売り場面積は4店で最大となる。 ●小松市とイオンが協定  小松市とイオン(千葉市)は16日、地域貢献連携協定を結んだ。ホテルサ ンルート小松で締結式が行われ、和田慎司市長と後藤俊哉イオンリテール専務 執行役員近畿北陸カンパニー支社長が協定書を交わした。  協定は▽ICカード活用による地域振興▽地産地消・農商工連携の推進、オ リジナル商品開発と販売▽観光振興▽地域防災への協力―など11項目を盛り 込んだ。  加えて3月に同市とイオンモール、イオンリテールの間で協定を結び、災害 時の避難所、物資調達などで協力する。 ●エムザが出店 ハチバンは新業態店 チャンピオンカレーにヌードル登場  県内からは、めいてつ・エムザを運営する金沢名鉄丸越百貨店(金沢市)が 地域の名産品を販売する「めいてつ・エムザ黒門(くろもん)小路(こうじ) 」 を出店する。エムザが大型商業施設に店舗を構えるのは初めてとなる。  黒門小路はギフトに対応する予定で、来店客が好みの銘菓を選び、オリジナ ルのセットにして詰め合わせる「金澤づつみ」などを用意する。  ハチバン(金沢市)は新業態の「8番らーめんエクスプレス」の1号店を出 し、らーめんの野菜の種類や量を増やした新メニューをそろえる。「チャンカ レ」の愛称で知られるチャンピオンカレー(野々市市)は「チャンピオンカレ ーヌードル」をオープンし、「名物Lカツカレーラーメン」(税別1050円) などを提供する。  地元の小松市では、小松ソフィア病院が健康相談に応じる「ソフィア テラ ス」を出店する。 〈04〉2017年02月16日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎屋根や土間、風景に調和 隈研吾氏が設計発表 小松市・九谷焼創作工房   2020年の東京五輪の新国立競技場を設計した建築家・隈研吾(くまけん ご)氏は15日、小松市役所で会見し、基本設計を手掛けた九谷焼創作工房 (仮称)の概要を説明した。田園風景に調和した形状の屋根や開放的な外土間 を配したデザインが特徴で、九谷焼や日本遺産「小松の石文化」を発信する産 業観光の拠点として2019年春のオープンを目指す。  九谷焼創作工房は、同市若杉町で九谷焼の粘土を製造する製土場(せいどじ ょう)を建て替える形で整備される。木造平屋建て、敷地面積2703平方メ ートル、床面積630平方メートルで、原材料・花坂陶石(はなさかとうせき) から粘土を製造する工場や若手作家の工房、来場者の陶芸体験コーナー、展示 ・ 販売エリアを設ける。  各スペースは、作家や来場者が交流する外土間を中心にL字型で囲むように 配置した。小松産の木材や石材を建材に使うほか、地面とのつながりを表現し た屋根には、小松精練(能美市)が開発した屋上緑化向けセラミック基盤材 「グリーンビズ」を取り入れる。  同工房の整備では、小松精練から市への「企業版ふるさと納税」1億1千万 円を活用し、事業主体となる県九谷窯元工業協同組合に市が補助金を出す。  隈氏は「粘土を作る作業は人間くさくて面白い。参加型の施設で普通のミュ ージアムとは違う」と述べた。和田慎司市長と宮吉勝茂同組合理事長、小松精 練の中山賢一会長らが同席した。 〈05〉2017年02月15日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「グランキャブ」いざ発車 観光12コース オール加賀会議が運行  金沢以南5市1町でつくる加賀地域連携推進会議(オール加賀会議)は14 日、鉄道駅や小松空港と観光地を結ぶ新たな交通手段となるタクシー「加賀の 國 観光グランキャブ」の出発式を小松市のサイエンスヒルズこまつで行った。 オール加賀会議の関係者が4台導入されたグランキャブに分乗し、利用促進と 2次交通充実による国内外の誘客拡大に期待した。  グランキャブの乗車定員は運転手1人、乗客6人の計7人で、車種はトヨタ 自動車の高級ワゴン車アルファードハイブリッドを採用した。外国人の利用を 想定し、通訳サービスシステムを取り入れた。導入費用は4千万円で、半額は 県の補助金を充てた。  加賀第一交通(加賀市)が運行し、JR北陸線の松任、小松、加賀温泉の各 駅、小松空港を出発して観光地を巡る12コースを設定した。コースの料金は 所要時間や目的地によって1万4千円〜5万5千円となる。フリープランにも 対応する。  出発式では、オール加賀会議会長の和田慎司小松市長、第一交通(大阪府枚 方市)の田中亮一郎社長があいさつし、棗左登志県観光戦略推進部長、福村章 加賀観光推進議員連盟会長が祝辞を述べた。 〈06〉2017年02月03日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎木場潟にトレーニングセンター 小松市 カヌーの聖地、機能を強化   小松市は新年度、東京オリンピックに向け、木場潟にカヌー競技のトレーニ ングセンターを新設する。現在は潟から離れた場所に分散しているウエートト レーニング設備や情報分析室などを集約し、トップアスリートを支える合宿拠 点として機能強化を図る。国内選手の育成や、海外からの合宿誘致につなげる 考えだ。  2日、県庁を訪れた和田慎司市長が谷本正憲知事に表明した。整備への支援 を求められた谷本知事は「しっかり検討したい」と応じ、財政負担を含め、サ ポートしていく姿勢を示した。  計画では、新トレーニングセンターは艇庫の隣に設置し、新年度中の完成を 目指す。中2階のスペースを設けた平屋建てとし、延べ床面積は計257・6 平方メートル。ボート用トレーニング機器「エルゴマシン」10台のほか、ウ エートトレーニング機器などを置く。国立スポーツ科学センターと情報を共有 する情報分析室や、選手の疲労回復を図るリカバリー室も導入する。  木場潟は、五輪ではロンドン、リオデジャネイロと2大会連続で国のナショ ナルトレーニングセンター(NTC)に指定された国内有数のカヌー拠点で、 日本代表は海外の大会に参加しながら、年間約150日を木場潟で過ごしてい る。  ただ、現在のウエートトレーニング施設は潟から3キロ離れた南加賀公設市 場の空き倉庫にあり、練習映像を見ながらフォームなどを改善する情報分析室 は、県道を挟んで1キロほどの木場潟研修センターに設置されている。エルゴ マシンも艇庫から離れた場所にある。  懇談で和田市長は、東京五輪のNTC指定を受けるため、スポーツ庁に申請 を行ったことを明らかにし「カヌーの聖地として一層の機能強化が必要だ」と 整備の意義を強調した。東京五輪に向け、カヌー強豪国ニュージーランドの選 手団が4年間、木場潟で強化合宿を行うことや、他国の事前合宿を誘致するた めにも、利便性を向上させる新施設が必要だと説いた。  谷本知事は「東京五輪のNTCとなれば、さらに格が上がる。国の支援も大 きくなる」と指摘した。女子金メダリストも所属するニュージーランド選手の メダル獲得にも期待を寄せた。 〈07〉2017年02月03日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「小松の石文化」を食器でPR 市、飲食店に利用呼び掛け  文化庁が認定する日本遺産「小松の石文化」をPRするため、小松市は市内 で産出された石で制作した食器の普及に乗り出した。市内の飲食店で石製の食 器を利用するよう今月から呼び掛けるため、弥生時代の装飾品である勾玉(ま がたま)の形をした石皿の試作品を完成させた。小松産の石製品の需要拡大を 図るとともに、石文化の継承につなげる。  試作品は、同市矢崎町の大西石材が、市の依頼を受けて手掛けた。同社の職 人大西俊則さん(46)が、市内で採れる観音下(かながそ)石、滝ケ原石、 大杉石の中から、最も硬く青みが強い大杉石を選んだ。最も大きい部分の幅は 30センチ、厚さは0・6センチで、電動工具や砥石(といし)を使い、重く ならないよう薄く仕上げた。  市によると、市内の飲食店では、日本遺産を構成する資源の一つ、花坂陶石 を原料とする九谷焼の食器が広く使われている。大杉石などを使った食器は作 られておらず、石そのものの風合いを生かした食器を取り入れている店はほと んどないという。  市は、市内の料亭やレストランなどに試作品を紹介して興味を持ってもらう とともに、小松産の石を素材に多彩な食器の開発を進めたい考えだ。  大西石材は墓石や神社、仏閣、建築用の石材の販売、加工を中心に扱ってい る。滝ケ原石を使った食器作りにも取り組んでいる大西さんは「食器の取り組 みで、新たな用途が増えるとうれしい」と期待を寄せた。市観光交流課の担当 者は「多くの人が小松の石を目にし、手にできる機会を増やしたい」と話した。 ●エンブレム入り割り箸袋を制作 こまつ観光物産ネットワーク  こまつ観光物産ネットワーク(小松市)は、小松の石文化のエンブレムをデ ザインした、割り箸を入れる箸袋を制作した。今月中旬から小松空港ビル2階 のレストラン「空カフェ」で使用する。 〈08〉2017年02月02日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石文化紹介のすごろく発売 小松市  こまつ観光物産ネットワーク(小松市)は1日、小松空港ビル内のアンテナ ショップ「空の駅こまつ」など市内4カ所で、日本遺産「小松の石文化」を知 ってもらう目的で制作した、すごろく「くるくる石探検こまつ」の販売を始め た。  すごろくは、石切り場やアーチ型石橋、尾小屋鉱山、那谷寺など石の文化に まつわるスポットや資源が描かれた地図を進みながら、碧玉(へきぎょく)や 紫水晶などを模したアイテムを集めて勝敗を決める。県内の女性デザイナー集 団「金澤女子店舗」と共同制作した。  2980円(税込み)で、空の駅こまつのほか、ぶっさんや、サイエンスヒ ルズこまつ、市立博物館で取り扱う。2日からは市埋蔵文化財センターでも販 売する。 〈09〉2017年02月01日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西房浩二さんが特別講師に 小松市立高芸術コース  小松市立高は来年度、一般財団法人県美術文化協会理事の洋画家西房浩二さ ん(56)=能美市東任田町=を芸術コース美術専攻の特別講師に迎える。西 房さんは5月から月1回程度、1〜3年生約60人を対象に特別授業を行う。 絵画制作の様子を見て、描画技術や表現方法を指導するほか、創作の心構えを 伝える。  同校は2015年度から特別講師による授業を始めた。昨年9月に84歳で 亡くなった、日本芸術院会員の洋画家塗師祥一郎さん=小松市出身=が初代講 師を務めていた。昨年5月まで計9回の授業を開催した。  一流の芸術家から直接指導を受ける機会は生徒の意欲につながると好評で、 後任を、小松市芦城中で美術科教諭をしていた経験がある西房さんに依頼した。  西房さんは日展会員、光風会理事で、昨年11月に北國文化賞を受賞した。 西房さんは30日、同校に友田孝校長を訪ね、「生徒に卒業後の糧になるよう な話をしたい」と意欲を語った。 〈10〉2017年02月01日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヘルパー通じ防火呼び掛け 小松市消防本部が高齢者に  小松市消防本部は、ホームヘルパーを通して高齢者に防火対策を呼び掛ける 取り組みを始める。同本部によると、ヘルパーの協力を得て火災予防のノウハ ウを広める取り組みは、県内でも珍しいという。月内には市内の訪問介護事業 所のスタッフが参加する勉強会を初めて開き、在宅介護を受ける高齢者宅での 火災予防や、火災発生時の避難対策などを、ヘルパーの視点で高齢者に伝える。  勉強会は「高齢者を火災から守ろう」をテーマに、こたつやストーブなどの 暖房器具の消し忘れなど、住宅火災の主な原因や出火予防のポイントについて 意識を共有する。会合で得た情報を基に、参加者同士で意見交換してもらい、 火災予防に向けて日頃の業務の中で実践できる声掛け方法などを考える。  市のまとめでは、市内の65歳以上の世帯は、1月1日現在で全世帯の27 ・ 5%にあたる1万956世帯あり、うち5936世帯が一人暮らしという。  同本部によると、市内は木造の建物が多く、住宅密集地が点在する。昨年の 火災件数は8件で、1954(昭和29)年に同本部が開設されて以来最少と なったものの、1月には住宅を全焼する火災が2件発生した。  同本部は昨年12月に新潟県糸魚川市で発生した大火を受け、大規模火災に おける消火活動と、出火を未然に防ぐ対策の2本柱で取り組みを進めている。 勉強会は「出火防止対策」の一環として開く。 ●出前講座も実施  今後は勉強会に加え、3月に芦城校下、4月に稚松校下で職員らが、ストー ブなど火気機器の安全な使用を啓発する防火診断やデイサービス、公民館での 出前講座などを実施する。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------