_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.177      _/ _/              平成28年 10月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.177をお届けします。  食欲の秋、スポーツの秋などいろいろな秋の楽しみ方がありますが、今年は 文化の秋を満喫してみませんか。  小松市では日本遺産に認定された小松の石の文化を学べる特別展や探訪ツア ーを開催しますので、ぜひこの機会にお出掛けください。 ●日本遺産認定記念特別展「珠玉と歩む物語」 会期 10月1日(土)〜12月18日(日)   ○「小松の石と文化」   ところ 博物館   入館料 500円(高校生以下無料)   休館日 月曜日、祝日の翌日   内容 弥生時代から続く小松の石文化とメノウや水晶など地元産の石材資 源を紹介します。   問い合わせ 博物館 0761・22・0714  ○「こまつ石の文化誌」   ところ 埋蔵文化財センター   入館料 100円(高校生以下無料)   休館日 水曜日、祝日の翌日   内容 石材や鉱物資源を活用してきた小松の人と石との関わりをひも解き ます。   問い合わせ 埋蔵文化財センター 0761・47・5713 ●石文化関連ツアー  10月15日(土)鉱物観察会  10月29日(土)日本遺産探訪バスツアー  11月6日(日)小松城に運ばれた石材を訪ねる など  詳しくは博物館 0761・22・0714まで ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「PASS THE BATON バトンをつなごう」です。 こまつちゃん  秋も深まり、運動会などの行事でスポーツを楽しんでいる人も多いですね。 和田市長  今年は、リオデジャネイロ・オリンピックやパラリンピックの応援に日本中 が熱くなりました。史上最多となる41個のメダルを獲得し、選手達の笑顔や 涙に大きな感動と勇気・希望をいただきました。  その五輪に二度出場し、女子飛び込み界を引っ張ってきた小松市出身の中川 真依選手が岩手国体を最後に現役引退を表明し、見事優勝で有終の美を飾りま した。引退式の中で、今後は恩師と同じ指導者としての道を進み、五輪メダリ ストを育てたいとお話をされています。スポーツの世界でも、指導者から選手 へ、先輩から後輩へとバトンがつながれていきます。私達が暮らすふるさとこ まつにおいても、先人が磨き上げた技を「共創」と「人づくり」という絆で次 世代へ力強くつなげていきましょう。 こまつちゃん  東京オリンピックに向けて、外国人観光客も増えそうですね。 和田市長  2020年の東京オリンピック開催や市制80周年に向けて「花と緑のまち づくり」を更にグレードアップし、10月から第2期フローラルこまつ推進プ ランの策定を進めていきます。四季を感じる花や緑の空間は、訪れた人におも てなしの心を伝えたり、住む人に安らぎを与えたりと小松の豊かな文化を育ん でくれます。  今年14日〜16日には、いよいよ勧進帳の小松特別公演が開催され、この 日を心待ちに全国からたくさんの歌舞伎ファンが小松に訪れます。皆様の笑顔 と、心の込もったおもてなしでお迎えしましょう。   ◆◆文化ガイド◆◆ ●One Dayコンサート 音さんぽ とき 10月30日(日)10時30分〜16時 ところ 博物館、本陣記念美術館、空とこども絵本館、絵本館ホール、宮本三 郎美術館、図書館 内容 芦城公園周辺の6施設で小松シティ・フィルハーモニックによる演奏会 が時間差で楽しめます。 参加費 コンサート中は入館無料 問い合わせ 博物館 0761・22・0714   □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:荒井選手と内田監督にスポーツ栄光賞 リオ五輪「銅」で小松市が授与 02:花木推進に数値目標 「フローラルこまつ」 第1期プランを検証   03:「石文化」発信の拠点に改修 小松市立博物館、鉱物を展示 04:小松駅周辺事業が内定 アジア都市景観賞 北陸・東海で初の受賞 05:文化賞に生駒、見谷氏 小松市 11月3日に贈呈式 06:健康や子育てに「オアシス」活用 小松市 開所時間拡大で支援充実 07:教導群が華麗に飛行 小松基地航空祭 北國フォトクイーンが笑顔で彩り 08:外国人防災士を養成 資格取得に向けて勉強会 小松市国際交流協会 09:アンコール遺跡保全へ 小松短大がカンボジアと覚書締結 10:「石文化」生かしネットワーク 小松市、国内都市と ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年09月27日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎荒井選手と内田監督にスポーツ栄光賞 リオ五輪「銅」で小松市が授与  小松市は26日、リオ五輪の陸上・男子50キロ競歩で日本初の銅メダルを 獲得した荒井広宙(ひろおき)選手(自衛隊)と、恩師の内田隆幸小松短大競 歩部監督に同市スポーツ栄光賞を授与した。荒井選手は「小松での練習があっ たからこそ銅メダルがとれた。市民の期待に応えられるよう、東京五輪で金、 銀を目指したい」と意気込みを語った  長野県出身の荒井選手は福井工大時代の2009年から4年間、小松市内で 下宿し、鍛錬を積んだ。  市役所エントランスホールで市民や職員らの祝福を受けた後、授与式に臨ん だ荒井選手は「(レース中に接触した)カナダ選手と友好を深められ、メダル 以上に価値のある五輪だった」と振り返った。冬場に練習したこまつドームや、 トレーニング後に小松うどんを食べた思い出も語った。  内田監督は「小松からさらに、世界へ羽ばたく選手を育てたい」と話した。 和田市長、梅田利和市議会議長、本村与茂市体育協会理事長らが祝辞を述べた。 〈02〉2016年09月26日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎花木推進に数値目標 「フローラルこまつ」 第1期プランを検証    花と緑で街を彩る小松市のプロジェクト「フローラルこまつ」の実施本部は、 東京五輪や市制80周年を迎える2020年を目標年度とする第2期推進プラ ン策定に向け、第1期プランの評価、検証に乗り出す。初めてプロジェクトの 登録団体や個人会員にアンケートを実施し、活動への支援策など具体案を募り、 新プランに数値目標を掲げることで、市民一体となった活動の拡大、推進を目 指す。  昨年5月に木場潟公園をメイン会場として開催された全国植樹祭に向け、2 013年8月に策定された第1期推進プランでは、フラワーロードの整備や重 点地区の設置、花の名所づくりなど10項目の重点目標を掲げた。  来年1月に策定を予定する第2期プランは、来年度から4カ年を計画期間と する。第1期プランに数値目標はなかったが、第2期プランでは、花の苗植え 本数や花の名所づくりを進める箇所数などの目標値を設ける方針である。  新プラン策定に向けて12月に実施するアンケートでは、フローラルこまつ の取り組みを広めるために、どのような支援があると有効かや、花の名所にす べき最適な場所はどこか、小松と言えばどんな花がふさわしいかなどを尋ねる。  市によると、現在、同プロジェクトの推進団体は554団体、個人会員は7 28人となっている。市民の意見を幅広く採り入れるため、市役所や木場潟公 園などでアンケート用紙を配布することを予定している。  市は、フローラルこまつや全国植樹祭により、花や緑を大切にする市民の意 識が高まったと認識しており、担当者は「小松と言えば花のまちというブラン ドの構築を目指したい」と話した。 〈03〉2016年09月21日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「石文化」発信の拠点に改修 小松市立博物館、鉱物を展示  小松市は10月1日、市立博物館3階を日本遺産「小松の石文化」をPRす るスペースに改修する。市内で産出された鉱物などを常設展示し、古代から現 代まで石を活用してきた歴史を紹介する。中心市街地で多くの人に石文化の魅 力を発信する拠点に位置付ける。20日開かれた市議会経済建設委員会で報告 された。  同館3階の第2展示場では、これまで動植物の標本や剥製などを中心に、自 然に関する展示物を飾ってきた。  改修工事では展示ケースや照明を新調し、碧玉(へきぎょく)や水晶、黄銅 鉱、玉づくりの道具、九谷焼の原料「花坂陶石」などを展示する。古代の玉づ くりや再興九谷、現在も続く石材業など小松の石文化の変遷や、鉱物などの産 出場所をビジュアルに示す展示も設ける。  〈04〉2016年09月21日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松駅周辺事業が内定 アジア都市景観賞 北陸・東海で初の受賞  アジアの優れた都市景観の形成に寄与した地域や事業などを表彰するアジア 都市景観賞に、小松市の「小松駅周辺整備事業〜こまつの杜、サイエンスヒル ズこまつ〜」が内定した。市によると、北陸・東海地区では初めての受賞とな り、担当者は「宣伝効果は高く、まちづくりに磨きを掛けたい」と話した。  2010年に創設された同賞は、国連ハビタット福岡本部などが主催し、今 年度は応募41件のうち7カ国の15件が受賞した。地球環境への優しさや芸 術性の高さ、地域発展の貢献度などが評価基準となる。  市はJR小松駅東側で「科学と交流」をテーマに、こまつの杜やサイエンス ヒルズこまつを整備した。駅西側では「曳山交流館」などを建設して「歴史・ 文化・伝統」の発信に取り組み、駅の東西で「温故知新」を感じさせるまちづ くりが評価された。  授賞式は10月30日、中国・寧夏回族(ねいかかいぞく)自治区の銀川 (ぎんせん)市で行われる。 〈05〉2016年09月21日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎文化賞に生駒、見谷氏 小松市 11月3日に贈呈式  小松市は20日、今年度の文化賞に、県いけ花文化協会専務理事の生駒悦子 氏(87)=日の出町1丁目=、医療法人社団見郷会理事長の見谷巖氏(75) =北浅井町=を決めた。贈呈式は11月3日、県こまつ芸術劇場うららで行わ れる。  生駒氏は40年以上にわたり、草月流華道教室や表千家流茶道教室を開いて 普及に尽力した。芦城公園内の茶室「仙叟(せんそう)屋敷ならびに玄(げん) 庵(あん)」や市民茶会の運営で中心的役割を担った。華道での功績も顕著で 2012年に北國芸能賞を受賞した。  見谷氏は開業医で地域医療に積極的に取り組み、市医師会副会長として市の 介護保険事業などの円滑な運営に尽くした。市内第1号の訪問看護ステーショ ンを設立し、在宅医療を先駆的に実践して地域包括ケアシステムの構築に貢献 した。 〈06〉2016年09月20日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎健康や子育てに「オアシス」活用 小松市 開所時間拡大で支援充実  小松市は8月に整備した市民病院粟津診療所内の「南部いきいきオアシス」 の利活用を進める。育児相談などを行う「すくすくルーム」の利用時間を拡大 して子育て支援を充実させるほか、市南部地域の自主活動の場としても施設を 活用する。健康や子育て、地域づくりを推進する拠点として浸透を図る。  南部いきいきオアシスは、3月末で廃止された同診療所の眼科、耳鼻咽喉科 の空きスペースを利用している。乳幼児を育てる保護者が交流するすくすくル ームのほか、若者の自立支援のために居場所を提供する「ほっとスペース」、 生活習慣病や認知症などの予防教室を開く「いきいきセミナールーム」がある。  8月6日にオープンして以来、すくすくルームは毎週火曜と木曜の午前9時 から午後1時に開かれてきた。保育士の必要数を確保した上で、10月からは 平日の午前9時から午後4時に開所時間を拡大する。毎週土曜と第2、4日曜 に開所するほっとスペースについても、利用者の意向を踏まえて平日の開所を 検討する。  いきいきセミナールームでは、就学援助需給世帯などの児童を対象とした学 習支援教室が開かれており、地域包括ケアシステムに関する学習会なども、定 期的に開かれる予定である。  子育て世代の利用者の評判は上々といい、市は地域住民の施設に対する期待 は大きいとみて、今後も利用しやすい施設づくりを目指す方針だ。 〈07〉2016年09月20日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎教導群が華麗に飛行 小松基地航空祭 北國フォトクイーンが笑顔で彩り  航空自衛隊小松基地の「’16航空祭 in KOMATSU」は19日、 同基地で行われ、アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」や飛行教導群 による華麗な飛行ショーに、来場者約7万2千人(主催者発表)が見入った。 北國フォトクイーン撮影会(本社、北國写真連盟主催)も開かれ、クイーン6 人が爽やか笑顔で「空の祭典」を彩った。  飛行ショーでは、6月に新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)から小松基 地に移転した飛行教導群が登場した。「アグレッサー(仮想敵機)部隊」とも 呼ばれる、迷彩柄が特徴のF15戦闘機が急上昇や急旋回を行い、戦術指導を 担うベテランパイロットの高度な操縦技術を示した。  第303、306両飛行隊のF15戦闘機も変幻自在な飛行を繰り広げ、飛 行教導群と合わせた、計12機による編隊飛行で会場を沸かせた。  松島基地(宮城県)所属のブルーインパルスは、三角形や十字架形の隊列を 崩さず飛んだり、機体をダイナミックに回転させたりして、航空ファンの目を くぎ付けにした。  今年の航空祭は飛行教導群お披露目の場で、小松基地は人出を14万人程度 と予想していたが、あいにくの悪天候に見舞われた。5連休の3日目に開催さ れた、昨年の来場者約14万7千人の半分以下となった。 ●フレーム切手を販売  日本郵便北陸支社は航空祭の会場で、小松基地所属航空機の写真をデザイン した限定フレーム切手を販売した。20日から小松、加賀、能美の3市と川北 町の郵便局で取り扱う。 〈08〉2016年09月19日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎外国人防災士を養成 資格取得に向けて勉強会 小松市国際交流協会  小松市国際交流協会は、市内在住の外国人を防災士に養成する取り組みを始 めた。県内の自治体では金沢市に次いで在住外国人が多いことから、災害発生 時、被災した外国人を支援するリーダーの役割を担ってもらう。防災士資格取 得に向けた勉強会が18日、こまつまちづくり交流センターでスタートし、ブ ラジル、中国、ウルグアイ出身の6人が知識の習得に努めた。  防災士は、被災者支援に必要な知識や技能を持つ人に認められる民間資格で、 1995(平成7)年の阪神大震災を教訓として、2003年度から日本防災 士機構が認証している。  市国際都市推進課によると、8月1日時点の市内在住外国人は1730人で、 県内自治体で2番目の多さとなっている。被災した外国人への円滑な支援には、 意思疎通が不可欠となることから、市が同協会に対し、外国人防災士養成への 協力を求めていた。  勉強会では、同協会日本語講師の村上洋子さんが講師を務めた。参加した小 松、能美両市に住む外国人は防災士教本で地震や火災時の備えなど必要な知識 を学んだ。  今後、村上さんが作成した防災の専門用語や難解な漢字のリストも参考にし て勉強を重ね、11月12、13日に市民センターで行われる講習と試験に臨 む。  市がこれまでに養成した町内会の防災士は265人を数える。市は全町内会 に防災士1人以上の配置と外国人防災士の養成に力を入れ、2019年度まで に防災士500人体制を目指している。市によると、県内自治体には防災士の 資格を持つ在住外国人はいないという。  市国際交流協会の担当者は「災害時に率先して活動できる外国人のリーダー が必要であり、防災士の資格を持った外国人を増やしていきたい」と話した。 〈09〉2016年09月10日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎アンコール遺跡保全へ 小松短大がカンボジアと覚書締結  小松短大は9日、カンボジア国立アンコール遺跡整備公団(アプサラ公団) と「アンコール世界遺産での能力開発プラグラム」の覚書を締結した、と発表 した。学生が石造寺院アンコールワットの保全整備に関する実習に参加するな ど、インターンシッププログラムを強化、推進する。  小松短大は昨年から、金大が7年前から実施しているアプサラ公団でのイン ターンシップに学生を派遣しており、今年も8月21日から9月4日まで、1 年生2人が参加した。小松短大では、来年以降も主体的に交流を継続するため、 アンコール世界遺産国際管理委員会特別専門家委員でもある塚本真二特任教授 らが交渉を進めていた。  覚書は、長野勇学長らが2日、カンボジア・シェムリアップ州のアプサラ公 団本部を訪れ、スン・マップ総裁と締結した。小松短大と同公団は、アンコー ル遺跡の保全や観光開発などをテーマにした実習プログラムを展開する。小松 短大は、バリアフリー環境を実現する技術やアイデアを提供して、魅力的な観 光地の維持管理に貢献する。  カンボジアとの交流に関しては、市が10月下旬、シェムリアップ州と交流 合意書の締結を予定している。 〈10〉2016年09月06日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「石文化」生かしネットワーク 小松市、国内都市と  小松市は、日本遺産「小松の石文化」をPRするため、石の資源を活用して 地域活性化に取り組む国内都市との交流に乗り出す。11月に市内で初開催す る日本遺産認定記念フォーラムに、松江市と兵庫県高砂市の関係者を招き、広 域で石文化の魅力を発信する方策を話し合う。小松市は石のつながりを生かし たネットワークを構築し、魅力開発につなげたい考えだ。  フォーラムは11月26、27日、サイエンスヒルズこまつで開かれる。日 本観光振興協会総合調査研究所の丁野朗所長がコーディネーターを務め、小松、 松江、高砂3市と文化庁の担当者が「歴史をつなぎ 未来を拓く 石の文化」 をテーマにパネル討論する。  松江市は、市内で発掘された国史跡「出雲玉作跡」から碧玉(へきぎょく) や瑪瑙(めのう)、水晶などで作られた管玉(くだたま)や勾玉(まがたま) などの生産品や道具が出土し、古墳時代中期以降、出雲での玉作りの中心地だ った。高砂市には、「日本三奇」の一つに数えられ、「石の宝殿」と呼ばれる 謎の巨大石造物がある。古墳時代から採石が続いている竜山石でも知られる。  小松市の八日市地方(じかた)遺跡では、出土した碧玉製管玉や勾玉などが 国の重要文化財に指定されている。国会議事堂の一部に使われた観音下(かな がそ)石をはじめ、滝ケ原石が現在も切り出されている小松市は、松江市や高 砂市との共通点が少なくない。  松江市では出雲玉作跡を保存、公開するため史跡公園や資料館が整備されて いる。高砂市では石の宝殿や石切り場などを巡る観光コースがある。フォーラ ムでは、両市の担当者がこれまでの活動を紹介する予定で、小松市は両市の取 り組みを参考にする方針だ。  市は、世界遺産の石造寺院アンコールワットがあるカンボジア・シェムリア ップ州との交流の準備も進めており、国内外でネットワークづくりを図る。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  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