_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.176     _/ _/              平成28年 9月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.176をお届けします。  今年の秋は「乗りもののまち小松」が誇る乗りもの達に会いに出掛けません か。世代を超えて楽しめるイベントが満載です! ●こまつ乗りもの動物園 とき 9月22日(木・祝) 10時〜16時 ところ こまつドーム 内容 クラシックカーの展示やドローンのデモ飛行、航空教室、フードコーナ ーなど 問い合わせ 観光交流課 0761・24・8076 ●蒸気機関車公開運転 とき 9月25日(日) 10時〜12時(1時間間隔で運行)、13時〜1 5時(30分間隔で運行) ところ ポッポ汽車展示館 内容 キハ3(ディーゼル機関車)の運行と乗車体験。 料金 無料 問い合わせ 尾小屋鉱山資料館 0761・67・1122 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「小松はまさに乗りものの動物園!」です。 こまつちゃん  「乗りもののまち小松」は、まさに小松の強みや特色を生かした分かりやす い表現ですね。 和田市長  小松を「乗りもののまち」と表現して6年目になります。市内を見渡すと 「空」をはじめ「陸」や「水上」を走行する様々な乗りものがあります。  想像力を働かせてみれば、個性的な乗りもの達が市内を悠々と闊歩し、飛び 回っているようにも見えませんか。子供達にとって、小松は「乗りものの動物 園」のようにワクワクいっぱいの魅力的なまちに見えていることでしょう。  最先端の技術を駆使した乗りものは好奇心を刺激し、ものづくりに秘められ ている無限の可能性とロマンを感じさせてくれます。 こまつちゃん  9月22日(木・祝)は「乗りもののまち小松」にふさわしいイベントの開 催ですね。 和田市長  今回の「こまつ乗りもの動物園」は、動物に見立てた市内に点在する乗りも の達を一堂に集めて、本物の動物園のように一つの場所で触れ合えることが醍 醐味です。 こまつちゃん  コマツやジェイ・バスなど、日本を代表する「乗りもの」「ものづくり」の 大企業もありますね。 和田市長  小松には優れた企業と、先人達が生業として培ってきた「ものづくりの技術 」が脈々と息づいています。ものづくりの歴史は、私達市民のDNAに「どんな 困難にも挑戦する強さ」として受け継がれています。そして、ものづくり精神 が生活の一部となっている私達が力を合わせれば、これからも未来を切り拓い ていけると確信しています。  これからも市民一丸となって、「乗りもの」や「ものづくり」へ夢を抱く子 供達を応援していきましょう。   ◆◆文化ガイド◆◆ ●日本遺産認定記念企画展「こまつの珠玉」  メノウやオパール、紫水晶など、小松で産出された魅力ある珠玉を展示し、 それらにまつわる歴史も紹介しています。 会期 11月29日(火)まで ところ 尾小屋鉱山資料館 開館時間 9時〜17時(入館は16時30分まで) 入館料 一般500円、高校生以下無料 休館日 水曜日 (水曜日が祝日のときはその翌日) 問い合わせ 尾小屋鉱山資料館 0761・67・1122   □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:屋内ゲートボール場閉鎖 小松市 老朽化や利用減で 02:ごみ出し新制度で看板取り付け 小松市 無償配布10月にスタート 03:建機の迫力を間近に コマツ粟津工場が開放デー 1万5千人楽しむ 04:スモーク料理を目玉に 「せせらぎの郷」レストラン 05:DV被害者が集う交流サロン開催 悩みを打ち明け、心の負担軽く  06:石文化、エンブレムで 小松市がPR用に2種類作成 07:がん検診の申し込み増 小松市、自己負担額引き下げ奏功  08:小松市が貸し自転車の地域拡大 10月、新たに粟津温泉、木場潟 09:九谷焼陶板を曳山に装飾 子供歌舞伎とコラボ作品 10:認知症予防へ相談拠点 小松市が10月にステーション新設 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年08月30日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎屋内ゲートボール場閉鎖 小松市 老朽化や利用減で  20年以上にわたり、愛好者に利用されてきた小松市屋内ゲートボール場が、 今月末で閉鎖される。老朽化が進んだ建物は耐震化されておらず、利用者の減 少もあって、9月中に競売に掛けられることになった。28日、同所で最後の 大会が開かれ、愛好者は慣れ親しんだ場所でのプレーを楽しんだ。  市によると、ゲートボール場の建物は、1968年、小松製作所(現コマツ) の社員が楽しむボウリング場として芦田町に建てられた。78年、建物の寄付 を受けた市が土地を購入し、82年から第二武道館、93年からはゲートボー ル場として利用されてきた。  鉄骨造り1階建ての建物は延べ床面積1093平方メートルで、ゲートボー ル場2面分の広さがある。市ゲートボール協会は、屋内場は天候に左右されず に練習や大会を行えることから重宝しており、冬期間はほぼ毎日、会員が練習 し、月1回大会が開かれていた。  同協会によると、1996年に280人だった会員数は、会員の高齢化や他 のスポーツの普及により、45人に減った。市は利用者の減少や施設の老朽化、 耐震化の問題を総合的に勘案して、屋内ゲートボール場の閉鎖を決めた。  市は、市ゲートボール協会の新たな活動拠点に同市弁慶スタジアムの屋内練 習場を提供する。同協会は9月14日から同所で練習を始める予定で、担当者 は「新たな出発として協会の活性化や会員の増加につなげていきたい」と話し た。 〈02〉2016年08月29日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ごみ出し新制度で看板取り付け 小松市 無償配布10月にスタート  小松市が市民に市指定ごみ袋「ごみダイエット袋」を無償配布する新制度が 10月から始まるのを前に、市内の各町内会は28日、ごみ集積所に制度開始 を伝える看板の取り付けを始めた。  A3判の看板は、市が約1千枚製作し、全町内会に配布した。吉竹町内会は 公民館前の集積場など8カ所に「可燃ごみはごみダイエット袋で出してくださ い」「ごみダイエット袋以外は取り残しとなります」と書かれた看板を設置し た。  新制度では、市民1人当たり標準的な家庭の年間使用量に相当するごみダイ エット袋が配布される。使い切った場合は有料となる。 〈03〉2016年08月29日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎建機の迫力を間近に コマツ粟津工場が開放デー 1万5千人楽しむ  コマツ粟津工場の「工場開放デー」は28日、小松市符津町の同工場で開催 され、約1万5千人(主催者発表)が建設機械の試乗やデモンストレーション を楽しんだ。木工クラフトやヒーローショーなど多彩な子ども向けの催しも繰 り広げられ、多くの家族連れが夏休み最後の思い出をつくった。  会場には、建機のホイールローダーやモーターグレーダーなどが並び、来場 者はバケットの中で記念撮影を楽しんだり、運転席に乗り込んで工場内を巡っ たりした。建機10台によるパフォーマンスでは、息の合った迫力満点の動き に来場者が見入った。  ICT(情報通信技術)建機のデモンストレーションが今年初めて行われ、 ブルドーザーと油圧ショベルが自動操縦で掘削、整地する作業を披露し、最先 端の技術をPRした。組立工場見学や、社員が研修で使うバーチャル溶接機器 の体験も行われた。  かが森林組合による木工クラフト体験コーナーでは、親子らが木材を使って 動物や車などの作品を仕上げた。JA小松市のブースでは、ロンドンで販売し ている小松産トマトを使ったレトルトカレーなどが人気を集めた。粟津工場と 粟津駅前商交会による模擬店やゲームに長い列ができた。  動物戦隊ジュウオウジャーショーに人垣ができ、YOSAKOIソーランチ ーム「粟津おすえべ花吹雪」「あばれぐず昇炎」「泉華菖舞美人」による華麗 な演舞や相撲甚句、和太鼓演奏なども盛り上がった。藤田直樹工場長は「地域 活性化につながればうれしい」と話した。 〈04〉2016年08月26日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎スモーク料理を目玉に 「せせらぎの郷」レストラン  小松市シルバー人材センターは、来年5月に開設される市の多目的交流施設 「せせらぎの郷(さと)」(瀬領町)のレストランの目玉として、薫製料理の 開発を進めている。主婦として調理経験の豊富な会員が、地元で捕獲されたイ ノシシの肉や特産のトマトなどを薫製にした料理を提供する。豊かな食の魅力 を打ち出し、誘客につなげる狙いだ。  せせらぎの郷は大規模改修に伴ってレストランがオープンし、シルバー人材 センターの女性会員が調理を担当する。バイキング形式で料理を提供する予定 で、会員はグループを結成し、週1、2回集まってメニュー開発に取り組んで いる。  郷土料理や家庭料理以外の目新しいメニューを提供したいと考え、食材の味 わいを引き出すことができ、調理が比較的簡単で保存にも向いている薫製を取 り入れることにした。  25日には、東京・原宿のレストラン「イキバ」のシェフ塚本亮介さん(4 0)を招き、市第一地区コミュニティセンターで研修会を開いた。イノシシ肉 やアユ、ピーマンなど地元産食材のほか、牛肉、チーズなどを薫製にして試食 した。  塚本さんは「脂っこい肉が薫製に合う」などと調理法や材料の選び方をアド バイスし、コストや仕入れ先、調理時間など経営的な観点でも助言した。  今後も塚本さんを招いて2回ほど研修を重ね、レシピを完成させる予定で、 代表の村田和子さん(68)=糸町=は「オープンまでに自分たちの味を仕上 げたい」と意気込んだ。 〈05〉2016年08月23日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎DV被害者が集う交流サロン開催 悩みを打ち明け、心の負担軽く   小松市あんしん相談センターは年内にも、ドメスティックバイオレンス(D V)の被害者同士が自らの体験を語り合い、心の傷を癒やす交流サロンを初め て開く。1人で抱え込んでいた悩みを打ち明け、同じ境遇の人たちと共有する ことで、心の負担を軽くし、心身のケアにつなげる。女性の被害を未然に防ぐ 護身術講座も初めて開催し、DV対策の充実を図る。  同センターは昨年11月、性暴力やDVなど配偶者らからの暴力被害に悩む 人のための無料電話相談「パープルほっとライン」を開設するなど、近年、対 策に力を入れている。  あんしん相談センターは、これまでに同センターに相談したことのある人に 交流サロン参加を呼び掛けている。参加者同士が語らうほか、相談員を配置し て助言する。  護身術講座は、市内の学校を会場とし、その学校の女子生徒が参加する。小 松署員が講師を務め、初回の会場は小松短大を想定しており、高校などにも拡 大していく方針だ。  同センターに寄せられたDVの相談件数は、昨年度が93件で、2010年 度の28件から3倍以上に増加した。93件のうち、主な虐待者は夫が59件 で最も多く、前夫(10件)、恋人(5件)と続いた。相談の種類別では、4 5件の心理的虐待が最多で、経済的虐待22件、身体的虐待が21件あった。  市あんしん相談センターの担当者は「気軽にサロンに参加して、自らの体験 や世間話など何でも話してもらいたい」と語った。 〈06〉2016年08月19日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石文化、エンブレムで 小松市がPR用に2種類作成  小松市は文化庁の日本遺産に認定された「小松の石文化」のエンブレムを作 成した。ポスターやチラシ、のぼり旗などで活用し、PRにつなげる。  エンブレムは鉱物の結晶を思わせる幾何学模様で、小松の頭文字「K」の形 状も取り入れている。日本語版は「珠玉と歩む物語こまつ」、英語版は「Ge m&Stone KOMATSU」と記した。  配色は小松で産出される観音下(かながそ)石や滝ケ原石、九谷焼の陶石な どをイメージしたものと、碧玉(へきぎょく)や瑪瑙(めのう)、紫水晶など 宝石類をイメージしたものの2種がある。  デザインはらせん構造も意識しており、石文化を過去から現在、未来へと引 き継いでいくという願いも込められた。 〈07〉2016年08月18日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎がん検診の申し込み増 小松市、自己負担額引き下げ奏功   小松市によるがん検診の今年度申込者数が、17日現在で前年同期比13・ 6%(3014人)増の2万5205人と伸びている。今年度初めて、対象者 がいる全世帯に通知したことや、検診時の自己負担額を約3割から1割程度に 引き下げたことが奏功したとみられる。  市は、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、子宮頸がんの各検 診を実施している。今年度は前年同期に比べて、すべてのがん検診で申込者数 が増加した。最も増えているのは30・4%増の乳がんとなっている。  昨年度のがん検診受診率は11・2〜28・0%で、市は2019年度の数 値目標として、胃・肺・大腸がんを33%、乳・子宮頸がんを50%に、それ ぞれ引き上げることを掲げている。  市は申し込みが確実に受診につながるよう呼び掛け、来年度以降も全世帯へ の通知や自己負担1割を継続していく方針だ。 〈08〉2016年08月18日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市が貸し自転車の地域拡大 10月、新たに粟津温泉、木場潟  小松市は、JR小松駅前と粟津駅前で実施するレンタサイクルで、10月に も、新たに粟津温泉と木場潟公園で自転車の貸し出しを始める。市南部地域で 利用しやすくすることで、日本遺産「小松の石文化」を構成する石切り場やア ーチ型石橋をはじめ、那谷寺や日(ひ)用(よう)苔(こけ)の里といった名 所の魅力発信につなげる。北部地域も含めたお勧めのルートを記載したマップ を作成し、誘客の呼び水にする。  市の計画では、粟津温泉旅館協同組合に加盟する6旅館に自転車各2、3台 を配置し、宿泊客が周辺の施設や名所に足を延ばしやすくする。木場潟公園に は数台を置き、道の駅こまつ木場潟などに立ち寄ってもらう。  自転車は借りた場所に返す必要はなく、従来からの小松駅前と粟津駅前に加 え、粟津温泉、木場潟公園の4カ所ならどこでも返却できる。レンタサイクル の運営については、粟津温泉を同温泉旅館協同組合、木場潟公園を同公園協会 にそれぞれ担ってもらう予定だ。  市はレンタサイクルの拡大に合わせ、市内の主要施設や名所を巡るルートを 設定する。  市によると、粟津駅前でのレンタサイクルは10代の生徒、学生の利用が大 半を占めており、市はレンタサイクルの充実を図ることで、利用者層を広げた い考えだ。  2018年に開湯1300年を迎える粟津温泉では、中心部にある旅館「か みや」跡地で交流広場の整備が進められている。粟津駅から約1・5キロ離れ た木場潟公園について、市は2020年度までに年間利用者数を100万人に 増やす構想を掲げる。  市まちデザイン第1課の担当者は「誘客の手法としてレンタサイクルを活用 し、粟津温泉の活性化や粟津駅、木場潟公園の利用者増につなげたい」と話し た。 〈09〉2016年08月16日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎九谷焼陶板を曳山に装飾 子供歌舞伎とコラボ作品  九谷焼の絵付け作家でつくる小松九谷工業協同組合(小松市)は、九谷焼の 陶板を飾り付けた「五彩曳(ひき)山(やま)」の制作を始めた。お旅まつり で上演される曳山子供歌舞伎の舞台となる曳山を8分の1サイズにし、九谷焼 の絵付け技術で装飾する。重鎮から若手まで組合員総出で制作に携わり、小松 に息づく工芸と芸能の魅力を伝えるシンボルを完成させる。  子供歌舞伎は今年、上演250年を迎え、九谷焼は昨年開窯(かいよう)3 60年となった。いずれも節目を迎えたのを機に、市が「100年先まで残る ものを作ってほしい」と、同組合に制作を依頼した。  同組合によると、木製の五彩曳山は高さ、奥行きが各約80センチで、子供 歌舞伎が上演される曳山に比べ、高さは約8分の1、奥行きは約9分の1程度 の大きさとなる。舞台背景と天井絵、屋根、花道の床、土台部の側面などに陶 板を取り付ける。  陶板制作は釉裏金彩(ゆうりきんさい)人間国宝の吉田美統さんや小松美術 作家協会の浅蔵五十吉会長、中田一於副理事長らベテランをはじめ中堅、若手 の組合員約40人が携わる。組合によると、組合員が作品を共同制作するのは 今回が初めてとなる。曳山は中田建築(小松市安宅町)が手掛ける。  陶板に描く絵のテーマは決めておらず、各作家が持つ多種多様な技法を発揮 して自由に絵付けしてもらう。今月から陶板作りが始まっており、9月末まで に絵付けを終え、10月には完成させる予定だ。  市は、市内の施設で五彩曳山を常設展示するほか、イベント会場などにも飾 り、九谷焼と歌舞伎のコラボ作品を通じて小松が誇る伝統文化をアピールする。 同組合の吉田幸央理事長=小松市高堂町=は「それぞれの作家の一番良いとこ ろを集合させた最高の作品を作りたい」と話した。 〈10〉2016年08月08日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎認知症予防へ相談拠点 小松市が10月にステーション新設  小松市は10月、認知症に関する身近な相談場所として「認知症ほっとステ ーション」を新設し、市内の介護事業所や調剤薬局を認定する。専門的な知識 のあるケアマネジャーや看護師、薬剤師らが患者本人や家族の相談に応じ、症 状の早期発見につなげる。脳の活動を活性化させる市独自の脳トレ体操も開発 し、高齢者が集ういきいきサロンで普及して、認知症の予防を図る。 ●30〜50カ所目標  市はステーションの認定に向け、5月からケアマネジャーらを対象に研修を 開いている。認知症サポート医から発症原因による症状や処方する薬の違いな ど専門知識を学ぶ内容で、研修は9月中に終わる予定だ。  市は研修を受けたケアマネジャーらが所属する介護、福祉事業所、薬局など に呼び掛け、30〜50カ所を目標に認知症ステーションに認定する。事業所 などにはステーションと分かるシールを配布する予定だ。  ステーションでは、市がもの忘れ相談員を今年度配置した市内10地区の高 齢者総合相談センターと情報を共有し、切れ目のないサポート体制を構築する。 市によると、認知症に関して同様の取り組みを実施する自治体は県内にないと いう。  はつらつ脳トレ体操は、小松市が北陸体力科学研究所(同市)に開発を委託 し、市民病院認知症対策部会の監修で10月の完成を予定する。高齢者が体を 動かしながら、しりとりや計算をするなど脳の働きを良くする。市が考案した 健脚体操を指導する健脚推進ボランティアの会の協力を得て、脳トレ体操の普 及も図る。  市は、認知症サポーターを県内の自治体で最多の約1万5千人養成するなど 認知症対策に力を入れている。担当者は「予防からバックアップまでトータル で支援体制を充実し、認知症患者の増加を抑えたい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ 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