_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.175    _/ _/              平成28年 8月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.175をお届けします。  今年も小松駅西口周辺では、小松の夏を盛り上げるたくさんのお祭りが開催 されます。家族や友達みんなを誘って出掛けましょう。 ●夏まつり歌舞伎市  飲食・物販コーナーやカブッキーうちわ作り体験コーナーなど。「猫橋なつ かしの夜店市」も同時開催。 とき 8月20日(土) 17時?21時 ところ 三の市朱門通り周辺 問い合わせ カブッキータウンこまつ 0761・24・8200 ●第4回納涼みよっさ夏まつり とき 8月20日(土) 18時30分〜21時 ところ 花道広場よろっさ(こまつ曳山交流館みよっさ前) ◎ゆかたファッションショー 18時30分〜19時 ◎輪踊り大会 19時15分〜21時  みよっさ音頭が遂にお目見え!小松市民謡連合会による風情あふれる生演奏 に合わせて、楽しく踊ります。  踊りを知らなくても大丈夫。輪踊りのお稽古を行っていますので、ぜひご参 加ください。 稽古期間 〜8月19日(金)15時〜17時 ところ こまつ曳山交流館みよっさ 参加費 無料 問い合わせ こまつ曳山交流館みよっさ 0761・23・3413 ※お祭り当日は小松運動公園駐車場(末広町)から無料シャトルバスを運行し ます。駐車場は小松運動公園を利用してください。 ●スモールワールド in KOMATSU とき 8月20日(土)17時〜21時 ところ 花道広場よろっさ、れんが花道通り ◎ワールドステージ…カポエイラやサンバで気分はもうブラジル!太鼓や餅つ き体験もあります。 ◎世界の食ブース…中国やタイ、ブラジルなど12カ国の食が大集合!世界中 を食べ歩こう! 問い合わせ 小松市国際交流協会 0761・21・2226、国際都市推進 課 0761・24・8039 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「3つの『お』で健康づくり」です。 こまつちゃん  健康に過ごすために心掛けていることはありますか。 和田市長  各地域で開催されている「いきいきサロン」にお招きいただき、市民の皆さ んと接する機会をいただいています。お話しや体操をされている皆さんは、本 当にいきいきとしています。  いつまでもはつらつと過ごすキーワードとして、私がサロンで皆さんにお勧 めしているのが「おしゃべり・お食事・おしゃれ」の3つの「お」です。和気 あいあいとみんなで楽しいことをして過ごすことが、一番の健康の秘訣だと思 います。 こまつちゃん  健康づくりについてどんなことに力を入れていますか。 和田市長  市では地域の皆さんや大学などと連携して、手軽にできる予防対策に力を入 れています。  まずは、特定健診を身近に感じていただくため通称を「はつらつ健診」に改 め、更にはがん検診の受診料を大幅に下げることで個人負担の軽減に努めてい ます。加えて、時間をかけずに自宅で指先から血液を採取・郵送し、結果をス マートフォンなどで確認できる血液郵送検査を今月から始めます。そして、食 を通じて健康な身体と心を育む食育についても、今後更に推進していきます。  厳しい暑さが続いていますが、熱中症予防を呼び掛けるため、ご高齢の世帯 などにミネラルウオーターを配り始めて6年が経ちました。対策が行き届いて いるのも、民生委員を中心とした地域の皆様のおかげと深く感謝しています。 これからも、一緒に笑顔いっぱいのここちよいまちにしていきましょう。 ◆◆文化ガイド◆◆ ●夏季特別展「縄文こまつびとの一万年」  一万年以上続いた縄文時代にこまつで何がおこっていたのか。弥生時代への 原動力とは。小松で出土した石器や土器を中心に探ります。 とき 9月11日(日)まで ところ 埋蔵文化財センター 観覧料 100円(高校生以下無料) 問い合わせ 埋蔵文化財センター 0761・47・5713 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:8月30日に小松と交信 宇宙基地の大西さん ヒルズこまつでイベント 02:歌舞伎のまちに提言 有識者会議、29日に発足 誘客や地域振興さらに 03:デジタルアートを満喫 「チームラボアイランド」 小松市で幕開け 04:日本遺産PRの歌が完成 「小松の石文化」で市内3町が制作 05:非常放送に英語取り入れる 粟津温泉の海外客を守れ 小松市消防本部 06:小松市で目指せ「石博士」 21日から児童対象のクイズラリー 07:「ため池決壊」想定し避難訓練 小松市と県、地元住民が合同で初 08:「御柱曳行」威勢良く 小松市の那谷寺、開創1300年へ機運高め 09:複合ビル建設が本格始動 大和小松店跡地で起工式 10:石川県内最高水準の美と対話 現代美術展小松展が開幕 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年07月26日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎8月30日に小松と交信 宇宙基地の大西さん ヒルズこまつでイベント  小松市は25日、国際宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士大西卓哉さん と交信するイベントが8月30日、サイエンスヒルズこまつで開かれると発表 した。北陸三県で同様のイベントが開催されるのは初めてで、会見した和田慎 司市長は「宇宙が大好きな子供を育てたい」と述べた。  イベントのメイン会場は東京で、小松は全国3カ所に設けるサテライト会場 の一つとなる。サイエンスヒルズこまつでは、3Dスタジオで、日本宇宙少年 団小松分団員が大西さんと交信する。わくわくホールにも会場を設け、交信の 様子をモニターで視聴できるようにする。日本宇宙少年団が希望者を募る。  当日は火星探査の現状や未来、国際宇宙ステーションにバッテリーを運ぶ無 人補給機こうのとり6号機の解説が行われる。大西さんとの交信は午後8時1 0分に始まる予定だ。市はイベントに合わせ、宇宙飛行士に関する展示の充実 や大西さんへの応援メッセージコーナーの設置、記念グッズの制作などを進め る。 〈02〉2016年07月24日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎歌舞伎のまちに提言 有識者会議、29日に発足 誘客や地域振興さらに  小松市は29日、市内に息づく歌舞伎文化の発信や継承を話し合う有識者会 議「KOMATSU JAPAN未来会議」を発足させる。今年、曳山(ひき やま)子供歌舞伎上演250年を迎えたのを機に、歌舞伎を生かした誘客や地 域振興などについて、有識者の専門的で幅広い視点を生かして今後のあり方を 協議してもらい、市に提言を受ける。  未来会議は「歌舞伎のまち小松を考える会」を解散して設立する。委員は、 同会長の石田寛人金沢学院大名誉学長やフリーアナウンサーで古典芸能解説者 の葛西聖司さん、福島利雄小松曳山八町連絡協議会長、九谷焼作家ら6人が務 める。  2009年2月に発足した考える会は、歌舞伎を活用した地域振興策などを 検討する目的で、各団体の代表や子供歌舞伎の指導者ら約30人で構成した。  市によると、年1回の会合では近年、市が取り組む施策の報告が中心となり、 委員が多いこともあって、意見交換することが少なくなっていた。  未来会議は年に数回会合を開く計画で、委員が自由に意見を交わし、議論を 深める場とする。2020年東京五輪・パラリンピックに併せて全国各地で開 催される「文化プログラム」に向け、市が策定の準備を進めている「小松ジャ パン」プログラムにも助言を受ける。  市の担当者は「有識者の豊富なアイデアを施策の参考として、歌舞伎のまち をさらに推進していきたい」と話した。 〈03〉2016年07月24日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎デジタルアートを満喫 「チームラボアイランド」 小松市で幕開け  「チームラボ アイランド―学ぶ!未来の遊園地―」(北陸朝日放送、チー ムラボキッズ、小松市主催、北國新聞社共催)は23日、同市のサイエンスヒ ルズこまつで開幕した。最新のデジタル技術を駆使した体験型のアート作品が 並び、夏休みを迎えた子供たちでにぎわった。  舞台演出や芸術を手掛けるチームラボ(東京)の8作品が展示された。自分 で色を塗ったクラゲやイカなどの絵が壁面を泳ぎ回る「お絵かき水族館」や、 壁面に投影された文字に触れると動物や植物の絵に変化する「まだ かみさま が いたるところにいたころの ものがたり」などが来場者の想像力を刺激し た。  北陸朝日放送の開局25周年事業として、8月28日までの午前10時〜午 後5時に開かれる。入場料は大学生以上1200円、中高生800円、小学生 以下600円となっている。 〈04〉2016年07月21日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎日本遺産PRの歌が完成 「小松の石文化」で市内3町が制作  小松市の鵜川、遊泉寺、立明寺(りゅうみょうじ)の3町でつくる鵜遊立 (うゆうりつ)地域活性化委員会は、遊泉寺銅山跡といった日本遺産「小松の 石文化」を構成する資源を歌詞に織り込んだ歌「輝くふるさと(鵜遊立の夢の せて)」を作った。町内外のイベントで披露して日本遺産をPRするとともに、 地域発展の願いを込めて歌い継いでいく。  歌は4番まであり、1番は鵜川遊泉寺駅跡に残るサクラの古木「う川古代 (いにしえ)桜」、2番はコマツ発祥の地である遊泉寺銅山跡を取り上げた。 3番は石切り場跡で観光名所であるハニベ岩窟院の大仏、4番は切り出した石 が小松城の石垣にも使われた石切り場跡に触れている。  3町の取り組みを後押ししたいと思い立った那谷寺(小松市)の職員、北川 毅さん(56)=同市大島町=の歌詞をベースに、元中学校長で地元の歴史に 詳しい河原透さん(84)=同市鵜川町=が監修した。作曲はピアノ教師の中 西一美さん(61)=同=が手掛けた。  住民への初披露は23日で、20日は活性化委メンバーらが中西さん宅で練 習した。西尾皓史委員長(76)=同市遊泉寺町=は「3町の住民が歌える歌 があれば活動が盛り上がる。絆を示すシンボルとしてみんなで歌っていきたい 」 と話した。 〈05〉2016年07月20日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎非常放送に英語取り入れる 粟津温泉の海外客を守れ 小松市消防本部  小松市消防本部は、28日に同市粟津町で行う粟津温泉旅館自衛消防訓練指 導会で、宿泊施設対抗の火災対応競技に、英語による非常放送を初めて取り入 れる。同温泉を訪れる外国人客の増加を受け、訓練を通じて旅館やホテルの従 業員に英語での避難誘導アナウンスを習得してもらう。  訓練指導会は同温泉街の旅館、ホテルの防火安全性向上を目的に、1994 (平成6)年から毎年実施しており、今年は9施設の11チーム計33人が参 加する。従業員が3人一組となり、施設内で火災が発生したとの想定で、初期 消火や館内非常放送、車いす利用者の避難補助などのスピードや正確さを競う。  これまで非常放送は日本語のみだったが、今回から外国人客が多数宿泊して いるという想定を加え、「プリーズ・ゲット・アウト・オブ・ザ・ファイヤー 」 など、英語でも火事から逃げるよう指示することにした。  同本部南消防署粟津温泉出張所によると、同温泉街の外国人宿泊客は年間3 千人に上り、今後も増加が見込まれるが、旅館などでは外国人向けの避難指示 放送マニュアルは整っていなかった。競技に向けた事前練習が11日から同出 張所で行われており、出場チームが英語での非常放送を学んでいる。  英語のアナウンス文は各宿泊施設の放送設備近くに掲示してもらう予定で、 同出張所の橘高広消防司令補は「日本語が分からない外国人でも安心して楽し める温泉街にしていきたい」と話した。 ●緊急通報依頼カードも作成  同出張所は、急病人や火事に気付いた外国人客のために緊急通報依頼カード も作った。「私は日本語がうまく話せません。私の代わりに119番通報して ください」と記されており、カードを示すことで通報を要請できる。3千枚を 全11宿泊施設に配布した。 〈06〉2016年07月12日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市で目指せ「石博士」 21日から児童対象のクイズラリー  日本遺産「小松の石文化」の価値を子どもに分かりやすく伝えるため、小松 市は児童を対象に「日本遺産認定証」を発行する。発行主は市のイメージキャ ラクター「カブッキー」で、石切り場などで出されるクイズに全問正解し、 「石博士」といえる児童に渡す。8月には多彩な石の魅力が味わえる児童対象 のエクスカーション(小旅行)も初めて行い、合わせて小松の石への関心を高 める。  認定証は夏休み期間中の今月21日から8月末まで開催するクイズラリー 「カブッキーからのチャレンジ(仮称)」に参加した児童に授与される。  滝ケ原町で現在も操業している石切り場やアーチ型石橋群、那谷寺、ハニベ 巌(がん)窟院(くついん)、小松産の石を使った関連施設など6カ所程度を 巡り、「切り出された石はどこで使われているか」など小松の石の特徴や役割 を尋ねるクイズが各地点で出題される。  8月1日は「キッズ・エクスカーション」を実施する。石切り場や石橋のほ か、同市の八日市地方(じかた)遺跡から出土した碧玉(へきぎょく)製管玉 (くだたま)などを展示する同市埋蔵文化財センター、市内で産出される花坂 陶石から九谷焼の原料を製造する谷口製土所を巡る。  市は、日本遺産認定を観光誘客などの地域活性化につなげるには、幅広い世 代が「小松の石文化」の価値を知ることが不可欠とし、参加者を市のホームペ ージなどを通して募る。  市は今後、小学5、6年生向けの副教材も作成する。担当者は「石の文化に 理解を深め、ふるさとに誇りを持ってもらいたい」と話した。 〈07〉2016年07月04日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「ため池決壊」想定し避難訓練 小松市と県、地元住民が合同で初  集中豪雨による農業用ため池の決壊を想定した避難訓練が3日、小松市花坂 町で行われた。決壊した場合の浸水想定範囲を記した「ハザードマップ」を基 に、住民と行政が初めて合同訓練に取り組んだ。小松は南加賀でため池の多い 地域とされ、市などはマップを活用した訓練を他地区でも実施し、非常時の円 滑な避難につなげる。  市によると、市内にはため池が103カ所ある。このうち、ゴルフ場内の1 カ所を除く102カ所のため池周辺の40地区について、市が昨年度までにハ ザードマップを作成した。  マップには、ため池決壊時の浸水想定範囲のほか、避難場所や災害・避難情 報の伝達方法、緊急時の管理体制、避難時の心得、関係機関の連絡先などを明 記した。市は各町内会にマップを配布し、説明会を開いてきた。  前日からの降雨でため池の水位が上昇した想定の訓練には、地元住民や県、 市の担当者ら約60人が参加した。  参加者はハザードマップに基づき、町内にあるため池の水位や、堤に亀裂な どがないか確認し、花坂町公民館に自主防災本部を設置した。地元消防団への 出動要請や住民に避難を呼び掛ける町内放送の手順などを確かめた。  2007(平成19)年3月の能登半島地震では、ため池90カ所に決壊や 破損が生じ、10億9千万円の被害が出た。ハザードマップは08年度から能 登地区を中心に作成が進み、近年は全国的に集中豪雨が頻発したこともあり、 加賀地区の自治体でもマップ作りが進められている。  市によると、市内には老朽化が進んだため池もあり、市農林水産課の担当者 は「ハザードマップを活用した訓練に力を入れ、万一に備えたい」と話した。 〈08〉2016年07月04日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「御柱曳行」威勢良く 小松市の那谷寺、開創1300年へ機運高め  2017年に開創1300年を迎える那谷寺の「御柱曳行(おんばしらひき ぎょう)」は3日、小松市の同寺で行われ、地域住民約60人が長さ8メート ル、直径80センチの大木を威勢良く引いた。大木は来年4月に白山信仰の象 徴として山門前に設置する鳥居に使われる。関係者は「白山開山、那谷寺開創 1300年をみんなで祝いたい」と節目の年へ機運を高めた。  曳行には、那谷地区の小学生や檀家、製材業者らが参加した。山伏姿の木崎 馨雄(けいゆう)副住職や那谷寺1300年祭実行委員会の吉村範明委員長が 先導し、ほら貝や鉢の音が鳴り響く中、参加者が綱を力いっぱい引っ張り、約 100メートルを移動した。特設ステージでは、神職がおはらいし、雅楽と神 楽舞が奉納された。  曳行は、開創1300年記念事業として来年4月に開催する「御柱立柱祭 (りっちゅうさい)」の一環で行われた。山門前に大木2本を立てて高さ7メ ートルの鳥居を設置する予定で、6月27日に市内の山中からスギを切り出し た。  今後は皮むきや磨き作業を住民や参拝者に協力してもらいながら進める。木 崎副住職は「みんなの力で祭りにふさわしい神事になった。来年の1300年 へ地域一体となって盛り上げていきたい」と話した。 ●地域の伝統芸能を満喫  小松市の那谷寺1300年祭実行委員会の「なた芸能祭」(北國新聞社後援) は3日、同市の那谷寺で行われ、小松、加賀、能美、金沢の12団体によるス テージ発表やテント市に大勢の人が訪れ、地域の伝統芸能などを満喫した。  那谷寺駐車場に設けられた特設ステージでは、那谷獅子、粟津温泉おっしょ べ太鼓、山代大田楽、那谷小唄などが披露された。イワナの塩焼きや生鮮品、 雑貨などのブースが並んだテント市も人気を集めた。 〈09〉2016年07月01日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎複合ビル建設が本格始動 大和小松店跡地で起工式  小松駅南ブロック複合施設の新築工事起工式は30日、小松市土居原町の大 和小松店跡地で行われ、子供と市民の学びゾーンや公立小松大(仮称)、ホテ ルなどが入る複合ビルの建設が本格的に始動した。駅前の一等地にあった大和 小松店の閉店から6年、関係者は小松の将来を掛けた施設に地域活性化の期待 を込めた。  複合ビルは鉄骨造り8階建て、延べ床面積9422平方メートルで、1階に 学びゾーンとブックカフェなどのテナント、2〜3階に公立小松大のキャンパ ス、4〜8階に客室100部屋のホテルが入居する。総事業費は約45億円で、 来年10月の完成を目指す。  神事の後、事業者の青山財産ネットワークス(東京)の蓮見正純社長があい さつし、和田慎司市長が「小松の未来と南加賀の将来を詰め込んだ施設にした い」と祝辞を述べた。 ●地元会社がホテル運営  複合ビル4〜8階に入るホテルは、ホテルサンルート小松を手掛けるHif リゾート(小松市)が運営する見通しとなった。名称は「ホテルグランビナリ オKOMATSU(仮称)」で、海外からの長期滞在客や国内外のVIP、ビ ジネス客に対応するワンランク上のサービスを提供するという。 〈10〉2016年07月01日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石川県内最高水準の美と対話 現代美術展小松展が開幕  第72回現代美術展小松展(一般財団法人県美術文化協会、本社、小松市な ど主催)は30日、同市のサイエンスヒルズこまつで開幕した。地元作家を中 心とした秀作167点が並び、来場者は県内最高水準の美との対話を堪能した。  小松展は加賀、白山、七尾と続いた巡回展の最後で、日本画、洋画、彫刻、 工芸、書、写真の6部門から最高賞の美術文化大賞に輝いた原田恵さん(金沢 市)の日本画「ゆめ うつつ」をはじめ、小松市在住作家の意欲作が飾られた。  開場式では和田慎司市長、嵯峨元北國新聞社取締役、武腰敏昭県美術文化協 会副理事長があいさつ、梅田利和市議会議長、浅蔵五十吉小松美術作家協会長 が祝辞を述べた。吉田美統同協会顧問、北畠能房市文化協会長が加わり、テー プカットした。  企画展「美が語る 珠玉と石の文化」も併催され、小松美術作家協会の理事 以上の役員23人が石をモチーフにした作品23点を出展し、日本遺産に認定 された「小松の石文化」の魅力を伝えた。サンシャインロビーには、市内の中 高生の絵画や写真43点が飾られた。   ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------