_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.174     _/ _/              平成28年 7月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.174をお届けします。    今年の夏はサイエンスヒルズこまつで「未来の遊園地」を体験してみません か。  描いた魚が、目の前のスクリーンで動き出したり、美しい水の映像の上でケ ンケンパができたり、最新のデジタル技術とアート作品が同時に楽しめ、子供 達が同じ空間で共創の体験ができる「脳・全身で遊べる新感覚のイベント」で す。 ●チームラボアイランドー学ぶ!未来の遊園地― とき 7月23日(土)〜8月28日(日)10時〜17時  ところ サイエンスヒルズこまつ わくわくホール 販売場所 サークルK・サンクス(チケットぴあPコード:990−399) チケット料金(前売り) 大人1,100円、中・高校生700円、子供(小 学生以下)500円、ファミリー券(大人2枚、子供1枚)2,500円、2 歳以下無料   ※7月23日(土)10時からは当日券扱いとなり、料金は異なります。 問い合わせ ひととものづくり科学館 0761・22・8610  ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「小松で楽しむ夏の風物詩」です。 こまつちゃん  もうすぐ本格的な夏がやってきますね。 和田市長  夏の風物詩と聞くと、アサガオ、夏祭りなどいろいろと思い浮かべますが、 私は夜空を眺めると夏の訪れを感じます。夏の夜、ふと空を見上げて見えるの が「夏の大三角形」。暗い夜だとその三角形の中を天の川が流れているのが分 かります。  サイエンスヒルズこまつでは、そんな夏の夜空を楽しむスターウオッチング を開催します。天体望遠鏡で見る星は、普段見えている星とは一味違います。 今年はちょうど火星が地球に最接近したことから、火星の模様を観察できるチ ャンスかもしれません。この夏は光り輝く星空の世界をお楽しみください。  そのほかにも市内では、山登りや川遊びを楽しめる「里っ子教室」や小松の 産業や文化を学ぶ「南加賀ふるさと探訪ツアー」など、自由研究のヒントにな る面白いイベントが目白押しです。ぜひご家族、友人そろってお出掛けくださ い。 こまつちゃん  市内だけでも今年の夏を満喫できそうですね。 和田市長  これからはプールや海など、屋外に出掛けることが多くなると思います。そ の際はくれぐれも熱中症にご注意ください。こまめな水分補給と屋内にいる場 合でもエアコンなどで温度調整することを忘れず、元気にお過ごしください。  この夏も皆さんが健康で楽しい毎日を過ごすことができるよう願いを込めて、 魅力あふれるまちづくりを進めてまいります。 ◆◆文化ガイド◆◆ ●第72回現代美術展小松展  現代美術展の中から県内を代表する作家の作品、入賞作品、小松市の作家の 作品、計167点を展示します。「美が語る 珠玉と石の文化」「未来を拓く 小松市中高生作品展」も同時開催。 会期 6月30日(木)〜7月10日(日)  ところ サイエンスヒルズこまつ わくわくホール 観覧料 一般500円、高校生以下無料 問い合わせ 文化創造課 0761・24・8130 ●特別展「おもしろいかたち・いろいろ」  世田谷美術館収蔵作品の中から厳選された「おもしろいかたち」の作品48 点を特別公開します。 会期 7月16日(土)〜9月4日(日) ところ 宮本三郎美術館 入館料 一般500円、高校生以下無料 ◎対話で楽しむ「おもしろいかたち・いろいろ」  世田谷美術館学芸員によるギャラリートークです。 とき 7月31日(日)14時〜15時 問い合わせ 宮本三郎美術館 0761・20・3600 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:ごみ袋は3種類から選択 無償配布制度で決定 小松市環境審議会 02:外国人誘客で行動計画 小松市が今年度策定 習慣や滞在時間を調査 03:小松産きな粉でスイーツ開発 小松商高 キャラメル、ミルフィーユ… 04:小松の石文化、海外に紹介 ジャパンテントで石切り場など案内 05:派遣や障害者雇用を対象に 小松市が「やさしい職場」へ表彰見直し 06:小松産トマトの新商品続々 こうじパン、和菓子など  07:飛行教導群の移動祝う 航空自衛隊小松基地でセレモニー 08:開創1300年を祝い御柱祭 小松市の那谷寺が来年4月、山門前に設置 09:クマ対策で看板設置 ポイ捨て禁止を呼び掛け 小松市の国道8号 10:小松市の里山情報を提供 小川さん 千葉県から滝ケ原町に移住 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年06月27日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ごみ袋は3種類から選択 無償配布制度で決定 小松市環境審議会  小松市環境審議会は26日、市役所で開かれ、10月に導入する市指定ごみ 袋の無償配布制度について配布数や方法などの詳細を決め、容量の異なる3種 類の袋を選択できるようにした。  指定袋「ごみダイエット袋」は容量45リットルのLサイズ、同20リット ルのMサイズ、同12リットルのSサイズの3種類とした。市民1人当たりの 年間配布数はLが24袋、Mが36袋、Sが60袋として、年2回郵送される 引き換えはがきで袋と交換する。使い切った場合、Lは120円(6袋入り)、 Mは135円(9袋入り)、Sは150円(15袋入り)で販売する。  指定袋に入っていないごみや分別されていないごみの処置に伴う負担を軽減 するため、町内会に美化ピカマナー袋(仮称)を配布することも決めた。町内 会はマナー袋にごみを入れ替えて収集してもらう。紙おむつが必要な世帯には ダイエット袋を特別支給する。  市側は市内全てのごみ集積場で実態を調査し、制度導入によるごみ減量化の 効果を調べるとした。罰則、マナー違反者の公表を定めた条例制定などを今後 検討する。 〈02〉2016年06月27日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎外国人誘客で行動計画 小松市が今年度策定 習慣や滞在時間を調査  2020年の東京五輪・パラリンピックや23年春の北陸新幹線小松開業を 見据え、小松市は今年度、インバウンド(訪日外国人客)対策の行動計画を策 定する。各国で異なる食習慣や旅行形態などを調査して、市内の豊かな食材や 景観を生かした観光ルートを設定し、案内看板の多言語表記を進めるなど、5 年計画に戦略的な取り組みを盛り込む。  調査では、外国人が何に興味があり、どんな景観に引かれるかや、食事の好 み、旅行の形態、滞在時間などを調べる。金大や北陸先端科技大学院大などと 連携し、留学生らから情報収集するほか、世界各国に拠点のある企業や旅行会 社とも協力し、外国人観光客のニーズを把握する。  市は、環境王国に認定されている里山の豊かな食の恵みや景観をはじめ、今 年日本遺産に認定された石文化、歌舞伎などの伝統芸能を組み合わせることで、 海外からの観光客を満足させられるとみている。  とりわけ、海外で高い評価を受けている和食に着目し、市内で受け継がれて いる報恩講料理や精進料理、郷土料理などを海外観光客に味わってもらえるよ う、飲食店や宿泊施設に提供を働き掛ける。  2018年4月の公立小松大学(仮称)の開学により、インドネシアなどイ スラム圏との交流が見込まれることから、イスラム教の戒律に従った「ハラー ル」対応の認証取得に向けた環境整備にも取り組む。  市は、インバウンド対策を観光だけでなく、農林水産業の振興にもつなげた い考えで、行動計画には農林水産物や加工品などを海外へ流通させるシステム づくりも盛り込む方針だ。 〈03〉2016年06月25日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松産きな粉でスイーツ開発 小松商高 キャラメル、ミルフィーユ…  小松商高の3年生13人は、地元の洋菓子店「マルフジ」とJA小松市と連 携して、小松産きな粉を使ったスイーツの開発に乗り出した。24日は同校で 生徒が関係者にアイデアを報告した。試作や検討会を重ねて9月の完成を目指 す。  きな粉とサツマイモを生地に練り込んだチュロスや、きな粉を混ぜたキャラ メル、ペースト状に練ったきな粉をパイ生地に挟んだミルフィーユなど5点の スイーツを生徒が考案。企画書にまとめ、菓子職人らに紹介した。  マルフジの越栄信英社長やJA小松市の白山喜久営農企画課長らは「観光客 向けの土産品を想定しているのか」「日持ちする食品にしなければならない」 などと、商品化する際の課題を質問した。越栄社長は「自分では思い浮かばな いような発想もあった。実際に作ってみて味を確かめたい」と話した。  JA小松市によると、市内では昨年度、農家37軒が155ヘクタールで大 豆を生産し、約360トンを収穫した。きな粉のほかに、みそやしょうゆなど に使われている。  小松商高とマルフジは2013年、小松うどんと小松産大豆を材料にした焼 き菓子「小松フロランタン」を開発しており、共同で商品開発をするのは今回 が2回目となる。  今後、マルフジによる試作や生徒らを含めた試食検討会を重ね、レシピを絞 り込んで9月の完成を目指す。10月の小商フェスティバルや11月の全国産 業教育フェア、マルフジ店舗での販売を予定する。  商品開発は県教委の「未来の職業人プロジェクト事業」の一環として行われ る。 〈04〉2016年06月24日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松の石文化、海外に紹介 ジャパンテントで石切り場など案内  小松市は、文化庁の日本遺産に認定された「小松の石文化」の海外発信に力 を入れる。8月に世界各地の留学生が県内に集うジャパンテント(北國新聞社 特別協力)で、市内の文化体験プログラムに石切り場やアーチ型石橋などの見 学を取り入れる。7月に小松を訪れる英国・ゲイツヘッド市の中高生にも見学 してもらうなど、姉妹都市交流を生かしたPRも推進する。  ジャパンテントでは、小松市内に留学生約60人が訪れる。文化体験プログ ラムとして希望者を10人ほど募る。滝ケ原町で現在も稼働している石切り場 や、滝ケ原石を用いて明治後期から昭和初期に建造されたアーチ型石橋群など を紹介する。  ゲイツヘッド市からの訪問団は中高生10人と引率2人で、ジャパンテント の留学生と同様、石の資源が集中する滝ケ原町内を案内する。  小松の石文化が日本遺産に認定された4月下旬以降、同町の石切り場などに は、小松短大に留学中のタイ人学生や、世界で活動する英国在住の女性アーテ ィストらが訪れた。市は外国人の高い情報発信力に期待しており、来年以降の ジャパンテントで石の文化に触れるプログラムを継続する。  市はゲイツヘッド市やブラジル・スザノ市、ベルギー・ビルボールド市、中 国・済寧市と姉妹都市を結んでおり、これらの国からの訪問団の来訪時にも、 石文化の魅力を積極的に伝えていく方針だ。 〈05〉2016年06月21日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎派遣や障害者雇用を対象に 小松市が「やさしい職場」へ表彰見直し  ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を推進する事業所を認定す る小松市の表彰制度で、市は新たに、派遣社員らの正規雇用化、障害者の雇用 拡大、高齢者の継続雇用の3点を対象に加えた。名称を「やさしい職場環境事 業所表彰制度」に見直し、労働環境の改善を後押しする。  2011年度に創設された従来の制度は、主に仕事と生活の両立を図る事業 所を対象とし、昨年度までに7事業所を優良事業所に認定した。市によると、 県内では県と金沢市に同様の制度があるという。  今年度から見直した制度では、仕事と生活の調和に加え、新たに非正規労働 者の正規雇用化などに取り組む事業所をたたえ、公表することにした。  市は表彰制度によって、表彰を受ける事業者にとってイメージ向上や優秀な 人材の確保につながり、労働者にとっては労働環境の改善につながるなど、双 方に利点があるとみている。  市は2025年度までの市のまちづくりの方向性を示す「ネクスト10年ビ ジョン」で、全国トップのワークライフバランスの実現を掲げており、市商工 労働課の担当者は「いきいきと働くことができる職場づくりにつなげたい」と 話した。 〈06〉2016年06月19日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松産トマトの新商品続々 こうじパン、和菓子など   小松市の女性起業家グループ「小まめ」のメンバーが、特産のトマトを使っ たパンや和菓子など6品を考案した。18日に始まった市のイベント「小松と まとウイーク」に合わせて製作し、各メンバーの店舗や市中心部で開かれるテ ント市で販売し、北陸最大の生産量を誇る小松産トマトの新たな味わいと魅力 を発信する。  今江町7丁目のパン店「あんずの木」は、米こうじとトマトピューレを混ぜ た「トマトこうじ」を生地に練り込んだパンを製品化した。こうじを使うこと でパンがしっとりとやわらかくなり、トマトの風味と甘さが程よく加わった。 トマトこうじを使ったシフォンケーキも作った。  八日市町の和菓子司「徳田盛華堂」は、はちみつで煮たトマトと丸く成形し たこしあん、抹茶あんをカップに入れたくず餅の中に浮かべ、涼しげな和菓子 に仕上げた。東町の洋菓子店「スイーツホーム」はトマトピューレを甘く煮詰 めて固めた「パート・ド・フリュイ」を考えた。  トマト商品は、とまとウイークが終了する26日まで各店舗で販売し、19 日に市こまつ曳山(ひきやま)交流館「みよっさ」前で開かれる「さんさん市 」 (北國新聞社後援)にも出品する。さんさん市では、アロマ店「エンジュ」が 作った「トマト酵素ジュース」も店頭に並び、先着100人に大玉トマトがプ レゼントされる。  イベント事業部長の徳田美奈子さんは「地元の特産である小松産トマトをも っとおいしく食べてもらいたい」と話した。 ●とまとウイークが開幕  小松市の「小松とまとウイーク」は18日、同市内で始まり、26日まで飲 食店や菓子店など約30店で小松産トマトを使った限定メニューが提供される。  ウイークは、市特産のトマトの消費拡大と市民への定着を図るため、初めて 企画された。トマト1個を丸ごと使ったドリアやチーズと一緒に巻いた春巻き など各店が工夫を凝らした品を楽しめる。  期間中、市内の小中学校でトマトを使った献立が提供されるほか、園児への 出前講座なども開かれる。 〈07〉2016年06月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎飛行教導群の移動祝う 航空自衛隊小松基地でセレモニー  航空自衛隊小松基地へ新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県新富町)から移 動した飛行教導群の移動完了セレモニーは10日、小松基地で開かれた。同群 所属の戦闘機の特徴である迷彩柄のF15戦闘機が並び、隊員や関係者ら約3 80人が部隊移転を祝った。  同群隊員約70人が整列し、吉田昭則飛行教導群司令が移動完了報告を行い、 南雲憲一郎基地司令が「覚悟新たに隊員を育て、部隊を鍛えていきたい」とあ いさつした。佐々木紀衆院議員、山田修路参院議員、和田慎司小松市長、宮西 健吉小松市議会議長が祝辞を贈った。  移動したのは飛行教導群に所属するF15など約10機で、「アグレッサー (仮想敵機)部隊」とも呼ばれる。パイロットの中でも特に飛行技術の優れた ベテランがそろい、若手・中堅に、より実戦的な技術を指導する。  部隊移転に伴い、パイロットや整備士ら約170人が小松基地に配属される。 残りの隊員は順次、小松基地に移動する。 〈08〉2016年06月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎開創1300年を祝い御柱祭 小松市の那谷寺が来年4月、山門前に設置  小松市の那谷寺は開創1300年記念事業として、来年4月に高さ7メート ルの大木2本を使って山門前に立てる「御柱立柱祭(おんばしらりっちゅうさ い)」を営む。今年7月に、立柱祭で用いる大木を市内の山から切り出し、住 民らとともに曳(ひ)く「御柱曳行(ひきぎょう)」を行い、地域一体となっ て節目の年を祝う機運を盛り上げる。  大杉町の山林から高さ7メートル、直径80センチ、重さ4トンのスギ2本 を切り出し、白山と金堂華王殿(けおうでん)を結んだ線上にくるよう、山門 前に立てる。  計画では、今月下旬にスギを切り出す「山出しの儀」を営み、大木を那谷寺 駐車場へ運ぶ。7月3日に「御柱曳行」を行い、地元の子ども約50人が大木 を約150メートル曳く。山門前に舞台を設け、神事を営み、雅楽と神楽舞を 奉納する。来年4月に「御柱立柱祭」を営み、山門前に大木2本を立て、しめ 縄で結ぶ。  門前の敷地約330平方メートルも合わせて整備し、小松市特産の滝ケ原石 で、小川のある庭園を造る。  御柱曳行や山門前の整備は2017年の開創1300年記念事業として行う。 御柱曳行が行われる7月3日は、同寺で那谷寺1300年祭実行委員会による 「なた芸能祭」も開催され、ステージイベントや模擬店などが会場を盛り上げ る。  木崎馨雄(けいゆう)副住職は「御柱祭を通して、那谷寺が白山信仰の場と して1300年続いてきたことをあらためて知ってもらいたい」と話した。 〈09〉2016年06月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎クマ対策で看板設置 ポイ捨て禁止を呼び掛け 小松市の国道8号  小松市内の国道8号沿いでクマの目撃情報が相次いでいることを受け、国土 交通省加賀国道維持出張所と市は9日、市内の国道8号のパーキングエリア (PA)4カ所に、ごみのポイ捨て禁止を呼び掛ける看板を設置した。  同出張所などによると、PAではコンビニ弁当の容器や空き缶などごみのポ イ捨てが後を絶たず、ごみの匂いがクマを誘引する原因の一つになっていると いう。今年度に市に寄せられた目撃情報は34件で、このうち13件が国道8 号沿いだった。  看板は縦60センチ、横40センチ、高さ約180センチで、同出張所と市 の職員計6人が、目撃情報の多い場所周辺にある千木野(下り)、木場(上り) 、津波倉(上り)、林(下り)のPA4カ所に2枚ずつ取り付けた。 〈10〉2016年06月03日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市の里山情報を提供 小川さん 千葉県から滝ケ原町に移住  小松市南部の里山にある滝ケ原町の古民家に、千葉県から小川諒(りょう) さん(25)が移住した。古民家を管理する東京の団体のスタッフとして住み 込み、里山での暮らしを希望する都市部住民の相談に応じて情報を提供する。 7月2、3日には小松の里山体験ツアーを実施し、小川さんは「里山で生活す る面白さを伝えていきたい」と話した。  新潟県出身の小川さんは立教大を卒業した後、移住先の千葉県で、家具作り などの創作活動の傍ら、仲間と一緒に地域活性化に取り組んだ。その後、海外 を3カ月間旅し、昨年11月末に帰国後、東京・渋谷にある国連大学前広場で 開かれる市場「ファーマーズ・マーケット@UNU」を手伝ってきた。  同市場を運営するファーマーズ・マーケット・アソシエーションのメンバー から、滝ケ原町の古民家を使ったプロジェクトを聞いて関心を持ち、「地域を 元気にする取り組みをしたい」と移住を決めた。  小川さんが取り組むのは、小松への移住希望者の要望に応じた提案や移住体 験プログラムの作成、情報発信となる。古民家周辺の耕作放棄地で野菜を栽培 し、市内で生産された野菜と共にファーマーズ・マーケットで販売する役割も 担う。  7月の体験ツアーでは、里山や自然、交流に関心のある20〜40代を募り、 滝ケ原町や日用町(ひようまち)の日用苔(こけ)の里などを巡って、ソーシ ャルメディアで写真や動画を投稿してもらう。  小川さんは「まずは里山と都会の両方を楽しめるライフスタイルを提案し、 移住につなげていきたい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------