_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.170     _/ _/              平成28年 3月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.170をお届けします。  今年の春休みは、小松市で宇宙と科学、そして乗りものの世界に出掛けまし ょう。3月で2周年を迎えるサイエンスヒルズこまつでは、記念イベントのほか、 各種体験教室が開催されます。また、様々な乗りものを見学・体験できる「こ まつ乗りものフェスティバル〜春の便〜」など、子供達の好奇心をくすぐるイ ベントが盛りだくさんです。 ●サイエンスヒルズこまつ2周年記念「名探偵コナン少年探偵団の宝探し大作 戦」 名探偵コナンとサイエンスヒルズこまつがコラボした体験型謎解きイベント。 コナンたち少年探偵団と一緒に暗号を解いて、お宝を見つけよう! とき 3月19日(土)〜5月15日(日) 参加受付 サイエンスヒルズこまつ 参加費 500円 そのほか 3月20日(日)は石川県内の中学生以下は体験型展示ゾーン「ワン ダーランド」の観覧料が無料。 他にも春休み期間に様々なイベントを行っています。詳しくはサイエンスヒル ズこまつホームページをご覧ください。 問い合わせ ひととものづくり科学館 0761・22・8610 ●こまつ乗りものフェスティバル2016〜春の便〜 航空実験教室や乗りもの関連の施設を巡るスタディーツアー、ロンドンタクシ ーの乗車体験など、市内各所で乗りものイベントを開催します。 とき 3月19日(土)〜4月3日(日) ところ 航空プラザ、小松空港、サイエンスヒルズこまつ、JR小松駅周辺町 内など そのほか 申し込みが必要なイベントもありますので、詳しくは小松市ホーム ページをご覧ください。 問い合わせ 観光交流課 0761・24・8076   ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「豊かな緑と心を次世代の子供達に」です。 こまつちゃん 暖かい陽気に誘われて木場潟公園にウオーキングに出掛けてみました。木々の 新芽がふっくらとし、春の訪れを感じますね。 和田市長  寒さに覆われた小松の森にも、若草色の芽が出始めています。  昨年の全国植樹祭では、豊かな森の恩恵が私達の生活を支えていることを改 めて実感し、大会スローガン「木を活かし 未来へ届ける ふるさとの森」の メッセージも皆様の心に深く刻まれたのではないでしょうか。  この植樹祭で高まった意識を健全な森づくりにつなげようと「こまつフォレ スト協議会」が2月に発足しました。近年、全国的に林業の担い手不足などで 森林の適正管理が難しい状況になっています。小松市においても協議会を軸に、 産学公民が連携して、循環型の森林保全や新たな森林資源の活用などを検討し ていきます。木材生産に加え、治山治水や地球温暖化防止などの森林が果たす 多面的な機能を十分に活かせるよう、環境と共生するスマートなまちづくりを 目指していきます。 こまつちゃん 美しいこまつの森をぜひ次世代へ届けたいですね。 和田市長 豊かな緑を継承するとともに、子供達の大きな夢と可能性を広げるのも私達の 使命です。3月の春休みに向けて、サイエンスヒルズこまつや市内で楽しい体 験型イベントをたくさん用意しました。 現在は小学生のお子さんでもインターネットを使って、画像で見たり聞いたり 疑似体験ができる時代です。しかし、実際に本物を自分の目で見て、耳で聴い て、手で触れて味わう感動に勝るものはありません。 ぜひ、この春は好奇心のスイッチをオンにして、こまつの春のスペシャルイベ ントにお出掛けください。 ◆◆文化ガイド◆◆ ●第18回全国子供歌舞伎フェスティバルin小松チケット販売開始  小松市の子供達による歌舞伎十八番の内「勧進帳」と今回は愛知県新城市 「新城 山・臼子歌舞伎保存会」、愛知県豊田市「小原歌舞伎保存会」の2団 体が出演。子供たちの迫真の演技をご堪能ください。 とき 5月4日(水・祝)、5日(木・祝) ところ こまつ芸術劇場うらら 大ホール 電話先行予約 3月3日(木)10時〜18時 こまつ芸術劇場うらら専用ダイヤル  0761・20・5501 ※先行予約では座席を選ぶことはできません。 窓口販売 3月4日(金)〜こまつ芸術劇場うらら 0761・20・5501(10時〜18 時、水曜日休館) チケットぴあ 0570・02・9999 Pコード448-967(サークルK・サンクス、 セブン−イレブン) チケット料金(前売り) 桟敷席(1マス2席):7,000円、SS席:2,500円、S 席:2,000円、自由席:1,500円、自由席(高校生以下):500円 ※当日は残 席がある場合のみ取扱います。また、前売り料金と当日料金は異なります。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:小松市当初予算案 一般会計は4.2%増、423億円 02:食育レストランで連携 金沢学院大と小松市、推進会議で確認 03:がん検診を1割負担に 受診率向上狙い、3割から引き下げ 04:観光タクシー、運転手がガイド 「グランクラス」で南加賀巡り 05:ごみ減量へ「ダイエット袋」市民の意識高める 小松市環境審議会が了承 06:日本遺産へ「石文化」 文化庁公募で小松市が申請 07:美術文化の歩み紹介 小松市史の新編が完成 08:東大合格、喜びにあふれ 小松高の和田さん、初の推薦入試で文学部に  09:観光活用へ石切場跡を調査 小松市、ガイド役を養成へ 10:曳山観覧、より近くで 小松市の子供歌舞伎 有料50席を設置 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年02月26日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市当初予算案 一般会計は4.2%増、423億円  小松市新年度当初予算案は25日発表され、一般会計が前年度当初比4・2 % 増の423億6千万円、特別会計などを合わせた全会計は4・2%増の976 億5700万円となった。昨年末に策定した市の「ネクスト10年ビジョン」 の実現へ、教育や産業育成につながる施策の充実を図った。  和田慎司市長は「ビジョンを形にするため、人づくりとまちづくりの二つの エンジンを同時に進める予算を組んだ」と述べた。  歳入は、市税が3・9%減の151億8千万円。コマツの業績が落ち込んだ 影響で法人市民税は38・4%減の11億7千万円、個人住民税は0・4%減 の54億8千万円と見積もった。地方交付税は2・6%増の60億2千万円を 計上した。基金を6億円取り崩して財源不足を補う。 ●投資的経費は3割増  公共事業などの投資的経費は全会計の総額で32・3%増の99億4860 万円と大幅に伸びた。クリーンセンター(仮称)の建設費9億7200万円や 下水道事業費21億8451万円などが全体を押し上げた。  市債残高は新年度末で12億5千万円減の1260億円となり、市長就任か ら7年間で173億円減少する見込みとなった。  今年度3月補正予算案も発表され、一般会計は7億8844万円(累計42 2億7145万円)となった。   〈02〉2016年02月25日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎食育レストランで連携 金沢学院大と小松市、推進会議で確認  金沢学院大と小松市の連携推進会議は24日、同大で開かれ、市が新設する 食育レストランの運営で連携することを確認した。地元の農産物を使ったメニ ューの開発などを共同で行う。同大側は4月に管理栄養士を養成する学科「健 康栄養学科」を県内で初めて設けるため、学生の実習拠点としても活用する。  食育レストランは小松市瀬領町の多目的交流施設「せせらぎの郷(さと)」 を大規模改修し、来年5月にオープンする。健康維持に好ましい食事を紹介す る住民向けの講座などを開く予定で、同大の教員や学生も講師などとして積極 的に関わる。  会議の冒頭、秋山稔学長と竹村信一副市長があいさつした。小松市で上演さ れる曳(ひき)山子供歌舞伎のドキュメンタリー映像の撮影、制作などを新年 度以降も継続することを確認した。 〈03〉2016年02月23日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎がん検診を1割負担に 受診率向上狙い、3割から引き下げ  小松市は新年度、各種がん検診の自己負担を約3割から1割程度に引き下げ る方針を固めた。がん検診の受診率向上を図り、市が掲げる予防先進都市を推 進する。新年度当初予算案に事業費を計上する。  市は、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、子宮頸(けい)が んの各検診を実施しており、これら全てのがん検診が自己負担引き下げの対象 となる。例えば、現行で2200円の子宮頸がん検診は800円に引き下げら れる。  市によると、今回の引き下げにより、がん検診の自己負担額は近隣自治体と 同程度の水準になるという。  市は、昨年10月に策定した「こまつ創生総合戦略」で、2019年度のが ん検診受診率の数値目標として、胃・肺・大腸がんを33%(13年度時点で 11・1〜27・5%)、乳・子宮頸がんを50%(同23・8〜29・6%) に、それぞれ引き上げることを掲げている。 〈04〉2016年02月17日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎観光タクシー、運転手がガイド 「グランクラス」で南加賀巡り  南加賀5市1町などで組織する加賀地域連携推進会議(オール加賀会議)は 新年度、北陸新幹線の最上級車両「グランクラス」をイメージした観光ガイド タクシー「加賀の國(くに)観光グランキャブ(仮称)」を導入する。運転手 が南加賀に詳しいガイドとなり、効率よい周遊コースを設ける。東京五輪や北 陸新幹線の金沢以西延伸を控えて新しい交通環境を整備し国内外の観光客に南 加賀の魅力を伝える。  同会議事務局の小松市によると、10人以下の家族連れや小グループをター ゲットとした高級ワゴン車5〜7台の導入を予定する。目立つ塗装や外観で話 題を集める車体とする。  運転手に研修を行い、観光客を楽しませる案内ができるガイドとして養成す る。  タクシーの発着点は、小松空港やJRの特急停車駅、各地域の温泉街などを 想定する。代表的な観光地に加え、地元でも知る人ぞ知るといった名所に立ち 寄るコースを設定する。車内では多言語のガイドブックを配布し、公衆無線L AN「Wi−Fi(ワイファイ)」が使える環境も整える方針だ。  同会議は、秋の行楽シーズンまでの導入を目指し、できるだけ早く準備を進 める。運営主体となるタクシー事業者への支援策については今後協議する。  小松市の担当者は「新たな交通の提案を通じて、既存の観光目的のバス、タ クシー利用の活性化も図りたい」と話した。 〈05〉2016年02月14日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ごみ減量へ「ダイエット袋」市民の意識高める 小松市環境審議会が了承  小松市環境審議会は13日、市役所で開かれ、一般家庭の可燃ごみについて、 標準的な家庭の年間使用量に相当するごみ袋を無償配布し、それ以上は有償と するなどとした専門部会の提案を了承した。袋は「ごみダイエット袋」と名付 け、市民の意識改革を図る。市によると、全国でも珍しい取り組みという。  同審議会から近く答申を受ける和田慎司市長は「スムーズに導入できるよう 制度設計し、市民と協力して取り組みたい」と述べ、前向きな考えを示した。  専門部会の提案では、市が、容量45リットルの「ごみダイエット袋」と名 付けた指定袋を市民1人当たり年間24枚配り、市民は名前を記入して廃棄す る。配布枚数を超えた分は各自が1枚20円程度で購入する。袋の配布、購入 場所としてスーパーや量販店、女性協議会などを想定しており、10月の導入 を目指す。  事業系ごみについては、環境美化センターへのごみの搬入手数料を見直し、 7月から1キロ当たり8円を10円に増額する。再生可能な紙ごみや廃プラス チックの受け入れも禁止する。  試算では、指定袋の導入で年間4千〜5千万円の経費が掛かる。しかし、家 庭ごみの減量が見込めるほか、同センターへの搬入手数料の増額により、市の 財政負担はそれほど増えない見込みだ。  昨年4月に設置された同部会は1月までに会合を5回開いて検討を重ねた。 13日の審議会では、森光明部会長が「ごみの減量化や再資源化の取り組みを 強化しないといけない」と述べ、部会でまとめた提案を説明した。委員からは 「市民の意識を高めるアイデアだ」「ごみ減量化のモデルケースになる」など の意見が出された。  審議会に出席した和田市長は終了後、関係条例改正案や関連事業費を盛り込 んだ予算案を市議会3月定例会に提出する考えを示した。 〈06〉2016年02月13日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎日本遺産へ「石文化」 文化庁公募で小松市が申請  小松市は、歴史的な建物や伝統芸能など有形、無形の文化財を文化庁が認定 する「日本遺産」の2回目の公募に、「『珠玉と歩む物語』小松〜時の流れの 中で磨き上げた石の文化〜」を申請した。  市内では、JR小松駅東側に広がる弥生時代中期の八日市地方(じかた)遺 跡で大量に見つかった装飾品の管玉(くだたま)などが国重要文化財となった。 小松産の石は国会議事堂など全国のさまざまな施設に使用されている。市は、 石にまつわる歴史的経緯に物語性があるとみて、古代から現代に至る「小松の 石文化」を申請した。  日本遺産は今年度に創設され、2回目の公募の締め切りは12日となってい た。文化庁は申請状況を明らかにしていないが、総数は昨年並みの70〜80 件の見通しという。4月に約20件を認定する。第1弾の認定では、県内から 能登6市町の「灯(あか)り舞う半島 能登〜熱狂のキリコ祭り」など24府 県の18件が選ばれた。 〈07〉2016年02月11日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎美術文化の歩み紹介 小松市史の新編が完成  小松市の美術工芸や文化財などに関する史料を収集した「新修小松市史・資 料編12美術工芸」が完成し10日、市役所で報告会が開かれた。  市史はB5判、全266ページで、「原始・古代」「中世」「近世」「近現 代」の4章に分け、ものづくりや美術文化の歴史を豊富な写真とともに紹介し ている。市出身の洋画家、宮本三郎画伯の足跡や作品の解説も詳細につづった。 明治期に描かれた小松城周辺の風景画や昭和前期の街並みの写真などを収めた DVDも付いている。  報告会では編集委員長の東四柳史明金沢学院大特任教授が「小松の美術文化 が古くから盛んだったことを再認識できる資料になった」と述べ、和田慎司市 長に市史を手渡した。  市史は5千円。購入などの問い合わせは市史編纂(へんさん)事務局=07 61(24)5315=まで。 〈08〉2016年02月11日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東大合格、喜びにあふれ 小松高の和田さん、初の推薦入試で文学部に   東大は10日、2016年度の学生から初めて導入した推薦入試の合格者数 が77人だったと発表した。文学部に合格した小松高の和田凪紗(なぎさ)さ ん(18)=小松市土居原町=は北國新聞社の取材に応じ、「まさか、と思っ て本当にびっくりしました」と話し、太田淳子校長らと喜びを分かち合った。  和田さんは、学校で担任の片岡清志教諭と一緒にインターネットを見て、自 身の受験番号が掲載されていることを確かめた。  和田さんは「郷土同好会」に所属し、フィールドワークを行ったり、文献を 見たりして、地域の産業や文化の魅力を学んできた。2年生の時には、全国発 表大会で石川の織物産業について発表し、優勝した。  放送部にも所属し、昨年5月に行われた全国植樹祭で式典進行役を務めた。 東大で昨年12月に行われた面接試験では、「サブカルチャーと一体になった 地域の活性化策を東京で考えたい」と目標を語った。  和田さんは「いろんな個性を持った人がいると思うので、刺激を受けて成長 したい」と目を輝かせた。 ●出願者数は173人  東大の推薦入試の募集人員は各学部合わせて100人程度で、173人が出 願していた。  東大は、卓越した能力や、強い学ぶ意欲を備えた学生の獲得を目指し、2次 試験の後期日程を廃止して推薦入試を導入した。試験は学部ごとに実施。各高 校から男女各1人まで推薦でき、論文などの1次選考、面接やセンター試験の 2次試験を経て選ばれた。  学部ごとの合格者数は次の通り。  法学部(募集定員10人程度)14人▽経済学部(同10人程度)4人▽文 学部(同10人程度)3人▽教育学部(同5人程度)4人▽教養学部(同5人 程度)2人▽工学部(同30人程度)24人▽理学部(同10人程度)11人 ▽農学部(同10人程度)9人▽薬学部(同5人程度)3人▽医学部医学科 (同3人程度)2人▽医学部健康総合科学科(同2人程度)1人 〈09〉2016年02月05日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎観光活用へ石切場跡を調査 小松市、ガイド役を養成へ  小松市は市内に点在する石切場跡の調査に乗り出した。位置や安全性などを 調べて観光地として誘客できるかどうか検討する。市は今後、石切場を案内す るガイドの養成にも取り組み、日本遺産認定を目指す「小松の石文化」に触れ ることができるスポットとして石切場の存在を周知していく。  市内では、国会議事堂や「西の帝国ホテル」と呼ばれた旧甲子園ホテルに使 われた観音下(かながそ)石をはじめ、灯籠や墓石などに使用されている滝ケ 原石が産出されている。遊泉寺町にある石切場跡は太平洋戦争末期、旧日本軍 の地下工場としても利用された。  市によると、約30年前の調査では、市内で25カ所の石切場跡が確認され た。市は日本遺産申請に向け再調査を昨年12月に始め、地元住民への聞き取 りや文献を基に石切場跡の状態などのほか、規模や切り出した石の用途なども 併せて調べている。  市は、観光目的で石切場跡を活用するには地元の協力が不可欠とみており、 観光客を受け入れる意向があるか地元町内会に確かめる方針である。 〈10〉2016年02月03日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎曳山観覧、より近くで 小松市の子供歌舞伎 有料50席を設置  今年で上演250周年を迎える曳山(ひきやま)子供歌舞伎を盛り上げよう と、小松市の曳山八基曳揃(ぞろ)え実行委員会は、5月のお旅まつりのメー ン行事「曳山八基曳揃え」の会場に有料観覧席を設ける。県外から訪れるツア ー客を原則対象とし、豪華絢爛(けんらん)な曳山を間近で鑑賞できる「特等 席」を確保して誘客の呼び水とする。無料席は昨年より100席増やし、地元 客も子供役者の熱演を楽しむ機会を広げる。  8町の曳山が集結する曳山八基曳揃えは、5月14日、細工町交差点で行わ れる。  実行委は当日、有料観覧席を50席用意し、特別な雰囲気を感じられるしつ らえにする。金額は今後協議する。利用客には250周年記念グッズなどを贈 ることを想定している。お旅まつりへのツアーを企画する旅行会社に有料観覧 席の設置を周知し、旅行商品としての魅力を高める。  実行委によると、有料観覧席は1997年から2009年まで設けられ、7 年ぶりの復活となる。以前は会場後方に仮設スタンドを設置したが、今年は前 方に有料席を設けて、より間近で観覧できるようにする。  今年は会場のスペースも広げ、昨年まで600席だった無料席を700席に 増やす予定である。  実行委は今年、曳山八基曳揃えの公開時間を延長し、夜間のみ上演していた 子供歌舞伎を昼間にも行うなど、曳山子供歌舞伎250周年を盛大に祝う企画 を用意している。有料観覧席の設置もこの一環で、担当者は「子供歌舞伎の魅 力を存分に伝える機会にしたい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------