_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.164     _/ _/              平成27年 9月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.164をお届けします。  夏の厳しい暑さもだんだんと和らぎ、秋の気配を感じる季節になりました。 今年のシルバーウィークは5連休!!サイエンスヒルズこまつでは、水素で作 った電気で走る自動車“MIRAI”の開発秘話が聞ける講演会を開催します。実 車展示やトークショーもあり、世代を問わず楽しめる内容となっています。 ●TOYOTA“MIRAI”水素社会の到来〜未来のEco人へ〜 とき 9月19日(土) 13時?14時30分 ところ サイエンスヒルズこまつ わくわくホール 対象 小学4年生以上 定員 120人(先着順、要申し込み) 講師 梅山光広(株式会社豊田中央研究所機械1部部長) 申し込み サイエンスヒルズこまつホームページから 問い合わせ サイエンスヒルズこまつ 0761・22・8610 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「みんなで取り組む地域主体の健康づくり」です。 こまつちゃん 健康づくりについて市長の考えをお聞かせください。 和田市長 未病のうちから自らの健康に関心を持っていただき、1年に1回の健診による 健康チェックで病気を早く見つけることが大切ですね。病気になっても早期発 見により重症化を防ぐことができ、長くいきいきとした生活を送ることができ ます。 市では、子供からお年寄りまでいつまでもはつらつと健康な毎日を過ごすこと ができるよう「予防先進都市」を目指しています。病気の重症化や介護などの 重度化を防ぐため、地域の課題と実情に応じた予防の取り組みを推進していま す。皆様のまちの健康サポーターや医療機関、民間の協力を得ながら、地域全 体で健康を支えるまちを創っていきたいと思っています。 こまつちゃん 長引く残暑で、夏バテや睡眠不足の人もいると思います。 和田市長  厳しい暑さが続いた8月も終わり、少しずつ秋の気配が近づいています。ス ポーツの秋と言いますが、秋は運動に最適の季節です。  運動を長続きさせるコツは、楽しめるスポーツから始めることです。勝敗に こだわらず、子供からお年寄りまで気軽に始めることができて、楽しむことが できるニュースポーツは、健康づくりや体力づくりに最適です。各校下のスポ ーツ推進委員が、様々なニュースポーツのルールや実技を丁寧に指導していま すので、始めてみてはいかがでしょうか。  おしゃれなスポーツウェアを選び、運動と一緒にファッションも楽しめれば、 更にやる気も高まりますね。  健康は生涯の宝です。地域で健康づくりに取り組み、日本一の「健康長寿の まち」を目指してまいりましょう。 ◆◆国際交流員ハファエレのVamos nos conhecer(仲良く なりましょう)◆◆ ●動詞が後ろに来る言語に感謝  現在の世界共通語は英語ですが、私は日本語の方が適切なように思います。 それは、日本語が相手への配慮や思いやりの詰まった言語だからです。  日本語の語順を見てみましょう。例えば、タクシーで運転手さんに行き先を 伝える時「次の信号を右へ曲がってください」と言いますね。日本語では文章 の最後に、行動を表す「曲がってください」を言います。相手は「どこで」、 「何を」など必要な情報を全部聞いた後に行動することになります。  一方で、英語やポルトガル語の場合は相手にまず行動を取ってもらうような 順番で話します。先の例をポルトガル語で言うと「ください 曲がって 右へ  次の信号を」という語順になります。動詞には人を動かすパワーがあるので しょうか。最初に聞いてしまうと、聞き手はつい先に行動を起こしてしまい、 手前の信号で曲がってしまうことも起こりえます。  日本ではよく事前に打ち合わせをし、訪問する際にも相手に連絡を取ってか ら行くなど、相手に情報を与えて準備ができるように配慮する文化があります。 連絡を取らずにとにかく行ってみるという他の国の文化とは大きく異なってい ると思います。  言語は文化に反映されるものです。必要な情報の最後に動詞が置かれ、事前 情報をしっかりと伝えられる日本語が私は大好きです。コミュニケーションが 大切にされる今日、配慮や思いやりがたくさん詰まっている日本語が世界共通 語になれば、世界平和に大きく貢献できるかもしれませんね。 ◆◆文化ガイド◆◆ ●本陣記念美術館 開館25周年記念展「本陣コレクションの魅力」−東山魁 夷と近代絵画の巨匠たち−  本陣記念美術館開館25周年を記念し、本陣コレクションの中から選りすぐ りの名品を前期(9月〜)・後期(1月〜)に分けて紹介します。前期は東山 魁夷の作品を中心に、収集エピソードも交えながら日本画・油彩画の巨匠の珠 玉の作品約60点を展示します。 会期 9月26日(土)〜12月20日(日) ところ 本陣記念美術館 開館時間 9時〜17時(入館は16時30分まで) 入館料 一般300円、高校生以下無料 休館日 月曜日 ※11月9日〜12日まで展示替えのため休館 問い合わせ 本陣記念美術館 0761・22・3384   □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:カブッキーワオンを発行 小松市とイオン、12月から 02:小松産トマトを消費者が発信 飲食店主らがグループ設立 03:森林活用へアンケート 小松市が10月にも 植樹祭で機運高まる 04:「子供特化」に慎重意見 旧大和小松跡の複合ビル2階活用 05:ICカード型の商品券を発行 小松市が県内初 9月にプレミアム付き 06:中高生の声、反映を 小松市ネクスト10年ビジョン 意見交換会開催へ 07:ジャパンテントのホスト家族が初の交流会 小松市、不安解消へ情報交換 08:小松基地に訓練部隊を移転 航空自衛隊新田原基地から 防衛省が検討 09:南加賀を東京駅でPR 小松、加賀、能美の3市が合同イベント 10:展望デッキにビアガーデン 小松空港の利用促進へ7日から ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2015年08月29日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎カブッキーワオンを発行 小松市とイオン、12月から  小松市とイオンは12月から、利用額の一部を市に寄付する電子マネーカー ド「小松カブッキーWAON(ワオン)」を発行する。初回限定の1万670 0枚(総額2億円分)は市内の取扱店で使えるプレミアム商品券として1枚1 万円で販売し、購入額に20%の上乗せ分を付ける。  28日、小松市役所で和田慎司市長とイオンの梅本和典会長が会見し、梅本 会長は「地元の人たちに使ってもらって、小松の発展を応援したい」と述べた。  イオンによると、プレミアム商品券を電子マネーで発行する自治体は小松市 が全国5件目で、北陸では初めてとなる。市は発行に合わせ、市内の約200 店舗に電子マネーを決済する専用端末を無償配布し、地元商店街での消費を促 す考えだ。  プレミアム商品券付きのワオンは1枚1万円で販売され、1人5枚まで購入 できる。来月下旬から市で申し込みを受け付ける。商品券分を使い切った後も 入金して使えるが、その場合、上乗せ分は付かない。  来年3月からは全国のイオンで販売され、利用額の0・1%が小松市の子育 て支援事業に充てられる。和田市長は「使えば使うほど子どもたちの未来に還 元される一石四鳥、五鳥にもなるカードだ」と話した。 〈02〉2015年08月26日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松産トマトを消費者が発信 飲食店主らがグループ設立  小松市は、北陸最大の生産量を誇るトマトを生かしたまちづくりを進める。 消費者グループ「小松とまとコミッティ(仮称)」を設立し、「トマトの町こ まつ」の効果的な発信法を探る。通年栽培の確立に向けた調査にも乗り出し、 環境に優しいエネルギーを活用した付加価値の高いトマトを育て、農家の収入 増につなげる。市は9月補正予算案に事業費を盛り込む。  小松とまとコミッティは、飲食店主やトマトを使った商品開発事業者、フー ドアナリストらをメンバーとし、消費者の視点から、小松のトマトの魅力をい かに伝えるかを検討する。  小松産トマトを使った「こまつもんブランド」として、これまでにカレーや ジャム、ジュレなどが認定されている。今後は、トマトを使ったメニューの開 発を和洋中の飲食店に促し、市内で地元産トマトを味わえる環境づくりを進め る。  通年栽培に向けた調査は、企業やJA小松市、大学などと連携して実施し、 ハウス内の適正な温度管理などを検証する。環境負荷の少ない栽培技術を確立 して普及することが目的で、冷暖房のエネルギー源として太陽光発電などを活 用できないか研究を進める。  市によると、市内では、春トマトが5〜7月、夏秋(かしゅう)トマトが9 〜12月に収穫される。通年栽培により、苗を2度植える手間を減らして収穫 時期を延長し、収量増を図る。 〈03〉2015年08月23日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎森林活用へアンケート 小松市が10月にも 植樹祭で機運高まる  小松市は10月にも、市内の森林所有者約8300人を対象に森林活用意向 アンケートを実施する。所有者の高齢化や不在地主の増加に伴って森林の放置 と荒廃が懸念されており、所有者の森林活用への意識を把握することで、適正 管理に生かす。5月に同市を主会場として全国植樹祭が「森林資源の利活用」 をテーマに開催されたことから、市民に高まった意識を健全な森林保全につな げる。  市内の森林面積は2万5814ヘクタールで、このうちアンケート対象は国 有林4515ヘクタールを除く、2万1299ヘクタールの所有者となる。市 によると、所有者は市民が約8割を占め、市外在住者は約2割となっている。  アンケートでは、所有する森林の面積や後継者の有無、間伐が必要な状態か、 手入れをしていない理由などを尋ねる。今後の活用に向け、森林をどのように 利活用したいかや、森林資源による収入への期待、保全ボランティアへの森林 提供の考え方なども聞く。  市はアンケートで得た情報をデータベース化し、植樹や間伐への補助、環境 教育の場としての活用など、今後の政策に役立てる。かが森林組合(小松市) や市内の各林産組合とも連携し、森林の賃借や売買をあっせんするシステム構 築も視野に入れる。  市は、放置された森林が増えれば、クマやイノシシなど野生動物のすみかに なる恐れがあることから、荒廃を抑える手だてを講じることで、美しい森林景 観の維持に取り組む。市の担当者は「所有者の意向をしっかり把握し、循環型 の森林保全や里山資源の活用を図りたい」と話した。 〈04〉2015年08月22日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「子供特化」に慎重意見 旧大和小松跡の複合ビル2階活用  小松市議会新幹線及び駅周辺整備対策特別委員会は21日開かれ、市側は旧 大和小松店跡地に建設される複合ビルについて、子供が体験を通じて学べる 「ここまつアカデミー(仮称)」など2階に入る施設の概要案を説明した。委 員からは「子供に特化した考えを見直す必要がある」などと慎重な意見が相次 いだ。  市側は、アカデミーや多目的室、子育て支援センター、有料学習室の4ゾー ンで構成する方針を示した。  吉本慎太郎氏(自民クラブ)は「子供を主流に年中稼働させるのは厳しい」 とし、宮橋勝栄氏(自民党こまつ)は「利益を生む施設にすべきだ」と指摘し た。北出隆一氏(無会派=自民)はビル周辺の駐車場を無料化すべきとした。  市側は、日中は保育園などの団体利用を促し、夜間は大人が利用するプログ ラムを企画して利用促進を図るとし、理解を求めた。 〈05〉2015年08月18日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ICカード型の商品券を発行 小松市が県内初 9月にプレミアム付き  小松市は9月をめどに、チャージ(入金)機能があるICカードを利用した 20%のプレミアム付き商品券を、県内の自治体で初めて発行する。商品券分 を使い切った後は、プレミアムは付かないが、何度でもチャージして買い物に 利用できる。市は、利便性向上につながるICカードの普及を進めるきっかけ にしたいとしている。  1万円で販売される「やさしいまちづくりカード」と名付けたカードを使う と、プレミアム分を含めて1万2千円分の買い物ができる。購入できる枚数の 上限を1人当たり5枚に設定する予定で、希望する店舗にカードを読み取る端 末機を配置する。  カードは1万6666枚(総額約2億円分)を発行し、端末機の設置店舗は 約200を予定する。国の地域住民生活等緊急支援交付金を活用し、市は、市 や小松商工会議所などでつくる実行委員会を実施主体として想定している。  市によると、プレミアム商品券分はカード発行に合わせて設置する端末機で しか利用できない。商品券を使い終わった後のプレミアムが付かない入金は、 コンビニエンスストアやスーパーなどにある既存の端末機でもできる。  カード型とは別に、市内では、市や小松商工会議所などでつくる「カブッキ ープレミアム商品券実行委員会」が6月、500円券23枚つづりを1万円で 販売、3万7千冊(総額4億2550万円分)が完売している。  市は、使い切って終わりでなく、入金可能なカードを普及させることで、中 長期的な消費喚起につなげる。市の「10年ビジョン」では、ICカードなど 情報通信技術(ICT)の活用によるまちづくりを掲げており、公共交通や医 療機関などでも端末機の設置を促進したい考えだ。 〈06〉2015年08月07日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中高生の声、反映を 小松市ネクスト10年ビジョン 意見交換会開催へ  小松市は、今年度から10年間のまちづくりの新たな方向性を示す「NEX T(ネクスト)10年ビジョン」に若年層の意見を反映させるため、中高生向 けの意見交換会を開く。5日夜には住民を対象にした地区別の意見交換会が始 まり、市は幅広い年代の意向を反映させたまちづくりを推進する。  市は市教委を通じて意見交換会開催を市内の中高校に提案した。中学校は全 10校が応じ、17日に丸内中に、1校当たり生徒が2人ずつ出席し、討議す る。高校は、市立高の生徒26人が19日、同高で開かれる意見交換会に参加 する。いずれも和田慎司市長が新ビジョンの考え方や、まちづくりの方針を解 説する。  市によると、2011年に策定した「10年ビジョン」をまとめる際は中高 生を対象とした意見交換会は開かなかった。市は、中高校生対象の新ビジョン に対する意見交換会を開くことで、若者の意見を参考とするほか、将来のまち づくりの主役となる若者に市政への興味を持たせることを目指す。  5日夜に南加賀公設地方卸売市場で開かれた地区別意見交換会には84人が 参加した。和田市長が10年ビジョンの成果を報告したほか、新ビジョンでは、 超高齢化や技術の進化、国際化などの社会情勢の変化に伴い求められる政策、 目指す都市像などを説明した。 〈07〉2015年08月06日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ジャパンテントのホスト家族が初の交流会 小松市、不安解消へ情報交換  小松市と市国際交流協会は23日、世界各国の留学生が石川に集う「JAP AN TENT」(北國新聞社特別協力)でホスト役を務めた家族を対象に、 初の交流会を開く。経験の浅いホストファミリーに先輩ファミリーが助言し、 外国人を受け入れる際の不安解消や、長期の継続につなげる。国際都市を目指 す市は、交流会をホストファミリーを増やす一助にしたい考えだ。  交流会は、今年のジャパンテントの「さよならセレモニー&見送り」が終了 した後、こまつドームで開かれる。ホストファミリー同士がホームステイを受 け入れた体験を語り合い、横のつながりを深める。  市によると、経験が浅いホストファミリーには、文化や言葉の違いなどから 不安やとまどいを抱えるケースがみられる。ホストファミリーをやめる要因と なることも考えられるため、これまでなかったホストファミリー同士の情報交 換の場を設けることにした。  同協会に登録されているホストファミリーは5日現在、73世帯で、市は2 020年までに200世帯に増やす目標を掲げている。  市はホストファミリー養成に向けて今年、ジャパンテントでのホストファミ リーの活動を伝える写真を展示するフェアや、ホストファミリーのコミュニケ ーション能力の向上を図る講座を開いた。  市国際都市推進課の担当者は「家庭でできる国際交流であるホストファミリ ーの輪を、さらに広げたい」と話した。 〈08〉2015年08月05日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松基地に訓練部隊を移転 航空自衛隊新田原基地から 防衛省が検討  防衛省が来年にも、航空自衛隊小松基地に新田原(にゅうたばる)基地(宮 崎県)の訓練部隊である飛行教導群を移し、F15戦闘機約10機を追加配備 する計画を検討していることが4日、関係者への取材で分かった。空自で日本 海側唯一の防衛拠点である小松基地に精鋭の訓練部隊を備え、パイロットの飛 行能力を強化する。防衛省は石川県や周辺自治体に説明を始めており、201 6年度の政府予算概算要求に移転に関する費用を計上する方針だ。  部隊の移転は13年12月に閣議決定された防衛計画大綱を受けた措置とな る。周辺空域で中国やロシア軍機の活動が盛んになる中、大綱には空自の能力 を向上させるため「訓練、演習の充実、強化に努める」と記されており、訓練 空域が広い小松基地が候補地に選ばれた。  飛行教導群はパイロットの空中戦闘能力を高めるため、1981(昭和56) 年に発足した。「アグレッサー(仮想敵)部隊」とも呼ばれ、現在は新田原基 地に所属する。  隊員は総飛行時間が2千〜3千時間を超えるベテランで、特殊な迷彩塗装を 施したF15を操って敵機役を務め、若手のパイロットに実戦に即した戦い方 を指導する。  小松基地には緊急発進(スクランブル)に対応するF15が約40機配備さ れているが、訓練部隊の移転により、約50機に増える見通しだ。  これに伴い、小松基地にはパイロットや整備士ら150人超が新たに配属さ れる。防衛省は増員に備え、小松市向本折町に隊員宿舎を新設する計画で、1 6年度政府予算の概算要求に建設費などを盛り込む。  近畿中部防衛局は近く、地元住民らでつくる小松飛行場周辺整備協議会など に説明し、部隊移転への理解を求める方針である。 〈09〉2015年08月01日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎南加賀を東京駅でPR 小松、加賀、能美の3市が合同イベント  小松、加賀、能美の3市などによるイベント「加賀のかがやき 九谷の彩り 」 は31日、JR東京駅で始まり、伝統工芸や食、芸能など南加賀の魅力を駅利 用者にアピールした。  3市から11事業者が出展した物販ブースでは、九谷焼の茶わんやペアカッ プ、地酒などが並んだ。PRステージでは、芸妓(げいぎ)があでやかな踊り を披露した。  和田慎司小松市長が「金沢に負けない、素晴らしい文化や人がある」、酒井 悌次郎能美市長が「南加賀にもぜひ足を延ばしてほしい」、宮元陸加賀市長が 「今後も3市で素晴らしい企画をやっていきたい」と順にあいさつした。加賀 温泉郷で働く女性グループ「レディー・カガ」も来訪を呼び掛けた。2日まで。  東京駅構内の飲食店約40店は、加賀市産のタイやアイガモ、トマトなどを 使った料理を提供する「加賀の恵み・おいしいフェア」を始めた。31日まで。 〈10〉2015年08月01日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎展望デッキにビアガーデン 小松空港の利用促進へ7日から  北陸新幹線金沢開業に伴い、国内線の利用で苦戦が続く小松空港のにぎわい 創出のため、7日から屋上展望デッキにビアガーデンが登場する。羽田便で東 京へ戻るビジネス客が「軽く1杯」を楽しめるよう午後4時から営業し、落ち 込みが大きい同便の利用促進を図る。デッキから離着陸する航空機の迫力ある 音や雄大な白山の眺めを満喫でき、新たな魅力で小松空港に親しみを感じても らう。  ビアガーデンは9月26日(水曜定休)まで、午後4時から同8時半に開か れる。空港駐車場を利用した場合、4人につき1台分の駐車料金を無料とする。 予約客には、ビアガーデンを企画した「Hifリゾート」(小松市)が運営す るホテルサンルート小松から同空港へ車で送迎するサービスも実施する。  同社によると、福岡空港と大分空港が展望デッキでビアガーデンを開いてお り、小松空港は全国3カ所目という。  同社が、3月にリニューアルオープンした屋上展望デッキを広く知ってもら おうと、同空港ビルを管理する北陸エアターミナルビルに提案した。 ●前年同期比34%減  県によると、北陸新幹線金沢開業後の小松―羽田便の利用者数は6月末まで で33万6341人(速報値)となり、前年同期より34・6%減った。県が 実施したアンケートに基づく推計では、新幹線開業後の羽田便利用は北陸や首 都圏からのビジネス目的がいずれも半減している。  Hifリゾートの中嶋浩社長は「地元の企業として小松空港の活性化を応援 したい」と語った。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  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