_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.160     _/ _/              平成27年 5月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.160をお届けします。 こまつの初夏を彩るお旅まつりがいよいよ始まります。絢爛豪華な曳山が勢ぞ ろいする、曳山曳揃えは5月9日(土)。祭囃子が鳴り渡るにぎやかなまちに、 ぜひお出掛けください。 【お旅まつり 5月8日(金)〜5月10日(日)】 ●曳山子供歌舞伎上演 京町「壺坂霊験記」、大文字町「曽我十二時 揚巻助 六の場」 ●曳山五基曳揃え とき 5月9日(土)12時45分曳揃え完了 13時−大文字町上演 ところ 花道広場よろっさ(こまつ曳山交流館みよっさ前) ●曳山行列(15時15分から) 曳山八基が五基曳揃え会場と各展示場を出発し、細工町交差点を目指します。 ●曳山八基曳揃え とき 5月9日(土)17時曳揃え完了、17時10分−子供役者お練り・式 典、18時−京町上演、19時−大文字町上演、20時−曳山退場 ところ 細工町交差点 問い合わせ 小松市観光交流課 0761・24・8076 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「未来へつなぐ市民力」です。 こまつちゃん いよいよ今月17日に、全国植樹祭が開催されますね。 和田市長  地域や企業の皆様と共に「フローラル」や「グッドマナー」で、全国に誇れ るまちづくりに取り組んできました。当日の式典はもちろんですが、様々な場 面で、地域の皆様にお力添えをいただいております。それらが大きな成果とな り、来場される方々に感動を与えてくれることと信じています。皆様のご支援 とご協力に感謝を申し上げます。 こまつちゃん  全国からたくさんの人が小松を訪れますね。 和田市長  小松の魅力を全国へ発信し、交流人口の拡大につなげる絶好のチャンスでも あります。植樹祭を機に木場潟を県と連携しリニューアルしています。西園地 の展望施設など、木場潟に年間100万人の来園者を目指しています。  やさしさと心からのおもてなしで、お客様をお迎えしましょう。     まちづくりは、ふるさとの素晴らしさを実感し、誇りに思うことから始まる という考えのもと、これまで市民の皆様と共にみんなが主役のまちづくりに取 り組んできました。  木場潟から望む霊峰白山の美しい景観、豊かな大地が育むおいしい食、歴史 ある伝統文化、世界に誇る産業。小松には、素晴らしい財産がたくさんありま すが、それらを守り続けてきたのは、ふるさとを大切に思う心と強い絆にほか なりません。  市民の皆様一人ひとりの知識や経験、熱意が大きな「市民力」となって未来 を拓き、まちを成長させます。これからも夢と笑顔あふれるまちづくりを目指 しましょう。 ◆◆国際交流員ハファエレのVamos nos conhecer(仲良く なりましょう)◆◆ ●バカンス バカンス(=休み)と言えば、ヨーロッパや南米諸国では、最低1カ月の休暇 を言います。この休暇には「家族と過ごす大事な時間」「普段できないことを 思いっきりやる時間」「新しいアイデアのためにリフレッシュする時間」とい う意味があります。私もブラジルで会社に勤めていた時には、1カ月の休暇を 取って、イタリアとイギリスへ語学留学に行ったことがあります。「休む時は 休む、仕事をする時はする」とはっきり線を引く考え方が多いのです。  反対に、日本は仕事と休暇の境界がぼんやりしていて、社会全体が忙しいよ うに感じます。学生も、夏休みになっても登校日や宿題などがあり、完全に休 みではありません。ブラジルでは夏休みの間、学校の門に鍵がかけられており、 教師はたとえ校長であっても出勤できません。それほど徹底して休むのです。 日本人の様子を見ると「たったそれだけの休みで、家族とゆっくり過ごせる の?」「海外旅行や語学留学など新しい世界へ挑戦できるの?」「趣味やボラ ンティアの活動にじっくり取り組めるの?」「しっかり休んで充電できるの? 」といつもたくさんの疑問が湧いてきます。  たっぷり時間を取って、家族や友人、または一人で全く違う環境に飛び込み、 新しい人に出会ったり、新しい景色を見たりすることはリフレッシュに効果的 です。社会全体で休暇を取りやすい環境に整えたら、もしかしたら家族関係や 少子化問題、経済にも良い影響があるかもしれませんね。 ◆◆文化ガイド◆◆ ●加賀國こまつ松竹大歌舞伎 とき 11月11日(水)13時30分開場 14時開演 ところ こまつ芸術劇場うらら大ホール 演目 一、教草吉原雀 二、魚屋宗五郎 主な出演 尾上菊之助、坂東亀三郎、尾上松也、中村梅枝、市川團蔵 入場料(全席指定・税込み) 桟敷席(1マス2席)16,500円、SS席  8,200円、S席 7,200円、A席 5,150円 ※当日各500 円増し チケット販売 5月9日(土)から 電話先行予約 5月8日(金)10時から こまつ芸術劇場うらら 0761 ・20・5501(予約専用) ちけっとぴあ 0570・02・9999 (Pコード 443−071) 問い合わせ こまつ芸術劇場うらら 0761・20・5500  □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:戦没者慰霊式に参加しやすく 小松市、市民センターで土曜日開催へ 02:全国植樹祭へ心一つ 小松市の木場潟公園などで1カ月前リハーサル  03:商店街へにぎわい呼ぶ 小松市で取り組み進む 04:電動自転車で木場潟へ 小松、粟津駅に市が導入「体力気にせず観光を」   05:全国植樹祭へ総仕上げ 小松市で拡大市民会議 清掃、マナー向上で結束 06:小松市文化財の虫塚周辺を桜の名所に 埴田町の埴和会が竹の根除去 07:伝統芸能の稽古費を補助 小松市 義太夫語りや邦楽 08:木場潟公園の利用が最多 昨年度、65万162人 09:ホスト家族、通訳養成へ 小松市と国際交流協会 もてなし力向上へ6月 10:没後10年を小松市でしのぶ 曲技飛行士、エアロックの岩崎さん  ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2015年04月22日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎戦没者慰霊式に参加しやすく 小松市、市民センターで土曜日開催へ  小松市は戦後70年の節目を機に、毎年6月に行っている同市戦没者慰霊式 を見直す。6月4日に固定していた開催日は6月の第一土曜日とし、高齢化の 進む遺族に配慮して、会場を専用駐車場のある同市民センターに変更する。市 内の緑の少年団に所属する児童も式典に参加し、若年層をはじめ多くの市民が 平和の尊さをかみしめる場とする。  市によると、市戦没者慰霊式は終戦から2〜3年後に始まり、毎年、参列者 が戦死者3116柱の冥福を祈っている。遺族の高齢化が進んだことから、参 列者数は年々減少傾向にあり、昨年は約500人だった。  昨年まで会場だった公会堂の周辺には、駐車場はあるものの分散しており、 足腰が弱ったため、参列をあきらめる高齢者もいた。市民センターには約25 0台分の専用駐車場があることから、市は、高齢の遺族の負担が減るとみてい る。  緑の少年団の児童には、献花する参列者に花を手渡す役をしてもらう。同市 合唱協会に歌声を披露してもらえるよう協力を要請し、式典に花を添える。  市遺族会は一連の変更を受けて会員の孫、ひ孫世代に式典への参加を積極的 に呼び掛ける。森脇位泰(たかひろ)会長(75)は「市の方針に感謝してい る。若い人たちに戦争の悲惨さ、平和のありがたさを伝えたい」と話した。 〈02〉2015年04月20日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎全国植樹祭へ心一つ 小松市の木場潟公園などで1カ月前リハーサル   5月17日に小松市で開催される全国植樹祭に向け、石川県実行委員会は1 9日、会場となる木場潟公園などで総合リハーサルを行った。雨が断続的に降 る中、出演者とスタッフ約1250人が、式典の進行やアトラクションの演出 内容を入念に確認し、残り1カ月を切った本番に備えた。 ●林業機械もパフォーマンス  式典会場の木場潟公園中央園地で行われたリハーサルでは、本番のスケジュ ールに沿って全体の流れをチェックした。県内の大学・高校ダンス部やチアリ ーディング部の生徒、学生らは古代から現代に至る、木の利活用の営みを多彩 なダンスで表現し、コマツの林業機械も音楽に合わせてアームを自在に動かす パフォーマンスを披露した。  緑の少年団は、天皇、皇后両陛下が臨まれる「お手植え・お手播(ま)き」 行事の介添えや、苗木の贈呈などの手順を確かめた。小松市内6高校の吹奏楽 部や県合唱連盟の生徒らも音色を響かせた。  中央園地では、今月中に完成予定のお野立所(のだてしょ)も披露された。  植樹祭には、県内外の招待者ら約1万人が参加する。約8千人が植樹する木 場潟公園中央〜南園地と、憩いの森の両会場でも19日、リハーサルが行われ た。 ●前日にも直前リハ  植樹祭県実行委員会は、リハーサルで浮かび上がった課題を検証し、スムー ズな運営に役立てる。次回のリハーサルは植樹祭前日の5月16日となる。  山王竹夫県全国植樹祭推進室長は「参加者がそろって進行を確認できた。お もてなしの大会に向け、さらに練度を高めたい」と話した。 〈03〉2015年04月19日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎商店街へにぎわい呼ぶ 小松市で取り組み進む  小松市中心商店街に人を呼び込み、にぎわいを取り戻す取り組みが進められ ている。18日、空き店舗を活用し、65歳以上のお年寄りの介護予防を図る サロンがプレオープンした。19日からは、毎週日曜に開催してきた「週末5 2イベント」を衣替えし、内容を充実させた「さんさん市」が始まる。幅広い 年代が集う場や機会を提供し、商店街への誘客につなげる。 ●空き店舗に高齢者サロン 三日市、カラオケや囲碁  「シニアコミュニティサロンみらい」は、三日市商店街で3〜4年前から空 き店舗だった建物内に18日、開設された。広さは約40平方メートルで、利 用料は1時間300円、定員15人で、午前9時〜午後4時、カラオケや囲碁、 マージャンなどを楽しんでもらい、高齢者の引きこもり予防の一助とする。5 月中旬のグランドオープンを予定する。  小松中心商店街振興組合連合会によると、三日市、八日市、小松駅前れんが 通り、中央通りの4商店街では、同組合加盟の約70店が営業する一方、10 店舗程度が空き店舗となっており、駐車場や倉庫として使われている店舗も多 い。  サロンを運営する一般社団法人を設立した会社員石郷岡信二さん(39)= 同市東町=は「お年寄りが介護に頼らず、健康に生活を送るためのよりどころ としたい。商店街の活性化にもつなげたい」と話した。 ●週末52イベント、「さんさん市」に 第3日曜に集約  「さんさん市」は、「週末52イベント」を開催してきたまちづくり会社 「カブッキータウンこまつ」が、新たに小松中心商店街振興組合連合会と連携 して共催で行う。これまで毎週日曜日だった開催日を第3日曜日だけに集約す る。  カブッキータウンこまつによると、昨年度の来場者数は8135人と集客効 果はあったが、商店街への波及効果はあまり見られなかったという。同社は開 催数が多いため出店者が分散し、イベントの魅力が薄れたと考え、開催回数を 減らし、「食べる」「見る」「体験する」をテーマに、来場者の満足度をより 高める工夫を凝らす。  19日の第1弾は、南加賀地域の女性起業家団体「小まめ」メンバーが作っ たいなりずしや焼き菓子などが販売され、バンド演奏や粘土消しゴム作り体験 が行われる。 〈04〉2015年04月15日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎電動自転車で木場潟へ 小松、粟津駅に市が導入 「体力気にせず観光を」  小松市は今月、JR小松駅と粟津駅のレンタサイクルに新たに電動自転車5 台を導入し、どちらの駅でも返却できる仕組みに切り替えた。体力のない人で も長距離のサイクリングを楽しめる電動自転車を配備することで、全国植樹祭 の主会場となる木場潟公園や粟津温泉、那谷寺など小松南部の名所への誘客を 図る。  貸し出し用の自転車は小松駅に18台、粟津駅に5台あり、このうち電動自 転車は小松駅に3台、粟津駅に2台を配備する。小松駅では老朽化した5台を 新車に入れ替えた。  市によると、小松駅前では会社員や観光客の利用が多く、粟津駅前では10 代の生徒、学生の利用が大半を占める。  電動自転車は、普通の自転車に比べてペダルをこぐ力が小さくて済み、疲労 度が少ないことから、市は、小松駅で借りた利用者が約4キロ離れた木場潟公 園などを巡り、粟津駅に自転車を返却するなどのコースを提案し、レンタサイ クルの利用者層を広げたいとしている。  粟津駅から約1・5キロ東にある木場潟公園について、市は2020年度ま でに年間利用者数を100万人に増やす構想を掲げている。まちデザイン第1 課の担当者は「自転車に乗って市内を観光する人を増やしたい」と話した。 〈05〉2015年04月14日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎全国植樹祭へ総仕上げ 小松市で拡大市民会議 清掃、マナー向上で結束  全国植樹祭小松市運営委員会の拡大市民会議は13日、同市の県こまつ芸術 劇場うららで開かれた。地元の木場潟公園を主会場に5月17日に開催される 植樹祭まで残り34日となり、市内の約30団体60人が花植えや清掃、マナ ーアップなどの取り組みを振り返ると共に、植樹祭の成功に向けて市民全体で 来場者をもてなすことを誓った。  拡大市民会議は、植樹祭が近づく中、これまでの各種団体の活動を総点検し、 一致結束して取り組むことで機運をさらに高めるために開催された。  和田慎司市長が「『小松の全国植樹祭はすごかった』と子々孫々に伝わるよ う成功させたい」と意気込みを述べ、県全国植樹祭推進室の森本茂次長があい さつした。  花木で街を彩る市のプロジェクト「フローラルこまつ」の担当者が、団体・ 個人の登録数が目標の千を超えたことを説明し、自宅や事業所の前庭の花植え や手入れの総仕上げを呼び掛けた。同市交通安全協会連合会は、バスやタクシ ーの乗務員のもてなし力向上を図るとし、一般ドライバーのマナー向上に期待 を込めた。  こまつ環境パートナーシップは、植樹祭前の5月2日と10日に清掃活動 「全市一斉美化の日」を行うことを紹介し、大勢の参加を呼び掛けた。最後に 植樹祭の成功を期し、宮西健吉市議会議長の発声で参加者全員でガンバロー三 唱した。 〈06〉2015年04月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市文化財の虫塚周辺を桜の名所に 埴田町の埴和会が竹の根除去  小松市埴田(はねだ)町の老人クラブ「埴和(はにわ)会」は、町内にある 市指定文化財「虫塚」の周辺を、桜の名所にする取り組みを始めた。同会によ ると、虫塚は周辺を竹やぶに覆われているため目立たず、足を運ぶ人は少ない。 同会は文化財に光を当てるとともに、整地や苗木の植樹を進めて2018年を めどに名所を完成させ、住民の新たな集いの場とする。  虫塚は加賀産業道路の埴田南交差点の一角にあり、1839(天保10)年 に大量発生した病害虫「ウンカ」を供養した場所で、駆除法を後世に伝えるた め石碑が建てられている。1963年に市文化財に指定された。  虫塚のある場所は、周囲よりも約3メートル高く、近年は周囲に竹やぶが生 い茂っている。冬には、竹が雪の重みで道路側に傾き、車の通行に邪魔になる ケースも見られた。県は昨年7月、同会など地元住民の要望を受け、虫塚周辺 の約1千平方メートルに広がっていた竹やぶを伐採した。  同会は今後、県や市の協力を得て、竹の根部分を取り除いたり、地面を平ら に整えたりした後、ソメイヨシノの苗木15本程度を植えることにしている。 埴和会の石田良弘会長(75)は「病害虫であっても死を悼む心を伝える虫塚 を、これからも大切にしたい」と話した。 〈07〉2015年04月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎伝統芸能の稽古費を補助 小松市 義太夫語りや邦楽  小松市は「歌舞伎のまち小松」を支える人材育成へ、義太夫語りや邦楽など を習う若年層を対象に、稽古費の一部を補助する奨励金制度を創設した。経済 的負担を減らして伝統芸能の担い手を増やし、来年の曳山子供歌舞伎上演25 0年に向けた機運も高める。  補助対象の伝統芸能は、子供歌舞伎を臨場感あふれる語りで盛り上げる「義 太夫語り」、長唄三味線や太鼓、横笛などの「邦楽」のほか、「能楽」「日本 舞踊」などとなる。これらに分類されなくても、「歌舞伎のまち」小松を支え る伝統芸能と認められるものであれば対象となる。  23歳未満の市内在住者に、市は10万円を上限に、年間の稽古費の5割以 内を補助する。師範などの有資格者か、有資格者に準じると認められる人から 指導を受ける場合に限って助成する。  市によると、対象となる伝統芸能を学ぶ23歳未満の人は市内で10人程度 把握しており、稽古費は高額な人で年間20万円を超えるという。  市が主催する「こまつ歌舞伎未来塾」では、歌舞伎、邦楽、能楽、義太夫語 りの会の各教室が開かれている。教室を修了した後も、より高いレベルで伝統 芸能を習得してもらうため、奨励金制度では県外へ稽古に通う場合も補助対象 にしている。  奨励金制度の募集締め切りは30日となる。市文化創造課の担当者は「10 年、20年先を見越して指導者の育成も図りたい」と話した。 〈08〉2015年04月08日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎木場潟公園の利用が最多 昨年度、65万162人  木場潟公園(小松市)の昨年度の利用者数は65万162人で、過去最多と なったことが、木場潟公園協会のまとめで分かった。市によると、利用者が多 い週末の天候に恵まれたほか、5月17日に同公園を主会場に開催される全国 植樹祭や、木場潟越しに見える白山の眺望をアピールした点が奏功したという。  これまでの最多は2010年度の61万7464人だった。昨年度の利用者 のうち、ウオーキングなどの一般利用が13年度比7万6989人増の59万 1105人となり、全体の利用者数を押し上げた。  駐車台数も30万7391台で過去最多となり、市によると、例年よりも県 外ナンバーが目立ったという。  市は20年度までに年間利用者数を100万人に増やす構想を掲げる。今年 度は全国植樹祭の開催に加え、西園地に建設された展望休憩所のPRを図り、 利用者数80万人を目指す。 〈09〉2015年04月02日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ホスト家族、通訳養成へ 小松市と国際交流協会 もてなし力向上へ6月  小松市と市国際交流協会は6月から、市内を訪れる外国人観光客の受け入れ 体制を充実させるため、通訳ボランティアの語学力向上とホスト家族の養成を 目的にした2種類の語学講座を開講する。北陸新幹線開業や小松空港の国際化 で増加が見込まれる外国人観光客が、市内に心地良く滞在しながら、思い出に 残る多彩な体験を楽しめるよう「もてなし力」を高める。  通訳講座は民間業者に講師を依頼し、8〜10回開催する。同協会に登録し ている通訳ボランティアのレベル向上を図るほか、お旅まつりなどイベント時 に外国人に説明する意欲を持つ初心者も歓迎する。初年度は英語を対象として 開設し、2年目以降にポルトガル語、中国語、韓国語などの講座も順次開設す る。  市によると、同協会に登録している通訳・翻訳ボランティアは28人で、こ れまでは青少年交流や研修事業などで市内を訪れた外国人の通訳が主な活動だ った。  市は北陸新幹線開業日の3月14日から、外国人観光客が市内で歌舞伎メー クなどを体験できる「KOMATSUアクティビティ」を始めており、講座を 通じて通訳ボランティアにも協力を求めていく。  ホスト家族向けの講座も10回程度開く予定で、ALT(外国語指導助手) や、「JAPAN TENT」(同開催委員会主催、北國新聞社など特別協力) のホスト家族経験者が、外国人と意思疎通できる簡単な英語や留学生を受け入 れる楽しさを伝える。  市によると、ホスト家族を希望してもコミュニケーションに不安を抱く人が 少なくないため、講座を通じて解消を図る。  市内の外国人宿泊者数は近年、増加傾向にあり、2013年は5109人が 市内で宿泊した。ホスト家族の登録世帯は63世帯で、市は20年までに20 0世帯に増やす目標を掲げている。 〈10〉2015年04月01日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎没後10年を小松市でしのぶ 曲技飛行士、エアロックの岩崎さん   日本初の民間曲技飛行チーム「エアロック」の創設者で、2005年に訓練 中に53歳で事故死した岩崎貴弘さんをしのぶファンの集いが19日、小松市 の県立航空プラザで開かれる。岩崎さんの命日は21日で、没後10年の節目 を前に追悼する。参加者は同プラザで展示されている、エアロックが使用して いた小型プロペラ機「ピッツS―2B」の前に集まって、岩崎さんの活躍や思 い出を語り合う。  集いには、東北から九州までの各地から100人以上が参加する予定で、岩 崎さんの師匠である世界的なエアショーパフォーマーであるショーン・D・タ ッカー夫婦が米国から招かれる。  岩崎さんが使っていたヘルメットなど遺品の展示も検討されており、大空に 夢を追い続けてきた岩崎さんに思いをはせる機会とする。  前日の18日からファンが航空プラザに集まり、夜には粟津温泉の旅館で親 睦を深める。  航空プラザを管理する市は2010年4月から、「ピッツS―2B」の所有 者であるエアロック関係者から機体を借りて、同プラザで展示を始めた。その 後、機体を買い取った。  ファンの集い発起人の1人、会社員国賀弘文さん(59)=神奈川県二宮町 =は「当日の来館者も参加できるオープンなイベントにして、航空プラザを盛 り上げたい」と話した。 ★〔エアロック〕  航空自衛隊出身の岩崎さんが1996年に設立した。空自小松基地の航空祭 など各地で曲技飛行を披露してファンを沸かせたが、岩崎さんは2005年4 月21日、訓練中に墜落して死亡した。同僚の横山真隆さんが継承し、201 0年3月に活動を終えた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------