_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.149     _/ _/              平成26年 5月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.149をお届けします。  平成27年春に第66回全国植樹祭が開催される木場潟。1年前となる今年は「ス マイル木場潟1万人の輪」と題したイベントを5月18日(日)午前9時から開催し ます。木場潟1周6.4kmをみんなで手をつないで囲み、環境や景観について一緒に 考えます。「白山眺望ウオークin小松」と「第66回全国植樹祭プレイベント」、 「エンジョイエコまつり」も同時開催です。現在、町内会や企業など団体での参 加者を募集中。個人での参加も大歓迎ですので、ぜひご参加ください。 ※南加賀公設地方卸売市場に臨時駐車場を用意していますが、会場へはなるべく 徒歩・自転車でお越し下さい。 ●スマイル木場潟1万人の輪 とき:   5月18日(日)午前9時集合 ところ:  木場潟公園 内容:   木場潟1周を参加者全員で手をつないで囲みます。午前9時までに最       寄りの園地に集合してください。 問い合わせ 緑花公園センター 0761(24)8101       ※参加者全員に記念品を用意しています 【同時開催】 ●白山眺望ウオークin小松 とき:   5月18日(日)午前6時30分…受付開始、午前7時15分…開会式 ところ:  木場潟公園北園地 内容:   木場潟を主会場にウオーキングをします。歩きやすい服装、運動靴       でご参加ください。 持ち物:  飲み物、タオル 申し込み: 5月9日(金)までにこまつもしもしセンター 0761(20)0404 問い合わせ:いきいき健康課 0761(24)8161       ※参加者全員に大会記念缶バッジと軽食を用意しています。 ●第66回全国植樹祭プレイベント とき:   5月18日(日)午前10時〜午後3時 ところ:  木場潟公園中央園地 内容:   ステージアトラクションや飲食、物販ブースなど 問い合わせ:環境王国こまつ推進本部 電話0761(24)8078 ●エンジョイエコまつり とき:   5月18日(日)午前10時30分〜午後3時 ところ:  木場潟公園南園地 内容:   地元野菜の振る舞い鍋(無料)、リサイクル市(午後0時半〜)       フリーマーケットなどがあります。 問い合わせ:環境推進課 電話0761(24)8067 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「みんなで支える子育て」です。 こまつちゃん 市長の子育てに対する考えを聞かせてください。 和田市長 子供達一人ひとりに個性があり、それぞれが無限の可能性を秘めています。その 可能性の芽を伸ばすために、これまで市独自のきめ細やかな支援を実施してきま した。日本トップクラスの評価を得ている出産・子育て環境や医療・福祉サービ スについて、今後はそれらを更にグレードアップさせていきます。具体的には、 子育て世帯の負担を軽減するため、保育料の更なる引き下げを実施しました。ま た、こども医療費の見直しやインフルエンザ予防接種費用の助成など、総合的な 支援体制の拡充を行っていきます。 こまつちゃん 核家族化の進行など、社会環境も変化していますが。 和田市長 子育ては、地域社会が一体となって支えるものでもあります。 子育てに喜びや楽しみを持ちながら、子供達が伸び伸びと育つには、地域のつな がりの中で世代間の交流を通して健やかな日常生活を送ることが大切です。その ためには、どの世代の人でも安心して暮らせるまちでなければいけません。雇用 の創出や財源を確保すべく、産業振興も引き続き強力に進めると同時に、防災体 制の更なる強化も図ります。また小松の特色ある施設を生かし、サイエンスヒル ズこまつでは理科・科学大好き青少年、こまつ曳山交流館みよっさでは伝統文化 の継承者、整備・充実を進めているスポーツ施設では世界に通用するアスリート の育成など、ひとづくりにも力を入れます。小松には、先人から受け継いできた 「絆」と「協働」の精神があります。親子三世代の笑顔あふれるまちづくりのた め、夢と希望を持てる元気で明るい小松を創りましょう。 ◆◆国際交流員ハファエレのVamos nos conhecer(仲良くな りましょう)◆◆ ●ブラジルのドラマ文化 ブラジルのテレビドラマと言えば、「ノヴェーラ」と呼ばれる長編ドラマが有名 です。日本のドラマは大抵週1回の放送ですが、ブラジルは月〜土曜日まで毎日約 1時間の放送が9カ月間続きます。ブラジルでは、どのレストランに行っても必ず テレビがついているほどみんなテレビが大好きです。ブラジル最大のテレビ局GL OBO(グローボ)では、昼過ぎから夜遅くまで古いノヴェーラの再放送、若者向け、 18時台、19時台、21時台、と5本のノヴェーラを放送しています。ドラマが好きな ブラジル人は、夕飯をノヴェーラが放送されている時間に合わせていて、他人へ の電話などはできるだけ邪魔にならないよう、ドラマの時間外に電話を掛けるよ うに気を付ける人が多くいます。また、最近の人気ドラマで使われている音楽や ファッション、表現などが、テレビ番組やラジオ、ショッピングセンターなどで 使われているので、ドラマの影響を受けていることを実感します。更に、ドラマ から生まれたフレーズと思われるものに、人生でお金、恋愛、家族などの日常生 活事情が複雑で大変な時に「Minha vida uma novella!(私の人生はノヴェーラの ようだ)」というものがあります。ノヴェーラがどれだけブラジルの文化に溶け 込んでいるか分かると思います。ドラマを見ないブラジル人はいないと言えるほど、 ブラジル文化における一つの習慣となっています。 ◆◆文化ガイド◆◆ いよいよ開幕!こまつ曳山250周年! 〜曳山250年の歴史と伝統を次の250年へつなぐために〜 5月9日(金)〜12日(月)、小松に初夏の訪れを告げるお旅まつりが開催されます。 絢爛豪華な曳山が揃う曳揃えは、10日(土)。八日市町と寺町の子供たちがそれぞ れの曳山の上で威風堂々とした演技を繰り広げます。「歌舞伎のまち小松」へ、ぜ ひ足をお運びください。 ●曳山子供歌舞伎上演 八日市町  「絵本太功記 十段目 尼ヶ崎之段」 寺町    「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」 とき     5月9日(金)〜12日(月) ●曳山曳揃え 5月10日(土) ◎橋南五基曳揃え 花道広場よろっさ(こまつ曳山交流館みよっさ前)午後0時45分          曳揃え完了  八日市町上演   午後1時15分〜  寺町上演     午後2時15分〜  ◎曳山八基曳揃え 細工町交差点 午後5時曳揃え完了 子供役者お練り  午後5時10分 八日市町上演   午後6時〜 寺町上演     午後7時15分〜  ■問い合わせ 小松市観光交流課 電話0761(24)8076 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:外国人も曳き手 お旅まつりの曳山八基曳揃え 門戸広げ海外誘客促進 02:今年も着付け支援 歌舞伎フェスで結いの会 子供役者、衣装合わせ  03:九谷焼の魅力、蔵出し 小松市の宮本さん 石蔵改修、工房と店舗 04:トマトカレーで菓子 小松グルメ発信へ JA、酸味爽やかなおかき 05:九谷焼で「食の祭典」 小松商工会議所 イノシシ創作料理を提供 06:体操でロコモ予防 小松市考案 サロンで普及へ 07:和の心をブラジルへ 国際交流員のリマさん奮闘 着付け世界大会4位に 08:2013年度の小松市合宿 最多2万2800人 09:「発祥の地」景観磨く 創業100年へコマツ粟津工場 清掃奉仕を増加 10:空き家改修、入居続々 小松市、補助が奏功 8割が子育て世代 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年04月24日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎外国人も曳き手 お旅まつりの曳山八基曳揃え 門戸広げ海外誘客促進  小松市で5月に行われるお旅まつりのメーン行事「曳山八基曳揃え」に、外 国人が曳き手として初めて加わる。2016年の曳山子ども歌舞伎上演250 年に向け、今年から町民以外にも門戸を広げ、外国人にも「ヨーイ八寸」の掛 け声で曳山を動かしてもらう。市は体験型の伝統文化として海外からの誘客に 役立て、担い手の確保にもつなげていく。  5月10日に行われる八基曳揃えは、市中心部の8町から曳山が細工町交差 点に集まる。外国人は、今年から各町の曳山が合流して同交差点に向かう「曳 山行列」に参加する。  「国際都市こまつ」を掲げる市が曳き手の門戸拡大を提案し、8町が足並み をそろえて外国人の受け入れを決めた。市によると、8町では地元の男衆が中 心になって曳き手を担ってきたが、市街地の空洞化で男衆が減少し、観光客の 飛び入り参加を認める町が出てきている。一方で、伝統を受け継いで「女人禁 制」を続ける町も残っている。  小松市と包括連携協定を締結した金沢学院大の学生約30人も曳き手として 初参加する。市観光交流課の担当者は「外国人や市外の学生にも小松が誇る伝 統文化の魅力を肌で感じてもらい、まつりのにぎわい創出につなげてほしい」 と期待している。  外国人にお旅まつりを楽しんでもらうため、市と市国際交流協会は5月10、 11日に外国語ガイドツアーを初めて企画した。英語、中国語、韓国語、ポル トガル語などに対応できるボランティア約30人がお旅まつりの見学に同行す る。 〈02〉2014年04月20日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎今年も着付け支援 歌舞伎フェスで結いの会 子供役者、衣装合わせ  5月4日に開幕する第16回全国子供歌舞伎フェスティバルin小松(北國 新聞社特別協力)に向け、歌舞伎「勧進帳」を上演する子供役者13人が19 日、本番用衣装を身にまとって稽古を始めた。第1回から着付けで協力してい る市内の着付講師でつくる「結いの会」が今回もボランティアとして協力し、 小松の歌舞伎文化を影から支えている。  結いの会は、全日本きものコンサルタント協会認定講師を50年続ける神田 昌子さん(72)=八日市町=が代表を務める。19日に小松市役所で行われ た衣装合わせでは、神田さんら8人が約2時間がかりで子供役者13人に衣装 を着せた。  子供役者は、かっぷくを出すために衣装の下にバスタオルを数枚巻いており、 弁慶と富樫が身に着ける衣装はそれぞれ約10キロある。神田さんは、舞台上 で動きやすく、かつ緩まないよう下帯の結び方を工夫しているといい、「小松 の歌舞伎を多くの人に楽しんでもらうとともに、若い人が着物に親しむきっか けにしたい」と話した。富樫役の千田萌恵さん(松陽中1年)は「自分の体は 小さいけど、全身で富樫を表現したい」と意気込んだ。  フェスティバルは5月4、5日に県こまつ芸術劇場うららで開かれ、子供役 者は20日から長唄、囃子(はやし)方と合同練習に取り組む。 〈03〉2014年04月19日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎九谷焼の魅力、蔵出し 小松市の宮本さん 石蔵改修、工房と店舗  小松市東町で創業105年を数える九谷焼窯元「宮本泰山堂」の4代目・宮 本理佳さん(33)が18日、同市土居原町で代々受け継ぐ石蔵を改修し、九 谷焼の工房とギャラリーを兼ねた店舗をオープンさせた。若者に伝統工芸の魅 力を伝えようと、ピアスやストラップなどのアクセサリーを中心に並べ、造形 から絵付けまで九谷焼の制作工程を体験できるスペースも設けた。  「宮本泰山堂」の自宅から約80メートル離れた場所にある2階建ての石蔵 は、1935(昭和10)年ごろに建造され、長らく商品の倉庫として利用さ れてきた。  宮本さんは明星大(東京)と県立九谷焼技術研修所(能美市)で陶芸の技術 を磨き、「宮本泰山堂」3代目の父、敏文さんから販売のノウハウを学んでき た。  若者向けの九谷焼を扱う店舗を開業するのが夢だった宮本さんは市の補助事 業を活用し、1階部分の延べ床面積75平方メートルを改修。窯やろくろ、絵 付けの作業場を備える工房と、石製の扉などを生かしたギャラリーを設けた。 トタンだった外壁は木の板を敷き詰める下見板張(したみいたばり)に整えた。  店舗名は、宮本さんの名前をかけ、アイヌ語で「美しい」を意味する「ピリ カ」と名付けた。九谷焼の皿や湯飲み、雑貨など約300点を並べ、井戸端会 議が楽しめるスペースも設けた。宮本さんは「まちなかのにぎわい創出につな げたい」と話した。 〈04〉2014年04月17日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎トマトカレーで菓子 小松グルメ発信へ JA、酸味爽やかなおかき  JA小松市は、特産トマトを使ったレトルト食品「トマトカレー」のスナッ ク菓子を開発した。県産もち米で製造したおかきに、トマトカレーの粉末をま ぶした「6次産業商品」で、トマトの消費拡大を図る新しい「小松の味」とし て定着させる。   「トマトカレーおかき」は、地元農産物の6次産業推進プロジェクトの一 環で開発された。トマトカレーのパウダーをおかきにまぶすことで、爽やかな 酸味と甘さを楽しめる菓子になっている。  パッケージの裏には、那谷寺や安宅の関跡などの名所、「環境王国こまつ」 を紹介する。道の駅「こまつ木場潟」や小松空港ビル内の「空の駅こまつ」で、 1袋12グラム入りを8袋セットの税込み540円で売り出す。  小松は年間約1500トンの収穫量がある北陸一のトマト産地。JA小松市 は加工・販売を手掛ける6次産業化を進めており、2009年6月からトマト カレーの販売を始め、20万食以上を売り上げる人気商品となっている。  トマトカレーは市場に出すことができない規格外のトマトを活用しており、 同JAは用途の拡大で生産者のさらなる収入増につなげたい考えだ。  JA小松市営農部の担当者は「トマトの産地である小松をアピールする定番 商品に育てたい」と話した。 〈05〉2014年04月16日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎九谷焼で「食の祭典」 小松商工会議所 イノシシ創作料理を提供  小松市で今冬、九谷焼とイノシシ肉の加工品を組み合わせた創作料理を味わ う「小松食の祭典」(仮称)が開催されることになった。小松商工会議所と市 内の飲食店が開発した和洋食の料理を九谷焼に盛り付けて提供し、小松の歴史 や文化をテーマにした食談議を企画する。複数の料理店やレストランを会場と し、観光客の回遊性を高める。  小松商工会議所は2010年度まで年1回、食をテーマにイベントを開いて きた。北陸新幹線金沢開業や全国植樹祭開催を見据えた新たな食イベントを催 すことで、誘客を進める。  食イベントは冬季に開催する予定。17日に飲食店関係者が会合を開き、イ ベントの具体的内容を協議する。  小松商工会議所と市内の飲食店7店は12年度、農作物の食害をもたらすイ ノシシを有効活用する創作料理の開発を始めた。今年3月には、市内の九谷焼 作家が制作した器に、八丁みそを使ったバラ肉の角煮やハム、赤ワイン煮込み などを盛り付けて「こまつ地美絵(じびえ)」として売り出し始めた。  会議所の集計では、九谷焼販売額は、ピークだった1990(平成2)年と の比較で、7割減の約48億円に激減した。小松商工会議所の担当者は「イベ ントを通じ、小松の食の魅力を観光客向けに打ち出すとともに、九谷焼の魅力 を発信して商機につなげたい」と話した。 〈06〉2014年04月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎体操でロコモ予防 小松市考案 サロンで普及へ  小松市は11日、加齢とともに運動機能が低下するロコモティブシンドロー ム(ロコモ)と認知症を予防するオリジナル体操を考案した。リズムに合わせ、 カヌーのオールをこぐ動作や、足踏みをしながら指を折って数字を数える運動 を組み入れたのが特徴で、市内各地で開く「いきいきサロン」で普及させる。  「こまつロコモ体操」は「立位編」「座位編」の2種類があり、各27分間 で頭の体操をしながら筋肉をもみほぐす。小松市から委託を受けた北陸体力科 学研究所(同市八幡)がロコモ予防に効果がある体操を研究してきた。  11日、市役所で和田慎司市長と市健脚推進ボランティアの会の役員10人、 市イメージキャラクター「カブッキー」が体操を体験した。市は体操を紹介す るDVDを200枚制作した。いきいきサロンに配布し、希望者には貸し出す。 〈07〉2014年04月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎和の心をブラジルへ 国際交流員のリマさん奮闘 着付け世界大会4位に  小松市国際交流員のハファエレ・リマさん(28)が着物の着付け技術を習 得し、母国のブラジルで着物文化を伝えようと奮闘している。「和の心」を学 びたいと教室に通い始めてから1年、6日に都内で開かれた全日本きもの装い コンテスト・世界大会で4位に入る腕前になった。三味線、太鼓、茶道も習っ ているリマさんは「日本文化が大好き。和の美の奥深さを知りたい」と目を輝 かせている。  リマさんは昨年4月、「着物で小松のまちを歩きたい」と思い立ち、こまつ 中部装道和装礼法こども教室で蓮田玉栄代表の指導を受けてきた。着物の重た さや、帯で体が締め付けられる感触に慣れず、正座することに抵抗感もあった が、「今では着物姿になると心が和 む。定期的に着ないと落ち着かない」という。  昨年10月、金沢市で開かれた「全日本きもの装いコンテスト きものフェ スティバル北陸・北越大会」(北國新聞社後援)では外国人の部で2位に輝き、 外国人による世界大会に北陸・北越代表として出場した。男女18人が着付け の正確さや速さを競い、リマさんは目標の「表彰台」は逃した。  リマさんは2011年4月に国際交流員に着任し、今月で4年目を迎えた。 筑波大をはじめ、米国や英国にも留学経験があり、日本、英国、ポルトガル、 イタリアの4カ国語が話せる。  行政関係の翻訳や通訳、国際化事業の企画運営、在住外国人の支援などを行 っており、所属する国際都市推進課の職員からも「何事も積極的で職場のムー ドメーカー」と評価は高い。  リマさんは「和装の美は、日本のマナーやおもてなし力の高さにも通じてい る。結果は残念だったが、もっとうまく着物を着こなしたい」と話した。 〈08〉2014年04月10日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2013年度の小松市合宿 最多2万2800人  小松市のスポーツ合宿利用者が2013年度、前年度比で8割増の延べ2万 2800人に上り、過去最多だったことが市のまとめで分かった。市が宿泊費 助成を始めた09年度から増加傾向にあり、今春の選抜高校野球大会を制した 龍谷大平安高(京都)は毎年春、末広野球場(弁慶スタジアム)を利用する常 連校となっている。  市は13年度、全国の大学、高校に「小松合宿」を紹介するダイレクトメー ルを送付し、京都大、大正大など県外の教育機関の部活動、サークルが訪れた。  市は宿泊費を1人当たり300円補助し、地元産品を購入できる「お買い物 券」などを提供している。4月から「お買い物券」の金額を500円から1千 円に増額しており、市スポーツ育成課の担当者は「北陸新幹線金沢開業と、空 港を持つ強みを生かし、合宿誘致に力を入れたい」と話した。 〈09〉2014年04月05日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「発祥の地」景観磨く 創業100年へコマツ粟津工場 清掃奉仕を増加  コマツ粟津工場は今年度、会社発祥の地である小松市鵜川町の遊泉寺銅山跡 地の整備活動を本格化する。年2回だった清掃ボランティアの回数を5回に拡 大し、周辺の休耕田に広がる花や山菜の手入れにも着手する。2021年の創 業100周年に向けてコマツは、跡地の景観向上を図り、産業観光の名所とし て定着させたい考えだ。  跡地では市が「遊泉寺銅山跡記念公園」や駐車場、地域住民らが周辺の山な どをそれぞれ所有しており、同社の社員やOB、住民が20年以上前から清掃 活動に取り組んでいる。  10年には市や粟津工場、地元町内会などで組織する「遊泉寺銅山再生パー トナーシップ」が発足し、公園近くの山に桜の苗木350本を植えた。市民の 憩いの場となる桜の名所づくりが進められているが、草が生い茂ったり、ごみ が捨てられたりして景観を損ねていたため、粟津工場が清掃活動を増やすこと に決めた。  5日には今年度1回目の清掃活動が行われ、約60人が側溝の泥上げや桜山 の清掃に取り組む。観光客らが歩きやすいように、粟津工場の廃木を利用した 木材チップがまかれる。粟津工場の担当者は「数年後には発祥の地に桜が咲き 誇る。景観を高め、遊泉寺銅山の歴史を後世に残していきたい」(庶務課)と 話した。 〈10〉2014年04月01日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎空き家改修、入居続々 小松市、補助が奏功 8割が子育て世代  小松市が空き家の改修費や家賃の一部を補助する制度を創設した2013年 度、市の「空き家バンク」登録物件への入居が27件に上り、12年度の1件 から大幅に増えた。20〜40代の子育て世代の入居が8割を占め、市外から の定住につながっている。一方で、希望に対応できる空き家が不足しており、 物件掘り起こしが課題になっている。  市は、空き家の所有者に40万円を限度に改修費を支援し、空き家を借りる 人には家賃を月額2万円まで補助する制度を創設した。これを受けて、空き家 バンクに登録された42件のうち、26件が賃貸契約、1件が売却に結び付い た。  入居者は20代が5件、30代と40代がそれぞれ7件で、市には「アパー トよりも広いスペースで子育てしやすい」との声が寄せられている。  市の調査では、市内には利用可能とされる空き家が約千件あり、所有者の3 5%が売却や貸し出しを希望している。しかし、空き家バンクへの登録は進ん でおらず、入居希望者からは「登録されている空き家では条件が限られ、選び にくい」との指摘もある。  空き家は屋根瓦が落ちたり、外壁が飛散したりする危険性もあり、市は補助 制度による空き家の再生を今後も進め、所有者にバンクの登録を呼び掛けてい く。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------