＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／ ＿／　　　　ふるさとメール小松　Ｖｏｌ．１４７　　　　　＿／ ＿／　　　　　　　　　　　　　　平成２６年　３月　１日号＿／ ＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／ 　皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」ＶＯＬ．１４７をお届けします。 　少しずつ春の気配が感じられるようになりましたね！ 　３月２２日（土）はいよいよサイエンスヒルズこまつが全面オープンです！ そこでオープニングイベントをご紹介します！ ●オープニングイベント「ロボワールドinこまつ」 北陸初登場！４０台以上のロボットが大集結！ とき：３月２２日（土）〜４月６日（日） ところ：サイエンスヒルズこまつわくわくホール 入場料：大人８００円（前売り７００円） 　　　　小・中学生５００円（前売り４００円） 　　　　未就学児無料 問い合わせ：サイエンスヒルズこまつ　０７６１−２２−８６１０ 　新メールマガジン配信サービス「こまつもんメルマガ（情報ＢＯＸ）」の配 信を開始します！ 　これまでのイベント情報とは別に、季節の観光情報や旬の話題を満載して発 信していきます！パソコンやスマートフォン、携帯電話などのＥメールアドレ スをお持ちの方なら登録できます。毎月第２週目と第４週目の金曜日に発行し ますので、ぜひ受信登録してお楽しみください！ ●こまつもんメルマガ（情報ＢＯＸ）受信登録方法 １．下記のリンクにアクセスしてください。 https://g.blayn.jp/bm/p/f/tf.php?id=komatsu ２．受信するメールアドレスを入力し、新規登録する人は「登録」、登録済み の人は「編集」を選択してください。 ３．設定するためのメールが送られてきますので、記載されているリンクにア クセスして「こまつもんメルマガ（情報ＢＯＸ）」にチェックを入れて「更新」 を選択すれば登録完了です。 ※こまつもんメルマガ（情報ＢＯＸ）はふるさとメールとは別のメール配信サ ービスです。 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「未来に羽ばたくアスリート達」です こまつちゃん 　先月、ソチで開催された冬季オリンピック大会では、日本選手の活躍を見る ことができました。 和田市長 　世界の強豪達と競い合う日本選手の活躍に、大きな声援を送った方も多かっ たのではないでしょうか。自分の持てる力を出し切り、ベストを尽くす選手の 皆さんのすがすがしい姿は、私達に多くの感動と勇気を与えてくれました。 こまつちゃん 　オリンピックを夢見る若者達にとっても、良い刺激となったのではないでし ょうか。 和田市長 　小松市としても、これまで世界で活躍できる人材の育成や、世代を超えてス ポーツを楽しめる環境づくりを目的に、スポーツ施設の整備・充実に力を注い できました。 　こまつドームでは、この３月までに屋外運動場の人工芝への改修工事が完了 します。天候や芝の状態に左右されず、年間を通じて多くの皆さんに利用いた だけるようになります。更に、小松運動公園末広陸上競技場のリニューアルに 続き、末広テニスコートや末広陸上競技場スタンドの改修工事、舗道やバラ園 などの環境整備も進めています。　スポーツを通して生まれるフェアプレイの 精神は、社会全体を明るく元気にしてくれます。また、一人ひとりが自分のラ イフステージに応じたスポーツを楽しむことは、元気あふれるまちづくりにつ ながります。 　今後も、スポーツ環境の整備を継続して進めると同時に、全国的な大会やシ ンポジウムなども積極的に誘致して、スポーツ交流の推進にも取り組んでいき ます。 　スマイルあふれる小松市を一緒に目指しましょう！ ◆◆国際交流員ハファエレのＶａｍｏｓ　ｎｏｓ　ｃｏｎｈｅｃｅｒ（仲良く なりましょう）◆◆ ●日本にあってほしい祝祭 　もう少しで、日本に来て４年目に入ります。長い間一人で日本に住んでいる と、ホームシックにならないかとよく聞かれます。ホームシックにはなりませ んが、懐かしくなることが一つあります。それは、ブラジルの祝祭です。 　中でも、日本の皆さんに体験してもらいたいのは次の３つです。 　１、２月のカーニバルは、イースター（復活祭）からさかのぼって４０日目 の日です。開催期間は、２月中旬から３月上旬と流動的です。カーニバルが終 了してからイースターまでは、肉を食べず節制した生活をする教えがキリスト 教にあります。カーニバルを楽しむには参加することが一番です。 　２、４月のイースターは、キリストが復活したとされる日です。カーニバル が終わってから４０日後、その週の日曜日です。諸説あるようですが、多産の 象徴のウサギと、生命の誕生を連想させる卵がシンボルの日です。ブラジルで は卵をかたどったチョコレートが主役で、スーパーマーケットにはカラフルな 包装紙で包まれたイースターエッグが並びます。サイズはニワトリの卵という よりは、ダチョウの卵です。 　３、６月の恋人の日兼田舎祭りは、ブラジル全土で開催されるお祭りです。 悪霊を避け、守り神を呼び寄せる焚き火を中心に、歌って踊ります。子供達も 大人も野良着に麦わら帽子、三つ編みにそばかすスタイルでお祭りに参加しま す。ブラジル全土で行われる独特な祭りなので、本当に一番懐かしく思う祝祭 です！ 　こまつのお旅まつりも大好きですが、機会があれば皆さんにもぜひブラジル の祝祭を楽しんでいただきたいと思います。 ◆◆文化ガイド◆◆ ●博物館企画展「寄贈　後藤コレクション展〜小松の文化を遺す〜」 　後藤長平氏（東町在住）が「小松の文化を後世に」との思いから長年にわ たって収集し、本市に寄贈された俳諧資料、九谷焼作品を中心に展示します。 会期：３月２９日(土)〜５月１８日（日） ところ：博物館 開館時間：９時〜１７時（入館は１６時３０分まで） 入館料：一般３００円（２５０円）、高校生以下無料　※ミュージアムパス ポート、シニアパスポート利用可。（　）は２０人以上の団体料金 休館日：月曜日、祝日の翌日 解説会：４月１２日（土）、２６日（土）いずれも１０時〜、１４時〜 問い合わせ：博物館　電話２２・０７１４ ●こまつ曳山交流館みよっさ　イベント情報 ◎春を憩う　舞踊 　河澄流社中による、春を彩る舞を楽しみませんか。 とき：３月２３日(日)１３時３０分〜 ところ：こまつ曳山交流館みよっさ 定員：６０人（先着順） 参加費：無料 ◎第２回みよっさ口上大会出場者募集 　今年も古典芸能解説者葛西聖司さんの司会で行います。口上は１分程度で、 テーマは自由です。 とき：５月１０日（土）１０時〜１２時 ところ：こまつ曳山交流館みよっさ 定員：個人や団体２０組程度（応募多数の場合は主催者側で選考を行います） 参加費：無料 申し込み：指定の申込用紙で４月１１日（金）までに 問い合わせ：こまつ曳山交流館みよっさ　電話２３・３４１３ □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 　　「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課 　　電　話　：０７６１・２４・８０１６ 　　ＦＡＸ　：０７６１・２４・５５６３ 　　ホームページ　：http://www.city.komatsu.lg.jp/ 　　メール　：koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ---------------------------------------------------------------------- 01：名画を模写　小松市日末小６年生　大先輩・宮本画伯敬う　卒業式で展示 02：神秘の宇宙へ夢広げ　小松市芦城小２２０年　飛行士の山崎さんが講演 03：宮本画伯、グッズに　小松市の美術館　不要シートでマグネット 04：那谷寺１３００年祭企画委が発足　小松市　花祭りやグルメ開発　 05：小松市のＪＲ粟津駅西に住宅団地　６０区画造成、市道を新設 06：遺志継ぎ、勧進帳指導　団十郎さんの一番弟子　小松市丸内中 07：４万５千株で花の回廊　小松市の植栽活動　推進団体２００超える 08：横綱の白鵬「たくさん夢を」　小松市で児童にエール　中川選手と対談 09：宇宙の神秘、立体上映　サイエンスヒルズ　今秋から　国立天文台と連携 10：市民博士１００人超え　茶道、釣り、ギョーザ…　小松市の制度、４年で ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年02月28日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎名画を模写　小松市日末小６年生　大先輩・宮本画伯敬う　卒業式で展示 　 小松市日末小の６年生２１人は、３月１８日に行われる自分たちの卒業式を 彩るため、卒業制作として模写した、地元松崎町出身の宮本三郎画伯の名画を、 学校で式当日に飾る。巣立ちの場に美しい宮本画伯の絵を掲げることで偉大な 先輩を敬い、母校や地域を愛する気持ちを再確認する。現在は絵を収める額縁 づくりに励んでおり、卒業後は各自が持ち帰って生涯の宝物にする。 　卒業生による絵の模写は３年前から行われており、今年度は昨年１０月から 約４カ月かけて行った。仕上がった作品は１１日から２３日まで、市立宮本三 郎美術館に展示された。今年はその絵を卒業式に合わせ、日末小内の宮本三郎 記念ホールに飾ることになった。 　制作中の額縁の大きさは縦５５センチ、横４５センチで、児童は２７日も、 額縁の材料となる木を彫刻刀で丁寧に削り、星や風車などの模様を施した。今 後、カラーワックスとニスを塗って仕上げる。 　卒業生の山元優奈さんは「自分なりにいいものができた。大先輩を学ぶ良い 機会になった」と話し、担任の塩谷大輔先生は「絵や額縁の制作を通じ、ふる さとへの誇りや愛着を持ってほしい」と語った。 〈02〉2014年02月24日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎神秘の宇宙へ夢広げ　小松市芦城小２２０年　飛行士の山崎さんが講演 　小松市芦城小の創立２２０年祭記念式典は２３日、同校で行われ、児童や保 護者、地域住民ら約９５０人が宇宙飛行士山崎直子さんの講演に聴き入り、宇 宙への夢を広げた。 　日本人で２人目の女性宇宙飛行士となった山崎さんは、２０１０年から金沢 市のキゴ山天体観察センター名誉館長を務める。講演では宇宙飛行士を目指し たきっかけとして、小学生の時に北海道できれいな星空を眺めたことや、宇宙 が舞台のアニメが好きだったことを挙げた。 　宇宙での生活では水がとても貴重とし、「宇宙から見ると、地球も一つの宇 宙船」と、環境資源を守る大切さを説いた。宇宙から見える地球や訓練内容な ども写真とともに紹介し、「好きな言葉は『ワンダフル』。宇宙は分からない ことだらけだから面白く、人生も一緒」と語った。児童は山崎さんへの感謝を 込めて、「ウィー・アー・ザ・ワールド」を合唱した。 　講演前の式典では、武部哲也ＰＴＡ会長があいさつ。佐々木紀衆院議員、和 田慎司市長が祝辞、浅野幸恵校長が謝辞を述べた。 〈03〉2014年02月24日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎宮本画伯、グッズに　小松市の美術館　不要シートでマグネット 　小松市出身の洋画家宮本三郎を身近に感じてもらおうと、市立宮本三郎美術 館は２３日までに、画伯の似顔絵などを印刷したグッズ「さぶろうさんマグネ ット」を作った。バスの車体に貼られ、不要になった広告用マグネットシート を再利用した。美術館では「冷蔵庫などに貼って、宮本画伯に親しんで」と呼 び掛けている。 　さぶろうさんマグネットは５００円硬貨程度の大きさ。印刷されているのは、 二木裕子館長が描いた、宮本画伯の似顔絵とパレットのイラストで、味わい深 い筆遣いが特徴となる。赤、青、黄、緑、ピンクなど多彩な色を用意した。 　材料となったマグネットシートは縦約４０センチ、横約１メートルの大きさ で、市内循環コミュニティーバス「こまち」の車体に貼られていた。不要にな ったシートは美術館の事務所内で小さく切って再利用していたが、女性職員ら が「せっかくなら宮本三郎画伯をＰＲするグッズにできないか」と提案した。 　美術館の矢原珠美子顧問は「台所などで使うことで、家族みんなで宮本画伯 に親しみを感じてもらい、来館者増につなげたい」と話した。さぶろうさんマ グネットは３個入り１００円で販売されている。 〈04〉2014年02月19日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎那谷寺１３００年祭企画委が発足　小松市　花祭りやグルメ開発　 　２０１７（平成２９）年の那谷寺の開創（かいそう）１３００年を発信する 「１３００年祭企画委員会」の初会合が１７日、小松市の那谷町会館で開かれ、 １５、１６年度にカウントダウン事業に取り組むことを決めた。四季ごとの花 祭りや万燈会（まんとうえ）の開催、那谷のオリジナルグルメの開発などを検 討していく。 　企画委は、木崎馨雄（けいゆう）副住職をはじめ、那谷寺観光協会、町内会、 公民館、那谷まちづくり委員会などの代表者１５人で構成する。吉村範明那谷 寺観光協会長が委員長に就いた。 　メンバーからは「那谷の観光ガイドを養成してはどうか」「外国人観光客向 けの案内標識が必要だ」などの声があった。１８年に開湯１３００年となる粟 津温泉の旅館や町会との連携も探っていく。 〈05〉2014年02月18日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市のＪＲ粟津駅西に住宅団地　６０区画造成、市道を新設 　小松市のＪＲ粟津駅西側にある畑、林など約２ヘクタールで新年度、国と市 の補助を受けて、約６０区画の新住宅団地が整備される。地権者でつくる土地 区画整理組合が１７日までに、土地を再配置する「仮換地」を指定した。市は 小松空港と粟津駅をつなぐ市道を新設し、アクセス向上を図る。 　事業地は粟津駅の南西約２００メートルにあり、松生町、符津町、蓑輪町に またがる。３月中に土地区画整理事業が始まり、市は延長２０８メートル、幅 員９・５メートルの市道を設け、組合は公園や雨水調整地などを造成する。事 業費は約２億８千万円。新年度に住宅地の名称を公募する。 　地権者１７人は昨年８月に組合を設立し、「仮換地」の指定などについて協 議を重ねてきた。１５日に開かれた組合の総会で「仮換地」と事業開始が了承 された。 　事業地の周辺にある市道は幅員５メートルと狭く、見通しが悪かった。組合 によると、道路が新設されることで小松空港から粟津駅へのバス路線などの新 設が検討される。 　市は粟津駅を市南部の交流拠点として位置付けており、北陸新幹線金沢開業 や全国植樹祭開催に合わせ、市道新設で駅周辺の利便性向上につなげる。 〈06〉2014年02月18日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎遺志継ぎ、勧進帳指導　団十郎さんの一番弟子　小松市丸内中 　昨年２月に亡くなった１２代市川団十郎さんの一番弟子である歌舞伎俳優６ 代市川新蔵さんが１７日、小松市丸内中で講演し、「勧進帳」の練習に励む生 徒を指導した。歌舞伎発展のため、小松をたびたび訪れて子供役者を手ほどき した団十郎さんの遺志を受け継ぎ、新蔵さんも熱心に所作を指南。「大切なの は心を込めて演じることだという師匠の教えを伝えていきたい」と思いを語っ た。 　講演会は、小松市民らでつくる団十郎さんの後援会「成松（なりまつ）会」 が、団十郎さんと市民の間に生まれた絆を後世まで伝えようと企画した。 　講演会には１、２年生２１２人が参加。新蔵さんは歌舞伎の歴史や特徴を解 説し、「勧進帳」に出てくる弁慶、富樫、義経のせりふや動作を、実演を交え て紹介した。 　体調がすぐれない状態でも常に熱血指導した団十郎さんの情熱そのままに、 新蔵さんも気合い十分。「みんなもやってみよう」と生徒を壇上に呼ぶと、 「せりふはゆっくり言うと歌舞伎らしくなる」などと助言しながら、独特のふ しまわしを指導した。 　生徒は、１１月の市中学校文化連盟の古典教室で小松ゆかりの歌舞伎「勧進 帳」を披露する予定で、懸命に新蔵さんをまねて練習に励んだ。 　団十郎さんは１９８７（昭和６２）年、小松市で行われた「勧進帳小松８０ ０年祭」で弁慶役を演じたことが縁で、小松の子供役者を指導してきた。成松 会の働き掛けで、団十郎さんの長女で日本舞踊市川流家元の３代市川ぼたんさ んは昨年７月から、こまつ曳（ひき）山交流館で日本舞踊教室を開いている。 　新蔵さんは同日、県こまつ芸術劇場うららでも講演した。 〈07〉2014年02月15日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎４万５千株で花の回廊　小松市の植栽活動　推進団体２００超える 　来春の全国植樹祭に向け、小松市で四季折々の花苗を植える「花の回廊」づ くりの輪が広がっている。花でまちを彩る市のプロジェクトを推進する団体は、 募集開始から４カ月半で目標の２００団体を超え、今年度は道路沿いや公園な どに約４万５千株が植栽された。小松空港を管理する北陸エアターミナルビル や、建設業界の団体も事業参加を検討しており、まちの景観を整えて観光客を もてなす意識が高まっている。 　市はプロジェクト「フローラルこまつ」の一環で、昨年１０月から植栽の推 進団体を認定する制度を設け、各団体にビオラ、パンジーなどの苗を１６０株 ずつ配布した。植樹祭の主会場となる木場潟公園をはじめ、ＪＲ小松駅や道路 沿いに花壇が設けられたり、プランターが置かれたりした。 　１４日現在の認定団体は２２０団体に上った。全２４６町会のうち７２町会 が植栽活動を実施し、小中学校は３４、幼稚園・保育園は３０、企業や市民団 体は２６となっている。 　ただ、推進団体数は地域によってばらつきがみられ、市はバッジなどのグッ ズや、オリジナルソングの制作などを通じて事業をさらに周知していく。全国 植樹祭開催まで約１年となる５月、木場潟を１万人で囲むイベントや、推進団 体による花壇コンテストが開かれる。市は「推進団体数の目標を２５０に上方 修正し、市民総出でまちをグレードアップしたい」（まちデザイン第１課）と している。 〈08〉2014年02月15日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎横綱の白鵬「たくさん夢を」　小松市で児童にエール　中川選手と対談 　小松市稚松（ちしょう）小で１４日、大相撲の横綱白鵬と、北京、ロンドン 五輪の水泳高飛び込み女子に出場した中川真依選手＝金沢学院大大学院２年＝ による対談イベントが開かれた。白鵬は「たくさんの夢を持ち、長く努力する ことに価値がある」と児童約４００人にエールを送った。 　同校の創立１４０周年を記念した企画で、白鵬は角界入りした当初、稽古が つらくて泣いたエピソードを紹介し「諦めることは簡単だが、稽古を重ねて強 くなれた」と話した。初場所で１１勝を挙げた遠藤（穴水町出身、追手風部屋、 金沢学院東高ＯＢ）には「今後も活躍してほしい」と期待を込めた。 　小松相撲甚句会のメンバーが白鵬のために創作した相撲甚句を披露し、「３ ３回優勝と７０連勝夢に見て、まげを乱して猛稽古。前人未到の大記録」など の歌詞で活躍を願った。 　白鵬は、同校ＯＢで東洋コンツェルン（同市）の朝野勇次郎社長の仲介でイ ベントに参加し、同市役所も訪れた。 〈09〉2014年02月14日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎宇宙の神秘、立体上映　サイエンスヒルズ　今秋から　国立天文台と連携 　小松市のひととものづくり科学館「サイエンスヒルズこまつ」は１３日まで に、国立天文台との連携に乗り出した。銀河が形成されるまでの流れや星の爆 発など、同天文台が制作したシミュレーション映像の提供を受ける。同科学館 は国内屈指の性能を誇る「３Ｄシアター」の３次元デジタル動画システムをフ ル活用し、迫力の映像を通じて宇宙の神秘を来館者に伝える。 　シミュレーション映像は、肉眼では見えない宇宙の構造や進化の過程を最先 端のコンピューターで再現し、宇宙の可視化を試みる同天文台の４次元デジタ ル宇宙プロジェクト（４Ｄ２Ｕプロジェクト）で作られた。この立体映像が常 設のドーム型のシアターで公開されるのは、国内３カ所目となる。 　今回提供が決まったのは、爆発する星の内部が分かる「超新星爆発の中心エ ンジン」、宇宙に大量に存在する正体不明の「暗黒物質（ダークマター）」に 関する「ダークマターハローの形成・進化」、銀河が生まれるまでの数億年の 流れを描いた「渦巻（うずまき）銀河の腕の力学的進化」、日本の月周回衛星 「かぐや」がとらえた月の映像の４種類。時間は３〜１０分で、同科学館は今 秋からの上映を目指す。 　４Ｄ２Ｕプロジェクトを進める同天文台の小久保英一郎教授らが１月、同科 学館を視察したのを機に連携が決まった。同天文台の研究員による講演会も企 画されている。 　３Ｄシアターを担当するサイエンスコーディネーターの北本憲央さんは「専 門機関と一般の人を結ぶ橋渡し役として、最新の天文情報を早く、分かりやす く地元に届け、宇宙の奥深さを伝えたい」と話した。 〈10〉2014年02月13日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市民博士１００人超え　茶道、釣り、ギョーザ…　小松市の制度、４年で 　各分野で卓越した知識や技術を持つ市民を認定する小松市の「こまつ市民博 士」の登録者数が、制度創設から４年間で１００人を超えた。生け花、茶道、 米作りなどのほか、釣り、風呂敷包み、ギョーザ作りなど多士済々の市民が名 を連ねる。同市は講習会などの指導者として紹介し、生涯学習の輪を広げる。 　制度は２０１０（平成２２）年度に設けられた。スポーツ、教育、芸術、昔 遊びなど１１分野で、学校や公民館から推薦を受けた市民を市民博士に認定し ている。今年度は新たに９人が加わり、認定者は３７〜８９歳の１０３人とな った。 　元市職員の川矧T糎・気鵝複僑検法畄膨・瓩蓮■毅安紊・蘰罰悗埜Φ罎靴討ｭ たギョーザ作りやそば打ちが玄人はだしの腕前だ。年８０回を超える出前講座 の依頼があり「毎日が勉強。名人ではないが、教えることがパワーの源になっ ている」と言う。 　呉服店を営む神田昌子さん（７２）＝八日市町＝は５０年間、全日本きもの コンサルタント協会の認定講師を務め、市民博士として和室での振る舞いや浴 衣の着付けを教えている。市施設などで風呂敷の包み方も伝授しており「市民 博士が連携して市民のおもてなし力アップにつなげたい」と意欲的だ。 　市民博士にはほかにも、子供歌舞伎を指導する北野勝彦さん（６９）、全国 ラジオ体操連盟公認１級指導士の吉田力雄さん（８２）ら第一線で活躍する人 が登録されている。博士を講師として招く際は、市を通じて依頼する仕組みだ が、利用はまだまだ低調という。 　市は新年度、イベントや講演会などで市民博士制度の周知を図る。担当者は 「隠れた名人を掘り起こし、市民博士による生涯学習を定着させたい」として いる。 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