_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.146     _/ _/              平成26年 2月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.146をお届けします。  寒さ厳しい中ですが、冬を楽しめるイベントをご紹介します! ●大杉雪まつり2014 とき  2月23日(日)10時〜15時 ところ 里山自然学校大杉みどりの里 内容  雪中宝探し、スノーモービル体験、スノーチューブ、もちつき(昼のみ)、  おでん、豚汁、 カレーなど(そり無料貸し出し、浴場利用可能) そのほか:会場付近は駐車場が少ないため、ぜひ無料送迎バスをご利用ください。 南加賀公設地方卸売市場から順次発着します(8時30分〜) 問い合わせ:里山自然学校大杉みどりの里 0761−46−1812 ●こまつ食彩冬まつり2014 とき  2月23日(日)10時〜15時 ところ JR小松駅高架下(駅南側) 内容  日本海の冬の味覚・☆ぢ能登かき・・ぢを始め、七尾市や富山県氷見市、南砺市、     地元小松市の特産品やご当地グルメが大集合!ステージパフォーマンス     も行われます。 ◎能登かき前売券の販売 販売開始:2月3日(月)から 販売場所:市役所2階観光・交流振興課、南支所、ぶっさんや 料金:1枚1,000円(能登かき11個分、当日券は10個) ※数に限りがあります。あらかじめご了承ください。 問い合わせ:観光・交流振興課 0761−24−8076 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「便利で安全・安心なまちづくり」です こまつちゃん  インターネットや携帯電話の普及など、ICT(情報通信技術)は、今や日常 生活で欠かせないものとなっていますね。 和田市長  ICTは、時間や距離を縮め、人、物、情報、などあらゆるものをつないでく れます。インターネットでホテル予約をしたり、携帯電話で観光アプリを利用し たりする人も多いのではないでしょうか。まさにこれからのグローバル社会にと って、欠かせない手段の一つです。  少子高齢化が進む中、便利で安全・安心な暮らしを維持するためには、ICT の持つ力を最大限に生かしたインフラ整備やサービスの提供が不可欠となってき ます。  これまでも、市民病院の電子カルテシステムの更新や高機能デジタル消防指令 システムの稼働、デジタル防災行政無線の整備などを進めてきました。また教育 においては、全小中学校に理科のデジタル教科書やデジタル顕微鏡を整備。タブ レット端末での授業も始まっています。 こまつちゃん  私達の生活環境も、今後ますます変化していきそうですね。 和田市長  先端技術の活用により、年齢を問わず誰もが利便性と安心感を享受し、質の高 いサービスを受けられるようになります。これからも、市民の皆さんの生活基盤 をしっかりと支え、「一人ひとりの幸せ」の実現を目指します。  そして、その便利なICTを動かすのは、やはり人と人とのつながりです。小 松の財産である「支えあう心」と「協働の力」で、みんなの笑顔があふれるまち づくりを一緒に進めていきましょう。 ◆◆国際交流員ハファエレのVamos nos conhecer(仲良くな りましょう)◆◆ ●着物で日本文化を理解したこと その2  先月に続き、着物の着付け体験を通じて感じたことなどをまとめてみました。  @日本の文化は全てにおいて美しさを求める文化です。帯を結ぶ際「よ〜いし ょ!」と頑張っていると、先生に苦労を美しさに変えてというアドバイスをもら いました。日本人にとっての「美」というのは、苦労しているところを隠すこと であり、着物を着ることで体の部分をはっきりと見せず、首や手首などのような 微妙な部分を見せることが「美」なのですね。直接よりも遠回しに表現するとい うことが「美」、「良い」とされていると感じました。  A心が落ち着く・冷静の文化です。仕事で考えていることや心配なことがたく さんありましたが、着物を着るといつの間にか心配していたことも全部忘れてし まいました。心に平穏を感じるといいますか、着付けで一枚一枚衣を身にまとっ ていくことによって心がとても落ち着くことに気付きました。セラピー(治療) に近い感じがします。  B準備を大事にする文化です。着物を自分で着るのに5分〜7分位掛かります が、準備はそれよりも長い10分以上も掛かることを知り、感心しました。着物 をきれいに着るには、準備をしっかりしなければならないことを学びました。以 前から、日本は何かにつけ準備をする国だと感じていましたが、着物を着る過程 でもそういう特徴が表れていて面白いと思いました。  着物を自分で着ること、そして着物を着ているだけでこんなに日本文化が理解 できることに驚きました。 ◆◆文化ガイド◆◆ ●古文書講座  市史近世村方編に関する古文書講座です。 とき   @2月11日(火・祝)、A23日(日)、B3月9日(日)       いずれも14時〜   16時 ところ  公会堂1階会議室 講座内容 @・☆ぢ十村文書入門・・ぢ、A・☆ぢ十村の御用留を読み解く・・ぢ、B・☆ぢ正徳の一揆史       料を読む・・・キ)講師   木越隆三(石川県金沢城調査研究所長) 受講料  無料 申し込み 市史編纂事務局 電話24・5315      生涯学習課   電話24・8274 ●こまつ曳山交流館みよっさ 茶道教室  お茶の飲み方やお菓子の食べ方など、茶道の基礎を学ぶ初心者向け講座です。 とき   3月1日(土)14時〜15時 ところ: こまつ曳山交流館みよっさ 講師   大田宗理(裏千家) 定員   10人(先着順) 参加費  300円 申し込み 2月1日(土)から      こまつ曳山交流館みよっさ 電話23・3413 ●古代体験春まつり  センターの仕事や古代のものづくりなどが体験できる参加型の歴史学習イベ ントです。 とき   3月9日(日)@午前の部9時30分〜12時、A午後の部13時30分      〜16時 ところ  埋蔵文化財センター 対象   小学生以上(低学年は保護者同伴) 定員   各部100人(先着順) 参加費  無料 申し込み:2月8日(土)9時から 問い合わせ:埋蔵文化財センター 電話47・5713 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|// ---------------------------------------------------------------------- 01:緑の少年団、小松市内で続々結成 全国植樹祭へ新たに6校下 02:運動施設で歌舞伎発信 「勧進帳スタジアム」「義経アリーナ」 03:県産野菜「おいしかった」 安宅小で試食会 小松市で特別給食 04:3Dシアターに感嘆 国立天文台教授ら、小松市の「ヒルズ」視察 05:小松市の粟津温泉に恋人の日 夫婦、カップル宿泊費割安に 聖地発信へ 06:郷土の偉人に光 小松市滝ケ原町出身、北海道開拓の坂本竹次郎 07:LED照明へ 明るい商店街に 小松市八日市と中央通り 08:校下別に幸福度測定 小松市と金大 行事参加、もてなし意識指標 09:スケボー場、誘客に一役 JR小松駅高架下 SNSで広がり 10:農業ビジネス参入 栽培から加工まで 小松市シルバー人材センタ ー ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年01月30日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎緑の少年団、小松市内で続々結成 全国植樹祭へ新たに6校下  小松市内の小学校下で、植栽活動などに取り組む「緑の少年団」の結成が進 んでいる。来春に木場潟公園で開かれる全国植樹祭に向け、市が昨年12月か ら結成を呼び掛けており、29日現在で、全25の校下中で13校下が活動を 始めた。  「緑の少年団」は、植樹活動を実施する組織として全国で結成され、全国植 樹祭では天皇、皇后両陛下の「お手植え・お手まき」のサポート役などを務め る。  市内には7校下で既に設けられていたが、市は結成を後押しするため、団旗 の購入費などに対して補助を始め、中海、向本折、日末、波佐谷、西尾、符津 の各校下が新たに組織した。残る12校下でも準備が進められており、市は2 月中に全校下での結成を見込んでいる。 〈02〉2014年01月29日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎運動施設で歌舞伎発信 「勧進帳スタジアム」「義経アリーナ」  小松市は28日までに、小松運動公園内にある2施設の愛称を決めた。末広 陸上競技場は「勧進帳スタジアム」、末広体育館は「義経アリーナ」となり、 ホームページや各種団体に送る資料などで使い始めた。既に名付けられている 隣接の末広野球場「弁慶スタジアム」とともに、スポーツ施設から「歌舞伎の まち」を発信する。  市は、年度内に2施設の全面改修が完了するのに合わせ、小松の伝統文化で ある歌舞伎をアピールする愛称を募った。昨年12月18日から今月15日ま での募集期間中、市内外から計156件が寄せられ、小松ゆかりの歌舞伎「勧 進帳」と「義経」を冠した愛称を提案する意見が多かった。  末広野球場は2008年6月のリニューアルオープンに合わせ、「弁慶スタ ジアム」との愛称が付けられ、BCリーグや高校野球などを通じて定着してい る。  曳山子供歌舞伎上演250周年を迎える2016年に向け、市は初となる台 湾公演や指導者の育成を進めている。「弁慶スタジアムに続いて新名称を定着 させ、スポーツ面からも小松の伝統文化の知名度アップを後押ししたい」(ス ポーツ育成課)としている。  市内で愛称が付いた施設はこのほか、ひととものづくり科学館の「サイエン スヒルズこまつ」、こまつ曳山交流館の「みよっさ」などがある。スポーツ施 設では、こまつドームが「ゆめたまご」と名付けられている。 〈03〉2014年01月28日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎県産野菜「おいしかった」 安宅小で試食会 小松市で特別給食  全国学校給食週間に合わせ、小松市内の10小中学校で27日、特別献立が 提供された。市教委は安宅小で試食会を開き、全校児童約390人と市関係者 が県産の野菜を使った給食を味わった。  ニンジンやホウレンソウ、鶏肉を利用した治部煮風の料理、大麦入りのパン ナコッタなどが用意された。児童は和田慎司市長や坂本和哉市教育長、宮西健 吉市議会議長らと会話を弾ませ、郷土の味を楽しんだ。  5年生の北中翔君は「どれもおいしかった。地元の野菜をたくさん食べるよ うにしたい」と話した。特別献立は、市内の25小中学校で24日も提供され た。 〈04〉2014年01月26日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎3Dシアターに感嘆 国立天文台教授ら、小松市の「ヒルズ」視察  国立天文台の研究者4人が25日、小松市のひととものづくり科学館「サイ エンスヒルズこまつ」を訪れ、最新鋭の3次元デジタル動画システムを活用し た「3Dシアター」を見学した。  視察に訪れた同天文台理論研究部の小久保英一郎教授らは、肉眼では見えな い宇宙の構造や進化の過程をコンピューターで再現し、宇宙の可視化を試みる 「4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2Uプロジェクト)」を進めている。 同天文台三鷹キャンパス内の4D2Uドームシアターのシステム更新にあたり、 全国屈指の性能を誇る同館の3次元デジタル動画システムを参考にしようと訪 れた。  4人は銀河系や国際宇宙ステーションの立体画像の角度や大きさを変えて、 システムの動きなどを確認した。4機のプロジェクターが投影する画像の美し さやシアター内が多目的に使用できる点などを評価した。小久保教授は「立体 感が分かりやすい。多くの人に宇宙の構造に興味を持ってもらえる装置だ」と し、同館との連携も検討する考えを示した。 〈05〉2014年01月25日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市の粟津温泉に恋人の日 夫婦、カップル宿泊費割安に 聖地発信へ  小松市の粟津温泉観光協会は24日までに、加盟する6旅館で、カップルや 夫婦の宿泊費を割り引く「恋人の日」を設定した。「恋人の聖地」にちなんだ 取り組みで、七夕やクリスマスなど年15日は、カップルや夫婦ならば、1人 1万円で宿泊できる。同温泉の宿泊数はピーク時の半分に落ち込んでおり、新 たな事業で浴客を呼び込み、湯の町の再生につなげる。  「恋割(こいわり)」と銘打った事業で、同協会によると、6旅館の宿泊費 は1人当たり1万円〜3千円安くなる。「愛妻の日」である1月31日が第1 弾の「恋人の日」となる。  粟津温泉には奉公人の男女の恋物語が伝わり、2007年にNPO法人の地 域活性化支援センター(静岡市)から県内第1号の「恋人の聖地」に認定され た。粟津温泉北公園では「恋みくじ」を引くことでき、粟津おっしょべ公園で は絵馬や恋愛成就の願いを込める南京(なんきん)錠を取り付けるモニュメン トが設けられている。  同温泉の一部旅館では「聖地効果」で20、30代の宿泊客が微増している が、温泉街全体では1991(平成3)年の約61万人をピークに宿泊客数が 減少し、昨年は約30万人にとどまった。  桂木実会長は「北陸新幹線金沢開業や全国植樹祭の開催を追い風に、恋人が 集う場所として知名度を高め、にぎわい創出につながってほしい」と話した。  「恋人の日」に宿泊費が割り引かれるのは「辻のや 花乃庄」、「かたやま 緑華苑」、「のとや」、「金閣」、「法師」、「喜多八」の6旅館となる。 〈06〉2014年01月24日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎郷土の偉人に光 小松市滝ケ原町出身、北海道開拓の坂本竹次郎  小松市の「里山自然学校こまつ滝ケ原」は今春、明治期に北海道開拓で財を なした滝ケ原町出身の実業家、坂本竹次郎の功績を伝える取り組みに乗り出す。 同町のシンボルであるアーチ型石橋を建設した坂本の足跡を掘り起こし、ゆか りのあるスポットを巡るイベントなどを通じて郷土の偉人に光を当てる。  1871(明治4)年に生まれた坂本は、20歳で北海道に渡り、原始林を 伐採し、河川を利用して輸送する事業を成功させた。晩年は滝ケ原町に「丸竹 橋」と呼ばれるアーチ型石橋を建設。教育勅語などを安置する「奉安殿」を那 谷小に寄付し、90歳で亡くなった。  同町にある牧八幡神社跡には、地元住民が資金を出し合って建造した坂本の 石像が残っているが、功績を示した碑文は風化して読みにくく、坂本の存在を 知らない住民も少なくない。  里山自然学校こまつ滝ケ原の生き物調査塾は、碑文を解読して坂本の足跡を まとめる。5月には石像や「丸竹橋」を見学するウオーキングイベントを開く。 山下豊副塾長は「夢を抱いて20歳で見知らぬ土地に渡り、郷土に尽くした坂 本さんの志を子どもたちに知ってほしい」と話した。 〈07〉2014年01月23日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎LED照明へ 明るい商店街に 小松市八日市と中央通り  小松中心商店街振興組合連合会は、八日市と中央通りの2商店街に設置して いる照明の大部分を、新年度にLED(発光ダイオード)に切り替えることを 検討している。省エネ化で電気料金を抑える一方、点灯時間を延長したり、照 明数を増やすなどして、明るく安全な商店街を目指す。  計画では、八日市の天井の照明132基、中央通りの柱の照明59基をLE Dに替える。八日市では、日没から午後8時までとなっている天井の照明時間 を延長し、同11時まで点灯する。中央通りでは日没から午前0時まで、点灯 させる柱の照明数を多くし、光量を従来より増やす。全国商店街振興組合連合 会の補助を受けて3月に着工し、4月中の工事の完了を目標とする。  中心商店街はJR小松駅近くにあり、通勤、通学路として利用する人が多い。 夜間の照明については、女子高校生の保護者から「もう少し明るくしてくれる と安心できる」との意見がある一方、付近住民から「通行人が少ないのに電気 代がもったいない」などの声が上がっていた。  小松中心商店街振興組合連合会の高野哲郎会長は「防犯や暗いイメージを払 拭して、商店街のにぎわいにつなげたい」と話した。 〈08〉2014年01月16日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎校下別に幸福度測定 小松市と金大 行事参加、もてなし意識指標  小松市と金大の研究グループは年度内に、市内10中学校下別に住民の幸福 度をまとめる。町内会行事への参加頻度やおもてなし意識などを指標として地 域ごとの満足度を数値化する。市民に、わが町の長所と短所を客観的に示し、 まちづくりに生かしてもらう。  市は2012年、金大地域創造学類の眞鍋知子准教授の監修で、市民の幸福 度を測定する5分野60項目の指標「こまつ幸せへの道しるべ」を策定した。  小松市の定義によると、幸福度とは経済的な豊かさだけでなく、地域の住環 境や勤労環境、医療福祉態勢などへの満足度を指す。  723人が回答した12年のアンケート調査では、600点満点で360・ 5点となった。「友達づきあいに満足している」「芸術文化活動を行う人が少 ない」という市民像が浮かんだ。  校下別のアンケート調査は、昨年10月、成人の男女2600人に対して行 われた。質問、回答表を郵送し、生活支援安心度(災害時や日常生活で頼れる 人がいる)、公共交通機関に対する満足度などのほか、ごみ出しのマナー、観 光客をもてなす意識も聞いた。  60項目のうち既に集計が終わった6項目では、松東校下は医療や交通への 満足度が低い一方、他校下より町内会行事に参加する住民が多く、ごみ出しや 運転マナーを順守する意識が高い傾向が見られる。市は地元の幸福度を上げた いとする同校下の住民の要請を受けて26日、松東校下で幸福度の説明会を開 く。  市は「指標を町をよくするヒントとして役立ててほしい」(市民協働課)と している。 〈09〉2014年01月04日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎スケボー場、誘客に一役 JR小松駅高架下 SNSで広がり  JR小松駅高架下のスケートボードパーク(スケボー場)の利用者が増えて いる。昨年は前年より約180人多い約2580人が利用した。利用者がSN S(交流サイト)で使いやすさを紹介したこともあって利用者の6割は市外か らの訪問者。大阪や茨城などから訪れる人もおり、小松市への誘客にひと役買 っている。  スケボー場は、小松市が2011(平成23)年、にぎわい創出の社会実験 として設置し、南加賀スケートボード協会に貸し出した。  約千平方メートルの敷地内に、協会が手作りした、ターンができるU字形の 「ランプ」やクオーターパイプなどの遊具15基が設置されている。交通の便 が良く、雨天時でも練習ができる点がスケボー愛好者に喜ばれている。  協会によると、天候を気にせず利用できる公的なスケボー専用練習場は県内 では珍しい。利用者が短文投稿サイト「ツイッター」や交流サイト「フェイス ブック」などで使い勝手の良さを発信したことから、富山や福井をはじめとす る県外客も増え続けているという。 〈10〉2014年01月01日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎農業ビジネス参入 栽培から加工まで 小松市シルバー人材センター  小松市シルバー人材センターが今春、中山間地の遊休地で農業ビジネスに乗 り出す。後継者不足に悩む農家から土地を借り受けて野菜を栽培し、「素朴な 味」を売りにした漬物などの6次産業商品を開発する。高齢者パワーを農業分 野に生かす仕組みをつくり、会員が生き生きと働ける仕事を創出する。  計画では、シルバー人材センターがある正蓮寺町周辺の約3300平方メー トルを農地に整備し、小松特産のトマトや大麦をはじめ、キュウリやキャベツ などを栽培する。農産物を生かす商品開発や加工、配送も手掛け、市内の直売 所や小松空港内の「空の駅こまつ」で販売する。  市、JA小松市、コマツが進める「6次産業プロジェクト」と連携し、最先 端の加工技術を利用して独自の商品づくりも進める。  会員はこれまで家庭やビルの清掃、洗濯のほか、しめ飾りの販売などに取り 組んできた。昨年度の受注金額はピークだった2007(平成19)年度より 2500万円減の3億5148万円となった。リーマンショック後の企業から の受注減は回復したが、900人台だった会員数は887人に減少しており、 新事業の展開で会員数の増加も目指す。  センターは今年度から5年間の「第2次中期計画」で就業機会の拡大を掲げ ており、農業分野の進出は雇用拡大の柱の一つとなる。加納賢昌事務局長は 「遊休地を農地として活用することで里山の景観保全にもつなげたい」として いる。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------