_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.141     _/ _/              平成25年 9月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.141をお届けします。 環境王国こまつの秋を感じてみませんか? ●こまつオータムスイーツガーデン とき     9月16日(月・祝)13時〜15時        (スイーツがなくなり次第終了します) ところ    ホテルサンルート小松(日の出町) 内容     市内で豊富に採れる小松産大麦を使用した新創作スイーツ(和        菓子、洋菓子、パン)が一堂に集結!環境王国こまつからの贈        り物をこの機会にぜひご賞味ください。 定員     300人(先着順) チケット料金 1,000円(最大10個まで食べることができます) チケット販売 出店各店舗、道の駅こまつ木場潟、JAあぐり、小松商工会議        所、環境王国こまつ推進本部 そのほか   イベントの最後にプレゼントが当たる抽選会を行います。 問い合わせ  環境王国こまつ推進本部 電話0761(24)8078 ●里まなび山あそび とき     9月21日(土)・22日(日) ところ    里山自然学校こまつ滝ヶ原 内容     自然を楽しむ様々な体験プログラムを用意しています。今年は        音楽イベントが加わり会場を更に盛り上げます。子供からシニ        アまで世代を越えて里山を遊んで学びましょう。環境王国こま        つの秋を里山で体いっぱいに感じてください。詳しい体験プロ        グラムの内容は市ホームページ(http://www.city.komatsu.lg.        jp/5067.htm)をご確認ください。 問い合わせ  環境王国こまつ推進本部 電話0761(24)8078 ●大倉岳高原スキー場コスモスまつり&そば打ち体験 ◎コスモスまつり とき     9月29日(日)10時〜15時 ところ    大倉岳高原スキー場 内容     美味いモン広場、西尾野菜市、丸太切り競争、アウトドア料        理体験など。 ◎同時開催「そば打ち体験」参加者募集 とき     9月29日(日)10時〜14時 ところ    大倉岳高原スキー場ロッジ内 定員     20組(先着順) 参加費    1組500円 持ち物    エプロン、タオル 申し込み   9月20日(金)17時までに 問い合わせ  大倉岳高原スキー場0761(67)1426 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「小松から発信する美」です こまつちゃん  食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋となりましたね。 和田市長  秋にもいろいろな楽しみがありますが、今年はやはり芸術の秋でしょう。ふ るさと小松が生んだ宮本三郎画伯を顕彰し、ものづくりのまち小松を全国に発 信するため創設した「宮本三郎記念デッサン大賞展」の第2回展が、今月28日 から始まります。今回は、同じく宮本三郎記念美術館を持つ世田谷美術館でも 11月9日から大賞展を開催します。 こまつちゃん  デッサンに特化したコンクールは、全国的にも珍しいそうですね。 和田市長  新たな表現の可能性を求める類例のないコンクールとして、高い評価を得て います。今回も国内外の幅広い年代層の方から561点もの応募が寄せられま した。特に約70%が首都圏など3大都市圏からの応募であり、全国的なものに なっています。これまでにない表現力に新鮮な感動を感じていただけると思い ます。美術関係者はもちろんですが、学生の皆さんやものづくりに携わってお られる方など、多くの方にこのコンクールを楽しんでいただきたいと思ってい ます。  小松には、ものづくりの精神と共に、美を愛でる精神が脈々と受け継がれて いると感じます。それらは伝統工芸、芸術、産業など、あらゆる分野に息づい ています。美しい造形、美しい色彩、美しいものを美しいと感じる感性、それ らを大切に守り継承してきた美しい心――。  このコンクールに刺激を受け、今後、世界でその才能を発揮してくれる人材 が育つことを願っています。 ◆◆国際交流員ハファエレのVamos nos conhecer(仲良く なりましょう)◆◆ ●グローバルな視野  最近「もっと外国人と話してみたい、グローバルな人になりたい」という日 本の人の声をよく聞きます。私もグローバルな視野を持つことにどんな意味が あるのかと考えることがあります。  私は、世界は広いのに、私の周りの環境しか知らないのはもったいないな、 といつも考えています。周りにしかないものばかり見ると、狭い世間だけ見え てしまうので、誤った判断を起こしがちです。でも、グローバルな視野を持っ ていれば、グローバルな視野で判断できるようになりますし、可能性を更に広 げることができると思います。世界は一つであるということを意識して、知ら ないことを発見し、可能性を広げ、理解することができれば、世界平和に大き く貢献できます。  また、グローバルな視野は、自己知識を更に深くしてくれます。簡単な例で 言うと、赤い色の球が自分が赤いとはじめて意識できる時は、青い色の球に出 会った時だと思います。人間も同じように、自分と違った相手のことを観察し ながら、相手のことだけではなく、改めて自分自身はこうなのだと知ることが できるのではないでしょうか。  グローバルな視野を持つのに欠かせないのが、人に会うことです。自分以外 の人を好きになり、交流・会話をすることで、価値観の変化をもたらします。 しかし、たくさんの人に会うということは「十人十色」というように、違う意 見、違う食べ方、違う文化にぶつかるということでもあるので、「人によって 違っていてもOK」という気持ちを持つことも大切です。皆さんは、グローバル な視野を持つことについてどう思いますか。 ◆◆文化ガイド◆◆ ●くどうなおこさんがやってくる!みんなでよもう「のはらうた」  詩集「のはらうた」の作者くどうなおこさんが小松市にやってきます。子供 から大人まで、くどうなおこさんと一緒に読書の世界を楽しみませんか。 とき     9月28日(土)13時〜16時 ところ    空とこども絵本館、絵本館ホール十九番館、図書館、教育セン        ター 内容     13時〜13時40分 「くどうなおこさん講演会」(空とこ        ども絵本館)        13時40分〜14時40分 詩の朗読会「みんなでよもうの        はらうた」(絵本館ホール十九番館)        13時40分〜15時40分 おはなし広場(各会場 読み聞        かせ・しおり作りなど)        ○教育センター2階研修室 13時40分〜15時40分        ○図書館1階視聴覚室 14時40分〜15時40分        ○絵本館ホール十九番館 14時40分〜15時40分       15時40分〜16時「くどうなおこさんといっしょによもう!        のはらうた」(空とこども絵本館) 参加費    無料 申し込み・問い合わせ        詩の朗読会のみ申し込み必要。9月22日(日)までに空とこ        ども絵本館0761(23)0033 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ―--------------------- 01:全小学校で留学生ゼミ 小松市と金大、北陸先端大 児童が国際文化学ぶ 02:小松のJR粟津駅西で区画整理 市道新設 空港アクセス強化へ組合設立 03:「アジア一」花のまちへ フローラルこまつ、産学官チーム発足 04:盲導犬ずっと一緒 供養塔を移設 金沢山間部から那谷寺駐車場へ 05:業務指針の書式統一 小松市、効率化目指し ネットで共有 06:大麦スイーツ食べ比べ 環境王国こまつ一押しは? 小松市がコンテスト 07:民話絵本、第2弾制作 空とこども館 「むじなとさるとかわうそと」  08:景品に南加賀野菜 運動会など 小松市のNPO 地産地消を推進 09:コマツ本社に小松市の米 創業の地の農業支援 社員食堂で採用 10:子供歌舞伎を初上映 こまつ賑わいセンターがこまつ曳山交流館壁面に   ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年08月24日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎全小学校で留学生ゼミ 小松市と金大、北陸先端大 児童が国際文化学ぶ    小松市は金大、北陸先端科技大学院大と連携し、市内全25小学校の5年生 のクラスで「国際都市」をテーマにしたゼミを開く。両大学に留学する10カ 国の学生が教授役を務め、石川で暮らして感じた文化、生活習慣の違いを伝え る。異国の人がとらえたふるさとの姿を学ぶことで児童の国際感覚を磨き、 「国際都市こまつ」の人材育成につなげる。  「こまつグローバルゼミナール・ハローワールド」と銘打ち、米国や韓国、 中国、ベトナムなどの留学生計16人が26日から10月まで、1クラスに1 人派遣される。  ゼミでは留学生が母国の言葉や文化を説明するほか、県内で暮らして不便な こと、小松市のイメージなどを話す。児童は自由に質問し、外国人の目から見 た石川の姿に触れることで異文化を学ぶ大切さを体得する。  夏休み最後の1週間に行われる「ウォームアップ週間」初日の26日、安宅 小を皮切りに、「総合的な学習」の時間に開催する。  市教委はALT(外国人指導助手)3人を各校に派遣しているが、あくまで 英語の習得が目的で、児童が異文化を学ぶ機会は少ない。市は「児童が他国へ の理解を深める機会にしたい」(国際都市こまつ推進センター)としている。 〈02〉2013年08月24日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松のJR粟津駅西で区画整理 市道新設 空港アクセス強化へ組合設立    小松市のJR粟津駅西側にある畑、林など約2ヘクタールで土地区画整理事 業が始まる。県の認可を受け、地権者による土地区画整理組合が26日に設立 する。国と市の補助金を受けて約60区画分の住宅地などが整備され、市道の 新設により小松空港と粟津駅のアクセスが強化する。  事業地は粟津駅の南西約200メートルにあり、同市相生町と符津町にまた がる。今秋の整備開始を予定し、2016(平成28)年度までに幅員9・5 メートルと6メートルの市道2本、公園、雨水調整池をそれぞれ1カ所に設け る。事業費は約2億8千万円。  事業地の周辺にある市道は幅員5メートルと狭くて見通しが悪く、バスが通 行できない。道路が新設されることで小松空港から粟津駅への直通バスの新設 が検討されるという。  市は粟津駅を市南部の交流拠点に位置付けており、土地区画整理事業で土地 の有効活用や利便性向上につなげる。  粟津駅西土地区画整理組合は地権者17人で構成され、県が今月8日付で設 立を認可した。 〈03〉2013年08月21日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「アジア一」花のまちへ フローラルこまつ、産学官チーム発足    花と木でまちを彩る小松市のプロジェクト「フローラルこまつ」の産学官に よる推進チームが20日、発足した。市公会堂で発足会が開かれ、関係者が市 民総出で「アジア一の香(かぐわ)しい花のまち」を目指すことを確認した。  推進チームは市や県をはじめ、経済、教育、環境団体の代表者32人で構成 する。あいさつで和田慎司市長は「市民が一丸となり、花で彩る小松を目指し たい」と強調した。  発足会で承認された推進プランでは、新たな花の名所づくり、全国植樹祭の メーン会場である木場潟の景観向上など10項目の重点目標を掲げた。  今後は「地域の花」の選定や、小松産のスギや滝ケ原石、小松瓦を用いた小 松ふうのプランター製作などを検討していく。推進チームと連携して施策を立 案する実施本部も発足し、竹村信一副市長が本部長に就いた。  推進チームには金大地域創造学類地域プランニングコース2年生の岩川智基 さん、大竹司さん、金城熙さん、若林千裕さんが参加した。同大のインターン シップ事業に基づき、9月6日まで市緑花推進センターで「フローラルこまつ」 について研究する。 〈04〉2013年08月19日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎盲導犬ずっと一緒 供養塔を移設 金沢山間部から那谷寺駐車場へ    盲導犬の普及活動に取り組むNPO法人アイメイトクラブ石川(金沢市)は、 小松市の那谷寺に、自分たちの目となって活躍してくれた盲導犬を弔う供養塔 を移設した。これまで供養塔は交通の便が悪い金沢市内の山間部の寺にあり、 高齢の会員の足が遠のいていた。18日、那谷寺で式典が営まれ、約30人が パートナーの新しい安住の地で冥福を祈った。  供養塔は石製で、高さ約1メートル。盲導犬と歩く男性の姿と、極楽浄土で も一緒になれるという思いを込めた「倶(く)会(え)」の文字が刻まれてい る。  供養塔は同NPOの前身の県アイメイトクラブが1983(昭和58)年に 金沢市袋板屋町の恩善寺に設置した。現在は70歳を超える会員も増えたこと から、車ですぐ近くまで行ける場所に安置することを検討。佐藤憲会長が、小 松市内で養護盲老人ホーム「自生園」を経営し、同NPOの活動を支援する那 谷寺に、同寺駐車場への移設を打診し、同寺が快諾した。  式典では木崎馨山住職が読経した後、クラブ会員が花や菓子を供えて手を合 わせ、79年のクラブ設立時以来、会員を支えた61匹の盲導犬をしのんだ。  佐藤会長は「自分たちの目として活躍してくれたパートナーへの感謝の気持 ちを持ち続けたい」とあいさつした。  金沢市内のホテルでは、盲導犬支援の募金などに協力した事業所の代表者を 招いた「感謝の会」が開かれた。 〈05〉2013年08月18日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎業務指針の書式統一 小松市、効率化目指し ネットで共有    小松市は17日までに、各課がばらばらに作成、保管する業務マニュアルの 書式を統一し、庁内のイントラネットで共有する取り組みに乗り出した。業務 指針を全職員が常に見直せるようにし、仕事の効率化、職員のもてなし力向上 を図る。  市は業務の流れや確認事項、クレームを受けないための注意点を記載するA 3判のマニュアル標準書を作成。全職員がイントラネット上で標準書に書き込 めるようにする。  市選管が作成した「不在者投票マニュアル」では▽有権者を席に案内▽封筒 の中身を確認▽投票法を説明―などの手順を記入。鉛筆、はさみを用意するこ とや、投票用紙は二重の封筒に入れることなども記載されている。  市は過去に苦情が寄せられた業務や、法律改正などの影響を受けやすい業務 からマニュアルを見直す。  担当者が不在でも別の職員がスムーズに対応できる態勢を整えていく考えで、 市は「業務の『見える化』を進めることで、課をまたぐ横断的な施策も円滑に 実施できる」(総務課)としている。 〈06〉2013年08月17日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大麦スイーツ食べ比べ 環境王国こまつ一押しは? 小松市がコンテスト    小松市は9月16日、農業の「6次産業」化を推進する一環として、小松産 大麦を使ったスイーツのコンテストを初めて開く。市内の菓子店30店が開発 した30種類のケーキやパン、まんじゅうを市民が食べ比べ、人気を集めた品 を「環境王国こまつ推奨品(仮称)」として商品化する。  コンテスト「こまつオータムスイーツガーデン」はホテルサンルート小松で 行われる。  市内の菓子店30店が、オリジナルの大麦入りのケーキやサブレ、ラスク、 肉まんなどを創作して出品し、チケットを購入した市民300人が試食して評 価する。和田慎司市長も参加し、北陸学院短大食物栄養学科長の新澤祥惠教授 が講評する。  優秀作品は10月1日に小松空港ビルに開業する「空の駅こまつ」、道の駅 「こまつ木場潟」で販売される予定。市は「市民の味覚で選んだ大麦スイーツ を市内外に発信していきたい」(環境王国こまつ推進本部)としている。  市が販売するチケットは1枚1千円。1枚で10種類まで食べられる。 〈07〉2013年08月15日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎民話絵本、第2弾制作 空とこども館 「むじなとさるとかわうそと」   小松市立空とこども絵本館は14日までに、小松に伝わる民話を題材にした 絵本「むじなとさるとかわうそと」を制作した。同館の絵本制作は2冊目。市 内の幼稚園や小学校に配布する。  絵本はA4判で26ページ。市内の民話グループ「青垣」が監修した本「小 松のむかしばなし」に収録された原作に基づき、尾木沢響子館長が文章、イラ ストレーターの上出慎也さん=能美市辰口町=が絵を担当した。  タヌキとサルとカワウソの3匹が協力して人間から物を盗むという内容を小 松の方言を交えて描いた。同館はさらに絵本3冊を作製し、全5巻のシリーズ 化を目指す。  17日、絵本館ホール十九番館で絵本お披露目会と、同絵本館顧問で福音館 書店相談役の松居直(ただし)さん=東京都=の講演会が開催される。尾木沢 館長は「小松に伝わっている話が消えないよう、絵本にして残していきたい」 と話した。  小松市立空とこども絵本館の「月刊物語雑誌『こどものとも』展」はこのほ ど、同市役所で始まり、絵本の発展に大きな影響を与えた同雑誌など、絵本史 を伝える資料約400点が並んだ。  こどものともは松居直さんが1956(昭和31)年に創刊。毎月一つの物 語を紹介し、童画家のほか日本画家や漫画家が積極的に挿絵を担当するなど、 絵本表現の可能性を広げてきた。16日まで。 〈08〉2013年08月10日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎景品に南加賀野菜 運動会など 小松市のNPO 地産地消を推進  NPO農業基盤地域活性化機構(小松市戸津町)は運動会などの景品として、 南加賀産野菜の盛り合わせを9月から発売する。南加賀の農産物の地産地消を 進めるための提案で、大会主催者やゴルフ場などに働き掛け、同NPOと契約 する農家が丹精した野菜の新たな販路を開拓する。  提供する盛り合わせは、小松のトマトや能美のナスなど野菜だけの品や、加 賀のブドウなどを加えた品など要望に応じる。価格は千円からとし、同NPO 事務局が、大会主催者と生産者の仲立ちをして、希望に応じた品を提供する。  同NPOは、農業を核にした地域の活性化を目標としており、小松、加賀、 能美3市の野菜や果物の生産農家と契約し、地元産物の普及に努めている。こ れまでに小松市内5カ所で買い物に不自由している高齢者向けの朝市を開き、 地物の新鮮な野菜を提供している。  従来、ゴルフコンペの景品に果物が使われることはあったが、地元産は少な い。南加賀の農家が安全、安心を心掛けて生産する旬の野菜の価値を見直し、 地元住民に食べてもらって地物野菜のファンを増やすことを目指し、景品とし ての提供を企画した。  南出芳雄事務局長(61)=同市戸津町=は「イベントや大会でも、地産地 消を意識して使ってもらえるとうれしい」と話した。問い合わせは同NPO= 0761(65)1475=まで。 〈09〉2013年08月09日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コマツ本社に小松市の米 創業の地の農業支援 社員食堂で採用  建機大手のコマツ(東京)は8日までに、創業の地の農業を支援するため、 赤坂の本社食堂で提供するコメにJA小松市のコシヒカリを採用した。毎月1・ 6トンを購入し、今月末から大阪工場(枚方市)の社食にも使う。同社は小松 市、同JAと、農産物を加工・販売する「6次産業」などの推進に向けた連携 協定を結んでおり、本社社員1千人が創業の地のコメをかみしめ、消費拡大に 貢献する。  JA小松市として、石川県外へ月単位1・6トンのコメの出荷量はこれまで で最大となる。  コマツの野路國夫会長は「農業なくして小松市の発展はない」としており、 協定締結前、本社の社食で小松産米を採用する案が上がった。野路会長らが4 種類のコメを食べ比べた結果、コシヒカリ「エコ育ち」が「味よし、香りよし」 と人気を集め、採用されることに決まった。  「エコ育ち」は農薬と化学肥料の使用量を通常の半分以下に抑えた特別栽培 米。2015(平成27)年に小松市で開催される全国環境王国サミットに向 け、JA小松市が昨年から作付けを進めている。  コマツ本社では、当日の社食メニューを掲載する社内報で「おいしい石川県 産米を社食で」と呼び掛けており、「エコ育ち」を味わった社員の評判も上々 だという。  コマツは小松の6次産業推進のため、資金協力と、ものづくりのノウハウを 伝えるほか、消費拡大に協力。すでに粟津工場食堂で小松特産トマトカレーを 提供している。  野路会長は「小松の農業振興の一助になればいい。小松産米の消費拡大に協 力していきたい」と述べた。JA小松市の西沢耕一代表理事組合長は「創業の 地を大切にし、東京で小松のコメを食べていただくのは非常にありがたい。生 産者の励みになる」と話した。 〈10〉2013年08月04日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎子供歌舞伎を初上映 こまつ賑わいセンターがこまつ曳山交流館壁面に  小松市のまちづくり会社「こまつ賑(にぎ)わいセンター」は3日、同市の 花道広場よろっさで、初の子供歌舞伎上映会を開いた。こまつ曳山交流館の白 い壁に、5月のお旅まつりで龍助町が演じた子供歌舞伎の映像が映し出され、 集まった市民20人が夕涼みを兼ねて見入った。  演目は「加賀見山旧(こきょうの)錦絵(にしきえ)」で、縦約6メートル、 横約8メートルの壁にプロジェクターで約1時間にわたり映写された。  孫の山下優希さん(第一小5年)が出演した筒井昌子さん(66)は「こん なに大きな画面で見られるとは思わなかった。上演すれば人も集まって、街が にぎわう」と笑顔で話した。  こまつ賑わいセンターの企画「週末52イベント」の一環として行われた。 17日は絵本を題材にしたアニメ2本が上映される。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------