_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.140     _/ _/              平成25年 8月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.140をお届けします。 8月は小松駅前が熱い!! ●納涼カブッキー夏まつり とき    8月10日(土)16時〜20時 ところ   市民公園(JR小松駅前)(雨天時:JR小松駅高架下) 内容    カブッキーと楽しむゲームや踊り。市内小中高校生や市民楽団に       よるブラスバンドなどの演奏発表会。 入場料   無料 問い合わせ 観光・交流振興課 電話0761(24)8076 ●納涼みよっさ夏まつり    小松市民謡連合会による生演奏で輪踊りを楽しみませんか。夜のれんが花道 通りが花と光に彩られ、楽しい夜店もまつりを盛り上げます。 とき    8月10日(土)18時〜21時 ところ   花道広場よろっさ(こまつ曳山交流館みよっさ前)      (雨天時:八の市曳山通り・アーケード内) 問い合わせ こまつ曳山交流館みよっさ 電話0761(23)3413 ●スモールワールドinKOMATSU とき    8月24日(土)16時〜20時 ところ   花道広場よろっさ(こまつ曳山交流館みよっさ前)、れんが花道       通り 内容    世界各国のダンスや歌を披露する「ワールドステージ」       台湾やタイ、韓国、ブラジル、そのほか多くの国の食べ物が大集       合する「世界の食ブース」、世界の人々と交流できる「インター       ナショナル・ラウンジ」、歌舞伎風メイクや歌舞伎ネイル、和楽       器体験ができ      る「和文化歌舞伎体験」など見どころ       満載です。 問い合わせ 国際都市こまつ推進センター 電話0761(24)8039 ●台湾オペラ小松公演  台湾人間国宝のリャウキィンキ氏率いる台湾オペラ劇団と台湾こどもオペラ 劇団による公演をお楽しみください。 とき    8月25日(日)昼の部:開場13時 開演13時30分               夜の部:開場17時30分 開演18時 ところ   こまつ芸術劇場うらら大ホール 入場料   指定席:4,000円、自由席一般:3,000円       自由席中学生以下:1,500円(当日各500円増) 問い合わせ こまつ芸術劇場うらら 電話0761(20)5500 ◆◆和田市長にココが聞きたい◆◆ ●今月のテーマは「シニア世代の健康」です こまつちゃん  一昨年に続き今年の「いきいきトークサロン」が始まりましたね。 和田市長  先日、蓮代寺町のサロンにお伺いしました。参加者のほとんどが80歳以上の 人で、当日は遠くから歩いて来る人や畑仕事を終えてから来る人など、疲れも 見せずに元気に体操していました。口も耳もお達者で、誕生会では笑い声が絶 えません。私も皆さんとふれあうことで元気を頂きました。次のサロンに出掛 けることがすごく楽しみです。 こまつちゃん  シニアの皆さんがお元気だとうれしくなりますね。 和田市長  シニアの皆さんがお元気であることは社会全体を明るくします。これまでの 経験や知識を生かしますます地域に貢献して頂きたい。その一つとしてシニア 世代の健康サポートのため、9月からウオーキングサロンを開催します。専門 家が同席しウオーキング指導や体力測定、評価などを行います。また、毎月第 4土曜日は市民ウオーキングの日です。朝8時から木場潟公園で開催していま す。ぜひご参加ください。  小松には木場潟公園や梯川・前川沿いや憩の森などウオーキングに適した場 所がたくさんあります。家族や仲間たちと小松の季節を肌で感じてください。 ◆◆国際交流員ハファエレのVamos nos conhecer(仲良く なりましょう)◆◆ ●ルール  日本では常識・当然だと思っていることでも、案外海外の人が知らないこと や不思議に思うことがたくさんあります。特に日本は法治国家であることによ って、生活上のいろいろなことが法令で定められ、禁止されていると思います。 そのルールを「目に見えるルール」と「目に見えない常識のルール」の2種類 に分けてみました。  例えば、目に見える不思議なマナー・ルールは、トイレでのマナーを表示し た貼り紙や駅のホームでのルールを示すアナウンス、公共の場所で配布される チラシなどです。ブラジルにはあまりチラシがないので、日本には多くあるよ うに感じられます。  一方、目に見えない常識のルールは、目が合えば挨拶すること、予定の5分 前に行動すること、打ち合わせをしてから行動すること、恋人同士でも人前で ハグしないこと、使ったものを片付けること、ごみを出す時は分別からカラス の生活まで意識することです。特に目に見えない常識のルールは、地域によっ て異なっていると感じます。町外・市外・県外または外国から来た人は、地域 特有のルールを知らないため、周りに迷惑を掛けてしまったり、トラベルに巻 き込まれてしまったりする恐れがあります。  今後、国際都市を目指すこまつには、私のように違う文化を持つ外国の人も ますます増えていくでしょう。その時、異文化の者同士が平和に共生していけ るよう、お互いを理解・尊重し、それぞれの生活・習慣を認め合う必要がある と思います。それぞれが心を開いて優しく日本の文化を教えてあげましょう! ◆◆文化ガイド◆◆ ●博物館特別展「大名行列がやってきた!−優品にみる加賀藩」  「加賀藩大名行列図屏風」をはじめ武具など加賀藩資料を中心に展示。週末 にはからくり人形の実演やさむらい・お姫様衣装への変身コーナーもあります。 会期    8月25日(日)まで9時〜17時 ところ   博物館 入館料   一般500円、高校生以下無料 休館日   月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日 問い合わせ 博物館 0761−22−0714 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761・24・8016   FAX :0761・24・5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□       ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―-------------------------------------------------------------------- 01:木場潟公園に歩幅測定地 小松市と協会が設置 ウオーキングに活用 02:「空の駅こまつ」 売り上げ、一日4万1千円 小松市、開業へ商品選定 03:来年度に新会社 6次産業で連携協定締結 小松市、コマツ、JA小松市 04:木場潟に浮島出現 浄化実験スタート 小松市や小松精練など連携 05:小学校の防災、教員が研修 「先生」は消防職員 小松市が派遣 06:中尊寺ハス、紅色の花開く 岩手県平泉町から小松市へ 標本作り教材に 07:「姫御前」9月28日選定 3人が1年間、観光大使に 小松市で実行委 08:トマトカレー、中国進出 小松市6次産業の象徴 JA、ネット販売開始 09:自主防災組織率100%に 年度内に小松 4月から続々、20町会結成 10:神出鬼没、カブッキーが助太刀 小松市中心商店街 週末、にぎわい創出 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年07月29日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎木場潟公園に歩幅測定地 小松市と協会が設置 ウオーキングに活用  小松市と小松ウオーキング協会は27日、同市の木場潟公園の中央園地と南 園地の間に、「歩幅測定地」を設けた。  測定地は園路200メートル間に設けられ、中央、南園地に近い場所にそれ ぞれスタートラインがある。利用者はどちらかのラインから中間地点までの1 00メートル区間で何歩歩いたかを数えて、歩幅を知ることができる。  ウオーキング継続の励みにしてもらいたいと、同協会が企画した。  中間地点にはウオーキングのワンポイントアドバイスや歩幅の早見表などを 載せた看板も設置した。 〈02〉2013年07月27日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「空の駅こまつ」 売り上げ、一日4万1千円 小松市、開業へ商品選定  小松市は11日から17日まで小松空港ビルに設置したアンテナショップ 「空の駅こまつ」の販売実績をまとめた。一日当たりの販売額は4万1千円で、 試験設置した過去3回の平均より約1万円多く、魚の干物、小松特産のトマト や大麦の加工品が人気を集めた。市は試験設置の結果をもとに空の駅で売り込 む商品の選定を始めた。  空の駅は1階の到着ロビー周辺の約40平方メートルに設けられ、販売商品 数はこれまでの倍に当たる104種類に充実。販売額は計28万8千円で、 「ノドグロの一夜干し」が3万3千円で最も売れた。トマトジャムが1万円、 「トマトカレー」が9千円だった。  10月のオープンに向けて月内にも店舗の拡張工事が始まる。 〈03〉2013年07月25日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎来年度に新会社 6次産業で連携協定締結 小松市、コマツ、JA小松市  小松市と建機大手のコマツ、JA小松市は24日、地元農産物を加工・販売 する「6次産業」の推進に向けて連携協定を締結した。農家や加工業者を加え て8月7日にプロジェクト推進委員会を設け、加工品開発や販売ルートの検討 を始める。同市などはコマツの生産管理や経営ノウハウを生かし、来年度に新 しい「小松の味」を発信する新会社を設立させる方向だ。  同市こまつの杜のコマツウェイ総合研修センタで締結式が行われ、小松市の 和田慎司市長、コマツの野路國夫会長、JA小松市の西沢耕一代表理事組合長 が協定書を交わした。  協定には▽6次産業化の促進▽農業技術と農業人材の育成▽里山の振興と保 全▽その他の農業の振興―の4テーマが掲げられた。  野路会長は「コマツのものづくりのノウハウを提供し、小松の美しい田園風 景を守り、農業と林業を元気にしたい」と話し、品質面や食の安全面が確保さ れた段階で、市などによる会社の立ち上げを支援する方針を示した。  3者が設けるのは「こまつ・アグリウエイプロジェクト推進委員会」。同J Aの野菜集出荷場(同市今江町)を6次産業推進の拠点と位置付け、食品の製 造・販売を手掛ける「ネピュレ」(東京)の加工技術を導入し、小松産の野菜 や果物の規格外品を品質テストを進めていく。  自治体と製造業、農業団体が連携し、農業振興や6次産業化をテーマに協定 を締ぶのは全国で初めて。和田市長は6次産業化の先進的なモデルケースにな ると強調し、「国内に小松の仕組みが広がることが農業の転機になる」と期待 を寄せた。  コマツはプロジェクト推進に向けて市に5千万円を寄付し、和田市長が野路 会長に感謝状を贈った。 〈04〉2013年07月24日(水)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎木場潟に浮島出現 浄化実験スタート 小松市や小松精練など連携  2015年春に全国植樹祭が開かれる小松市の木場潟で24日、小松市など による人工浮島を使った水質浄化実験が始まった。潟内に魚、鳥の生息環境を つくり出すミズゴケの島を浮かべ、水中で汚泥物質を分解できる小松精練(能 美市)の炭素繊維などが沈められた。年内に浄化効果を検証し、官民連携で美 しい木場潟を取り戻す。  浮島は面積6平方メートル、厚さ10センチで、中央園地と北園地の中央部 にある消波堤近くに設置された。現地で進水式が行われ、小松精練の中山賢一 会長、浮島を製作したトーケン(小松市)の根上健正社長ら関係者約20人が 見守る中、作業員7人が浮島を岸から約10メートル離れた水深約1メートル の場所に浮かべ、木づちで湖底に鉄製のいかりを打ち込んだ。  浮島は発泡スチロールや同市日用町産の日用杉が使われ、表面はミズゴケの 上に日用町のコケや、木場潟に分布するサギソウ、アシなどを植えた。水中に は汚濁の原因である窒素やリンを吸収する小松精練の炭素繊維と、緑化基盤材 「グリーンビズ」をそれぞれ袋に詰めた浄化材が沈められた。  木場潟は昭和50年代以降、生活排水の流入が原因で水質が悪化した。地元 住民や企業が湖面にヒシ、アサザなどを再生させる取り組みを進めているが、 汚濁の指標である化学的酸素要求量(COD)は環境基準値を大きく上回って いる。  市などは今後、浄化材に付着した窒素やリンの量をエックス線で測定し、化 学的酸素要求量(COD)を調べる。竹村信一副市長は「行政、企業、住民が 一体となって浄化を進めたい」とあいさつし、中山会長が「世界の湖沼をきれ いにする石川発の浄化技術として定着させたい」と話した。 〈05〉2013年07月23日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小学校の防災、教員が研修 「先生」は消防職員 小松市が派遣  大規模災害に備え、小松市消防本部は市内全35小中学校に消防職員を派遣 する取り組みを始めた。各校では児童生徒の規模や避難先などが異なり、防災 のプロが学校の特徴に合った防災対策について助言し、教員の防災意識を高め る。22日は荒屋小で第1弾の研修会が開かれた。  消防本部は「図上訓練研修会」と銘打ち、今年度に13校、2014年度ま でに残り22校で実施する。  荒屋小では市消防本部の中山恵嗣予防課参事が講師を務め、地震発生時に音 楽室や理科室にある備品が壊れて児童がけがをするケースがあると説明。校内 にある危険箇所を事前にチェックする必要性を説いた。  教員12人が6人ずつのグループに分かれ、児童を学校外に避難させたり、 けがをした子どもの人数を把握する手順を書き出した。教員からは「役割分担 をしたほうがいい」「学校に避難してきた住民への対応を考えておくべきだ」 などの意見が出た。  東日本大震災で被災した岩手県で被災者の捜索に当たった中山さんは、避難 所での体験を紹介した上で「上司からの指示を待つだけでなく、教員一人一人 が臨機応変に考え、知恵を出し合うべきだ」とアドバイスした。 〈06〉2013年07月21日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中尊寺ハス、紅色の花開く 岩手県平泉町から小松市へ 標本作り教材に  岩手県平泉町の中尊寺で約800年前の種子から育てたハス「中尊寺ハス」 がこのほど、小松市日末蓮池公園で淡い紅色の花を咲かせた。同市は小松ゆか りの歌舞伎「勧進帳」にまつわる源平ロマンを伝えるため、花の標本を作り公 的機関で展示するほか、小学校での教材としても活用する。  ハスは20日までに5本が開花した。直径は20センチ前後で、水面から約 40センチの高さで花を咲かせた。つぼみが7本あり、8月中旬まで楽しめる という。  市は19日、標本を作るため、開花していた花2輪とつぼみを切り取った。 東京の業者がアクリル樹脂に封入して標本を作り、10月上旬に完成する。  標本は今秋完成予定の交流施設「サイエンスヒルズこまつ」で展示するほか、 小学校の理科、社会の教材に活用してもらう予定。市民協働で花があふれるま ちづくりを目指す「フローラルこまつ」の一環として、株分けも考えている。  中尊寺ハスの種子は同寺で1950(昭和25)年、平安時代末期に死去し た藤原泰衡(やすひら)の首桶(くびおけ)から見つかり、98年に開花。 「勧進帳」に登場する源義経は泰衡の軍勢の襲撃で自害に追いやられたとされ る。  市は4月末、中尊寺から譲り受けた地下茎7本を池に植えた。「しっかりと 小松に根付いて良かった。平泉との交流もさらに深めたい」(緑花公園センタ ー)としている。 〈07〉2013年07月17日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「姫御前」9月28日選定 3人が1年間、観光大使に 小松市で実行委  2013こまつ姫御前コンテスト(同コンテスト実行委員会、北國新聞社主 催)の実行委は16日、小松商工会議所で開かれ、小松の魅力を発信する「こ まつ姫御前」3人を、9月28日に小松グランドホテルで開くコンテストで選 定することを決めた。9月14日まで申し込みを受け付ける。  姫御前は10月13日の小松市どんどんまつり(本社特別協力)でデビュー し、1年間、市内外で小松の観光大使としての役割を担う。姫御前の3人には、 正賞として認定書と盾、副賞として現金20万円または同額の海外旅行券と東 京往復航空券、JA小松市のブランド米「蛍米」、小松織スカーフが贈られる。 応募者全員に記念品として5千円分の商品券がプレゼントされる。  応募資格は、小松市に在住もしくは市内で勤務、在学する18歳以上の女性 で、未婚、既婚は問わない。姫御前と、前身のこまつ夢案内人に選ばれたこと がある人も応募できるが、ほかのコンテストに応募中でない人に限る。  申し込みは、履歴書と顔と全身の写真1枚ずつを、〒923―0801、小 松市園町ホ91の1、北國新聞社小松支社内の実行委事務局まで。問い合わせ は同支社=0761(24)3111=、小松市観光・交流振興課=0761 (24)8076=、小松商工会議所=0761(21)3121=まで。 〈08〉2013年07月13日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎トマトカレー、中国進出 小松市6次産業の象徴 JA、ネット販売開始  JA小松市は特産トマトを使用した「トマトカレー」を中国で売り出す。1 2日までに中国の大手ネット市場に出品した。トマトカレーは発売から4年間 で23万食が売れた小松の「6次産業」の象徴で、同JAは中国を皮切りにほ かの外国での販売も検討している。  トマトカレーの販売が始まったのは、中国で最も普及している銀聯(ぎんれ ん)カードを活用した電子商店「銀聯モール」。レトルト5食入りで約360 0円で販売する。  同JAは同モールでカレーのほかに、地元産のトマトとニンジンを使ったジ ュレ状のソース(調味料)である新商品「太陽のトマト爽(そう)す」と「大 地のにんじん爽す」のセットを約2300円、特別栽培米「蛍米」5キロを約 3500円でそれぞれ販売する。  小松は北陸一のトマト産地で、年間約1500トンが収穫される。同JAは 野菜として出荷するだけでなく、加工・販売を手掛ける6次産業化を進めてお り、2009(平成21)年6月からトマトカレーのレトルトを販売している。  1人前でトマト1個を使い、爽やかな酸味と甘さ、こくが消費者にうけ、こ れまでに全国で約1億円を売り上げた。市場に出せない規格外のトマトを使用 しており、同JAは海外への販路拡大で生産者のさらなる収入増につなげたい 考えだ。  同JA経済課の担当者は「中国で小松の味を定着させ、世界に小松をアピー ルするきっかけにしたい」と話した。 〈09〉2013年07月10日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎自主防災組織率100%に 年度内に小松 4月から続々、20町会結成  小松市で今年度に入り、住民が連携して防災活動に取り組む「自主防災組織」 が20町会で相次いで発足した。昨年度1年間の結成数を上回り、未結成の3 町会も年度内に組織を設けることから、町会単位では南加賀地区の市で初めて 結成率が100%となる。市は訓練のノウハウをまとめた「虎の巻」の作成や 防災士の派遣を始め、地域の防災力アップを進める。  自主防災組織は、防災意識を高めるための啓発活動や訓練の実施、防災用資 機材の設置などを行い、災害時には初期消火や情報収集に当たる。  県内では町会や校下単位で設けられ、2012年4月時点で全世帯の76・ 3%(全国平均77・4%)に当たる34万4689世帯が自主防災組織を構 成している。  小松市は11年度に17町会、12年度に13町会で発足し、今年度結成し た大文字町会、上小松町会など20町会を含めると全世帯の98・6%が防災 組織に加わった。県危機対策課は「10万都市で組織率100%になるのは地 域の防災意識が高い証拠」とする。  市によると、市内の防災組織では訓練を実施したり、地域の防災マップを作 成するなど独自の取り組みが広がっている。一方で、町会ごとに組織を立ち上 げた後の活動にばらつきがあり、実践的な訓練を実施していないケースもある。  市は、今月、地域の防災リーダーとなる防災士をアドバイザーとして派遣す る取り組みをスタートさせ、年内にも「地震」「水害」「風害」など災害に応 じた効果的な訓練方法をまとめたマニュアルをつくる。市担当者は「地域ごと の活動を充実させ、災害に強いまちづくりを進める」としている。 〈10〉2013年07月06日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎神出鬼没、カブッキーが助太刀 小松市中心商店街 週末、にぎわい創出  小松市のまちづくり会社「カブッキータウンこまつ」は5日までに、昨年の 「ゆるキャラグランプリ」で北陸三県のトップとなった同市のイメージキャラ クター「カブッキー」と協力し、市中心商店街に人を呼び込む活動を始めた。 カブッキーは週末に商店街を訪れて家族連れらに愛きょうを振りまき、活性化 に一肌脱いでいる。  活動は「カブッキーを探せ」を合言葉に、JR小松駅から中心商店街につな がる「れんが花道通り」で開催される「週末52イベント」に合わせ、行われ ている。同社が6月上旬、商店街のにぎわい創出のため企画した。  同社によると、中心商店街に空き店舗は約30軒あり、営業中の店舗数約1 00店の3分の1を占める。週末のほうが平日より人通りが少ないため、カブ ッキーに週末の「出動」を要請した。  カブッキーはこれまで、人形・玩具店や雑貨屋など5店舗を訪問。家族連れ や児童に囲まれて、一緒に写真を撮ったり、握手したりと人気を集めた。  同社の永井真悟事務局長は「カブッキーは気まぐれで、出現する時間と場所 は分からない。カブッキーを探しながら、商店街の新たな魅力を見つけてほし い」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 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