_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.135     _/ _/              平成25年 3月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.135をお届けします。  電気の力で走るEVバスの運行が3月30日(土)から始まります。宇宙船 をイメージした黄色の車体のバスで、愛称は「宇宙バスこまち☆」です。走る コースは、小松駅、小松空港、航空プラザを結ぶコースと航空プラザ発着の空 港周辺を周遊するコースの2つがあります。運行スケジュールなどの詳細は、 市ホームページをご覧ください。 ●EVバス出発式を開催します とき 3月30日(土)10時30分〜 ところ 航空プラザ(小松空港前) 内容 出発式、乗りもの展示、EVバス体験乗車(先着100人。10時50分 から20人ずつ、計5回運行します。整理券は10時から出発式会場で配布しま す) ■問い合わせ 経営政策課 電話0761(24)8037 ◆◆和田市長にココが聞きたい!◆◆ ●全国植樹祭 こまつちゃん  2015年春に開催される「第66回全国植樹祭」の主会場が、木場潟公園 中央園地に決まりましたね。 和田市長  全国植樹祭は、国土の緑化や豊かな森林づくりへの理解を深めるため、毎年 春に天皇皇后両陛下をお迎えして林野庁が主催する、国土緑化運動の中心的な 全国行事です。石川県での開催は、実に32年ぶり2回目となります。 こまつちゃん 今回、なぜ木場潟が選ばれたのでしょうか。 和田市長 木場潟は、古くは近辺の山林から切り出した材木の集積所でした。また現在は、 ボランティアの皆さんの手によって桜が植樹されたり、市民や環境団体、市が 協力して水質浄化に向けた取り組みを行ったりと、水辺の環境保全に関する活 動が非常に盛んです。  木材を活用してきた歴史的背景や長年続けてきた様々な取り組みは、森林資 源の利用を通して豊かな自然を保全し、未来に引き継いでいこうという植樹祭 のコンセプトに合致します。更に、主会場としての選定基準を全て満たしたの は木場潟だけでしたので、自然環境への負荷の軽減という点でも評価されたと 思います。そうした木場潟に、天皇皇后両陛下をお迎えできることは、この上 なく栄誉なことです。    植樹祭は、次世代を担う子供達が緑を慈しむ気持ちを育む上で、大変貴重な 経験となります。また、豊かな自然環境を通じて小松の魅力を木場潟から発信 し、交流人口の拡大につなげる機会でもあります。  植樹祭の大成功に向け、一致団結して心からのおもてなしの準備を進めてい きましょう ○●国際交流員ハファエレの Vamos nos conhecer(仲良くなりましょう)●○ ●靴と人柄  ブラジルでは、職場で使える履物というと革靴しか考えられません。でも日 本では、スーツにネクタイといった服装に対し足元はスリッパやスポーツシュ ーズという組み合わせ(もちろん場合によりますが)の人をよく見かけます。  私が、職場でスリッパを履いている人を初めて見たのは、茨城県の筑波大学 に留学していた頃でした。ある事務所の窓口に行った際、笑顔で私に対応して くれたお姉さんがスリッパを履いていたことがいまだに記憶に残っています。 職場でもスリッパが許されることを知った驚きと同時に「この人は決して悪い 人ではない。私をだましたり、嘘をついたりする人柄ではないはず」と安心感 を持ちました。  ブラジルやヨーロッパでは、人柄は靴に表れるという意識があります。その ため、パワフルで仕事ができることを印象付けるため、職場ではみんなピカピ カの良い靴を履きます。これに対し日本では、靴がどういう印象を与えるかと いうよりも、人間関係を大事にしているように思います。  昔を振り返ってみても、日本人は履物にこだわりはあまりないように感じま す。茶室や和室に入るときは、どれだけ立派な履物でも、どんな身分の人でも みんな履物を脱がなければいけませんでした。差別のない、快適な環境だった のではないかと考えます。それが現代の日本にも受け継がれて、私が感じた親 しみやすさにつながったのかもしれません。靴一つ取っても文化の違いを感じ て楽しいですね! ★☆文化ガイド★☆ ■ こまつ芸術劇場うらら・小松市主催公演 ●映画「MAYAKASI」  小松市、加賀市がロケ地のアクション映画です。 とき 3月23日(土)@14時 A19時上映開始、24日(日) @11 時 A15時上映開始(開場は各上映時間の30分前) ところ こまつ芸術劇場うらら大ホール 出演  芳本美代子、飛野悟志、堀田眞三ほか 入場料(全席自由・税込み) 1,500円 チケット好評販売中  こまつ芸術劇場うらら 電話0761(20)5501   チケットぴあ 電話0570(02)9999  Pコード550-770 ●及川光博ワンマンショーツアー2013「ファンタスティック城の怪人」 とき 6月16日(日)開場16時30分 開演17時 ところ こまつ芸術劇場うらら大ホール 入場料(全席指定・税込み) 7,500円 サイコー!列シート 3,00 0円(サイコー!列シートとは、最上階の最後列の席です)※未就学児の入場 はご遠慮ください。 チケット先行予約 3月16日(土)10時〜 ※一般発売は4月27日(土) 〜 こまつ芸術劇場うらら 電話0761(20)5501 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761(24)8016   FAX :0761(24)5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― --------------------------------------------------------------------- 01:大和小松店跡を4億2000万円で譲渡 小松市に11月引き渡し 02:ネットで119番通報 県内初、障害者からの要望受け 小松市消防本部 03:489系ボンネット車にオーナー制 小松市で4月にも展示 準備委導入 04:無償で太陽光発電 小松市打越町の電気工事会社 地元公民館に恩返し 05:ビルボールド市と相互訪問 中高生が隔年で 芸術・文化テーマに 06:若手職員、能力アップ 小松市、英語力をテスト 公文書作成も研修 07:ツバメ調査で広がる交流 小松市日末小と韓国の児童 インターネットで 08:小松市の粟津工場で親子見学会 コマツが初企画 建機乗車も体験 09:小松市立高の山本さんが3位 ローザンヌ国際バレエ 祖母が衣装手作り 10:交差点四方にイベント広場 曳山交流館前 市命名「花道広場よろっさ」 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年02月26日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大和小松店跡を4億2000万円で譲渡 小松市に11月引き渡し  大和(金沢市)は25日、2010年6月に閉店した小松店(小松市)跡地 を小松市に4億2千万円で譲渡すると発表した。同日、市と契約を締結した。 旧富山地区物流センター(射水市)も永森建設工業(同)に譲渡する。両施設 の譲渡に伴う特別損失を13年2月期決算に計上し、通期の業績予想を修正。 最終赤字に転じる見通しである。  旧小松店はJR小松駅西側に位置し、地上8階、地下1階建てで、土地面積 は約2700平方メートル。帳簿価額は12億2400万円。大和が建物を解 体し、11月中に物件を引き渡す予定という。建物の解体費用を含めて10億 400万円を特別損失として計上する。  旧富山地区物流センターは2階建て、土地面積約8100平方メートルで、 11年春ごろから使用していないという。帳簿価額は2億5400万円で、土 地、建物を1億1千万円で譲渡する。3月下旬に契約を締結し、特別損失は1 億4400万円。  13年2月期の連結業績予想では、純損益が前回予想の1億円の黒字から5 億2千万円の赤字になる見通し。通期の最終赤字は3期ぶりとなる。 ●経常益77%上振れ  一方で、営業利益は前回予想比31・0%増の5億5千万円、経常利益は7 7・8%増の4億8千万円に上方修正した。百貨店業で売上高総利益率が向上。 採算性や効率性を重視した営業企画、販売活動を強化したという。売上高は前 回予想比2・3%減の508億円に変更した。  13年2月期の単体決算では貸倒引当金繰入額として4億5千万円の特別損 失を計上する。連結子会社への貸付金について、財政状態や経営成績を勘案し たものとしている。連結決算上は相殺消去されるため、連結業績に与える影響 はないという。 ■検討会で活用策議論 小松市 土地開発基金から拠出  和田慎司小松市長は25日に開かれた市議会予算説明会で、大和が小松店跡 地の市への譲渡を決めたことを報告した。跡地の利用策について、和田市長は 今月設置した活用検討会でまとめた上で、市議会や市民に提示する考えを示し た。  和田市長は土地開発基金から4億2千万円の取得費用を拠出するとした。市 によると、同基金の残高は8億1034万円。不動産鑑定士2氏による鑑定結 果を参考に、譲渡額が最終的に決まったとした。  和田市長は跡地利用について、大和側から希望は寄せられていないとし、 「南加賀のターミナルの拠点施設を考えている」と述べた。開発形態について は、▽土地を民間に売却する▽市が保有する土地に民間が建物を整備する、な ど複数のケースを検討するとした。 ■遊休資産処理ようやく 本業の収益力は回復  大和小松店跡の小松市への譲渡決定で、大和が2009年10月の経営再生 計画で閉鎖方針を示した店舗の遊休資産処理がようやく本格化することになっ た。自社物件は小松と新潟、長岡の3店舗。新潟店については、再開発事業の 準備組合が設置され、長岡店周辺でも再開発に向けた協議が進んでいる。  小松店をめぐっては、昨年10月下旬に大和幹部が小松市役所を訪問。跡地 活用について地元と協議を進める意向を伝えたことで、事態が急展開した。大 和とすれば、本業の収益力回復で今期は経常利益ベースの増益が見込まれ、土 地、建物の減損処理も進めており、簿価と実勢価格の開きは依然として大きい とはいえ、譲渡に伴う特別損失にも耐えうると判断したようだ。  一方、3月に市長選を控える和田慎司小松市長にも、市民の関心が高い大和 小松店跡地問題の処理を急ぎたいとの思いがあり、双方が折り合った。大和は 今回の譲渡について「市側の意向もあり、なるべく協力したいと考えた」とし た。  もっとも、消費低迷が長引き、百貨店を取り巻く経営環境は厳しい。大和内 からも「改善すべき負の遺産はまだ残っている」との声が聞かれるように、正 念場は続いている。 〈02〉2013年02月25日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ネットで119番通報 県内初、障害者からの要望受け 小松市消防本部  小松市消防本部は26日、県内で初めて、携帯電話のインターネット機能を 利用した、耳や言語が不自由な人向けの119番通報システムの運用を開始す る。  「Web(ウェブ)119」と銘打たれたシステムは、市消防本部のサーバ ーに携帯電話からインターネットを通じてアクセスし、表示画面から「外出先 」か「自宅」、「救急」か「火事」を選んで通報する。 ●携帯からアクセス  詳細は、通報者と同消防本部が、ネット上の文字による会話「チャット」で 情報交換して伝える。GPS(衛星利用測位システム)機能付き端末なら、通 報者の所在も即座に確認できる。同様のシステムは、既に岡山市消防局など他 県で導入が進んでいる。  利用希望者は、市ふれあい福祉課へ登録申込書を提出。同消防本部から携帯 電話にメールが届き、メール内のアドレスからシステムに入って本登録を行う。 市は聴覚障害の障害者手帳保持者360人には案内状を送付した。  同消防本部では、1984(昭和59)年からファクスによる119番通報 を受け付けている。屋外から通報できないこともあり、これまでの通報件数は 4件。同消防本部は、使う場所を選ばない携帯電話から通報できるようにする ことで、耳や言語に障害がある人の安心を支える。  システムが使えるのは、インターネット機能を備えたNTTドコモ、ソフト バンクモバイル、KDDI(au)の回線を使用する携帯電話。同消防本部は 「安心して外出したいという障害者からの要望に応えた導入。活用してほしい 」(指令センター)と期待した。 〈03〉2013年02月24日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎489系ボンネット車にオーナー制 小松市で4月にも展示 準備委導入  小松市内で4月にも展示される国内最後のボンネット型489系車両に、オ ーナー制が導入される。維持管理費などを募金した個人や企業などは、金額に 応じて特急エンブレムなど計24部分に名前などを記載できる「オーナー票」 を5年間設置できる。市は車両への愛着を促し、「乗りものの街小松」発信の 一助とする。  車両はJR西日本から小松市に譲渡され、市がJR小松駅周辺の公園に設置 する見込み。オーナー制は、市から管理を委託される予定のボンネット型特急 電車保存準備委員会が設ける。  市民らが「オーナー」になれるのは、運転席やアクセルに当たる「マスコン 」、座席28席、枕木40本などで、総数は95点。特急エンブレムなど4点 は高額募金者から順にオーナー権を獲得できる。残りは5千〜5万円の基準額 を設定した。  オーナーは、氏名やメッセージを書き込めるオーナー票を車両に掲示するこ とができる。通常300円必要となる、運転席入場のためのフリーパスポート も贈られる。車両の所有権は市が保有する。  募金の目標金額は1千万円で、車両の維持管理費のほか、市に寄付して運搬、 塗装費などに充てる。  同型車両は特急「雷鳥」などとして、約40年にわたり北陸線で活躍した。 市によると、国内で展示されるのは小松が3カ所目。  岩谷淳平保存準備委事務局長は「大勢の人に支えてもらい、ボンネット型車 両を末永く大切にしたい」と話した。問い合わせは事務局=090(7087) 5011=まで。 〈04〉2013年02月23日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎無償で太陽光発電 小松市打越町の電気工事会社 地元公民館に恩返し  小松市の打越町公民館に4月、太陽光発電システムが導入される。地元の電 気工事会社が太陽光発電事業を始めて10年の節目を機に、「地域に恩返しを したい」と無償で設置する。町内会は今後20年間、売電収入の一部として毎 年18万円を受け取り、公民館の建て替えや地元神社の修理に充てる考えだ。  打越町公民館に太陽光発電システムを設置するのは、章栄電設。費用は同社 が負担し、昨年7月に始まった「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度 」で電力を販売する。同システムの導入費として収入の6割は同社が受け取り、 残りの4割が町内会に振り分けられる。  ソーラーパネルは縦1メートル、横1・3メートルで、屋根に56枚設置さ れる。停電時用のコンセントを2カ所に設け、防災拠点としての公民館の機能 を高める。  2年前まで同公民館の館長を務めていた章栄電設の辻章文社長(49)は、 公民館の予算は年々厳しくなっているとし「太陽光発電は環境に負担を掛けず、 収入も得られる。ほかの公民館にも広がってほしい」と話した。 〈05〉2013年02月21日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ビルボールド市と相互訪問 中高生が隔年で 芸術・文化テーマに  小松市は新年度、姉妹都市ベルギー・ビルボールド市との中高生交流事業を 始める。芸術や文化をテーマに、1年ごとに中高生が相互に訪問して各種体験 を通じて感性を磨く。第1弾として8月にビルボールド市から訪問団を受け入 れ、青少年の人材育成と小松の情報発信に努める。新年度当初予算案に100 万円を計上した。  ビルボールド市の訪問団は音楽や美術などに励む中高生を中心に10人弱と なる予定で、7〜10日間滞在する見込み。芸術や文化の体験や交流をするほ か、学校や施設などを見学する。ホームステイで受け入れる小松の中高生が、 来年、ビルボールド市を訪問する。小松市は、九谷焼や歌舞伎などの伝統文化 や芸能に取り組む中高生に参加を呼び掛ける。小松市は、両国の生徒が互いに 刺激し合うことを期待する。  ビルボールド市はオランダ語圏だが、会話には英語を使う。ビルボールド市 を訪問する際には、生徒側が経費の一部を負担する。  2011(平成23)年8月、小松市代表訪問団がビルボールド市を訪ねた 際、青少年交流を打診されたことがきっかけになった。小松市は姉妹都市の英 ・ゲイツヘッド市とも毎年、中高生の交流事業を実施している。 ●農業などの研究へ県立大授業料補助  市は新年度、県立大で農業や食品加工などについて学ぶ生産者らを対象に、 授業料などを補助する。自然豊かな「環境王国こまつ」を担う人材育成を進め る。当初予算案に100万円を計上した。  対象者は市民で、科目履修生と聴講生と研究生には入学金と授業料の半額、 実習生には資材などの購入費の5割を支援する。  県立大の教授を講師に招いて研修会を開く場合や、新商品の開発や販路拡大、 独立して農業を始める場合も援助する。 ●改修工事も対象に拡大 地域産材利用住宅の助成   市は新年度、地域産材を使った住宅建設費の助成制度を拡充する。新築だけ でなく、改修・増築工事も対象に加え、小松産の九谷焼や小松畳表、木材「か が杉」、観音下(かながそ)石と滝ケ原石の利用促進と地場産業の活性化を図 る。当初予算案に2500万円を盛り込んだ。  同制度では、従来は住宅を新築する場合に地域産材を利用すれば、市が工事 費の20%を補助した。新年度は鉄骨造りや鉄筋コンクリート造りなども対象 とし、対象地域を市全域に広げるなど要件を緩和する。  小松産瓦は従来から葺(ふ)き替え工事も対象としている。 〈06〉2013年02月16日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎若手職員、能力アップ 小松市、英語力をテスト 公文書作成も研修  小松市は若手職員に、英語と公文書作成の試験を課す。英語は空港のある自 治体の職員に欠かせない能力と見なし、公文書については大幅なレベル引き上 げが必要だと判断した。原則として入庁3年以下の全職員が対象。成績は人事 の参考となる可能性もあるため、対象の職員は「受験勉強」に励んでいる。  英語の試験は23日、市役所で行われる。20代の職員約70人のうち50 人が英語能力試験「TOEIC」を受ける。受験料のほぼ半額を市が助成。9 90点満点中470点以上を得ると、助成額を千円上乗せする。  空港を活用した海外からの誘客を見こむ同市は、市職員には英語の基礎能力 が不可欠とし、市内に住む外国人約1300人とのコミュニケーションを図る ためにも必要な能力としている。  公文書作成では、入庁3年目までの職員に決裁の流れや文書作成・管理、漢 字の使い分けなどの基礎知識約30問を解かせる研修を始めた。「合格ライン 」を設け、市職員が解説する。  市はこれまで公文書作成について体系的な研修を行っていなかった。「半分 程度正解しなければ、再研修を受けてレベルアップを図ってもらう」(総務課) としている。 〈07〉2013年02月15日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ツバメ調査で広がる交流 小松市日末小と韓国の児童 インターネットで  石川県と韓国南東部・慶尚南道の児童がツバメ調査の情報交換を通して交流 する「石川・慶南小学生ツバメ交流会」は14日、小松市日末小で開かれ、双 方の子どもがインターネットで活動を紹介し合った。ツバメ調査を主催する県 民運動推進本部は今回の事業を契機に、ツバメを縁とした小学生の国際交流を 促進したい考えだ。 ●歌やダンスも披露  交流会はネットのウェブ会議システムを利用し、日末小6年生22人と晋州 市のボンゴク小、昌原市ウサン小の児童がスクリーンを通して対面した。  日末小の児童が司会を担当し、3校がツバメ調査の実施範囲や観測時期など を通訳を介して発表した。調査報告の後、日末小が校歌を合唱し、ボンゴク小 は担任が自作したツバメの歌、ウサン小はダンスをそれぞれ披露した。  慶尚南道では2008年から小学校でツバメの生態を調べる取り組みが始ま った。全県レベルで調査を行う石川をモデルに調査法などを研究しようと昨年 8月、「環境と生命を守る慶南の教師の会」が石川を訪問。これを機に、ボン ゴク小児童のツバメの絵を県庁で展示するなどの交流が始まった。  今回の事業では、県健民運動推進本部の第41回ふるさとのツバメ総調査作 品コンクール記録・観察作品の部で最優秀賞を受賞した日末小が交流校に選ば れた。  同本部は「ツバメ調査の活動報告を通して両国の子どもたちが互いに興味を 持ち、交流を続ける一助になればうれしい」と話し、将来的には子どもたちの 訪問交流につなげていきたいとしている。 〈08〉2013年02月10日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市の粟津工場で親子見学会 コマツが初企画 建機乗車も体験  小松市のコマツ粟津工場は9日までに、個人向け工場見学会で初めて未就学 児を受け入れることを決めた。親子でブルドーザーなどの建設機械を組み立て る様子を間近で見て、世界的企業の現場を体感してもらう。建機の試乗も初め てメニューに加え、企業活動を観光資源として活用する産業観光も後押しする。  昨年始めた個人向け見学会では、建機が流れ作業で製造されていく様子が初 めて一般公開され、来場者から「普段入れない操業中の工場を見られて面白か った」との意見が多数寄せられた。より大勢の人に見学会を楽しんでもらうた め、小学校入学前の子どもも対象に加えた。  未就学児も参加できる親子見学会は3月26日と同27日に計4回開く。工 場内をバスに乗ったまま見学したり、コマツ社員が運転するホイールローダー に乗れる。  親子見学会とは別に、小学生以上だけを対象とする一般見学会は2月26日 〜3月11日までに5回開く。  見学会は小松市で11月に開かれる全国産業観光フォーラムに向けた機運を 高める狙いもあり、協力する小松商工会議所のホームページで紹介している。  見学会は1回90分で参加無料。小学生以下が参加する場合は保護者の同伴 が必要で、未就学児1人につき保護者1人の付き添いを求める。12日からコ マツ粟津工場庶務課=0761(43)4712=で予約を受け付ける。 〈09〉2013年02月04日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市立高の山本さんが3位 ローザンヌ国際バレエ 祖母が衣装手作り  【ローザンヌ共同】若手バレエダンサーの登竜門として知られる第41回ロ ーザンヌ国際バレエコンクール最終選考が2日、スイス西部ローザンヌで行わ れ、能美市緑が丘3丁目の山本雅也さん(18)=小松市立高2年、横倉明子 クラシックバレエ教室=が3位に入賞した。  山本さんは自分の名前が呼ばれた瞬間「信じられなかった」と喜び「両親や 兄に報告したい」と話した。最終選考には祖母の美恵子さん(65)が縫った 衣装で出場。「おばあちゃんには、ありがとうと言いたいです」と笑顔を見せ た。  ローザンヌ国際バレエコンクールは、世界的に活躍するバレエダンサー熊川 哲也さんらを輩出したコンクール。今大会で審査員の1人を務めた熊川さんは 「今回はレベルが高かった」と評価した。昨年は神奈川県厚木市の高校2年生 だった菅井円加(まどか)さんが優勝した。  今回は世界22カ国から、複数の国籍を有する参加者も含め75人が参加し、 20人が最終選考に。このうち日本人関係では山本さんのほか、母親が日本人 で米国在住のフォーガッティーみこさん(15)、さいたま市の柳沢郁帆(か ほ)さん(15)、同市のアクリ士門(しもん)さん(16)、パリ在住の吉 田合々香(ねねか)さん(18)の計5人が残った。  山本さんを含め入賞者は8人で、世界の名門バレエ学校に1年間の入校が認 められるほか、留学中の生活費支援として1万6千スイスフラン(約160万 円)がそれぞれ贈られる。 ■「満足のいく演技」 日本人最高位 あふれる躍動感  【ローザンヌ共同】観客席側が少し低くなったバレエ用の真っ白な舞台を躍 動感あふれる演技で駆けめぐる。日本人として最高位の3位入賞を果たした山 本さんには演技途中も含め、満員の観客から大きな拍手が送られた。  最終選考はクラシックとコンテンポラリー(現代舞踊)を20人がそれぞれ 演技。山本さんは「(演技中に)会場の拍手も聞こえました。どちらの演技も 満足のいく出来でした」と自己評価した。 ●熊川さんが称賛  かつて同コンクールで最高賞の金賞を受賞した熊川哲也さんは審査員席から 見守り「集中力を切らさず、素直に踊れていた」と称賛。ただ「もっと頑張れ ば(さらに上に行けた)」と叱咤(しった)激励も忘れなかった。 〈10〉2013年02月01日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎交差点四方にイベント広場 曳山交流館前 市命名「花道広場よろっさ」  小松市八日市町で5月にオープンする「こまつ曳(ひき)山交流館」前の交 差点で、四方にある歩道部分がイベント用スペースとして開放されることにな った。それぞれに催しを開いて相乗効果を狙ったり、一体的に活用することも できる。歌舞伎を生かした誘客策を進める市などは「花道広場よろっさ」と命 名し、中心部活性化を目指す。  「よろっさ」は4カ所合わせて630平方メートルで、通常はJR小松駅前 から曳山交流館前を通る「れんが花道通り」の一部となる。  イベントでは、ステージ発表や飲食ブース、休憩スペースの設置などが想定 されている。車道部分も含めて一体的に利用する場合は1200平方メートル の広場となり、中心商店街のイベント「歌舞伎市」などで使う予定だ。  現地は同市中心商店街の三日市と八日市、駅前大通りの3商店街の結節点で あるため、整備に当たった県が道路区域を広げてイベントが開催できるスペー スを確保した。イベントを開催しやすくするため一部の車止めを脱着可能とし、 路面には歌舞伎の舞台に使われる定式幕の色を配した。電気や水道も使える。  曳山交流館オープンと同時に開放され、利用には県などへの申し込みが必要 となる。  れんが花道通りは3月末に車道部分が完成予定で、県は「小松市中心市街地 の活性化につながるように期待している」としている。 ● 愛称「八の辻広場しばらく」も決定  市などは、八日市公園の愛称を「八の辻広場しばらく」に決めた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 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