_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.134     _/ _/              平成25年 2月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.134をお届けします。  日本人が愛してやまない「桜」の花をテーマにこの春、心からのおもてなし で「全国さくらシンポジウムi n小松」を開催し、小松の桜にまつわる地域活動や伝統文化、歴史を全国へ発 信します。  シンポジウムでは各地で取り組まれている桜の名所づくりや保護活動事例の 発表などのほか、写真家・織作峰子さんの記念講演、「ものづくりのまち小松 」を肌で感じる現地見学会などが行われます。 ●全国さくらシンポジウムin小松  とき 4月11日(木)・12日(金) 内容 【4月11日(木)】シンポジウム 会場 こまつ芸術劇場うらら (12時開場、13時開会) 活動報告、記念講演「桜に魅せられて」(講師:織作峰子)ほか 【4月12日(金)】現地見学会(要申し込み) ものづくり見学コース  A 建設機械工場見学  B 九谷焼陶房見学 ものづくり体験コース  C 九谷焼絵付け体験  D 和菓子作り体験 そのほか 詳細は市ホームページに掲載しています。 http://www.city.komatsu.lg.jp/ryokkakouen/sakuraphoto_3.html 問い合わせ 緑花公園課 電話0761(24)8102 ◆◆和田市長にココが聞きたい!◆◆ ●空の駅こまつ こまつちゃん  「道の駅こまつ木場潟」が連日大にぎわいですが、小松空港もたくさんの人 が利用していますね。 和田市長  そうです。小松空港は市内で最も多くの人が行き交う場所です。その数は年 間300万人を超えます。つまり、空港には食・物産品・観光などの情報やニ ーズがいっぱい詰まっている、ということです。ただ待ち時間を過ごすだけで はなく、小松の良さを見て、味わって、感じることができる場になればと考え ています。まさに道の駅ならぬ「空の駅こまつ」と銘打って、小松市の知名度 や総合的な魅力の向上につなげていきます。  そのため、各種団体と連携して空港内に情報発信コーナーや、アンテナショ ップを設置し、小松の農産物や加工品などを販売しています。また、試食や、 小松市全般についてもアンケートを行い、今後の商品改良や販売運営に活用し ます。 こまつちゃん  これからの小松市のために、多くの人の意見が集まるといいですね。 和田市長 多くの人が行き交うということは、意見を集めやすいだけではなく、 情報発信にも向いています。小松空港を利用した人を通じて、全国へ、そして 世界へ小松の良さが広がることを期待します。  これからの空港は、単なる通過点ではありません。エアターミナルならでは の食事やイベントなど、ここ に来るだけで最新の小松を楽しむことができる、まさに「小松の魅力がいっぱ いのテーマパーク」です。  アンケートなどの市場調査は3月末まで実施しています。皆さんも一度空港 に足を運び、ご協力をお願いします。小松市のイメージアップのため、今後も 努力を続けてまいります。  なお、スペースを拡大した本格的オープンは、4月以降を予定しています ○●国際交流員ハファエレの Vamos nos conhecer(仲良くなりましょう)●○ ●レディファースト  今年の初めに極寒の国シベリア(ロシア)に行ってきました。そのシベリア で、女性に対する男性の行動が優しいのではないかと思わせる出来事がありま した。シベリアの冬は、10分以上は外にいられないほど猛烈に寒くなるため、 男性は女性を守るために意識的に行動しています。例えば、レストランから家 に帰る場面では、男性は女性に「ここで10分位待っていて」と言って車まで行 き、エンジンをかけます。そして車内の空気が温かくなってから女性を車に乗 せます。しかも、駐車場からレストランの前まで迎えに来てくれるのです。女 性はレストランから温まった車内へ飛び込むだけで済みます。それほどにシベ リアが寒いからなのか、シベリアの男性が優しいからなのかは不明ですが、寒 さから女性を守ろうとする男性の行動は、なかなか強くてかっこいいと誰もが 思うに違いありません。  更にもう一つ。シベリアの女性は、特に冬の時、ハイヒールのブーツを履く 人が多いのですが、階段を下りる際に転ばないように、男性が女性の手を取り 前の方に立つようにしている場面をよく見かけました。恥ずかしがる人は1人 もなく、むしろ自信を持ってかっこよく女性をサポートする姿に男性の魅力が 出ているように感じました。  日本にも優しい人がたくさんいますが、女性に対する優しい行動がよりたく さん見られることを期待しています! ★☆文化ガイド★☆ ■ こまつ芸術劇場うらら・小松市主催公演 「林家たい平独演会」  林家伝統のサービス精神たっぷりの落語を熱演します。 とき 3月3日(日)13時30分開場、14時開演 ところ こまつ芸術劇場うらら大ホール 入場料(全席指定・税込み) 一般3,000円(当日3,500円) チケット好評発売中  こまつ芸術劇場うらら 0761(20)5501  チケットぴあ 0570(02)9999 Pコード419−910  ※別途発券手数料が掛かります 問い合わせ こまつ芸術劇場うらら(水曜日休館)  電話0761(20)5500 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761(24)8016   FAX :0761(24)5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:小松市の木場潟開催を決定 全国植樹祭 県検討委、骨子案了承 02:小松の食、空港でPR 「空の駅」開設祝う スイーツ振る舞い 03:彰化市の100人、お旅まつりへ 小松市訪台団に明言 年1回訪問 04:住宅再建で被災地支援 駒沢建工 宮城県に大工常駐 人件費のみで工事 05:九谷焼の若手支援 小松市の奨励金1号 谷口製土所に月3万円を2年間 06:水路の水で消雪 小松市が試行実験 井戸不要、設置費安く 07:長野県飯山市と観光協定 新幹線開業へ小松市 旅行商品を共同開発へ 08:子供歌舞伎、小松に集まれ 5月にフェスティバル 40団体に出展要請 09:施設料金減額、小松市で研究を 市、4月から 学生証が優待パスポート 10:こまつの杜、駅東の里山を倍に拡大 コマツ 「一等地」の緑化推進 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年01月22日(火)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎小松市の木場潟開催を決定 全国植樹祭 県検討委、骨子案了承  2015年春の第66回全国植樹祭の石川県基本構想検討委員会は22日、 小松市の木場潟公園中央園地を主会場に開催することを決めた。加賀、白山市 を含む3市の計5カ所の敷地や駐車場の広さ、交通環境など8項目で評価し、 木場潟公園のみ全項目で基準を満たした。主催する国土緑化推進機構が2月上 旬に現地調査し、主会場を最終決定する。  22日に県庁で開かれた検討委で、県側が各候補地の項目別の評価を示した。 植樹祭の参加者は1万人規模になると見込まれ、必要とされる1・6ヘクター ル以上の広場面積を持つのは木場潟公園だけだった。悪天候時の代替施設や迂 回(うかい)路が確保できる点も評価された。  会場分散も検討されたが、ご臨席される天皇、皇后両陛下の負担軽減などを 考慮して1カ所にすることが望ましいと結論付けた。丸山利輔委員長(県立大 参与)は「木場潟は木材の一大集積地だった歴史もあり、総合的に判断した」 と述べた。  加賀市の加賀海岸尼御前岬と県民の森、白山市の白山ろくテーマパーク、松 任海浜公園は広場などを拡張する必要があったり、交通アクセス不備などの課 題が挙げられた。  検討委では、主会場を含む基本構想の骨子案を了承した。谷本正憲知事は、 主会場が決定したことについて「検討委の結論を尊重したい」と話した。  和田慎司小松市長は「両陛下を木場潟公園にお迎えできるのならばこの上な い名誉であり、小松市の自然、市民と触れ合っていただきたい」と述べた。  加賀市は「県の判断については加賀市として論評する立場にないが、委員会 の審議結果には残念な思いがある」とするコメントを発表した。作野広昭白山 市長は「県内最大の森林面積を有する白山市を主会場にとの強い思いがあった が、南加賀地域全域が恩恵を受ける形の開催を願っている」とコメントした。 〈02〉2013年01月22日(火)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎小松の食、空港でPR 「空の駅」開設祝う スイーツ振る舞い  小松産の加工食品や観光情報などを発信する「空の駅こまつ」が22日、小 松空港で開設された。同所でオープニング式典が行われ、関係者が年間約20 0万人の搭乗客が行き交う空港の立地を生かした地域活性化に期待を寄せた。  式典では、和田慎司小松市長が「南加賀や石川の味などを全国、世界中の人 たちに知ってもらいたい」とあいさつ。浅井俊隆石川県企画振興部次長と円地 仁志市議会議長が祝辞を述べ、出席者がテープカットして開設を祝った。  「空の駅」は空港ビル1階の到着ロビー近くに設けられ、加工食品の試食・ 販売を行う期間限定のアンテナ店と、常設の情報発信コーナーがある。アンテ ナ店では、小松産の農作物を使った食品を提供し、意見を参考に商品を改良し て魅力を高める。  同日は、アンテナ店で小松特産のトマトを使ったチーズケーキやきな粉ドー ナツ、菓子「州浜(すはま)」などが振る舞われ、観光客やビジネス客が舌鼓 を打った。レトルトのトマトカレーやブランド米「蛍米」などを買い求める姿 も見られた。アンテナ店の初回は31日までで、次回は2月25日から3月6 日まで開設する。  情報発信コーナーでは、小松の伝統文化である曳(ひき)山子供歌舞伎や今 年秋に完成予定の科学交流館(仮称)などをPRする映像が流されたほか、観 光施設などのパンフレットが配布された。  東京から訪れた大学教授男性(65)は「ここでしか買えない物が並べられ ており、いい試みだと思う」と話した。 〈03〉2013年01月17日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎彰化市の100人、お旅まつりへ 小松市訪台団に明言 年1回訪問  小松市議会などの台湾交流促進事業訪問団は16日、台湾中部の彰化(しょ うか)市を訪れ、市役所で邱建富(キュウチェンフウ)市長に本格的な交流を 申し入れた。邱市長は「(彰化市関係者)100人規模で5月、小松市を訪問 したい」と明言し、今後は年1回程度、訪問する考えを示した。  訪問団長の円地仁志市議会議長と副団長の和田衞小松商工会議所会頭は、小 松−台北便の1日1便化を説明して「身近になった小松市の文化や温泉に親し んでほしい」と呼び掛け、和田慎司市長の親書も手渡した。  邱市長は「両市にはたくさんの共通点がある。これから交流を深め、観光客 が増えるように協力したい」と応じ、彰化市として初めての国際交流都市に小 松市を選んだと明かした。  円地議長は5月開催のお旅まつりの見学を呼び掛け、邱市長は粟津温泉の旅 館に宿泊する意向を示した。彰化市関係者によると、小松訪問団は邱市長ら彰 化市関係者のほか、民間団体役員らが加わる見込み。  経済・観光交流意見交換会では、両市の各種団体関係者が産業、農業、観光 地などの特徴を互いにPRした。JA小松市は市ブレンド米「蛍米」やレトル トのトマトカレーなどを贈った。小松市側は「乗りもの」など4テーマの観光 誘客策を映像を交えて紹介し、彰化市側は農業や製造業の基幹産業だけでなく、 観光振興やサービス業を営む企業誘致にも力を注いでいると説明した。  これに先立ち、訪問団は彰化市議会に当たる同市民代表会の楊惟欽主席(議 長)らとも懇談した。 〈04〉2013年01月15日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎住宅再建で被災地支援 駒沢建工 宮城県に大工常駐 人件費のみで工事  住宅建設などを手掛ける建設業「駒沢建工」(小松市)は、東日本大震災の 被災地である宮城県東松島市などで、東北復興住宅建築支援事業に乗り出す。 大工4人を20日から約2カ月間、現地に常駐させ、津波で家が流された住民 の住宅再建を請け負い、支援に取り組む。  建設するのは木造2階建て住宅1棟と木造平屋建て住宅2棟。東松島市の住 宅メーカーが受注した物件で、駒沢建工が人件費のみで工事を担当する。大工 が多数必要な棟上げ時は、追加で大工5人程度が小松から応援に駆け付ける。  駒沢建工と現地のメーカーは、工務店が作る同じ組織のメンバーとしてかね てから交流があった。この仕事によって売り上げ減が予想されるが、同社は技 術を生かして被災地復旧に尽くすことを決め、大工の交通、宿泊費などの経費 も同社が負担して協力する。  駒澤茂社長らは10日、東松島市などを訪れ、現地の様子や工法、資材の入 手状況、大工が住むアパートなどを確認した。余震が続いており、大工との打 ち合わせでは、地震時は避難を最優先して集合場所を決めておくことなどを徹 底した。  駒沢建工は、石川県内の工務店が今後、現地で建設工事に携わる際の参考に なるように、工事の安全管理や生活する際の注意点などをまとめて情報提供す る予定である。  駒澤社長は「金銭面だけでなく、建設業者として技術を生かした支援活動を できる限り行いたい」と話した。 〈05〉2013年01月09日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎九谷焼の若手支援 小松市の奨励金1号 谷口製土所に月3万円を2年間  小松市は8日までに、「こまつの技継承支援制度」の第1号事業所として、 九谷焼の原料となる粘土を製造する谷口製土所(同市若杉町)に奨励金を交付 することを決めた。制度は九谷焼など伝統産業の若手職人の育成が狙い。九谷 焼の販売量が落ち込み、後継者不足が深刻化する中、人材育成と産地再生を後 押しする。  奨励金は業界に入って3年以内の40歳未満の職人がいる事業所に対し、市 が月3万円を最長2年間支払う。  数年間に及ぶ技術の習得、継承を支援してものづくりに携わる人材を育てる 目的で、事業所は経費や研修費などに充てることができる。  九谷焼のほか、石材業、畳表「小松表」、小松瓦の各業界も制度の対象とな っている。今後も申請を受け付ける。  谷口製土所には昨年秋、谷口浩一さん(33)が弟子入りし、父の谷口公昭 社長(60)から陶石を原料に粘土を製造する過程を学んでいる。  粘土は九谷焼作家の工房や窯元などに出荷される。天然の陶石を使うため、 数種類の土を配合して成形しやすい粘土を安定的に製作するには知識と経験が 必要で、一人前になるには7、8年かかる。  九谷焼は円高の影響で輸出が減り、安値の器の輸入などにより業界全体の販 売量が落ち込んでいる。南加賀の製土所はピークの昭和40年代は5軒あった が、3軒が廃業し、現在は2軒に減った。  谷口社長は「制度を生かして、しっかりと技術を継承させていきたい」と話 した。 〈06〉2013年01月08日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎水路の水で消雪 小松市が試行実験 井戸不要、設置費安く  小松市は7日までに、同市河田町の市道で、水路の水を電動ポンプでくみ上 げて利用する消雪装置の試験運用を始めた。井戸が不要なため設置費用が約5 0万円と安く、設置や管理の労力も少なくて済む特長がある。市は来冬の本格 運用へ課題を探り、冬場の道路の安全を確保する。  河田町の消雪装置は、水路の水を電動ポンプの圧力を使って、市道約70メ ートル間の20カ所に分けてまく。管理は市が住民と相談しながら行い、降雪 時や路上に雪が残っている時など、必要な時だけ散水する。電気料は市が負担 する。  現地は下り坂で、過去に路面が凍結してスリップ事故が起きており、住民が 市に対応を要望していた。  水を確保するための井戸を掘る場合、費用が数千万円必要になり、維持管理 も手間が掛かるとして、市は、近くを流れる水路の水を活用した消雪装置の試 験を行うことにした。  市は、水路を利用する消雪装置について、他の地域でも簡単に設置できる長 所がある一方、▽水温が地下水に比べて低く、雪が解けにくい▽水量が足りな くなる恐れがある−ことが課題になるとみており、本格実施へより効果が高く なる運用方法を見極める。  市は「水路の水による消雪装置を活用し、冬期間の交通安全に役立てたい」 (道路河川課)としている。 〈07〉2013年01月05日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎長野県飯山市と観光協定 新幹線開業へ小松市 旅行商品を共同開発へ  小松市は4日までに、長野県飯山市と観光交流都市協定を締結する方針を固 めた。北陸新幹線長野−金沢開業に伴い、飯山市に新幹線駅が設置されること がきっかけで、小松市が他の都市と観光交流協定を結ぶのは初めて。飯山市は 斑尾(まだらお)高原スキー場などの観光地があり、両市は旅行商品を共同開 発して首都圏などで売り込み、新幹線を生かした誘客を推進する。  飯山市は長野県北部にあり、人口約2万3千人。新潟県にも接する。スキー 場を核とした観光業が盛んで農業を体験するグリーンツーリズムにも力を入れ ている。小松、飯山両市は寺を生かした観光誘客に連携する「寺町サミット」 に加盟しており、飯山市側が協定締結を打診した。  国内外からの誘客活動を推進する施策も両市共通で、協定では▽両市や観光 団体が他地域からの誘客活動で連携する▽両市で互いの観光情報を発信▽両市 で開催される観光イベントで市民交流を促進−することが盛り込まれる予定で ある。  飯山市の観光団体は旅行商品を造成して売り出しており、協定締結後は小松 市の観光地も組み込んだツアーが発売される見込み。  小松市は「新幹線開業で近くなる飯山市と協力して誘客活動や空港の活性化 を進めたい」(空港・地域交流課)としている。 〈08〉2013年01月04日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎子供歌舞伎、小松に集まれ 5月にフェスティバル 40団体に出展要請  5月に開催される第15回全国子供歌舞伎フェスティバルin小松(北國新 聞社特別協力)で、小松市は初めて、全国で子供歌舞伎を上演する約40団体 全てにPRブースへの出展を要請する。同フェス会場で各地の子供歌舞伎が一 堂に情報発信する場を設け、「歌舞伎の街」小松のイメージを高める。  市は各団体に小松訪問を呼び掛け、団体の指導者や子供役者らは同フェスの 入場料を無料にする。会場に設けるPRブースでは、各地の子供歌舞伎関係者 が、ポスター掲示やパンフレット配布などを通じて互いの活動を紹介し合うな どして交流する。  同フェスでは、小松市の子供役者が地元ゆかりの演目「勧進帳」を上演する ほか、滋賀県米原市と新潟県南魚沼市の子どもも歌舞伎を上演する。市は全国 の団体が集まる場を設けて、今後の出演団体の発掘にも役立て、同フェスの魅 力を一層高めたい考えだ。 〈09〉2013年01月03日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎施設料金減額、小松市で研究を 市、4月から 学生証が優待パスポート  小松市は4月、大学生や教員らを優待し、小松を研究活動場所に選ぶように 促す「こまつ学生ビレッジパスポート事業」(仮称)を始める。金大、北陸先 端科学技術大学院大、小松短大の学生らの文化・体育施設の使用料を割り引く。 対象は1万5千人以上おり、キャンパスのように若者が行き交う活気ある地域 を目指す。  計画では、市は文教・体育施設計約20施設について、「パスポート」に見 立てた学生証や職員の身分証の提示を条件に、使用料を半額程度に割り引く。 申し込みは不要。研究以外のスポーツや美術品見学などの余暇活動でも利用可 能で、小松に親しみを持つ契機にもする。  2月をめどに事業内容を紹介するサイトを設けるほか、大学・短大も窓口で 広報する。将来的にはサイトで学生向けアンケートを実施して事業内容の改善 に役立てる。  市は今年秋に完成予定の科学交流館(仮称)などを核に、大勢の大学生らを 小松で活動するように呼び込みたい考えで、まちづくりへの協力などを得て地 域活性化につなげる。  市は金大と北陸先端科技大学院大とは包括協定を締結しており、地元の小松 短大を含めて研究活動などを後押しする。北陸先端科技大学院大が毎日8便、 JR小松駅や小松空港に専用バスを運行していることが今回の事業のきっかけ になったという。  市は施設利用を手始めに、学生らには自然や産業などにも親しんでもらいた い考えで「小松の資源を研究題材に研究者や学生が集まるように取り組みたい 」としている。 〈10〉2013年01月01日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎こまつの杜、駅東の里山を倍に拡大 コマツ 「一等地」の緑化推進  JR小松駅東側のコマツ小松工場跡地に設けられた「こまつの杜(もり)」 の里山が今年、2倍に拡大される。コマツが、子どもの自然体験活動や住民の 憩いの場を広げるために1万平方メートルを追加整備する。南加賀の玄関口に 当たる「一等地」の緑化を進めて癒やしの空間をさらに充実させ、理科好きの 青少年育成を後押しする。  計画では、里山は国道360号側に広げ、3月末までに小高い丘を2カ所設 ける。従来の緑地の園路を丘の周囲に延長し、サクラやモミジなど南加賀に自 生する木のほか、クリなど実をつける木も初めて植える。拡張部分の植樹は秋 ごろになる予定で、定着具合などを見極めた上で一般開放する。  コマツは国道360号沿いにある専用駐車場から、こまつの杜への出入り口 を新設して来場者の利便性を高める。舗装や区画線を引くなどの整備もする。  こまつの杜の緑地「げんき里山」は、2011(平成23)年5月、約1万 平方メートルに南加賀の草木約300種類を植栽してオープンした。世界最大 級のダンプトラック「930E」も展示され、来場者が自由に散策できる。コ マツOBらがカブトムシを栽培して児童に配ったり、シイタケの植菌体験講座 を開くなどして生物や理科に関心を持つ子どもを育て、「ものづくり」産業へ の人材供給も目指す。  飴山善治わくわくコマツ館長は「子どもが元気に遊びながら自然に親しめる 里山として、豊かな心を育てたい」と話している。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------