_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.128     _/ _/              平成24年 8月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.128をお届けします。  石川県に全国から外国人留学生が集まる「ジャパンテント」の開催に合わせ て、大交流会を開催します。日本人も外国人も一緒に盛り上がろう! 【スモールワールドin小松】 とき 8月25日(土)16時〜20時30分 ところ 市民公園(JR小松駅前) ※雨天時は駅高架下 内容 ◆ワールドステージ  世界各国のダンスや歌を披露。世界のビートを肌で感じよう! ◆世界の食ブース大集合!  中国やブラジルなど世界10カ国の食べ物が大集合。また、各国の民族衣装 を体験できるブースもあります。 ◆日本文化体験  先着100人に素敵なプレゼントが当たるクイズラリー(参加費100円) や、浴衣着付体験(対象は外国人のみ、参加費500円)、小松市の姉妹都市 ・友好都市をイメージした顔出しパネルなど。 ■問い合わせ 小松市国際交流協会 0761(21)2226 空港・地域交流課  0761(24)8039 ◆◆和田市長にココが聞きたい!◆◆ ●小松の美術 こまつちゃん  今年も楽しい夏がやってきましたね。 和田市長  夏休みなどで家族団らんで過ごす時間が増えるこの時期、今年はぜひ身近に ある美術に注目していただきたいと思います。  小松では、日常の至るところで美しいものに出会えます。日の光を浴びて黒 く光る小松瓦の波や町家の景観、青い畳表。曳山には細工師による繊細な装飾 芸術が施されていますし、九谷焼は古くから人々の生活の中にありました。  未来を担う子供たちが、これらふるさとの美を継承していくことは、ふるさ とへの一層の誇りと愛着へつながります。だからこそ、幼い時には分からなく ても、大きくなってやがてその価値を理解する時のために、子供たちには本物 の美術に触れる機会をできるだけ多く設けたいと思っています。 こまつちゃん  小松美術展「こまつの美」が開催中ですね。 和田市長  現在、小松美術作家協会には100人を超える作家の皆さんが所属していま す。様々なジャンルの作品が一堂に展示されるこの展覧会は、小松の素晴らし い美術に触れられる貴重な機会です。また、子供から大人までを対象にデッサ ンを学ぶワークショップも開催し、出来上がった作品を宮本三郎美術館で今冬 開催の「デッサンの杜」で展示する予定です。  ミュージアムパスポートや、小学生親子対象の無料鑑賞券などもご活用いた だき、ご家族おそろいでお出掛けください。夏のひととき、「こまつの美」を 存分に楽しんでいただけると思います。 ○●国際交流員ハファエレの Vamos nos conhecer(仲良くなりましょう)●○  皆さんご存じと思いますが、ブラジルは熱帯地域にあるため、夏は本当に暑 く、半年に渡って夏が続く地域もあります。そんなブラジルの夏の生活スタイ ルを紹介します!  私の出身地であるリオデジャネイロ市では11月〜3月が夏にあたり、特に 2月が最も暑く、40度まで気温が上がる日もあります。40度と言うと驚く かもしれませんが、湿気がないため、日本の暑さとは違っています。リオデジ ャネイロは海に面しているためビーチが多く、まちを歩くと水着だけを着てバ スに乗っている人がいたり、仕事帰りの社会人が着替えてビーチで過ごしたり と、ビーチが生活に欠かせないものとなっています。    ビーチはただ海で泳ぐ場所だけでなく、ヨーガやサッカー、ビーチバレーの スクールや屋外ジムがあったり、バーベキューをしたりと何でもできる舞台に なります。歩きながら物を売る人もいるので、ショッピングもできます。もち ろんエアコンのついた室内で過ごす人もいますが、ブラジルの人は外で太陽の 光を浴びるのが好きなので、夏のビーチはたくさんの人でにぎわいます。日焼 けした肌は美容と元気さのシンボルとされています。    皆さんにもぜひ一度ブラジルの夏を肌で感じてほしいと思いますが、行くに は少し遠いので、気軽にブラジルの雰囲気を味わいたい人は8月25日(土) ・26日(日)の「ブラジル映画祭in小松」(詳しくは下記の文化ガイド) にぜひ来てくださいね! ★☆文化ガイド★☆ ■ブラジル映画祭in小松  ブラジル映画が小松にやってきます。親子で、カップルでブラジルの雰囲気 を感じてみませんか。 とき 8月25日(土)・26日(日) ところ こまつ芸術劇場うらら 上映作品 ・25日(土) 14時30分〜 「ジャングルの少女タイナ」、17時〜 「コピーオペレーター」 ・26日(日) 14時30分〜 「世界が終わりを告げる前に」、17時〜 「僕のことを話そう」 入場料(全席自由、税込/1作品につき) 一般500円、小学生以下250 円。ウイークエンドシアター共通券も利用できます。 チケット取り扱い こまつ芸術劇場うらら 電話:0761(20)5501  チケットぴあ 電話:0570(02)9999(Pコード559−875) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761(24)8016   FAX :0761(24)5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:4会場に「美」の絆 開場式、きょうから一般公開 小松美術展 02:「土用の丑」 柴山潟に巨大ウナギ 最大1キロ 食べられるのは1軒 03:空の玄関口「滑走」 小松空港ラン&ウオーク 過去最多1238人出場 04:かるた普及で全国表彰第1号 小松市の二口谷さん 25年間選手を育成 05:小松市の和菓子食べ比べ 8月スイーツマラソン 店巡り試食やクイズ 06:展望デッキ8月無料 航空プラザと初連携 誘客へ相互にPR 小松空港 07:理科好き、銭湯で育む 小松浴場組合、21日から 10店に科学グッズ 08:特産トマトで新飲料 JA小松市 甘さと食感特徴 産地発信、消費拡大 09:小松市のコメ、全国のホテルに 減農薬でうまみ強く 大阪府内の企業 10:防災拠点の機能強化 小松工高 誘導灯、電光掲示板を製作 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2012年07月28日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎4会場に「美」の絆 開場式、きょうから一般公開 小松美術展   第52回小松美術展「こまつの美」(小松市、小松美術作家協会、北國新聞 社主催)の開場式が27日、小松市民ギャラリー「ルフレ」で行われた。28 日から一般公開が始まる。今回は初めて4会場での開催となり、地元作家の意 欲作130点が小松のまちなかを「美」で彩る。  「ルフレ」では書と日本画、彫刻37点、小松市立博物館では工芸36点、 宮本三郎美術館では洋画25点、本陣記念美術館では写真22点と物故作家作 品10点がそれぞれ展示される。小松美術作家協会長で釉裏金彩(ゆうりきん さい)人間国宝の吉田美統氏ら美術王国石川を支える重鎮から新進気鋭の若手 作家まで107人が力作を寄せた。  開場式では、小松市立高芸術コースの生徒が演奏を披露し、同協会の浅蔵五 十吉理事長は主催者あいさつで「われわれの縦、横の絆を持ち合わせ、成功を 期したい」と述べた。和田慎司小松市長、嵯峨元北國新聞社事業本部長、来賓 の円地仁志小松市議会議長が順にあいさつした。  小松美術展は北陸放送、テレビ金沢、ラジオこまつ、テレビ小松などが後援 する。入場料は500円(4会場共通)で、高校生以下は無料となる。 ●文化で地域振興  27日夜は小松市のホテルサンルート小松でオープニングパーティーが開か れ、約100人が文化を通じた地域振興への誓いを新たにした。和田市長らが あいさつ、円地市議会議長が祝辞を述べ、出席者は関戸昌郎市文化協会理事長 の発声で乾杯。坂本和哉市教育長の音頭で万歳を三唱し、浅蔵小松美術作家協 会理事長のあいさつで締めくくった。 〈02〉2012年07月27日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「土用の丑」 柴山潟に巨大ウナギ 最大1キロ 食べられるのは1軒  7月27日は「土用の丑(うし)」の日。今年は全国的にウナギが品薄で価 格が高騰する中、加賀市の柴山潟には大きなウナギがいると聞いた。体長は6 0センチ前後で、中には1キロを超える大物もいるとか。このウナギを食べら れるのは、加賀市内で1軒だけだという。くらくらするような暑さの中、柴山 潟の巨大ウナギに会いに行った。(北村拓也)  柴山潟でウナギ漁をしているのは、小松市串町の小森淳一さん(84)。漁 は7月下旬から8月初旬にかけて最盛期を迎える。  小森さんによると、ウナギは夜にエサを食べて、満腹になったら寝床を探す。 事前に直径約10センチ、長さ約1メートルの竹筒を100個ほど仕掛けてお き、1週間程度放置した後、早朝に竹筒の中で眠っているウナギを捕獲する。 ●たった1匹  「10年ほど前は1回に20匹捕れたし、50匹捕った仲間もいた。でも、 今では5匹捕れるかどうか」と小森さん。26日に柴山潟で竹筒を回収してみ ると、捕れたのはたったの1匹だった。  だが、大きさはうわさ通り。体長は60センチで重さ約700グラム。普通 のウナギより3割ほど大きいが、小森さんは「ここじゃあ普通の大きさやね」。 大物になると、約80センチで、太さはビール瓶ほどもあるという。なぜ大き いのかは、小森さんにも分からないそうだ。 ●催促の電話  小森さんは捕れたウナギを加賀市柴山町の「池端鯉料理」に持ち込む。柴山 潟のウナギを味わえる唯一の店だ。店主の池端義和さん(64)によると、ウ ナギのシーズンになると、常連客から催促の電話がよくかかってくる。  あの大きなウナギをかば焼きにして白いご飯と一緒に食べれば、夏ばても吹 き飛びそうだ。 〈03〉2012年07月23日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎空の玄関口「滑走」 小松空港ラン&ウオーク 過去最多1238人出場  「小松空港ラン&ウオーク」(同実行委員会、北國新聞社主催)は22日、 同空港仮設滑走路跡地特設コースで過去最多の1238人が出場して行われた。 参加者は普段は立ち入れない空港内で、航空自衛隊小松基地に配備されている F15戦闘機などを眺めながら地上を「滑走」して爽やかな汗を流した。  北陸の空の玄関口である小松空港と、防空拠点である小松基地に理解を深め るとともに、参加者の健康増進を図る目的で開かれ、今年で3年目。親子連れ や市民ランナーらは思い思いのペースで歩を進め、開設51年目を迎えた空港、 基地の新たな半世紀にも思いをはせた。 〈04〉2012年07月23日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かるた普及で全国表彰第1号 小松市の二口谷さん 25年間選手を育成  小松かるた会の二口谷(ふたくちや)喜一名誉顧問(81)=小松市西町、 五段=が22日までに、25年間にわたって選手育成に尽力し、競技かるたの 普及発展に貢献したとして、全日本かるた協会から表彰「百人一首奨励賞」を 受けた。同賞の全国第1号となる。二口谷さんは「受賞を励みに小松から名人 かクイーンを誕生させたい」と悲願達成へ意気込んだ。  25年前はほとんど活動していなかった小松かるた会を全国大会の常連に育 て上げ、競技人口の拡大やトップ選手を育てたことが評価された。  子どもの頃からかるたに親しんでいた二口谷さんは、漆器職人として活動す る傍ら、集中力が物を言う「真剣勝負」の魅力に引かれ、百人一首の選手とし て活動、県大会で上位入賞した経歴を持つ。県かるた協会常任理事なども務め た。  小松かるた会では、通算約400人の子どもを週2回程度、2時間半ずつ指 導。1月のクイーン位戦に出場した小松市出身の本多恭子さんらA級(四段以 上)を10人以上育成した。「勝利の喜びを味わせたい」と、選手を厳しく仕 込んだ。  同会の宮橋勝栄理事長らから祝福を受けた二口谷さんは「石川の競技人口を 全国一とし、トップ選手を輩出することを目指して、今後も頑張りたい」と話 した。 〈05〉2012年07月20日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市の和菓子食べ比べ 8月スイーツマラソン 店巡り試食やクイズ  小松市の活性化に取り組む団体「まちづくり倶楽部(くらぶ)こまっち」は 8月25日、市中心市街地の和菓子店数店舗で食べ比べを楽しむイベント「ス イーツマラソン」を初めて実施する。和菓子の試食やクイズなどを通して、小 松の甘味や街並みに親しんでもらう狙い。女性の関心が高いスイーツを切り口 に中心市街地への注目を集める。  スイーツマラソンでは、小松市三日市町のタウンオアシスを発着点とし、協 力する和菓子店をチェックポイントにする。参加者は和菓子店を訪ね歩いて商 品を試食したり、和菓子や歴史をテーマにしたクイズに取り組む。店員に質問 したり、気に入った商品を購入することもできる。  5店舗前後の参加を予定する。約4キロのルートを中心商店街を通るように 設定し、和菓子店以外の店舗への「寄り道」も認め、市街地活性化を後押しす る。  10、12月にも実施する予定で、小松市の支援を受けた。  こまっちメンバーの中村潤哉さん(37)は「小松の和菓子と街並みを味わ い、魅力を発見してもらいたい」と話している。問い合わせはこまっち事務局 =090(2378)5690=まで。 〈06〉2012年07月19日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎展望デッキ8月無料 航空プラザと初連携 誘客へ相互にPR 小松空港  小松空港ターミナルビルの展望デッキは8月の1カ月間、入場無料とする。 空港に隣接する県立航空プラザと連携した初のPR活動も始め、空港や航空機 を観光資源として活用し、小松のにぎわい創出を図る。  年間約3万人が利用する展望デッキの無料化は、空港ビルを管理する北陸エ アターミナルビル(小松市)が企画した。入場料1人50円(3歳〜小学生は 30円)が不要となり、夏休み中の子どもらが気軽に展望デッキに上がって、 F15戦闘機やジャンボ航空機を見ることができる。  展望デッキには、連携PR活動として航空プラザにある航空機や飛行機型大 型遊具の写真を掲載した巨大ポスターを掲示する。「日本海側唯一の航空機の 博物館」とされる航空プラザで、間近に飛行機が眺められることを紹介し、搭 乗者らに来館を促す。  小松空港から約400メートル離れた航空プラザにも、空港ビルにある展望 デッキや売店、レストランなどを紹介するPRコーナーを設置する。4月に大 型遊具を設置した航空プラザは休日には約2千人が訪れ、前年度比2・5倍と なっており、来館者が空港ビルに足を伸ばすきっかけとする。  小松市は8月、航空プラザ利用者を対象に、空港ビル関連の質問項目も含め たアンケート調査を実施して要望などを聞き取る。  北陸エアターミナルビルは「展望デッキの利用者を増やし、飛行機の離着陸 を見てほしい」、航空プラザは「イベントなどでも連携していきたい」として いる。 〈07〉2012年07月18日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎理科好き、銭湯で育む 小松浴場組合、21日から 10店に科学グッズ  小松浴場組合は21日からの「夏休み家族触れ合い入浴」に合わせ、加盟す る小松市内の銭湯10店に科学グッズを置く。子どもが自由に使い、市が進め る「理科好き」の子どもの育成を後押しする狙い。「触れ合い入浴」では家族 同伴の小学生以下は無料となり、科学グッズを通して家族のコミュニケーショ ンも深めてもらう。  科学グッズは、気圧の関係で水が吹き出る「ペットボトル噴水」、「トルネ ード実験用ボトル」、比重の違う砂がモザイク模様を描き出す「サンドピクチ ャー」、磁石などを使った「不思議な振り子」「地球ゴマ」の5点。ロビーな どに使用方法を一緒に置き、家族連れらが体験を通じて理科の原理や面白さを 感じてもらう。  3年目となる「触れ合い入浴」は中学生以上の家族が同伴すれば、小学生以 下の子どもは入浴料が無料になる。大きな風呂での入浴を通じて家族の絆を深 める目的で、今年は親子の会話を弾ませるきっかけにもなるように科学グッズ を置く。科学グッズは小松市の補助を受けて購入した。  銭湯は利用客が減少しており、広い浴槽など銭湯の特徴をPRする狙いもあ る。  清水伸一組合長は「子どもたちが銭湯は楽しいと見直すきっかけにしたい」 と話している。「触れ合い入浴」は8月31日まで。科学グッズが配置される 銭湯は次の通り。  万歳湯、川辺湯、さくら湯、清水湯、角湯、あたみ湯、今江温泉、木場温泉、 加賀八幡温泉、ピュア涌泉寺 〈08〉2012年07月10日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎特産トマトで新飲料 JA小松市 甘さと食感特徴 産地発信、消費拡大  JA小松市は9日までに、小松特産のトマトを煮詰めて作った新たな飲み物 「トマティ」を開発した。程よい甘さとトマトの果肉の食感が特徴で、水や湯、 炭酸水、焼酎などで割っていろいろな味わい方ができる。同JAは市外から訪 れた人向けに提供するもてなし飲料としてPRし、トマト産地の発信と消費拡 大を目指す。  トマトは湯がいてへたと皮を取り、ミキサーにかける。ゆででペースト状に した小松産のニンジンを加え、加糖して煮詰める。トマト2個分の170グラ ムで瓶詰めして提供する。保存料、着色料は一切使っていない。  ティースプーン1杯分を水など100tで割って飲む。14日から小松市の 道の駅「こまつ木場潟」と同JA営農資材センター「JAあぐり」で1本65 0円前後で売り出す。限定で300本作った。  小松は北陸一のトマト産地で、年間約1500トン収穫される。同JAは野 菜として出荷するだけでなく、加工・販売も手掛ける6次産業化を進めており、 先発商品にトマトカレーがある。  品ぞろえを増やして幅広い年代にトマトをアピールするほか、市場に出せな い規格外のトマトを原料にして生産者の収入増を図る。  同JAは「果肉の食感を楽しみながら最後まで飲み干してほしい」としてい る。 〈09〉2012年07月07日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市のコメ、全国のホテルに 減農薬でうまみ強く 大阪府内の企業  小松市産のコメが、全国で105店舗を展開するビジネスホテルの朝食に採 用されることが決まった。8月にも、大阪府内の7店舗が小松市産のコメに全 て切り替え、納入店舗を順次増やす。農薬や化学肥料を減らして栽培した特別 栽培米の味やイメージが評価され、同市関係者は「環境王国こまつ」発信に期 待している。  約40都道府県でホテルを運営する「スーパーホテル」(大阪市)の山本智 英経営品質部長が6日、小松市役所を訪れ、和田慎司市長に報告した。  山本部長は「小松のコメはうまみが強いほか、冷めてもおいしい」などと評 価した。同ホテルは環境や健康に配慮した運営に取り組んでおり、小松市が 「環境王国」の認定を受けて環境保全活動を進めていることも採用の理由とし て挙げた。  同ホテルは朝食が無料で、最初に導入する7店舗は計約700室、消費量は 1カ月当たり約1200キロ。従来は産地にこだわらずに仕入れており、小松 市産に切り替えると経費は上昇するという。  同ホテルは調査機関のホテル宿泊客満足度トップを獲得したこともあり、コ メにもこだわる方針を決定。調査や試食の結果、小松のコメに決めたという。  小松市は同ホテルに環境王国こまつをPRするパネルを設置する予定で、和 田市長は「米食味コンクールを開いて味の改善にも取り組んでいる。採用され てありがたい」と述べた。  山本部長は6日、JA小松市などの施設や農場を見学し、品質管理が的確に 行われていることを確認した。 〈10〉2012年07月04日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防災拠点の機能強化 小松工高 誘導灯、電光掲示板を製作  小松工高は校舎の防災拠点としての機能を強化するため、生徒が中心となり、 避難経路に設置する誘導灯と電光掲示板の製作を始める。学校の特色である 「ものづくり」を生かして、災害発生時の地域住民の受け入れ態勢を整備する。 今年10月の完成を目指す。  小松工高は、小松市の避難場所に指定されている。東日本大震災以降の防災 意識の高まりを受け、同校は夜間に災害が起きた場合、地域住民がスムーズに 避難できるように誘導灯などの設置を決めた。  誘導灯と電光掲示板は電気科と建築土木科の生徒が製作し、地元企業にも協 力を呼び掛ける。  計画では、避難場所の第二体育館までの地図を同校の正面入り口に設けるほ か、安全に住民が移動できるように等間隔に誘導灯を並べる。太陽光などクリ ーンエネルギーを電源とし、停電時でも利用できるようにする。  また、生徒と教職員が災害ボランティアとして活動するため、体験講座を開 催していく。23日には小松市消防本部隊員を講師に救急手当てを学ぶ。今後 は、被災地でのボランティア経験者を招き、講演会を開く。  宇都宮博校長は「避難場所として充実を図り、生徒と教職員の防災意識を高 め、万一に備えたい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------