_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.127     _/ _/              平成24年 7月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.127をお届けします。  大杉谷川に沿って細長く伸びる大杉町。人々が昔からこまめに手を加えて守 ってきた自然が残り、住民の営みと融合・調和することで、独自の里山文化を 紡ぎ出してきました。近年、環境保全や地域文化、コミュニティの在り方を見 つめる場所として、改めて里山が見直されています。  7月1日(日)、大杉町の「少年自然の家」を改築、「大杉青年の家」を統合 し、これまで以上に幅広い世代を受け入れ五感で自然を体験できるよう、「里 山自然学校 大杉みどりの里」として生まれ変わります。大杉の里山文化を次 世代に受け継いでいくため、様々な活動の拠点として活用していきます。 ■問い合わせ 電話 0761(46)1812 FAX:0761(46)1811  midorinosato@city.komatsu.lg.jp ◆◆和田市長にココが聞きたい!◆◆ 今月の「和田市長にココが聞きたい!」は、5月に職場体験で広報秘書課(広 報広聴担当)を訪れた松東中学校2年生の3人によるインタビューをお届けし ます。 中学生●小松市の収入は、税金のほかには何がありますか。 和田市長●市税以外にも、補助金や地方交付税といって、国や県から多くの収 入があります。ほかにも市民がお支払する水道料金や、様々な施設の使用料な どがあります。いずれにしても、皆さんから集めた大切なお金を1円でも無駄 にしないよう仕事に取り組んでいます。 中学生●僕たちが大人になった時に、どんな小松市になって欲しいと考えてい ますか。 和田市長●小松市が持つ資源や人材を生かして「たくましい・おもしろい・こ こちよい」まちになって欲しいと思います。そのための様々な施策や目標を昨 年「10年ビジョン」にまとめました。一歩ずつ着実に実行して魅力あるまち にしていきます。 中学生●市役所の正面横にある池には何もなくて寂しいので、魚を入れること はできませんか。 和田市長●以前にも同様のご意見を頂いていて、4月にコイを20尾入れまし た。しかし、この池は水深が浅く、鳥などの外敵に狙われるなど居心地が悪い ようです。これからもみんなが憩える空間となるよう工夫していきますね。 ○●国際交流員ハファエレの Vamos nos conhecer(仲良くなりましょう)●○ 今月は休載します。 ★☆文化ガイド★☆ ■こまつの美 〜第52回小松美術展〜  100人を超える作家が所属する小松美術作家協会。様々な分野の作品が一 堂に展示されるこの展覧会は、まさに小松の美術界の「今」を知る貴重な機会 です。  今年は会場を4カ所に拡大。現代作家だけでなく、市所蔵の物故作家作品も 加え、約120点の作品を展示します。 とき 7月28日(土)〜8月26日(日) ところ 博物館、市民ギャラリー「ルフレ」、本陣記念美術館、宮本三郎美術 館 内容 博物館:工芸、市民ギャラリー「ルフレ」:書、日本画、彫刻、宮本三 郎美術館:洋画、本陣記念美術館:写真、物故作家作品 開館時間 9時〜17時(入館は16時30分まで) 休館日 会期中無休 入館料 500円(4会場共通)、高校生以下無料  ※ミュージアムパスポート・シニアパスポート利用可 そのほか 8月11日(土)〜15日(水)は19時まで開館(入館は18時30 分まで) 問い合わせ 博物館 電話:0761(22)0714 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761(24)8016   FAX :0761(24)5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:那谷寺の書院、屋根ふき替え 8月に半世紀ぶり 護摩堂、鐘楼も 02:森山啓ジュニア文芸賞を創設 作文、意見文、詩・短歌・俳句 市教委 03:ウクライナに、ものづくり指南 8月から 小松短大は特別講義用意 04:小松市のカレー、いわき市で好評 JA提供特産トマト、ブランド米 05:漫画で小松づくし 来月のフォーラムに合わせ お旅、子供歌舞伎舞台 06:東日本大震災 夏休み、小松においで 福島の小中学生 7月から2週間 07:登録「授業名人」 若手に指導法伝授 ベテラン教員 市教委 08:「文技」祝う九谷焼 小松の北村さん制作 桂三枝さんから直接依頼 09:小まめメンバー3店目 女性起業家グループ 斎藤さん、今江町にパン店 10:ホテルや大学、呼び込め 企業立地助成を拡充 小松市6月補正予算案 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2012年06月28日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎那谷寺の書院、屋根ふき替え 8月に半世紀ぶり 護摩堂、鐘楼も  小松市那谷町の国重要文化財「那谷寺書院及び庫裏」が半世紀ぶりに改修さ れる。8月にも腐食した屋根を全て取り換える工事が始まる。2年がかりで国 重文の「護摩堂(ごまどう)」「鐘楼(しょうろう)」の屋根もふき替え、貴 重な郷土の資産を後世に継承する。  書院は1635(寛永12)年の建造で、那谷寺で最も古い木造建築物とさ れる。書院造り、数寄屋造りなど複数の様式が組み合わされている。  1953(昭和28)年に国重文に指定され、60年に銅板葺(ぶ)きの屋 根が改修されている。劣化が進んで雨漏りもみられるようになったことから、 文化庁に補助を申請した。  「書院」屋根の改修は来年8月ごろに完了し、引き続き「護摩堂」「鐘楼」 の檜皮葺(ひわだぶ)き屋根の取り換えを進める。総事業費は1億3千万円で、 今年度の事業費は2千万円となる予定。国が55%を補助し、残りのうち半分 を那谷寺、県と小松市が4分の1ずつを負担する。  那谷寺では2003年度以降、本堂、三重塔が改修されており、14年夏ま でに国重文の五つの建造物の修復が全て完了することになる。木崎馨山住職は 「2017年に迎える開創1300年を前に、改修が完了する見通しとなり、 ほっとしている」と話した。 〈02〉2012年06月27日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎森山啓ジュニア文芸賞を創設 作文、意見文、詩・短歌・俳句 市教委  小松市教委は26日までに、小松ゆかりの作家名を冠した森山啓ジュニア文 芸賞を創設した。小中学生向けの文芸コンクールの最優秀賞と位置付けて郷土 の偉人を顕彰するとともに、児童生徒のやる気を引き出して森山氏に続く人材 の育成を目指す。  同文芸賞は「かけはし文芸コンクール」に設け、作文、意見文、詩・短歌・ 俳句の3部門の作品から選ぶ。来年2月ごろに表彰式を行って作者をたたえる ほか、作品をまとめた冊子を製作して受賞者や小中学校などに配布する。  小松市を拠点に執筆活動に取り組んだ森山氏を発信し、子どもらに功績を紹 介するとともに、文章を書く機会を増やす狙い。  市教委によると、文章を考えて書く力を伸ばすことは、思考力や判断力を磨 くことにつながり、総合的な学力向上に結び付く。森山氏を目標に作家などを 目指す児童生徒を増やし、「第二の森山啓」の誕生も目指す。  小松市の先人を冠した賞では、理科の研究などに優れた子どもを表彰する勝 木賞や湯浅・中山賞、スポーツ賞である北野ホープ賞などがあり、昨年は宮本 三郎記念デッサン大賞展も誕生した。文学系はなかったため創設し、小中学生 が活躍する幅を広げる。  小松市教委は「小中学生が文学の分野でも意欲的に学習や創作に取り組み、 活躍すればうれしい」としている。 ★〔森山啓(もりやま・けい)〕  1904(明治37)年、新潟県村上市生まれ。41年に妻みよの出身地で ある小松市に移住し作家活動を続けた。旧松任市に転居した78年から翌年ま で、北國新聞夕刊に紅蓮物語を連載した。「海の扇」で新潮社文芸賞を受けた。 91(平成3)年に87歳で死去した。 〈03〉2012年06月24日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ウクライナに、ものづくり指南 8月から 小松短大は特別講義用意  ウクライナの生産管理技術向上を図る国際協力機構(JICA)のプログラ ムで、今年度の研修地に小松が選ばれた。同国の政府関係者や製造業の現場責 任者らが8月下旬から9月中旬にかけて小松に滞在する。小松短大は特別講義 を用意して技術習得を後押しすることにしており、JICA北陸は日本とウク ライナの経済関係強化の一端をものづくりの現場・小松が担うことを期待して いる。 ●JICAのプログラム  JICA北陸によると、小松で研修を受けるのは8人程度となる見通しで、 小松短大での特別講義のほか、小松市内のものづくり企業を視察し、日本の生 産管理技術を学ぶ。  特別講義は、生産管理や原価管理、品質管理、マーケティングなどを専門と する同短大講師が日本的な経営の特徴や生産管理技術の基礎を教える内容とな る。講義や資料は日本語となり、JICA職員がロシア語に訳する。  ウクライナは1991年の旧ソ連崩壊で独立。昨年1月には日本と投資協定 締結交渉を開始することで合意し、経済分野を中心に両国関係を強化すること を確認している。  これまでに、アジア企業を支援するJICA事業の一部として、小松市内の ものづくり現場が視察先になったことはあるが、プログラム全体が小松で実施 されるのは初めて。JICA北陸は「日本とウクライナの相互理解が深まる機 会にしたい」とする。  一方、研修受け入れを打診された小松短大は、地元ものづくり企業と連携し た同短大の取り組みが評価されたと受け止めており、「国際的な交流を進展さ せたい」としている。 〈04〉2012年06月20日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松市のカレー、いわき市で好評 JA提供特産トマト、ブランド米  石川菓業青年会のメンバー2人は19日までに、東日本大震災の被災者が暮 らす福島県いわき市の仮設住宅を訪ね、小松特産のトマトカレーやトマトなど を振る舞った。避難生活を続ける住民からは「こんなおいしい物を食べたこと はない」などと大好評だった。  一行はJA小松市が提供したトマトカレー60人分などを、住民と一緒に調 理して味わった。ブランド米「蛍米」の2合パック50個や、小松の生産者か ら託された大根やキュウリなどを贈った。  津波で座布団が流されたいわき市内の寺院には、南加賀の有志から寄せられ た座布団80枚を寄せた。  同会は2月にも、いわき市で被災者支援活動をしている。リーダー役を務め た野村佳史さんは「継続的な活動が喜ばれた。要望通り、次回は東北の秋の行 事である芋煮会をしたい」と話した。 〈05〉2012年06月15日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎漫画で小松づくし 来月のフォーラムに合わせ お旅、子供歌舞伎舞台  日本青年会議所(JC)北陸信越地区協議会が、小松を題材にした漫画の制 作を進めている。7月14日に小松市の県こまつ芸術劇場うららで北陸信越地 区フォーラムが開催されるのに合わせ、お旅まつりの子供歌舞伎などを盛り込 み、小松の魅力を発信する。7月初旬にも完成し、動画投稿サイト「ユーチュ ーブ」で配信される。  漫画のタイトルは「つぼみ〜こまつ物語〜」。お旅まつりや曳山(ひきやま) 子供歌舞伎を舞台に、東京から10年ぶりに小松に戻ったヒロインを描くスト ーリーになるという。作品を手掛けるのは小松市出身の漫画家中祥人さんで、 同市出身の歌手安田奈央さんのデビュー曲「つぼみ」が主題歌に選ばれた。小 松の風景が随所に盛り込まれるなど、小松づくしの企画となっている。  同協議会はフォーラムに合わせ、歌舞伎勧進帳の舞台などを巡る三つの視察 コースを用意。JC関係者に参加を呼び掛ける。フォーラム開催準備を進める 小松青年会議所の関係者は小松への関心が高まり、地域活性化につながること を期待する。  フォーラムに合わせ、JR小松駅西市民広場では、小松をはじめとする北信 越5県の味覚を集めた「ご当地グルメまつり」などが開催される。小松JCは 同日午後2時から、うららで安田奈央さんのコンサート(本社後援)を開催す る。 〈06〉2012年06月10日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東日本大震災 夏休み、小松においで 福島の小中学生 7月から2週間  小松市の異業種交流グループ「SMRI(サムライ)」は7月25日から8 月10日まで、福島県福島、須賀川両市の小中学生ら25人を小松に招く「来 まっし小松。福島キッズ」を行う。東日本大震災や原発事故の影響で海水浴な どの屋外活動を制約されている子どもらが、小松の自然の中で遊び、心身をリ フレッシュする。  サムライのメンバー7人は9日、参加する子どもの保護者との意見交換のた め、福島に向かった。10日まで福島の2市で保護者らと交流し、不安などを 聴き取って運営に生かす。  「来まっし小松。福島キッズ」は3月に続き2回目となる。7月オープンの 里山自然学校大杉みどりの里などに宿泊するほか、ボランティア家庭宅にホー ムステイしながら、主に小松市内で各種施設を訪れたり、川遊びや夏祭りなど を楽しむ。  長池正会長は「子どもたちに伸び伸びと遊んでもらい、小松の良さをアピー ルしたい」と話した。  子どもらの参加費は無料。サムライが経費を負担するため、協賛金を募集し ている。問い合わせは事務局=0761(24)2308=まで。 〈07〉2012年06月09日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎登録「授業名人」 若手に指導法伝授 ベテラン教員 市教委  小松市教委は7月、指導力が高いベテラン教員を「授業名人」として登録す る新制度を始める。名人の授業を若手教員らに公開し、児童生徒の意欲や好奇 心を引き出す指導方法を継承する。教員の大量退職を迎えて若手教員の授業力 向上が課題となる中、授業名人が「先生の先生」となり、児童生徒の学力向上 にスクラムを組む。  市教委は、授業がうまい40代以上の小中学校の教員を授業名人として認定 する。校長が30日までに候補者を市教委に推薦し、7月中に坂本和哉教育長 ら市教委幹部が実際に授業を見学するなどして決定する。  市教委は夏休み中に各校に授業名人のリストを配布する。若手教員らは、自 身の授業の空き時間に名人の授業を見学して参考にする。名人の手当・表彰な どはなく、認定を誇りに研さんと後進の指導に力を注いでもらう。  授業名人は1年ごとに、学年・教科ごとに認定する。市教委は人数の目標は 設定していないが、学年・教科で各1人程度選びたい考えだ。  市教委は「全教員が名人を見習って日々の授業を大事にして、児童生徒の学 力向上につなげていきたい」としている。 〈08〉2012年06月09日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「文技」祝う九谷焼 小松の北村さん制作 桂三枝さんから直接依頼  人気落語家でタレントの桂三枝さんが上方落語の大名跡「桂文枝」の6代目 を7月に襲名するのに合わせ、三枝さんが関係者に配る記念品に九谷焼が選ば れた。三枝さんと親交がある小松市高堂(たかんどう)町の作家、北村隆さん (65)が本人から依頼を受け、落語に欠かせない扇子の形をした箸置きを制 作した。日本文化を担う熟練の噺家(はなしか)の晴れ舞台を、石川の伝統工 芸品で祝福する。  扇子の箸置きは北村さんが発案し、三枝さんの活躍を願って末広がりになる ように扇子の一部を広げた形にした。鉄の釉薬(ゆうやく)で竹の骨組みを描 き、桂文枝の紋も入れた。大きさは長さ7センチ、幅4センチ、厚み1・5セ ンチ。1組5個で千セットを5月末に納めた。  69歳の誕生日である7月16日に文枝を襲名する三枝さんは、あいさつ回 りなどで既に記念品を配っている。先日、三枝さんから北村さんに電話があり、 「九谷焼はどこに行っても好評」と感謝されたという。  北村さんは15年ほど前、大阪で開かれたパーティーで三枝さんと知り合っ て意気投合した。焼き物好きの三枝さんは石川を訪れた際、北村さんの工房に 立ち寄って作品を買い求めることもあり、桂文枝の襲名が決まった昨年夏、北 村さんに記念品の制作を要請した。  北村さんによると、三枝さんは収録していない時は真面目で、北村さんたち が話した冗談や方言を「落語の新ネタの参考にする」とメモし、売りの創作落 語に生かすことも多い。一方、襲名が決まる前には「文枝の名前はとても重い 」と重圧を感じているように漏らすこともあったという。  北村さんは「九谷焼と同じ日本の伝統である落語をさらに発展させるように、 これからも面白い落語をつくってほしい」と話した。 〈09〉2012年06月05日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小まめメンバー3店目 女性起業家グループ 斎藤さん、今江町にパン店  小松市の起業を目指す女性グループ「小まめ」のメンバーが4日、同市内で パン店をオープンさせた。小まめを結成して2年半の間に、新たに店舗を構え て商売を始めたのは3人目で、来月には他の会員が4店目を開く。無店舗で起 業したメンバーも数人おり、女性の力で地域経済の活力を高めている。  同市今江町7丁目に「手作り工房 パン&お菓子 あんずの木」を開店させ たのは、斎藤和美さん(42)。昨年、市の「こまつ女性起業チャレンジ塾」 を修了した後、同塾卒業生がつくる「小まめ」に加わった。  斎藤さんは月1回、メンバーと情報交換したり、外部講師の指導を受け、経 営などの知識を身に付けた。メンバーの飲食店で接客などの修業も積み、憧れ ていたパン店のオープンにこぎ着けた。  斎藤さんは坂井市に住居を構えていたが、起業のため、実家の近くに2階建 ての住宅兼店舗を新築した。店舗は1階部分の約50平方メートルを使い、3 5種類の調理パンやサンドイッチ、食パン、サラダ、ケーキなどを提供する。  小まめメンバーでは、色鮮やかな布を使って飾りなどを作る「布花」の講師 が7月、斎藤さんの店舗横に店を出す予定。  斎藤さんは「出身地の今江町を盛り上げて恩返ししたい」と意気込み、小ま め代表の八木由美子さんは「地域活性化につながる活動を続けていきたい」と 話した。 〈10〉2012年06月02日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ホテルや大学、呼び込め 企業立地助成を拡充 小松市6月補正予算案  小松市は今年度、企業立地助成制度を拡充し、ホテルや大学などの高等教育 機関、オフィスなどを対象に加える。4日開会する市議会6月定例会に条例改 正案を提出する。産業振興や雇用の増加を図り、交流人口の拡大などにつなげ る。  市は従来、製造業や物流施設などに限定して市内進出に対して補助していた。 対象業種を拡大して幅広い分野の企業や施設を呼び込む狙いだ。市はJR小松 駅周辺でホテル誘致など機能向上を目指しており、取り組みをさらに加速させ る。補助率は投資額の5〜10%となる見込み。  「都市機能施設」と呼ばれるホテルや高等教育機関、医療・福祉施設につい ては、小松駅周辺の約23ヘクタールと、都市計画道路空港軽海線の一部(延 長約3キロ)沿いに立地した場合に補助する。  オフィスと「産業支援サービス業」と呼ばれるコールセンターや情報通信業、 専門・技術サービス業などは市全域を対象とする。 ●梯川の津波対策を開始  小松市は、地震発生時に津波が梯川を遡上(そじょう)する状況を予測して 対策を検討する事業を始める。補正予算案に150万円を計上した。4月上旬 の「爆弾低気圧」による農業用ビニールハウスの復旧補助金には1532万円 を盛り込んだ。市によると、国と市、JA小松市の補助を合計すると復旧費の 7割が交付される。 ●一般会計1億1260万円  和田慎司小松市長は1日、市役所で会見し、一般会計1億1260万円(累 計416億9460万円)の6月補正予算案を発表した。累計額は前年同期比 1・1%減となる。  曳山(ひきやま)常設展示場(仮称)の建設工事で、今年度分事業費1億7 540万円を盛り込む一方、科学交流館(仮称)整備では国庫補助内示に伴っ て3億9880万円を減額し、同額を債務負担行為に振り替えた。  補正予算案などは4日開会の市議会6月定例会に提出される。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------