_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.125     _/ _/              平成24年 5月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.125をお届けします。  5月11日(金)〜14日(月)、小松に初夏の訪れを告げるお旅まつりが 開催されます。絢爛豪華な曳山が揃う曳揃えは、12日(土)に開催。今年は 夜だけでなく、昼にも曳揃えを行います。  「歌舞伎のまち小松」の風を感じに、ぜひ出掛けてみませんか。 ●曳山子供歌舞伎上演 西町  「新作歌舞伎 清盛入道仏御前 西八条館之段」 材木町 「忠臣講釈真葛ヶ原 宅兵衛上使の段」 とき 5月11日(金)〜14日(月) ●曳山曳揃え 5月12日(土) 【昼の部】 ◎橋南五基曳揃え 13時曳揃え完了 西町上演 13時30分〜 三日市八日市交差点 ◎橋北三基曳揃え 14時曳揃え完了 材木町上演 14時30分〜 材木町内 【夜の部】 曳山八基曳揃え 17時曳揃え完了 西町・材木町上演 18時〜 細工町交差点 ■問い合わせ 小松市観光政策課 電話0761(24)8076 ◆◆和田市長にココが聞きたい!◆◆ ●すてきな小松に来まっし こまつちゃん●小松の良いところを全国の皆さんに知ってもらうには? 和田市長●これまでの3年間は、小松の素晴らしさを市民の皆さんと確認して きました。これからは小松の魅力を全国にPRしていくため、市の広告宣伝体 制を強化し、4つのテーマで活動していきます。  まず、小松と言えば歌舞伎です。曳山子供歌舞伎や全国子供歌舞伎フェステ ィバルin小松など、小松の子供たちの歌舞伎に対する情熱はものすごいもの があります。この歌舞伎文化や歴史、伝統工芸品を「歌舞伎のまち小松」とし て発信します。  次は「乗り物のまち」。航空プラザや日本自動車博物館のほか、コマツやジ ェイ・バスなど乗り物に関連した施設・企業が集まる小松を「乗り物の動物園 」として売り出します。  3つ目は、北陸三県で唯一認定された「環境王国こまつ」。木場潟から望む 霊峰白山という日本一の眺望を誇る自然と、おいしい農産物を地域ブランドと して確立します。  そして「科学と交流」です。平成25年度に小松駅東でオープン予定の(仮 称)科学交流館では、「100の科学」と題して様々な体験コーナーを整備し、 科学大好き青少年や研究者などを全国から集客します。 こまつちゃん●これからの市の取り組みに注目ですね。 和田市長●全国の人々の注目を集めるには、あっと言わせる面白い仕掛けを考 えていく必要があります。また、小松の魅力を商品として売り込むには、住ん でいる市民の皆さんが、その商品に対して自信と誇りを持つことが不可欠です。 市民や企業、行政が一体となって、全国に小松を宣伝していきましょう。「W e are proud of Komatsu−city!」 ○●国際交流員ハファエレの Vamos nos conhecer(仲良くなりましょう)●○ ●日本人があまり知らないかもしれないブラジル  カーニバルとサッカーの国として世界中に知られているブラジルですが、最 近注目される点が変わってきました。2008年のリーマン・ショックによる 世界的な金融危機の際、健全な経済基盤のお陰か、ブラジルが南米の他の国よ り早く回復できたことや、最近イギリスを抜き、世界でも第6位の経済水準に あることなど、経済に関心が集まっています。  ブラジルはBRICS(ブリックス:新興5大国であるブラジル、ロシア、 インド、中国、南アフリカ共和国の総称)に名を連ねていますが、これらの国 の共通点は天然資源に富んでいることです。ブラジルには太陽光や水、石油、 鉄鉱石、ウラン、森林など、およそ資源と言われるものは何でもそろっており、 資源大国と呼ばれています。もちろん日本にも、ブラジルの資源が輸入されて います。通学や通勤手段である鉄道のレールは鉄鉱石が原材料ですが、日本で 特に利用されているのは鉄分含有率が60%前後のもので、ブラジルかオース トラリアでしか採掘されていません。ブラジルの資源が日本の開発に少しでも 役立っていて、私は光栄に思います。  ブラジルの経済規模は、5年後にはアメリカ、中国、日本、ドイツに次いで 世界第5位にまで成長すると予想されています。また、ブラジル国内では、自 然エネルギーの利用が進んでいて、化石燃料や核融合エネルギーに依存してい る国々にとって新しいモデルとなることでしょう。以上、日本人があまり知ら ないかもしれないブラジルでした。 ★☆文化ガイド★☆ ■小松ビジュアル俳句コンテスト  松尾芭蕉が「奥の細道」の道中で2度も訪れた地・小松。この秋、「奥の細 道こまつサミット」開催に合わせて、俳句と写真や絵を組み合わせた「ビジュ アル俳句」を募集します。  募集内容 「俳句」と「写真や絵」を組み合わせた作品  選者 森村誠一(作家・写真俳句提唱者)、黛まどか(俳人・奥の細道むす びの地記念館名誉館長)、織作峰子(写真家・大阪芸術大学教授)  お題 「小松」「源平」「旅人」のいずれかの語句を俳句の中に読み込んで ください。  表彰 9月29日(土)のサミットで表彰式を開催予定  そのほか 入賞作品の版権及び著作権、使用権は小松市に帰属します。被写 体がいる場合は承諾を得てください。応募作品は返却できません。写真のプリ ントサイズはA4で額装不要。画像データはJPEG形式でサイズは3MB程 度。  絵画(原画)の場合は3号まで。  締め切り 7月1日(日)(郵送は当日消印有効)  応募方法・問い合わせ 住所、氏名、年齢、電話番号を記入の上、メール、郵 送、または持参。〒923−8650 小松市小馬出町91 文化創造課「小 松ビジュアル俳句コンテスト」係 電話0761(24)8130  visualhaiku@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761(24)8016   FAX :0761(24)5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:シベリア抑留、2年ぶり語る 小松市で5月13日 全国協会石川県支部 02:市川団十郎さんが熱血指導 小松市、子供役者にアドバイス 発音や姿勢 03:小松うどんで朝ご飯 小松市の松月苑 開店前倒し午前6時半 04:小松初の「芭蕉公園」に 空港軽海ロードパーク 29日供用 歴史PR 05:一向衆行列、小松市で復活 旧鳥越村の恒例行事 5年ぶり 5月27日 06:再選出馬表明は9月か 和田市長、任期残り1年 新人擁立の動きも  07:歌舞伎見て、小松の街でちょい飲み 料理と飲み物で千円 5月に実施 08:高齢者の家事に助っ人 有償で買い物やごみ出し 東陵、国府で開始へ 09:絵手紙で「奥の細道」 小松市 全国から作品募集 9月にサミット 10:曳き手公募、そろい踏み 小松市お旅まつり8町 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2012年04月25日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎シベリア抑留、2年ぶり語る 小松市で5月13日 全国協会石川県支部  戦後のシベリア抑留の悲劇を若い世代に伝えるため、全国強制抑留者協会県 支部は5月13日、小松市公会堂で「語り部の会」(北國新聞社後援)を2年 ぶりに開く。県支部は会員の高齢化や資金難から、同会を2010(平成22) 年に打ち切ったが、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴える責務があるとして復活 させる。  県支部は1996年から県内各地で語り部の会を開いていたが、5年前に約 900人いた会員は400人弱に減少し、平均年齢も約90歳となって活動を 休止した。同協会本部から財政的な支援を受けられることもあり、今年は開催 にこぎ着けた。  当日は、戦後数年間、ソ連(当時)に拘束され、シベリアで木の伐採や鉄道 の敷設などの強制労働に従事させられた小松、加賀市の80〜90代の4人が 体験談を話す。  山川秀二支部長によると、抑留中はわずかなパンと薄いスープしか与えられ ず、零下40度の中、1日10時間前後働いて栄養失調で倒れたり、脱走と勘 違いされてソ連兵に射殺されたりした日本人もいたという。  5月12〜14日は同市公会堂で展示会も開催。防寒具や水筒、当時使って いた三八式歩兵銃、説明パネルなど約100点を公開する。  山川支部長は「戦争の悲惨さを知らないとまた戦争をする。われわれのよう な目に遭わないように伝えたい」と話した。 〈02〉2012年04月25日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市川団十郎さんが熱血指導 小松市、子供役者にアドバイス 発音や姿勢  歌舞伎俳優・市川団十郎さんが24日、小松市を訪れ、5月に開かれる全国 子供歌舞伎フェスティバルin小松(本社特別協力)と、曳(ひき)山子供歌 舞伎に出演する子供役者の練習を見学した。団十郎さんは子供役者の発音や姿 勢、視線の向きなどを細かくアドバイスした。  県こまつ芸術劇場うららでは、同フェスで「勧進帳」を演じる子供役者が弁 慶と富樫の緊迫した場面などを練習した。団十郎さんは「十分に間を置いて息 をたくさん吸ってせりふを話して」などと呼び掛けた。関係者が終了予定時刻 の合図を送っても、芝居のこつを伝え続ける熱血指導だった。  義経役の澤田さらさん(同市芦城中1年)は「指導を受けられてうれしかっ た。アドバイス通り、本番は歌舞伎を楽しみたい」と意気込んだ。秋に勧進帳 を上演する板津中生徒も団十郎さんにあいさつし、団十郎さんは「9月に稽古 させていただきます」と話した。  団十郎さんはお旅まつりで曳山子供歌舞伎を上演する同市西町の子供役者も 激励した。  団十郎さんは25日に県立音楽堂で開かれる「祈り−日本芸能の源流」(本 社共催)に出演するため、県入りした。 〈03〉2012年04月19日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松うどんで朝ご飯 小松市の松月苑 開店前倒し午前6時半  小松市のご当地グルメ「小松うどん」を発信しながら市民の食生活改善を支 援するため、同市内のうどん店が25日から、「小松うどんで朝ご飯」と銘打 った取り組みを始める。開店時間を午前6時半に前倒しして来店を呼び掛ける。 関係者は「うどんなら、つるつると食べやすいはず」と期待している。  小松うどんブランド化を目指す「小松うどんつるつる創研」加盟店で同様の 取り組みをするのは初めて。  同市軽海町の松月苑(えん)は、25日から午前11時の営業開始を、定休 日の月曜を除いて午前6時半に早める。朝食時間帯は食べやすいように麺の量 を少なめにするほか、消化が良くすぐエネルギーになる朝限定メニューとして、 山芋のとろろや温泉卵、梅干しなどを乗せた小松うどん2種類も提供する。い ずれも500円。  同創研主任研究員でもある谷口孝志店主が、コンビニなどで朝食を買って車 の中で食べる人を見て、小松うどんの消費拡大策も兼ねて朝食時間帯の営業を 決めた。朝ご飯を食べている生徒の方が成績が良いとの調査結果もあり、小松 市などが朝ご飯運動を展開していることも考慮した。郷土料理などを使った朝 定食も提供する。  谷口店主は「朝ご飯を食べる習慣をつける一助になればうれしい。小松うど んのおいしさも知ってほしい」と話している。 〈04〉2012年04月14日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松初の「芭蕉公園」に 空港軽海ロードパーク 29日供用 歴史PR  県が小松市浜田町で整備中の空港軽海線ロードパークの愛称が「すわまへ芭 蕉(ばしょう)公園」に決まった。29日に完成、供用される。小松は、江戸 時代の俳聖松尾芭蕉が「奥の細道」の道中で2度にわたって足を運んだ地だが、 小松市内に「芭蕉」を冠した地名、施設はこれまでなかった。園内には句碑も 設置され、県は芭蕉ゆかりの小松の歴史、文化を感じられる空間として親しま れることを期待している。  ロードパークの愛称公募には207人から277通の応募があり、県や市、 地域団体による愛称選考委員会が最終決定した。江戸時代の小松城下図にはロ ードパーク周辺の地名として「すわまへ」の記載があり、芭蕉ゆかりの地であ ることを示す「芭蕉」を組み合わせた名称とした。  園内に設置される句碑は、「曾良(そら)旅日記」に記された芭蕉の句「ぬ れて行や人もおかしき雨の萩」、裏面にはこの句を発句とする50句が記され る。隣接する東屋(あずまや)からは句碑や、小松市の花「梅」などを眺める ことができ、九竜橋(くりゅうばし)川沿いにシダレヤナギやシダレザクラを 配してかつての水運路の面影を演出するなど、地域の歴史を演出した空間とし た。  「すわまへ芭蕉公園」は約3300平方メートルで、7台分の駐車スペース が確保される。芝生広場などが設けられ、九竜橋川に架かる歩道橋の側面には 滝ケ原石、トイレの腰壁には観音下(かながそ)石をそれぞれ活用。親水空間 も整備する。  同公園完成により、昨年3月に全線4車線化された空港軽海線の事業がすべ て完了することになる。完成供用される29日には「九龍橋川を美しくする会 」の主催で完成を祝う会が開かれる。 ●犬丸さん最優秀賞  空港軽海線ロードパークの愛称公募では、最優秀賞に犬丸博雄さん(77) =小松市高堂町=が選ばれた。優秀賞は次の皆さん。  元田昭三、油片真美、上山和恵、向江百合子、宮崎勝徳、佐々木ふみ子 〈05〉2012年04月14日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎一向衆行列、小松市で復活 旧鳥越村の恒例行事 5年ぶり 5月27日  加賀の一向一揆で鳥越城を守った先人の勇姿を再現する「一向衆の練り歩き 」が5月、小松で5年ぶりに復活する。20年にわたって旧鳥越村の恒例行事 だったが、2005(平成17)年の白山市誕生で村がなくなり、07年を最 後に大規模な行列が途絶えていた。一向一揆の歴史を鳥越だけではなく、南加 賀全体の共通の財産として受け継ぎ、先人の遺徳をしのぶ。  一向衆の練り歩きは、一揆の前線に立った一向衆と織田軍の魂を鎮める「鳥 越一向一揆まつり」(北國新聞社共催)のメーン行事として1988(昭和6 3)年に始まった。地元住民が甲冑(かっちゅう)や和服などに身を包み、む しろ旗などを手に、鳥越地区内を練り歩き、観光客を楽しませた。  関係者によると、旧鳥越村の合併後、白山市からの支援が先細りになったと いう。08年以降は規模を縮小して練り歩きを何とか続けてきたが、昨年8月 のまつりでは、プログラムから練り歩きが完全に消えた。  真宗大谷派本光寺(小松市本折町)の多田眞住職が鳥越地区の門徒から練り 歩き復活を求める声が上がっていることを聞いた。多田住職によると、本光寺 と一向衆は、織田信長に徹底抗戦した本願寺第12代法主(ほっす)の教如上 人(1558〜1614)に加勢したとされ、関係は深いという。  多田住職は鳥越地区の白山市三坂町の住民らに小松での復活を打診。5月2 7日に同寺境内で、三坂町の住民が手作りの甲冑などで「武装」して練り歩く ことが決まった。  同日には、教如上人の追悼法要が行われる。練り歩きは、法要の合間に開か れる教如上人をしのぶまつりのメーン行事となる。  多田住職は「教如上人を通じた絆を大切にし、法要を盛大に務めたい」と話 した。練り歩きに参加する白山市三坂町の石田利博町内会長は「まつりを盛り 上げ、伝統の行事を後世に伝えていきたい」と語った。 〈06〉2012年04月13日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎再選出馬表明は9月か 和田市長、任期残り1年 新人擁立の動きも   和田慎司小松市長の今任期満了となる来年4月12日まで12日でちょうど 1年となった。コマツOBで民間の発想を掲げた3年間の市政運営に対し、各 勢力の評価は分かれる。来年3月とみられる市長選に向け、水面下の攻防は早 くも動き出している。  「10年ビジョンをまとめ、職員の意識を高めるためのベースもできたので はないか。この道を高めていきたい」。市長就任から丸3年となり、和田市長 は自らの市政運営に手応えを示した。関係者の間では、9月議会での再選出馬 表明が有力視されている。  小松市選出県議4氏では、前回市長選で和田氏を支持した2氏から行政手腕 を評価する声が聞かれる。福村章県議(自民)は「民間の発想を生かした仕事 師」と強調。北村繁盛県議(新進石川)も「新しい小松に向けた仕掛け作りを 進めている」とし、2氏とも和田氏の再選を支持する姿勢を鮮明にする。  前回市長選で前市長の西村徹氏を推した藤井義弘県議(自民)は和田市政に すべて反対というわけではないとしながらも「もう少し聞く耳を持った方が良 いのではないか」と指摘する。一方で、同じく西村氏を支持した山根靖則県議 (清風・連帯)は和田市政に一定の評価を示す。「如才なく市長と付き合って いきたい」と、和田氏再選を支持する可能性を示唆した。  もっとも、和田市政の足元はいまだに盤石とは言い切れない。市議会最大会 派・自民党こまつは今も和田氏と距離を置き、昨年12月議会では無所属、民 主、社民系で構成する会派・みどりの風と連携し、市長提出の航空プラザ条例 改正案に修正案を突きつけた。  自民党こまつの北出隆一代表は市長選について「新人を擁立して戦う姿勢、 思いはある」と明言する。会派内では候補として若手市議らの名前が挙がるが、 具体的な調整はこれから。30代の市内まちづくり関係者の市長選出馬が取り 沙汰され、この関係者がブログで出馬説を否定する“騒ぎ”もあった。  自民系の第2会派・維新こまつの浅野清利代表は「和田氏が市長に最適任者 だ」とし、自民系2会派の意見が真っ向から対立する。森喜朗元首相の意向が カギを握るとの見方もあり、衆院解散、総選挙のタイミングが市長選に影響す ることは必至の情勢である。 ●共産「独自候補を」  公明所属の片山瞬次郎市議は市長選対応について、現時点で未定とする。共 産の西村祐士加南地区委員長は独自候補の擁立を検討中とし、「いろいろな人 や団体と相談している」と話した。 〈07〉2012年04月07日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎歌舞伎見て、小松の街でちょい飲み 料理と飲み物で千円 5月に実施  小松市の活性化に取り組む「チームリアルこまつ」は5月1日から13日ま で、市中心部の飲食店が手軽なセットメニューをそろって提供する「ちょい飲 み」事業を初めて実施する。お旅まつりなどで子供歌舞伎が上演されるのに合 わせ、街中を訪れた市民や観光客を飲食店に呼び込み、回遊性の向上や中心市 街地の活性化につなげる考えだ。  小松市で「ちょい飲み」事業が企画されるのは初めてで、「源平ほろ酔い合 戦」(北國新聞社後援)と名付けた。子供歌舞伎の舞台となる曳(ひき)山を 持つ8町を中心に徒歩圏内の飲食店20〜30店舗に参加を呼び掛け、料理1 品と飲み物1杯のオリジナルセットを千円で提供してもらう。  参加店や小松市観光協会などで3枚つづりのチケット(前売り2800円) を発売する。参加店を掲載したランチョンマットを作成し、各店に配布する。  全国子供歌舞伎フェスティバルin小松(北國新聞社特別協力)は今年から、 開催時期が5月中旬から5月5、6日に変更され、曳山子供歌舞伎が上演され るお旅まつり(11〜14日)と合わせて「歌舞伎の街」を発信する。  ちょい飲み事業では、各飲食店が割安なセットメニューを提供し、歌舞伎上 演との相乗効果を発揮しながら街の魅力を高める。  プロジェクトリーダーの新田寛之副代表は「若い人が街に出て交流を楽しむ ように促したい」と話した。 〈08〉2012年04月05日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎高齢者の家事に助っ人 有償で買い物やごみ出し 東陵、国府で開始へ  小松市は6月にも、高齢者らを対象に買い物やごみ出しなどの家事を支援す るモデル事業「ふれあいお助け便」を始める。「協力会員」の市民がサポート し、有償で買い物などを行って安心して暮らせる環境を整備する。市によると、 市民が同様のサービスを担当するのは県内で初めて。  利用できるのは、65歳以上の一人暮らしか高齢者だけの世帯、障害者らと する。  希望者が市社会福祉協議会に買い物、掃除、ごみ出し、料理などの希望する サービス内容を申し込めば、同協議会は登録された協力会員を派遣する。利用 料は1時間当たり500円で、利用者が協力会員へ直接支払う。家事のほか、 囲碁などの趣味の相手や話し相手も務める。  市は今年度、東陵、国府の2地区でモデル事業を始め、来年度以降に市全域 への拡大を目指す。  市によると、高齢者は頻度が低ければ買い物などを近所の住民に頼むことも できるが、回数が増えると遠慮したり、請け負う側も負担に感じる。このため、 昨年度まで開催された介護ボランティア養成講座の受講生約80人に協力会員 を依頼し、事業を始めることにした。  同市内の高齢者だけの世帯の割合は、1985(昭和60)年度は6・4% だったのに対し、2010年度は18・1%に上昇した。  市は「高齢者が在宅で暮らせるように支援したい」(長寿介護課)としてい る。 〈09〉2012年04月04日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎絵手紙で「奥の細道」 小松市 全国から作品募集 9月にサミット  江戸時代の俳聖、松尾芭蕉が小松などを巡って書き上げた「奥の細道」の世 界が絵手紙で再現される。小松市の多太(ただ)神社奉賛会や中心商店街など は10日から、「奥の細道」の俳句を題材とした絵手紙を全国から募集する。 9月には小松市で「奥の細道サミット」が開催されることになっており、芭蕉 ゆかりの地の魅力を発信し、市民が郷土の歴史や文化を再認識する機会を提供 する。  芭蕉の弟子河合曽良(そら)の日記によると、芭蕉は1689(元禄2)年、 小松から山中温泉に滞在した後、再び小松に戻った。  多太神社に「むざんやな 甲(かぶと)の下の きりぎりす」、莵橋(うは し)神社や建聖(けんしょう)寺、本折日吉神社に「しおらしき 名や小松吹 く 萩(はぎ)すすき」、那谷(なた)寺には「石山の 石よりしろし 秋の 風」の句碑が残る。 ●HPに全句掲載  多太神社奉賛会や中心商店街関係者は2日夜、「奥の細道in小松 芭蕉の 俳句で絵手紙を」(北國新聞社後援)の実行委員会を発足させ、10日から2 カ月間、作品を募集することを確認した。  全国の絵手紙愛好家だけではなく、地元の子どもや未経験者を含め、幅広い 層に応募を呼び掛けたいとしており、多太神社のホームページ(HP)に「奥 の細道」の俳句を全て掲載し、創作の参考にしてもらう。  9月29、30日の「奥の細道サミット」では、芭蕉ゆかりの地の関係者が 小松に集結する。全国から集まった絵手紙は、サミットや7月29日の多太神 社「かぶと祭り」に合わせて展示。中心商店街や芭蕉ゆかりの地に行灯(あん どん)を並べ、にぎわいを創出する企画も検討している。  「芭蕉の俳句で絵手紙を」の作品応募先は〒923―0924 小松市三日 市町37、小松賑わいセンター「絵手紙」係。問い合わせは同センター=07 61(24)8200=まで。 〈10〉2012年04月02日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎曳き手公募、そろい踏み 小松市お旅まつり8町   小松市で5月に行われる「お旅まつり」で、子供歌舞伎の舞台となる曳山 (ひきやま)を持つ8町がそろって「曳き手」を公募する。各町で15〜30 人が必要とされる曳き手は近年、市中心部の住民の減少や高齢化のため、人数 をそろえるのに苦労するケースが出ていた。担い手確保とともに、多くの人が 石川県指定無形民俗文化財である曳山行事を体験する機会として、交流人口拡 大につなげる。  曳き手は5月12日、8町からお旅まつり最大の見せ場として行われる曳山 曳揃(ひきぞろ)え会場までを住民と一緒に曳く。市が申し込みを受け付け、 8町の希望に応じて人数を割り振る仕組み。ボランティアで、18歳以上なら 市民以外も参加できる。8町は正午前後から夜まで各3回程度、曳山を細工町 などの会場に移動させる見込みで、一部時間帯だけの参加も可能という。  過去に単独で曳き手を募集した町はあるが、8町がそろって公募するのは初 めて。市は「大勢の人に曳山の魅力を感じてもらいたい」(観光政策課)とし ている。  募集期間は2〜20日。問い合わせは市観光政策課=0761(24)80 76=まで。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------