_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.122     _/ _/              平成24年 2月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。昨日、「ふるさとメール小松」VOL.122をお届け しましたが、一部が文字化けしておりましたので、再送させていただきます。  最近、世間で話題の「ツイッター(Twitter)」。ツイッターとは、 140文字以内の短文(つぶやき)を投稿・閲覧するインターネット上のコミ ュニケーションサービスです。小松市でも1月からツイッターによる情報発信 を開始しました。  アカウントは「小松市(@komatsu_city)」。小松の旬な情報をいち早くお 伝えします。 小松市のつぶやきは、以下のアドレスからご覧いただけます。 ・パソコン … https://twitter.com/#!/komatsu_city ・携帯電話・スマートフォン(携帯電話) …  http://mobile.twitter.com/komatsu_city 問い合わせ 小松市広報秘書課 電話0761(24)8016 ◆◆和田市長にココが聞きたい!◆◆ ●今回は昨年12月に行われた、広報リポーターと市長との懇談会で出た話題 からお伝えします。 広報リポーター  小松には、自然や伝統文化など素晴らしいものがたくさんあるのに、あまり 知られていないように感じます。アピール不足ではないでしょうか。 和田市長  11月に、国連大学の学長一行を招待し、小松市の里山地域を案内しました。 日用町の苔の園や、滝ケ原町の石切場などを見学され、「豊かな自然が残り、 九谷焼などの伝統産業が根付いていることに深い感銘を受けた」とおっしゃっ ていました。  市では、大学を始めさまざまな団体と協力しながら、この恵まれた自然や文 化を活用していく方策を検討しています。日本だけでなく、世界に向けて情報 を発信していきます。 広報リポーター  今後、さらに小松を売り込んでいくための「武器」は、何があるでしょうか。 和田市長  5月に開催した「世界のバラ展」は大盛況でした。花には、心を和ませ、人 を引き付ける力があります。  全国の都市で「花のまちづくり」活動を行っている「日本花の会」が、来年 4月に小松市で「全国さくらシンポジウム」を開催します。市内の桜の名所と 共に小松の自然を全国に紹介し、交流人口の拡大を図っていきます。また、小 松空港周辺の国有地を活用し、日本海側最大級の「バラ園」を造る計画を検討 中です。「花の町・フローラル小松」として、全国に売り込んでいきます。 ○●国際交流員ハファエレの Vamos nos conhecer(仲良くなりましょう)●○ ●ブラジルの紙幣の紹介  紙幣のデザインは各国でさまざまあり、多くはその国のシンボル的建築物や 偉業を達成した人物などが採用されることが多いですね。日本のお札は1万円、 5千円、2千円、千円と4種類あります。大統領や政治家の肖像が描かれてい るアメリカのドル紙幣と違って、福澤諭吉や樋口一葉など、政治的な人物では なく、文化や社会に貢献した人物が描かれているところが私には何となく良く 思えました。  ちなみに、ブラジルの現在の紙幣(通貨は「レアル(R$)」)は1994 年から使われていて、R$100、R$50、R$20、R$10、R$5、 R$2と6種類もあります。ブラジルは共和国なので、紙幣の表に描かれてい る肖像は共通して、「共和」を意味する顔です。フランスのウジェーヌ・ドラ クロワの「民衆を導く自由」という作品にある肖像です。そして札の裏側には、 R$2札は熱帯海ガメ、R$5札はシラサギ、R$10札はアララ(ブラジル オウム)、R$20札はゴールデンライオンタマリン(小型のサル)、R$5 0札はジャガー、R$100札にはハタ科の大型魚が描かれています。これら はブラジルの絶滅危惧種で、国民にその保護を意識させるために印刷されてい ます。紙幣を通じて、ブラジルの抱える問題を表わしていることを私も初めて 知り、とても驚きました。紙幣って面白いですね。 ★☆文化ガイド★☆ ■今年はゴールデンウィークに開催!  「第14回全国子供歌舞伎フェスティバル in 小松」 とき 5月5日(土・祝)、6日(日)10時30分開場、11時開演 ところ こまつ芸術劇場うらら大ホール 出演 福井県まるおか子供歌舞伎、三重県東員町松の会こども歌舞伎、小松市 子供歌舞伎「勧進帳」実行委員会 ◎こまつ曳山&歌舞伎ッズ倶楽部会員優先予約 2月20日(月)〜24日(金) 小松市観光政策課  電話0761(24)8076 ◎一般電話先行予約 3月1日(木)10時〜18時 こまつ芸術劇場うらら  電話0761(20)5501 ◎一般窓口販売 3月2日(金)〜 こまつ芸術劇場うらら 電話0761(20)5501 チケットぴあ(Pコード:417−916) 電話0570(02)9999 ◎チケット料金 桟敷席(1マス2席)…7,000円 指定席(1階SS席)…2,500円 指定席(1階S席)…2,000円 自由席(一般)…1,500円 自由席(高校生以下)…500円 ※自由席は2階です。 ※3歳未満の入場は親子席(1,500円)に限ります(うらら窓口のみで取 り扱い)。 ※当日は各500円増。残席がある場合のみ取り扱いします。 問い合わせ 全国子供歌舞伎フェスティバルin小松実行委員会事務局(文化 創造課内) 0761(24)8177 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761(24)8016   FAX :0761(24)5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:騒音区域に新築相次ぐ 小松空港周辺 小松市の新助成に49件 02:「門前道路」を拡幅 那谷寺と安宅住吉神社 小松市、交通円滑化図る 03:集義堂の教場復元 芦城小 前身の学問所 町衆文化、後世に 04:コマツ、5万平方メートル取得へ 串工業団地 協力企業の集積視野 05:「流通戦争」飛び火 国道305号沿い 出店続々、地元は警戒感 06:個人向けに工場見学 「企業市民」で地域貢献 コマツ粟津工場 07:小松に産業振興拠点 市、科学交流館にセンター 起業家や中小企業支援 08:地元素材の6次産業化促進 店舗開設 加工食品が中心 販路開拓も支援 09:清盛が愛した仏御前、子供歌舞伎に お旅まつりで西町 「大河」受け 10:空き家を民宿や店舗に 滝ケ原町 里山の定住促進へ ビジネス創出塾 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2012年01月28日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎騒音区域に新築相次ぐ 小松空港周辺 小松市の新助成に49件  小松空港周辺の「騒音区域」で、住宅の建設が相次いでいる。小松市が昨年 7月に始めた住宅新築に対する助成制度には、27日までに49件の申請が寄 せられた。申請件数は市内で1年間に新築される住宅の1割を占め、市は順調 な滑り出しと分析。住民の転出と高齢化が進む騒音区域で、市の施策が人口流 出緩和に効果を上げている。  騒音区域は、航空機騒音のうるささ指数(W値)が75以上の地域を指し、 小松市内には105町ある。既存の住宅と異なり、新築住宅は防衛省の防音工 事の補助対象にならない。このため、新たに住宅を建てる際、騒音区域外に転 出する人もおり、人口減に拍車を掛けていた。  市は最高100万円の助成金制度を独自に設け、騒音区域外への転出抑制や 転入の促進を図っている。これまでの助成申請者の住所は、市内が33人、県 内の他市町が15人、県外が1人で、助成総額は約1400万円。住宅を新築 する人は子育て世代が多いとされ、地域の高齢化の速度を緩めることにもつな がるという。  市のまとめでは、騒音区域の一部で市中心部にある稚松・芦城校下では、1 990(平成2)年から2005年までに、同校下の人口の約1割に当たる1 900人減少した。  市は「町内会活動などが活発化するように騒音区域に住みたい人を支援した い」(飛行場課)としている。 〈02〉2012年01月25日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「門前道路」を拡幅 那谷寺と安宅住吉神社 小松市、交通円滑化図る  小松市は24日までに、観光地周辺の道路を観光道路と位置付けて整備する 事業を始めた。新年度にかけて、年間30万人以上が訪れる那谷寺(那谷町) の「門前道路」を拡幅して交通の流れを改良し、小松の観光地のイメージ向上 に努める。 ●用地買収はせず  市が観光道路として位置付けたのは、那谷寺と安宅住吉神社(安宅町)の周 辺。ともに道幅が狭く、観光バスなどがすれ違う際に運転手が苦労することも 少なくない。市は事業費と期間を圧縮するため、用地買収はせず、側溝にふた を付けたり電柱を移設して道幅を広げる。  那谷寺周辺では、県道からの進入路となる市道約470メートルを対象に工 事を始め、新年度に整備を完了する方針。最も狭い部分で約5メートルの道路 幅を約5・5メートルに広げる。安宅住吉神社周辺では既に工事が完了した。  「観光客が気持ちよく名所を楽しみ、何度も訪れるように側面支援したい」 (道路河川課)としている。 〈03〉2012年01月21日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎集義堂の教場復元 芦城小 前身の学問所 町衆文化、後世に  来年創立220年を迎える小松市芦城小は2月内に校内で、同校の前身で藩 政期に町民が私財を投じて設けた小松学問所「集義堂(しゅうぎどう)」の1 室を復元する。完成後は地元住民らが講師となって児童に講義し、独自の町衆 文化を育んだ小松の誇りを伝える。  復元するのは、集義堂の入り口と藩政期の子どもたちが講義を受けた教場。 同校が歴史資料館として整備した教室の一画に設営し、障子窓やのれん、座卓 を並べて藩政期の雰囲気を醸し出す。  教場では、同校OBや地元住民が同校や地元の歴史などを児童に講義したり、 地元町内会などと連携して地域の獅子頭や曳山(ひきやま)子供歌舞伎に関す る資料などを展示する予定。  同校の創立220年記念事業「ドリーム・プロジェクト二二〇」の一環で、 PTAや教諭らでつくる「創立220周年記念事業準備委員会」が企画した。 授業参観日に合わせ2月22日にオープンする予定。  高島雅展(まさひろ)校長は「220年の歴史を児童に知ってもらい、次の 世代に継承してほしい」と話した。 ★〔集義堂(しゅうぎどう)〕  1794(寛政6)年、加賀藩11代藩主前田治脩(はるなが)の許可を受 け町人らが私財を出し合って同市京町に創建した。平屋建てで、延べ床面積は 約300平方メートル。教場のほか、待合室である「生徒溜(せいとだまり) 」、教員のための寄宿所などを備えた。 〈04〉2012年01月20日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コマツ、5万平方メートル取得へ 串工業団地 協力企業の集積視野  コマツは19日までに、粟津工場近くにある小松市串工業団地の用地約5万 平方メートルを取得することを決めた。工場拡張用地として購入し、将来的に は協力企業の集積などに役立てるとみられる。製造業を基幹産業とする同市の 地域経済や雇用に好影響をもたらす見通しである。  串工業団地は粟津工場の西側数百メートルの場所にあり、2009(平成2 1)年3月に用地約16万4千平方メートルの造成が完了した。既に2社が計 1万1千平方メートルを取得しており、コマツが3社目となる。  コマツは取得用地について、「具体的な使用目的は検討中」としており、2 月にも公表して設備投資などに動き出す方向という。今月中に同市と分譲契約 を締結する予定である。  建機を製造する粟津工場は今年度、東日本大震災に伴う復興工事関連や新興 国向けの受注が好調で、前年度比約4割増の1万4500台を生産する見通し。 粟津工場の増産に伴い、協力企業も建機部品などの生産量を増やしている。  コマツの協力企業が串工業団地に集まれば、粟津工場の部品調達の利便性が 高まり、運送コストの低減などにもつながることから、コマツは同団地で用地 を取得するとされる。 〈05〉2012年01月19日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「流通戦争」飛び火 国道305号沿い 出店続々、地元は警戒感  小松市の市街地を縦断する国道305号沿いで、昨年から今年にかけて新規 出店が相次いでいる。大型量販店「ドン・キホーテ」(東京)が3月上旬、ス ーパーのユース(福井市)が4月中旬、いずれも小松市に初めて店を出す。全 国で激しさを増す「流通戦争」が小松に飛び火した格好で、地元商業関係者は 警戒感もにじませる。  ドン・キホーテは同市長田町で、ヤマダ電機が移転した店舗跡に出店する。 南加賀の店舗は初めてで、家電製品や衣料、家庭雑貨など幅広い品ぞろえが特 徴。売り場面積は約3千平方メートル。  ユースは、同市北浅井町のカーマホームセンター小松店の跡地に店を構える。 県内では加賀市の大聖寺店に続き2店目で、売り場面積は約1700平方メー トル。近くには既にスーパーが2店舗あり、関係者は「激戦」に身構える。  小松進出の理由について、ドン・キホーテはイオン小松店などに近い商業集 積地のため家族連れの集客が見込めると説明し、ユースは小松の潜在的な需要 は大きいと指摘する。両社とも、空き店舗を活用して初期投資を抑える。  国道305号沿いでは昨年、飲食店「餃子の王将」と靴販売店「ABCマー ト」などが開店した。  小松市は「共働きの世帯が多いなど、購買力が大きいことが県外の企業にも 注目されているのではないか」と分析し、小松商工会議所は新店舗が地域経済 に影響を与える可能性があるため「小松の企業や商店は新店舗に対抗できる力 を付けていかないといけない」としている。 〈06〉2012年01月14日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎個人向けに工場見学 「企業市民」で地域貢献 コマツ粟津工場  企業活動を観光資源として活用する産業観光の推進へ、小松市のコマツ粟津 工場で、初めての個人向け工場見学会がスタートする。第1弾は25日に開か れ、観光客や地元住民も対象に、ブルドーザーなどの建設機械を組み立てる様 子を間近で見て、世界的企業の現場を体感できるコースを用意する。コマツは 地域に貢献する「企業市民」の姿勢を打ち出し、地元の経済活性化を後押しす る。  これまでの見学会は、主に県外の団体が対象だった。個人向け工場見学会は 「粟津工場のものづくりの歴史に触れる」と「建設機械の造り方を知る」の2 コースがあり、いずれも工場の説明を聞いた上で見学できる。  「歴史に触れる」は、「いしかわモノづくり産業遺産」に認定された昭和初 期のトラクターなど6台も紹介され、「造り方を知る」は工場見学の時間を多 めに確保した。  「歴史に触れる」は25日と2月6日、「造り方を知る」は1月30日と2 月20日、各日午後1時半から1時間の日程で開く。小学生以上が対象で、小 学生は保護者同伴が必要。協力する小松商工会議所ホームページでも紹介して いる。  コマツ粟津工場は「企業市民として地域に密着し、活動が理解されるように 取り組みたい」とし、小松商工会議所は「工場見学会を通じて小松の産業を多 くの人に知ってもらいたい」としている。  問い合わせはコマツ粟津工場庶務課=0761(43)4712=まで。 〈07〉2012年01月13日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松に産業振興拠点 市、科学交流館にセンター 起業家や中小企業支援  小松市は12日までに、JR小松駅東側で2013(平成25)年度中のオ ープンを予定している科学交流館(仮称)内に、産業振興センターを設置する 方針を決めた。起業家や中小企業、研究機関、金融機関、行政をつなぐコーデ ィネーターを配置し、新商品開発などを後押しする。  科学交流館には産業振興部門を設け、貸し事務所となるビジネスブースや展 示会用の多目的ホールなども備える。コーディネーターは常駐する。起業家や 事業者から相談を受け、大学や県工業試験場、各種業界団体などを紹介。技術 開発や融資を得るための方法などを助言する。  海外進出を目指す企業もサポートする。同市によると、行政が企業の事業拡 大を支援することで市内への企業誘致を促進する効果も見込まれるという。コ ーディネーターの人数などは未定。  市は20年度までの「10年ビジョン」で小松市内総生産(GDP)を07 年度から約10%増やし、年間5300億円とする目標を掲げており、「中小 企業を育て、雇用の確保にもつなげていきたい」(経済環境部)としている。 〈08〉2012年01月10日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地元素材の6次産業化促進 店舗開設 加工食品が中心 販路開拓も支援  小松市で17日、市内の農林水産物を使った商品だけを販売する「地産地食 (ちしょく)専門店 こまつマルシェ」がオープンする。同市のまちづくり会 社「アンヤット」が運営し、加工食品や料理を中心に提供する。売れゆきのよ い商品については他店での提供など販路開拓も支援する予定で、生産から加工、 販売を連携して行う6次産業化を促進する。  同市幸町3丁目の空き店舗に店舗を構え、売り場面積は約300平方メート ルとする。オープン時は約40の生産者と加工業者が小松産の材料を使った商 品や生鮮野菜などを最大400種類を並べる。  商品の大半は加工食品の見込みで、中華料理店や洋食店の料理も登場し、 「持ち帰りメニュー」を同所で購入する感覚で利用してほしいとしている。間 伐材で作った炭などの取り扱いも検討する。  商品管理や補充などは出品者が行う。アンヤットはバーコードを使って売り 上げのデータをまとめて出品者に知らせるほか、出品者の相談に乗って味やパ ッケージなどのアドバイスもする。  アンヤットは、生産者や加工業者が小松産の素材を使った新商品の売り上げ を調べる店舗として活用してもらう考え。売れ行きが良ければ、アンヤットが 市外の百貨店やスーパーなどに売り込む。店舗開設費の一部は市の補助を受け た。  濱本学泰(たかやす)社長は「新しい小松の名物をつくり出し、農林水産物 の消費拡大とビジネスチャンスの創出を目指す」と話した。 〈09〉2012年01月08日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎清盛が愛した仏御前、子供歌舞伎に お旅まつりで西町 「大河」受け  小松市で5月に行われるお旅まつりで曳山(ひきやま)子供歌舞伎を演じる 当番町の西町が、大河ドラマ「平清盛」の放映に合わせ、同市原町出身で清盛 が寵愛(ちょうあい)した薄幸の白拍子「仏御前(ほとけごぜん)」の物語を 上演する。小松が誇る伝統芸能の曳山子供歌舞伎で仏御前の演目を演じること で源平ゆかりの地をPRし、誘客の促進につなげる。  西町が演じるのは、金沢学院大名誉学長の石田寛人氏=同市京町出身=が執 筆した「仏御前物語 清盛入道仏御前(ほとけのおんまえ) 西八条館之段 (にしはちじょうやかたのだん)」。仏御前が清盛の寵愛を受け、数奇な運命 をたどった場面を中心に、揺れ動く心情や交流などを表現する。  西町では2000(平成12)年に新作歌舞伎「銘刀石切仏御前(めいとう いしきりほとけのおんまえ) 清盛館の段」を上演しており、仏御前にちなむ 演題は13年ぶり2回目。石田氏が編集し直し、新たな演出で披露する。  3月下旬に「加賀の仏御前」「都の妓王御前(ぎおうおんまえ)」「平相国 入道(へいしょうこくにゅうどう)清盛」など6役を決め、4月中旬から市川 団四郎さん(北海道函館市)の指導を受けて練習を始める。5月11〜14日 のお旅まつりで上演する。  世話方若衆の松岡孝太郎当番長(33)は「上演を機に、多くの観光客に小 松を知ってもらいたい」と期待を込めた。  もう一つの当番町の材木町は「忠臣講釈(ちゅうしんこうしゃく) 真葛 (まくず)ケ原 宅兵衛上使之段(たくべいじょうしのだん)」を取り上げる。 〈10〉2012年01月04日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎空き家を民宿や店舗に 滝ケ原町 里山の定住促進へ ビジネス創出塾  小松市滝ケ原町の里山自然学校こまつ滝ケ原の「里山ビジネス創出塾」は今 春、町内の空き家や納屋などを民宿や店舗として再生する活動を始める。昨秋 に町民から借用した納屋を改装し、開業を支援するモデル店舗を開設した。今 後は希望者に空き家などを貸し出し、豊かな自然と文化が息づく里山に定住者 を増やすことで町の活性化につなげる。  モデル店舗では、同塾の関係者が開業を希望する人に民宿や店舗の運営方法 を指導する。店舗内では開業希望者が地域住民と情報交換する交流スペースと しても活用する。  同塾は空き家や納屋の所有者に遊休不動産の貸し出しを働き掛け、里山自然 学校こまつ滝ケ原でも民宿や店舗の経営ノウハウに関する講座などを開く予定 にしている。  滝ケ原町には昨年12月現在、74世帯約210人が暮らす。1950年代 の約100世帯約400人に比べて人口が半減し、町内の空き家や納屋も約6 0棟に上る。一方で鞍掛山など自然豊かな環境が残り、アーチ型石橋群や石切 り場などの石文化が息づき、国連大学の学長が視察に訪れるなど里山保全活動 が注目を集めている。  同塾は里山暮らしの魅力を発信し、定住者を増やそうと、空き家や納屋を再 生する取り組みを企画。桂木夏彦塾長(45)=小松市粟津町=は「里山と共 存する滝ケ原の魅力を堪能してほしい」と話した。同塾は開業希望者を募集し ている。問い合わせは里山自然学校こまつ滝ケ原=0761(65)2436 =まで。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------