101号(5月1日) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.101     _/ _/              平成22年 5月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.101をお届けします。  小松の初夏を彩るお旅まつり。240年余りの時を刻み、受け継がれてきた 伝統の曳山子供歌舞伎は、小松の町人文化を今に伝えます。今年の当番町は八 日市町と寺町が務めます。実際に自分の目や耳で歌舞伎に触れて、じかに感じ る子供歌舞伎のすばらしさを見付けてみませんか。  また、15日(土)夕方ごろには、各町の曳山がJR小松駅前に勢ぞろいし ます。ライトアップされた曳山は黄金に輝き、見る人を幻想的な世界へ誘いま す。皆さんもぜひ足を運んで、まつりを楽しみませんか。 ●お旅まつり とき 5月13日(木)〜16日(日) ●曳山子供歌舞伎上演 八日市町 「絵本太功記 十段目 尼ヶ崎の段」 寺町 「梅川・忠兵衛 浪花の恋の物語 封印切の場」 とき 5月13日(木)〜16日(日) ●曳山八基曳揃え とき 5月15日(土) ところ JR小松駅前 ●第12回全国子供歌舞伎フェスティバルin小松  今年で12回目となる「全国子供歌舞伎フェスティバルin小松」。今回の ゲストは埼玉県小鹿野町子ども歌舞伎。オーディションで選ばれた地元小松の 子供たちとの競演に期待が高まります。また、市制70周年を記念して、八日 市町と寺町の曳山子供歌舞伎の役者が初めてうららの舞台に登場します。 とき 5月15日(土)・16日(日)11時30分開場、12時開演 ところ こまつ芸術劇場うらら大ホール 【チケット 好評販売中】 残りわずか。お早めにお買い求めください。 ・桟敷席(1マス2席分)…7,000円 ・指定席(1階S席)………2,000円 ・自由席(2階一般)………1,500円 ・自由席(2階高校生以下)……500円 ・指定席(1階SS階・2,500円)は完売しました。 当日は各500円増。残席がある場合のみ取り扱いします。 問い合わせ:フェスティバル実行委員会事務局(文化創造課内)        0761(24)8177 ◆◆和田市長にココが聞きたい!◆◆ ●今月のテーマは「子育て」です。 こまつちゃん  和田市長の子育てに対する考えを聞かせてください。 和田市長  安全・安心のための学校の耐震化などハード面の整備と併せて、人と人との つながりを重視し、地域ぐるみで子供を育てる環境づくりが必要だと感じてい ます。4月の機構改革で市民協働課や市民博士制度を設置し、町内会やNPO、 ボランティアなど地域住民と協力した体制づくりを進めています。  また、核家族が増えるなど家族の形が変わるなか、問題を抱える子供やその 親が孤立しないように、教育相談部門を強化し、発達障害児にも対応する「こ ども教育相談・発達支援センター」を立ち上げました。年齢や地域にとらわれ ない、きめ細かなサポートをしていきたいと考えています。さらに、中小企業 でも育児休暇を取得しやすくするため、育児休業取得支援事業を始めました。 子育てに理解ある地域づくりを推進していきます。 こまつちゃん  そのほかには…。 和田市長  子育てというと小さな子供に対する施策ばかりを思い浮かべがちですが、成 長してからも住み慣れた地元で家族が一緒に暮らせるまちづくりまで幅広く考 えることも必要です。そのために雇用や財源を創出すべく、産業振興にも力を 入れていきます。小松はものづくりのまちですが、今後さらに発展していくた めには人材育成が欠かせません。子供の可能性は無限大です。子供の想像力を はぐくみながら、将来の小松を支えていく人材の育成に力を注いでいきたいと 考えています。 ブラジルからの国際交流員 ○●Vamos conversar(お話しましょう)●○ 米須 メイリー ●English or Engrish? 日本語 or ニホンゴ?  英語の文脈で和製英語を含めて文法やスペルの間違いなど、英語が母国語の 人にとって「変」だと思われる英語はEngrish(イングリッシュ)と呼ばれて います。例えば、文法は間違っているけど意味が通じる文もあれば、全く意味 不明なものもあります。  あるお城で見かけた看板には、「Because you are dangerous, you must not enter(あなたは危険ですから、入ってはいけません)」とありました。 この程度なら、その上に書いてある日本語「あぶないから、入ってはいけませ ん」を読めない外国人でも、意味を推測できます。では、「The ban on a dangerous wealthy person lump(危険なお金持ちのたんこぶ禁止)」はどう でしょうか。この英文の上には「危険物持ち込み禁止」とありましたが、いく ら頑張って想像してもその意味は伝わらないと思います。  外国では逆の現象が見られます。1月に里帰りしたときのことです。漢字の グッズが人気のようで、車のステッカーやキャンドル、服など、あらゆるとこ ろで漢字を目にしました。ところが、漢字が逆さまだったり、熟語の間に関係 のないひらがなが書いてあったり、画数が足りなかったり、また逆に多かった りするので、違和感がありました。ある有名な俳優が「Free(フリー)」の意 味の入れ墨を漢字で彫ってほしいと依頼し、「自由」のつもりが、実は「無料 」と彫られていた、なんて話もあります。  言葉というのは、やっぱり難しいものですね! ★☆文化ガイド★☆ ■本陣記念美術館 館蔵品展「春を味わう 〜絵画と茶道具〜」 会期 6月13日(日)まで ところ 本陣記念美術館 開館時間 9時〜17時(入館は16時30分まで) 入館料 一般300円、高校生以下と65歳以上は無料(要証明書提示) 休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日 問い合わせ 本陣記念美術館 0761(22)3384 ■図書館 5月23日(日)こまつ市民読書の日のイベント ◎小松の昔話を聞こう! とき 10時30分〜11時30分 ところ 市立図書館視聴覚室 対象 4歳以上(申し込み不要) ◎本の補修講座 とき 14時〜16時 ところ 市立図書館視聴覚室 定員 30人(要申し込み、先着順) ◎お楽しみ紙芝居会 とき 14時〜15時 ところ 南部図書館親子読書室 対象 幼児・小学生(申し込み不要) 問い合わせ 市立図書館 0761(24)5311       南部図書館 0761(43)1222 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□  「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報秘書課   電 話 :0761(24)8016   FAX :0761(24)5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp 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式典には前田家の菩提(ぼだい)寺、大徳寺芳春院(京都市)の秋吉則州住 職や石田寛人関東大小松会長、伊藤貞之小松商工会議所会頭、鶴田眞一小松基 地司令らが出席。舟見ケ丘保幼園の園児による太鼓演奏や、白嶺幼稚園の鼓笛 演奏が花を添えた。「まるごと小松70」協賛事業のPRコンテストなどが行 われた。  園遊会では、呈茶や聞香会、小松の和菓子や小松うどんなど名産品の模擬店 販売、和菓子作り体験、加賀棒茶の振る舞い、邦楽や洋楽の演奏、花苗の配布 など多彩な催しが繰り広げられ、来場者は伝統の中で培われた小松の文化を五 感で堪能した。 〈02〉2010年04月28日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎お旅まつりで商店PR 小松市中心商店街 期間中、店舗前でビデオ放映  小松市のお旅まつりに合わせて中心商店街に客を呼び込もうと、こまつ賑 (にぎ)わいセンターは初めて、まつりと商店を同時にPRする手作りの映像 を放映する。大勢の見物客が繰り出すまつり期間中、各店舗の前で一斉に流し、 小松の伝統行事を発信するとともに、専門店の魅力を紹介する。27日に15 店舗・施設で収録が行われた。  PR映像は約30分間で、前半は曳山子供歌舞伎などが上演されるお旅まつ り、後半は各店舗を紹介する。全国子供歌舞伎フェスティバルin小松(北國 新聞社特別協力)やお旅まつりが開催される5月13日から16日まで、中心 商店街の街頭15カ所以上でテレビを設置する。  4商店街で行われた収録では、かばん、衣料、食品、家具の各店舗、ボクシ ングジムなどの商店主らが収録に臨み、「交通手段のない買い物客は自宅まで 車で送る」「品ぞろえが充実している」などと特長を紹介した。小松市職員で つくる市役所映像広報研究会のメンバーが撮影に当たった。  同センターは今後、市どんどんまつり(本社特別協力)などの集客力が大き いイベント時にも、PRビデオを制作・放映していく。 〈03〉2010年04月27日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コマツ 体験学習スペース設置検討 小松工場跡地に「理科教室」  コマツ小松工場跡地で、理系の知識技能を小中学生に指導する体験学習スペ ースが設置される方向になった。コマツが26日までに検討を始めた。  体験学習スペースは、コマツの旧本社社屋を一部復元して整備される記念館 内に設けられる見込みで、創業の地で未来を担う子どもたちを育成する狙いが ある。コマツは同市教委と意見交換を始めており、規模や運営方法などを詰め ている。  26日に開かれた市議会駅周辺活性化対策特別委員会では、坂井修都市創造 部長が体験学習スペースについて「実験ができる理科教室のような場が検討さ れており、コマツに5月末までに概要を提案してほしいと申し入れている」と 述べた。  今回の建設予定区域の埋蔵文化財の調査では遺跡が確認されず、8月にも建 設工事に着手する。工場跡地周辺では弥生中期の八日市地方遺跡が発見されて いる。 〈04〉2010年04月25日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎遊泉寺銅山跡、もっと魅力を 整備へ新組織発足 小松市、コマツなど  小松市の遊泉寺銅山跡地の整備計画立案や維持管理を官民協働で行う新組織 「遊泉寺銅山再生パートナーシップ」が27日に発足する。コマツ発祥のきっ かけとなった銅山跡地を産業遺産ととらえ、同社の新施設が市内に来年オープ ンして来訪者が増加することを見据え、魅力ある新名所を目指して整備などに 取り組む。  パートナーシップに参画するのは小松市とコマツ粟津工場、地元の3町内会、 小松商工会議所、こまつ日本花の会などで▽遊歩道などの整備計画を担当する 「歴史の道ワーキングチーム」▽毎年行っている記念式典の運営委員会▽草刈 りなどを受け持つ日常整備運営委員会の3グループを設ける。事務局は粟津工 場に置く。  「歴史の道」整備では、雑木の伐採と桜の植樹、休憩施設の建設などが検討 され、今年度中の植樹の実施を視野に入れている。記念式典や通常の管理でも 地元のコマツOB、現役社員らも含めて連携していく。 ●年間2〜3万人見込み  銅山は江戸後期に開坑し、明治期にコマツ創業者で銅山を経営した竹内明太 郎氏の手腕で発展。銅山の機械修理製造部門が現在のコマツにつながった。コ マツは来年5月の創立90周年を記念し、小松工場跡地に社員の研修施設など を整備して年間2〜3万人が小松を訪れる見込み。 〈05〉2010年04月22日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松の焼きそばは塩 「ご当地グルメ」継承へ 小松中華組合青年部  小松中華組合青年部は21日までに、小松の中華料理店で親しまれてきた塩 焼きそばを「ご当地グルメ」として継承する活動に乗り出した。市制70周年 イベントなどに出店して小松の特徴的な味をPRする。  青年部によると、塩焼きそばは、市内の製麺(めん)所で作られた太麺と、 市内産のモヤシ、しょうゆを使う。もちもちした麺の食感と、具を引き立てる 塩味が魅力。同市以外ではソース味が主流で塩焼きそばは少数派とされること から、塩焼きそばを「小松の食」として守ることにした。  青年部に所属する市内の中華料理店8店は、5月開催のお旅まつりを皮切り に市制70周年記念事業などにブースを出展し、塩焼きそばを提供する。市の 支援を受け、来年以降は市外でのPR活動や「塩焼きそばマップ」の作成も検 討する。  青年部の高輪宗己部長は「小松の味として市外にも発信する活動を市民に応 援してもらいたい」と話した。 〈06〉2010年04月17日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎古希記念に日本一周 自転車で1万キロ、人生楽しく 小松市の山さん  小松市西軽海町2丁目の山勝三さん(70)が18日から自転車で日本一周 約1万キロの走破に挑戦する。古希を記念して、自転車の利用と自転車レーン 整備の促進を訴えながら旅を続け、同世代に「第二の人生」の楽しさや可能性 を伝える。  山さんは、地球温暖化防止を呼び掛けるスローガンを記したTシャツとのぼ りを着用して自転車で各地を回り、駅などで訴える。10月上旬に小松に戻る 予定という。  山さんは10年前に自転車で日本一周した際、トラックと接触して左鎖骨を 折る大けがを負った経験から、欧州諸国並みに自転車専用道などの整備の必要 性を感じたという。  単独と夫婦で「日本百名山」を2度制覇するなど健脚を誇る山さんは80歳 までに地球1周相当の4万キロを自転車で走破する夢を抱いている。「70歳 でもやれるというところを見せ、同世代の励みになりたい」と話した。  14日夜、小松市沖町で山さんの激励会が開かれ、コマツ勤務時代の親友ら が集まって山さんの健闘を祈った。18日午前9時半から同市役所前で出発セ レモニーが行われる。 〈07〉2010年04月13日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「小松うどん」売り出せ 認定団体、基準を創設 初の試食会  小松市の各種団体や市などが「小松うどんdeまちづくり」実行委員会を設 け、小松うどんの認定団体創設や基準の設定に乗り出した。12日には、同市 軽海町の飲食店「松月苑」で初めての試食会を開き、小松うどんの発信へ活動 を本格化させた。  試食会には約30人が参加し、市内の製麺(めん)所で製造された麺や冷凍 の讃岐うどんなど計6種類を食べ比べ、「いつもの味でおいしい」「こしが強 すぎて小松うどんではない」などと話し合った。  試食後、実行委員長の谷口孝志さん(同店主、県麺類食堂生活衛生同業組合 小松・能美支部長)が麺やだしの製造元を明かし、参加者は1品ずつ感想を書 いて提出した。  実行委は夏までに各種団体と飲食業関係者らでつくる認定団体を設ける。小 松うどんの認定基準は、試食会の感想などを参考にして今後詰める。  小松うどんは藩政期には松尾芭蕉も食べたとされる。現在の小松うどんは細 めでつるつるとした食感が特徴。谷口委員長は「多くの市民や観光客に小松う どんに目を向けてもらいたい」と話した。 〈08〉2010年04月10日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎こまつ町家、手形巡り 「回廊」で魅力発信 お旅まつりに合わせ  伝統的な町家が連なる町並みを散策し、多彩な催しを楽しむ「こまつ町家回 廊」は5月13〜16日に小松市中心部で初めて行われる。お旅まつりに合わ せ、多くの人に町家の風情を通して、町衆文化が息づき、歴史の薫り漂う小松 の魅力を伝える。  「こまつ町家回廊」では、期間中に市中心部にある町家11カ所を訪ね、指 定の台紙に6カ所以上のスタンプ「町家手形」を押した先着200人に、市の イメージキャラクター「カブッキー」をかたどった九谷焼の湯飲みが贈られる。  各町家では市立高美術専攻の生徒による展示会や、九谷焼美術展などの「町 家de美術館」をはじめ、カフェや茶会、演奏会、詩吟、和菓子体験、小松う どんの提供、ミニ小松検定などの多彩な催しが繰り広げられる。  小松市中心部には昭和初期に建てられた町家が約1100軒残っており、格 子戸の風情豊かな町家が軒を連ねる景観は訪れた人に歴史の深みを感じさせる。  こまつ町家委員会(委員長・馬場先恵子金沢学院大教授)は町家の魅力を広 く伝えるため、市制70周年記念事業として「こまつ町家回廊」を企画した。 同委員会は「お旅まつりに合わせて、町家の良さをじっくり堪能してほしい」 (都市創造部まちデザイン課)と参加を呼び掛けている。  11カ所の町家は次の通り。  一山楼(殿町2丁目)山上福寿堂(材木町)打田平太郎商店(西町)本村公 志邸(龍助町)九谷焼窯元宮本泰山堂(東町)寺町寺小屋(寺町)滝本茣蓙店 (龍助町)大杉商店(八日市町)松葉屋(大文字町)すみげん(三日市町)ラ ブ・シンヤ文化サロン石藏(同) ●認定町家を公募 小松の委員会 土壁や虫籠格子など保全  こまつ町家委員会は今月23日から「認定町家」の公募を始める。歴史、文 化的財産である町家を保存し、活用を図るのが狙いで、風情ある町並み景観の 保全を進める。  認定町家は市中心市街地33町および付近に所在する建物で、切り妻入り、 下屋(げや)や庇(ひさし)があり、▽せがい▽袖壁(そでかべ)▽土壁・板 壁▽虫籠(むしこ)格子―などの特徴を二つ以上備えた建物が対象。  平成に新築した町家や外観だけ町家風に改造した鉄骨造の建物も対象に含め る。  応募の締め切りは7月30日。こまつ町家委員会が9月に審査し、結果を発 表する予定。  問い合わせは、市まちデザイン課=電話0761(24)8099。 〈09〉2010年04月06日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎IC前のシンボルに 小松市・八幡神社のご神木 伐採計画一転、移植  小松市八幡の八幡神社境内にある樹齢100年を超すシイの木が来春、北陸 自動車道安宅スマートIC前に移植される。県道の拡幅工事に伴って伐採され る予定だったが、一転、同IC前のシンボルという大役を務めることになり、 県南加賀土木総合事務所が準備を進めている。  移植されるシイの木は県道大野八幡線沿いの傾斜地にあり、高さ10・2メ ートル、幹回り2・93メートル、葉張り6メートルで樹齢100年以上の大 木。県道拡幅計画にかかり、やむなく伐採することとなっていた。  一方で、県は幹線道路の修景向上の一環として、北陸道安宅スマートICの 常設化に合わせ、IC前にシンボルとなる高木の植樹を計画。昨年夏に適当な 木を探していたところ、同神社のシイの木が伐採予定であることが分かり、同 事務所が「渡りに舟」と移植を決めた。  同事務所は根元近くの太い根を切断し新しい根の生育を促す「根回し」や葉 張りの縮小などを進め、来春移植を行う。  これまでシイの木を管理してきた小松市八幡の勝木輝男町内会長は「伐採予 定だったご神木が、北陸自動車道の玄関口でシンボルとしてよみがえるのは本 当にうれしい」と話している。 〈10〉2010年04月02日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎曲技飛行機の雄姿を小松で 航空プラザ 「エアロック」唯一の残存機  国内唯一の民間曲技飛行チームだった「エアロック」が使用していた複葉の 小型プロペラ機が3日から、小松市の石川県立航空プラザで公開される。エア ロックは宙返りや垂直落下など華麗なアクロバット飛行で人気を博し、全国に 多数のファンがいる。展示されるのはエアロック唯一の残存機で、関係者は空 港を持つ小松の特徴をPRする絶好の展示物になると期待している。  機体は米国産の「ピッツスペシャル」で、全長は5・7メートル。エアロッ クが3月末で解散することを知った小松市が貸与を要請し、快諾を得た。  エアロックは元航空自衛隊戦闘機パイロットだった岩崎貴弘さんが1996 年に設立した。2機を使い、航自小松基地の航空祭など各地で曲技飛行を披露。 宙返りやスピンなど見応えのある飛行でファンを沸かせたが、岩崎さんは20 05年、訓練中に墜落して死亡した。  チームは同僚の横山真隆さんが継承したが、事故に遭わずに残った唯一の機 体の後部に亀裂が入っていることが判明したため今年3月で活動を終えた。  機体は同プラザに搬入され、3日に空自OBを中心としたボランティアが機 体を正面入口付近に設置する。夜間でも外から見えるように照明を当てるほか、 機体の塗装を飛行を始めた当初と同じように白を主体に塗り替える。  吉永英明館長は「かほく市出身の冒険飛行家東善作らも含め、空と飛行機を キーワードに子どもたちに夢を与える展示に取り組み、交流人口の拡大にもつ なげたい」と話した。 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