99号(3月1日) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/    ふるさとメール小松 Vol.99      _/ _/              平成22年 3月 1日号_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  皆さんこんにちは。「ふるさとメール小松」VOL.99をお届けします。 ●4月25日(日)に、原町に埋蔵文化財センターがオープンします!  小松市埋蔵文化財センターは、旧原保育所を改修し、2階建ての新館を増築 したもので、館内には、展示室、研修室、特別収蔵庫、整理作業室などを備え ています。展示室では企画展を開催するほか、古代体験や出土品整理作業体験 を行うことができます。皆さんもぜひ埋蔵文化財センターで、古代の世界に触 れてみませんか。 所在地 小松市原町ト77番地8(原保育所跡) 開館時間 9時〜17時(入館は16時30分まで) 問い合わせ 埋蔵文化財調査室 0761(24)8132        4月1日以降は、0761(47)5713 ◆◆和田市長にココが聞きたい!◆◆ ●今月のテーマは「花を生かしたまちづくり」です。 こまつちゃん  小松天満宮の梅が見頃を迎え、桜の季節ももう間近ですね。 和田市長  季節の花々の美しさは、私たちに潤いと安らぎを与えてくれます。また、花 はまちの品格を上げ、観光資源としての重要な役割も担っています。小松にも、 桜や梅、藤など花の名所はたくさんありますが、観光資源として人を呼び込む ためには、まだまだ工夫の余地があると思います。 花にもやはり仕掛けが必 要です。早咲きで知られる伊豆の河津桜は、桜の濃いピンクと菜の花のコント ラストを楽しめます。また富山では、立山連峰の山並みと桜、チューリップの パノラマが広がります。このような、花と花との組み合わせ、花と遠景の組み 合わせなどが人気を集めています。小松も白山という、どこにも負けない眺め がありますから、それを生かす仕組みを考えていくつもりです。また、一年を 通じて花の名所をアピールしていくことも必要だと思っています。 こまつちゃん  身近なところでもきれいな花を目にする機会はたくさんありますね。 和田市長  そうです。自宅で素晴らしい草花を育てている人もたくさんいます。今後、 そういった隠れた花の名所も発掘していければ面白いですね。また、小松には 華道やアレンジメントなどで生活に花を取り入れている人も多い。花を愛する 気持ちが暮らしに息づいていることを、私はとても頼もしく思っています。花 の持つ自然の力だけでなく、そういった一人ひとりの文化力が『華』のあるま ちへの原動力となっていくのではないでしょうか。 ブラジルからの国際交流員 ○●Vamos conversar(お話しましょう)●○ 米須 メイリー ● ブラジルの「ポルキロ」レストラン  アラカルトレストランに行って、注文した料理が来ると、足りなかったり、 多過ぎたりしたことはありませんか。  ブラジルの「ポルキロ」式レストランがあれば、そんな問題はありません。 ポルキロとは、ポルトガル語で「キログラム当たり」「キログラム単位で」と いう意味で、自分で食べたいものを皿にとり、その名の通り、食べる料理の重 さの料金だけを支払うというビュッフェスタイルのレストランのことです。  お店によってキロ当たりの料金を決めており、高いポルキロもお手ごろなポ ルキロもあります。料理の内容に関係なく、料金はキロ当たり一律なので、お 皿にのせたにんじんもお肉も、重さが同じなら同じ値段になります。  ポルキロのメリットはたくさんあります。見てから料理を選ぶことができ、 注文して待つ必要もありません。メニューが読めない旅行者や外国人にとって は、見て料理を選ぶことができるので助かります。少食の人やダイエットに気 を使っている人は、リーズナブルに食事ができますし、丼や定食では量的にモ ノ足りない人は、好みの分量の食事ができます。好き嫌いの激しい人の場合は 好みの料理だけを食べることができますし、ヘルシーな料理も置いてあるので 健康への意識が高い人にもぴったりです。  小松市にもいつかポルキロレストランができてほしいと願っています。 ★☆文化ガイド★☆ ■四代徳田八十吉襲名記念「徳田八十吉四代展」  九谷上絵付用の錦窯を始め、絵付け道具、古九谷などの歴史九谷と共に、四 代にわたる徳田八十吉の暮らしと作陶の現場を紹介します。 会期 3月2日(火)〜8月1日(日) ところ 錦窯展示館(大文字町) 開館時間 9時〜17時(入館は16時30分まで) 入館料 一般300円(20人以上の団体は250円)、高校生以下は無料 (要証明書提示) 休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(ただし3月8日は開館し ます) 問い合わせ 錦窯展示館 0761(23)2668 ■こまつ芸術劇場うららで行う芸術・文化活動を支援します 対象事業 4月15日(木)から平成23年3月31日(木)までに、うらら で行う芸術・文化活動。大ホールまたは小ホールの使用が必要です。 支援内容 会場使用料、会場付帯料金、調律費用併せて35万円相当まで 申し込み 平成22年3月31日(水)までに申請書、事業実施計画書に記入 し、うららへ持参または郵送。用紙はうらら窓口のほか、うららホームページ でダウンロードできます。 郵送先・問い合わせ 〒923−0921 土居原町710 こまつ芸術劇場 うらら 電話:0761(20)5500 FAX:0761(24)2481(水曜 日休館) □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□  「ふるさとメール小松」の発行は小松市広報課   電 話 :0761(24)8016   FAX :0761(24)5563   ホームページ :http://www.city.komatsu.lg.jp/   メール :koho@city.komatsu.lg.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 小|松|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:一般会計4.5%増 2年ぶり増、410億円 小松市新年度予算案 02:市制70周年で17事業 子ども未来物語や白山眺望歩行 小松市 03:市民主役で歴史行列 小松ゆかりの偉人に仮装 どんどんまつり 04:先生は100歳 聖愛幼稚園の聴濤さん 誕生日祝う 教え子3世代 05:小松空港で11月サミット、就航先10都市招き 誘客策など意見交換 06:小松駅前で窓口サービス 便利な街に 市、5月めどにセンター新設 07:職員に専門コース 小松市 福祉や建築、異動限定 和田市長が方針 08:貸し付けの市有地に建物の建設OK 小松市 遊休地活用 撤去費預かる 09:コマツシニアに地元出場枠 プロジェクトチーム始動 創業の地を活性化 10:公会堂事務所長など公募 小松市、退職職員の「指定席」 職安に求人票 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年02月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎一般会計4.5%増 2年ぶり増、410億円 小松市新年度予算案 小松市は25日、一般会計410億2千万円の新年度当初予算案を市議会に 内示した。昨年3月の市長選後に本格予算を編成した6月補正後との比較では 4・5%増加した。前年度比で増加するのは2年ぶり。全会計合計では906 億5720万円で同0・6%の増となった。  歳入では、景気低迷で市税収入が落ち込み、法人市民税は前年度比50・1 %減の7億円で過去20年間で最少。市税全体も同12・1%減の145億円 で、自主財源の割合は平成に入ってから最低の43・5%。財政調整基金など 2基金を計4億5162万円取り崩す。  歳出では人件費、一般行政費、公営企業会計などへの支出を減らし、約7億 9千万円削減した。投資的経費(普通建設事業費)は川辺町住宅の建て替えや 学校耐震化の工事費などを計上したため前年6月補正後と比べて31・2%増 え、69億2575万円となった。  市債残高は一般会計分で今年度末は722億6607万円(前年同期比13 億8991万円増)となり、新年度末は今年度末から3億963万円減少する 見込みという。  今年度一般会計3月補正予算案には887万円を計上する。  緊急雇用対策事業として39事業を実施し、計170人の雇用を創出する。 ●〔主な新年度事業〕  小松市の主な新年度事業は次の通り。  ▽こまつ米市場評価アップ事業▽小松うどん支援事業▽川辺町住宅建替事業 ▽歌舞伎サポータークラブ活動支援事業▽こまつ観光戦略アクションプラン策 定事業▽木場潟公園ビューポイント整備事業▽仏御前850年祭開催事業▽寺 町サミットin小松開催事業▽第一小・安宅小・芦城小・御幸中・丸内中の各 学校改築事業▽環境&景観フェスタin木場潟開催事業▽市民博士認定事業▽ 芦城公園園遊会▽本多貞吉翁若杉窯開窯200年事業 〈02〉2010年02月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市制70周年で17事業 子ども未来物語や白山眺望歩行 小松市  小松市は新年度、市制70周年を記念した17事業を実施する。新年度予算 案に事業費計3050万円を盛り込んだ。  6月5日に県こまつ芸術劇場うららで開く「利常公入城370年 まちづく り子ども未来物語」では、市内の子どもが思い描く将来の小松の姿を発表する。 北國新聞で大型歴史小説「われに千里の思いあり」を連載した直木賞作家中村 彰彦さんが小松の基礎を築いた利常の手腕などについて講演するほか、和田市 長らを加えてパネル討論会も開く。  「白山眺望ツーデーウオーク」は6月19、20日、木場潟から那谷寺、安 宅の関に向かうコースで実施する。加賀藩祖前田利家の妻まつゆかりの品々を 展示する「京都大徳寺芳春院展」は本陣記念美術館で10月30日から11月 14日まで開催する。 〈03〉2010年02月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市民主役で歴史行列 小松ゆかりの偉人に仮装 どんどんまつり  10月10日に行われる小松市どんどんまつり(北國新聞社特別協力)で今 年初めて、小松の基礎を築いた加賀藩3代藩主前田利常らゆかりの人物がパレ ードする「こまつ千年歴史物語行列」が実施される。仮装した市民が出演し、 郷土の歴史に誇りを持つ糸口とする。市新年度当初予算案に事業費850万円 が盛り込まれた。  行列には、弁慶と義経、松尾芭蕉、コマツ創業者の竹内明太郎、九谷焼の若 杉窯を開き「再興九谷」の陶祖(とうそ)と呼ばれる本多貞吉、平清盛に寵愛 (ちょうあい)を受けたとされる仏御前らが登場する予定。市内の各種団体の 協力を得て、市民主役でまつりを盛り上げる。  昨年のまつりでは、利常に扮(ふん)した和田慎司市長らによる行列が初め て行われた。新年度はより時代の幅を広げて小松ゆかりの偉人が「出演」する。  パレードはJR小松駅前を主会場とし、従来は室内で開催されていた音楽祭 もあわせて屋外で開く。 〈04〉2010年02月25日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎先生は100歳 聖愛幼稚園の聴濤さん 誕生日祝う 教え子3世代  小松市本町3丁目の聖愛幼稚園教諭、聴濤(きくなみ)信子さん=同市串茶 屋町=が、26日に現役として100歳の誕生日を迎える。教諭生活60余年 で教え子は1555人に及ぶ。「みんな私の子どもや。子どもから命や元気を もらっとる」。かくしゃくと心の教育に打ち込む姿は周囲を明るくしており、 これからも生涯現役を貫こうと情熱を燃やしている。 ●教諭生活60余年  東京生まれの聴濤さんは1948(昭和23)年12月、牧師だった夫の誠 夫さんと小松市に移り住んだ。誠夫さんが49年4月に創立した幼稚園で、県 内で戦後初の第1級幼稚園免許を取得して働き始めた。  小松市では、3世代にわたって聴濤さんの世話となった世帯も少なくなく、 「子どもの面倒を見るのが私の生きがい」と言葉が弾む。私財を投じて新築し た幼稚園や、自宅前の同窓会館に、教え子がふらりと訪ねて来るのが楽しみだ という。  園児の名前を、間違えて祖父母や父母の名前で呼んでしまう「失敗」もとき にあるようで、「血のつながりは不思議ですよ。(親子は)似ている。面白い ね」と顔がほころぶ。  最初の入園生で、子ども4人と孫2人も聴濤さんから教えを受けた小松市西 町の自営業打田紘太郎さん(65)は「頭が下がる思い。感謝の気持ちでいっ ぱい」と話す。 ●ピアノで賛美歌  昨年暮れに若干体調を崩して入院した。それまでは毎日、家同然にこよなく 愛する幼稚園に通い続けた。今は週に1回、心の教育として説教を行い、ピア ノで賛美歌なども弾いて、園児との触れ合いを楽しんでいるという。  24日には、同園で2日早い誕生会が開かれた。年の数ほどのイチゴが載っ たケーキが登場し、園児60人から祝福を受けた。「愛と希望を持ち、命を大 事にし、日本のために尽くす人を育てるのが夢」と節目を喜ぶ聴濤さん。感謝 の心、教育への情熱は衰えず、いつもの口癖がきょうもまたこぼれた。「あり がとう。サンキュウ」。 〈05〉2010年02月24日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松空港で11月「サミット」 就航先10都市招き 誘客策など意見交換  小松市は11月20日から23日まで、小松空港のターミナルビルや県立航 空プラザで初の「空港活用未来サミット」を開催する。小松空港発着便が就航 している国内外の10都市の首長らを招き、航空便を活用した交流人口拡大策 や空港の利用促進策などを探る。市制70周年記念事業の一環で、観光物産展 も併催する。新年度当初予算に事業費を盛り込む。  サミットは、小松空港を軸に市が目指す環日本海の交流拠点都市にふさわし い魅力ともてなし力を向上させる狙い。小松空港は来年、開港50周年を迎え ることから、周年事業のプレイベントにも位置付ける。  計画では、国内7路線、国際3路線で結ばれる都市に参加を要請する。行政 関係者のほか観光大使らも招き、11月20日に意見交換する。小松市内の視 察も予定し、意見交換では、各都市から小松の誘客策やもてなし力について評 価や改善点を指摘してもらうほか、各都市が空港に関する取り組みを報告する。  期間中は、航空プラザなどに各都市の観光ブースを設けて就航先の名所や名 産をPRしながら、小松空港発着便の利用促進も図る。  このほか、小松市内の小学生によるミュージカルも上演する。テーマは空港 や航空機関係とする方針で、子どもたちが空港などに興味を持つきっかけにつ なげる。基調講演も開催し、空港の役割と活用策について理解を深める。 〈06〉2010年02月20日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小松駅前で窓口サービス 便利な街に 市、5月めどにセンター新設  小松市は新年度の組織改正で、小松駅前行政サービスセンターを新設する方 針を固めた。5月をめどに、JR小松駅に隣接する県こまつ芸術劇場うららで 住民票などの交付事務を始める。土、日曜日や祝日も開所し、市民の利便性向 上につなげる。  同センターは戸籍謄本や印鑑証明の交付、仮ナンバープレートの発行などの 事務も行う。平日は出生などの戸籍の変更や転入・転出届も可能で、手数料は 市役所窓口と同額とする。「うらら」の休館日である水曜日は休み。  同センターの職員は数人の見込みで、税金の収納窓口も設ける。  同市では市役所と南支所(蓑輪町)で住民票などの交付事務を行っているが、 いずれも受付時間は午後6時半までで、土日曜日や祝日は休みとなっている。  市は駅前は交通の結節点であり、市民が利用しやすいとして同センターの設 置を検討していた。  市によると、戸籍謄本や住民票、印鑑証明などの交付件数は年間約14万通 ある。出生、婚姻届など戸籍の変更は同約6千通、転入・転出届は同約1万2 千通となっている。 〈07〉2010年02月17日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎職員に専門コース 小松市 福祉や建築、異動限定 和田市長が方針  和田慎司小松市長は15日、小松商工会議所で講演し、市職員の職制に新年 度、特定分野のスペシャリストを育成する「専門コース」を設けることを明ら かにした。職員は通常、数年単位で異動するが、同コース職員の異動は専門分 野が関係する部署内に限定する。専門コースには、新たな手当を付ける方向で 検討する。  新コース設置は、福祉や建築などの分野で、高い専門性が求められているた めで、同コースを希望した約20人を対象に選考を始める。年度末の人事異動 で選考結果を発表し、何人を任命するかは未定となっている。 ●研修者、年間3万人に コマツ跡地 ギャラリー整備を要望   3月末閉鎖のコマツ小松工場の跡地に整備されるコマツ研修施設について、 和田市長からは、年間延べ3万人が利用するとの見通しも示された。従来は同 2万人と試算されていたが、和田市長はカリキュラムが増えるとし「研修者の 増加により、市内のホテルや飲食店がより潤う」と述べた。  催事場としても利用されている小松大和が6月に閉店されることも触れ、工 場跡地でのギャラリー整備をコマツに要望していることも紹介した。  工場跡地の警備対象は現状の敷地全体から建物のみに変更され、周囲の金網 も取り払われて市民らの交流に活用されるとした。  小松青年会議所(JC)の定例会で講演した。 〈08〉2010年02月07日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎貸し付けの市有地に建物の建設OK 小松市 遊休地活用 撤去費預かる  小松市は新年度から、民間に貸し付ける市有地で建物の建設を認めることを 決めた。これまでは駐車場としての利用に限っていたが、遊休地を活用して市 街地活性化につなげるため、門戸を広げる。貸付期間終了後に建物が確実に撤 去されるよう、契約前に撤去費用を市が預かる仕組み。石川県内で初めての取 り組みとなる。  まず対象となるのは、JR小松駅から直線距離で200メートルにある日の 出町1丁目109番の宅地635・97平方メートル(最低貸付料・年額31 9万8900円)と、同400メートルにある日の出町2丁目101番の宅地 541・49平方メートル(同257万2050円)の2件で、入札で借り手 を決める。いずれも現在は更地になっている。  市は昨年8月、この2件を一般競争入札で売りに出したが、申し込みはなか った。買い手がつかなくても活用されやすくするため、貸付条件を緩和した。 賃貸期間は10年以上20年未満で、契約終了後は更地にして市に返還しなけ ればならない。  購入の申し込みも引き続き受け付け、賃借よりも優先する。最低売払価格は、 1丁目が6824万円、2丁目が4831万円に設定された。8日から26日 まで売却、賃貸いずれも申し込みを受け付け、購入申し込みがなければ、3月 5日に貸し付けの入札を市役所で行う。  2件とも立地条件が良く、市は「市有財産の効率的な運用を図り、少しでも 収入につながるように取り組みたい」(資産管理室)としている。問い合わせ は同室=0761(24)8026=まで。 〈09〉2010年02月06日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コマツシニアに地元出場枠 プロジェクトチーム始動 創業の地を活性化  コマツ(東京)は5日、同社発祥の地、小松市の発展に向けて地域活性化プ ロジェクトチームを始動させた。ゴルフの地域密着型シニアオープンや、3月 に閉鎖する小松工場跡地に整備される研修・教育センター(仮称)を核とする 活性化策でにぎわいを創出する。地域と連携を深め、「企業市民」として創業 の地を盛り上げる。  プロジェクトは、「人が集まる」「また来たくなる」「町ににぎわいがでる 」をテーマに、石川地区全体で推進する。専門チームは佐々木一郎粟津工場長 をチーム長に12人で構成し、次代を担う若手や中堅社員を中心に活性化策を 探る。  計画では、9月に行われるシニアのコマツオープンで地元出場枠を確保し、 プロアマ出場予選会から大会を盛り上げる。シニアプロによる講演会やレッス ンなども企画し、地域密着型の大会とする。  小松工場跡地で創立90周年事業として整備される教育・研修センターは国 内外から年間約2万人が利用する見込みで、南加賀観光物産推進協議会などと 連携し、加賀温泉郷や白山、九谷焼などの資源を生かした観光活性化に取り組 む。南加賀の名産品やB級グルメの発信も行う。  5日には粟津工場で、協力企業で組織するみどり会青年部会やOB会、行政、 経済、各種団体の代表らと活性化策について活発に意見を交わした。PTチー ム長の佐々木工場長は「地域住民の力を借りて創業の地を少しでも活性化した い」と話した。 〈10〉2010年02月01日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎公会堂事務所長など公募 小松市、退職職員の「指定席」 職安に求人票  小松市は新年度から、同市公会堂など市関係23施設の事務所長ら25人程 度のポストを公募して選任することを決めた。従来は慣例で市職員と教員の退 職者が就く、いわば退職公務員の「指定席」となっていた。民間出身者も含め て広く人材を求め、より柔軟で市民のニーズに応じた運営を目指す。  公募するのは体育関係6施設と福祉関係5施設、教育関係8施設、その他4 施設で、対象者は管理事務所長や館長ら責任者も含まれる。3月に小松公共職 業安定所に求人票を提出し、公務員・民間出身などの経験や年齢を問わずに人 材を募る。地域に精通した人材を起用するため、市立公民館長は地元町内会か ら推薦を受ける。  各施設を管理運営する市施設管理公社などの団体が採用者を決定する。任期 は原則1年更新となる見込み。  各施設ではこれまで、市職員や教員としての勤務で蓄積された経験と知識を 生かす目的で退職者を充てていた。市では今年度、専門的な知識などを必要と するポストを除き、市や市が管理委託されている施設職員の一般公募を検討し てきた。  市職員からは「定年後に民間出身者と競っても負けないようにさらに自分を 磨く」との声が漏れ聞こえる。市は「市職員や民間の出身者を含めて幅広い人 材から適任者を選任してもらいたい」(人事課)としている。公募する施設・ 役職は次の通り。  ▽体育施設 運動公園施設管理事務所長、屋内水泳プール施設管理事務所長、 総合体育館施設管理事務所長、桜木体育館施設管理事務所長、市公会堂施設管 理事務所長、大倉岳高原スキー場管理事務所  ▽福祉施設 北部児童センター館長、西部児童センター館長、親子集いの広 場、千松閣館長、サン・アビリティーズ館長  ▽教育施設 文化施設室(市民ギャラリー・ルフレ)、南部図書館、稚松公 民館長、松東公民館長、松陽公民館長、安宅公民館長、板津公民館長  ▽その他施設管理 公園管理業務関係(2カ所)、環境美化センター、小松 加賀環境衛生事務組合、市開発公社 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。 申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「小松ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール・小松」の申し込みや解除は、小松市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   小松市のホームページ   http://www.city.komatsu.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------