☆★☆★☆★☆ 『いい風 いい夢 かほくだより』 最終号 ★☆★☆★☆★                            令和3年3月25日  各地から桜の便りが聞こえてくるようになりました。庭では、チューリップ やヒヤシンスが咲き出しています。いよいよ春らしくなってきましたね。  さて、かほくのイベント情報をお伝えしてきた『いい風 いい夢 かほくだよ り』は今回が最後の配信となります。長い間ご愛読いただきありがとうござい ました。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』最終号を どうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画統計係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ Instagram  https://www.instagram.com/kahokucity/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪「あそびの森 かほっくる」 まもなくオープン! ♪哲学館へ行こう! ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●「あそびの森 かほっくる」 まもなくオープン!  夏の炎天下や雨天の多い北陸地方の天気でも思い切り身体を使って遊べる施 設「あそびの森 かほっくる」が、4月29日(木・祝)10時にグランドオ ープンします。  ・開館時間 9時〜17時まで  ・休 館 日 年末年始、月1回のメンテンナンス時  ・利用料金 市民の方…無料        市外の方…大人(中学生以上)300円             こども      400円  ・所 在 地 かほく市谷ワ108番地(谷公園内 旧金津体育館)  新型コロナウイルス感染対策のため、入館時に検温や連絡先の記帳をお願い することがあります。 【問い合わせ先】子育て支援課 TEL 076-283-7155 ●哲学館へ行こう! ◆企画展「枕辺の野花−西田幾多郎の妻・寿美(ことみ)−」  子どもの病や死など次々と苦労が続く中、常に献身的に幾多郎の学究生活を 支えた妻・寿美。44歳のときに脳溢血で倒れ、以後寝たきりの状態となりま すが、49歳で亡くなるまで幾多郎にとってよき話し相手であることは変わり ませんでした。幾多郎の妻・寿美に焦点をあて、その生涯と家族のエピソード を紹介します。   会 期 9月26日(日)まで   観覧料 一般         300円       高齢者(65歳以上) 200円       高校生以下      無料 ◆企画展関連イベント @講演会「幾多郎とかほくの女性たち」  寅三(とさ)(母)、寿美(妻)、高橋 隅(すみ)(妹)・ふみ(姪)、 幾多郎をとりまく、かほく市出身の女性たちを紹介します。     日 時 4月24日(土)13時30分〜15時       ※要申込、 参加無料   講 師 浅見 洋 館長   場 所 哲学ホール A青空講座「幾多郎の短歌と植物」    数多くの短歌を残した幾多郎。短歌にちなんだ植物の前で、幾多郎が詠んだ 歌やその背景を紹介します。   日 時 5月20日(木)【幾多郎と寿美の結婚記念日】       13時30分〜14時30分   場 所 哲学の杜(雨天中止)   定 員 20人       ※要申込(4/20〜受付開始)、参加無料   協 力 幾多郎の歌の風景を楽しむ会 ◆喫茶テオリア 企画展特別メニュー         「レアチーズケーキいちじくジャム添え」(350円)  寿美の納骨のため訪れたふるさとで幾多郎が詠んだ「いちじくの短歌*」に ちなんだ特別スイーツです。果物好きだった幾多郎は晩年、庭のいちじくの実 がなるのを楽しみにしていました。 *「無花果はおほぢの君の庭の木とおもへど若し生ひや代れる」  これは、亡くなった寿美の納骨のため久しぶりにふるさとを訪れた幾多郎が、 祖父母の家があった場所を通りかかって詠んだ短歌です。そこは、いとこ同士 であった寿美の祖父母の家でもありました。 【開館時間】9時〜17時(最終入館は16時30分、貸館は22時まで可) 【問い合わせ先】西田幾多郎記念哲学館 TEL 076-283-6600  http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ――――――――――――――――――――――――――――――――◆ ---------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------- 01:高松病院が「こころの病院」に名称変更 分野ごとに診察ゾーン 02:かほく市の架谷副市長が退任 3月末、後任は未定 03:プロ野球 奥川を巨人・原監督も熱視線 ヤクルト・キャンプ 04:50冊どこでも閲覧 西田幾多郎直筆ノート 5年かけ電子化 05:プロ野球 奥川が2回無失点 オープン戦・初先発 100日ぶりの実戦 06:はせがわクリニックが2冠 かほく市制施行記念継走大会  07:かほくで富岳製造現場見学 かほく市宇ノ気中1年生 08:かほく市副市長に竹本氏 コンベンションビューロー専務 09:東日本大震災から10年 被災地から人形届く 石川県立看護大 10:「かほくコロッケカレー」あす登場 道の駅高松 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2021年02月17日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎高松病院が「こころの病院」に名称変更 分野ごとに診察ゾーン  建て替え工事が進む石川県立高松病院(かほく市)は11月、機能を強化し た上で名称を「県立こころの病院」に変更する。新たな管理診療棟では、認知 症と精神疾患、発達障害、依存症の4分野ごとに診察ゾーンを設置。高齢化社 会を迎え、精神疾患だけでなく、認知症など幅広い分野を担う拠点としての存 在感を高める。  従来は、患者の年齢や病気にかかわらず、待合室を共有していたが、新たな 診療棟では分野ごとに待合室が異なり、他者の目を気にすることなく診療に臨 める。車いす利用者に配慮して廊下の幅を広げたほか、エレベーターを設け、 トイレもバリアフリー化する。  既に検査や研修、管理を担う施設の工事は完了しており、認知症に関する研 修などを随時実施していく。  高松病院は2019年7月から順次、建て替え工事を進めている。秋の診療 棟の整備後に向け、県は新年度予算案に、受け付けやエントランス整備費用な ど17億5300万円を盛り込んだ。22年度以降には退院に向けたケアを行 う建物の整備に取り組み、23年度に建て替え工事を完了する。 〈02〉2021年02月23日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市の架谷副市長が退任 3月末、後任は未定  かほく市の架谷外茂治副市長(71)が3月末で退任することが分かった。 健康面で不安があるとして、昨年から油野和一郎市長に辞職の時期について相 談していた。油野市長は後任について人選中としている。  架谷氏は1972(昭和47)年に県庁に入り、秘書課参事、管財課長、環 境安全部次長などを歴任。かほく市が誕生した2004年から助役、副市長を 務めている。現在、県内の副市長、副町長の中で最多となる5期目で、今任期 は24年までだった。  架谷氏は「旧3町の合併以来、定住促進やイオンなど商業施設の誘致に取り 組み、職員と一緒にまちの基礎づくりができた」と振り返った。 〈03〉2021年02月24日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎プロ野球 奥川を巨人・原監督も熱視線 ヤクルト・キャンプ  ヤクルト2年目の奥川恭伸投手(19)=かほく市出身=が23日、沖縄県 浦添市でのキャンプで初めてフリー打撃の投手を務めた。高津臣吾監督と巨人・ 原辰徳監督が並んで見守る異例のシチュエーションで合計20球。最速147 キロを2度マークし、安打性の当たりは1本だけで「対打者は久しぶりで楽し かった。しっかり投げられて良かった」と白い歯を見せた。  チーム練習最後のフリー打撃でマウンドに上がった。午後からの練習試合に 備え、ちょうど巨人ナインが三塁ベンチ前でアップをしていた。すると、エー ス候補のお手並み拝見とばかりに原監督がケージ裏へ。2年前のドラフトでは 奥川投手を1位に指名し、阪神と共にハズレくじを引いた。苦い思い出も話題 に上がったのか、高津監督と和やかなムードで投球に目を向けた。  原監督の見学は「ちょっと気になった」と苦笑した奥川投手。それでも、い ずれも4年目の左打者の宮本丈内野手と右の松本直樹捕手に対し、セットポジ ションからゆったりと足を上げて力強いボールを投げ込んだ。得意のスライダ ーは従来のものに加え、練習中の高速スライダーも投げ「決まればいい球にな る。自分のものにしたい」とうなずいた。  星稜高の先輩で巨人4年目の北村拓己内野手とも笑顔で再会し、激励を受け た。近く実戦登板も期待される中、奥川投手は「細かい課題はたくさんある。 しっかりつぶして実戦に入りたい」と意欲的だった。 〈04〉2021年02月27日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎50冊どこでも閲覧 西田幾多郎直筆ノート 5年かけ電子化  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館は26日までに、市出身の哲学者西田幾 多郎の直筆ノート50冊を電子化したデジタルアーカイブを構築した。201 5年10月に幾多郎の遺族方で見つかった資料を修復し、全ページを写真に収 めて整理した。ノートは西田哲学の研究を深められる第一級資料で、3月10 日から同館のホームページで公開し、世界的哲学者に理解を深めてもらい、研 究にも役立てる。  公開するのは著書「善の研究」を執筆した当時、自らの思索や研究を記した ノートなどで、京大に赴任した際に使った「倫理学講義ノート」、授業を受け た際に内容を書き込んだ受講ノートなどが含まれている。  アーカイブには講義用や思索用などの種別や、幾多郎の東大在学時や京大教 授の退任時など時代ごとに検索できる機能を設けた。ノートの修復や翻刻の事 業に関する解説も加えた。  ノートが見つかった当時は湿気を帯び、カビが生えるなど傷みが激しかった。 同館はさらなる劣化を防ぐために修復に取り掛かり、誰もが資料を閲覧できる ようにデジタル化も進めていた。  作業は特殊な乾燥処理を施した後、くっついたページを1枚ずつはがし、見 開きのページを撮影する工程を繰り返した。5年余りかけて全ページの電子化 を終えた。  浅見洋館長によると、論文では出てきていない思索の過程や、どのような哲 学者の思想に影響を受けたかを探り当てることができるという。浅見館長は 「西田の思索の源泉に触れ、研究に役立ててほしい」と話した。 〈05〉2021年03月08日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎プロ野球 奥川が2回無失点 オープン戦・初先発 100日ぶりの実戦  ヤクルトの奥川恭伸投手(19)=かほく市出身、星稜高OB=が7日、マ ツダスタジアムのオープン戦に初先発した。実戦登板は昨秋の教育リーグ以来 ちょうど100日ぶり。昨年の1軍デビュー戦で黒星を喫した広島に対し2回 を投げ被安打2で無失点に抑えた。「フォームのバランスが悪くて制球できな かった。『すごいひどい』くらい」。自己評価は辛口だったが、先発ローテー ション入りに向け大きな一歩となった。  昨年11月27日に6回無失点で白星を挙げた教育リーグ・フェニックスリ ーグ阪神戦以来の実戦にも気負いはなかった。初球に144キロのストレート を投じ、2球目にキャッチャーフライで最初のアウトを取ると、笑顔がのぞい た。昨年のベストナイン・菊池涼介二塁手に三塁強襲安打を許すも、3番・長 野久義外野手は一塁フライ。11月10日のデビュー戦で本塁打と二塁打を打 たれた4番・松山竜平選手はレフトフライに打ち取った。  二回は元大リーガーのクロン一塁手をこの日最速の148キロで中飛に仕留 めた。打者7人に計27球を投げ、許した安打は、菊池選手と西川龍馬外野手 に単打を各1本で、無四球だった。  得点は許さなかったが、奥川投手は「納得のいく内容ではない」ときっぱり。 高めに抜ける球も多く、二回1死一塁では会沢翼捕手に上ずった変化球を左翼 フェンス際まで飛ばされた。味方の好捕から併殺で乗り切ったが「精度を高め ないといけない」と反省した。  ドラフト1位で入団した昨季は右肘の炎症などもあり、シーズン最終戦で何 とかデビューした。今季は1軍でキャンプスタートし、飛躍を期す。この日の 投球に、高津臣吾監督は「本人は満足していないだろうが、また見たい」と話 した。開幕まで約3週間。先発ローテーション入りを目指し、勝負のマウンド が続く。 〈06〉2021年03月08日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎はせがわクリニックが2冠 かほく市制施行記念継走大会    第17回かほく市制施行記念継走大会(7日・市内特設コース=北國新聞社 後援)5部門に75チーム300人が出場し、健脚を競った。はせがわクリニ ックは一般男子で内科が優勝し、同女子も制して2冠を達成した。小学生では 河北AC・Aが17分34秒の大会新記録で栄冠をつかんだ。  かほく市役所を発着点に一般と中学生は1周3キロ、小学生は1周1・3キ ロの周回コースを走った。中学男子は宇ノ気中男子陸上部A、同女子は河北台 中女子陸上部が優勝した。  新型コロナ対策のため、会場には消毒液を設置し、小学生と中学、一般で時 間を空けて実施した。開会式などの式典も取りやめた。 〈07〉2021年03月10日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほくで富岳製造現場見学 かほく市宇ノ気中1年生  かほく市宇ノ気中1年生約70人が9日、同市笠島の富士通ITプロダクツ を訪ね、「富岳」の製造現場で最先端のものづくりに理解を深めた。  生徒は富岳の商用機やパソコンを組み立てる作業現場を見て回り、部品が静 電気で壊れないよう湿度管理に気を配っていることや、必ず人の目で不具合が ないか確かめていることを学んだ。職場見学は10日も行われる。 〈08〉2021年03月10日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市副市長に竹本氏 コンベンションビューロー専務  かほく市は9日までに、副市長に金沢コンベンションビューロー専務理事の 竹本重久氏(62)を起用する方針を固めた。市議会3月定例会最終日の15 日に追加議案が提出される。  竹本氏は同市二ツ屋在住で、金大工学部卒。1981(昭和56)年に県庁 に入り、農業政策課長、県民文化局次長、競馬事業局長などを歴任した。20 19年4月に金沢コンベンションビューロー事務局長に就き、同年7月から現 職。就任は4月1日付の見通し。  かほく市が誕生した04年から助役、副市長を務めている架谷外茂治氏は3 月末で退任する。 〈09〉2021年03月12日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東日本大震災から10年 被災地から人形届く 石川県立看護大  東日本大震災の被災地でボランティア活動に携わる県立看護大(かほく市) の学生サークル「ふたば」に、11日までに支援先の宮城県亘理(わたり)町 の住民から手作りの小型人形が届いた。木の船に乗った9匹の愛らしいサルで、 「苦難去る」の願いが込められている。コロナ禍で現地の交流が中止となる中、 学生は心のこもったプレゼントを喜び「来年こそは訪問したい」と誓った。  小型人形は5センチほどで、被災地の住民が育てたフウセンカズラの種を顔 に見立て、布きれをひもで縛って手足や胴体部分を仕上げた。手紙には「明る い未来が訪れますように」「皆様にまた会いたい」などとつづられている。  学生サークルは2013年5月に結成し、現在36人が所属する。毎年、亘 理町への訪問を続けてきたが、昨年は取りやめた。今年はオンラインでの交流 を企画していたが、亘理町の感染状況が悪化したため、中止を余儀なくされた。  お礼として学生は手作りのエコバッグと寄せ書きを贈った。3年の中野侑花 さん(21)は「自分が支援しているつもりが、プレゼントで逆に元気づけら れた。直接は難しくても、来年に機会があれば会いたい」と願った。 〈10〉2021年03月19日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「かほくコロッケカレー」あす登場 道の駅高松  かほく市ののと里山海道高松サービスエリア「道の駅高松」は20日、市特 産の豚肉「豚輝(トンキー)」を使った「かほくコロッケカレー」を新メニュ ーに加える。特産のサツマイモ「かほっくり」を混ぜたタネはそのままに、能 登豚を加えてサイズを一回り大きくしたコロッケをのせた。  カレーのコロッケには姉妹都市の長野県駒ケ根市のソースを使った。沖野勇 樹店長は「あっさりとしたソースで素材の味を大事にした。ボリューム満点の 一皿を味わってほしい」と話した。  単品のコロッケは1個250円、カレーは800円(いずれも税込み)で上 下線で販売する。20日の午前10時〜午後2時にはコロッケが特価の200 円となる。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 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