☆★☆★☆★ 『いい風 いい夢 かほくだより』 第183号 ★☆★☆★☆                            令和3年1月28日  水仙の蕾がようやく顔を出し、一足早い春の訪れに喜んでいたのも束の間、 3年ぶりの大雪で一面が覆われてしまいました。降り積もった雪は随分解けま したが、庭や畑にはまだまだ雪が残っています。雪の下で野菜は甘みが増すと 言いますが…雨も雪も程よく降ってほしいものです。  さて、寒〜い季節のかほくの風物詩“あったか雑炊・鍋まつり”が始まりま した。各店工夫を凝らした雑炊や鍋料理、心と身体を温めにかほくに食べに来 ませんか!  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第183 号をどうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画統計係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ Instagram  https://www.instagram.com/kahokucity/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪かほく四季まつり 冬の味くらべ〜あったか雑炊・鍋まつり〜 ♪哲学館へ行こう! ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●かほく四季まつり 冬の味くらべ 〜あったか雑炊・鍋まつり〜                 2月21日(日)まで好評開催中!!!  ホッと温まるかほく四季まつりの冬編。  かほく市出身の冒険飛行家「東善作」がアメリカで経営していたチャプスイ 店(中国風雑炊)にちなんだ食のイベントです。  市内の登録飲食店がこだわりを持って考案したアイデア雑炊や鍋料理が期間 限定で提供されます。  「食べてもらえる、ダブルでおいしい」お楽しみ抽選会やかほく市共通商品 券がもらえるポイントラリーもありますので、ご家族、ご友人をお誘いのうえ、 ご賞味ください。  ★お楽しみ抽選会★      雑炊・鍋を食べると抽選券がもらえます。   登録飲食店や商工会に設置された抽選箱に忘れずに投函してください。   抽選でお食事券などが当たります。      【投函締切】2月26日(金)  ★スタンプラリーでWチャンス★   雑炊・鍋を食べてラリーカードにスタンプを4個集めると、かほく市共通   商品券(1,000円分)と交換できます。   例年5個のところ、今回は4個とさらにお得です。   【交換期限】2月26日(金) *登録店等につきましては、ホームページをご覧ください。 【問い合わせ先】かほく市まつり実行委員会事務局          かほく市商工会 TEL 076-282-5661          産業振興課   TEL 076-283-7105 ●哲学館へ行こう! ◆本の展示会 哲学する本棚「生誕150年おめでとう」   生誕150年おめでとう、幾多郎さん!!でもなぜ人は誰かの記念日や○  周年を祝うのでしょうか?   「誕生日/数/時間/思い出を残す/歴史/幾多郎」の6つのキーワード  にそって、生誕150年について考える本を50冊選びました。ホワイエに  期間限定の読書空間が出現します。本を手にとって、読んで、考えてみてく  ださい。      期 間 1月30日(土)〜3月14日(日)    会 場 ホワイエ(地下1階) ◆西田幾多郎博士頌徳会書道展   市内小学5年生の書を展示します。       期 間 2月10日(水)〜3月7日(日)    会 場 ホワイエ(地下1階) ◆企画展「本になる −西田幾多郎の執筆・校正・編集−」関連イベント  映画「つつんで、ひらいて」上映会 + 岩波書店編集者と浅見館長のトーク   哲学館では昨年『西田幾多郎全集別巻』を編集して刊行しました。完成ま  でには執筆・編集するだけでなく、様々な工程があり、多くの人が関わって  います。担当した編集者に刊行までの裏話をお聞きします。   映画「つつんで、ひらいて」は本の装丁家・菊地信義氏を追ったドキュメ  ンタリーです。手作業で一冊ずつデザインする指先から、本の印刷・製本に  至る工程までを丁寧に綴り、ものづくりの原点を探ります。    日 時 2月27日(土)13時30分 〜16時         ※映画90分とトーク    会 場 哲学館ホール    参加費 無料        ※要申込:メール、FAX、電話等で氏名・住所・電話番号をお             知らせください   映画「つつんで、ひらいて」の公式サイトはこちら    https://www.magichour.co.jp/tsutsunde/ 【開館時間】9時〜17時(最終入館は16時30分、貸館は22時まで可) 【問い合わせ先】西田幾多郎記念哲学館 TEL 076-283-6600  http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ――――――――――――――――――――――――――――――――◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:「大海かぶらずし」もう一度 かほく市瀬戸町 復活へ体験会 02:一人暮らし高齢者にプレゼント贈る かほく市宇ノ気中JRC 03:奥川、山瀬がサプライズ登場 星稜高終業式、後輩に「頑張って」 04:キャッチボール全国3位を報告 かほく市高松中野球部 05:避難所で活用の多言語シート寄付 かほく市国際交流協会 06:さらば思い出の共同浴場 かほく市鉢伏で98年 住民憩いの湯に集う 07:520の手続き、押印を廃止 かほく市 4月、住宅新築や家賃補助  08:幾多郎の書斎、紙細工に かほく市の西田哲学館 09:昭和の郵便局設計図を展示 かほく市大海小 10:雑炊や鍋を食べ比べ 19店40種 かほく四季まつり開幕 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2020年12月19日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「大海かぶらずし」もう一度 かほく市瀬戸町 復活へ体験会  かほく市瀬戸町の住民がかつて手掛け、高齢化によって生産が途絶えた特産 品「大海かぶらずし」の復活に向け、官民一体のプロジェクトが18日までに 始動した。市内で飲食業や総菜事業などを営む事業者や主婦らが、かぶらずし 作りの体験会を通じ、加工の工程を学ぶ。商品化に前向きな事業者もおり、ふ るさとの味を再生し、地元産材料にこだわったかぶらずしの本格生産を目指す。  大海かぶらずしは1986(昭和61)年、瀬戸町の全世帯の住民を組合員 として発足した「瀬戸町農産物加工生産組合」が生産を始めた。地元産のカブ や米こうじを使ったこだわりのかぶらずしは人気を集めた。  ピーク時の生産量は約5千キロで、東京・銀座で販売されたこともあった。 しかし、住民の高齢化で作業負担の大きいカブの収穫や加工の担い手が減少し、 2010(平成22)年に組合は活動休止となった。  休止後も「この味がいい」と根強いファンからたびたび問い合わせがあった。 「せっかくうちらで起こしたかぶらずしの技術を、せめて自分の目の黒いうち に伝授したい」。元瀬戸町農産物加工生産組合長の高崎武義さん(82)は、 若い世代にノウハウを伝授する決心を固めた。  14日に市大海交流センターで開かれた体験会では、高崎さんと妻時子さん (78)の指導で、参加者16人がカブ120個を輪切りにして皮をむき、切 れ目を入れて塩漬けする「あら漬け」の手順を学んだ。  18日にはサバをカブに挟んで手作りのこうじと一緒に漬ける「本漬け」が 行われ、参加した上山田の50代主婦は「いつの間にか無くなっていて寂しく 感じていた。細かいレシピを知れて良かった」と話した。  高崎さんは「意欲のある人がこれだけいて心強い。教える回数を重ねれば、 しっかり学んで継承してくれそうだ」と手応えを語った。大海かぶらずし復活 へ市は今年度、体験会を通じて担い手の発掘を狙っており、23日に試食会を 行う。  市は事業化に向け、のと里山海道高松サービスエリア「道の駅高松」を核に 産地強化などを図る「北部交流ゾーン振興ビジョン」の実施計画を策定してい る。担当者は「復活で終わるのではなく、継続して生産できる体制が整うよう 工夫したい」と話した。 〈02〉2020年12月21日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎一人暮らし高齢者にプレゼント贈る かほく市宇ノ気中JRC  かほく市宇ノ気中JRC(青少年赤十字)委員会は20日、同中で宇ノ気地 区の70歳以上の1人暮らしの高齢者に配るクリスマスプレゼントを民生委員 に渡した。  3年の波瀬名月委員長が民生委員の代表に手作りの色紙やシクラメンの鉢植 えなどを手渡した。民生委員は高齢者宅198軒を訪ね、ケーキやミカンなど と一緒に生徒のプレゼントを配布した。 〈03〉2020年12月21日(月)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎奥川、山瀬がサプライズ登場 星稜高終業式、後輩に「頑張って」  プロ野球ヤクルトの奥川恭伸投手(かほく市出身)と巨人の山瀬慎之助捕手 (同)が21日、母校星稜高の終業式にサプライズ登場し、在校生約1670 人に力強いエールを送った。  2人が入場すると、会場の体育館はどよめきと大きな拍手に包まれた。花束 を受け取って壇上に上がった奥川投手が「プロ1年目は大変な年だった」と振 り返った上で、3年生に対し「受験に向け、不安になる気持ちも分かるけど、 成功する姿を想像して頑張って」と呼び掛けた。  山瀬捕手は「コロナ禍の1年をマイナスにだけ捉えるのでなく、今後の人生 に生かせるようお互い頑張りましょう」と激励した。  終業式に合わせ、学校側が2人に依頼した。感染予防のため、3年生のみ式 に出席し、1、2年生は教室でライブ配信を視聴した。奥川投手のファンとい う井村夏海さん(3年)は「登場した時、涙が出るほどうれしかった」と笑顔 で話した。 〈04〉2020年12月22日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎キャッチボール全国3位を報告 かほく市高松中野球部  かほく市高松中野球部の1〜2年生9人は21日、市役所に油野和一郎市長 と山越充教育長を訪ね、今年の「キャッチボールクラシック」全国オンライン 交流会で3位となったことを報告した。  大会は日本プロ野球選手会の主催で5日に行われ、7メートル間隔で2分間 のキャッチボールの回数を競った。高松中は132回を記録した。2年の大西 仁主将は「優勝できなかったのは残念。練習を重ね、春夏の大会を頑張りたい」 と意気込みを語った。 〈05〉2020年12月23日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎避難所で活用の多言語シート寄付 かほく市国際交流協会  かほく市国際交流協会は22日、災害時に避難所で使用するオリジナルの多 言語案内表示シートなどを市に寄付した。  ごみ置き場や給水所の場所を示すシートのほか、避難者から情報を聞き取る ための用紙など4種類の道具と収納用ケースを1セットとし、計9セットを贈 った。案内表示シートには英語と中国語のほか、ごく簡単な日本語を使い、他 の言語を使う人にも分かりやすいよう工夫した。  22日は坂本清会長が市役所に油野和一郎市長を訪ね、「備えあれば憂いな し。ぜひ役立ててほしい」と話した。市内9カ所の指定避難所で活用される。 〈06〉2021年01月01日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎さらば思い出の共同浴場 かほく市鉢伏で98年 住民憩いの湯に集う  かほく市鉢伏(はちぶせ)で地元住民が98年間運営を続けてきた共同浴場 が31日、最後の日を迎えた。大正時代から1世紀近く、生活に溶け込んでき た憩いの湯だったが、利用世帯の減少や高齢化による負担増と施設老朽化で廃 止が決まった。最終日にはかつて浴場を利用していた住民も訪れ、湯船には別 れを惜しむかのようなにぎやかな声が広がった。  鉢伏に広がる田園を覆うほど雪が降りしきる午後6時ごろ、湯船にユズを浮 かべて温まる住民の姿があった。「この風呂には世話になった」「もう入りた くとも入れんな」。住民は感謝の言葉を口にしながら、昔話に花を咲かせた。  共同浴場は1922(大正11)年、集落内にわら縄の工場が建てられた際、 わらくずを燃料として活用するために設けられた。2度の改築を経た「3代目」 の建物は既に築50年以上となっている。  利用世帯も減少の一途をたどり、62世帯中13世帯にまで落ち込んだ。1 世帯ごとの負担金は月額6500円と10年前の倍近くに増加。輪番制の湯沸 かしや清掃も、高齢となった住民に重くのし掛かった。昨年11月、年内いっ ぱいで廃止することになった。  浴場の改築などを手掛けた藤森佐一さん(83)は「この風呂に、いい思い 出が全部詰まっている。仕方ないが、悲しい」と切ない表情を浮かべた。8年 ぶりに利用した長田太洋さん(74)は「在所の通りに明かりをともしてくれ た地元の誇り。あすから寂しくなる」と語った。 〈07〉2021年01月06日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎520の手続き、押印を廃止 かほく市 4月、住宅新築や家賃補助   かほく市は4月から、520の手続きで書類への押印を廃止する。住宅新築 や家賃の補助を市から受ける際の申請手続きが対象で、申請者が窓口で自署し た場合、はんこが不要となる。  対象となるのは、住宅を新築する45歳未満が対象の「若者マイホーム取得 奨励金」や、新婚世帯への家賃補助「新婚さん住まい応援事業」などの申請手 続き。国や県が法令で押印を定めている手続きは今後、法令の見直し等を受け て対応する。  かほく市は施設利用申請など47の手続きについて2007年に押印を省略 しており、担当者は「押印が不要な手続きを増やし、市民サービスの向上につ なげたい」と話した。  県内では金沢市が1日から1923件の手続きで書類への押印を廃止してい るほか、複数の自治体が廃止を検討している。 〈08〉2021年01月07日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎幾多郎の書斎、紙細工に かほく市の西田哲学館  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館は6日までに、国登録有形文化財である 幾多郎の書斎「骨清窟(こつせいくつ)」を模したペーパークラフトの配布を 始めた。ホームページからA4判の用紙で印刷すれば、手のひらサイズの書斎 を作ることができる。同館はペーパークラフトを通じ、西田哲学にとって重要 な場所となった書斎を発信する。  骨清窟は1922(大正11)年に京都に建てられた幾多郎の邸宅の一部で、 幾多郎が敬愛していた室町時代の禅僧・寂室の漢詩から名付けられた。思索や 論文執筆、友人との交流などに使われた。74(昭和49)年に邸宅が取り壊 される際に旧宇ノ気町に移築され、2010年に修復を経て同館敷地内に移さ れた。  ペーパークラフトは骨清窟の図面を参考に、内部の暖炉や壁に掛けられた絵 画、机のほか、幾多郎と金沢出身の仏教哲学者鈴木大拙が椅子に座って語らう 様子を再現した。来年3月末まで同哲学館やホームページで配布する。担当者 は「当時の幾多郎の暮らしぶりや背景を、より身近に感じてほしい」と話した。 〈09〉2021年01月14日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎昭和の郵便局設計図を展示 かほく市大海小  かほく市大海小で、地元の二ツ屋郵便局から寄せられた昭和の設計図や外観 写真などが展示され、児童の関心を集めている。  同局は1885(明治18)年に開設された。地域に根差した郵便事業の歴 史に触れてもらおうと企画され、同校の地域交流スペースには、1945(昭 和20)年の局長就任あいさつが記されたはがきや硬貨を数える道具などが並 んだ。  5年の笠置凰惺君は「建物の形が今と全然違って面白い」と興味津々の様子 だった。 〈10〉2021年01月24日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎雑炊や鍋を食べ比べ 19店40種 かほく四季まつり開幕  かほく四季まつり「冬の味くらべ―あったか雑炊・鍋まつり」(北國新聞社 特別協力)は23日、かほく市内の飲食店19店舗で始まった。各店が市の特 産品や県内の海、山の幸を取り入れた自慢の雑炊、鍋料理など40種類を提供 し、コロナ禍の苦境の中、食べ比べを通じた地域経済の活性化につなげる。  まつりでは和風鍋や西洋雑炊、クッパ、鍋焼きうどんなど多彩な逸品を味わ うことができる。長柄町の居酒屋「北本」ではホタテとカニの2種類の雑炊ラ ンチを用意した。店長の北本幹人さん(60)は「新鮮な魚介を盛り込んだ雑 炊を堪能してほしい」と話した。  まつりは、1930(昭和5)年に小型機で世界三大陸単独横断飛行を成し 遂げた市出身の飛行家東善作が米国で資金を稼ぐため、チャプスイ(中国風雑 炊)店を営んでいたことにちなんで毎年冬に実施している。  2月21日までの期間中、登録店舗で対象のメニューを注文すると、登録店 舗共通の食事券や市共通商品券が当たる抽選券が受け取れる。各店でスタンプ を四つ集めると、千円分の市共通商品券を入手できる。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  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