☆★☆★☆★ 『いい風 いい夢 かほくだより』 第180号 ★☆★☆★☆                            令和2年10月22日  10月19日(月)にかほく市として初めて「ふるさと大使」をかほく市出 身の歌手・杉本和也さんとタレント・宮崎由加さんに委嘱をいたしました。  杉本さん、宮崎さんにはかほく市を全国にPRしていただくことをお願いし ており、今後の二人にどうぞ注目してください。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第180 号をどうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画統計係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ Instagram  https://www.instagram.com/kahokucity/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪哲学館へ行こう! ♪哲学館 冬のクラシックコンサート2020 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●哲学館へ行こう! ◆西田幾多郎生誕の地・ゆかりの地交流事業  西田幾多郎生誕150周年記念事業  講演会「井上円了・西田幾多郎と真宗との関わりについて」  現在の東洋大学の起源である「私立哲学館」を設立した井上円了。  円了の著書『哲学一夕話』は青年・西田幾多郎が進路に迷った時、哲学の道 に入るきっかけの一つとなった本です。明治維新後の日本で哲学を広めた二人 に焦点を当ててお話しいただきます。   講 師:竹村 牧男 氏(東洋大学学長)   日 時:11月28日(土)13時30分 〜 16時   場 所:哲学館 哲学ホール   定 員:100人    ※参加無料・要申込 ◆鈴木大拙館との相互優待事業実施中(11月11日まで)  生涯の親友であった西田幾多郎と鈴木大拙。明治3年生まれの二人、今年は 生誕150周年となります。 哲学館と鈴木大拙館(金沢市)では、入館相互優待事業を行っています。ぜひ、 この機会にご利用ください。   鈴木大拙館企画展:「東慶寺特別展 ―The Moon in Water― 」   期 間:12月13日(日)まで  【開館時間】9時〜17時(最終入館は16時30分、貸館は22時まで可) 【問い合わせ先】西田幾多郎記念哲学館 TEL 076-283-6600  http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ●哲学館 冬のクラシックコンサート2020   日 時:12月26日(土) 開場:18時30分 開演:19時   場 所:西田幾多郎記念哲学館 哲学ホール   出 演:チェロ 大澤 明さん       ピアノ 平野 加奈さん   演 目:ベートーヴェン:ピアノとチェロのためのソナタ               第3番イ長調 作品69 ほか   料 金:一般 1,000円(前売券)       中学生以下 無料 (整理券が必要、未就学児は入場不可)   ※当日券はありません   ※チケット販売・整理券配布は11月から開始します   その他:新型コロナウイルス感染症対策のため、下記のとおりご協力をお       願いします       ・マスクの着用、手指の消毒、検温       ・37.5度以上の発熱や咳、くしゃみ、鼻水などの症状がある        方、体調の優れない方はご遠慮ください   チケット販売(整理券配布)窓口   スポーツ文化課、西田幾多郎記念哲学館、中央図書館、   宇ノ気生涯学習センター、高松公民館、石川県立音楽堂 【問い合わせ先】スポーツ文化課  076-283-7135 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ――――――――――――――――――――――――――――――――◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:秋祭りの御輿、60年ぶりに新調 かほく・秋浜 公民館に展示 02:西田幾多郎直筆ノートを翻刻 「幾多郎全集」別巻、哲学館が編集 03:フォトコンテスト、桶作さんが最高賞 河北潟干拓地ひまわり村 04:エアリーフローラかほくの法人栽培 河北郡市で初 05:大崎だいこん、みずみずしく かほく市特産、大阪へ初出荷 06:創業補助の業種を拡大 空き店舗解消制度 持ち帰り飲食加え 07:アサギマダラ、飛べ遠くへ、27匹印付け かほく市外日角小児童 08:コスモス満開 かほく・内高松のビオトープ 09:町会班、再編の動き 世帯数急増・かほく市の地区 班長の負担軽減  10:Vリーグ8強目指し一丸 PFUが必勝祈願 かほく市の神社 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2020年09月18日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎秋祭りの御輿、60年ぶりに新調 かほく・秋浜 公民館に展示  かほく市秋浜で毎年の秋祭りに使われている御輿(みこし)が60年ぶりに 修復され、17日までに同市秋浜公民館で展示された。新型コロナウイルスの 影響で今年は御輿巡行が中止となったが、住民は新調された御輿に目を細め、 来年の秋祭りの盛り上がりを期した。  釜井泰廣区長(68)によると、御輿は高さ1・8メートル、長さは4メー トルで、1960(昭和35)年9月に修繕して以来、一度も直しておらず、 潮風にさらされた影響で金具がさび、傷みも激しかった。  今年3月、宝くじ助成金を活用し、400万円で浜北の名垣浦仏壇店に修理 を依頼。名垣浦昌史(まさし)店主(37)が漆を塗り、金箔(きんぱく)や 夜光貝を張り直した。  秋祭りは20日に神事のみ行う。御輿は21日まで展示し、22日に秋浜八 幡神社に奉納する。釜井区長は「地区の皆さんに、立派になった御輿をぜひ見 てほしい」と話した。 〈02〉2020年09月24日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎直筆ノートを翻刻 「幾多郎全集」別巻、哲学館が編集    かほく市出身の哲学者西田幾多郎の直筆ノートの一部を翻刻し、その内容を まとめた「西田幾多郎全集」別巻が23日、岩波書店から刊行された。幾多郎 が1910(明治43)年に京大で倫理学講座を始めた日に当たり、同市の石 川県西田幾多郎記念哲学館の浅見洋館長が市役所に油野和一郎市長を訪ね、別 巻を寄贈した。  全集は2002〜09年に全24巻出版された。別巻には15年に幾多郎の 遺族宅で見つかったノート50冊のうち「倫理学講義ノート」と「宗教学講義 ノート」に関する内容が記されている。哲学館が編集を担当し、金大や京大、 奈良文化財研究所などの協力を得てノートを修復、英語やドイツ語などで記述 された部分は翻訳した。  内容を忠実に再現するため、修正や書き足し、引用なども省略せずに掲載し、 詳細な解説を加えた。浅見館長は「幾多郎を研究することは、日本の哲学の歴 史を克明に描き出すことにつながる。国内外の研究で役立ててほしい」と話し た。  別巻は1万2千円(税抜き)で、全国の書店のほか、哲学館でも購入できる。 24日からは別巻の刊行にちなんだ企画展「本になる―西田幾多郎の執筆・校 正・編集」が始まる。 〈03〉2020年09月24日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎フォトコンテスト、桶作さんが最高賞 河北潟干拓地ひまわり村  河北潟干拓地ひまわり村の「第16回河北潟の自然を撮ろう!フォトコンテ スト」(北國新聞社後援)の入賞作品が決まり、最高賞の推薦に桶作和夫さん (かほく市)の「ひまわりハート」が選ばれた。25日から県庁19階展望ロ ビーで展示される。津幡、金沢、内灘、かほくの各市町庁舎で巡回展が行われ る。推薦以外の受賞者と展示日程は次の通り。  ▽特選 「真夜中」國近正男(かほく市)、「甘えん坊(ひまわりの種の口 移し)」坂本茂吉(津幡町)▽入選 「絶景スポット」倉前靖弘、「希望の光」 石田ゆかり、「ピラミッド」濱本昌代(以上金沢市)、「八月の空とひまわり」 阿蘇洋(津幡町)、「河岸に咲くひまわり」寺田学(金沢市)、「希望」朝倉 美津子(津幡町)、「光の回路」横山正二(内灘町)  ◇展示▽25日〜10月7日 県庁▽10月9〜19日 津幡町役場▽21 〜29日 金沢市役所▽11月4〜12日 内灘町役場▽13〜20日 かほ く市役所 〈04〉2020年09月25日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎エアリーフローラかほくの法人栽培 河北郡市で初  農事組合法人高峰ファーム(かほく市気屋)は県産フリージア「エアリーフ ローラ」の栽培に新規参入し、24日から作付け作業を始めた。河北郡市3市 町での栽培は初めてで、年明けには5千本以上を出荷、来年度から本格的な生 産を目指す。  高峰ファームは集落営農組織で、気屋地区で稲作のみ手掛けており、育苗ハ ウスを有効活用し、複合経営を図る。県県央農林総合事務所の協力を得てイエ ロー、ピンク、ピーチの3種の球根7500個を育苗箱に定植し、来年1〜2 月に出荷する。  来年度作付けするための小さい球根3千個を育て、専用ハウスも新設し、増 産していく。種本博代表(71)は「この取り組みがモデルケースとなり、河 北郡市でエアリーフローラ栽培が広がればいい」と話した。 〈05〉2020年09月28日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大崎だいこん、みずみずしく かほく市特産、大阪へ初出荷  かほく市大崎で27日、市特産「大崎だいこん」の出荷が始まった。同市大 崎園芸生産組合の農家が丸々とみずみずしく育った一本一本を畑から収穫し、 堺市の市場へ運んだ。  大崎だいこんは、食感のやわらかさや火の通りやすさが特長。「大崎すいか」 の収穫を終えた後、同じ砂地の畑で8月初頭から栽培している。  今年は2戸が1ヘクタールで作付けしており、初日は2・6トンを出荷した。 喜綿和彦組合長(51)によると、8月上旬の猛暑で生育の遅れが心配された が、同中旬以降は気温が落ち着き、ふっくらした仕上がりになった。  10月末までに28・6トンの出荷を見込む。生産者はこの5年で5人から 2人に減っており、喜綿さんは「産地として残るためにも、多くの人に味わっ てほしい」と話した。 〈06〉2020年09月29日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎創業補助の業種を拡大 空き店舗解消制度 持ち帰り飲食加え    かほく市議会全員協議会は28日開かれ、市側は空き家や空き店舗を活用し た店舗の創業に対する補助制度について、10月から対象業種を拡大すると報 告した。従来の飲食店と雑貨店に加え、持ち帰りや配達を伴う飲食サービス業、 理美容やエステ、リラクセーション業なども対象とする。コロナ禍で起業へ二 の足を踏む人を後押しし、空き家解消とにぎわい創出につなげたい考えだ。  補助制度は昨年度に創設され、飲食店や雑貨店を創業する事業者に補助率2 分の1で、物件購入費や改修費、設備導入費などを最大360万円補助する。 さらに若者や女性の創業を促す狙いから、45歳以下または女性には30万円 が加算される。  これまでは、若い世代の移住が増えた一方、若者が好むおしゃれなカフェや 雑貨店が少なく、なるべく街中を歩いてもらうことでにぎわいを創出しようと いう観点から、飲食店と雑貨店に絞って支援しており、28日現在で3件の事 業者に補助金を支給した。  しかし、今年のコロナ禍で市内の多くの飲食店がテークアウトやデリバリー に乗りだした。県の2016年経済センサス活動調査によると、かほく市内の 飲食料品小売業や持ち帰り・配達飲食サービス業を提供する店舗は人口千人当 たり0・28軒と県内11市で最下位だったため、持ち帰りや配達のサービス を追加した。  市内には10日現在で空き家が482軒、空き店舗が38軒あり、担当者は 「門戸を広げて支援することで、地域活性化を目指したい」と話した。 〈07〉2020年10月06日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎アサギマダラ、飛べ遠くへ 27匹印付け かほく市外日角小児童  長距離移動が可能で、海を渡るチョウとも呼ばれる「アサギマダラ」を呼び 寄せる活動に取り組むかほく市外日角(そとひすみ)小で5日までに出前授業 が開かれ、5年生55人が27匹の羽に印を付けるマーキングを行った後、空 に放った。  県白山ろく少年自然の家の元指導員で、長年アサギマダラの生息調査に取り 組む尾張勝也さん(59)が生態や調査方法を紹介。児童は羽に油性ペンで目 印となる番号と「そとひ」の文字を記し、校門横のフジバカマの蜜を吸わせて から、再捕獲を願って空に放った。  授業は昨年に続き2度目で、同校によると、昨年飛び立った約20匹のうち、 1匹が山口県の周防大島で発見された。田甫(たんぼ)乙花(おとか)さん (10)は「飛ぶ姿がきれい。前よりもっと遠くへ元気に飛んでほしい」と期 待した。 〈08〉2020年10月07日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コスモス満開 かほく・内高松のビオトープ  農産物直売や親子向けの自然体験を行うかほく市内高松の「心の市場」が管 理するビオトープで6日までに、コスモスが満開を迎えた。  多くの花が一帯をピンクや白で鮮やかに彩っており、見頃は2週間ほど続く。 江上豊勝代表(79)は「親子できれいな花を見てもらい、思い出にしてほし い」と話した。  同所では11月上旬までサツマイモ掘りやイワナのつかみ捕り、コイの餌や りなどの自然体験を楽しめる。 〈09〉2020年10月08日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町会班、再編の動き 世帯数急増・かほく市の地区 班長の負担軽減  かほく市内で若い世代の転入が進む七塚地区を中心に、町会の班を再編する 動きが出ている。世帯数が急増し、区費の徴収や回覧板の管理、区報の配布な ど班長の業務が増え、1人で30世帯以上を担当するケースもあり、班長の負 担軽減を図るため、班を増やした。人口減で悩む自治体が多い中、世帯数が膨 らんだ区長からは「うれしい悲鳴」との声も上がり、人口増の影響が現れた格 好だ。  七塚地区の白尾区は8月末現在、1381世帯3523人と市内最多の人口 を抱え、市全体の約10分の1に当たる住民が暮らす。イオンモールかほくに 近く、金沢から車で30分と交通アクセスも良好で地価が比較的安いことから、 現在も宅地造成が進む。人口も1990年度の2144人から右肩上がりが続 く。  白尾区には六つの町会があり、昨年度までは46班で、班ごとに15〜20 世帯を担当していた。国道159号と県道高松内灘線に挟まれた一帯に新興住 宅の多い東新町(198世帯)、しらゆり(175世帯)の両町会では急激な 世帯増によって一つの班で30世帯以上を受け持つ状況となり、班長から「班 の活動に支障が出る」などの声が漏れていた。  業務負担の偏りを見直すため、白尾区は昨年8月に班の編成変更の協議を始 め、同年12月に東新町、しらゆりの両町会をそれぞれ2班、中栄町町会を1 班増やし、逆に高齢化が進み班長の担い手が少ない恵比寿町会を1班減らし、 50班体制とすることを決め、今年4月から再編した。  市によると、17年度末から19年度末にかけ、人口、世帯とも増えた地区 は市内39地区中16地区で、このうち世帯数が20世帯以上増えたのは白尾 のほか、木津や秋浜、イオンモールかほくに近い内日角や大崎、県立看護大に 近い新興住宅街の学園台など11地区だった。  人口が2番目に多い木津区は33世帯増え、昨年に北泉町と本町の両町会で 計6班増やして89班体制とした。36世帯増の学園台区はここ3〜4年で4 班増の16班とし、40世帯増の大崎区も昨年に2班増やした。内日角区や宇 気区、秋浜区も班の再編を検討する。  1999(平成11)年に町会を再編した経緯がある白尾区の西田茂基区長 (68)は「転入した若い世代と昔から住む世代との融和を図りながら、今後 の人口増加に柔軟に対応したい」と話した。 〈10〉2020年10月09日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎Vリーグ8強目指し一丸 PFUが必勝祈願 かほく市の神社  バレーボールVリーグ女子1部(V1)の17日開幕を前に、PFUブルー キャッツは8日、かほく市横山の賀茂神社で必勝祈願し、選手やスタッフら2 3人がリーグ8強入りを誓った。  坂本将康監督と堀口あやか主将、藤田徹部長が玉串をささげた。坂本監督は 「夏はずっとサーブの強化に明け暮れた。得点面は十分なので、一戦一戦頑張 りたい」と意気込み、堀口主将は「応援してくれる人に恩返しをしたい」と語 った。  17日はKUROBEアクアフェアリーズ、18日は東レアローズと白山市 松任総合運動公園体育館で、いずれもリモートマッチ(無観客試合)で対戦す る。 ●スキャンスナップ1週間で1千万円  一行は必勝祈願の後、かほく市役所を訪問。油野和一郎市長はふるさと納税 の返礼品に追加したPFUの「スキャンスナップ」について、1日から8日ま でに寄付額が約1千万円に上ったことを明かし、半田清社長らに「心強い支援 に感謝している。チームも頑張ってほしい」と語った。  島畑奈緒子副主将(金沢商高OG)が同行した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 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