☆★☆★☆★ 『いい風 いい夢 かほくだより』 第174号 ★☆★☆★☆                            令和2年4月23日  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出も控えている方も多いと思いま す。そんな中、かほく市公式インスタグラムでは市内でテイクアウトできる料 理や、素晴らしい風景を続々と写真掲載しています。  写真を通して、かほく市を感じてみませんか。ハッシュタグ #かほくテイ クアウト #うまうまかほく #みつけてかほく で、お気に入りの写真をぜ ひ探してみてください。    かほく市公式インスタグラム   https://www.instagram.com/kahokucity/  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第174 号をどうぞ。体調にはくれぐれもご自愛ください。 発行:かほく市総務部企画情報課企画統計係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ Instagram  https://www.instagram.com/kahokucity/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪石川県西田幾多郎記念哲学館プロモーションビデオが完成しました  〜企業版ふるさと納税寄付金が活用されています〜 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●石川県西田幾多郎記念哲学館プロモーションビデオが完成しました  〜企業版ふるさと納税寄付金が活用されています〜  かほく市では、地域再生計画「かほくオンリーワンの資源を活かした市の魅 力発信プロジェクト」の一環として、石川県西田幾多郎記念哲学館プロモーシ ョンビデオを制作し、3月から放映を開始しました。  哲学館の魅力に満ちた映像を市内2か所に設置した大迫力の大型モニターで ぜひご覧ください。 【設置場所】  @道の駅高松 里山館(のと里山海道の山側)入口  A石川県西田幾多郎記念哲学館 受付エントランス  (新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館にともない、放映を休   止している場合がありますのでご了承ください。) ※このプロジェクトは、株式会社ツルガ薬局(福井県敦賀市)からの企業版ふ  るさと納税寄付金100万円を活用し、映像制作および大型モニターを整備  したものです。  企業版ふるさと納税の詳細は、「企業版ふるさと納税ポータルサイト」で検  索ください。 【問い合わせ先】企画情報課  076-283-1112 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ――――――――――――――――――――――――――――――――◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:休校、力になりたい 大広間で子ども預かり なごみ亭 02:大崎区民会館、花で彩る 住民「ひまわりの会」結成  03:ふるさと大使 杉本和也さん、宮崎由加さん かほく市初 04:西田幾多郎のノートを再現 かほく市の記念館 05:喜多家の桜よみがえる 治療5年、地域に笑顔咲く「花咲かじいさん」  06:西田哲学館を動画でPR 市、企業版ふるさと納税を活用 07:市に「マスク特需」 ゴムひも、国内シェア8割 関連商品の売上4倍 08:コロナ対策 業務用消毒液、休業で役立てて 市の民宿が提供 09:エステアールがマスク寄贈 起業の地・かほく市に 10:持ち帰り飲食に活路 かほく市や住民有志、情報を発信 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2020年03月21日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎休校、力になりたい 大広間で子ども預かり なごみ亭  新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校を受け、かほく市宇野気の 「かほくホテル なごみ亭」が日中に子どもを預かるサービスを始めた。ホテ ル内の中華料理店で作る日替わり弁当付きで、大広間などを自由に使ってもら う。中国出身のオーナー池田由紀さん(50)は、自宅でじっとするしかない 子どもや保護者の力になりたいと願っている。  広さ100畳の大広間や机といすのある中広間を開放して、臨時休校中の児 童生徒を日替わり弁当付きで受け入れる。時間帯は午前8時から午後4時まで で、勉強や運動、ストレス解消に役立ててもらう。利用料は弁当込みで1千円 とした。  ホテルでは、春休みにスポーツ行事などで訪れる小中学生ら500人以上の 宿泊予約がキャンセルになった。小中学校の臨時休校が決まり、地元の常連客 らとも相談して広間を開放することにした。池田さんは「友だち同士で楽しく 過ごしてほしい」と話している。  なごみ亭は2月から、河北郡市の全域を対象に、配達料無料で中華料理の出 前も行っている。 ●部活休みの子に施術 かほく市の整体院・西田さん  かほく市下山田の整体院「からだ回復処 和(なごみ)屋」は20日までに、 臨時休校中の小中高生を応援する施術企画を始めた。西田健一代表(57)は 元教員で、スポーツ指導の経験も豊富。部活動が休みになった子らに、体のゆ がみを整えて心身のリフレッシュを促し、けがしにくい体づくりにつなげても らう。  西田さんは、神奈川県の公立小中学校などで22年間教師を務め、12年前 に地元のかほくへUターン。整体師のほか高校バスケットボール部のコーチと しても活動している。  施術では、体の左右のバランスを確かめ、膝を揺らしたり腕を回したりして 背中や肩の関節回りの筋肉を和らげる。筋肉の硬直をほぐすことで関節の負荷 を減らし、肩や肘を痛める要因も取り除けるという。  18日に施術を受けた宇ノ気小4年の永橋由莉さん(10)は、体を横から 撮影した写真2枚を見比べ「姿勢がすごく真っすぐになってうれしい」と驚い た。  西田さんは「特に中学1、2年は発育・発達に重要な時期。体の状態を改善 して心も前向きになってほしい」と話した。応援企画は予約制で1回1500 円、31日まで。 〈02〉2020年03月22日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大崎区民会館、花で彩る 住民「ひまわりの会」結成  花を愛するかほく市大崎区の住民10人が21日までに、区民会館前を色と りどりの花で飾る「ひまわりの会」を結成した。花は2カ月に1度入れ替え、 地域に心の安らぎを届ける。  呼び掛け人は、10年程前から外日角小の卒業式、入学式の会場に花を飾り 付けている栽培歴20年以上の中村孝義さん(76)ら。趣味で花を育てる6 0〜80代が集まった。  20日は会館前で、プランター21基に黄や赤、紫のビオラ、パンジー、キ ンセンカを植えた。中村さんからは「花と花の間に肥料を5粒まいて」「水は 真上から左右に往復30回ほどかけて」と助言を受けた。  今後も季節の花を植える予定で、中村さんは「きれいに見える組み合わせを 考えながら、楽しんで続けていきたい」と語った。 〈03〉2020年03月28日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ふるさと大使 杉本和也さん、宮崎由加さん かほく市初  かほく市は同市初の「ふるさと大使」を歌手杉本和也さん(38)とタレン ト宮崎由加さん(25)に委嘱する。27日の市議会全員協議会で市側が報告 した。  杉本さんは2009年にデビューし、昨年、10周年コンサートを津幡町文 化会館シグナスで開いた。宮崎さんはアイドルグループ「Juice=Jui ce(ジュース ジュース)」の元リーダーで、タレント活動を続けている。 〈04〉2020年03月29日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎のノートを再現 かほく市の記念館  西田幾多郎生誕150周年記念企画展「発見!!幾多郎ノート」は24日、 かほく市の県西田幾多郎記念哲学館で始まり、幾多郎の直筆ノートや原稿用紙 などを精巧に再現したレプリカが並んだ。  2015年に幾多郎の遺族宅で見つかったノート50冊の中から、京都帝大 赴任直後に担当した倫理学、宗教学の講義ノートや、「善の研究」の原稿を執 筆した金沢時代のノートなど24冊の複製が展示された。  東大選科生時代のドイツ文学のノートには、ドイツ語が苦手で英語の注釈部 分が書き写されている。金沢で購入したとみられるノートには正岡子規の短歌 が裏表紙に書かれており、大学での哲学研究を夢見ながら高校教師に甘んじた 当時の自虐的心情が表れている。  浅見洋館長は「当時の学生は頭で考えながら手を動かして言葉を反すうした。 ノートにも、現代にない思考の深みや広がりがある」と話した。9月22日ま で。 〈05〉2020年04月02日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎喜多家の桜よみがえる 治療5年、地域に笑顔咲く 「花咲かじいさん」  全国各地の名木の再生を手掛ける「現代の花咲かじいさん」こと福楽善康さ ん(73)=東京都=が、十数年前に大病を患ったかほく市天然記念物「喜多 家のしだれ桜」をよみがえらせた。樹木の根元に土壌改良剤を注入する独自の 治療を5年間続け、地域に笑顔の花を咲かせた福楽さんは、「いつまでも生き ていてほしい」と語り掛けるように、樹齢120年余の巨木を見上げた。  しだれ桜は1895年、喜多家15代の善兵衛氏が兼六園から種を持ち帰っ て植えたとされる。2007年ごろ、生きた木の根に寄生して枯死させる「ナ ラタケ病」に侵され、11年に根の一部を切除する「手術」が施されたものの、 樹勢の衰えは止まらなかった。  福楽さんは、15年度から始まった3カ年の保護事業で、市に協力。同年7 月から年3回、自然界から掘り出した「魔法の薬」の土壌改良剤を樹木の根元 に注ぎ込んだ。福楽さんによると、硬くなった土を軟らかくして隙間を作り、 水や養分を吸収させる効果がある。  3年経過後も厚意で年2回薬を注入。木の幹は太く、背丈は大きくなり、土 に繁殖したミミズには山のイノシシが寄り付いた。  満開の花を咲かせた2年前、福楽さんは数カ月後に老衰で亡くなる喜多家1 7代の久雄さん=当時(97)=から「ええもんみた。ありがとう」と何度も 礼を言われた。今後、肥料の注入を担う18代の均さん(70)は「おやじが 守ってきた桜。大切に受け継ぎたい」と誓う。  31日、青空の下に咲き誇る薄桃色の花びらが見物客の目を楽しませた。福 楽さんは「コロナウイルスで大変な時でも、木は変わらず美しい花を咲かせる。 地元の人に喜んでもらえて誇りに思う」とほほ笑んだ。 〈06〉2020年04月06日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田哲学館を動画でPR 市、企業版ふるさと納税を活用  かほく市は5日までに、企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を初めて 活用し、市内の道の駅高松「里山館」と県西田幾多郎記念哲学館の入り口に、 哲学館のPR動画を流す大型モニターを1台ずつ設置した。  モニターは75インチ。安藤忠雄さん設計の哲学館を、ドローンで捉えた映 像を流す。展示室や瞑想(めいそう)空間ホワイエ、喫茶テオリアを順に紹介 し、展望ラウンジから望む白山連峰、夜間ライトアップの美しさも伝える。  総事業費は168万円で、市出身者が創業したツルガ薬局(敦賀市)の寄付 金100万円を使った。 〈07〉2020年04月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市に「マスク特需」 ゴムひも、国内シェア8割 関連商品の売上4倍  のと里山海道高松サービスエリア(SA)にあるかほく市の「道の駅高松」 で、手作りマスクの素材に使えるゴムひもの売れ行きが伸びている。同市は国 内シェアの7〜8割を製造するゴムひもの産地。マスクの品薄状態が続く中、 店頭に並ぶ商品を求めて多くの人が訪れ、関連商品の売上額は前年同期比の約 4倍となった。市内の繊維企業は想定外の「マスク特需」でフル回転している。  「東京で単身赴任する息子に届けて1日でも早く安心させたい」。道の駅高 松の「里山館」で10日、手作りの布マスク4枚とマスク用のゴムひもを買っ た国田浩さん(72)、延子さん(66)夫妻=穴水町=がほっとした様子で 話した。  同館では、市内の繊維企業25社が製造したゴムひもやバンド、端切れなど の商品を販売している。新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が問題と なる中、同館にマスクの素材に使える製品が販売されているとの情報が口コミ で広がり、買いに訪れる人が増えたという。  市内の手芸愛好家がつくった手作りマスクも人気で、マスク用のゴムひもと ともに店頭に並べると、午前中には売り切れる。沖野勇樹店長(58)は「引 き合いが増えているので、需要に応えたい」と話した。  かほく市商工会によると、同市では、国内シェアの約7〜8割のゴムひもを 製造している。全国的なマスク不足を受け、マスク用品の生産の動きが活発化 しており、中には製品の生産が前年の10倍以上に上る企業もあるという。  マスク用ゴムひもの生産を手がける津田産業はインターネットで個人向けに 販売を始めた。全国から1日100件以上の問い合わせがあり、販売した茨城 県の女性から手作りマスクとともに「社員の皆さまでお使いください」とお礼 の手紙が届いた。  腰痛ベルトを手がけるタケダ繊業も3月上旬からマスク用ゴムひもの生産を 開始した。商社向けに月20万メートル以上出荷するほか、道の駅高松で1袋 15メートルの袋詰めを販売しており、竹田博明社長(60)は「マスクのな い子どもやお年寄りの手に届くよう生産を続けたい」と話した。 〈08〉2020年04月12日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コロナ対策 業務用消毒液、休業で役立てて 市の民宿が提供  かほく市浜北の民宿「やまじゅう」は12日から、業務用の消毒液「次亜塩 素酸水」を市民に無料で提供する。同店は13日から5月6日まで休業を決め ており、店で使わなくなる消毒液を新型コロナウイルスの感染防止に役立てて もらう。  同店では、手指の消毒や店内設備の衛生管理などに使うため、水道水と食塩 を電気分解して次亜塩素酸水を生成する装置がある。次亜塩素酸水を入れた1 8リットルポリタンクを店の玄関前に置き、市民らにペットボトルなどの容器 に入れて持ち帰ってもらう。  休業期間に合わせ、5月6日まで提供する。時間は午前10時から午後4時 までで、使用期限は2日間。西田豊代表(46)は「地域の人と一緒に、この 苦境を乗り越えたい」と話した。 〈09〉2020年04月16日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎エステアールがマスク寄贈 起業の地・かほく市に  女性用下着の生地などを手掛けるエステアール(小矢部市)の山口秀樹代表 らは15日、かほく市役所に油野和一郎市長を訪ね、自社で生産したニット生 地マスク2400枚を市に寄贈した。  同社は2月末から下着の生地を使ったマスクの生産を始めており、起業の地 である縁から同市に贈ることにした。5月末までに国内外の工場で約20万枚 を生産する予定で、山口代表は「洗えて通気性抜群。必要とする人に使っても らいたい」と話した。 〈10〉2020年04月16日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎持ち帰り飲食に活路 かほく市や住民有志、情報を発信  かほく市内でテークアウト(持ち帰り)できる飲食店を紹介する取り組みが 広がりを見せている。市民有志がウェブサイトやSNSで店の情報を発信し始 めたことがきっかけで、市も公式インスタグラムで拡散に力を入れている。  夜に営業する喫茶店「カフェドシオン」(秋浜)のオーナー赤井方柚さん (38)ら2人は10日、持ち帰り可能な飲食店の情報を載せたサイトやツイ ッター、インスタのアカウント(@takeout_kahoku) を開設した。中華料理店や焼き肉店、カフェなど9店(14日時点)の特徴や メニューを写真付きで紹介している。  赤井さんは「昔ながらのお店の力になりたい。まちの味を消してはいけない」 と熱く語った。  市は10日から、公式インスタで「#かほくテイクアウトをつけて飲食店の 情報を投稿してください」と呼び掛け、テークアウト情報を拡散し始めた。フ ェイスブックでは「かほくテイクアウト大作戦」と銘打ったページも人気を集 め、市民435人(14日時点)が情報共有を図っている。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------