☆★☆★☆★ 『いい風 いい夢 かほくだより』 第173号 ★☆★☆★☆                            令和2年3月26日  新型コロナウイルス感染症の広まりにより、全国ではイベントが相次ぎ中止 されています。かほく市でも、4月11日(土)に予定していた“桜まつり” が中止となりました。  4月から新しい生活をスタートさせる方も多いと思います。早く終息するこ とを願いながら、手洗いや咳エチケットなどの感染症対策を徹底し、元気に新 年度を迎えたいですね。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第173 号をどうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画統計係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ Instagram  https://www.instagram.com/kahokucity/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪ぼんぼりでライトアップ♪ ♪哲学館へ行こう! ♪道の駅高松 里山館に行ってみんけ! ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●ぼんぼりでライトアップ♪   桜の季節がやってきました。高松中町通り、うのけ総合公園をぼんぼりで  ライトアップしています。お近くにお越しの際は、夜桜を見にぜひお立ち寄  りください。  【期 間】3月25日(水)〜4月12日(日)まで 【問い合わせ先】産業振興課  076-283-7105 ●哲学館へ行こう! ◆西田幾多郎哲学講座  第1回 西田幾多郎直筆ノートを開く −講義と思索の軌跡を辿る   2015年10月、50冊の直筆ノートが見つかりました。現在、多くの  関係機関の協力を得て、その修復と翻刻のプロジェクトを進めています。プ  ロジェクトを概観し、ノートから見えてくる彼の思索の軌跡を辿ります。  【日 時】4月18日(土)13時30分  【講 師】浅見 洋(哲学館館長)  【参加費】500円       (年間受講は2,000円、4回以上参加予定の方はお得です)   本講座は、哲学・宗教・芸術・倫理など様々な角度から広く学ぶことので  きる年10回の講座です。 ◆企画展 生誕150周年記念「発見! !幾多郎ノート」 開催中   発見されたノートは、 四高で教鞭を取った金沢時代を中心に比較的若い  時期のものでした。講義を行ったノート、読書・研究ノート、学生時代のノ  ートも…。これまで誰も知らなかった若き幾多郎を感じてください。今回の  企画展は傷みのひどいノートに代えて、精巧なレプリカで実現しました。  【期 間】9月22日(火・祝)まで  【観覧料】一般:300円       65歳以上:200円       高校生以下:無料 ◇4月から閉館時間が変わります(展望ラウンジ含む)  【開館時間】9時〜17時(最終入館は16時30分、貸館は22時まで可) 【問い合わせ先】西田幾多郎記念哲学館  076-283-6600  http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ●道の駅高松 里山館に行ってみんけ!   道の駅高松 里山館が2月22日(土)にリニューアルオープンしました。   売り場面積を約2割拡大し、かほく市特産品ブランド認証品コーナーを増  設したほか、地元で栽培された新鮮な農産物が並ぶ産直コーナーを拡充しま  した。地元の魅力ある商品を豊富に取り揃えて、皆さまのお越しをお待ちし  ています。     【営業時間】(里山館・里海館共通)   ・4月〜10月:7時〜20時   ・11月〜3月:8時〜19時 【問い合わせ先】道の駅高松  076-281-2221 産業振興課  076-283-7105 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ――――――――――――――――――――――――――――――――◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:道の駅高松、新装開店 特産ブランド品充実 02:聖徳太子法要、紅白餅まく 高松の光専寺 03:宇野気駅の駐輪場を一新 安全で親しみやすく 04:避難情報を電話連絡 要介護者ら対象、自動システム導入 05:発達障害を糧に創作、写真展 高松の猫屋敷さん 06:かほくの将来像を提言へ 金沢学院大 連携事業スタート 07:通学路に防犯カメラ 内日角区 公民館近くの電柱に 08:大型遊具や「光のテラス」 谷公園の再整備構想 09:卒業生に健康願う朝食レシピ 給食センター特製 10:油野氏が無投票5選 市長選 「住みよさに磨き」 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2020年02月22日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎道の駅高松、新装開店 特産ブランド品充実  のと里山海道高松サービスエリアの道の駅高松「里山館」(かほく市)が2 2日、リニューアルオープンする。売り場を約2割広げ、産地直送農産物や市 特産品ブランド認証品の品ぞろえを充実させる。21日は油野和一郎市長が視 察に訪れ、開店を心待ちにした。  売り場面積は145平方メートルから180平方メートルに拡大した。入り 口の正面に地元農家が寄せた産地直送品のコーナーを設け、市特産サツマイモ 「かほっくり」や長芋、大根など約20種を並べた。奥には若緑産特別栽培米 や市マスコット「にゃんたろう」リストバンドなど、食品や繊維製品のブラン ド認証品を陳列した。  沖野勇樹店長(58)は「市の情報発信基地として、さらなる魅力のPRに つなげたい」と話した。24日までイベントが開かれており、22日はとり野 菜鍋が500食振る舞われる。 〈02〉2020年02月24日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎聖徳太子法要、紅白餅まく 高松の光専寺  かほく市高松の真宗大谷派光専(こうせん)寺で23日、聖徳太子奉賛法要 の習わし「餅まき」が行われた。餅切り機で細かく切られた紅白餅約240キ ロがまかれ、門徒ら約40人が仏教を日本に広めた太子の遺徳をしのんだ。  法要は500年以上続き、今年は太子の命日である22日に合わせて5日間 営まれている。最終日の23日は、太子の誕生や物部氏と蘇我氏の戦い、四天 王寺建立などが色鮮やかに描かれた絵伝や、年に一度開帳される太子像が披露 された。木越渉住職(62)が遣隋使(けんずいし)の派遣など太子の偉業を 紹介した。  毎年訪れるという小山笑子さん(70)=同市高松=は「小袋に餅を包んで お守りとして大切に持ち歩いている。今年も周りの人にお裾分けしたい」と話 した。 〈03〉2020年02月26日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎宇野気駅の駐輪場を一新 安全で親しみやすく  かほく市は25日までに、JR七尾線宇野気駅前の市営駐輪場をリニューア ルした。老朽化した内部構造の強化と外観のリニューアルにより、安全で親し みやすい施設になった。  駐輪場は鉄骨造り2階建てで、収容台数を300台から250台に減らし、 2階に倉庫を設けた。経年劣化でさびた鉄骨を補修し、外壁のデザインは、紺 と白を基調とする落ち着いた色合いに変更し、屋内照明も発光ダイオード(L ED)に切り替えた。  市は2016年度から横山、高松、宇野気の各駅前駐輪場の長寿命化工事を 進め、今回完了した。市の担当者は「安全性と利便性に配慮したので、多くの 人に利用してほしい」と話した。 〈04〉2020年02月27日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎避難情報を電話連絡 要介護者ら対象、自動システム導入  かほく市は災害時に避難情報などを自動で電話連絡する「避難情報架電シス テム」を、石川県内の自治体で初めて導入する。高齢者や要介護者らに登録を 呼び掛け、迅速な避難に役立てる。6月の運用開始を目指す。  固定電話や携帯電話の番号を登録すると、避難情報が出た場合に電話が掛か ってくる。避難指示(緊急)など避難情報の種類や出された地区をはじめ、河 川の氾濫、土砂災害の状況について、最長1分間聞くことができる。  登録できるのは要介護・要支援認定者や身体障害者、70歳以上の高齢者で、 市内では3561世帯4806人と見込まれる。番号は1世帯で一つとし、登 録料は無料。本人の代わりに、家族や友人の番号を登録することもできる。聞 き逃した場合は、指定の番号に折り返して確認できる。  市の担当者は「高齢者は若い人と違い、スマホで情報を仕入れるのも大変。 声で避難を呼び掛け、安心感を与えたい」と話した。 〈05〉2020年02月28日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎発達障害を糧に創作、写真展 高松の猫屋敷さん  かほく市高松の30歳写真家が発達障害であることを糧(かて)に、「猫屋 敷温(はる)」の名前で創作活動に乗りだす。24歳まで自身の障害を知らず 「ダメな人間」と思い込んでいたという。カメラと共に生きると意気込み、撮 りためた写真を集め3月、金沢市内のギャラリーで展示する。  東京出身の猫屋敷さんは3年前に高松に移り住んだ。地元の障害者支援施設 「自由の翼」に通い、金沢写真部FOCUS(フォーカス)に所属している。  中学時代から不眠症に悩まされ、リストカットを繰り返し自殺を決意したこ ともあるという。発達障害と診断された後、小学5年のころから親しんできた カメラを再び手にして、作品を撮った。  今年1月には、東京で活動する仲間とともに書籍「さよなら、トーキョーオ リンピック」を制作した。昨年夏、カメラ好きの父を心筋梗塞で亡くしており、 猫屋敷さんは「本は天国のお父さんにささげたい。親孝行できなかったが、喜 んでもらえるといい」と語った。個展は12〜16日、金沢市観法寺町のギャ ラリーで開かれる。 〈06〉2020年02月29日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほくの将来像を提言へ 金沢学院大 連携事業スタート  金沢学院大とかほく市は28日、包括連携協定に基づく経済学を応用したま ちづくり提案事業をスタートさせた。経営情報学部の学生が市とともに「明日 のかほく市課題抽出プロジェクト」を組織し、望ましい将来像について調査、 検討を進め、10月をめどに提言をまとめる。  同大の高橋啓副学長・経営情報学部長と学生6人が市役所を訪れ、油野和一 郎市長から2004年にかほく市が誕生してからのまちづくり施策や人口増加 が続いている状況について聞いた。油野市長は「若い世代ならではの視点で提 案してほしい」と期待を寄せた。  プロジェクトには学生8人が参加し、人口、産業、文化、財政の4グループ に分かれて現地調査なども行い、課題の分析、将来像を検討していく。村上龍 希さん(20)は「地区ごとの人口動態なども分析し、将来の活性化に生かせ ればいい」と話した。  かほく市と金沢学院大は昨年7月に包括連携協定を締結した。 〈07〉2020年03月09日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎通学路に防犯カメラ 内日角区 公民館近くの電柱に  かほく市内日角区は8日までに、公民館前の電柱などに防犯カメラ計2台を 設置した。近年、子どもが不審者に遭遇する事案が相次いでおり、市内の他地 区に先駆けて通学路や公園の防犯体制を強化した。  昨年夏、カメラ設置地点の近隣10世帯から同意を得た上で、電柱の利用を 北陸電力に申請。費用約40万円の半分を市補助金で賄った。  同区では子どもが不審者に声を掛けられたり、追い掛けられたりする事件が 過去5年間に6件発生していた。若い世代の転入が相次ぎ、最近10年で人口 は106世帯118人増えており、子どもの見守り強化を急ぐことにした。  人口増加は公民館のある本町に隣接する大和新町で特に顕著で、区では同町 の通学路にも防犯カメラを置きたい考えだ。吉田年明区長(71)は「安全、 安心な地域づくりを進めて子どもや高齢者を守りたい」と今後を見据えた。 〈08〉2020年03月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大型遊具や「光のテラス」 谷公園の再整備構想  かほく市谷公園を子育て世代が楽しく過ごせる空間に再整備する基本構想が 12日までにまとまった。公園内の金津体育館を改修して大型遊具や多目的室、 授乳室を備えた施設とし、屋外広場と連結した「光のテラス」を設ける。  体育館の1階には、ネットやトランポリンで遊べる大型遊具を置く。サーク ル活動やイベントに使える多目的ルームも設ける。  2階は赤ん坊を連れた親子向けのフロアとし、乳幼児向けエリアや和室のミ ーティングルームなどを整備する。両階とも授乳室を用意し、1階には休憩・ 飲食室を新設する。  体育館と屋外広場をつなぐ光のテラスには、カフェなどの誘致を検討する。 公園内の車道は幅を一部広げて歩道を設け、駐車場は約150台分増やす。  1982年度に開設された谷公園は4ヘクタールで、市内の公園では4番目 に広い。金津体育館やソフトボール場、ゲートボール場が順次整備されたが、 老朽化が進んで利用頻度が少なくなっていた。  現在、再整備に向けた国補助金を申請中で、新年度内の実施設計を目指す。 かほく市の担当者は「1年を通して子どもが遊べる空間を確保し、市内外の子 育て世代に足を運んでもらいたい」と話した。 〈09〉2020年03月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎卒業生に健康願う朝食レシピ 給食センター特製  かほく市第1学校給食センターの調理員7人と栄養教諭は、13日に市内3 中学校を卒業する3年生のため、おすすめの朝食レシピや組み合わせをまとめ たパネルを手作りした。朝食にちなんだ手書きのメッセージを添え、栄養満点 の食事を作って健康に過ごしてほしいとの願いを込めた。  ホワイトソースを塗ったパンにハムとチーズをのせて焼く「クロックムッシ ュ」など12品のレシピを掲載した。主食と主菜、副菜、果物をバランスよく 食べるこつを紹介し「朝食は元気の源」などとしたためた。  用紙は卒業式当日の13日に贈られる。レシピを考案した坂井雅代栄養教諭 は「朝食をとらない子にも、これで給食を思い出し、冷蔵庫の物をうまく組み 合わせ、おいしい料理を食べてもらいたい」と語った。 〈10〉2020年03月16日(月)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎油野氏が無投票5選 市長選 「住みよさに磨き」  任期満了に伴うかほく市長選は15日告示され、現職の油野和一郎氏(70) =無所属、4期、白尾=以外に立候補の届け出はなく、油野氏の無投票5選が 決まった。新たな任期は4月11日から4年間。市長選は4回連続で無投票と なった。  油野氏はかほく市木津の選挙事務所で支持者や近隣市町の首長らから祝福を 受け、「進歩をスローガンに住みよさに磨きをかけていく」と5期目へ抱負を 述べた。4回連続の無投票については記者団に「これまでのまちづくりを市民 に及第点と評価していただいた結果だと思う」と語った。  新型コロナウイルスの感染防止のため、事務所に人は集めず、万歳もしなか った。  油野氏は昨年12月の市議会定例会で5選出馬を表明した。市議14人中、 共産を除く13人が支持し、市町会区長会連合会などの推薦を取り付けて態勢 を固めた。  市長選を巡っては大阪府在住の新人が一時、出馬に動いたが、ウイルス感染 が広がる中、選挙をしている状況ではないとして立候補を見送った。  当選証書付与式は24日、市役所で行われる。 ★油野和一郎氏(あぶらの・わいちろう)1972(昭和47)年、法政大経 済学部卒。97年12月から旧七塚町議、2000年4月から同町長。04年 4月、かほく市の初代市長に当選し、08、12、16年に無投票で再選した。 河北郡市会長、石川県道路整備促進協会長。かほく市白尾リ41。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------