☆★☆★☆★ 『いい風 いい夢 かほくだより』 第170号 ★☆★☆★☆                           令和元年12月26日    令和元年も残りあと僅か。夏の全国高校野球選手権大会でかほく市出身バッ テリーが活躍するなど、明るい話題も多い1年だったのではないでしょうか。  さて、かほく市では寒い季節にピッタリの「かほく四季まつり冬の味くらべ  〜あったか雑炊・鍋まつり〜」が1月18日(土)から始まります。おいし く食べて温まることはもちろん、「インスタ映え」する雑炊や鍋に出会うかも しれません。ハッシュタグ #うまうまかほく #かほく四季まつり を付け て、ぜひインスタグラムにも投稿してみてくださいね。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第170 号をどうぞ。皆様、良いお年をお迎えください。 発行:かほく市総務部企画情報課企画統計係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ Instagram  https://www.instagram.com/kahokucity/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪哲学館へ行こう! ♪美味しく楽しく かほく四季まつり  冬の味くらべ 〜あったか雑炊・鍋まつり〜 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●哲学館へ行こう! ■本の展示会  哲学する本棚「どうぶつ」     【期 間】1月11日(土)〜 3月8日(日)※入場無料  【会 場】哲学館 地下1階 ホワイエ  哲学をする動物は人間だけだという人もいるけれど、ひなたぼっこをする猫 を眺めていると、なにか考えているように見えてくる。  動物について考える本を50冊選びました。今年も哲学館ホワイエに期間限 定の読書空間が出現します。本を手にとって、読んで、考えてみてください。 ■禅文化体験会  〜哲学館で坐禅をしてみよう〜  【日 時】2月1日(土)9時 〜 11時   【会 場】哲学館 5階 展望ラウンジ  【講 師】冨木 昭光 氏(会社役員、哲学館運営委員)  【定 員】30人(中学生以上、参加費無料)       ※要申込、先着順(1月7日(火)より受付開始)  【2020年は西田幾多郎生誕150周年】  西田幾多郎生誕150周年を記念し、さまざまなイベントを企画中です。 どうぞ楽しみにお待ちください。  【問い合わせ先】西田幾多郎記念哲学館 TEL 076-283-6600   http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ●美味しく楽しく かほく四季まつり  冬の味くらべ 〜あったか雑炊・鍋まつり〜  【期 間】1月18日(土)〜 2月16日(日)  ホッと温まるかほく四季まつりの冬編。かほく市出身の冒険飛行家「東善作」 がアメリカで経営していたチャプスイ店(中国風雑炊)にちなんだ食のイベン トです。  市内の登録飲食店がこだわりを持って考案したアイデア雑炊や鍋料理が期間 限定で提供されます。  また「食べてもらえる、ダブルでおいしい」お楽しみ抽選会やかほく市共通 商品券がもらえるポイントラリーもありますので、ご家族、ご友人をお誘いあ わせのうえ、ご賞味ください。  なお、登録店等につきましては、当市ホームページをご覧ください。  【問い合わせ先】かほく市まつり実行委員会事務局          かほく市商工会 TEL 076-282-5661          産業振興課   TEL 076-283-7105 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ――――――――――――――――――――――――――――――――◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:ドジョウ、特産米を名物に 若緑区 料理考案、初の教室 02:富岳、出荷開始 富士通子会社から 「京」の後継スパコン  03:新体育館で縄跳び指導 七塚小で元シルク・ドゥ・ソレイユ田口さん 04:油野氏、5選出馬表明 かほく市長選 「課題に立ち向かう」 05:年賀状に心込めて 家族に感謝したため 高松小 06:佐竹選手の「金」祝う 世界トランポリン団体 市役所に懸垂幕 07:ヤマメのふ化、わくわく 大海小で発眼卵を飼育 08:「奥川・山瀬展」で等身大パネル飾る 地元かほく市 09:紋平柿カレーを地産地消に 女性生産者が提案 カフェと協力 10:兵馬俑の油絵ずらり 津幡町の川村さん 市内に展示場 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2019年12月02日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ドジョウ、特産米を名物に かほく市の若緑区 料理考案、初の教室  中山間地域に位置するかほく市若緑区で、名産化を目指す養殖ドジョウと、 特産米を使った料理が考案された。遊休地で養殖に取り組む住民有志と営農組 合がフードコーディネーターに依頼し、洋食3品が仕上がった。1日は市高松 産業文化センターで初めての料理教室が開かれ、生産者は自然豊かな土地なら ではの名物として広く売り込む決意を新たにした。  若緑区では、住民有志でつくる「若緑を守り育む会」が3年前から、遊休地 の活用と農家の収入増を図るためドジョウの養殖を始めた。今年は7月に稚魚 3万匹を放流し、8カ所の養殖池で育てている。生存率を上げるのが課題で、 まだ出荷には至っていない。  米作りは、わかみどり営農組合の生産者10人が古代米の「朝紫」や「緑米」 をはじめ、特別栽培米こしひかりなど6種類を栽培している。いずれも今年度 までに「市特産品ブランド」に認定された。  料理教室には市内の主婦や子どもら25人が参加し、「ドジョウとナスのト マト煮」とニンニクやオリーブ油で香りを引き立たせた「ドジョウのアヒージ ョ」、緑米とこしひかりの「洋風おこわ」を作った。  若緑区に住む今井貴美子さん(70)は「地元のドジョウはかば焼きでしか 食べたことがない。こんなに斬新な調理法があるとは」と驚いた様子。かほく 市宇野気の日本料理店「味処あきら」のおかみ塩本泰子さん(49)は「素材 の味が生きていて、お酒のおつまみになりそう」と関心を寄せた。  育む会の瀬戸一孝事務局長(61)は「ドジョウは栄養価が高く、気軽に食 べて健康になってもらえるようPRに励みたい」と話した。 〈02〉2019年12月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎富岳、出荷開始 富士通子会社から 「京」の後継スパコン  次世代のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」の出荷が2日、かほく 市にある富士通の子会社「富士通ITプロダクツ」で始まった。富岳はかつて 計算能力で世界一になった「京(けい)」の後継機で、計約400台の計算機 を組み合わせ、京の3倍の消費電力で100倍の処理能力を目指す。順次、理 化学研究所計算科学研究センター(神戸市)に納入され、2021年ごろの運 用開始を予定する。  富岳は富士通と理研が共同開発し、富士通ITプロダクツが京に引き続き製 造する。高性能の中央演算処理装置(CPU)を15万個以上接続して構成す る。富岳は「富士山」の別名で、性能の高さと、多くの分野で使える裾野の広 さを表しているという。  出荷セレモニーに先立ち、富岳を製造する富士通ITプロダクツの生産ライ ンが報道関係者に公開され、メインボードの組み立てや検査などの工程が披露 された。  同社の加藤真一社長は2年前から量産に向けた準備を進め、ICT(情報通 信技術)を活用した生産体制を確立しているとし、「京で培ったノウハウと知 見を生かし、高品質な製品を提供する」と述べた。  セレモニーには、富士通や理研、文部科学省の関係者らが出席。富士通の時 田隆仁社長が「防災や医療、創薬などに加え、産業利用にも貢献しうる可能性 を秘めている」とあいさつし、谷本正憲知事が「石川で製造されたスパコンで 多いに成果を上げてほしい」と期待した。  加藤社長の合図で、計約400台のうち完成した6台の計算機を積んだトラ ックが神戸市に向かって出発した。来年6月までに全台を納入し、今年8月に 運用を終えた京の跡地で設置、調整が行われる。 ●1月金沢で「集い」  理研は来年1月25日、金沢市の金沢歌劇座で「スーパーコンピューター 『富岳』を知る集い」(北國新聞社後援)を開く。富岳の試作機が展示され、 開発に関わった研究者らが講演する。 〈03〉2019年12月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新体育館で縄跳び指導 七塚小で元シルク・ドゥ・ソレイユ田口さん  先月に改修工事を終えたかほく市七塚小体育館で2日、完工を記念した「げ んきっず集会」が開かれ、カナダの人気サーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイ ユ」で13年間活躍したスキッピングロープ(縄跳び)の田口師永さん(43) =金沢市=が全校児童271人に縄跳びの魅力を伝えた。  田口さんは軽快な洋楽に合わせて巧みに縄を操り、頭の後ろや股下で交差さ せたり、床に座ったまま跳んだりして楽しませた。4〜6年生143人には、 二重跳びを簡単にこなすために「前跳びを速く続ける練習から始めてほしい」 と基礎の大切さを説いた。 〈04〉2019年12月04日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎油野氏、5選出馬表明 かほく市長選 「課題に立ち向かう」  来年4月10日の任期満了に伴うかほく市長選で、現職油野和一郎氏(70) =無所属、4期、同市白尾=は3日、市議会12月定例会で5選を目指し立候 補する考えを表明した。  油野氏は合併特例期間が終了したことを挙げ、「かほく市として真に独り立 ちしていかなければならない重要な局面を迎えている」と述べた。その上で 「皆さまの支持をいま一度頂けるなら、さまざまな課題に真正面から立ち向か い、さらに魅力あるまちづくりを推し進めたい。初心を忘れず全力を尽くす」 と語った。坂井正靱氏(自民)の一般質問に答えた。  油野氏は2004年の宇ノ気、七塚、高松の旧3町合併から4期連続で市長 を務め、過去3回の市長選はいずれも無投票で当選した。現時点でほかに立候 補に向けた動きはみられない。 〈05〉2019年12月06日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎年賀状に心込めて 家族に感謝したため 高松小  家族宛ての年賀状を書く特別授業が5日、かほく市高松小で行われ、6年生 68人が宛名やあいさつ文の書き方を学び、日頃の感謝の思いを込めてしたた めた。  児童はそれぞれ来年の干支(えと)にちなんでネズミのイラストなどを添え て仕上げた。「いつもありがとう」と書いた佐々木隆勇君(12)は「家族の ために仕事と家事を頑張ってくれるお母さんに感謝を伝えたい」と話した。  日本郵便北陸支社の事業「ありがとう年賀」の一環で、高松郵便局と協力し て行われた。年賀はがきは地元の婦人服店や動物病院など6団体が提供した。 〈06〉2019年12月07日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎佐竹選手の「金」祝う 世界トランポリン団体 市役所に懸垂幕  かほく市は6日、トランポリン世界選手権の女子団体で金メダルを獲得した 同市宇野気出身の佐竹玲奈選手(アポロメディカル、星稜高OG)をたたえる 懸垂幕を市役所庁舎に掲げた。  懸垂幕は縦5メートル、幅1メートルで、小学生時代の佐竹選手を指導した 市トランポリン協会の宮下明美理事長(59)は「感無量です。昔から線がき れいでキレのある演技をする子。疲労骨折した足の手術をして大変だったと思 う」と快挙をたたえた。  佐竹選手には来年4月まで続くW杯シリーズの成績次第で、残り1枠の五輪 代表を手にする可能性が残る。小中時代に所属した宇ノ気クラブの元屋久代代 表(58)は「悔いのないよう精いっぱいやり、代表の座をつかんでほしい」 とエールを送った。 〈07〉2019年12月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヤマメのふ化、わくわく 大海小で発眼卵を飼育  ヤマメの育て方を学ぶ特別授業は12日、かほく市大海小で行われ、4年生 19人が県内水面水産センターで11月8日に採卵された発眼卵100粒をペ ットボトルなどに入れ、今月中のふ化に期待を膨らませた。  同センターの主任研究員増田泰隆さんが、ヤマメは水のきれいな川で一生を 過ごす個体と、海に下って一年後に戻ってくる「サクラマス」に分かれると説 明。「サクラマスはエサをたくさん食べて大きくなるが、天敵も多いので生き 残る確率が低い」と解説した。  児童はペットボトルに水と卵2粒を入れ、黒の画用紙で囲った。自宅で稚魚 になるまで育て、1月中旬に学校の水槽へ移し、3月初めに大海川へ放流する 予定で、大多皓大君(10)は「暗いところに置くよう気を付け、家族と協力 して大切に育てたい」と話した。 〈08〉2019年12月14日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「奥川・山瀬展」で等身大パネル飾る 地元かほく市  ヤクルト1位でプロ入りする奥川恭伸投手(星稜高3年)と巨人5位の山瀬 慎之助捕手(同)の活躍を振り返る「奥川・山瀬バッテリーの軌跡」(北國新 聞社後援)は13日、地元のかほく市河北台健民体育館で始まり、小学6年、 高校3年時の2人を写した等身大パネル2枚が並び、訪れたファンや市民に甲 子園準優勝バッテリーの成長ぶりを伝えた。  展示では、小学生時代の大会で柵越えを放った奥川投手が泣きながらダイヤ モンドを一周した際、ベンチの山瀬捕手がもらい泣きしたエピソードなどが紹 介された。同市森の主婦安下(あんのした)礼子さん(69)は「昔のあどけ ない笑顔が見られて幸せ。プロで活躍する姿がテレビに映る日が楽しみ」と話 した。来年2月15日までで、17日から3月27日まで市アクロス高松で開 かれる。 〈09〉2019年12月16日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎紋平柿カレーを地産地消に 女性生産者が提案 カフェと協力  かほく市特産の紋平柿(もんべいがき)を使ったカレーが今月から、同市浜 北のカフェにお目見えした。新たに柿生産の担い手となった若手女性が地産地 消を促すため提案し、地元食材にこだわるカフェとタッグを組んだ。贈答品の イメージの強い紋平柿の加工品への活用を進め、普及を図る。  キッチンカフェ「ぱっぴぃ」が動物性原料を使わない「ベジカレー」として 新メニューにした。紋平柿のほか、河北潟干拓地で生産された小松菜をペース ト状にし、カレーソースに加えた。調理スタッフ城戸智大さん(40)が考え、 900円で扱っている。  ジャムにした紋平柿を使い、生地に紋平柿のスライスをたっぷり入れたマフ ィン(250円)も用意した。  紋平柿の活用を持ち掛けたのは、かほく市八野の柿団地で約130本の柿を 栽培する藤原美穂さん(42)だ。生産農家の高齢化が進む中で「地元を盛り 上げていきたい」と、高松紋平柿生産組合員の父古田正さん(68)の後継ぎ として昨年から生産に励んでいる。  紋平柿農家の大半が60代以上となり、若手の女性は藤原さんのみで、藤原 さんは「女性の視点を生かし、周囲の協力を得ながらさまざまな商品を開発し たい。柿農家の後継者不足解消にもつながっていけばいい」と話した。 ★〔紋平柿〕  柿の大木があった家の屋号「紋平さ」に由来するとされ、渋柿をガスで脱渋 し、濃厚な甘みを引き出す。今年から最高等級プレミアムを設定した。大嘗祭 の供え物にも選ばれた。高松地区の西山、八野、瀬戸町の3柿団地計約20ヘ クタールで、約80軒の農家が栽培している。 〈10〉2019年12月19日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎兵馬俑の油絵ずらり 津幡町の川村さん 市内に展示場  中国の兵馬俑(へいばよう)を描き続ける一陽会会員、川村甚子(やすこ) さん(88)=津幡町川尻=の私設展示場が18日までに、かほく市上田名の 旧織物工場にオープンした。表情の違いを巧みに描き分けた12点が飾られ、 来場者の目を楽しませている。  川村さんは1988年に教職を退いた後、中国の西安を旅行した際に魅了さ れた始皇帝陵の兵馬俑をモチーフに油絵を描いている。作品は現代美術展で次 賞や北國賞に輝いた。  工場はサポーターの製造販売を手掛ける杉本織物(同市)が6年ほど前まで 使っていた。川村さんと14年前に中国を旅行し、兵馬俑に興味を持った杉本 一郎代表(79)が提供した。川村さんは「中国で今でも民衆に親しまれてい る偉大さが伝わったらうれしい」と話した。開場時間は毎週土、日曜の午前1 0時〜午後3時。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------