☆★☆★☆★ 『いい風 いい夢 かほくだより』 第167号 ★☆★☆★☆                            令和元年9月26日  朝晩の涼しさに秋の気配が感じられるようになりました。  秋と言えば、実りの秋♪かほく市公式インスタグラム「#うまうまかほく」 の投稿も徐々に増え、美味しそうな写真に食欲が増すばかりです。  さて、みなさんはどのような秋を過ごす予定ですか?読書の秋、芸術の秋、 スポーツの秋…今号でも多彩なイベント等を紹介しています。各種イベント等 に参加して、いつもとは違った秋を過ごしてみてはいかがですか?もちろん、 インスタをチェックしてかほくの味を堪能することもお忘れなく!  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第167 号をどうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画統計係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ Instagram  https://www.instagram.com/kahokucity/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪哲学館へ行こう! ♪第16回かほく市生涯学習フェスティバル ♪PFUブルーキャッツ ホームゲーム情報 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ●哲学館へ行こう! ◆企画展「京都大学の西田幾多郎」  西田幾多郎は明治43年、40歳のときに京都帝国大学に赴任しました。翌 年には『善の研究』が出版され、幾多郎は学者として著名になっていく一方、 家庭では身内の不幸が立て続けに訪れます。京都大学に残された資料と共に紹 介します。  【期 間】10月1日(火)〜令和2年3月22日(日)まで  【場 所】哲学館2階 展示室  【観覧料】一般         300円       高齢者(65歳以上) 200円       高校生以下      無  料 ◆西田幾多郎哲学講座  スピノザの『エチカ』はどう読んだらいいのか戸惑う、風変わりな体裁で書 かれています。NHKのTV番組「100分de名著」でこの難解な本を解きほぐ した國分先生に2日間に渡ってスピノザの哲学についてお話いただきます。  第6回「スピノザ哲学入門1」  【日 時】10月19日(土)13時30分〜15時30分  第7回「スピノザ哲学入門2」  【日 時】10月20日(日)10時00分〜12時00分  【講 師】國分 功一郎 氏(東京工業大学教授)  【参加費】各回受講: 各500円(申込不要)       年間受講:2,000円(要申込)       ※4回以上受講予定の方は年間受講がお得です ◆臨時休館  9月24日(火)〜30日(月)は臨時休館です。  所蔵する資料や展示品を虫やカビから守り、長く保存できるようにするため、 館内の燻蒸作業を実施します。 ◆展示室無料開放  10月20日(日)いしかわ文化の日、10月26日(土)・27日(日) 生涯学習フェスティバルに合わせ、展示室を無料開放します。  【問い合わせ先】西田幾多郎記念哲学館  076-283-6600   http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ●第16回かほく市生涯学習フェスティバル  【開催日】10月26日(土)・27日(日)  市民の皆さまが生涯学習活動の成果を発表する機会として、河北台中学校講 堂、河北台健民体育館、七塚生涯学習センター(中央図書館)を会場に、記念 講演会、芸能発表、作品展示などのイベントを開催します。  ステージでは市吹奏楽団と3中学校吹奏楽部合同の100人バンド、コーラ スグループの100人コンサートなどで会場を盛り上げます。あわせて図書館 まつり、健康まつりなども行いますので、多数のご来場をお待ちしています。 ◆記念講演会  【演 題】明日を素敵に生きるには  【日 時】10月26日(土)10時30分  【場 所】河北台中学校 講堂  【講 師】安藤 和津(あんどう かづ)さん  【プロフィール】    1948年東京都生まれ。学習院初等科から高等科、上智大学を経てイ   ギリスに2年間留学。その後、アメリカのニュース番組、CNNのメイン   キャスターを務める。    夫は俳優・映画監督の奥田瑛二氏、長女は映画監督の安藤桃子氏、次女   は女優の安藤サクラ氏。    現在はトークバラエティ番組「バイキング」や、情報番組「情報ライブ   ミヤネ屋」などに出演するほか、女性の生き方、教育問題、自身の介護経   験、「食」をテーマにした講演会、トークショー、パネラーとしても幅広   く活躍している。主な著書に、「“介護後”うつ」「オムツをはいたママ」   「月うさぎ」「さくらうさぎ」など。  【問い合わせ先】生涯学習課  076-283-7137 ●PFUブルーキャッツ ホームゲーム情報                  2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN   かほく市に本拠地を置く女子バレーボールチーム、 PFUブルーキャッツ のホームゲームが開催されます。    新監督を迎えコーチ陣も一新、戦力も大幅に強化して巻き返しを図ります。 迫力ある試合をぜひご覧ください。    【日  時】10月12日(土)12時00分  【会  場】いしかわ総合スポーツセンター(金沢市)  【対戦相手】KUROBEアクアフェアリーズ  【日  時】10月13日(日)15時00分  【会  場】いしかわ総合スポーツセンター(金沢市)  【対戦相手】トヨタ車体クインシーズ   ※試合情報は変更することがあります。随時ホームページ等でご確認くだ   さい。(https://www.pfu.fujitsu.com/bluecats/)     【問い合わせ先】   PFUブルーキャッツ事務局 076-283-8008(土日祝除く) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ――――――――――――――――――――――――――――――――◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:星稜、準優勝 後輩ら280人が声援 奥川、山瀬の地元かほく 02:「森羅万象」初写真展、おわらや天の川写す かほく市 03:紋平柿にプレミアム ブランド価値高める 高松生産組合、今秋から 04:農福連携のクッキー完成 市の就労支援施設 規格外の河北潟えだまめ使用 05:住民が大衆芝居を熱演 かほく市浜北 室川流初代の台本譲り受け 06:海商の成功譚、紙芝居で光 唐仁屋三郎兵衛 外日角小の新図書室でお披露目 07:マンホールに「特産品」、高松ぶどうや柿描く かほく市 08:哲学の杜、輝き新たに 西田幾多郎記念館 戸恒氏が演出   09:かほくの「映え」インスタ発信 市職員「部活動」で奮闘  10:PFUブルーキャッツ・V1リーグ 新体制で巻き返し誓う  ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2019年08月23日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎星稜、準優勝 後輩ら280人が声援 奥川、山瀬の地元かほく   奥川恭伸と山瀬慎之助の地元・かほく市の大崎区民会館と七窪公民館では パブリックビューイングが開かれ、初優勝を願う住民ら計約280人が声援を 送り、準優勝に輝いた星稜ナインを万歳三唱でたたえた。  2人が所属した少年野球チーム「宇ノ気ブルーサンダー」のエース杉田悌陽 (ともはる)君(12)は、強打の履正社打線から三振を奪う奥川に「憧れの 存在。打者のタイミングを外す姿がかっこいい」と目を奪われた。  七回裏に山瀬が左中間へ適時二塁打を放ち、点差を1点に縮めると、会場は この日一番の熱気に包まれた。同チームのセンター虎谷翼君(12)は「僕も 甲子園を沸かせられる選手になりたい」と意気込んだ。  大崎区南町会の谷内登茂男会長(63)は、奥川に「最後まで笑顔を絶やさ ない姿が印象的だった。これからプロへ行っても頑張って」とエールを送った。 松原秋夫区長(72)は「彼は大崎の誇りだ。地域の活性化に貢献してくれて ありがとう」と笑顔を見せた。 〈02〉2019年08月25日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「森羅万象」初写真展、おわらや天の川写す かほく市  かほく市写真協会員3人でつくる写団「森羅万象」の初の作品展(本社後援) は24日、同市白尾のカフェ「りあん」で始まり、人物や風景を写した3点が 来店客を楽しませた。  グループは少人数で手軽に発表する場を設けようと、今年6月に発足した。 店内には「越中八尾おわら風の盆」で優美な舞を披露する踊り手や、津幡町の 河北潟干拓地「ひまわり村」から仰ぎ見る天の川を捉えた作品が並んだ。  國近(くにちか)正男さん(75)=白尾=は「文化の面で市を盛り上げた い」と意気込んだ。9月23日まで。 〈03〉2019年08月26日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎紋平柿にプレミアム ブランド価値高める 高松生産組合、今秋から  かほく市特産の紋平柿(もんべいがき)に「プレミアム」規格が設けられる。 農家でつくる高松紋平柿生産組合が大きさ、糖度について平均的な柿より高い 基準を設定する方針を決めた。今秋の収穫分から新たなプレミアム規格品を扱 う計画だ。同市は9月補正予算案に組合事業への補助金を計上し、紋平柿のブ ランド価値向上を後押しする。  紋平柿は高松地区の西山、八野、瀬戸町の3柿団地の19ヘクタールで、8 1軒の農家が栽培している。現在、規格については、200〜250グラムの 通常の紋平柿より大きい320〜350グラムを「キング紋平」としている。  昨年秋の紋平柿の初競りでは、キング紋平1箱(8個入り)がこれまでの最 高値の10倍となる5万円で競り落とされた。昨年の紋平柿全体の出荷量は8 8トンだったが、大玉のキング紋平は数が少ない。  組合はキング紋平とは別に、ある程度の出荷量を見込める大きさ、糖度の高 さのプレミアム規格を新たに設定し、付加価値を高める。高級感を出すため、 桐(きり)箱に入れて流通させることを検討している。市からの補助金50万 円のほか、JA石川かほくの協力も得て、のぼり旗やポスターなどをそろえる。  紋平柿の出荷は10月下旬から11月下旬で、主に金沢市と関西方面の市場 に出されている。生産組合の岩野伸一組合長(69)は「紋平柿は日本一の柿 だと自負している。柿産地のない北海道など全国においしさを広めたい」と話 した。 ★〔紋平柿〕  屋号が「紋平さ」という家に、樹齢100年を超える柿の大木があったこと から名付けられたと伝わる。渋柿で、炭酸ガス脱渋システムを使い、むらなく 渋抜きすることで甘みが強く感じられる。大玉で色艶がよく、滑らかな歯触り が特長。 〈04〉2019年08月31日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎農福連携のクッキー完成 市の就労支援施設 規格外の河北潟えだまめ使用  かほく市の就労支援施設が、内灘町の農園で生産された規格外の「河北潟え だまめ」を使用したクッキーを開発し、9月から施設内のカフェで販売する。 同園で小松菜の収穫を手伝う縁から実現した取り組み。農福連携で地場産物の PRと障害者の社会参画を目指す。  施設は同市外日角の就労支援事業所「創楽」。利用者がパティシエのレシピ を基に生地を作り、枝豆1粒を入れて丸くこねるほか、焼き上がりの完成品を 袋詰めする。1個約5グラムで「チーズ&ペッパー」味に仕上げた。  創楽は5月から週2日、内灘町湖西の笠間農園で小松菜の収穫作業を務めて きた。農産物が加工、商品化を経て店頭に並び、消費者に届くまでの過程を利 用者に知ってもらおうと、同園と菓子作りで連携することにした。  河北潟えだまめは、干拓地の小松菜農家でつくるグループが夏に使わない農 地を活用し、数年前に生産を始めた。今年は約1・8ヘクタールで栽培されて おり、8月末まで出荷されている。  同園の笠間令子さん(42)は「地元の野菜、しかも規格外品を有効活用し てくれてうれしい」と歓迎した。クッキーは6個入り100円(税込み)で、 施設内カフェのほか、高齢者施設でも提供する。 〈05〉2019年09月02日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎住民が大衆芝居を熱演 かほく市浜北 室川流初代の台本譲り受け  かほく市浜北区の浜北稲荷神社秋季祭礼奉納素人演芸会(北國新聞社後援) は31日、浜北公民館で開かれた。住民有志でつくる「祭を楽しむ会」が、大 衆舞踊「室川流」の初代室川正二郎さん(同市)が制作した大衆芝居を熱演し、 老若男女を楽しませた。  演目は「別れの三度笠(さんどがさ)」で、江戸時代を舞台に旅がらすの主 人公と目の不自由な母、それを世話する妹の人情を描いた物語。出演者は室川 さんの台本を譲り受け、7月末から毎日2時間の稽古を重ねた。  大衆芝居は戦前から、漁師町の娯楽として旧七塚町各地で親しまれていた。 浜北では一度、青年団の人員不足で衰えたが、同会が約30年前に復活させた。 〈06〉2019年09月05日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎海商の成功譚、紙芝居で光 唐仁屋三郎兵衛 外日角小の新図書室でお披露目  かほく市白尾地区で生まれた藩政期の豪商・唐仁屋三郎兵衛(とうじんやさ ぶろうべえ)を紹介する紙芝居が4日、外日角小の新図書室でお披露目された。 「悲劇の海商」として語られがちな偉人の「成功譚(たん)」に光を当てよう と、保護者でつくる図書ボランティアらが2年前から制作してきた。三郎兵衛 の足跡をたどることで、子どもたちにふるさとへの誇りと愛着を育みたいとし ている。  三郎兵衛は48隻の千石船を造り、中国やインドに進出するなど、巨万の富 を築いたとされる。夏祭りの日、白尾海岸に全48隻を集めたところ、突然の 嵐に遭って船は次々と沈没。一日にして破産、一家離散になったとの逸話も残 る。  紙芝居は縦30センチ、横45センチの和紙19枚で、貧しい家に生まれた 三郎兵衛が飛脚見習いとして働く一方、地元で船の商いをしたいと夢見る姿を 描く。長崎で初めて食べたスイカの甘さに感動した三郎兵衛が種を持ち帰り、 白尾に畑一面の実を作ったことも伝えている。  外日角小で学校司書を務める荒山亜紀さん(53)と図書ボランティア約1 0人が2017年9月に制作を開始。白尾の海岸や灯台などゆかりの地をスケ ッチし、勉強会を重ねた。井田貴子さん(43)が下絵を描き、5、6年生の 図書委員14人も色塗りを手伝った。  外日角小では大規模改修の1期工事が先月末に終わり、よみがえった図書室 で紙芝居が披露された。6年生約50人が聞き入り、北川由奈さん(11)は 「親や周りの人のために尽くす姿がすごい。自分も気になる偉人のことを調べ てみたい」と話した。住民にも披露する予定で、荒山さんは「夢やロマンを持 って一生懸命に努力する子が出てくればうれしい」と語った。 〈07〉2019年09月08日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎マンホールに「特産品」、高松ぶどうや柿描く かほく市  かほく市は7日までに、マスコットキャラクター「にゃんたろう」が市の特 産品を食べる姿を描いたマンホールのふたを、市内3カ所に設置した。市はこ れまでも、にゃんたろうの絵柄や地元企業の広告を入れたふたを17カ所に設 置しており、一部をリニューアルして、栽培開始100周年を迎えた「高松ぶ どう」などを足元からPRする。  新しいふたの設置場所は、JR宇野気駅周辺の2カ所、同高松駅周辺の1カ 所となる。ふたは全てデザインが異なり、高松ぶどうのほか、サツマイモの 「かほっくり」、紋平柿(もんべいがき)をほお張る「にゃんたろう」を愛ら しいタッチで表現した。  市では3年前から、にゃんたろうを描いた「マンホールカード」を無料配布 している。全国で発行する自治体が増えているマンホールカードはコレクター に人気で、かほく市では多い日は約20人が市役所を訪ねてくる。  市では、せっかくなら来訪者に特産品についても知ってもらおうと、ふたの デザインを一部で変えることにした。 ●AR読み込むとふるさとCM  スマートフォン専用のAR(拡張現実)アプリで「にゃんたろう」のマンホ ールを読み込むと、画面上に流れる「ふるさとCM」を楽しめる。市の担当者 は「下水道に対するイメージを変えて、地域の活性化につなげたい」と話した。 〈08〉2019年09月12日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎哲学の杜、輝き新たに 西田幾多郎記念館 戸恒氏が演出     かほく市の県西田幾多郎記念哲学館周辺の「哲学の杜(もり)」で展開中の ライトアップ事業に、東京スカイツリーも手掛けた国内屈指の照明デザイナー 戸恒(とつね)浩人氏の演出が追加される。花火やクリスマスをテーマに華や かな光景を考案し、16日から期間限定で公開される。試験点灯で出来栄えを 確認した油野和一郎市長は「哲学の杜の魅力がさらにアップした」と目を細め た。  哲学の杜は2017年4月から四季折々のイルミネーションで彩られている。 夏は日本海の白波、秋は県産高級ブドウ「ルビーロマン」のイメージで、発光 ダイオード(LED)150基が幻想的な光を放つ。  市は新たな夜景の魅力を発信しようと期間限定のライトアップを追加するこ ととし、戸恒氏に新作2種を依頼した。夏の風物詩として「日本花火の『間』 を意識した」(戸恒氏)という作品はオレンジや赤、青の大輪が夏の夜空を彩 る様子を起承転結で表現。冬は緑や赤、金のクリスマスカラーに染まり、サン タクロースが登場する情景を描く。  9日夜に新作の仕上がりを確認した戸恒氏は「作り手のぬくもりや品を感じ 取ってほしい」と期待した。  期間限定のライトアップは「花火」が9月16〜29日と来年7月15日〜 8月15日、「クリスマス」が今年12月1〜25日となる。点灯時間は哲学 館の休館日などを除き、日没から午後9時半まで。 〈09〉2019年09月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほくの「映え」インスタ発信 市職員「部活動」で奮闘  かほく市が写真共有アプリ「インスタグラム」の公式アカウントを活用した 情報発信に力を入れている。県立看護大生から「インスタ映え」するスポット がないと指摘されたことがきっかけで、お気に入りの風景や食の写真を投稿し てほしいと若者らに呼び掛け、全国への拡散を狙っている。市民にふるさとの 魅力を再発見してもらい、若年層の移住促進にもつなげる。  水平線に沈む夕日で赤みを帯びた高松海岸や、剣道の稽古にいそしむ少年剣 士、市特産の「高松ぶどう」を使ったスイーツ。かほく市の公式アカウント 「@kahokucity」では、さまざまな市内の日常を切り取っている。  かほく市出身で星稜高野球部の奥川恭伸投手と山瀬慎之助捕手を捉えた写真 は特に人気を集め、これまでに約1200件の「いいね」を集めた。  運営するのは市企画情報課などの20〜50代の職員13人でつくる「イン スタ部」で、「令和」初日の5月1日に開設した。6月から市の隠れた風景を、 8月からは市内でしか味わえない食べ物を発掘するキャンペーンを始めた。フ ォローした上でそれぞれ「#みつけてかほく」「#うまうまかほく」とハッシ ュタグを付けて写真を投稿すると、公式アカウントに転載される。  同課は2年前、市の定住促進施策に関する県立看護大1年生のフィールド実 習を担当した際、学生から「市内にはインスタ映えスポットがない」と厳しい 指摘を受けた。担当者は「そんなことはないはず」と一念発起。住みよさラン キングで常に上位に入り、積極的に子育て世代の移住を促す中、市外の若年層 に魅力を伝える方法としてインスタを活用することにした。  若い世代の心に響くような写真の撮り方や文章の書き方を試行錯誤している インスタ部の職員は「キャンペーンで外部の視点や感性を取り入れながら、か ほくに来てもらう判断材料を提供したい」と意欲をみなぎらせている。 〈10〉2019年09月17日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎PFUブルーキャッツ・V1リーグ 新体制で巻き返し誓う   女子バレーボール・Vリーグ1部(V1)のPFUブルーキャッツ(かほく 市)は16日、10月12日の開幕戦を前に、同市横山の賀茂神社で必勝祈願 し、選手やスタッフら27人が新体制で臨む今季の飛躍を誓った。  坂本将康新監督、宇田沙織新主将、藤田徹部長が玉串をささげた。坂本監督 は「サーブやサーブレシーブを強化し、あらゆる角度から得点を重ねられるチ ームにしたい」と意気込んだ。宇田主将は「去年の成績は気にせず、今年取り 組んできたことを試合で出したい」と前を見据えた。  今季のV1は12チームが2グループに分かれて総当たり戦、交流戦の計2 1試合を戦う。昨季最下位のPFUは東レやJTと同組に入り、巻き返しを図 る。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------