☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第157号☆★☆★☆★☆                            平成30年11月22日  晩秋のこの時期、朝晩めっきり冷え込むことも多くなりました。厚手の上着 が手放せない、という方もすでにいらっしゃるのではないでしょうか。風邪な どひかないよう、体調管理には気を付けていきましょう。  もうすぐ12月。「師走」というだけあって慌ただしく過ぎていきそうですが、 忘年会やクリスマスといったイベントも楽しみの1つですね。くれぐれも食べ 過ぎにはご注意を。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第157 号をどうぞ。   発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪哲学館へ行こう! ♪駒ヶ根市の特産「ごま」商品が道の駅高松で販売開始! ♪クリスマスコンサート2018 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●哲学館へ行こう!  企画展図録&研究報告書 販売中  哲学館ではオリジナルグッズのほかに、過去に開催した企画展の図録や 研究報告書を販売しています。 【企画展図録】  価格:1冊350円(展示室観覧者・友の会会員は1冊200円)  ◆平成28年度企画展   ・「幾多郎と作太郎 同じ悲しみを抱きながら」   ・「禅‐若き西田幾多郎の葛藤時代‐」 (鈴木大拙館交流協定5周年記念特別展)  ◆平成29年度企画展   ・「未完の女性哲学者‐西田幾多郎の姪、高橋ふみ‐」   ・「木村素衞‐西田幾多郎に愛された教育哲学者‐」  ◆平成30年度企画展   ・「外国からの便り‐西田幾多郎が絵葉書を通して見た世界‐」   ・「西田幾多郎の恩師 北条時敬」(開催中) 【研究報告書】  価格:1冊1,500円   ・「西田幾多郎未公開ノート類研究資料化 報告1」(2017) 【問い合わせ先】 西田幾多郎記念哲学館  076-283-6600  http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ●駒ヶ根市の特産「ごま」商品が道の駅高松で販売開始!  今年5月に友好都市提携を結んだ、長野県駒ヶ根市の特産品「ごま」を 使った商品が、道の駅高松(里山館・里海館)で販売を開始します。  これまでは「かほく四季まつり〜かにカニ合戦〜」などのイベントでしか 手に入りませんでしたが、今後は道の駅高松でお買い求めいただけます。  風味豊かで深みのある味わいをもつ「信州ごま」を皆さんもぜひ一度お召 し上がりください。 【問い合わせ先】 道の駅高松  076-281-2221 ●クリスマスコンサート2018 【会 場】 西田幾多郎記念哲学館 【日 時】 12月20日(木)  プレコンサート  18時45分〜(ホワイエ)  ホールコンサート 19時〜  (哲学ホール) 【出 演】  ヴァイオリン 松井 直さん、上島 淳子さん  ヴィオラ   石黒 靖典さん  チェロ    大澤 明さん 【曲 目】  モーツァルト/弦楽四重奏曲変ホ長調K.428【ハイドンセット】  ヤナーチェック/弦楽四重奏曲第2番【ないしょの手紙】  ベートーヴェン/弦楽四重奏曲ヘ長調作品18-1 【チケット】 大人   中学生以下  前売券  1,000円    無料  当日券  1,200円    無料 【チケット販売窓口】  生涯学習課、宇ノ気生涯学習センター、高松公民館、  西田幾多郎記念哲学館、中央図書館 ※全席自由、未就学児の入場はご遠慮ください。 【問い合わせ先】 生涯学習課  076-283-7137 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ――――――――――――――――――――――――――――――――◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:特殊詐欺、時代劇で一刀両断 かほく市の大海川さとる一座 02:友好都市の特産品並べる 道の駅高松 長野県駒ケ根のごま商品 03:100周年高松ぶどう調べた成果を発表 高松中 04:紋平柿、品質上々 台風で量減少も かほく市で出荷  05:キング紋平柿に5万円 1箱、最高値10倍に、金沢市で初競り 06:白尾灯台が地域の象徴に 廃止で灯光設備を引き渡し 07:田村が日本代表候補 フットサル かほく市出身の29歳 08:3面に映像投影、北陸初導入 サンシャインかほく 09:「笑いヨガ」で明るく健康に かほく市の寺田さん、普及へ活動 10:海から「おいしい冬」 かほく市で四季まつり ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2018年10月25日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎特殊詐欺、時代劇で一刀両断 かほく市の大海川さとる一座  かほく市高松を拠点に活動する「大海川(おおみがわ)さとる一座」が24 日までに、特殊詐欺被害抑止を啓発する時代劇調の創作芝居「木曽節三度笠 (きそぶしさんどがさ) 仲乗(なかの)り新(しん)三(ざ)」を作った。 座長の大海川さとること越野桂悟さん(70)が脚本を書き、60〜70代の メンバー5人が演じる。今後、福祉施設などで上演し、同年代が被害者となる ことの多い特殊詐欺撲滅へ一役買う。  大海川さとる一座は1988(昭和63)年に、越野さんが友人と2人で発 足させた。ピーク時には13人が所属し、北陸三県各地の敬老会や学園祭など で「笑い」「涙」「感動」をテーマに創作演劇の上演、歌や踊りを披露してき た。  「仲乗り新三」は主人公・新三の実家に山賊が押し掛け、茶屋を営む妹に、 身に覚えのない金貨100両を請求する筋書きとなっている。借用書を突きつ けられて慌てる妹の前に新三が現れ、「この字は自分の字ではない」と山賊を 一刀両断し、妹に「知らない人にお金を渡すなよ」と諭して幕を閉じる。  芝居は高齢者を狙った特殊詐欺が後を絶たない現状を憂えた越野さんが、笑 いを交えながら楽しく啓発できないかと考えた。芝居はおよそ30分で、メン バーは「せりふがなかなか覚えられなくてね」と苦労しながらも、約半年掛け て稽古を重ね、体に染み込ませた。  越野さんは「詐欺に引っ掛からないためには、本人確認が一番大事。メンバ ーの体力が続く限り、芝居を通じて呼び掛けたい」と話した。 ●県内の被害者60%が高齢者  津幡署によると、昨年の県内の特殊詐欺被害件数は105件で、そのうち約 60%にあたる62件の被害者が65歳以上の高齢者となっている。今年は9 月末時点で県内49件あり、約55%にあたる27件で高齢者が被害に遭って いる。 〈02〉2018年10月25日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎友好都市の特産品並べる 道の駅高松 長野県駒ケ根のごま商品  かほく市ののと里山海道高松サービスエリア(SA)「道の駅高松」は24 日までに、特産品売り場に同市の友好都市である長野県駒ケ根市のコーナーを 新設した。今年5月の友好提携を受け、駒ケ根特産の信州ごま関連商品6種を そろえた。  「ごまのまち」推進を掲げる駒ケ根市の取り組みや信州ごまの特徴を紹介す るパネルとともに、袋入りのごまやごまだれ、あめなどを並べた。沖野勇樹店 長は「今後、駒ケ根の道の駅でかほくの特産品を扱ってもらい、食を通じた交 流につながればいい」と話した。 〈03〉2018年10月27日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎100周年高松ぶどう調べた成果を発表 高松中  かほく市高松中の文化祭は26日、同校で行われ、栽培100周年の高松ぶ どうについて調べてきた1年生が寸劇や動画などで学習成果を発表した。  81人が6班に分かれ、栽培、流通状況を調べたり、収穫からジャム作りま でを体験したりした。PR動画も作った。劇の班は「ぶどうちゃんの一生」と 題してブドウが出荷されるまでをステージで演じた。中庭で栽培したブドウの ジャムの試食会も開かれた。 〈04〉2018年10月30日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎紋平柿、品質上々 台風で量減少も かほく市で出荷    かほく市特産の紋平柿(もんべいがき)の出荷作業が29日、同市夏栗のJ A石川かほく高松集出荷場で始まった。初日は金沢市中央卸売市場に約4トン が運ばれた。味、色形とも上々といい、30日から店頭に並ぶ。  紋平柿は高松紋平柿生産組合の農家81人が約19ヘクタールで栽培してお り、渋味を抜いて濃厚な甘みと滑らかな歯触りに仕上げられている。JA石川 かほくによると、猛暑や台風の影響で出荷量は昨年より10トン少ない55ト ンを見込んでいるが、品質は良好という。11月下旬まで、金沢市と関西方面 の市場に出荷される。  30日は金沢市中央卸売市場での初競り後、新企画として金沢駅構内の金沢 百番街「Aガイヤ」で生産者らが初物を振る舞う。生産組合の岩野伸一組合長 (68)は「天候の影響を心配していたが、上々の出来だ。かほくならではの 自慢の柿を多くの人に味わってほしい」と話した。 〈05〉2018年10月31日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎キング紋平柿に5万円 1箱、最高値10倍に、金沢市で初競り  かほく市特産の紋平柿(もんべいがき)約4トンが30日、金沢市中央卸売 市場で初競りに掛けられ、通常より一回り大きい「キング紋平」1箱(8個入 り)がこれまでの最高値の10倍となる5万円で競り落とされた。  JAや卸売業者によると、今季は大雪や酷暑で例年より出荷量の減少が見込 まれ、「キング」の希少価値が高まったことが要因。最高値で競り落としたの は、青果卸業「堀他」(金沢市)で、金沢ニューグランドホテル(同)が購入 した。今後、レストランのデザートとして提供される。  高松紋平柿生産組合によると、キングは重さが320〜350グラムと通常 の紋平柿の200〜250グラムより大玉で、糖度が高く歯応えが良い。柿は 大きくなりすぎると割れることが多く、出荷できるのはまれだという。  JA石川かほくによると、猛暑や台風の影響で出荷量は昨季より10トン少 ない55トンを見込む。金沢駅構内では、生産者による紋平柿の試食会が初め て開かれた。 ●かほくの生産者谷本知事に報告  初競り後、同組合の岩野伸一組合長は石川県庁を訪れ、谷本正憲知事にキン グの最高値更新を報告した。  谷本知事は「売り方を工夫してブランド化をさらに進めてほしい」と述べ、 加賀前田家でも食べられてきた歴史をPRに生かすべきだと提案した。油野和 一郎かほく市長、種本博JA石川かほく専務が同行した。 〈06〉2018年11月02日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎白尾灯台が地域の象徴に 廃止で灯光設備を引き渡し  役割が薄れた灯台の見直しで廃止された白尾灯台(かほく市白尾)の灯光設 備を同市へ寄贈する引き渡し式が、「灯台記念日」の1日、市うみっこらんど 七塚・海と渚の博物館で行われた。灯光設備は同館で常設展示される。市は灯 台も今年度中に取得して地域のシンボルとして保存、継承していく。  海上保安庁は船舶用GPS(衛星利用測位システム)の普及などに伴って全 国的に灯台の見直しを進めており、1914(大正3)年に設置された白尾灯 台は9月に104年の歴史に幕を閉じた。  式では加瀬和浩金沢海上保安部長らがあいさつ、地元の外日角小児童が「今 までありがとう」と白尾灯台への感謝の言葉を述べた。灯台は同小校歌にも登 場し、6年生64人が校歌を披露した。  市は灯台取得後、レンズなど灯光設備があった最上部に、光量を抑えた発光 ダイオード(LED)を取り付けて夜は明滅させ、灯台の雰囲気を残す。 〈07〉2018年11月08日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎田村が日本代表候補 フットサル かほく市出身の29歳  日本サッカー協会は6日、フットサル日本代表候補19人を発表し、かほく 市出身の田村龍太郎(29)が初選出された。13〜15日に茨城県で行われ る合宿に参加する。  160センチ・60キロ。FC湖北、遊学館高サッカー部、社会人チームの かほくFCメアーレでプレーし、フットサルに転向。現在はFリーグ1部(F 1)のバサジィ大分に所属し、リーグ14位タイの10得点(20試合出場) を挙げている。  かほく市サッカー協会は「Fリーグ通算200試合出場を達成しており、代 表でも活躍を期待している」とコメントを出した。 〈08〉2018年11月09日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎3面に映像投影、北陸初導入 サンシャインかほく  かほく市のイオンモールかほくの映画館「シネマサンシャインかほく」を運 営する佐々木興業(東京)は9日、正面と左右側面の3面に映像を投影できる システム「スクリーン・エックス」を同館に導入する。北陸東海地区では初め てで、270度のパノラマ映像を楽しめる。  報道関係者向け発表会がシネマサンシャインかほくで開かれ、同社の佐々木 武彦専務、同館の泉岡和年支配人が新システムを紹介した。9日公開の洋画 「ボヘミアン・ラプソディ」が、このシステムで上映される。 〈09〉2018年11月10日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「笑いヨガ」で明るく健康に かほく市の寺田さん、普及へ活動  金沢わくわく大楽塾塾長の寺田美穂さん(47)=かほく市横山=が笑いな がら体を動かす「笑いヨガ」を通して「笑って元気」になる輪を広める活動に 取り組んでいる。父の急逝や自身の大けがを乗り越えた経験から、笑いが元気 の源になると信じ、「笑顔の種をまき、笑顔の花を咲かせ、世界中を笑顔にし たい」。北陸三県や東京などに出向き、明るい笑顔を届けている。  寺田さんはスポーツや健康福祉のインストラクター、調理師、運動指導士な ど、若い頃から幅広く活動してきた。転機は6年前。最愛の父が急逝し、心に ぽっかりと穴があいた。最期の日、出掛ける寺田さんを見送った父の笑顔が忘 れられなかった。  仕事や育児に追われ、自分を見失いかけた頃に「笑いヨガ」を知った。「笑 顔だった父に導かれたような気がする」。大阪に通って認定資格を取得し、そ の後はかほく市の総合型地域スポーツクラブで指導した。  さらなる転機となったのは2016年1月。凍った路上で転倒し、右手首の 骨折などの大けがを負った。療養中に自分を見つめ直す時間を過ごすうち、生 かされていることに感謝し、お世話になった人々への恩返しにと笑顔を広めた いとの思いを強くした。  そこで今年4月に「金沢わくわく大楽塾」を設立した。「笑って元気」のT シャツを着ながら、特別養護老人ホームやデイサービスセンター、地域サロン、 学校や障害者施設などを訪れ、笑いヨガを広め、リーダー養成講座も開く。歌 体操を組み込んだ笑いヨガの評判は口コミで広がり、今では北陸三県で活動し、 12月に東京でも指導する。今後は会社の朝礼などでも笑顔を広めたいという。  1日20分の笑いと、100回「ありがとう」と言うことを実践するよう呼 び掛ける寺田さんは「嫌なことがあっても、笑っていれば明るくなれる。笑い は奥深く、私の宝物」と元気に笑顔を弾ませた。 〈11〉2018年11月13日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎海から「おいしい冬」 カニずらり かほく市で四季まつり  かほく四季まつり「かにカニ合戦−海の幸・山の幸まつり」(北國新聞社特 別協力)は11日、かほく市七塚生涯学習センター駐車場で開かれ、県産ズワ イガニ「加能ガニ」やコウバコガニを求めて来場者が列をつくり、冬の味覚を 堪能した。  会場には水揚げされたばかりのカニがずらりと並んだ。焼きガニやコウバコ ガニをふんだんに使ったカニ汁とカニ雑炊も人気を集めた。かほく市特産の農 産物や友好都市である長野県駒ケ根市の特産品コーナーもにぎわった。  まつりは、かつて七塚地区で漁業や仲卸業が盛んで、現在も市内の仲卸業者 が多くのカニを扱っていることにちなみ、毎年行われている。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------