☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第156号☆★☆★☆★☆                          平成30年10月25日  みのりの秋を迎え、美味しい食べ物に出会う機会が多くなってきました。 前号でもご案内の通り、11月11日(日)には「かほく四季まつり かにカニ 合戦…海の幸・山の幸まつり…」が開催され、いよいよカニの美味しい季節も やってきます。  農産物では、ほっくほくなさつまいもの「かほっくり」や上品な味わいの「 紋平柿」、シャキシャキした食感が魅力の「砂丘長いも」などが最盛期を迎え るこの季節。「食欲の秋」、満喫しましょう。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第156 号をどうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪かほく四季まつり かにカニ合戦…海の幸・山の幸まつり… ♪哲学館へ行こう! ♪かほく市吹奏楽団 設立15周年記念演奏会 〜Concertino For Clarinet And Band〜 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●かほく四季まつり かにカニ合戦…海の幸・山の幸まつり…  【日 時】 11月11日(日)9時〜13時30分  【場 所】 七塚生涯学習センター(中央図書館)駐車場  加能ガニ・香箱ガニのほか地元農産物などの直売も行います。 地方発送もできますので、ご家族・ご友人お誘い合わせのうえ、ぜひお越 しください。  【問い合わせ先】   かほく市まつり実行委員会事務局 商 工 会  076-282-5661                   産業振興課  076-283-7105 ●哲学館へ行こう! ―西田記念館・哲学館― 開館50年記念展  【期 間】11月16日(金)〜30日(金)  【会 場】ホワイエ ■「考える」ことを楽しむ哲学入門講座 ◇第2回 自動運転車(AI)に責任はあるのか?  もしも自動運転の車が事故を起こしたら、その責任は誰にあるのだろう? 実現されつつある未来の技術、自動運転車を例にAIの倫理について考え ましょう。  【日 時】 11月18日(日)13時30分〜15時 ※参加無料、要申込  【会 場】 哲学ホール  【講 師】 小山 虎 氏(山口大学時間学研究所講師) ◇第3回「人生の岐路」の選び方  進学、就学、終活など、経験したことがないのに、それでも選ばなくては ならない時がある。 「私たちはどうやって最善を選ぶことができるか」。この問いに哲学はどの ように答えるのでしょうか。  【日 時】 12月2日(日)13時30分〜15時 ※参加無料、要申込  【会 場】 哲学ホール  【講 師】 奥田 太郎 氏(南山大学教授) 各回とも、トーク後は哲学カフェもあります。 ※先着15人、参加無料、要申込  【時 間】 15時15分〜16時30分  【会 場】 展望ラウンジ ○哲学館の公式Facebookができました! イベント情報など、さまざまなお知らせを公開していきます。 詳しくは哲学館ホームページ、または検索サイトから [西田哲学館 facebook]で検索してください。 【問い合わせ先】 西田幾多郎記念哲学館  076-283-6600 http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ●かほく市吹奏楽団 設立15周年記念演奏会 〜Concertino For Clarinet And Band〜  【日 時】 11月25日(日) 開演 13時30分(開場 13時)  【場 所】 河北台中学校 講堂  【入場料】 無料  【演奏曲目】    梁塵秘抄〜熊野古道の幻想〜/Concertino For Clarinet And Band/ 西郷どん/サマーウォーズ など  【客演奏者】 関口 仁(昭和音楽大学教授・クラリネット奏者) 武蔵野音楽大学卒業と同年、東京校正ウインドオーケストラ入団。コンサ ートマスターなどを務め、35年間首席奏者として活躍。吹奏楽界の巨匠F・ フェネル氏と共に吹奏楽の歴史と魅力、新たな作品の紹介に尽力。「吹奏楽 スタディ」「新しい楽器学と演奏法」等著。 現在、日本クラリネット協会執行理事、昭和音楽大学音楽部教授。 【問い合わせ先】  かほく市吹奏楽団(西田)  090-3291-9437 E-mail kahoku.city.music@gmail.com ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:京大と哲学館、初の連携 かほく市から資料提供 関西からの訪問促す 02:障害者支援の拠点完成祝う センター開所 03:HPをリニューアル 市観光物産協会 04:全職員に手話講座開始 条例施行受け 05:西田幾多郎の恩師が食べた?「熱中ようかん」登場 哲学館 06:奴行列、威勢よく 大崎秋季例大祭始まる 07:「金津の里市」に決定 余地の直売所 08:屋号、初フェスで調査 二ツ屋 新旧住民の交流に期待  09:ドイツ姉妹都市の市長訪ね交流推進誓う  10:でっかい、かほっくり、にっこり 児童が収穫体験 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2018年10月01日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎京大と哲学館、初の連携 かほく市から資料提供 関西からの訪問促す  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館は、幾多郎が勤めた京大との交流事業に 乗りだした。京大と同館の所蔵資料から、京大で教べんを執り始めて以降の幾 多郎に迫る特別展が同大で始まり、京大所蔵の幾多郎資料を一堂にそろえた初 めての企画となった。幾多郎生誕の地とゆかりの地の交流事業で、哲学館は関 西から生誕地かほくに人を呼び込む契機となるよう期待している。  哲学館は2016年から「ゆかりの地事業」を進めており、幾多郎が明治期 に赴任した山口市で講演会などを催し、昨年は終焉(しゅうえん)の地である 鎌倉市で見学会や講演会を開いた。事業3年目の今年は、幾多郎の活動拠点と なった京大と連携しようと、哲学館の担当者から京大に呼び掛けて、実現した。  幾多郎は1910(明治43)年、40歳の時に京大助教授となった。翌年 には日本で最初の体系的な哲学書「善の研究」を出版、次々と論文を発表し、 その思想は「西田哲学」と呼ばれるようになっていく。  京大は文書館、大学院文学研究科、吉田南総合図書館とそれぞれに幾多郎に 関する資料を所蔵している。今回この3カ所から初めて計33点をそろえ、哲 学館からは20点を出展、京大のシンボルである時計台記念館の歴史展示室で 公開した。  京大時代の幾多郎は学問的な評価が高まる一方、私生活では妻が病に倒れ、 長男を亡くすなど、苦悩の連続だった。  会場には直筆原稿「内部知覚について」(哲学館蔵)や、亡き長男の写真を 貼って短歌を記した寄贈本(京大吉田南総合図書館蔵)などが並び、幾多郎の 公私両面に光を当てた。  特別展は11月4日までとなっている。かほく市、哲学館への誘客を図るチ ラシも用意しており、同館の山名田沙智子専門員は「関西では幾多郎が京都の 人間と思っている人が多い。この企画でふるさとの地を印象づけ、来場者にか ほくへも足を運びたいと思ってもらいたい」と話した。 〈02〉2018年10月02日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎障害者支援の拠点完成祝う センター開所  かほく市障害者相談支援センター開所式は1日、市ほのぼの健康館内に設け られた同センターで行われ、関係者約50人が障害者支援の拠点施設完成を祝 った。  館内のデイサービスセンター移転後の空きスペースを活用し、健康福祉課内 に設置していた「こども発達相談支援センター」「障害者虐待防止センター」 機能を併せ、総合的、専門的な障害者の相談支援に当たる。  油野和一郎市長らがあいさつし、市身体障害者福祉協会の塚本誠次会長、市 手をつなぐ育成会の今村修会長がお礼の言葉を述べた。 〈03〉2018年10月02日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎HPをリニューアル 市観光物産協会  かほく市観光物産協会は1日、ホームページ(HP)をリニューアルした。 画像を多用し、お薦め観光スポットや季節のイベント、特産品・産業の発信に 力を入れた。  かほく市のマスコットキャラクター「にゃんたろう」が登場し、魅力を紹介 する。観光、イベント情報は随時、更新する。協会加盟企業の情報も詳しく掲 載した。 〈04〉2018年10月04日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎全職員に手話講座開始 条例施行受け  かほく市は3日、市役所で職員対象の手話講座を始めた。手話言語条例を制 定し、1日に施行したのを受けて初めて企画した。15日までに3回開き、約 250人の全職員が受講、窓口対応などの向上を図る。  3日は油野和一郎市長をはじめ、約70人が参加した。河北郡市聴覚障害者 協会の坂田和夫会長ら2人が講師を務め、「こんにちは」などのあいさつや数 字、「用件は何でしょう」など窓口で使う手話などを指導した。消防職員につ いても22、29日に講座を開く。  手話言語条例の制定は県内市町では5例目で、市は手話への理解促進と普及 を図り、互いに支え合う社会づくりを推進する。 〈05〉2018年10月05日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎の恩師が食べた?「熱中ようかん」登場 哲学館  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館は4日までに、開催中の企画展「西田幾 多郎の恩師北条時敬(ときゆき)」(北國新聞社後援)に合わせ、「北条先生 の熱中ようかん」と銘打ったオリジナルスイーツセットを館内喫茶で提供し始 めた。  幾多郎は旧制四高などで教えた北条から影響を受け、晩年まで親密な交流を 続けた。幾多郎は囲碁が好きだった北条について、碁打ちに熱中するあまり、 ようかんにアリがたかっているのも気付かずに食べてしまったと語っており、 セットはこの逸話を基にした。  特注の粒あんようかん、碁石を模した黒、白のチョコレートをアリがはう碁 盤をデザインした敷き紙にのせ、ほうじ茶とのセットにした。300円で、来 年3月24日までの企画展期間限定で扱う。 〈06〉2018年10月14日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎奴行列、威勢よく 大崎秋季例大祭始まる  かほく市大崎区の榊原神社秋季例大祭(北國新聞社後援)は13日始まり、 参勤交代を模した奴(やっこ)行列などが地区内を威勢よく練った。  金沢市の大野湊神社から伝わったとされる奴行列で、法被に赤い前掛け姿の 若衆が2列に並び、なぎなたや挟み箱などを独特の所作で投げ渡しながら歩い た。昨年から加わった子ども奴、神輿(みこし)、獅子舞、太鼓なども列を成 して進んだ。  新たに「大崎音頭」を作り、行列の出発前に子どもらが榊原神社で輪になっ て踊った。  最終日の14日は獅子舞が区内を練り、夕方には神社境内で獅子頭合わせが 行われる。 〈07〉2018年10月15日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「金津の里市」に決定 余地の直売所  かほく市余地の農事組合法人「よち」が8月に旧JA石川かほく金津支店 (同市上田名)の跡地に開設した直売所の愛称が、公募の結果、「金津の里市」 に決まった。14日に現地で受賞式が行われ、愛称を考えた金津小3年の畠山 稟世(りんせい)君(9)に表彰状と新米30キロが贈られた。 〈08〉2018年10月15日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎屋号、初フェスで調査 二ツ屋 新旧住民の交流に期待  かほく市二ツ屋区は21日、公民館で初開催する町おこしイベントで、区全 体の屋号調査を行う。新たに住居を構えた若い世帯や嫁いできた女性を中心に、 屋号を知らない住民が増えたためで、会場内に来場者が屋号を書き込む用紙を 用意する。イベント終了後、地図を作製して公民館に掲示するなどして周知を 図り、区の活性化につなげる。  イベントは「二ツ屋の二ツ屋による二ツ屋のためのフェスティバル」(北國 新聞社後援)と銘打ち、市の地域活動補助金を活用して実施される。  区によると、屋号は当時の世帯主の名前や職業、出身地や場所を元に、明治 初期ごろに付けられ、「いっちょんどん」「いちべさ」「とうふや」「てらん まえ」などがある。現在でも60代以上の住民を中心に使われているが、若い 世代はほとんど知らないという。  屋号調査では、会場内に全12班の地図と名簿を設置し、来場者に順番に書 き込んでもらう。同時に班名、名前、屋号を記入したワッペンを作って服に付 けてもらい、住民同士の自然な会話の中で屋号を意識するきっかけをつくる。 年配者は屋号を知ることで、誰の子どもや孫なのか大体分かるため、世代を超 えた交流も期待できる。  二ツ屋区によると、区内には8月末時点で155世帯428人が暮らす。6 0歳以上が入る「さわやか会」には約200人が所属する一方、女性会は10 年前の120人をピークに減少し、昨年28人となったため、今年3月に解散 した。  区の活動存続に危機感を抱いた西田省三区長(73)が30〜50代の働き 盛りの男女を集めた壮年団組織の設立を提案。壮年団事業として、区の活力維 持のために区民が集うイベントを実施してはどうかとの意見が上がり、初年度 は子ども会、青年団、元女性会、老人会のメンバーが一体となって実施するこ とを決めた。  今後、壮年団を発足させる予定で、来年度以降は壮年団が主体となってイベ ントを実施する。  越野郁重実行委員長(58)は「昔はどこの誰か分かりやすい呼び名として 屋号が用いられていた。交流が深まれば、新たに移り住んだ世帯にも現代版の 屋号が付くかもしれない」と話した。 〈09〉2018年10月18日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ドイツ姉妹都市の市長訪ね交流推進誓う  かほく市の姉妹都市交流青少年派遣事業でドイツ・メスキルヒ市を訪れてい る中学生ら20人は16日、メスキルヒ市役所にアーネ・ツヴィック市長を訪 ね、交流推進を誓い合った。  訪問団の中学生17人は11日からメスキルヒ市でホームステイしている。 一行は同市役所でツヴィック市長から歓迎を受け、記念品を交換した。その後、 馬車でメスキルヒ市内を見学した。  訪問団は20日に帰国する。 〈10〉2018年10月18日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎でっかい、かほっくり、にっこり 児童が収穫体験  かほく市特産のサツマイモ「かほっくり」の収穫体験は17日、同市大崎の 畑で行われ、外日角、大海、金津小の2年生84人が大きく育ったイモを次々 と掘り出し、豊作を喜んだ。  5月に1人5本ずつ苗を植えており、名札を立てた場所から丸々としたイモ が出てくると、児童は歓声を上げた。大崎甘藷(かんしょ)生産組合員やJA 石川かほく職員らが手伝った。イモは各家庭で味わう。  かほっくりは今年、農家3軒が約7ヘクタールで栽培している。11月に出 荷が本格化する。 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