☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』第152号☆★☆★☆★☆★                          平成30年6月28日  北陸も梅雨に入り、蒸し暑い日も増えてきました。体調管理が難しいですが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。  ところで、この夏のご予定に、長野県駒ケ根市へ遊びに行ってみませんか。 前号でお伝えしましたが、かほく市は長野県駒ヶ根市と友好都市提携を結び ました。アルプス連峰に抱かれた雄大な自然を体感し、駒ヶ根名物に舌つづみ。 そんな心も体も癒される旅行も素敵ですね。  一方のかほく市でも、この夏は様々なイベントが開催されます。お誘い合わ せの上、ぜひ遊びにいらしてください! それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第152 号をどうぞ! 発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪かほく四季まつりサマーフェスタinかほく ♪かほく里山里海フェアin道の駅高松2018 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●かほく四季まつりサマーフェスタinかほく 8月4日(土)・5日(日)開催!【5日は白ギス釣り大会のみ】 今年もやってきました「サマーフェスタinかほく」。 市内の3会場で繰り広げられる、この夏最大のイベントです。 普段体験できないことにチャレンジして、楽しい思い出を作りましょう!! 大人気のかほく市マスコットキャラクター「にゃんたろう」がキャッツフェス タ会場にやってきて、まつりを盛り上げてくれます! <ビーチフェスタ> ○8月4日(土)  時 間 6時00分〜9時30分  会 場 外日角海岸周辺  プログラム   6時30分〜 子ども地引網体験   地引網終了後〜 ビーサン跳ばし大会 <リバーフェスタ> ○8月4日(土)  時 間 10時15分〜12時     ※鮎つかみ体験は9時30分から受付  会 場 大海川河川敷 夏栗橋周辺  内 容 鮎つかみ体験      自然体験教室 笹舟を作って川に流してみましょう! その他催し <キャッツフェスタ> ○8月4日(土)  時 間 13時〜22時  会 場 かほく市役所  プログラム  13:00 オープニングセレモニー  13:05 こども園5歳児 お遊戯  13:30 猫にゃんグランプリ【ダンス部門】  14:30 木津幼稚園 演奏  14:50 石川のプロスポーツチームPR (PFUブルーキャッツ、金沢武士団、ツエーゲン金沢)  15:20 表彰式【ダンス部門】  15:40 うのけ幼稚園 お遊戯  16:00 市長あいさつ、高松市PR  16:10 猫にゃんグランプリ【仮装部門】  17:10 キャラクターショー  17:55 表彰式【仮装部門】  18:15 スペシャルゲストライブ  19:50 市民輪踊り(演奏:民謡協会)  20:20 商工会青年部ライブ  20:45 花火大会  ※その他 猫ペイントコーナー、にゃんたろうふわふわ、模擬店など ○8月5日(日)白ギス釣り大会  時 間 4時〜10時     (競技時間5時〜8時)  会 場 白尾海岸周辺  ※白ギス釣り大会の参加には事前申込が必要です。  締切日:7月20日(金) 【問い合わせ先】 かほく市まつり実行委員会事務局(産業振興課) 076-283-7105 FAX 076-283-7108 ●かほく里山里海フェアin道の駅高松2018  〜第5回かほく市特産品フェアも同時開催〜  にゃんたろう、ほくの里(JA石川かほくキャラクター)も遊びに来ます! また、高松ぶどうが100周年を迎え、無料試食会や即売会を実施します!! 開催日 7月14日(土) 場 所 道の駅高松 里山館 イベント広場 時 間 10時〜14時 内 容 特産品販売コーナー      かほく健康弁当販売      二ツ屋豊年太鼓      学園台子ども園      わんわんパフォーマンスショー      フラダンス      ルビーロマンが当たる!「お楽しみ抽選会」 など ---------------------------------------------------------------------- なお、プレイベントも行いますので、ふるってご参加ください。 ◇プレイベント◇ 楽しく夕陽の絵を描こう 〜パステル画体験@道の駅高松〜 コツがわかれば失敗しないパステル画を楽しく学びます。 日 時 7月13日(金)18時〜19時 場 所 道の駅高松 里海館 参加費 500円(飲物付き) 定 員 20人(要申込、定員になり次第締切) 持ち物 鉛筆、テッシュペーパー、お手ふき その他 汚れてもいい服装でお越しください 【申込・問い合わせ先】 産業振興課 076-283-7105 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:かほっくり大きく育って 児童が苗植え 02:長野県駒ケ根市と友好都市 かほく市が締結 文化、経済で交流 03:西田哲学発展の軌跡を記す 「日本哲学史に新たな光」 哲学館 04:市中央図書館、来館80万人を達成 西村さんに記念品 05:おたふくかぜ、接種2回目まで助成 県内初 ポリオ予防も拡大 06:着物をまとい笑顔 ドイツ・メスキルヒ市からの4人  07:宇ノ気野球場を少年野球専用に 6月補正、総合公園を再整備 08:白尾灯台、市が取得 地域の象徴に、LEDを点灯 09:手作り飛行機「高く遠く」 没後半世紀、東善作に思いはせ 10:夏の実り初出荷 かほく市 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2018年05月22日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほっくり大きく育って 児童が苗植え  かほく市特産のサツマイモ「かほっくり」の栽培体験が21日、同市大崎の 畑で行われ、外日角、大海、金津小の2年生83人が25〜30センチ程度に 育った苗を1人5本ずつ植えた。  大崎甘藷(かんしょ)生産組合やJA石川かほくの職員らが指導し、児童は 畝に目印となる木製の名札を立てて、成長を願った。10月に収穫体験を予定 している。  JA石川かほくによると、かほっくりは現在3軒の農家が約6ヘクタールで 栽培しており、今年は75トンの出荷を見込んでいる。 〈02〉2018年05月23日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎長野県駒ケ根市と友好都市 かほく市が締結 文化、経済で交流  かほく市と、災害時応援協定を結ぶ長野県駒ケ根市は22日、友好都市とし て提携した。かほく市にとって国内初の友好都市で、駒ケ根市と文化、経済な ど幅広い分野で交流を深める。  同日、かほく市役所で締結式が行われ、駒ケ根市から杉本幸治市長ら約40 人が訪れた。かほく市の油野和一郎市長と杉本市長が提携書に署名し、両市議 会議長が立会人を務めた。  油野市長は「スポーツや文化などで交流を広げたい」と述べ、杉本市長は 「山岳観光都市にぜひ来てほしい」と期待した。式典後、市役所前で友好を誓 う石碑が除幕された。  長野県南部の駒ケ根市は人口3万2321人(4月1日現在)で、かほく市 と同様、県立看護大がある。互いに遠隔地と応援態勢を構築するため2013 年に災害時応援協定を締結した。 〈03〉2018年05月28日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田哲学発展の軌跡を記す 「日本哲学史に新たな光」 哲学館  かほく市出身の世界的な哲学者、西田幾多郎の孫の自宅で2015年に発見 されたノート50冊の中に、西田が日本最初の哲学書「善の研究」を執筆後、 思索を発展させた軌跡の分かる記述があることが、石川県西田幾多郎記念哲学 館(同市)と京大、金大の調査で分かった。ノートの多くは未公開資料とみら れ、修復作業にあたった哲学館関係者は「日本の哲学史に新たな光を与える可 能性がある重要な資料」としている。  新資料のノートは、西田の次男外彦さんの長男幾久彦さんが2015年秋、 都内の自宅を整理した際に見つけ、哲学館が修復、記述内容を確認した。ノー トのほか、考察メモもあり、今回の調査で「西田幾多郎全集」などに収録され ていないことが分かった。西田の著作や資料の集大成である全集発刊後に発見 された「国内最大の資料群」となる。  自筆の文字を書き起こす「翻刻」作業の結果、ノートは「東大選科生時代」 (1891〜94年)が10冊で、主に金沢に住み、旧制四高教授などを務め た「金沢時代」(94〜1909年)は13冊と推定された。京大助教授や教 授に就いた「京大時代」(1910年以降)は9冊とみられ、ほかの18冊は 使用時期の確認に至っていない。  「京大時代」のノートでは、1911年に発刊した「善の研究」の中心的な キーワードである「純粋経験」が記されていた。ノートは善の研究の発刊後に 記された。同じページで米国の哲学者やドイツの心理学者の思索に関する記述 があり、西田がそれまでに示した自らの考えと照らし合わせながら、思索を発 展させた形跡がうかがえる。  倫理学や宗教学の講義用のほか、研究、読書用、学生時代の受講記録もあっ た。館の中嶋優太専門員は「西田哲学の原点を知るとともに、日本の哲学の黎 明(れいめい)期を知るための資料と言える」としている。  発見当時、ノート類は傷みが激しく一部ページが固着していた。県内では洋 紙のノート類の修復は類例がなく哲学館が国立文化財機構奈良文化財研究所の 特例的な協力を得て修復した。  翻刻作業は、哲学館が京大と金大に業務委託して実施した。倫理学の講義ノ ートなどは、金大大学院人間科学系の森雅秀教授や学生が担当した。「京大時 代」のノートは、京大大学院文学研究科の林晋教授や学生らが分担し、哲学館 と連携して読み解いた。哲学館などは、さらに研究を進める。  「未公開ノート類」の研究資料化の経緯を報告書にまとめた浅見洋(ひろし) 館長は「西田哲学の理解をより豊かにする可能性がある」と語った。 ★〔西田幾多郎(にしだ・きたろう)〕  1870(明治3)年、旧宇ノ気村(現かほく市)生まれ。四高中退後、東 大選科で学び、99年から1909年まで四高教授を務めた。11年に日本最 初の哲学書「善の研究」を発表、13(大正2)年に京大教授就任。同僚や教 え子により「京都学派」が形成された。28(昭和3)年に京大を退職し、4 5年に75歳で死去した。 〈04〉2018年05月28日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市中央図書館、来館80万人を達成 西村さんに記念品  かほく市中央図書館は27日、2012年の開館以来、80万人目の来館者 となった西村麗愛(れな)さん(外日角小1年)に記念品を贈った。  母奈月さん(39)と紙芝居などを探しに訪れた西村さんは「びっくりした けれど、うれしいです」と話した。中田一朗館長から市マスコットキャラクタ ー「にゃんたろう」グッズのハンドタオルなどが贈られた。  中央図書館は、宇ノ気、七塚、高松の3図書館を統合し、市域中央の旧七塚 図書館を改修して設けられた。 〈05〉2018年05月30日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎おたふくかぜ、接種2回目まで助成 県内初 ポリオ予防も拡大  かほく市は今年度から、就学前の園児らを対象とする「おたふくかぜ」(流 行性耳下腺炎)の予防接種助成を拡大し、県内市町で初めて2回目の接種まで 助成する。予防効果を確実にし、合併症で難聴になる恐れがある病気の感染、 流行を防ぐためで、併せて「ポリオ」(急性灰白髄炎)を予防する不活化ワク チンの5回目の接種も助成する。5回目の接種に対する助成は全国市町で3番 目となる。  市によると、おたふくかぜは「軽い病気」と誤解されがちだが、難聴になる 可能性がある。ワクチンは全額公費負担の「定期予防接種」とは異なる「任意 接種」で、費用は自己負担となっている。  日本小児科学会が予防効果を確実にするため年長児までの2回接種を推奨し ており、市内の医師の意見をもとに昨年度まで1回限定だった助成を拡充した。  医療機関での接種費用は1回4千円〜5千円程度で、市は1回ごとに千円を 助成する。助成対象者は1歳から就学前の年長児とした。県内市町では助成対 象外だったり、1回のみの助成や選択制だったりと対応が分かれており、2回 助成はかほく市のみとなる。  ポリオを予防するワクチンは現在、「4種混合ワクチン」に含まれ、4回目 までは公費負担の定期接種となっている。市によると、さらに免疫力を高める 5回目の接種は「任意接種」で、保護者の負担額は通常1回1万円程度となる。  今年度からは年長児から7歳半を対象に、5回目の接種時に2千円が助成さ れる。5回目の助成は、昨年度から開始した青森県藤崎町と千葉県いすみ市に 続いて3例目となる。  市は今春、市内の年長児の保護者に助成拡充を案内した。健康福祉課の担当 者は「感染予防のため助成制度を利用してほしい」としている。 ★〔おたふくかぜ〕  ムンプスウイルスによる感染症で、耳下腺の腫れや痛みなどの症状がある。 かつてワクチンが定期接種されたが、副反応が問題となり、1993年に中止 され、任意接種となっている。  ポリオ ポリオウイルスが原因で「小児まひ」と呼ばれる。海外から旅行者 を介してウイルスが国内に入る可能性がある。 〈06〉2018年05月31日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎着物をまとい笑顔 ドイツ・メスキルヒ市からの4人    かほく市の姉妹都市、ドイツ・メスキルヒ市から市民交流のため訪れた4人 が30日、かほく市遠塚の七塚女性会貸衣装室で着物をまとい、笑顔を見せた。  4人は40〜60代の会社員2人と主婦、美容師。振り袖や紋付きはかま姿 に着替え、写真を撮影した。美容師のエリカ・フゲルポッツインガさん(61) は「人に手伝ってもらって服を着ることに驚きました」と話した。  4人は29日夜にかほく市入りし、ホストファミリーと面会した。30日に は市役所で油野和一郎市長から歓迎を受けた。6月6日まで料理教室などに参 加して市民と交流する。 〈07〉2018年06月10日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎宇ノ気野球場を少年野球専用に 6月補正、総合公園を再整備  かほく市は、宇ノ気野球場を少年野球専用の球場に改修する方針を固めた。 市民のニーズに応じて公共施設を再整備する「リノベーション事業」と位置付 け、球場があるうのけ総合公園もリニューアルする。12日開会の市議会6月 定例会に事業費3400万円を計上した補正予算案を提出する。  市はアパートなどを改修して特色を持たせて価値を高める「リノベーション」 にならい、1975(昭和50)年完成の球場の魅力アップを図る。市内には 高松野球場があり、少年専用としても支障がないと判断した。  改修事業は年度内に着工し、来年度完了を見込む。両翼90メートルから7 0メートルに変更し、老朽化したスコアボードを更新する。駐輪場は建て直す 方向で、トイレを洋式にするなどバリアフリー化を図る。  併せて、総合公園内の旧テニスコートを多目的グラウンドとして再整備し、 園路も整える。  かほく市は、合併に伴い類似施設が多かったことから、体育施設の整備計画 で高松野球場をメイン球場とした。宇ノ気野球場は「現状維持」としてきたが、 新たな活用方法を検討し、改修することにした。 〈08〉2018年06月13日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎白尾灯台、市が取得 地域の象徴に、LEDを点灯  かほく市は年内に、海上保安庁が廃止する同市白尾の白尾灯台を取得する方 針を固めた。1914(大正3)年の設置以来、海路の道しるべとなり、住民 に親しまれてきた灯台を、地域のシンボルとして守る。取得後も夜に光を明滅 させ、灯台のイメージを残す。  白尾灯台は、第九管区海上保安本部(新潟市)が2013年度から廃止の検 討を重ねてきた県内19灯台の一つ。同本部によると、県内自治体が取得に名 乗りを挙げたのは初めて。北陸では、新潟県糸魚川市が昨年度、能生港(のう こう)灯台を観光資源として使うため取得した例がある。  高さ約10メートルの白尾灯台は、海を見渡せる高台の鬼ケ山公園に立つ。 往時は漁師が光を頼りにしていたが、衛星利用測位システム(GPS)など航 海計器の発達で利用されなくなった。市は12日開会の市議会6月定例会に灯 台取得や修繕費など190万円を計上した補正予算案を提出した。  移管後は、航路を示す灯台の機能は廃止される。市は光量を抑えた発光ダイ オード(LED)などの灯光設備に変更し、現行の灯光設備は「海と渚の博物 館・うみっこらんど七塚」で展示することを検討する。  白尾灯台は1914年に河北郡が木造で建設した。旧七塚村立に管理が移り、 さらに49(昭和24)年に国立灯台となった。67年に現在の鉄筋コンクリ ート製に建て替えられた。灯台のある白尾区が市に取得を要望した。 ●能登島、能登城ケ埼は廃止  第九管区海上保安本部は昨年度まで、県内の灯台の廃止を検討し、関係機関、 団体に意見を聴いた。県漁協は、漁業への影響が小さい白尾、能登島(七尾市) 、能登城ケ埼(じょうがさき)(能登町)の3灯台を「廃止やむなし」と回答 した。同本部によると、3灯台は廃止とし、残る16基は「今の段階では廃止 できない」と決定した。  能登島灯台は、灯台としては廃止となるが、併設する指向灯は存続するため、 施設は残る。城ケ埼灯台は来年度に撤去される見通しとなった。 〈09〉2018年06月18日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎手作り飛行機「高く遠く」 没後半世紀、東善作に思いはせ  第24回県紙ひこうき大会inかほく(同実行委主催、北國新聞社共催)は 17日、かほく市の県立看護大グラウンドで、市出身の飛行家、東善作(あず まぜんさく)の没後50年記念事業として行われた。子どもから大人まで約2 10人が手作りした機体を大空へ飛ばし、善作の偉業に思いをはせた。  参加選手は善作の愛機「東京号」と名付けられた組み立て式の飛行機や「お えかきプレーン」などを飛ばし、滞空時間を競った。主翼の長さ1メートル以 上の「ジャンボ紙飛行機」クラスには5チームが出場し、イヌワシやペンギン の姿をした飛行機で会場を沸かせた。  開会式では、金津五雄実行委員長、架谷外茂治副市長らがあいさつし、バレ ーボールVリーグ女子「PFUブルーキャッツ」の有田妃奈乃、和田実莉選手 が「東京号」を飛ばすデモフライトを行った。没後50年を記念し、選手全員 で大空に風船を飛ばした。  善作は1930(昭和5)年、「東京号」で世界三大陸単独横断飛行に成功 した。米国滞在時、チャプスイ(中国風雑炊)店を営んだことにちなみ、市食 生活改善推進協議会が地元産の古代米やシイタケなどを入れた雑炊を振る舞っ た。  上位入賞者は11月に岐阜県で行われる全日本紙飛行機選手権大会の出場権 を獲得した。  ◇子供の部(小学生以下)▽おえかきプレーン (1)宇野和希(2)山本 胡羽音(3)大多裕大(4)酒井未夢(5)村田圭(以上かほく)▽スカイカ ブW (1)大多裕大(かほく)(2)大多皓大(同)(3)岡田琉翔(津幡) (4)山本胡羽音(かほく)(5)苗代常磐(津幡)▽総合優勝 大多裕大  ◇大人の部(中学生以上)▽スカイカブW (1)能村利喜雄(白山)(2) 向江通隆(金沢)(3)屋木栄(富山・入善)▽東京号 (1)卜部敦夫(富 山・高岡)(2)松枝海翔(金沢)(3)向江通隆(同)  ◇ジャンボ紙飛行機 (1)チームぺこ(金沢)(2)チームソーマ(かほ く)(3)七塚つくしんぼ(同) 〈10〉2018年06月23日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎夏の実り初出荷 かほく市 ●大崎すいか 35年ぶり品種変更  かほく市森のJA石川かほく宇ノ気集出荷場で22日、同市大崎の砂丘地で 栽培する「大崎すいか」の出荷作業が始まり、生産者らが丸々と育った約26 0個を等級やサイズに応じて箱詰めした。  大崎すいかは甘みが強くシャリシャリとした食感が特徴で、今年は栽培品種 を「シャルマン」から「春(はる)爽(そう)赤(せき)」へ約35年ぶりに 変更した。7月下旬までに富山県や大阪府の市場へ約240トンの出荷を見込 むほか、JAグリーンかほく(津幡町)や同集出荷場でも販売する。  JA石川かほくによると、今年は4月以降の天候に恵まれ、例年より甘く大 玉に仕上がったという。小幡誠大崎園芸生産組合長は「果肉の色も赤みが強く、 みずみずしい。多くの人に味わってもらいたい」と話した。 ●高松ぶどう 県内トップ切り  かほく市特産の「高松ぶどう」の出荷が22日、県内ブドウ産地のトップを 切って始まり、生産者が小粒種なし品種の「デラウェア」約900キロを同市 夏栗のJA石川かほく高松集出荷場に運び込んだ。初出荷は昨年より1日遅く、 出荷量は過去10年で最も多かった。  JA石川かほくによると、4月以降の日照時間が長く、昼夜の寒暖差もあっ たため、甘みが強く、房付きも良好という。今年は農家60軒が約40ヘクタ ールで栽培しており、7月下旬までに北陸三県、岐阜県、大阪府などに約90 トンの出荷を見込んでいる。  大田昇高松ぶどう生産組合長は「今年は春先の気温が低く苦労したが、おい しいブドウに仕上がった」と話した。23日には金沢中央卸売市場で初競りが 行われ、油野和一郎市長がトップセールスを行う。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは 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