☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』第148号☆★☆★☆★☆★                        平成30年2月22日 今年は記録的な寒波が到来し、積雪が多い冬でしたが、いかがお過ごしでしょうか。 最近では、ようやく梅のつぼみも花開き、寒さの中にも春の訪れを 感じる季節になってきました。 この時期は新しい門出や旅立ちなど様々な節目が訪れますが、 どの場面でも1つ1つのストーリーがあり、お世話になった方・大切な人への 感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいものです。 それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第148号をどうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4242 E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪かほく四季まつり〜桜まつり〜 ♪平成30年度 哲学館友の会会員募集! ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●かほく四季まつり〜桜まつり〜 日時 4月7日(土) 11時〜17時 場所 高松中町通り【額神社周辺】 内容 中町通りや特設ステージを舞台に、多彩な催し物を実施します。 まつりの実施に伴い、高松中町通りと、うのけ総合公園の桜並木を ぼんぼりでライトアップします。ぜひお立ち寄り下さい。 問い合わせ先:かほく市まつり実行委員会事務局               産 業 振 興 課 076-283-7105               かほく市商工会 076-282-5661 ●平成30年度 哲学館友の会会員募集! より親しみやすく利用しやすい哲学館となるために、友の会を作っています。 会員になると、とてもお得な特典がたくさんあります。ぜひご入会ください。 ◇友の会特典 1.観覧パスポート(会員証)を差し上げます。(特別会員は3枚) 2.会員証の提示により、本人と同伴者1名まで展示室の観覧が無料となります。 3.会員証の提示により、喫茶室「テオリア」の利用が1回につき50円割引されます。 4.哲学館が発刊する雑誌『点から線へ』をお届けします。 5.広報誌『哲学館ニュース』をお届けします。 6.哲学館の事業に関するご案内をお届けします。 7.一部の事業に優待参加できます(割引・招待)。 8.会員証の提示により、鈴木大拙館(金沢市)の入館が無料となります(本人のみ)。 ◇会員の種類 一般会員 年額 2,000円 特別会員 年額10,000円 ※年度単位(平成30年4月1日から)。 いつでも入会可能です。 問い合わせ先:西田幾多郎記念哲学館 076-283-6600 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:多目的ホールを新設 かほく市・七塚小改修 市議会全員協議会で報告 02:寄贈の椅子でふるさと学習 繊維廃棄物をリサイクル かほく市外日角小    ボランティアが手作り 03:小中連携のシンボルに 木津桃とフジバカマ  かほく市の2小、河北台   中に贈る 04:防火を願い赤飯味わう かほく市高松で鎮火祈願祭 05:100周年で記念事業 高松ぶどう生産組合が総会 かほく市 06:かほく市に木造船が漂着 白尾海岸 北朝鮮の船か 07:「合格地蔵」に祈願 かほく市七塚小前 大正期の漁師伝説「チャンスつ   かむ」  08:標準記録達成の29人たたえる かほく市陸上競技協会が表彰式 09:総合体育館を建設 観覧席を整備 スポーツの拠点に かほく市、新年度   予算案に調査費 10:かほく市で「プチ移住」 市営住宅に1週間滞在 魅力を知るきっかけに    市が当初予算案 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2018年02月01日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎多目的ホールを新設 かほく市・七塚小改修 市議会全員協議会で報告  かほく市議会全員協議会は31日開かれ、長寿命化改修を実施する七塚小の 基本設計を示した。中庭に校舎を増築し、地域住民も活用できる多目的ホール を新設する。  現在3階にある図書室を増築部分の1階に移し、利用しやすくする。プログ ラミング教育などの新たな学習指導要領に対応するため、図書室にはパソコン 室を併設する。  2018年度中に実施設計をまとめ、19年度に着工する。20年度中に供 用を開始する予定である。  このほか、今冬の寒波に伴う水道工事の状況が報告された。30日までに 「水が出ない」との工事依頼が200件、水道管破裂による漏水工事が280 件あった。断水はなかった。除雪関係費用は約6500万円を見込むとした。 〈02〉2018年02月01日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎寄贈の椅子でふるさと学習 繊維廃棄物をリサイクル かほく市外日角小  ボランティアが手作り  かほく市外日角小のボランティアが、市内で盛んな繊維業で出る廃棄物を再 利用した椅子を手作りし、31日に30脚を児童に贈った。「思いやりの椅子」 と名付け、児童や来校者に使ってもらう。同校はこの椅子を生かし、児童に地 元産業への理解を深めてもらい、ふるさと学習を進めていく。  市内には350〜400の繊維業の事業所があり、椅子にはカーテンなどの 繊維製品の製造工程で不要となった布やゴムなどが使用されている。土台には 糸を巻いておく紙製の筒「紙管(しかん)」を活用し、座り心地の良い椅子に 仕上げた。  同校で贈呈式が行われ、製作に携わったボランティア9人が参加した。代表 の吉田マリ子さん(71)は「ボランティアは、少しでも小学校を良くしよう と思って頑張っている。椅子作りに協力してくれた多くの人に感謝し、大切に 使ってほしい」と話した。  椅子は学校の和室や図書室に備え、来校した地域の高齢者らが気軽にくつろ げるようにする。椅子を受け取った代表児童3人は「学校に来てくれた人をも てなすため、大事に使います」と感謝の言葉を述べた。  3年生の社会科の授業には地域産業に関する内容があり、山下雅美校長は 「椅子を見れば、繊維製品がどんな材料からできているかを知ることができる。 ふるさと教育に役立てていきたい」と話した。 〈03〉2018年02月03日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小中連携のシンボルに 木津桃とフジバカマ  かほく市の2小、河北台中 に贈る  かほく市木津区に伝わる木津桃の継承を目指す同市七塚小と、渡りチョウ 「アサギマダラ」を校区に呼び込むため好物の多年草フジバカマを栽培する外 日角小は2日、両小の進学先となる河北台中に木津桃とフジバカマの苗木を贈 呈した。苗木は中庭で生徒が栽培し、小中連携のシンボルとする。  木津桃は地域住民が栽培している苗木を贈り、フジバカマは校内で育ててい る苗を株分けした。河北台中で贈呈式が行われ、七塚、外日角両小の6年生が 代表生徒に苗木を手渡した。  七塚小の平床将君は「木津桃をもっと地域に広めたい」、外日角小の内潟凜 さんは「中学に行っても一生懸命育てたい」と進学後も引き続き、栽培に努め る意欲を示した。  河北台中生徒会長の上島尚大さん(3年)は「後輩に末永く受け継いでいっ てほしい」と述べた。 〈04〉2018年02月06日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防火を願い赤飯味わう かほく市高松で鎮火祈願祭  高松自治文化協会の鎮火祈願祭は5日、かほく市高松の額神社で営まれ、消 防隊員や女性防火クラブのメンバーら約80人が防火の願いを込めて、赤飯を 味わった。  高松地区では、藩政期に旧高松村の大半を焼失する大火があって以来、毎年 2月5日に鎮火祈願祭を営み、赤飯を食べる風習を続けている。1868(慶 応4)年に赤飯を酒に代えたところ、翌年に再び大火が発生したため、赤飯に 戻したと伝えられている。  参列者はお神酒で口を清めた後、神前に供えられた赤飯を一口ずつかみしめ た。祝詞奏上に続いて、布瀬功会長、油野和一郎市長らが玉串をささげた。 〈05〉2018年02月08日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎100周年で記念事業 高松ぶどう生産組合が総会 かほく市  高松ぶどう生産組合の総会は7日、かほく市高松産業文化センターで開かれ、 新年度事業として、2019年のブドウ栽培開始100周年をPRする記念誌 やのぼり旗を作ることを決めた。  高松では1919(大正8)年にブドウ栽培が始まったとされる。100周 年を機に担い手の確保や事業継承を目指すため、さらなる魅力発信に努める。  今年度出荷したデラウエアの平均単価が過去最高の1`当たり1045円と なったことが報告された。「大粒で大房」といった特長を前面に打ち出した販 売戦略が奏功したとみている。  役員改選で大田昇組合長を再任した。任期は2年間。油野和一郎市長らが祝 辞を述べた。 〈06〉2018年02月10日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市に木造船が漂着 白尾海岸 北朝鮮の船か  9日午前9時ごろ、かほく市白尾の白尾海岸で、土木業者の従業員が漂着し ている木造船を見つけ、同市に連絡した。船体に「556―60263」の番 号表記があり、黒く塗装されていることから、金沢海上保安部と津幡署は北朝 鮮船の可能性があるとみている。乗組員や遺留品は見つかっていない。  金沢海保によると、木造船は、のと里山海道白尾インターチェンジ(IC) から南西約700メートルの砂浜の波打ち際に、船底を上に向けた状態で漂着 していた。全長約10メートル、幅2・4メートルの船体は一部が砂に埋まっ ていた。付近でエンジンとみられる部品も見つかった。  金沢海保と津幡署は、積雪により重機が現場に入れないため、除雪の完了後 に木造船を調べる。 〈07〉2018年02月11日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「合格地蔵」に祈願 かほく市七塚小前 大正期の漁師伝説「チャンスつか む」   受験シーズンが本格化する中、かほく市七塚小前に安置されている「合格地 蔵」が、市内の受験生の間で知る人ぞ知る「珍スポット」となっている。大正 初期、漁師の網に地蔵が掛かり、海に戻しても再び網に掛かるため「チャンス をつかむ」との言われがある。3月に公立高校の入試を控える中学3年生らが 訪れ、地蔵に願いを込めている。  かほく市木津にある地蔵は木製で、高さは約40センチある。別の石の地蔵 とともに、ほこらの中に安置されている。地元の木津南大通り町内会が管理し ている。  同町内会が1996年に地蔵の由来をまとめた冊子によると、大正時代に木 津の豪商・金木家に次太郎、嘉七の兄弟がおり、2人が魚を取るため海に網を 入れると、木の地蔵が掛かった。海に投げ返すと、その後、再び網に掛かり、 計3回も網に掛かった。2人は「この地蔵には不思議な力がある」と考え、自 宅にあった石の地蔵とともに、ほこらにまつったという。  地蔵はいつしか、「合格地蔵」「進学地蔵」と呼ばれるようになった。町内 会によると、かつては北海道や東北、九州などからも合格祈願に受験生が訪れ ていた。ただ、近年は地元でも知る人は少なくなっているという。  七塚小出身で、河北台中3年の小室那月さんは小学校時代、小テストの時な どにお参りしていた。その頃、「合格地蔵」と呼ばれていることは知らず、受 験生になって御利益を知り、合格を祈願した。  友人から聞いて地蔵を知ったという飯塚唯さん(河北台中3年)は「志望校 に合格するため、地蔵の御利益を授かりたい。みんなにも知ってほしい」と手 を合わせた。  地蔵は現在、毎年8月に木津区の3寺が交代でおはらいし、町内会が定期的 に清掃している。地蔵の近くで呉服店を営み、清掃にも励んでいる高澤誠司さ ん(70)は「受験での合格を祈る子どもたちのために、地蔵を守り続けてい きたい」と語った。 〈08〉2018年02月12日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎標準記録達成の29人たたえる かほく市陸上競技協会が表彰式  かほく市陸上競技協会の標準記録達成者表彰式は11日、市七塚生涯学習セ ンターで行われ、今年度の大会で規定を上回る好記録を出した29人をたたえ た。藤岡智久副会長があいさつし、表彰状を手渡した。山越充教育長が祝辞を 述べた。石川陸上競技協会の福井有澄常務理事が講演した。 〈09〉2018年02月15日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎総合体育館を建設 観覧席を整備 スポーツの拠点に かほく市、新年度予 算案に調査費  かほく市は新年度、市総合体育館(仮称)の建設に向けた調査に乗り出す。 観覧席を整備し、全国規模の大会を開催できるスポーツ拠点施設として、市民 の利便性を高め、競技力向上にもつなげる。同市浜北の市河北台健民体育館を 建て替える予定で、新年度当初予算案に調査費500万円を盛り込む。  河北台健民体育館は、年間約9万5千人が利用し、各競技の大会が定期的に 行われている。ただ、築後40年が経過しており、市内の体育館11施設の中 では宇ノ気体育センターと並んで最も古い。老朽化に加え、以前から観覧席の ある体育施設の市民ニーズが高いことを受け、総合体育館を整備することにし た。  新年度は、基本設計に向けて、土地の規模や周辺の道路環境、利用状況など を調べる。全国大会やプロの試合を開催するために必要な規模や設備も調査し、 新しい体育館の構想を練り、整備スケジュールを固める。  市によると、市内では、バドミントンやトランポリン、卓球、バレーなどの 競技が盛んなほか、カローリングなどの生涯スポーツを楽しむ高齢者も増えて いる。市の担当者は「年代を問わずにスポーツを楽しめる環境を整備し、市民 に夢と希望を与えたい」と話した。 〈10〉2018年02月16日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市で「プチ移住」 市営住宅に1週間滞在 魅力を知るきっかけに  市が当初予算案  かほく市は新年度、市への移住・定住に関心のある人を対象に、1週間程度、 市内に住んでもらう「プチ移住」事業を実施する。同市宇気の市営住宅の1部 屋を移住希望者専用として活用し、滞在中に市の魅力を知ってもらう。近年、 市内に転入する人は増加傾向にあり、市は潜在的な移住・定住需要を掘り起こ す。  「ちょこっとかほく移住体験」と銘打ち、事業費39万円を新年度当初予算 案に盛り込んだ。事業実施に伴い、市議会3月定例会に市営住宅関係の条例改 正案を提出する。  市営住宅「コーポ宇気」の5階の3DKの1部屋をプチ移住者の滞在用に活 用する。5階には16部屋あるが、現在は全て空き部屋となっており、市営住 宅の有効活用も図る。家具は市が用意し、移住体験者は光熱費のみ負担する。  市によると、かほく市への転入者は2008年が874人だったのに対して、 17年は1073人と増加している。特にのと里山海道の全線無料化後は、能 登方面に実家があり、金沢で働く人が、中間地点のかほく市に移り住むケース が目立つという。  市の担当者は「まずは1週間、じっくりとかほく市の住みよさを体感しても らい、結果的に定住につなげていきたい」と話した。  かほく市は新年度から、移住者支援として、首都圏から県内に本社機能を移 転した企業の社員家族が、かほく市内のアパートなどに住んだ場合、月額2万 円の助成を2年間実施する制度も創設する。新年度当初予算案に60万円を計 上した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------