☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第144号☆★☆★☆★☆                          平成29年10月26日  最近は日の暮れる時間が早くなり、すっかり秋が深まってきましたね。  みなさんの食卓には秋のおいしい食べ物が並び、「食欲の秋」を満喫してい るのではないでしょうか。かほく市内でも、特産のかほっくりの収穫が始まっ たようです。  「かほっくり」は甘みが強く、栗のようにホクホクした食感が特徴のさつま いもです。食物繊維が豊富で美容食、健康食として人気が高いので、みなさん も是非かほっくりを食べて、身も心も“ほっくほく”な秋をお過ごしください♪  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第144 号をどうぞ。    発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係    TEL 076-283-1112    FAX 076-283-4242    E-mail kikaku@city.kahoku.lg.jp    http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪かほく四季まつり かにカニ合戦〜海の幸・山の幸まつり〜 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●かほく四季まつり かにカニ合戦〜海の幸・山の幸まつり〜  日 時 11月12日(日)9時30分〜14時  場 所 七塚生涯学習センター(中央図書館)駐車場  当日は会場にて加能ガニ・香箱ガニの直売も行っています。  地方発送もできますので、ご家族・ご友人お誘い合わせのうえ、ぜひお越し  ください。 【問い合わせ先】かほく市まつり実行委員会事務局         商 工 会 076-283-5661 産業振興課 076-283-7105 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:手紙やチラシで安全運転呼び掛け かほく市金津小児童 02:「フジバカマ」家庭で育てて かほく市外日角小が「里親」募集 03:子ども奴行列が初登場 かほく市・大崎秋季祭礼 04:グランプリに岩館さん 哲学の杜フォトコンテスト かほく市 05:校内に地域交流スペース かほく市内の小学校 作品展示、住民招く 06:西田幾多郎と弟子の「書簡」初公開 かほく市の哲学館 07:大崎の裸地蔵、紙芝居に かほく市のおはなし円グループ 08:夜間小児科を共同運営 金沢市など6市町が合意書を締結 09:通学路にグリーンベルトの設置検討 かほく市で安全推進協議会 10:企画展で新スイーツ 木村素衞が好んだリンゴ きょうから 哲学館 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年09月30日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎手紙やチラシで安全運転呼び掛け かほく市金津小児童  かほく市金津小の6年生18人は29日、同市笠島の県道で交通安全手紙運 動を行い、安全運転を呼び掛ける手紙やチラシをドライバーに手渡した。  児童は津幡署員や市職員らとともに県道沿いに立ち「交通事故に気を付けて ください」と声を掛けた。運動は金津交通少年団の事業として1981(昭和 56)年から毎年行われており、今年は4〜6年生47人が手紙を書いた。 〈02〉2017年10月07日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「フジバカマ」家庭で育てて かほく市外日角小が「里親」募集  渡りチョウ「アサギマダラ」を呼び寄せようと取り組んでいるかほく市外日 角小が11月、校舎の中庭で栽培してきたチョウが好む植物「フジバカマ」を 住民に育ててもらう「里親プロジェクト」を始める。校舎改修工事で中庭が使 えなくなるのに合わせ、各家庭に預けて株を増やし、校下全体に花の香りを広 げてアサギマダラを誘う。     フジバカマはキク科の多年草で、根や地下茎から芽を出して株を増やす。夏 の終わりから秋にかけて花を咲かせる。  同校は昨年10月、身近な自然環境に目を向ける学習の一環として、日本列 島を移動するアサギマダラを校下に呼び込む活動を始めた。  児童が中庭にフジバカマを約100株植えたところ、1年で2倍ほどに増え、 花を付け始めた。山下雅美校長は9月下旬、中庭にアサギマダラが1匹飛来し ているのを見つけたという。  来年度に予定される校舎の長寿命化改修工事に伴い、中庭に仮設校舎が建て られることから、フジバカマを掘り出し、株分けして住民や児童の家庭に配布 することにした。庭で育てて増やし、工事が終わってから、各家庭から1株を 学校に戻す。フジバカマを校下中で栽培し、かほく周辺を通るアサギマダラが 立ち寄りやすくする。  児童は「里親」を募集するチラシを作り、回覧板などで協力を呼び掛ける。 山下校長は「学校と地域が協力して、子どもたちの夢のある取り組みを応援し、 地域の元気にもつなげたい」と話した。 〈03〉2017年10月08日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎子ども奴行列が初登場 かほく市・大崎秋季祭礼  かほく市大崎区の榊原神社秋季祭礼は7日、同神社などで行われた。獅子舞 や奴(やっこ)、神輿(みこし)などの行列に小学3〜5年生15人の子ども 奴が新たに加わり、元気よく掛け声を響かせながら片腕を前に出す独特の所作 で練り歩いた。  子ども奴は、区や壮年団など各種団体の代表者でつくる祭礼の在り方検討委 員会が発案した。児童は半(はん)纏(てん)や懸帯(けんたい)、足袋など 壮年団の奴と同様の衣装で、挟み箱や台傘、なぎなたなどを手渡しながら進ん だ。  畠山悠汰君(10)は「毎年祭りで見ながらかっこいいと思っていた。楽し かった」と笑顔を見せた。 〈04〉2017年10月12日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎グランプリに岩館さん 哲学の杜フォトコンテスト かほく市  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館周辺「哲学の杜」の夜景を題材とした初 のフォトコンテスト(北國新聞社後援)は11日、市役所で選考会が開かれ、 グランプリに金沢市の岩館(いわだて)宏明さんが選ばれた。  県内の82人が、ライトアップされた哲学の杜や階段庭園などを捉えた13 9点を寄せた。グランプリと金賞、銀賞、入選の計6作品は28、29日に市 河北台健民体育館などで行われる市生涯学習フェスティバルで展示される。市 はポスターなどへの活用も検討する。  市写真協会の山田秀人会長、哲学館の浅見洋館長ら7人が審査員を務めた。 受賞者は次の皆さん。  ▽グランプリ 岩館宏明▽金賞 田渕秀月(かほく)▽銀賞 國近正男(同) ▽入選 中村亮介(津幡)中西優(金沢)岩瀬光博(同) 〈05〉2017年10月12日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎校内に地域交流スペース かほく市内の小学校 作品展示、住民招く  かほく市内の小学校で、地域交流のためのスペースを設ける動きが広がって いる。市内全6校中、3校が教室などを利用して地元住民が手掛けた絵や写真 を紹介し、児童と住民が触れ合う機会も設けている。親しみやすい学校づくり を進め、児童には地域を身近に感じてもらい、つながりを深める。  高松小は、校内に「地域交流室」を設け、地元住民や市内の福祉施設利用者 らが制作した作品を展示している。住民向けの休憩スペースとして気軽に利用 できるようにし、休み時間などに児童も訪れて交流する場を目指す。  使用頻度の少ない会議室を活用する。住民が自由に交流室に出入りできる 「交流日」を定期的に設ける方針で、11月から本格的に利用を呼び掛ける。 お茶の提供も予定する。  大海小は、住民の作品を展示する「地域交流作品コーナー」を開設した。身 近な人たちを知るきっかけとする。  第1弾として、地元の写真愛好者と押し花教室講師の作品を並べた。今後、 地域から希望を募って展示を入れ替えていく。講師を招いてのものづくり、芸 術体験も企画する予定だ。保護者らにも鑑賞を呼び掛けており、山本洋校長は 「住民同士の交流の場にもなればいい」と話した。  七塚小では今年2月から、特別教室などで「七塚美術館」と銘打った作品展 を2回開催している。 〈06〉2017年10月17日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎と弟子の「書簡」初公開 かほく市の哲学館  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館で17日から、哲学者幾多郎(同市出身) と弟子の教育哲学者木村素(もと)衞(もり)(加賀市出身)が知人に宛てた 「書簡」が初公開される。2人が旅行で広島県の宮島を訪れた際に、木製のし ゃもじに書かれた。哲学館によると、師弟関係を超えたつながりを示す資料と いう。  素衞は京大で幾多郎に師事し、卒業後、同大の教育学の教授などを務めた。 独自の教育哲学を持ち、長野県などで熱心に講演活動も行った。  しゃもじには2人の名前のほか、素衞が描いた厳島神社の鳥居も添えられて いる。哲学館によると、妻の死や定年退職を経た幾多郎を気遣った素衞が、気 分転換になればと旅行に誘った。  17日から同館で始まる企画展(北國新聞社後援)では、しゃもじのほか、 長野県の信濃教育会(長野市)や安曇野市教育会から借り受けた素衞の日記や 手紙、スケッチなど約30点を展示する。22日には素衞の四女張さつきさん (神戸市)と哲学館の浅見洋館長の対談も行われる。来年3月25日まで。 〈07〉2017年10月18日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大崎の裸地蔵、紙芝居に かほく市のおはなし円グループ  かほく市の読み聞かせボランティア「おはなし円(まどか)グループ」が、 同市大崎の「裸地蔵」にまつわる民話の紙芝居を制作した。地蔵は現在も大崎 に残っているが、伝承を知っている人は少なく、グループでは子どもたちに読 み聞かせたり、紙芝居のDVDを学校に贈ったりして郷土の昔話を後世に伝え る。  「大崎の裸地蔵」は、江戸末期、放浪の末、大崎に住み着いた男が主人公と なる。男は雨ざらしの地蔵に毎日感謝を伝え、少しずつ住民の信頼を得ていく が、潟で溺れかけた子どもを助けて命を落とす。男の死後、地蔵の周辺で幽霊 が出るようになり、住民がお堂を建てて地蔵を設置し直し、男を供養したとさ れる。  円グループでは文献や地元の古老らの話を基に、紙芝居をまとめた。八つ切 りサイズで、20枚になる。グループの元メンバーで、旧宇ノ気町教委が20 00年に発行した絵本「うのけの昔ばなし」の挿絵も担当した山内育美さん (53)=同市森=がイラストを手掛け、約1年かけて完成させた。  地蔵は現在も大崎の県道沿いにたたずみ、住民らが花を供えている。松原秋 夫区長は「もともとお堂がなかったのは知っていたが、民話は聞いたことがな かった。地元の人もあまり知らないと思う」と話す。  グループは学童保育クラブのほか、老人会などにも読み聞かせを披露する。 紙芝居の複製を市中央図書館に寄贈する。紙芝居の絵に合わせて音声を収録し たDVDも作り、図書館のほか、小学校にも贈る予定だ。  三嶋幸子代表は「子どもから大人まで幅広く楽しんでもらい、今もある地蔵 の由来を広めていきたい」と話した。 〈08〉2017年10月18日(水)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎夜間小児科を共同運営 金沢市など6市町が合意書を締結  石川中央都市圏の金沢、白山、かほく、野々市、津幡、内灘の6市町は来年 4月から、金沢市駅西福祉センター内に移転・整備される夜間急病診療所「金 沢広域急病センター」の小児科を共同運営する。金沢市役所で18日、共同運 営に関わる合意書の締結式が行われた。  現在の夜間急病診療所は、金沢健康プラザ大手町にあり、金沢市が内科と小 児科を運営している。移転後は、内科を従来通り金沢市、小児科を6市町で設 立予定の「石川中央こども初期救急医療協議会」が運営する。診療時間は午後 7時半〜11時となる。  6市町の共同運営により、輪番で小児診療を担当する医師が現在の22人か ら30人余りに増え、医師の負担軽減が図れる。交通アクセスも良くなり、軽 度な症状で石川県立中央病院などの2次救急施設に直接向かうケースも減ると みられる。小児科の受診者は現在の年間3500〜4千人から1・5倍程度に 増える見通しという。  締結式には山野之義金沢市長、山田憲昭白山市長、油野和一郎かほく市長、 粟貴章野々市市長、矢田富郎津幡町長、川口克則内灘町長が出席し、合意書に 署名した。6首長を代表し、山野金沢市長が「安心して子育てができる地域に したい」とあいさつした。 〈09〉2017年10月20日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎通学路にグリーンベルトの設置検討 かほく市で安全推進協議会  かほく市通学路安全推進協議会は19日、市役所で開かれ、市内小中学校の 関係者や市職員、道路管理者ら35人が危険箇所の安全対策を考えた。  教員と道路管理者らが8月に行った通学路合同点検の結果が示され、市側は 車道と歩道を明確に区別する「グリーンベルト」設置の方針を説明した。今回 指摘された危険箇所と対策をまとめ、市通学路交通安全プログラムを更新して 市ホームページで公開する。 〈10〉2017年10月21日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎企画展で新スイーツ 木村素衞が好んだリンゴ きょうから 哲学館  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館が、同館で開催中の企画展「木村素衞 (もともり)―西田幾多郎に愛された教育哲学者」(北國新聞社後援)に合わ せ、素衞が好んだとされるリンゴを使ったスイーツを考案した。21日から館 内の喫茶スペースで提供する。  アップルパイに、皮の赤が鮮やかなリンゴのコンポートを添えた。市と災害 協定を結ぶ長野県駒ケ根市産のリンゴを使った。一皿350円で、来年3月2 5日までの企画展期間限定で販売する。今後、喫茶スペースで素衞の日記や随 筆の言葉を紹介し、喫茶利用者の企画展への関心を高める。  素衞は加賀市出身で、京大で幾多郎に師事した。同大の教育学の教授を務め、 長野県の教育現場などを訪れて講演活動に力を入れた。リンゴの外見の美しさ をつづった随筆や、リンゴを題材にしたスケッチも残した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------