☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第138号☆★☆★☆★☆                          平成29年4月27日  この春より、かほく市の石川県西田幾多郎記念哲学館「哲学の杜」でライト アップが始まりました。ライトアップは約5分間隔で季節に合わせた演出が繰 り広げられます。館内の喫茶「テオリア」では飲み物のテイクアウトや新メニ ューの提供も始まり、21時まで営業しています。  ゴールデンウィークは是非、家族や友達、恋人といっしょにライトアップで かほくの夜景を一望してみてください。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第138 号をどうぞ。    発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係    TEL 076-283-1112    FAX 076-283-4242    E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp    http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪北陸・いしかわ発ライジングスターコンサート ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●北陸・いしかわ発ライジングスターコンサート ♪♪♪ 〜いしかわミュージック・アカデミー かほく公演〜  入場無料  日時 5月2日(火)18時30分 開場  19時 開演    会場 石川県西田幾多郎記念哲学館 哲学ホール  出演 指揮    :原田幸一郎    「いしかわミュージック・アカデミー弦楽合奏団」     ヴァイオリン:小川響子、倉富亮太、周防亮介、福田ひろみ、      森山まひる、石倉遥子     ヴィオラ  :福田俊一郎、戸原道     チェロ   :山本直輝、香月麗     コントラバス:内岡沙月     チェンバロ :加藤純子  曲目 ヴィヴァルディ/四季より「春・冬」     ベ−トーヴェン/弦楽四重奏曲「ラズモフスキー第3番」より     「フーガ」(弦楽合奏版)     モーツァルト/ディヴェルティメント K,136  ほか  石川県の期待の若手演奏家が奏でる本格的なクラシックをお楽しみください。 <問い合わせ先>  いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭事務局 232-8111 かほく市生涯学習課 283-7137 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:壁画で地下道明るく 特産品、色鮮やかに かほく市の内日角子ども会 02:物販、体験、温浴施設を かほく市の南部整備検討委員会 市長に提言書 03:スマホ動画で歴史を解説 かほく市教委、史跡など8カ所 04:「哲学の杜」で光の演出 スカイツリーの戸恒氏が考案 かほく市で 05:学びの決意新た 石川県立看護大で入学式 06:トップ選手に技学ぶ かほく市ジュニアバドミントン 07:桜の通りで躍動の舞 高松でかほく四季まつり 08:哲学館で演奏楽しむ ライトアップ開始を記念 09:降り注ぐ、しだれ桜 かほく市の喜多家 10:「木津桃」早くも開花 かほく七塚小 郷土の木、大きく育って ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年03月26日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎壁画で地下道明るく 特産品、色鮮やかに かほく市の内日角子ども会  かほく市内日角子ども会は、地元の国道159号を横断する地下道を「壁画」 で彩る活動を続けている。一部の小中学生の通学路ともなっている地下道を明 るくし、登下校を楽しくするとともに、不安感の解消や防犯につなげる狙い。 25日は小学5、6年生12人が春休みを活用した制作を始め、特産の農作物 などを色鮮やかに描いた。  児童は28日までに、国道159号内日角交差点の横断地下道の壁に縦1・ 1メートル、横2メートルの3作品を仕上げる。初日はプロジェクターを使っ て壁にイラストを投影し、チョークで下書きした後、ペンキで丁寧に色を塗っ た。  市内で栽培されている県産高級ブドウ「ルビーロマン」、市特産の紋平柿、 サツマイモ「かほっくり」といった農作物のほか、市マスコットキャラクター 「にゃんたろう」、内日角に飛来するコハクチョウも描く。市出身の哲学者西 田幾多郎がしたためた書も盛り込む。  子ども会の児童らは、2013年の市子ども議会での提案をきっかけに14 年から、国土交通省金沢河川国道事務所の許可を得て、国道159号の内日角、 内日角北、内日角南の各交差点の横断地下道に片面ずつ壁画を描いてきた。今 回の制作に伴い、初めて両側に壁画が描かれた地下道が仕上がる。 〈02〉2017年03月28日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎物販、体験、温浴施設を かほく市の南部整備検討委員会 市長に提言書  かほく市南部交流ゾーンにぎわい創出エリア整備検討委員会は27日、イオ ンモールかほくや県西田幾多郎記念哲学館周辺の同ゾーンの整備方針や必要な 施設などをまとめた提言書を、油野和一郎市長に提出した。市の特産物などを 扱う物販施設や体験施設、温浴施設の設置を求める内容となっている。  委員長の小泉博一市観光物産協会副会長ら9人が市役所に油野市長を訪ね、 提言書を手渡した。油野市長は「民間や大学の支援をいただきながら、しっか りと取り組んでいく」とあいさつした。  市は今後、国土交通省の支援を受け、にぎわい創出エリア整備を官民連携で 進めるための「地域プラットフォーム(地域協議会)」を設置する。設置は、 北陸三県で初のモデル事業に位置付けられている。 〈03〉2017年04月02日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎スマホ動画で歴史を解説 かほく市教委、史跡など8カ所  かほく市教委は、国指定史跡「上山田貝塚」や市出身の哲学者西田幾多郎の 生家跡など計8カ所について、現地で手軽に映像と音声による解説を受けられ るようにした。スマートフォンなど携帯端末で解説動画につながる「QRコー ド」を、各所の看板に貼り付けた。解説動画の制作は市ボランティア観光ガイ ド「かほく夢案内スマイル」が担当し、市の歴史を分かりやすく伝えている。  縄文時代中期の上山田貝塚や、県指定史跡である弥生時代後期の集落跡「大 海西山遺跡」の解説動画では、見どころや関連資料、発掘調査の結果、時代背 景などが紹介されている。  同市高松で藩政期、物品に対する通行料などを徴収した「口銭場(こうせん ば)」跡地では、宿場町として栄えた当時のにぎわいぶりも説明している。西 田幾多郎の生家跡では、西田の生涯を伝える動画が流れる。  いずれの動画も再生時間は1〜3分ほどとなっており、かほく夢案内スマイ ルのメンバーが、それぞれの場所に合わせた動画を工夫した。  市教委は、当時の建物が現存していない史跡などの魅力やロマンを現地で感 じてもらおうと、年齢を問わず多くの人が持つ携帯端末を活用した解説の導入 を決めた。2017年度にQRコードの設置場所を増やす方針で、引き続き、 かほく夢案内スマイルに解説動画の制作を依頼していく。 〈04〉2017年04月05日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「哲学の杜」で光の演出 スカイツリーの戸恒氏が考案 かほく市で  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館周辺の「哲学の杜(もり)」で、市の四 季をイメージしたイルミネーションが完成し、4日夜、試験点灯が行われた。 東京スカイツリーを手掛けた照明デザイナー戸恒(とつね)浩人氏が、桜の花 びらや日本海の白波をイメージし、丘陵地を彩る演出を考案した。7日の点灯 開始を前に仕上がりを確認した市関係者は「かほくのランドマークになってほ しい」と期待した。  ライトアップは、世界的な建築家安藤忠雄氏が設計した哲学館に新たな魅力 を加える取り組みで、市が戸恒氏に依頼した。市街地の高台に建つ哲学館を光 で浮かび上がらせ、周囲にフルカラーの発光ダイオード(LED)150基を 配置した。  ライトアップは約5分間隔で、季節に合わせた演出が繰り広げられる。時間 差で光の色を変えたり点滅させたりし、春は舞い散る桜の花びら、夏は日本海 の寄せては返す白波を描き出す。秋は、市内で栽培が盛んな県産高級ブドウ 「ルビーロマン」、冬は雪景色や家々の明かりを表現する。  哲学館前の「階段庭園」は暖かみのある光で照らした。駐車場から哲学館へ と続く「思索の道」にはスポットライトを配置し、道沿いの桜の木を照らし出 す。4日、季節ごとの演出を視察した油野和一郎市長は「落ち着いた光で彩ら れ、哲学館にふさわしい仕上がりになった」と述べた。  市は7日午後6時半から、階段庭園で点灯式を行う。8日以降は哲学館の休 館日など一部の日を除き、日没から午後9時半までライトアップする。9日夜 には階段庭園と哲学館ホールでオカリナやバンドのコンサート(北國新聞社後 援)を開催する。 〈05〉2017年04月06日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎学びの決意新た 石川県立看護大で入学式  県立看護大の入学式は5日、かほく市の同大で行われ、看護学部看護学科の 新入生と編入生計93人、大学院看護学研究科の11人が学びの決意を新たに した。  学部生代表の倉ひなのさん、大学院生代表の山本智世さんが宣誓し、石垣和 子学長が「知識を得るだけでなく、それを使いこなし、自分の頭で考える力を 身に付けてほしい」と式辞を述べた。谷本知事があいさつし、油野和一郎市長 らが祝辞を贈った。 〈06〉2017年04月09日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎トップ選手に技学ぶ かほく市ジュニアバドミントン  かほく市バドミントン協会の「かほくジュニア強化練習会」(本社後援)は 8日、同市高松中で開かれ、小学5年から中学3年の約40人が全日本実業団 大会や国内リーグでの優勝実績を持つトナミ運輸(高岡市)バドミントン部の 選手に学び、技術を高めた。  荒木純監督や武下利一主将、今年2月の国際大会で優勝を果たした常山幹太 選手ら男女8人が指導に当たった。参加者はカットやスマッシュなどを反復練 習してアドバイスを受け、選手らとネットを挟んで打ち合い試合勘を磨いた。 〈07〉2017年04月09日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎桜の通りで躍動の舞 高松でかほく四季まつり  「かほく四季まつり・桜まつり」(本社特別協力)は8日、かほく市高松の 額神社周辺で開催された。ソメイヨシノ約100本の花に彩られた会場で、来 場者が歌や踊り、楽器演奏など多彩な催しを満喫した。  特設ステージでは、昭和初期の高松の情景を歌った「高松音頭」の踊りを、 市民謡協会が初披露した。地元園児の元気な遊戯や、高松中吹奏楽部、市大正 琴協会の演奏なども繰り広げられ、会場を盛り上げた。  額神社前の中町通りは歩行者天国となり、YOSAKOIソーラン日本海の 3チームが躍動感あふれる路上演舞で観客を沸かせた。総踊りには市マスコッ トキャラクター「にゃんたろう」も加わり、子どもたちを喜ばせた。  会場には飲食などの模擬店が並び、市と県立看護大の学生が開発した健康弁 当も販売された。中町通りとうのけ総合公園では、16日までぼんぼりに明か りがともされ、夜桜を楽しめる。 〈08〉2017年04月11日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎哲学館で演奏楽しむ ライトアップ開始を記念  県西田幾多郎記念哲学館ライトアップコンサート(本社後援)は9日夜、か ほく市の同館で開かれた。同館周辺の「哲学の杜(もり)」のライトアップ開 始を記念した企画で、来場者は館内で演奏に聞き入り、行き帰りに光の演出も 楽しんだ。  金沢市のオカリナサークル「ぽぽ」が優しい音色を響かせ、来場者を魅了し た。小松市のバンド「BOB2(ボビー)」はギターやマンドリンなどの演奏 と歌声を披露した。 〈09〉2017年04月13日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎降り注ぐ、しだれ桜 かほく市の喜多家  かほく市上山田の喜多久雄さん(96)方で、市の天然記念物に指定されて いるしだれ桜が見頃を迎えた。12日は市内外から多くの見物客が訪れ、降り 注ぐように咲く薄桃色の花に見入った。  「喜多家しだれ桜」は1895(明治28)年、喜多さんの祖父善兵衛さん が兼六園から種を持ち帰って植えたとされる。高さ13メートル、幹回り2・ 2メートルほどで、数年前からナラタケ病に冒され、土壌改良などの処置が施 されている。  しだれ桜は現在、午後6〜10時にライトアップされている。喜多さんの長 男、均さん(67)によると、17日ごろまで満開の桜を楽しめる見通しとな っている。 〈10〉2017年04月15日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「木津桃」早くも開花 かほく七塚小 郷土の木、大きく育って  かほく市七塚小に植えられた「木津桃」の木に、初めて花が咲いた。木津桃 は校下の木津区でかつて盛んに育てられ、大正時代の最盛期には約4万本を栽 培していたとされる。同校が3月、地元の象徴にしようと敷地内に植樹し、数 年後の開花を予定していた。14日は早速、住民を招いた茶会が開かれ、児童 らが郷土の木を守り継ぐ決意を新たにした。  学校と地域とのつながりを強めるコミュニティースクール事業の一環として、 現在の6年生が、グラウンド横の「観察園」に高さ約1メートルの苗木4本を 植えた。植樹後は木津桃に詳しい住民が水やりなどの手入れを行い、今月10 日ごろ開花した。現在は4本のうち2本が濃いピンク色の花を咲かせ、1本が つぼみを付けている。  当初の予想より早い開花に、児童と地域住民が一緒に花をめでて交流を深め る機会を設けようと、学校側が急きょ茶会を企画した。校下の区長ら11人が 同校を訪れ、6年生39人と三色団子を味わいながら、木津桃にまつわる話で 盛り上がった。  旧七塚町史などによると、木津桃は藩政期に栽培が始まり、金沢からも多く の花見客が訪れたとされる。ピンポン球ほどの大きさの甘酸っぱい果実も広く 親しまれた。戦時中、食糧増産のため桃園がイモ畑に転用されるなどして、戦 後は生産が途絶えかけた。  今後は児童が世話をすることになっており、6年の紺谷華蓮さんは「花の一 つ一つで色が違った。もっと大きく育ってほしい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------