☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第137号☆★☆★☆★☆                          平成29年3月23日 『冬来たりなば春遠からじ』  受験勉強に励んでいる頃、「今はどんなにつらくても努力は必ず報われる」 と恩師に教えてもらった素敵な言葉です。  昨日の帰り道、かほく市では桜の芽吹く香りがただよい、思わず足をとめて しまいました。春はもうすぐそこまで来ているのですね。  今春旅立つ人も見送る人も春風に背を押され、新しい一歩を踏み出そうとし ています。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第137 号をどうぞ。    発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係    TEL 076-283-1112    FAX 076-283-4242    E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp    http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪『かほく市学生UIJターン就職奨励金』制度スタート!! ♪哲学の杜 ライトアップが始まります ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●『かほく市学生UIJターン就職奨励金』制度が始まります。 学生のUターンを促し若者の定住促進を図るため、県外の大学等へ進学した方 が、卒業に伴い石川県内にUターン就職し、市内に居住される場合等に10万 円の奨励金を交付します。 ※「大学等」とは、大学、大学院、短期大学、高等専門学校とします。 【対象者】 平成28年度に大学等を卒業した方で、次の@またはAで、BC両方を満たす方  @県外の大学等を卒業した方(県外大学等卒業 ⇒ かほく市)   石川県外に所在する大学等を卒業してから3ヶ月以内に石川県内で就職   (雇用契約期間が1年以上)または市内で起業し、かつ本市に住所を有し   6ヶ月以上継続して居住し、就業または事業を営む方。  A県外から県内に所在する大学等へ進学し卒業した方   (県外 ⇒ 県内大学等卒業 ⇒ かほく市)   石川県外から県内大学等へ進学(進学前に1年以上県外に居住)し卒業し   てから3ヶ月以内に、石川県内で就職(雇用契約期間が1年以上)または   市内で起業し、かつ本市に住所を有し6ヶ月以上継続して居住し、就業ま   たは事業を営む方。  B就業または起業時の年齢が30歳未満の方  C卒業した翌年の1月1日現在、6ヶ月以上継続して本市に住所を有する方 【奨励金の額】 交付対象者 10万円/人(1回限り) 【申請手続き】 平成30年1月4日(木)〜平成30年1月31日(水)の期間に申請書類を提出して ください。 [問い合わせ先] 企画情報課 рO76−283−1112 ●哲学の杜 ライトアップが始まります  西田幾多郎記念哲学館「哲学の杜」がライトアップにより新しく生まれ変わ  ります。 ◆点灯開始 4月7日(金)19時から     ◆点灯期間 通年       ただし、哲学館休館日である月曜日(祝日の場合は翌平日)や年末   年始等は消灯。その他、気象条件により消灯の場合あります。 ◆点灯時間 7日(金) 19時から21時30分まで   8日(土)以降 日没から21時30分まで ◆内容   東京スカイツリーのイルミネーションも手掛けた日本を代表する       照明デザイナー戸恒浩人氏により、「哲学の杜」が美しくきらび       やかに生まれ変わります。       また哲学館の喫茶コーナー「テオリア」では、ライトアップ開始       に合わせて新メニューの提供や飲物のテイクアウトを始めます。 ※ライトアップ開始に伴い、「西田幾多郎記念哲学館」の開館時間等が下記の  とおりとなります。5階展望ラウンジからの夜景もぜひお楽しみください。 ◇開館時間 9時〜21時(入館は20時30分まで) ◇喫茶営業10時〜21時(20時30分ラストオーダー) [問い合わせ先] 産業振興課 рO76−283−7105 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:ごみ置き場に洪水ハザードマップ 身近な場所で意識高める 02:首都圏の女性にかほく市をPR 都内でフェア 03:石川県立看護大で防災の取り組みを紹介 04:河北台商高跡地を取得 かほく市 「企業誘致に活用」 05:ゲリラ豪雨を独自に観測 かほく市、観測点を4地点に 06:タイムカプセルで卒園時の夢振り返る かほく市・うのけ幼稚園 07:二水高生討論し、思考を深める かほく市の西田哲学館で講座 08:白尾灯台、後世へ継承 七塚のシンボルに 海保が廃止検討 09:「哲学カフェ」児童も気軽に かほく市の西田記念館が初開催 高松小で 10:給食センターが「卒業証書」 メッセージと献立描く 市内の3中学校 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年02月26日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ごみ置き場に洪水ハザードマップ 身近な場所で意識高める  かほく市内日角区自主防災会は、区内で浸水の危険性が高い青葉町と南本町 の2町会のごみステーション計8カ所に、洪水ハザードマップを掲示した。両 町会で2013年8月に豪雨で道路などが最大25センチ程度冠水し、車庫に 水が流れ込むなどの被害があったことを受け、普段からマップが目に入るよう にして身近な危険を日頃から認識してもらう。  マップは、いずれもA3判とした。宇ノ気川の氾濫時の浸水地域を想定した 市の洪水ハザードマップから町会部分を拡大するなどして作製した。浸水時の 水深は最大1メートル未満とされ、防災会は冠水や床下浸水を見込んでいる。 浸水時、自宅2階に避難するよう呼び掛ける一文も加えた。  防災会によると、同区ではこれまで大雨で度々、道路などの冠水がみられた。 13年の豪雨後、同会は青葉町と南本町の2町会の倉庫に浸水を防ぐ木製の板 を複数枚用意し、住民に貸し出せるようにするなど対策を進めてきた。個人で 土のうなどを用意している世帯もあるという。  同会は今後、自主避難の判断基準など対策マニュアルも策定する予定で、井 上和憲会長は「起こりうる被害を正しくイメージし、いざというとき慌てずに 対応できるようにしてほしい」と話した。 〈02〉2017年02月26日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎首都圏の女性にかほく市をPR 都内でフェア  かほく市のPRイベント「かほく団欒(だんらん)フェア」は25日、東京・ 有楽町の東京交通会館で開かれた。市の「ママ課プロジェクト」のメンバー7 人が首都圏在住の女性10人に、座談会でかほくの魅力を伝えた。  座談会では「ママ課」の主婦らが、市の定住促進事業などを紹介した。参加 者は、首都圏とかほくの子育て環境や就職、起業などの違いについて話し合っ た。  フェアでは、かほく特産の農産物を使った加工品などの販売スペースや、か ほく市への移住定住、創業、起業の相談に一括して対応する窓口が設置された。 〈03〉2017年02月27日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石川県立看護大で防災の取り組みを紹介  県立看護大災害ボランティア研究会の「災害につよい街づくりフォーラム」 は26日、かほく市の同大で初開催された。市と学生団体、市内4地区の自主 防災会が取り組みを紹介し、来場者約140人が災害への備えを考えた。  外日角、白尾、七窪、内日角の住民が、防災訓練の実施状況や安否確認用の 台帳作成などを発表した。同大災害ボランティアサークル「ふたば」は、東日 本大震災で被災した宮城県亘理(わたり)町での取り組みや交流を報告した。 〈04〉2017年02月28日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎河北台商高跡地を取得 かほく市 「企業誘致に活用」  かほく市議会3月定例会は27日開会し、油野和一郎市長は提出議案説明で、 同市大崎の旧河北台商業高校跡地を県から市土地開発公社で取得する方針を示 した。同跡地は2003年3月の廃校以来、活用が課題となっており、管理す る県教委が昨年11月、市に取得を打診した。面積は3万4395平方メート ルで、市側は「地域振興につながるよう企業誘致に活用する」としている。  跡地を巡っては、県が2007年に運動場約2万6千平方メートルを一般競 争入札で民間に売却したが、校舎が建つ敷地は未処分だった。県側は「引き合 いがあれば売却したかったが、土地が広く買い手がなかった」(県教委庶務課 担当者)という。  地域住民や市議から活用を求める声があったが、市は校舎などの解体費がか さむため取得を見送っていた。県が14年度、約2億4千万円を掛けて建物を 撤去し、県と市の協議が折り合った。 ●県から4140万円で  市側の買い取り価格は4140万円を予定し、近隣の宅地と比較すると「格 安」となる。土地の一部に校舎の基礎杭(ぐい)が残り、用地利用が限定され たり、杭の撤去費が生じたりすることを考慮した。  跡地は土地開発公社が取得後、企業誘致が固まった段階で市が取得し、さら に民間に売却される。市は土地を分割して売却することも検討する。市3月補 正予算案で債務負担行為として4700万円が設定された。  市町が県から学校用地を取得した例では、野々市市が14年に旧県立養護学 校跡地を購入し、交流拠点の整備を進めている。 〈05〉2017年03月01日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ゲリラ豪雨を独自に観測 かほく市、観測点を4地点に  かほく市消防本部は、狭い地域に集中して強い雨が降るゲリラ豪雨に即応す るため、市独自の雨量観測点を4地点に増設し、広域雨量観測新システムを構 築した。これまでは同本部のみで雨量を計測しており、市内の別地域の豪雨に 気付くことが遅れる可能性もあった。新システムは雨量に応じて自動で警告灯 がつく仕組みで、同本部が1日から運用し、24時間態勢で豪雨を警戒する。  かほく市では2013年8月23日の豪雨で、被害が石川県内最大級となっ たことを教訓に豪雨対策を急いでいる。金沢地方気象台や県消防保安課による と、県内市町の消防が独自に複数の雨量観測点を設ける例は珍しく、県内では 先駆けとなる。  13年の豪雨では、宇ノ気地区に被害が集中した。地区の河北潟付近は標高 が低く、潟に流れ込む宇ノ気川の周辺で浸水が広がった。県内市町最多の21 棟が床下浸水し、河北縦断道路斜面の崩落で乗用車が巻き込まれ、運転者がけ がをした。  市消防本部は15年、屋上の雨量計をデジタル方式に変更し、署員が雨量を 常に監視できる態勢を整えた。新システムではさらに、大海川に近い市北部の 大海保育園と高松分署、市中央の金津保育園の計3地点に雨量観測点を新設し た。  各観測点はネットワークで結び、本部と高松分署、市役所で4地点の雨量を 確認できる。観測点のいずれかで1時間雨量が20ミリに達した場合に緑色の 警告灯がつき、連続雨量が100ミリになると赤色の警告灯が光る。各段階で 警報音が鳴り、消防署員が河川堤防の巡回や消防団待機指示など対応を取る。  豪雨では、市内の山側に点在する土砂災害警戒区域で土砂崩れが起きる可能 性もある。市は、南部で強い雨が降っても北部で雨が降っていないなど降雨状 況が異なるケースが多いことも考慮し、観測点を増やした。金沢地方気象台は 「観測点が多いほど雨量を正確に把握できる」、県消防保安課は「市民の安全 を守るシステムの構築は県としても心強い」と評価した。 〈06〉2017年03月05日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎タイムカプセルで卒園時の夢振り返る かほく市・うのけ幼稚園  かほく市のうのけ幼稚園出身の小学6年生52人が4日、同園に集まり、卒 園時に埋めたタイムカプセルを掘り起こして当時の夢や目標を振り返った。  同園PTA「さくらんぼの会」が企画した。児童と保護者らは園庭を1メー トルほど掘り、金属製で長さ約50センチ、直径約15センチの円筒状のカプ セルを見つけて歓声を上げた。  児童は、6年後の自分宛ての手紙をカプセルから取り出して読み、当時を懐 かしんだ。 〈07〉2017年03月06日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎二水高生討論し、思考を深める かほく市の西田哲学館で講座  二水高と京大が哲学分野で連携する特別事業の第3回講座は5日、かほく市 の県西田幾多郎記念哲学館で開かれ、同高の1年生20人が「ちゃんとした理 由とは何か」をテーマに討論し、自らの思考を深めた。  生徒は、母親に行動を叱られた子供が独創的な言い訳をする絵本を読み、 「行動には理由がないこともあるのではないか」「『ちゃんとした理由』とは 相手が納得することだ」などと意見を交わした。館内も見学し、西田哲学に理 解を深めた。今月末には生徒が京大を訪れ、大学院生や研究者との「哲学対話」 に臨む。 〈08〉2017年03月08日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎白尾灯台、後世へ継承 七塚のシンボルに 海保が廃止検討  かほく市議会3月定例会は7日、本会議を再開し、7氏が一般質問した。油 野和一郎市長は答弁で、海上保安庁が廃止を検討している同市白尾の白尾灯台 について、建物を後世に残していく方針を示した。かつて漁師町として栄えた 七塚地区を見守り、地元外日角小の校歌にも登場するなど住民に親しまれてき た灯台を、郷土の歴史を伝えるシンボルとして受け継ぎ、活用を検討する。  金子猛氏(無所属)の質問に答えた。  白尾灯台は1914(大正3)年に設置され、漁船などの安全な航行に役立 ってきた。67年に木造から現在の鉄筋コンクリート造りに建て替えられた。 高さ約10メートルで、現在も稼働している。灯台の立つ鬼ケ山公園は、住民 の憩いの場となっている。  市と第9管区海上保安本部(新潟市)によると、衛星利用測位システム(G PS)など機器が発達したことに加え、のと里山海道白尾インターチェンジ (IC)周辺の道路照明が明るく、航路標識代わりになっていることから、地 元の漁船は灯台の光を利用していないという。  灯台のある白尾区は市に対し、灯台が廃止された場合は市で購入、維持管理 してほしいと要望している。油野市長は「白尾灯台は旧七塚町の産業の歴史を 語るもので、後世に残すべきと考えている」と述べた。  市は海保側に、灯台の建物の購入を申し入れることを検討しており、購入し た場合は維持管理していく考えだ。 〈09〉2017年03月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「哲学カフェ」児童も気軽に かほく市の西田記念館が初開催 高松小で  かほく市高松小と県西田幾多郎記念哲学館(同市)は9日、同小で、身近な テーマについて参加者同士が意見交換する「哲学カフェ」を開き、5年生59 人が、物事を深く考え進める楽しさを知った。児童を対象に、対話形式で哲学 を体験する機会を設けたのは今回が初めて。同館はこれまでに社会人や中学生 向け「カフェ」を開いており、児童も加えることで幅広い年代で哲学へ関心を 高める。  児童は学級ごとに14、15人のグループに分かれ、哲学館の研究員や学芸 員の進行で「大人」をテーマに話し合った。「大人になりたいか」の問いには、 児童は「自分の時間がなくなるから嫌」「好きな時に好きな所へ行けるのがい い」などと発言し、人によって考え方が違うことを理解した。  参加した宮本修汰君は「自分とは違う考え方があると分かった」と話した。 喜多由紀校長は「他の学年でも実施していきたい」と語った。  哲学館は昨年7〜11月、「哲学カフェDOINE(どいね)」と銘打った 社会人向け企画を月1回開き、同12月には市内3中学校の生徒計20人によ る哲学カフェも開いてきた。  哲学館によると、主体的に考える力を養い、価値観の違いも理解できるとし て「哲学対話」を教育に取り入れる動きが全国的に広がっているという。  かほく市は毎年、小学5年と中学2年を対象に、哲学館の見学などを盛り込 んだ授業「共通道徳」を実施している。哲学カフェについて市教委の担当者は 「他の小学校でも共通道徳の一環として導入できないか検討したい」と話した。 〈10〉2017年03月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎給食センターが「卒業証書」 メッセージと献立描く 市内の3中学校  かほく市第一学校給食センターが、市内3中学校の3年生全11学級に、手 作りの「卒業証書」を1枚ずつ贈った。「卒業おめでとう」のメッセージとと もに献立を描き、新たな一歩を踏み出す生徒へのエールと、給食を残さず食べ てくれたことへ感謝の気持ちを込めた。  証書はB4サイズで、かほく産食材を使った「かほくメニュー」や、姉妹都 市のドイツ・メスキルヒ市にちなんだ「ドイツメニュー」など、過去の献立を 描いた。生徒へのメッセージや調理現場の様子などが記されている。  今年度で定年退職する河北台中の茶谷学校長には感謝状が贈られた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ 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