☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第136号☆★☆★☆★☆                          平成29年2月23日  最近は朝晩冷え込みまだまだ体調管理には気を抜けない時節ですが、日中の 天気が良い時は、ぽかぽかと日差しを浴びて、春がもうすぐそこまで訪れてい るような、そんな気持ちになるものです。  また、もうしばらくすると新しい門出や旅立ちなど、様々な節目が訪れます が、かほく市からは変わりのない『ふるさとのぬくもり』をこれからもお届け いたします。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第136 号をどうぞ。    発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係    TEL 076-283-1112    FAX 076-283-4644    E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp    http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪哲学館へ行こう! ■平成29年度 哲学館友の会会員募集! ♪かほく四季まつり〜桜まつり〜 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●哲学館へ行こう! ◆平成29年度 哲学館友の会会員募集! より親しみやすく利用しやすい哲学館となるために、友の会を作っています。 会員になると、とてもお得な特典がたくさんあります。ぜひご入会ください。 ◇友の会特典 1.観覧パスポート(会員証)を差し上げます。(特別会員は3枚) 2.会員証の提示により、本人と同伴者1名まで展示室の観覧が無料となりま   す。 3.会員証の提示により、喫茶室「テオリア」の利用が1回につき50円割引さ   れます。 4.哲学館が発刊する雑誌『点から線へ』をお届けします。 5.広報誌『哲学館ニュース』をお届けします。 6.哲学館の事業に関するご案内をお届けします。 7.一部の事業に優待参加できます(割引・招待)。 8.会員証の提示により、鈴木大拙館(金沢市)の入館が無料になります(本   人のみ)。 ◇会員の種類 一般会員 年額2,000円 特別会員 年額10,000円 ※年度単位(平成29年4月1日から)。 いつでも入会可能です。 [問い合わせ先] 西田幾多郎記念哲学館 283-6600 ********************************** ●かほく四季まつり〜桜まつり〜 日時 4月8日(土)11時〜17時 場所 高松中町通り【額神社周辺】 内容 中町通りやステージを舞台に多彩な催し物を実施します。 まつりの実施に伴い中町通りとうのけ総合公園をぼんぼりにてライト アップします。ぜひお立ち寄り下さい。 [問い合わせ先] かほく市まつり実行委員会事務局    産業振興課   283-7105            かほく市商工会 282-5661 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:中庭でブドウ栽培 かほく市高松中が地元農家と協力 02:かほく市の食材を味わう 宇ノ気小で給食試食会 03:京大院生と「哲学対話」 二水高で連携講座始まる 04:かほく市の西田記念館に読書空間 哲学に親しみやすく 05:かほっくり干し芋、甘い香り漂わせ かほく市で生産始まる 06:ぼうさいマップ市長に入賞報告 かほく市の内高松子ども会 07:赤飯を食べ防火の決意 かほく市で鎮火祈願祭 08:観光案内を容易に 写真や絵、紙芝居形式で 09:西田幾多郎の伝記CDが完成 かほく市の記念哲学館 10:3歳未満の受け入れ整備 保育園を改修、増築 かほく市の新年度予算案 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年01月27日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中庭でブドウ栽培 かほく市高松中が地元農家と協力  かほく市高松中が、地元の高松地区特産であるブドウの栽培に乗り出す。校 舎内から観察しやすい中庭にブドウ棚を設置し、新年度から生徒と地元農家が 協力して世話する。手間がかかるブドウ栽培を行うことで、生徒が特産物の成 長過程を学び、ふるさとへの愛着を深めるのが目的で、学校側は、ブドウの木 2本を地域との関わりのシンボルにする考えである。  同市二ツ屋でブドウ園を営む竹田日出夫さん(71)らが、7〜9日に鉄製 のパイプを組み立てた幅約4メートル、奥行き約9メートルの棚を設置し、デ ラウエアの苗木2本を植えた。竹田さんによると、苗木の横に立てられた支柱 と頭上のワイヤを伝って1年間で2〜3メートル成長し、早ければ来年夏には 実が付く見込みとなる。  生徒は、総合学習の時間などを利用して竹田さんら地元農家から指導を受け、 水やりや消毒作業などに取り組む。  JA石川かほくによると、高松地区は農家約60軒がブドウを生産する県内 有数の産地で、デラウエアは「高松ぶどう」の名前で出荷されている。ブドウ 栽培を通じ、地元産業への関心を高め、農家の苦労や思いを知ってもらう。  市教委は市内全9小中学校で今年度から、保護者や住民の代表が学校運営に 参画する「コミュニティースクール」(地域運営学校)を導入しており、ブド ウ栽培は住民らとの協議で決まった。越中修(こしなかおさむ)校長は「地元 農家との交流やブドウ畑の見学なども検討し、地域の学習を広げていきたい」 と話した。 〈02〉2017年01月28日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市の食材を味わう 宇ノ気小で給食試食会  24〜30日の全国学校給食週間に合わせて27日、かほく市宇ノ気小で給 食試食会が開かれ、6年生約50人と油野和一郎市長、市内の生産者らが市特 産のサツマイモ「かほっくり」など地元食材をふんだんに使った献立を味わっ た。  かほっくりをはじめ、河北潟干拓地で生産されたコマツナなどを具材とした 「かほくめった汁」や、タラの紋平(もんべい)柿(がき)ソースがけ、かほ っくりのタルトなどが並んだ。東(とう)度(ど)毅(たける)君は「かほく の食材がいっぱいでおいしかった」と話した。 〈03〉2017年01月29日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎京大院生と「哲学対話」 二水高で連携講座始まる  二水高と京大が哲学分野で連携する特別講座の第1回「哲学対話」は28日、 二水高で行われ、1年生20人と京大大学院文学研究科の大学院生8人が「困 難とは何か」をテーマに意見を交わした。  生徒と大学院生は2グループに分かれ、高校受験など具体例を挙げながら、 自分が困難だと感じた場面や理由について、考えを掘り下げた。生徒は2、3 月に鈴木大拙館(金沢市)と西田幾多郎記念哲学館(かほく市)で授業に臨む。 春休みには1泊2日の日程で京都を訪れ、京大での講義や、幾多郎ゆかりの地 でのフィールドワークに取り組む。  二水高は今年度から、郷土の先人の思考や作品を学ぶ授業を実施している。 このうち昨年12月に始まった「哲学領域」の授業に関して、講師を務める哲 学館研究員の中嶋優太さんが仲介し、幾多郎が教授を務めた京大との連携が決 まった。 〈04〉2017年02月01日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市の西田記念館に読書空間 哲学に親しみやすく  かほく市の石川県西田幾多郎記念哲学館は1日から、館内の瞑想(めいそう) 空間「ホワイエ」を期間限定の「図書室」として、来館者を哲学にいざなう本 を並べる。難解なイメージが強い哲学に関心を持ってもらうため、円形空間の 中心にこたつを置き、ゆったりと読書を楽しめるようにする。初回は食をテー マに哲学と関連する本約70冊を用意し、幾多郎が果物やパンが好きだったこ とにちなみ「フルーツサンド」も準備した。  ホワイエは、建築家安藤忠雄氏が設計した哲学館の中心的な空間で、座禅体 験などで使われてきた。「図書室」に利用するのは2002(平成14)年の 開館以来、初めてとなる。  「哲学する本棚」と銘打った図書室では、館の所蔵図書や、かほく市中央図 書館から集めた「食」にちなむ本を公開する。「誰と、どんな風に食べるか」 「食べながら哲学する」など六つのコーナーを設ける。哲学書をはじめ、親し みやすいエッセーや漫画、絵本などを壁に飾る。本は貸し出さず、来館者に自 由に読んでもらう。  初回の図書室開設は3月12日までで、期間中は館内の喫茶店で「西田幾多 郎の好物メニュー」としてフルーツサンドを販売し、幾多郎がパン好きだった ことなど横顔も紹介する。今月25日と3月11日には参加者が意見を交わす 「哲学カフェ」を開催する。  同館は今後、テーマを変えながら定期的に図書室を設けることを予定する。 中嶋優太研究員は「ふらっと立ち寄って思索を楽しんでほしい」と期待を込め た。 〈05〉2017年02月03日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほっくり干し芋、甘い香り漂わせ かほく市で生産始まる  かほく市特産のサツマイモ「かほっくり」を使った干し芋作りが2日、同市 大崎の作業所で始まった。大崎甘藷(かんしょ)生産組合員と家族ら12人が 丁寧に作業し、作業所内に甘い香りを漂わせた。  組合員は、かほっくりを1時間半ほど蒸した後、1本ずつナイフで皮をむき、 短冊状に切ってケースに並べた。一晩乾燥機に入れ、3〜4日間天日干しして 仕上げる。  1袋150グラム入りで県内のスーパーやJA直売所、道の駅高松などで約 3千袋を販売する。喜綿雅之代表理事は「素朴な甘さを味わってもらいたい」 と話した。 〈06〉2017年02月04日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ぼうさいマップ市長に入賞報告 かほく市の内高松子ども会  かほく市の内高松子ども会の6年生2人は3日、市役所で日本損害保険協会 の「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」で気象庁長官賞を受けたこと を報告し、油野和一郎市長からねぎらいを受けた。  2人は避難場所や危険箇所などを絵と写真を使ってまとめ、上位9作品の一 つとして表彰された。コンクールで審査員特別賞を受賞した同市の指江子ども 会の表彰式も行われた。 〈07〉2017年02月06日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎赤飯を食べ防火の決意 かほく市で鎮火祈願祭  高松自治文化協会の鎮火祈願祭は5日、かほく市高松の中町会館で営まれ、 地元の町会や消防団、女性防火クラブなどの約60人が防火の誓いを胸に、赤 飯を味わった。  祝詞奏上に続き、北勇蔵会長、油野和一郎市長らが玉串をささげ、参列者は 神前に供えられていた赤飯を一口ずつ食べた。祭礼に合わせ、町会ごとに住民 が消火栓や消防ホースを点検した。4日には、地区の約2300世帯に赤飯が 配られた。  協会によると、藩政期に旧高松村の大半を焼く火災が起こったことを教訓と して、高松では毎年2月5日に赤飯を食べる風習が続く。1868(慶応4) 年に赤飯の代わりに酒を配ったところ、翌年に大火が発生したため、再び赤飯 に戻したと伝わる。 〈08〉2017年02月06日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎観光案内を容易に 写真や絵、紙芝居形式で  かほく市ボランティア観光ガイド「かほく夢案内スマイル」は、ガイド時に 活用できる、紙芝居形式のガイド資料を作成した。郷土史や市内の名所、産業 などを、写真とイラストで観光客により分かりやすく紹介するとともに、経験 が浅い人でも安心して、正確な案内が行える態勢を整え、観光客の満足度向上 と新メンバーの加入促進にもつなげる。  ガイドには現在、市内の20〜60代8人が所属し、観光客からの依頼に応 じた案内やJR七尾線の観光列車「花嫁のれん」車内での市のPR活動などを 行っている。  ガイドには案内方法のマニュアルや統一された道具がなく、市内のあらゆる ジャンルを正確に説明でき、旅行客を満足させられるだけの観光案内の技量を 有するメンバーは、2人しかいないという。発足当初は約20人いたメンバー の減少、高齢化も進み、ガイド活動の先細りが懸念される中、観光客を常に満 足させられるガイドを続けるため資料を用意することにした。  紙芝居式のガイド資料では、かほく市特産の紋平(もんべい)柿(がき)や 国指定史跡「上山田貝塚」などを紹介する、A3判の写真や絵をまとめ、裏側 に説明文を記した。古い写真や昔の絵図も盛り込んだ。  かほく市出身の哲学者西田幾多郎については、ゆかりの地の写真とともに生 涯を紹介した。ガイド資料は計125ページになった。資料を使ったガイド活 動は3月に始める予定で、松井喜憲会長は「ガイド力アップやメンバー増につ なげ、充実した内容の案内を提供したい」と話した。 〈09〉2017年02月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎の伝記CDが完成 かほく市の記念哲学館  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館が、幾多郎の伝記を朗読したCDを製作 した。昨年8月の子ども議会で児童から提案された企画で、視覚障害者や子ど もにも幾多郎の生涯や人柄を気軽に学んでもらう。  幾多郎に関する学習のため市内の小学4年生に配られている副読本「寸心 (すんしん)読本」から、幾多郎の少年時代や県内で勉学に励んだ日々など約 60ページ分の朗読を収めた。収録時間は約70分で、CDやケースには幾多 郎の顔写真や「無」の文字、旧宇ノ気町時代の寸心読本に描かれていた絵など をあしらった。  哲学館はCDを市内全6校に1枚ずつ配布し、同館と市中央図書館で貸し出 す。 〈10〉2017年02月18日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎3歳未満の受け入れ整備 保育園を改修、増築 かほく市の新年度予算案  かほく市は新年度、市内9保育園のうち4園を改修、増築し、3歳未満児の 受け入れ態勢を整える。子育て世代の定住促進に力を入れる市では0〜2歳児 の入園希望が増えている。市は今年度3月補正予算案に設計費420万円、新 年度当初予算案に工事費5722万円を盛り込んで保育環境の充実を図る。  新年度から公立保育園への入園を希望する子どもは279人で、うち3歳未 満が246人と約9割を占める。特に金沢に近い南部地域の保育園で入園希望 者が多く、第一希望の園に入れない子どももいる。  市は、しらゆり、ひまわり、みずべ、高松の4園でランチルームを保育室に 改修するほか、しらゆり保育園では保育室1室を広げ、3歳未満児の受け入れ 枠を現在の447人から最大106人分増やす。9月までの工事完了を目指す。 ●市税で過去最高40億円 かほく当初予算  市は17日、新年度当初予算案を市議会に内示した。一般会計は147億5 千万円(前年度当初比1・4%増)で、歳入の市税は過去最高額となる40億 4462万円を見込んだ。  歳入では、所得の増加が予想されることに加え、市外からの移住などで住宅 やアパートが増えていることから、個人市民税で4525万円増の15億32 06万円、固定資産税で5405万円増の15億9632万円を見込んだ。  予算案は27日開会の市議会3月定例会に提出される。主な事業は次の通り。  ▽空き家等対策補助金の費用104万円▽外国語教育充実のための民間AL T導入費486万円▽七塚小長寿命化改修基本設計費1千万円▽消防署高松分 署の耐震化工事費4500万円 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