☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第135号☆★☆★☆★☆                          平成29年1月26日  みなさん、大寒(1月20日)を迎え、ますます朝起床するのがつらくなる 時節ですが元気にお過ごしでしょうか。  かほく市では、「かほく四季まつり〜冬の味くらべ〜」を開催し、期間中は 市内の登録飲食店で個性豊かな「あったか雑炊・鍋」を食べることができます。 インフルエンザにかからないように、冬の味くらべに是非ご参加いただき『あ ったか雑炊』を食べて元気に乗り切りましょう!  それでは『いい風 いい夢 かほくだより』第135号をどうぞ。    発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係    TEL 076-283-1112    FAX 076-283-4242    E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp    http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪「考える」ことを楽しむ哲学入門講座 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆「考える」ことを楽しむ哲学入門講座  深刻なテーマについて考える哲学もありますが、「お化け屋敷」や「愛の意味」  について考えることも、立派な哲学になります。どなたでも気軽にご参加い  ただけますので、講演を聞いて、自分なりに考えてみてください。きっと、  面白い気づきがあるはずです。 @「お化け屋敷を哲学する ―どうして「怖さ」を楽しめるのか?」  日 時:2月11日(土)13時30分〜15時  会 場:哲学館 哲学ホール  講 師:田中一孝氏(桜美林大学講師)  その他:参加料無料、要申込  哲学カフェ「怖さってなんだろう?」  時 間:15時15分〜16時30分  会 場:哲学館 5階展望ラウンジ  進行役:中嶋 優太(哲学館研究員)  ※定員15人先着順、参加者無料、要申込 A「『愛』の意味、わかりますか?」  日 時:3月4日(土)13時30分〜15時  会 場:哲学館 哲学ホール  講 師:宮野真生子氏(福岡大学准教授)  その他:参加費無料、要申込  哲学カフェ「恋することと愛することはどう違う?」  時 間:15時15分〜16時30分  会 場:哲学館 5階展望ラウンジ  進行役:中嶋 優太(哲学館研究員)  ※定員15人先着順、参加者無料、要申込 【問い合わせ先】 西田幾多郎記念哲学館 п@283-6600 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:二水高と京大が連携 生徒に哲学講座 西田幾多郎縁に実現 1月から 02:見守り隊にジャンパー かほく市宇ノ気小が贈呈 03:区独自に広報誌発行 地元行事に関心高めて かほく市大崎 04:西田幾多郎の生涯をCDに 視覚障害者らが学びやすく 05:コンビニで住民票、かほく市で交付開始 油野市長が取得体験 06:飛行家東善作のポスターでPR かほく市 あす雑炊・鍋まつり 07:「履物そろえ」を地域全体で かほく市宇ノ気小の取り組み拡大 08:熱々の鍋、雑炊に舌鼓 かほく市で四季まつり開幕 09:ハイヤサカサイで新年会を盛り上げ かほく市上田名福寿会 10:中学校長と住民がシンポジウム コミュニティースクール導入1年 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年12月23日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎二水高と京大が連携 生徒に哲学講座 西田幾多郎縁に実現 1月から  二水高は来年1月から、京大と哲学分野の「高大連携事業」に乗り出す。生 徒を対象に哲学の特別講座を開催し、生徒が京大キャンパスを訪ね、教授らと 哲学対話に臨む。同高は今月から、哲学者西田幾多郎や仏教哲学者鈴木大拙を テーマとする哲学の授業をスタートさせており、西田幾多郎記念哲学館(かほ く市)の仲介で、幾多郎が教授を務めた京大との連携が実現することになった。   二水高が哲学教育に力を入れるのは初めて。「ふるさとを知り、世界の人々 に伝えられる生徒を育成したい」と、郷土の先人の思考や作品を学ぶ授業を企 画した。講師を務める哲学館研究員、中嶋優太さん(32)が母校京大の上原 麻有子文学研究科教授に連絡し、同大学院応用哲学・倫理学教育研究センター の協力を取り付けた。  高大連携の特別講座は計4回で、1月28日にスタートする。初回は二水高 で哲学対話を行い、京大大学院生や中嶋さんが生徒と語り合う。2、3月には 鈴木大拙館(金沢市)と哲学館で学び、春休みには生徒が1泊2日の日程で京 都を訪れ、講義や対話に参加する。  二水高では今月14日、1年生400人を対象とする総合的な学習の時間で 「哲学領域」の授業が始まった。初回は金沢ふるさと偉人館の増山仁学芸員が 講師を務め、幾多郎と大拙を紹介した。21日には哲学の思考に触れる授業が あり、中嶋さんが幾多郎の哲学、大拙館の猪谷聡学芸員が大拙の思考の一端を 説明した。  哲学領域の授業に続いて、2月からは地元の文豪らを学ぶ文学領域の授業が 行われる。昨年から授業を構想した藤井直樹校長は「ふるさとの偉人は、教育 面の資源であるとも言える。二水高の教育の特色にしたい」と意欲を語った。 ★〔西田幾多郎(にしだ・きたろう)〕  (1870〜1945) 金沢の旧制四高で鈴木大拙らと学ぶ。国内最初の 哲学書「善の研究」を執筆した。40歳だった1910(明治43)年に京大 助教授に就き、13年教授就任。28年に退官後、名誉教授となる。多くの弟 子を育て、哲学の「京都学派」が形成された。 〈02〉2016年12月23日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎見守り隊にジャンパー かほく市宇ノ気小が贈呈  かほく市宇ノ気小は「見守り隊」として児童の登下校の安全確保に努める住 民に、そろいのジャンパー75着を贈った。同校で22日、贈呈式が行われ、 児童が日ごろの感謝を伝えた。  見守り隊は地区ごとに組織され、現在は5地区の75人が協力している。こ れまで市から支給された服や各地区で用意された服を着用してきた。冬場の活 動をサポートし、児童が見守り隊を意識しやすくなるようにと、背中に「見守 り隊 宇ノ気小」と書かれた黄色のジャンパーを用意した。  式には各地区の見守り隊メンバーが1人ずつ出席した。児童代表の6年生5 人が感謝の言葉を伝えてジャンパーを手渡した。 〈03〉2016年12月25日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎区独自に広報誌発行 地元行事に関心高めて かほく市大崎  かほく市大崎区は来年度から、区の取り組みや行事予定、役員人事などを住 民に広く知らせる独自の広報誌を発行する。7月に行ったアンケートで、区の 情報を求める声が寄せられたことから、行政の広報誌に頼らず独自に年2回、 配布することにした。金沢市のベッドタウン化が進み、若い世帯も増える中、 地元への関心を高めてもらい、地域活動への参加を促す。  広報誌は毎年5月と11月ごろに発行し、全戸配布する。4月の総会で決定 する事業計画や予算、役員や町会長、班長の名前などを掲載する予定で、恒例 行事への参加も呼び掛ける。ホームページも開設し、若い世代への発信にも力 を入れる。  区費の使い道など、総会での決定事項はこれまで、出席者と委任状提出者に しか知らされていなかった。回覧板にも載せていない。広報誌で全住民に伝え ることで、区の一員としての自覚を強めてもらう狙いがある。班長や町会長が 誰かを知らない世帯もあり、周知することで、身近に相談できる体制を目指す。  住民によると、大崎区は約40年前まで漁村として栄え、住民団結の気風が あった。しかし、近年は総会や秋季祭礼への参加者が減る傾向にある。地域の つながりが薄れている危機感から、住民の声を広く吸い上げて区の運営を見直 そうと、入れ替わりが頻繁なアパートなどを除く全559世帯を対象にアンケ ート調査を行った。  どうしたら行事に参加するかとの問いには、情報発信を求める声が多かった。 区費の引き下げの要望や区の役割を問う意見も寄せられた。松原秋夫区長(7 0)は「新しく引っ越してくる人も多い。住んでいる地域がどんなところか知 ってもらい、区としてのまとまりを強めたい」と話した。 〈04〉2017年01月06日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎の生涯をCDに 視覚障害者らが学びやすく  かほく市の県西田幾多郎記念哲学館は年度内に、幾多郎の伝記の朗読CDを 制作する。子どもや視覚障害者が、幾多郎の生涯や人となりを気軽に学べるよ うにする。昨年8月の子ども議会で児童から提案された企画で、完成したCD は同館や図書館、小学校に配置し、地元出身の世界的哲学者の偉業を伝える。  市内の小学4年生に配布している幾多郎を学ぶための副読本「寸心読本」に 分かりやすい伝記が掲載されており、これを活用する。  勉学に励んだ幼少期から青年期、旧制四高での教授時代など、伝記約60ペ ージ分をCDに収録する。子どもたちに興味を持ってもらいやすいよう、幾多 郎の子どものころや県内で過ごした日々を中心とした。  市内の読み聞かせボランティア「おはなし円(まどか)グループ」に朗読を 依頼し、昨年12月に収録作業を終えた。今年度中に完成させ、市中央図書館 で貸し出す。哲学館でも貸し出しを検討するほか、市内全6小学校にも1枚ず つ配り、授業などに活用してもらう。  子ども議会で朗読CDの制作を提案した宇ノ気小6年の赤井柚祈(ゆずき) さんは「目に障害のある人だけでなく、本を読むのが苦手な人にも、CDを聴 いて幾多郎のことをもっと知ってほしい」と話した。 〈05〉2017年01月12日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コンビニで住民票、かほく市で交付開始 油野市長が取得体験  かほく市は11日、マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで住 民票の写しや印鑑登録証明書などを取得できるサービスを始めた。同市七窪の 「サークルKかほくななくぼ店」では油野和一郎市長がサービスを体験し、利 便性の向上をPRした。  油野市長は、マルチコピー機にカードを読み取らせ、タッチパネルを操作し て住民票の写しを取得し、「思っていた以上にスムーズにできた」と述べ、利 用を呼び掛けた。手数料は市役所窓口と同額で、全国のセブン―イレブン、ロ ーソン、サークルKサンクス、ファミリーマートで利用できる。サービス開始 は県内で6市町目となる。 〈06〉2017年01月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎飛行家東善作のポスターでPR かほく市 あす雑炊・鍋まつり  かほく市内の飲食店が雑炊と鍋料理を提供する「かほく四季まつり 冬の味 くらべ―あったか雑炊・鍋まつり」(北國新聞社特別協力)が14日に始まる のを前に、地域活性化に取り組む「まちかど倶楽部(くらぶ)たかまつ」がポ スターを製作した。同市出身の飛行家東善作(あずまぜんさく)が雑炊店を営 んでいたことにちなみ、東の写真をあしらっている。  東は1930(昭和5)年、小型機で世界三大陸単独横断飛行を成し遂げた 人物で、米国滞在時に雑炊を売って資金を稼いだことで知られる。まつりをき っかけに東への関心を高めてもらおうと、ポスターを作ることにした。  ポスターは縦1・5メートル、横1メートルほどで、同団体が運営する高松 の「たかまつまちかど交流館」に掲示する。同館を含む登録飲食店25店の雑 炊と鍋料理計51種類の写真も掲載している。  まつりは2月12日までで、期間中に指定のメニューを食べた客は、食事券 が当たる抽選や市共通商品券がもらえるスタンプラリーに参加できる。 〈07〉2017年01月14日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「履物そろえ」を地域全体で かほく市宇ノ気小の取り組み拡大  かほく市宇ノ気小が、脱いだ靴をそろえる「履物そろえ」の運動を校内だけ ではなく、校区全体に広げている。普段の生活で礼儀正しさを習慣づけようと、 公民館や体育館などにポスターを貼った。児童が率先して取り組むことで、地 域住民との絆を深めるとともに、街全体のマナー向上につなげる。  宇ノ気小は、学校の玄関口をきれいに保とうと、昨年度から「履物そろえ」 に力を入れている。靴をげた箱にただ入れるのではなく、かかと部分をそろえ るよう定め、クラスによっては昼休みに係の児童がチェックする徹底ぶりであ る。  校内では靴をそろえる意識が根付いたことから、取り組みを家庭や地域にも 広げることにした。ポスターを作製し、児童の利用が多い公民館や体育館のほ か、JR宇野気駅や銀行、郵便局、商業施設などに配った。  内日角公民館では入り口のドアにポスターを貼っている。井上和憲内日角区 長は「靴をそろえない子がいたら、ポスターを指さして『ここでもそろえなき ゃだめやぞ』と声を掛けている」と話した。大崎公民館の長原弘之館長は「完 璧ではないが、良くなってきた」と手応えを口にした。  同校6年の土田堅斗君は「最初は意識しないとできなかったけど、今は自然 とできるようになり、注意もされなくなった」と笑顔を見せた。田畑寿史校長 は「地域、家庭と協力して指導し、当たり前のことを当たり前にできる子ども を育てたい」と話した。 〈08〉2017年01月15日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎熱々の鍋、雑炊に舌鼓 かほく市で四季まつり開幕  かほく四季まつり「冬の味くらべ―あったか雑炊・鍋まつり」(北國新聞社 特別協力)は14日、かほく市内の飲食店25店舗で開幕した。各店がオリジ ナルの雑炊と鍋料理を用意し、雪の降る中、来店した客は熱々の料理に舌鼓を 打った。  まつりは、1930(昭和5)年に小型機で世界三大陸単独横断を成し遂げ た同市出身の飛行家東善作(あずまぜんさく)が、米国滞在中にチャプスイ (中国風雑炊)店を営んで資金を稼いだことにちなみ、毎年開催されている。  各店では、まつり期間限定の料理や店の定番メニューなど計51種類が提供 される。海鮮鍋やぼたん鍋など海と山の幸を堪能できる品のほか、和風や中華 風の雑炊、クッパ、リゾットなど幅広い料理が並ぶ。指定の料理を食べた客は 食事券が当たる抽選に参加でき、5店を巡ると市共通商品券千円分がもらえる スタンプラリーも実施される。  高松の「ごっつお庵(あん)土田屋」では、同市特産のサツマイモ「かほっ くり」をふんだんに入れた雑炊や鍋焼きうどんなど4品を期間限定で提供する。 高校時代の同級生2人とともに鍋料理を味わった津幡町の崎田千草さん(45) は「体が温まっておいしかった。行ったことのないお店を中心に回りたい」と 話した。  まつりは2月12日まで。市まつり実行委員会は15日午前11時から、イ オンモールかほくで雑炊約400食を無料で振る舞う。 〈09〉2017年01月16日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ハイヤサカサイで新年会を盛り上げ かほく市上田名福寿会  かほく市上田名福寿会の新年総会(本社後援)は15日、同市上田名公民館 で開かれ、会員が大正期頃から地元で親しまれる盆踊り歌「上田名ハイヤサカ サイ」に合わせ、手拍子したり、歌ったりして楽しんだ。  上田名ハイヤサカサイは上田名伝承芸能保存会が継承に努めており、ゆった りとした曲調に合わせた手踊りのほか、ステージ用に笠(かさ)や扇子を使っ た振り付けもある。  保存会は越中おわら節や新磯節も踊って新春の祝いの場に花を添えた。 〈10〉2017年01月17日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中学校長と住民がシンポジウム コミュニティースクール導入1年  かほく市教委は2月11日、学校運営に保護者や地域住民が参加する「コミ ュニティースクール」(地域運営学校)の導入から1年がたつのを前に、住民 や学校関係者を交えて今後の取り組みや方向性を考えるシンポジウムを開く。  市教委は今年度から、市内全9小中学校を県内初の「コミュニティースクー ル」に指定した。各校に「学校運営協議会」が設置され、保護者や地元の代表 者らが委員として学校側と話し合い、地域との連携強化に取り組んでいる。  シンポジウムは市高松産業文化センターで開かれ、中学校長と、学校運営に 携わってきた協議会委員の計4人がパネルディスカッションを行い、来場者と 意見交換する。市内各校のこれまでの取り組みや県外の先進事例も紹介し、学 校を核とした地域活性化を考える。  参加の申し込みは不要で、入場無料となる。問い合わせは市教委生涯学習課 まで。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------