☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第128号☆★☆★☆★☆                          平成28年6月23日  北陸も梅雨に入り、蒸し暑い日々が続いていますね。体調管理が難しい時期 なのでよく食べ、よく寝て、よく動き、体調に気をつけましょう。  かほく市の特産品である種なしブドウのデラウェアが初出荷されました。今 年は好天に恵まれ、甘さ十分で粒ぞろいも良好の出来だそうです。是非召し上 がってみてください。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第128 号をどうぞ。    発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係    TEL 076-283-1112    FAX 076-283-4242    E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp    http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪河北潟干拓地 「ひまわり村」開村式 ♪しあわせアドバイザー【縁結びist】募集! ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●河北潟干拓地 「ひまわり村」開村式  5月25日に2市2町の保育園児によって蒔かれたひまわりが立派に成長しま  した。このひまわりで造った迷路で遊び、ひまわりが持っている優しさと干  拓地の豊かな自然環境に触れることにより、優しい心を持った子ども達に成  長することを願って「ひまわり村」を開村します。  開村日 7月26日(火)から  場所  河北潟干拓地ひまわり村  [問い合わせ先] 産業振興課  ●しあわせアドバイザー【縁結びist】募集!  結婚を考える男女のよき協力者であり、心強い相談役になってください。縁  結びistに関心がある方は電話またはメールでお問い合わせください。   [問い合わせ先]  公益財団法人いしかわ結婚・子育て支援財団   縁結びist交流サロン   TEL (076)255-1508   E-mail:salon@i-oyacomi.net ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:「車に幼児乗ってます」 ステッカー貼って かほく市、保育士が発案 02:ルビーロマン、大粒に 間引きの手順を確認 かほく市で研究会が講習会 03:西田幾多郎の遺徳しのび献花 命日「寸心忌」を前に 04:7月30、31日にサマーフェスタ かほく市 05:新婚さん、もっと、いらっしゃい かほく市が家賃補助を拡充 06:デラウエア、甘み十分 かほく市で収穫開始 07:「哲学の杜」を光で演出 思索空間夜景の名所に 08:給食に豚輝「おいしい」 かほく市の6小学校 ウインナー味わう 09:郷土料理に学生の感性 新グルメを提案 かほく市気屋で県立看護大 10:デラウエア初出荷 かほく市 きょう初競り ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年05月28日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「車に幼児乗ってます」 ステッカー貼って かほく市、保育士が発案  かほく市は、車に小さい子どもが乗っていることを伝えるためにリアガラス に貼るステッカーを製作した。保育士の発案から生まれたグッズで、6月から 市民に配布して子育て世帯の安全安心を充実させ、事故防止の啓発にもつなげ る。  ステッカーは一辺が15センチの正方形で、前掛けをしてガラガラと音の鳴 るおもちゃを持った市のマスコットキャラクター「にゃんたろう」が描かれて いる。イラストの上下に「かほく」「赤ちゃんが乗ってるにゃん」と記した。  イラストの描かれた面がシールになっており、車の内側から貼ってもらう。 ステッカーは、周りの運転者に配慮を促すほか、事故の際、車内に幼児がいる ことを救助隊にいち早く伝える役割も果たす。  保育士の中村久瑠美さん(24)が、園児を送迎する車にステッカーがあま り貼られていないことに気付き、子どもの安全向上を目的に市にステッカー製 作を提案した。中村さんは「かわいいステッカーになったので、多くの人に貼 ってもらえたらうれしい」と話した。  市はステッカーを千枚用意し、6月から出生届を提出しに来た世帯に贈るほ か、今年4、5月に提出した世帯にも郵送する。 〈02〉2016年05月31日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ルビーロマン、大粒に 間引きの手順を確認 かほく市で研究会が講習会  石川県産高級ブドウ「ルビーロマン」の生産農家でつくるルビーロマン研究 会は30日、かほく市の県砂丘地農業研究センターで栽培講習会を開いた。約 90人が7月以降の本格出荷に向け、粒が大きく、房型の良いブドウをつくる ために一部の粒を間引く摘粒(てきりゅう)作業の手順などを確認した。  センター職員が講師を務め、小さい粒や表面に傷のある粒から優先的に間引 き、満開後30日を目安に粒数を出荷時の1割増し程度に調整するよう指導し た。房や粒が大きすぎたり多すぎたりすると着色不足になりやすいことも説明 し、数、大きさともに「腹八分目」を意識するよう呼び掛けた。  同研究会は市場化9年目となる今年の出荷目標を、昨年より2千房多い2万 房としている。 〈03〉2016年06月07日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎の遺徳しのび献花 命日「寸心忌」を前に  かほく市出身の世界的哲学者、西田幾多郎の命日「寸心忌(すんしんき)」 を前に6日、同市宇ノ気小の頌徳(しょうとく)記念碑前で献花式が行われ、 関係者や親族、地元児童らが西田の遺徳をしのんだ。  7日が命日で、今年で没後71年を迎える。西田幾多郎博士頌徳会長の油野 和一郎市長があいさつし、油野市長、西田の親類の林道子さん(80)=内日 角(うちひすみ)1丁目=と高橋正治さん(74)=木津=、同会顧問の沖津 千万人県議、杉本正一市議会議長ら約60人が菊の花を手向けた。同校の6年 生約140人は「西田先生を讃(たた)える歌」の合唱を披露した。  式に先立ち、油野市長ら約20人は同市森の墓地を訪れ、西田の墓前で冥福 を祈った。県学童話し方大会も県西田幾多郎記念哲学館で開かれ、河北郡市の 9小学校の代表児童が将来の夢や周囲への感謝の気持ちを発表した。  11日には同館で寸心忌記念講演会も開かれる。宗教学や死生学を専門とす る東大名誉教授の島薗進上智大グリーフケア研究所長が「近代日本知識人の死 生観」と題して講演する。入場無料。 〈04〉2016年06月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎7月30、31日にサマーフェスタ かほく市  かほく市まつり実行委員会、企画運営委員会の合同会議は9日、市高松産業 文化センターで開かれ、7月30、31日に「かほく四季まつり・サマーフェ スタinかほく」(本社特別協力)を開催し、猫の仮装とダンスの出来栄えを 競う「猫にゃんグランプリ」を今年も行うことなどを決めた。  「キャッツ」「ビーチ」「リバー」の市内3会場で、輪踊りやシロギス釣り 大会、アユつかみ体験など多彩な催しが繰り広げられる。女子バレーボールチ ームPFUブルーキャッツ(同市)の選手によるチーム紹介や、同チームの公 認応援ソングを歌うロックバンド「シアトル・スタンダード・カフェ」のライ ブも行われる。  実行委は15日から、猫にゃんグランプリの参加チームを募集する。仮装と ダンスの2部門で、グランプリには賞金10万円などが贈られる。問い合わせ は市産業振興課まで。 〈05〉2016年06月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新婚さん、もっと、いらっしゃい かほく市が家賃補助を拡充  かほく市は、市内の賃貸住宅に住む新婚世帯を対象とした補助制度「新婚さ ん住まい応援事業」を拡充する。補助期間の2年間に子どもが生まれた場合、 期間を1年間延長する新制度を設けるほか、助成額の上乗せも検討する。6月 補正予算案で事業費を増額する。  今年4月以降の申請世帯に適用される。同制度は月額1万円を最長2年間助 成しており、補助期間中に子どもが生まれた世帯にはさらに1年間、月額5千 円を補助する。  また、夫婦ともに市外から転入してきた世帯に限り、最初の1年間は月額5 千円を上乗せする「優遇措置」を設けているが、今後は上乗せ期間を2年間に 延ばす。夫婦のどちらかが転入者の世帯にも、1年間、月額5千円を上乗せす る。  市は2011(平成23)年度に同制度を設けた。婚姻届を提出してから1 年以内の40歳未満の夫婦が対象で、昨年度の申請数は過去最多の73世帯に 上った。今年度は5月末時点で15世帯から申請があり、昨年度を上回るペー スとなっている。市の担当者は「子育て世帯への支援策も充実させ、若者の定 住につなげていきたい」と話した。 〈06〉2016年06月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎デラウエア、甘み十分 かほく市で収穫開始  県内有数のブドウの産地、かほく市高松で10日、生産農家の架谷(はさた に)平治さん(69)が小粒の種なしブドウ「デラウエア」の収穫を始めた。 濃い紫に色づいた房約40キロを摘み取り、近くの直売所に並べた。  架谷さんによると、春先から日照時間が長く、気温も高かったため、糖度2 2〜24度の甘いブドウが昨年より数日早く仕上がったという。種なしで皮ご と食べられる品種「黒いバラード」も初収穫した。  架谷さんは計8千平方メートルほどの畑で約30品種のブドウを育てており、 収穫は8月まで続く。県産高級ブドウ「ルビーロマン」は7月上旬の収穫を見 込む。 〈07〉2016年06月14日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「哲学の杜」を光で演出 思索空間夜景の名所に  かほく市は今年度、東京スカイツリーを手掛けた国内屈指の照明デザイナー 戸恒(とつね)浩人(ひろひと)氏に依頼し、県西田幾多郎記念哲学館周辺の 「哲学の杜(もり)」のライトアップに乗り出す。世界的な建築家安藤忠雄氏 が設計した「思索の空間」を光で彩ることで市を象徴するランドマークとし、 国内外に夜景の名所として発信する。  市は14日開会の市議会6月定例会に設計委託料623万円を含む補正予算 案を提出する。ライトアップの総事業費は約1億円を見込み、市内企業から寄 付を受けた5千万円を活用する。  県内で戸恒氏が照明デザインを手掛けるのは初めてとなる。市の構想では丘 陵地の哲学の杜一帯に発光ダイオード(LED)を配置し、哲学館前の「階段 庭園」や樹間を抜ける「思索の道」などを彩る。  戸恒氏はCGを用いた精密な光と影のデザインで知られる。東京スカイツリ ーの設計では、1日ごとに「粋」と「雅」に変わる色彩を設計し、高く評価さ れた。哲学館周辺では、春は桜にちなんだピンク色、秋はかほく市で栽培され る県産高級ブドウ「ルビーロマン」の紫色を際立たせるなど、季節ごとの演出 が検討される。  戸恒氏は13日、本紙の取材に「かほくのランドマークとして人々に愛され る景観を目指したい」とコメントした。  ライトアップと併せ、市は哲学館の開館時間も延長する。主に週末や祝日前 日に通常午後5時半の閉館時間を同9時まで延ばす方向で、夜景が一望できる 哲学館の展望ラウンジを開放する。館内のカフェで持ち出せる飲料を扱い、観 光客や市民らがくつろぎながら夜景を楽しめるようにする。  ライトアップ事業は7月から実施設計に入り、12月に着工を予定する。年 度内に工事を完了する。  哲学館を含む哲学の杜は2002年、県と旧宇ノ気町が高台の丘陵地に整備 した。哲学に関心のある観光客をはじめ、「安藤建築」を目当てに全国各地か ら愛好者が訪れる。市は世界的に知られる戸恒氏の感性を合わせることで国内 外からの誘客につなげる。 〈08〉2016年06月17日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎給食に豚輝「おいしい」 かほく市の6小学校 ウインナー味わう  かほく市の全6小学校で16日、市内で生産された豚肉「豚輝(トンキー)」 のウインナーが給食で提供された。創業15周年を迎える市内の食肉加工会社 「食工房ファミーリエ」が、地元の豚肉を児童に味わってもらおうと、約21 00本を贈った。  JA石川かほくによると、豚輝は河北郡市産の飼料用米を10〜15%混ぜ た餌で育てられた豚肉で、うま味に関わるオレイン酸を多く含み、柔らかく甘 みがあるのが特長という。  七塚小では、大塚信夫代表(50)が児童と給食を楽しんだ。今井孝太朗君 (2年)は「柔らかくて、肉汁が出てきておいしかった」と話し、大塚代表は 「励みになる」と喜んだ。 〈09〉2016年06月18日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎郷土料理に学生の感性 新グルメを提案 かほく市気屋で県立看護大  県立看護大(かほく市)の1年生6人が、同市気屋に伝わる押しずしとササ 餅の作り方や工夫を学び、アレンジに挑んだ。郷土食に若い感性を加えた「新 グルメ」を考案し、地域活性化の一歩とする試みで、地元住民から意見も募っ た。  地域の生活や文化を学ぶ「フィールド実習」の一環で、垣花渉准教授のグル ープが16日から17日にかけ、気屋公民館で地元のお年寄りの指南を受けな がら試作と意見交換に取り組んだ。  学生は、サバの上に酢飯、塩を振ったダイコンやニンジンの千切り、サクラ エビを重ねた押しずしを作った後、タマネギやコーンに自作のドレッシングを かけた「カルパッチョ風」や、錦糸卵とシイタケを使った「ちらしずし風」な ど独自の工夫を凝らした。ササ餅には市特産のサツマイモ「かほっくり」のペ ーストを使った餡(あん)などを合わせた。  17日の品評会では、試食したお年寄りらから味付けや色合いについて意見 が寄せられた。  立川啓太さんは「郷土料理には多くの工夫があり、アレンジの難しさを感じ た。改良を加えて大学祭で出すなどできたらいい」と話した。 〈10〉2016年06月18日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎デラウエア初出荷 かほく市 きょう初競り  県内ブドウ産地のトップを切り、種なし品種「デラウエア」の出荷が17日、 かほく市夏栗のJA石川かほく高松集出荷場で始まった。初日は市内の農家3 軒が、加温栽培で丹精した約732キロを持ち込んだ。18日に金沢市中央卸 売市場で初競りが行われ、同日中に県内の店頭に並ぶ。  同JAによると、好天に恵まれ、糖度は平均21度と出荷基準の19度を上 回り、粒ぞろいも良好だった。  かほく市は、高松ぶどう生産組合の農家65軒が約40万平方メートルで栽 培する県内最大のブドウ産地で、北陸三県と岐阜県、関西などに約110トン の出荷を見込む。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  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