☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第102号☆★☆★☆★☆                          平成26年4月24日  みなさん、こんにちは。今月は肌寒い日が多かったですね。  さて大型連休を目前に控え、旅行などの予定を立てているかたも多いのでは ないでしょうか。まだ予定を立てていない方は市内の高地谷林道の八重桜が見 頃になりそうなので出かけてみてはいかがでしょうか。濃いピンクの花を咲か せ、とてもきれいですよ。4月にゆっくり桜を鑑賞できなかった方もぜひどう ぞ。  それではふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第102号をど うぞ。           発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係              TEL 076-283-1112              FAX 076-283-4242              E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp              http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪高松運動公園リニューアル   サッカー・ラグビー競技場完成 ♪哲学館へ行こう   寸心忌記念講演会のお知らせ ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●高松運動公園リニューアル  サッカー・ラグビー競技場完成  高松運動公園内にある各体育施設や駐車場が整備され、高松陸上競技場が、 サッカー・ラグビー競技場に生まれ変わりました。  この競技場は、サッカーやラグビーはもとより、コミュニケーション広場、 スポーツ教室での使用など多様な用途での利用ができます。  競技場に使われている人口芝は、天然の芝に限りなく近い風合いと感触を実 現し、芝の表面温度の上昇を抑えるつくりとなっています。  また、高松野球場も2年間にわたる改修工事が完成し、スコアボードが電光 掲示となり、ナイター照明も新しく生まれ変わりました。  リニューアルされた高松運動公園が、皆様のスポーツライフを応援します。 ●哲学館へ行こう!  寸心忌記念講演会のお知らせ  6月7日は西田幾多郎の命日です。居士号(こじごう)「寸心」にちなんで命 日を寸心忌とし、例年記念講演会を行っています。参加費無料、申込不要です。 お気軽にご参加ください。   日 時:6月7日(土) 14時〜   演 題:風のこころ−西谷啓治先生の人と思考−   講 師:佐々木徹(追手門学院大学名誉教授)   会 場:石川県西田幾多郎記念哲学館 哲学ホール  西谷啓治は、石川県能登町出身の哲学者で、西田幾多郎の門下生です。京都 学派を代表する哲学者として、近年海外の研究者からも多く注目されています。 講師の佐々木徹先生は晩年の西谷啓治と関わりが深く、芭蕉やトルストイなど 文学・芸術にも造詣の深かった西谷から、大きな影響を受けています。西谷啓 次の文章をまとめ出版化された著書の他に、日本画家・東山魁夷の知遇を得て 美術評論家としても活躍されています。西田幾多郎の最も近くにいた弟子・西 谷啓治の人と思想を、直接関わった思い出をもとにわかりやすい言葉でお話い ただきます。 【問い合わせ先】  西田幾多郎記念哲学館 п@283-6600  http://www.nishidatetsugakukan.org/ 月曜休館(祝日の場合は翌日) ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:新幹線開業で魅力発信 かほく市観光物産協会が発足 02:宇ノ気川で枝垂れ桜植樹 かほく市観光物産協会 03:かほく市の魅力ポスターで 市が四季ごとに作製 04:震度5以上、全教員登校 防災ハンドブック かほく市教委が作成 05:病気に負けず満開 樹齢119年の枝垂れ桜 かほく市 06:自販機にゆるキャラ 道の駅高松 ひゃくまんさんとにゃんたろう 07:規格外の紋平柿をスイーツに かほくの菓子店など考案 道の駅高松 08:ゆるキャラと触れ合い かほく桜まつり かほく市高松中心部に活気 09:幻の木津桃、復活を 戦後すぐ生産途絶えた かほく市 地区総出で世話 10:80人が夢実現へ努力誓う ACミラン石川かほく校始動 サッカー ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年03月29日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新幹線開業で魅力発信 かほく市観光物産協会が発足  かほく市観光物産協会の設立総会は28日、高松産業文化センターで約50 人が出席して開かれ、北陸新幹線金沢開業に向けて市の魅力を周知し、誘客に 努めることを確認した。初代会長にみそ製造販売業「まつや」の松本啓志社長 を選んだ。  協会は市や市商工会、JA、漁協、観光施設などで組織した。今年度は4月 に市民対象の市内観光ツアー、5月上旬と9月下旬に道の駅高松で地場産品P R物販イベント、11月に長野県駒ケ根市、来年1月に高松市で物産交流事業 を行う。  総会では松本会長が「意義のある活動を末永く行っていきたい」とあいさつ した。設立発起人の小山良一市商工会長もあいさつ、油野和一郎市長、木本利 夫県議、沖津千万人(ちまと)市議会議長らが順に祝辞を述べた。 〈02〉2014年03月31日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎宇ノ気川で枝垂れ桜植樹 かほく市観光物産協会  かほく市観光物産協会の設立を記念した「桜の名所づくり事業」は30日、 内日角(うちひすみ)の宇ノ気川右岸で行われた。約60人が枝垂(しだ)れ 桜の苗木51本を延長約520メートルにわたって植え、市内を代 表する花見の名所となるよう期待を込めた。  植栽したのはイオンかほくモール東側の内日角ポンプ場周辺で、苗木の大半 は財団法人日本さくらの会(東京)から寄贈を受けた。早ければ来年4月の開 花を見込んでいる。  この日は松本啓志会長、油野和一郎市長が順にあいさつした後、参加者は苗 木にスコップで土をかぶせた。維持管理は協会と内日角区、イオンモールかほ くが共同で行う。南側に桜並木を延長することも計画している。 〈03〉2014年04月03日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市の魅力ポスターで 市が四季ごとに作製  かほく市は2日までに、市の魅力を紹介する観光ポスターを四季ごとに作っ た。2012年度に実施した市観光フォトコンクール(北國新聞社後援)でグ ランプリと金賞に選ばれた祭りや風景を捉えた写真を大きく使い、観光客誘致 と市制施行10周年の周知に活用する。  ポスターは4枚ともA2判で100枚ずつ作製し、春はピンク、夏は赤、秋 は緑、冬は青の各色を基調にした。春は高松中町通りで開催される「かほく四 季まつり・桜まつり」、夏は「かほく四季まつり・サマーフェスタinかほ く」(いずれも北國新聞社特別協力)、秋は高松の額神社秋季祭礼、冬は二ツ 屋海岸にたたずむ野鳥の写真を使い、季節ごとの農産物なども紹介した。  のと里山海道高松サービスエリア「道の駅高松」などの観光施設で掲示する ほか、県内外の催しや祭り、観光フェアなどで使う。 〈04〉2014年04月03日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎震度5以上、全教員登校 防災ハンドブック かほく市教委が作成  かほく市教委は2日までに、大規模災害が発生した際の行動指針などを示し た教職員向けの防災ハンドブックを作った。夜間や休日に市内で震度5強以上 の地震が発生した場合、全教職員が自主登校することなどを明記し、万一に備 える。  ハンドブックはA6判15ページ。震度5強以上では学校災害対策本部を設 立し、小中学校が住民の拠点避難所となった場合は支援に当たることなどを記 した。不審者の緊急対応の方法、微小粒子状物質「PM2・5」に関する注意 喚起情報が発令された場合は屋外での授業を取りやめることなども求めた。  今月中に市内の小中学校9校に勤務する全教職員に配布する。 〈05〉2014年04月04日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎病気に負けず満開 樹齢119年の枝垂れ桜 かほく市  かほく市上山田の喜多久雄さん(93)方で3日、市文化財で天然記念物の 「枝垂(しだ)れ桜」が今年も見ごろを迎えた。樹齢119年の桜は病気にも 負けず、満開の花を咲かせた。  枝垂れ桜は高さ約13メートル、幹回り約2・2メートル。1895(明治 28)年に喜多さんの祖父善兵衛さんが兼六園から種を持ち帰り、自宅の庭に 植えた。  2007年ごろ、根や幹が枯死に至る「ナラタケ病」にかかった。市教委は 樹木医などに土の入れ替えや感染部分の消毒を依頼し、延命処置を続けている。 〈06〉2014年04月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎自販機にゆるキャラ 道の駅高松 ひゃくまんさんとにゃんたろう  かほく市の「道の駅高松」に11日までに、県の観光マスコット「ひゃくま んさん」と市マスコットキャラクター「にゃんたろう」を表面に描いた清涼飲 料水の自動販売機が計4台設置され、愛らしい姿が利用者の目を引いている。  道の駅を運営する第三セクターの高松レストハウス(かほく市)と北陸コカ ・コーラボトリング(高岡市)が共同で設置し、幅1・1メートル、高さ1・8 メートル、奥行き82センチの表面にラッピングシールを貼った。  ひゃくまんさんの自販機は、能登方面の下り線側では千枚田と千里浜海岸の 写真、上り線側では兼六園と石川門の写真を添えた。 〈07〉2014年04月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎規格外の紋平柿をスイーツに かほくの菓子店など考案 道の駅高松  かほく市内の菓子店10店と、のと里山海道高松サービスエリア「道の駅高 松」は11日までに、傷が付くなどして出荷できない特産の紋平柿(もんべい がき)を用い、ケーキやソフトクリームなど計19種類のスイーツを商品化し た。晩秋が収穫期の紋平柿は毎年のようにあられで傷が付く被害に悩まされ、 各店は規格外の果実を加熱し、ジャム状に仕上げて使う。13日に道の駅高松 で開催されるイベントを皮切りに売り出し、新名物に育てる。  紋平柿は渋味を抜くさわし柿で、傷が付いたり、へたが割れたりすると商品 にならないという。高松紋平柿生産組合は2年前から規格外の果実を使った加 工品の製造を検討。柿を数日、加熱すると、ジャム状に変化し、砂糖を加えな くても糖度58度の甘さになることが分かった。昨年末に紋平柿約6千個を加 熱し、ジャム状にして菓子店などに提供していた。  菓子店が考案したのは大福やどら焼き、ケーキ、蒸しようかん、クッキー、 パイなど。道の駅高松は刻んだ乾燥柿1個にソフトクリームと蜂蜜を掛けた 「デカモンベ」(1杯500円)を考案し、13日から毎週土、日曜に販売す る。市がご当地グルメとして発信する串揚げと串焼きの「かほっ串(くし)」 は「かほ串(くし)」に名称を変更し、道の駅では新作の「メギスのさつま揚 げ」も提供する。 〈08〉2014年04月13日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ゆるキャラと触れ合い かほく桜まつり かほく市高松中心部に活気  かほく市制施行10周年記念かほく四季まつり・桜まつり(北國新聞社特別 協力)は12日、同市高松の中町通りで行われた。大勢の来場者がゆるキャラ 8体との触れ合いなど多彩な催しを満喫し、満開となった約100本の桜並木 が続く高松中心部に活気を呼び込んだ。  合併10周年を記念し、能登ふるさと博のマスコットキャラクター「のとド ン」など7体のご当地キャラクターが特別参加し、地元の「にゃんたろう」と ともに愛くるしい姿で会場を回り、記念写真の撮影に応じた。  特設舞台ではYOSAKOIソーラン日本海の演舞や大正琴、民謡、吹奏楽 の演奏が披露された。 〈09〉2014年04月18日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎幻の木津桃、復活を 戦後すぐ生産途絶えた かほく市 地区総出で世話  かほく市木津区は17日までに、戦前まで地元で盛んに栽培された木津桃 (きづもも)の保護と復活を目指す取り組みを始めた。木津桃の樹木約30本 が植えられている木津公民館前の「桃園」に樹齢約10年の成木10本を移植 し、今後は地区を挙げて世話を徹底する。戦後間もなく生産が途絶えた「幻の 桃」の甘酸っぱい夏の味と優美な花を次世代に継承していく。 ●公民館前に10本移植  木津桃は現在、市内の民家や、住民が20年ほど前に苗木を配った県内外の 植物愛好者宅などに残る程度という。消滅を心配した住民有志が1997年、 木津公民館の敷地約1千平方メートルに桃園を設け、苗木約40本を植えたが、 約半分は海から吹き付ける強風と塩害、病害虫の影響でうまく育たず、何度も 苗木を植え替えてきた。  世話が行き届かず、樹木の枯死が相次ぐ現状を見かねた同所の会社役員西谷 優(まさる)さん(72)が、趣味で育てる成木25本のうち、10本を区に 提供することにした。区は3月上旬に西谷さんの畑から直径10〜15センチ、 高さ2〜3メートルの木を移植し、既存の約30本には追肥や剪(せん)定 (てい)、防虫剤の散布、除草などを施した。由来を記した看板も設けた。  越野正勝区長(70)は今でも住民から甘酸っぱい味とシャキシャキとした 歯応えを懐かしむ声が上がり、「絶対に絶やしてはならない。区を挙げて保護 に心を砕きたい」と語った。西谷さんは「体力がある今を逃せば復活へ動きだ すのは困難と思った。継承の機運を高め、木津の名を持つ果物を守りたい」と 話した。  桃園の花は17日までに満開を迎えた。今後1週間程度が見頃という。 ★〔木津桃(きづもも)〕  春に濃いピンク色の花を咲かせ、夏に直径約4センチの赤い実を付ける。藩 政期に生み出された独自の品種とされ、江戸末期に本格的に栽培が始まり、大 正末期頃の最盛期には約4万本が植えられた。金沢にも出荷されたが、戦時中 の食料増産計画で桃園は芋畑に変わり、戦後は他品種に押されて生産が途絶え た。 〈10〉2014年04月20日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎80人が夢実現へ努力誓う ACミラン石川かほく校始動 サッカー  ACミランサッカースクール石川かほく校の第1期生入校式は19日、同市 の県西田幾多郎記念哲学館で行われ、園児と児童約80人が競技力向上とプロ 選手などの夢の実現へ努力を誓った。  本田圭佑選手(星稜高OB)が所属するイタリアの名門サッカークラブのス クールには、北陸三県の年長児から小学6年までの約110人が参加し、年代 別の4クラスで指導を受ける。イタリアのスクールと同じ練習方法を採用し、 選手育成だけでなく、初心者も受け入れる。  式では運営する「カルチョスポルト」(かほく市)の平林孝昭社長があいさ つ、油野和一郎市長、杉本成一後援会長、イタリア出身で石川かほく校のテク ニカルディレクターを務めるクラウディオ・ゾラさんらが激励した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  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