☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第97号☆★☆★☆★☆★                          平成25年11月28日  気温が一気に冷え込み、強風や雷により、いよいよ北陸の冬到来といった日 々が続いています。 北陸の冬といえばカニ。先日、市では加能ガニ解禁にあわせて「かにカニ合戦  海の幸・山の幸まつり」を開催し、大勢の人で賑わいました。この時期はお いしいものが多くまた外での飲食の機会が増えますが、体調に気をつけて忙し い師走の時期を乗り切りましょう。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第97号 をどうぞ。            発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係               TEL 076-283-1112               FAX 076-283-4242               E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp               http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪12/23 クリスマスコンサート ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●クリスマスコンサート  12/23(月・祝)西田幾多郎記念哲学館 《日程》  開場 14時30分〜  プレコンサート  15時〜(ホール入り口)  ホールコンサート 15時15分〜(哲学館ホール) 曲目  ♪モーツァルト   弦楽四重奏曲ト長調   K .387「春」  ♪ハイドン 弦楽四重奏曲ハ長調「皇帝」 作品76-3Hoboken:77  ♪ベートーヴェン   弦楽四重奏曲イ長調 作品18-5  演奏者    ヴァイオリン 松井  直さん   ヴァイオリン 上島 淳子さん   ヴィオラ   石黒 靖典さん   チェロ    大澤  明さん 《入場料》    大人  (前売券) 1,000円       (当日券) 1,200円   中学生以下     無料 《チケット販売窓口》  生涯学習課、高松公民館、中央図書館、宇ノ気生涯学習センター、西田幾多 郎記念哲学館 [問い合わせ先] 生涯学習課 рQ83−7137 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展示室では、大熊さんが西田の書「円相図(えんそうず)」をかたどっ た展示物について、日本の伝統的な考えである「和」を表現していると説明。 西田の書斎を移築した「骨清窟(こっせいくつ)」なども案内した。  館内のエレベーターで皇太子さまと言葉を交わした大木芳男館長(69)は、 「独特な形の建物だけを見学に来る人はいますか」「来館者は大学生が多いの ですか」と質問を受け、幅広い世代が訪れることや地元小中学生が学習に利用 していることなどを伝えた。  大木館長によると、皇太子さまは、湯茶を運んだ女性職員に気さくに声を掛 け、帰り際には油野市長らに「大変興味深く拝見しました」と謝意を示された。  皇太子さまは午後、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで行われる同サ ミットの開会式・表彰式に出席し、小松空港から全日空機で帰京された。 〈02〉2013年11月02日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎認知症、寸劇で理解を かほく市のキャラバンメイト きょうシンポで上演  寸劇で認知症患者との接し方を分かりやすく伝えたいと、かほく市認知症キ ャラバンメイトの11人が2日、同市の県西田幾多郎記念哲学館でオリジナル の「わたるかほくに鬼はなし」を上演する。患者と住民が悪徳商法に出くわし た場面などを笑いを交えて演じ、地域同士の支え合いの大切さを説く。  市職員や介護施設職員らが四つの短編を上演する。患者に高額商品を売り付 けようとする場面や大雨で避難命令が発令された場合を紹介し、日ごろからの 声掛けの大切さや緊急時は患者に避難を促すことなどを説く。  代表の水田義和さん(37)=同市長柄(ながら)町=ら出演者は10月上 旬から週1回、市役所で練習してきた。10月31日の最後の練習では「何言 うとるがいね」「あんやと」などの方言を交えながら、せりふや立ち位置を確 認した。  寸劇は2日の「かほく市認知症にやさしいまちづくりシンポジウム」の中で 上演した。 〈03〉2013年11月06日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎紋平柿、甘みまろやか かほく市で3トン初出荷  かほく市高松地区特産の紋平柿(もんべいがき)が5日、同市夏栗のJA石 川かほく紋平柿集出荷施設で初出荷され、渋味を抜き、まろやかな甘みに仕上 がった晩秋の味覚約3トンが金沢市中央卸売市場に運ばれた。6日中に店頭に 並んだ。  紋平柿はかほく市内の87軒が19ヘクタールで作付けする。渋味を抜く脱 渋(だつじゅう)作業はアルコール蒸気を使う装置で10日間ほどかかってい たが、今年は約5500万円を投じ、二酸化炭素を用いた装置に更新。3〜5 日で終えられるようになり、もぎたてに近い風合いに仕上げた。  出荷作業は高松紋平柿生産組合とJA石川かほくの10人が柿の形や色、大 きさに応じて15等級に分け、段ボール箱に詰めた。今年は裏年で、12月上 旬までにやや少なめの約40トンの出荷を見込む。重さ300グラム以上の大 玉は4年前に商標登録した「キング紋平」の名称で取り扱う。 〈04〉2013年11月06日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎スマホかざして動画再生 マンホールを活用 JR宇野気、高松駅に15枚  かほく市がマンホールのふたを広告スペースとして貸し出す「かほくARス トリート」は5日、JR宇野気駅と高松駅周辺で始まった。訪れた人が計15 枚のふたに描かれた絵柄にスマートフォン(多機能携帯電話)をかざし、再生 されるさまざまな動画に見入った。  市が設置する直径60センチのふたに、各企業などが制作費を負担する同4 0センチのパネルをはめる形で行う。専用のアプリケーションソフトを入れた スマホ端末でパネルを読み込むと動画が流れるAR(拡張現実)技術を用いた。  この日は市職員らがJR宇野気駅東側に10枚、同西側に3枚、高松駅西側 に2枚のふたを設置した。同市森に置いた市のパネルには市マスコットキャラ クター「にゃんたろう」が描かれ、市職員がスマホ端末をかざし、市のふるさ とCMが流れることを確認した。 〈05〉2013年11月13日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「にゃんたろう」の年賀はがき完成 かほく市  来年3月1日に迎える市制施行10周年を記念し、かほく市が発行するオリ ジナル年賀はがき5万枚が12日までに完成し、市役所で引き換えが始まった。  表面に市マスコットキャラクター「にゃんたろう」の絵柄と定住促進をイメ ージした家の形のロゴマークを入れ、裏面は無地のインクジェット紙とした。 デザイン料は市が記念事業として負担するため、価格は1枚50円。  申し込みは既に5万枚に達しており、事前予約分に限って販売される。 〈06〉2013年11月16日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大規模災害で相互応援 かほく市 長野県駒ケ根市と協定調印  かほく市と長野県駒ケ根市の災害時相互応援協定の調印式は15日、かほく 市役所で行われ、大規模災害が発生した際に応急復旧に必要な資機材や生活物 資を提供することなどを申し合わせた。  駒ケ根市は長野県南部に位置し、人口は約3万4千人。両市とも県立の看護 大を擁し、海と山との都市間交流も視野に入れられることから締結を決めた。 協定は6項目で構成し、職員の派遣や被災者の一時収容なども盛り込んだ。か ほく市が県外自治体との協定を結ぶのは初めて。  式では油野和一郎かほく市長が「もしもの時はもちろん、平時も無理のない 形で交流していきたい」、杉本幸治駒ケ根市長が「水道の民間委託など参考に なる部分は学ばせてほしい」とあいさつし、協定書に調印した。沖津千万人か ほく、坂井昌平駒ケ根の両市議会議長も同席した。 〈07〉2013年11月18日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎冬の味覚、本番 かほく市でカニ    かほく市と輪島市で17日、県産ズワイガニ「加能ガニ」とコウバコガニを 堪能するイベントが開かれ、冬の味覚を求める大勢の家族連れや観光客でにぎ わった。 ●コウバコの即売に人垣 かほく四季まつり 焼きガニや雑炊 カニ尽くし大 盛況  「かほく四季まつり・かにカニ合戦−海の幸・山の幸まつり」(北國新聞社 特別協力)は、かほく市七塚生涯学習センター駐車場で開かれ、来場者が冬の 味覚を堪能した。  呼び物の焼きガニのコーナーは午前9時半の開場から満席状態が続き、家族 連れが炭火であぶり、身とみそに舌鼓を打った。カニ汁とカニ雑炊にも来場者 が列をつくった。  カニの即売は市価の2割以上安く、特に資源保護のため今季の漁期が年内で 打ち切られるコウバコガニに人垣ができた。かほく市と15日に災害時相互応 援協定を結んだ長野県駒ケ根市が初出店し、名物のソースカツ丼などを販売し た。 〈08〉2013年11月22日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中央図書館、花で彩る かほく市生け花協会、2カ月おきに  かほく市生け花協会の有志が同市中央図書館で2カ月おきに作品を生け、閲 覧室に彩りを加えている。21日は草月流の師範2人が晩秋と冬の息吹に満ち た作品4点を飾り、同館の白い空間に華やぎを添えた。  同館が毎月23日前後の週末に開催するイベント「市民読書の日」に合わせ、 同協会に無償での作品展示を依頼した。会員8人が交代で9、11月と来年1、 3月に作品を生け込んでいる。  今月の展示は同市外日角(そとひすみ)の別宗妙嶺さん、中村白嶺さん が担当した。別宗さんは躍動感を出したレッドウィローにユリなどで華やぎを 添えた作品などを仕上げた。中村さんはフユザクラにポンポンギクやヒバを彩 りよく合わせた秀作などを並べた。23日まで。 〈09〉2013年11月22日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎被災地支援、息長く かほく市  かほく市のうのけ幼稚園に21日までに、福島県南相馬市の青葉幼稚園から うのけ幼稚園の園児手作りの遊具に対する礼状が届き、園児や教諭らを喜ばせ た。  うのけ幼稚園の園児は近くの公園でドングリを拾い集め、ドングリを転がす 遊具とすごろくを手作りした。7日、青葉幼稚園を慰問したかほく市の女声コ ーラス「アザレー」に同行した細井將守園長が、青葉幼稚園に遊具を届けた。  礼状は縦40センチ、横50センチの画用紙3枚。青葉保育園の園児による イラスト、写真とともに「ありがとう」「ドングリゲームはたのしいよ」など のメッセージが貼られている。  細井園長は「東北を気遣うかほくの園児の気持ちが伝わり、うれしい」と話 した。礼状は12月1日にかほく市の県西田幾多郎記念哲学館で行われるアザ レーの40周年記念コンサート(北國新聞社後援)でも掲示する。 〈10〉2013年11月23日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎に学ぶ かほく市高松中 道徳の授業で哲学館見学  かほく市教委が同市の県西田幾多郎記念哲学館を活用して行う共通道徳の授 業は22日、同館で行われ、高松中の2年生81人がふるさとが生んだ世界的 哲学者の生き方に触れ、向学心や自分らしさを大切にすることなどを胸に刻ん だ。  大熊玄専門員が講師を務め、西田が著作「善の研究」で生まれ持った天性を 発揮する人が偉大であると説いていることを挙げ「目標へ一生懸命努力するこ とが大切」などと呼び掛けた。生徒は西田の遺品も見学した。  同館を活用した道徳の授業は2009(平成21)年度から小学5年と中学 2年を対象に行われている。河北台中、宇ノ気中の生徒も12月中に受ける。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------