★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第91号☆★☆★☆★☆★                           平成25年5月23日  山の木々や庭先の草花、田んぼの苗など、緑が鮮やかな新緑の季節となりま した。天気の良い日には、森林浴で心身のリフレッシュを図ってみてはいかが でしょうか。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第91号 をどうぞ。              発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係                 TEL 076-283-1112                 FAX 076-283-4242                 E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp                 http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪哲学館へ行こう!  寸心忌記念講演会のお知らせ ♪かほく四季まつり〜サマーフェスタinかほく〜 「猫にゃんグランプリ」出場チーム大募集!! ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●哲学館へ行こう!  寸心忌記念講演会のお知らせ  6月7日は西田幾多郎の命日です。居士号「寸心」にちなんで命日を寸心忌 とし、例年記念講演会を行っています。お気軽にご参加ください。 日 時 : 6月8日(土) 14時〜 演 題 : 新約聖書における場所論 講 師 : 八木 誠一先生(神学者・東京工業大学名誉教授) 会 場 : 石川県西田幾多郎記念哲学館 哲学ホール 参加費: 無料、申込不要  <講師プロフィール>  【八木誠一/やぎせいいち】   1932 年生まれ。東京大学とゲッティンゲン大学に学ぶ。専門は、新約聖書  神学、宗教哲学。文学博士(九州大学)、名誉神学博士(ベルン大学)。東京  工業大学教授、ハンブルク大学客員教授、ベルン大学客員教授等を歴任。  日本基督教学会理事長、東西宗教交流学会会長を歴任。キリスト教を基本と  しながら、東西を越えて対話を続けている宗教学者。久松真一や西谷啓治な  ど西田幾多郎の弟子・関係者との共著対談も多い。 [問い合わせ先] 西田幾多郎記念哲学館    076-283-6600 http://www.nishidatetsugakukan.org/ ●かほく四季まつり〜サマーフェスタinかほく〜 「猫にゃんグランプリ」出場チーム大募集!!  「猫にゃんグランプリ」は、かほく市と姉妹都市提携を結んでいるドイツ・ メスキルヒ市の伝統的なお祭りに「猫」が用いられていること、西田幾多郎先 生が大の猫好きであったことから誕生したイベントです。なお今年度のテーマ は、市が誕生して10 年目を迎えるにあたり、今後益々の発展を願い「飛躍」 に決定しました。 今年のキャッツフェスタは8月3日(土)かほく市役所周辺で行われます。 【募集要項】 1.仮装部門、ダンス部門に分けて募集します。 2.1チーム原則5人以上(年齢不問) 3.テーマは『飛躍』 4.いずれの部門においても猫の仮装をして、テーマに基づいたパフォーマン   スを披露願います。(制限時間は最大4分30秒) 5.ステージは幅10m・奥行き5m 6.音源の使用はCD・MD・カセットテープによる対応のみ可能です。(各   自で準備願います。) 7.審査基準:猫をイメージし、部門ごとに次の点に重点を置いて審査します。 ○仮装部門・ゥゥ・ぢ仮装の出来栄え、面白さ、テーマに基づくパフォーマンス ○ダンス部門・ゥ・ぢ躍動感、リズム感、テーマに基づくパフォーマンス 8.募集チーム数:各部門15チーム程度 9.応募締切日:7月18日(木) 【申込・問い合わせ先】かほく市産業振興課 076 −283 −7105  FAX 076 −283 −7108 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:悪徳商法防止へサークルを結成 かほく市の女性9人、紙芝居で啓発 02:装飾体験、貝殻でどうぞ うみっこらんど七塚 ガラスの浮き球入手困難で 03:地物のショウロ発信 道の駅「高松」で販売始める かほく市の折戸さん 04:ふるさと納税にルビーロマン 10万円以上で贈呈 財源確保、産地発信  05:緑色塗り歩道分離 事故防止へ かほく市高松、宇ノ気小 06:防災士300人体制へ かほく市 1年で50人養成目指す  07:かほく市文化財のシロチドリとハマナス 保護へ看板 市教委が3カ所 08:道の駅高松のEVスタンド、利用80回 かほく市まとめ 09:はやぶさ2に、寄せ書き搭載 かほく市星の会 器具に刻み、小惑星へ  10:定住増、198人転入 促進策活用進む 昨年度 持ち家補助100世帯に ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年04月27日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎悪徳商法防止へサークルを結成 かほく市の女性9人、紙芝居で啓発  多様化する金銭トラブルや悪徳商法の被害を防ぐため、かほく市の女性9人 が26日、消費生活サークル「ひだまり」を結成した。9人は寸劇や紙芝居な どを交え、トラブルの手口などを周知し、被害防止に一役買う。  メンバーは県消費生活推進員の3人と市が昨年度開いた消費生活セミナーの 修了生6人で、市の呼び掛けでサークルを結成した。市民向けの消費生活講座 や幼児、児童対象の金融教育講座に講師として参加し、寸劇や紙芝居、コント、 ジャンボかるたを使った出し物を披露する。  初日は同市新化保育園で紙芝居「たいせつなおやくそく」を上演し、年長児 20人に無駄遣いをしないことなどを説いた。市役所で行われた発会式では、 森田善明市民部長の激励に対し、リーダーの津幡善枝さん(64)=木津=が 「子どもや高齢者の注意啓発を担いたい」とあいさつした。 〈02〉2013年05月02日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎装飾体験、貝殻でどうぞ うみっこらんど七塚 ガラスの浮き球入手困難で  かほく市白尾(しろお)のうみっこらんど七塚は1日までに、ホタテ貝やト リガイなどの殻にイラストを貼り、装飾を施す制作体験を始めた。来館者に漁 師町として栄えた市の歴史に楽しみながら親しんでもらう。  古い漁具を展示する「海と渚(なぎさ)の博物館」を核施設とする同館は 1999(平成11)年の開設以来、漁網用のガラスの浮き球に色を塗る体験を 行ってきた。しかし、樹脂製品の普及や原材料高騰で昔ながらの浮き球の入手 が難しくなり、やむなく4月から切り替えた。  制作体験ではニスを塗り、イラストが印刷された紙ナプキンを貝殻に貼り付 ける。図柄は同館のキャラクター「かもめのななちゃん」やこいのぼり、魚、 ヨットなどを季節に合わせて準備する。  ホタテの殻は北海道猿払(さるふつ)村から取り寄せ、トリガイなどの殻は 近くの白尾海岸で職員が拾い集めた。一人200円で、開館時間中に随時受け 付ける。 〈03〉2013年05月03日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地物のショウロ発信 道の駅「高松」で販売始める かほく市の折戸さん   かほく市周辺で収穫できる希少な高級キノコ「ショウロ」などの隠れた食材 を発信するため、同市高松の無職折戸昭五郎さん(83)らが2日までに、グ ループ「えがおファーム」を結成した。食材はのと里山海道高松サービスエリ ア「道の駅高松」に調理法などを記したカードとともに並べ、利用者に地元の 魅力を伝えている。  折戸さんは農水省を退職後、趣味で畑を耕したり、山菜類を収穫したりして きた。能登有料道路の無料化を機に新装開業した「道の駅高松」の産直スペー スが拡充されることを知り、友人とグループを設立した。  自慢の食材は高級食材ショウロで、自宅近くのクロマツの根元から掘り出す。 市価よりも安く、サクサクの食感と爽やかな香りが評判を集めている。  ワラビやモミジガサなどの山菜も人気で、夏には小玉スイカ、秋にはキノコ 類を持ち込むことにしている。折戸さんは「80代であっても新しいことに挑 戦できることも証明したい」と話した。  市によると、産直スペースで商品を販売している直売会員は現在、28個人 ・団体。さらに会員を募集し、魅力的な品ぞろえを目指す。 〈04〉2013年05月05日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ふるさと納税にルビーロマン 10万円以上で贈呈 財源確保、産地を発信  かほく市は今年度、ふるさと納税の推進に向け、10万円以上を寄付した市 外在住者に特典として県産高級ブドウ「ルビーロマン」を贈る取り組みを始め る。合併後10年間の合併特例期間が今年後限りで満了することを受け、自主 財源の確保とともに、同市がルビーロマンが開発された県内有数のブドウ産地 であることを発信する。  市が寄付者に贈るルビーロマンは約1万円相当で、出荷最盛期の8月中旬〜 9月中旬に発送する。今年度は7月末までに寄付した人が対象で、それ以降の 寄付者には翌年度に届ける。  市はこれまで3万円以上を寄付した市外在住者には約3千円相当のブドウ、 紋平柿(もんべいがき)、スイカ、かほっくり、長芋、大根の特産品のいずれ かを贈ってきた。ルビーロマンについては2004(平成16)年に同市の県 砂丘地農業試験場(当時)で開発された地元ゆかりの品種でもあることから特 典に加えた。  同市のふるさと納税は初年度の08年度は16件258万円、09年度は1 5件264万5千円、10年度は19件418万5千円、11年度は20件4 67万7千円、昨年度は14件411万5千円だった。  市によると、寄付額は3万〜100万円で、昨年度は6人が10万円以上を 寄せた。寄付金の使途は指定無しを含めて9種類を用意し、自由に選べる形と している。  市はA4判二つ折りのパンフレットを新たに100部作り、寄付した実績が ある人や市出身者でつくる「関東かほく会」の会員、県西田幾多郎記念哲学館 を訪れる哲学ファンなどに送付する。市は「地元ならではの特典で寄付を募り、 貴重な財源として有効活用したい」(総務課)としている。   〈05〉2013年05月05日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎緑色塗り歩道分離 事故防止へ かほく市高松、宇ノ気小  かほく市は4日までに、交通事故の危険性が特に高い同市高松、宇ノ気小周 辺の市道沿いを緑色に塗る「カラー塗装」を行い、車道と歩道の区分を明確化 した。通学路の安全強化の一環で、小学生の登下校中の事故防止につなげる。  高松小周辺では総延長1016メートル、宇ノ気小周辺では316メートル に施工した。路側帯内側の幅50センチに緑色の塗料を施し、車道と歩道の区 分を明確化した。事業費は1120万円。  市によると、付近住民から視認性が高まったなどの意見が寄せられており、 今年度末までに大海、七塚、外日角(そとひすみ)、金津の各小周辺でも導入 する。 〈06〉2013年05月06日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防災士300人体制へ かほく市 1年で50人養成目指す   かほく市は災害発生時に住民の避難誘導などを担う「防災士」を2016 (平成28)年度をめどに300人まで増やす。今年度は50人の養成を目指 しており、県も金沢、輪島市だけで開いてきた育成講座の会場をかほく市に新 設し、同市周辺を含む住民の資格取得を後押しする。  防災士はNPO法人「日本防災士機構」が認証する資格で、昨年度末時点で 全国で6万3542人が登録されている。災害時に防災知識や技能を生かし、 各地域で避難誘導や救助活動のリーダーとなり、普段は訓練や防災対策を担う。  かほく市には現在、109人が防災士に認定されている。市は4年間かけて 1年当たり50人ずつの増員を目指し、1人当たりの受講料と登録料計4万9 千円を全額負担している。市は「今秋には認証者対象のフォローアップ講習も 行い、知識や技能の維持、向上に努めたい」(市民生活課)としている。 〈07〉2013年05月06日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市文化財のシロチドリとハマナス 保護へ看板設置 市教委が3カ所  かほく市教委は5日までに、同市の海岸線に生息、自生する市文化財で天然 記念物のシロチドリ、ハマナスの保護を求める看板を3カ所に設置した。繁殖 期と開花期を迎え、訪れる人に遠くからの見守りを呼び掛ける。  シロチドリは体長約17センチで、春から夏までが繁殖期。県のいしかわレ ッドデータブックでは消滅の可能性がある絶滅危惧U類に位置付けられている。  日本鳥類標識協会員の中川富男さん(62)=同市高松=によると、市内の 生息数は40年ほど前には約100羽だったが、20年ほど前に約30羽まで 減少。海岸侵食で営巣に適した砂丘が少なくなった上、巣の近くに人が行き来 したり、ごみが漂着して天敵のカラスが増えたことが原因という。  ハマナスは5〜8月にピンク色の花を付ける。砂丘の減少とともに数が減っ た。  啓発用の看板は縦60センチ、横90センチで、二ツ屋、木津、白尾(しろ お)の各海岸に設置した。市教委は「砂地に産み付けられたシロチドリの卵に 気付かず、踏んでしまうこともある。ハマナスとともに繁殖へ注意してほし い」(生涯学習課)としている。 〈08〉2013年05月12日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎道の駅高松のEVスタンド、利用80回 かほく市まとめ  かほく市は11日までに、のと里山海道高松サービスエリア「道の駅高松」 の上り線に整備した電気自動車(EV)用充電スタンドの利用状況をまとめた。 3月31日〜5月9日の40日間で計80回、22時間33分使用され、市は 上々の滑り出しとみている。  市は石川日産自動車販売(金沢市)から寄贈を受けた急速型と、トヨタのプ ラグインハイブリッド車(PHV)向けの普通型を1台ずつ設置。午前8時〜 午後7時に無料で利用できる。  かほく市によると、回数は急速型が56回、普通型が24回で、利用時間は 急速型が8時間46分、普通型は13時間47分だった。1回当たりでは急速 型が約9分、普通型が約34分だった。 〈09〉2013年05月13日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎はやぶさ2に、寄せ書き搭載 かほく市星の会 器具に刻み、小惑星へ   かほく市の天体愛好者でつくる「かほく市星の会」は、宇宙航空研究開発機 構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」にメンバー26人の寄せ書きと メッセージを搭載する。メッセージは探査機の器具に刻まれ小惑星に残される 予定で、メンバーは発射を心待ちにしている。 ●来年打ち上げ予定  2014(平成26)年に打ち上げ予定の「はやぶさ2」の搭載品に刻むメ ッセージをJAXAが募集していることに応じた。  4〜70歳のメンバーは11日、同市七塚生涯学習センターに集まり、寄せ 書き作成に当たった。寄せ書きはA3判の紙に、氏名とアニメキャラクターを 描いて仕上げた。メッセージとして「無事に帰ってきて」「宇宙でも頑張って ほしい」などのほか、子どもたちは「宇宙人に会いたい」「いつかは行きた い」などのコメントを指定の記入用紙に記した。いずれも近日中にJAXAに 郵送する。  寄せ書きは電子化され、地球に帰還させるカプセル内のマイクロチップに記 録。氏名とメッセージは小惑星の着陸時に目印として発射する球形の「ターゲ ットマーカー」に細かな文字で刻み、小惑星にそのまま置かれることになって いる。  同会は09年に発足し、七塚生涯学習センターに常設の大型天体望遠鏡で星 の観測などを楽しんでいる。今年も11月まで第2、4土曜の午後8時から天 体観望会を開き、来場者に宇宙について解説する。  高松小6年の山本大晟君は「はやぶさ2が帰還する時は19歳。もっと宇宙 について勉強していたい」と語り、猪村博靖会長は「宇宙旅行に行った気持ち になれる。発射が待ち遠しい」と話した。 ★〔はやぶさ2(はやぶさに)〕  2010年に地球に帰還した「はやぶさ」の後継機。18年に探査対象の小 惑星「1999JU3」に到着し、観測や岩石資料を採取。試料の入ったカプ セルとともに20年の地球帰還を目指す。 〈10〉2013年05月17日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎定住増、198人転入 促進策活用進む 昨年度 持ち家補助100世帯に  かほく市の定住促進策「若者マイホーム取得奨励金制度」「新婚さん住まい 応援事業」のいずれかを活用し、市外から昨年度、同市に97世帯198人が 転入したことが16日までの市のまとめで分かった。市はのと里山海道無料化 による利便性向上や来年の消費税増税を控えた住宅新築の駆け込み需要の影響 もあるとみており、制度を周知し、定住人口のさらなる拡大に努める。  若者マイホーム取得奨励金制度は45歳未満が対象で、市外からの転入は8 0万円、市内の転居は30万円を上限に持ち家の購入費を助成。市内の建築業 者に発注すればさらに20万円を上乗せする。  市によると、申請件数は制度を創設した2010年度は81世帯(市外26 世帯、市内55世帯)、11年度は81世帯(市外35世帯、市内46世帯)、 昨年度は100世帯(市外42世帯、市内58世帯)。このうち市内に移住し たのは10年度は52人、11年度は99人、昨年度は113人に上った。  新婚さん住まい応援事業では、40歳未満の新婚世帯に最大で月1万5千円 の家賃を補助する。制度を設けた11年度は50世帯(市外、市内とも各25 世帯)、昨年度は55世帯(市外33世帯、市内22世帯)が申請し、11年 度は65人、昨年度は85人の転入につながった。 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